インフィニット・ストラトスー歪みの零   作:ライアス・レガルト

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長らくお待たせしました!

ちと今回も長めに投稿してゆきます!


混迷の決闘2~スクランブル・デュエルⅡ~

 

自己紹介という高校生活最初の壁を乗り越え(乗り越えたのか?)、一年生達は一般的な高校の入学式の日に執り行われるであろうイベントのほとんどを無事消費し終えた。

 

他学年が春休みの宿題テストなるものを実施している中、

 

早々とHRから解放され手持無沙汰となってしまった新入生が取り敢えず自分の部屋を確認しに寮に戻ろうとするのは、暇を持て余す彼らにとってみればもはや至極当然の心理である。

 

 

それゆえに学生寮二階に位置する一年生フロアが新学期早々ごった返すはめになるのもこれまた至極当然であり、

 

それはもはや集団心理云々どころのレベルの話ではなく、平日の昼時にマックが混むのと同レベルな程に自然的な現象であるのだ。

 

 

とはいえ全員が全員そうするわけではなく、

マックでお昼を食べたくても取り敢えず昼時をずらそうとする賢しい人間も少なからずいるのと同じように、寮に戻るのを保留し、混雑を避けようとする生徒もまた少なからずいた。

 

 

只今において、零治と一夏はまさに賢しい側の生徒であり、

彼らは数名のクラスメイトがちらほらと散らばっているだけとなった一年一組の教室の中で、学生寮の混雑がすむまでの長い時間が過ぎ去るのを待っていたのである。

 

 

「みんなと仲良くなれる気がしないよ……、一夏………。」

 

 

物凄く悲嘆さがあふれるセリフを放つ零治は、机の上で体育座りをしながら飲み終えたペットボトルを教室後方に位置するペットボトル専用のゴミ箱向けて放り投げた。

 

 

ボン! という音を立て、ゴミ箱に吸い込まれたはずのペットボトルが元からゴミ箱に入っていた他のペットボトルに弾き返されゴミ箱から飛び出る。

 

 

「もうっ!」

 

 

零治はいそいそと立ち上がりペットボトルを拾いに歩き出した。

 

 

「これはしょっぱなから出鼻くじかれたなぁ。女子高を舐めてたみたいだ……。」

 

「女の子のノリってよくわからないよね……、馬鹿みたいにテンション上げてもドン引きされちゃうだろうし、だからといって控えめにいたら絶対ボッチになっちゃうよ。」

 

「そこは別にいいんじゃないか? 普通に話しかければ友達の一人くらい作れるだろ。」

 

 

全員が全員それができる訳ではないんだよ!、といいながら零治は一夏の隣席の机の上に再び腰を下ろした。

 

 

「零治もいつまでもヒヨってたら本物のボッチになっちまうぞ?そこは頑張りようでどうにかなるんだから、」

 

 

それよりも、と言葉を続ける一夏。

 

 

「あの自己紹介が与えてしまった間違った印象をどうにかしなければ……。」

 

 

そう、零治がそれなりにスタンダートな自己紹介をしたのに対して、

一夏のそれは少々飛ばし過ぎたというか、調子に乗ったともいえなくもない自己紹介をかましてしまったのである。

 

女子高に紛れ込み、意気込みたっぷりと臨んだ自己紹介で大滑りしてしまった可哀想な男子………

 

 

「そんなのいやだわっ!!! なんだよその溢れるような小物臭は!」

 

 

教室には一夏のうめき声とそれをなだめる零治の声が響きわたっている。

 

周囲に点在する女子達は今か今かと彼らに話しかけるタイミングを見計らっているのだが、

彼らが話している話の内容とその雰囲気的に、とてもじゃないけど話しかけることができないでいる。

 

 

「そうだ、適当に女子に話しかけてまわろうぜ!」

 

 

急に顔をあげ零治に同意を求め始める。

まるで善は急げとでもいいたそうな顔であるのだが、

 

 

「それただのナンパだよ!」

 

 

そもそも善と言えない行為である。

 

 

「そうだよなぁ…………………はぁ……。」

 

 

というか、友達をつくる為にクラスメイトに話し掛ける……という入学式特有のただでさえハードルが高いイベントが、

どうしてナンパという真面目な高校生と全くかけ離れた行為にすり替わっているのだろうか。

 

高校生活一日目からいくらなんでも幸先が悪すぎる気がする。

零治がありったけの落胆を込めて大きなため息をついたその瞬間、

 

 

「貴様らというやつは、しばらく見ないうちに相当馬鹿になったようだな。」

 

 

背後から不意に投げかけられた声に、二人は思わず振り返ってしまった。

そんな二人の目の前に立っていたのは、黒髪のポニーテールと超絶スタイルが印象的な、どこか大和撫子を彷彿とさせるような美少女である。

 

二人はその声の主に思わず見入ってしまった。

 

いや、別に一目ぼれ云々とかそう言うんじゃない。

どうしてだろうか、どこか見覚えがある感じなのだ。

 

 

「もしかして俺、君と一度会ったことある?」

 

「それが口説き文句だとしたら最低にも程があるな、一夏。」

 

 

この喋り口調とポニーテール……、と一夏が小声でつぶやいたのが零治の耳に入る。

 

 

「箒? もしかしてお前、箒なのか!?」

 

 

箒、という言葉に、零治は今の今まで探し続けていた少女の姿が連想された。

 

 

「な!? ねえさん……なのですか……。」

 

 

その声にわずかに微笑する彼女。

驚かそうとした相手のあまりにおいしい反応にニヤニヤが隠しきれない顔、

それがもうちょっと上品になったような、そんな表情を浮かべている。

 

