ハイスクールD3~悪魔の実の能力者は転生する~   作:NCドラゴン

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最近仕事が忙しくて執筆があまりできません。もしかしたら来週は更新できないかもしれません。ご了承ください。


第89話 主神来日

〜NoSide〜

 

「ホッホッホ。というわけで訪問に来たぞ」

 

ルフトと朱乃のデートの翌日、オーディンたちがルフトの家にやってきた。日本に用事があったらしくついでにこの町に寄ったそうだ。この町は悪魔、天使、堕天使の三大勢力が協力体制だから他のところより安全な場所と認知されている。そしてこの場にはオカルト研究部が全員いる。さらにルフト眷族である黒歌、真一、さらにはアリスとリリスもいる。

 

「どうぞ、お茶です」

 

リアスが笑顔でオーディンに対応していた。

 

「構わんでいいぞ。しかし、相変わらずデカい胸だのぅ。そっちもデカいのぅ。そこのお嬢ちゃんもでかいし、とくにそっちの御嬢さんはすごい」

 

オーディンがリアスと朱乃、リリスとアリスの胸を見てそういうと、一気にルフト、バラキエル、祐斗、真一の殺気が高まる。しかしその者たちが行動に出る前に……。

 

「もう!オーディン様ったら、いやらしい目線を送らないでください。こちらの方々は魔王ルシファー様の妹君とその眷族と友人なんですよ!?」

 

そういってお付きのヴァルキリーが容赦なく、オーディンの頭をどこからともなく取り出したハリセンでぶったたたく。叩かれたオーディンは年に合わないむくれた顔をとる。

 

「まったくお主も堅いのぅ。サーゼクスの妹はべっぴんさまでグラマーなんだから。そりゃ、儂でも目が胸に行ってしまうのじゃよ」

 

儂でも……?何かおかしい気がするが続ける。

 

「ああそれと、こやつは儂のお付きのヴァルキリーの、名は……」

 

「ロスヴァイセと申します。日本にいる間よろしくお世話になります。以後、お見知りおきを」

 

どうやらかなりまじめな性格らしい。見た目も綺麗でクールビューティーという感じがする。

 

「年齢=彼氏いない歴の生娘のヴァルキリーじゃ」

 

オーディンが余計な情報を言うとロスヴァイセが激しく狼狽する。

 

「そ、そ、そんなの関係ないじゃないですかぁぁぁっ!わ、私だって好きで今まで彼氏がいなかったんじゃないんですからねぇ!好きで処女じゃあないんですからぁぁ!うぅぅ!」

 

どうやら相当気にしているようだ。そんなロスヴァイセにゼフィが話かける。

 

「別に処女でもいいじゃねーか?そんなに気になるのなら俺がもらってやるぜ?」

 

「え……え?まさかゼフィ様が……そ、それならおね……って何言ってるのですか!?」

 

どうやら満更もでもないようだ。

 

「ああそうだルフト。昨日言い忘れていたが、これが俺のヒーロー活動最後だ」

 

「なんだと!?」

 

すると変な空気の中、いきなり衝撃発言をかますゼフィ。それはルフトの想像以上に早かった。

 

「少しペースをあげたんだ。まあそのせいで若干寝不足だが……これからもよろしくな?」

 

そう言ってゼフィが手を伸ばし、またルフトも手を伸ばし、握手をする。

 

「ああ、よろしくな」

 

「話は終わったか?」

 

話を終わるのをみはからっていたのか、アザゼルがはなしかけてくる。

 

「爺さんが日本にいる間俺達も護衛することになっている。バラキエルは堕天使からのバックアップだ。いつも俺がいるとは限らないからな。その間バラキエルが見てくれるだろう」

 

「よろしく頼む」

 

バラキエルが短く挨拶をする。しかしその目はオーディンをするどく見ていた。

 

「それにしても、爺さん来るのが早いんじゃないか?俺が訊いた話だともう少し後だったような気がするが……?」

 

アザゼルはそういうとオーディンが答え返す。

 

「まぁの。少々厄介事……というより儂のやり方に不満があるやつが居ってのそれで早めに出てきたんじゃ」

 

厄介事。その言葉に部室に緊張が走る。

 

「おいおい……厄介ごとって、ヴァン神族にでも狙われたか?お願いだから神々の黄昏(ラグナロク)を起こさないでくれよ?」

 

「ヴァン神族などどうでもいいんだがの……この話をしても仕方ないの。それより禍の団(カオス・ブリゲート)禁手化(バランス・ブレイカー)の使い手を増やしているそうじゃな」

 

いきなり話題を変えるオーディン。どうやら厄介事を今は話す気はないらしい。

 

「ああ。どっかのバカが手っ取り早く、それでいて危険なやり方で増やしているらしい。神器(セイグリット・ギア)の研究者ならだれもが考えるが成功しても失敗してもどちらにしろ大批判だから誰もやらなかったやり方だ」

 

その言葉に心当たりがあったのかイッセーがアザゼルに問う。

 

「それって前に言っていた……」

 

「そうだまず世界中の神器所有者を集める。まあ、簡単に言えば誘拐、拉致がそうだ。そして洗脳。次に強い連中……今回はお前らだ。そいつらを戦闘させ禁手(バランスブレイク)に至るまで続ける。この前の報告にあった影使いがまさにそれだったわけだが、これらのやり方はテロリストの連中だからできることだ。各勢力の連中は段階を踏んで禁手に至らせるんだ」

 

「それをやっている英雄派ってどんな奴らなんですか?」

 

「英雄派の正メンバーは伝説の勇者や英雄の子孫が集まっているらしい。身体能力は悪魔、天使に引けを取らないほどだ。でもこいつらはオーフィスの蛇には手を出さないやつらでな、底上げに関してはまだわからんが」

 

それはまだまだ強くなるということ。どうやら禍の団は一筋縄ではいかないようだ。

 

「ま、それよりも重要なことがあるのじゃが……」

 

いきなり今までで一番真面目な顔をして話すオーディン。一体なんであろうか……?

 

「どうしたじいさん?」

 

「おっぱいバブに行きたい!」

 

《ズデン!》

 

部室の人間が殆どずっこけた。いきなり何を言い出すのかこのエロじじいは……。

 

「お!いいなそれ!久々に行くか!」

 

「どうせなら俺も行くぜ」

 

「ってオーディン様!もう少ししっかり……って待ってくださいよ!」

 

そのままスタコラ部室を出るオーディン、アザゼル、ゼフィ。ロスヴァイセも見逃せないのかきっちりついていく。

 

「……今日は解散しましょう」

 

「「「「「「「「「……うん」」」」」」」」」

 

部室内にはなんともいたたまれない空気が流れた……。

 

〜NoSideout〜

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