ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~ 作:NCドラゴン
~ルフトside~
「……さて行くわよみんな準備はいい?」
あの特訓の日から数日……今日は三勢力のお偉いさんが集まって会議を行う。緊張するな~。
「ぶ、部長!み、皆さぁぁぁぁぁぁん!!!」
ちなみにへたれ二世は部室で段ボール被って留守番だ。こいつは
「ギャスパー?大人しくしてろよ?また後で遊んでやるから。」
「は、はい……。」
エスへお一世に諌められたとたん、ぐずるのをやめた。こいつ面倒見がいいからな……これで欲望に忠実じゃなければもてて……エロくないこいつが想像できん!
ぐずらなくなったへたれ二世を置いて部屋をでた。ちなみ堕天使メイドたちはエスへお一世の家だ。……こいつら存在薄くね?
「失礼します。」
リアスが先導して会議室の扉を開く。そこにはおれたち以外は全員揃っていた。悪魔側にはサーゼクス・ルシファーとセラフォルー・レヴィアタン。そしてグレイフィア。つかサーゼクスとセラフォルーが真面目な顔と服装して座ってやがる……ガープさんと同じだと思っていたが、ちゃんとこういった公私の分別はつくんだな。ちょっぴり見直した。
天使側は男性の天使と女性の天使……あの男がエスへお一世にアスカロンをやったていうミカエルか?ってことは女性の方はガブリエルか。
堕天使側はアザゼルとヴァーリだ。
「私の妹と、その眷属とその眷族の妹とその眷族の使い魔だ。」
そう言ってサーゼクスはおれたちを紹介する。
「先日のコカビエル襲撃で彼女たちも活躍してくれた。」
「報告は受けています。改めてお礼を申し上げます。」
ミカエルがリアスへ礼を言う。リアスは冷静に振る舞い、会釈をする。
「悪かったな、俺のところのコカビエルが迷惑をかけた。」
そう言ってアザゼルがコカビエルのことを謝る。けど全然悪ぶれてないな。こいつの方がガープさんに近いか?
「そこに座りなさい。」
そう言われておれたちは指定されたところに座る。そこには既にソーナ眷族が座っていた。もちろんエースもいる。ただしエースの服装だけは前世の普段服で明らかに場にそぐわない。おれ?前世の制服だから大丈夫に決まってるだろう?
「全員がそろったところで、会談の前提条件をひとつ。ここにいる者たちは、最重要禁則事項である神の不在を認知している。」
……どうやらソーナ側はあらかじめ誰からか聞いていたみたいなだな。欠片も同様しちゃいない。……エースは知っていなくても態度は変わらないと思うが。
「では、それを認知しているとして、話を進める。」
サーゼクスの一言で三大勢力の会談が始まった。
会議は基本的に順調に進んでいった。なんで基本的かって?開始3分でエースが寝ておれも眠たくなったからだ。つかこれおれらの意味は?
「……神がいなくても世界は回るのさ!」
おっと!いつの間にかぼーっとしていたみたいだな。アザゼルが今の現状に対して和平を結ぼうと言いやがった。神がいなくても世界は回る……同感だ。
「とまぁ締めくくったところで、さてそろそろ俺達以外に世界に影響及ぼしそうな奴らへ意見を訊こうか。いや実際に世界へ影響を及ぼしているやつらの意見を訊こうか。竜成ルフトとエース・焔・ゴールド。赤龍帝と白龍帝にな。まずはヴァーリ、お前は世界をどうしたい?」
「俺は強い奴と戦えれば、それで良い。」
戦闘狂かよ。せめてジンエみたいに見境なくはやめてほしいぜ。
「じゃあ赤龍帝。お前はどうだ?」
「えっ?えっと……俺は。」
「赤龍帝、お前に簡単に言えば、戦争が起これば女と××××出来なくなるって事だ。」
《ビッカァアアアン!》
……なんかエスへお一世に雷が落ちたような気がする。
「和平でひとつお願いします!ええ!平和ですよね!平和が一番です!女の子と××××で○○○○なことがしたいです。」
……あきれて何もいえねえ。
「竜成ルフトお前は?」
おれか……おれの目的か……。前世じゃただたんに恩返しするためだったが……。
「今世ではおれはおれの正義を貫きたい。」
「お前の正義?」
「ああ……大切なものを守り抜くという正義だ。」
「守り抜くか……ただ勝利するより難しいぞそれは?」
「覚悟の上だ。」
だからより強くなる必要がある。新しく手に入れたあれを使う必要もあるかもな。
「最後にエース・焔・ゴールドお前は……ってこいつ寝てやがる。」
……まだ寝てたのか。ソーナが無言でぶったたいて起こした。
「……ん?朝か?」
「夜だよ。まごうことなき夜だ。とりあえずエース。お前は何がしたい?」
「おれが何したいかって?生まれてきてもよかったのか……その答えは得られたからな。」
そう言えばこいつ海賊王の息子で自分の存在に悩んでいたらしいな。
「おれが欲しいものはもうもってるしな。」
欲しいもの……?
「ソーナとセラ。おれの大切な家族だ。」
家族か……おれは今世の両親には恵まれていたな。前世は両親なんていなかったけど。
「こっちの世界の両親はガキの頃死んじまったからな。他の親戚もいないし、だからソーナやセラはおれにとって大事な家族だ。」
さりげなく衝撃発言かましやがったなこいつ!
「エーた~ん☆私感動したよ!そこまで思ってくれていたなんて……!」
感動したのかエースに抱きつくセラフォルー。つか家族としか思っていないな。恋心に気付いていないなあいつ。
「はっはっは!どっちも単純だけど強い思いを持ってるな!出来れば残りの将軍にもきてもらいたかったが……それはどうなんだ?」
その言葉の答えが聞きたいのか全員が一斉にサーゼクスを見る。
「ひとりは自分の主を見ていて気が向いたら来ると言っていたが、もう一人は連絡がつかないな。」
「連絡がつかない?誰の眷属なんだ?俺は魔王の眷属だと思ってたんだが……?」
「確かに一人は魔王眷属だが、魔王は魔王でも……。」
その瞬間妙な感覚に襲われる……これは!へたれ二世の神器!
~ルフトsideout~