ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~ 作:NCドラゴン
〜ルフトSide〜
昼休み中の駒王学園。おれはエスオとエースと坊主の松田と眼鏡の元浜、それにアーシアたちと弁当を食べていた。
「そういや、もうすぐ修学旅行だぜ。班を決めないとな」
元浜が言って思い出す。そういえば修学旅行が近かったな。おれたち2年生は京都へ行く。最近色々ありすぎたからすっかり忘れてぜ。
「えっと、3,4名で組むんだっけ?」
エスオが言うと松田がうなずく。
「そうそう。泊まるところが、4人部屋らしいからな。ま、俺ら3人で組むしかない。嫌われ者だからな、俺ら」
ちなみにおれは通常よりでかいから4人部屋を二人で使うことになっている。ちなみに相方はエースだ。
「だったらおれも一緒に行くぜ」
「いいのかエース?」
「ああ、お前らと一緒にいると面白そうだしな」
「俺らそんな扱い!?」
たしかにこいつらと一緒にいると面白そうだな……。
「エースと竜成ルフトとついでにエロ3人組。修学旅行のとき、うちらと組まない?美少女4人組でウッハウハよ」
メガネ女子の桐生がそう申し出してきた。
「ああ、おまえ以外美少女3人組な」
うんうんうなずく松田だが、すかさず桐生に頭を叩かれる。実際見た目はいいけど残念美少女だからなこいつ……。
「うっさい!まあ、こいつは置いといて。兵藤、アーシアがさ。ね?」
「イッセーさん、ご一緒してくれますか?」
ニッコリ笑顔でアーシアが訊いてくる。
「もちろん。OKに決まってるだろ!」
「はい!」
そのまま弁当そっちのけで抱き合い二人だけの世界に入る……。はあ……。時と場所を選べっての……。
〜ルフトSideout〜
〜リリスSide〜
久々の私視点です。そして時間は放課後、部室に全員が集合していました。
「そういえば二年生は修学旅行の時期だったわね」
優雅に紅茶を飲みながら言うリアスお義姉ちゃん。因みに飲むものは人によりけりです。お兄ちゃんなんかお酒です。
「部長と朱乃先輩は去年どこに行ったんですか?」
イッセー先輩が3年生に質問する。たしか去年も……。
「私たちも京都ですわよ。部長と一緒に金閣寺、銀閣寺と名所を回ったものですわ」
そう京都だった。
「そうね。けれど、意外に三泊四日でも行ける場所は限られてしまうわ。あなたたちも高望みせず、詳細な時間をキチンと入れておかないと痛い目に遭うわよ」
……やけに感情が籠ってるね……実体験かな?
「部長ったら、これも見るあれも見るとやっていたら、最後に訪れる予定だった二条城に行く時間がなくなってしまって、駅のホームで地団駄踏んでいましたわ」
やはり実体験だった……。
「リアスってなんだかんだ言ってガキっぽいな」
その言葉に恥ずかしいのか、頬を赤らめるリアスお義姉ちゃん。反論しないところをみると自覚はあるんだね。
「そ、それより、修学旅行もいいけれど、そろそろ学園祭の出し物についても話し合わないといけないわ」
唐突に話題を変える。逃げましたね。
「学園祭!楽しみです!」
「うん。私もハイスクールでの催しは楽しいぞ。体育祭も最高だった」
「私もこういうの初めてだから楽しみだわ~。良い時期に転入したよね、私!これもミカエルさまのお導きだわ!」
教会トリオは学園祭を心底楽しみにしているようすね。本当に仲いいですね。オカルト研究部は去年はお化け屋敷をやりましたね。ちなみに本物のお化けを使って脅かしていたことを聞いてイッセー先輩が驚いていましたね。
「とりあえず、新しい試みを……」
リアスお義姉ちゃんがそこまで言ったところで、全員のケータイが同時に鳴った。全員それが何を意味しているか知っているため、顔を見合わせる。リアスお義姉ちゃんは息を整えたあと、真剣な声音で言う。
「……行きましょう」
全員が部室を後にした。ほのぼのとした表の日常は終わり、殺伐とした裏の日常が顔をのぞかせる……。
〜リリスSide〜