 

「同じクラスの篠ノ之箒だ。入学したてで友達が少なく困っていたのだ、よろしければこれから友達として仲良くしてもらいたい。」

 

 

そんな、新入生の社交辞令を建前として、

 

 

「久しぶりだな零治! そ、それと……元気そうで何よりだ……一夏……。」

 

 

一夏に対して若干の恥じらいを含んだ箒のセリフによって、三人は再開を果たした。

 

 

思えば過去、

襲撃してきた武装集団をこの三人で追い払い、あの白騎士事件を逃げ回ったりと、色々なことがあった。

 

長い間剣道の稽古を三人で通い詰め、互いに相当固い信頼関係を築いていたはずの三人であったのにも関わらず、

この十年間三人全員が揃うことは一度もなかった。

 

 

特に零治の姉貴分であり一夏の幼馴染である箒に関しては、十年間顔を合わせないにとどまらず音信も不通であった。

 

一般的にいえば縁が切れたといえるような状態であったというのに、一度集まってみるとこうも結束を感じるというか、思い出に浸る気持ちになるというか、中々にいい気分になれるものである。

 

 

他の二人も同じようなことを思っているのだろうか、三人の間には形容しがたい静けさが流れている。

 

 

たっぷりと三人が再開の余韻を味わっている中しばらくして、一夏が口を開いた。

 

 

「なぁ箒、なんで俺に言うときは急にしおらしくなってるんだ?」

 

「っ! 貴様は!!」

 

 

全くのデリカシーもなしにトンチンカンな言葉の解釈をする一夏に鉄拳飛んだ。

 

 

「うわっ! な、なにすんだよ箒!」

 

「うるさいぞたわけ者が!」

 

 

ぶたれて顔が赤くなっている一夏と、ぶたれたわけでもなく顔が真っ赤の箒がギャーギャーと騒ぎ始める。

それを見守るはギャラリーの女子と零治。

どうやら痴話げんかが始まったようだ。

……

……

お邪魔そうなので席を外す!!

 

 

「どろん!」

 

 

途端に教室の扉めがけて走り出す零治。

一夏と箒に追い出される形になったものの、なんだか今はかなり気分がいい。

こうなったら適当に廊下を走ろうではないか!

 

勢いよく教室の扉を開け、零治は廊下に躍り出た。

古武術的な体の運用を使い、体全体の力で一気に加速する。

 

「おおおおお!」

 

なんでまた突然走り出したのかって? 

気まぐれだよ気まぐれ。暇を持て余しているのだよ。

 

それにしても運動とは気持ちの良いものだ。

今までにたまっていたストレスが一気に放出されるのを感じる。

 

第二人格がいなくなってから、どこか退屈に感じていた平和な毎日であるが、こんな運動をライフスタイルに取り込んでみるのもいいかもしれない。

 

 

「おい貴様!!! なんて速度で廊下を走っているのだ!! 止まれ!」

 

 

偶然廊下を歩いていた我がクラスの担任に見つかってしまった。

 

 

「やばい、千冬さんだ!!」

 

 

陸上選手顔負けのスピードで廊下を疾走する零治の後ろを、千冬が全力疾走で追い始める。

はたから見ればシュール過ぎるように感じるこの光景であるが、零治にとってみれば入学初日から処罰の危機である。

 

千冬が零治との距離を少しづつつめていく。

 

 

「まて! 藤原零治!!」

 

「捕まるわけには!」

 

「今おとなしく捕まれば処罰の後にアイスをやろう。」

 

 

そのセリフを聞いたとき、幼いころ千冬に鍛えられていた時代を思い返してしまった。

そういえばいつもアイスを貰うためにしごかれていたっけ……。

 

 

「子供扱いしないで下さいよ!」

 

 

それでも今は、アイスはいらないから処罰を軽くしてほしいものだ。

零治は全速力で走りながら背後を走る千冬に声をかける。

 

 

「お久しぶりですね! お元気でしたか!?」

 

「みてのとおりだ! 生意気に成長したな零治!」

 

 

どうやら千冬にも会話に応じる意思があるみたいだ。

 

 

「いままでどこで何してたんですか!? 師匠!」

 

「ここで寮長をやっていたといっただろう!」

 

「それほど長くないでしょう! その前はどこにいたかといっているんです!」

 

「ドイツ軍にいたのだ。事情は言えない!」

 

「そうですか!」

 

 

零治は階段を全段飛ばしで飛び降りる。それでも千冬が階段の上から降ってくるのを視界にいれながら、三階フロアの廊下を激走する。

 

久しぶりに全力で動いているからか、はたまたかつての師匠と追いかけっこをしているからか、

動き続ける両足の筋肉が、汗が額を流れる感覚が、乱れる呼吸が、

只今感じるものの全てが自分の脳の感情をつかさどる部分に強烈な刺激を与えてくる。

 

幸福感というべきか解放感というべきか、ランナーズハイともいえる楽しい感情が体の底から際限なく湧き出てくるのをこの身が受け止め、活力に変換される。

 

 

「こうゆうのもいいものですね、昔が思い返されます!」

 

 

零治は思いのままに叫んだ。

 

 

「そうだな! だがここは制限時速が歩道より厳しいのだよ!」

 

「追われていると止まれないんですよ! 見逃してはくれませんかね!?」

 

「いいだろう、なら私から逃げ切ったなら見逃してやる!」

 

 

もしかしてこの人もこの状況を結構楽しんでいるのではないだろうか。

というか千冬自身から逃げ切るのがどれだけ難しいかを理解した上でそんな事を言っているあたり、この人も相当賢しい人である。

 

でも、

 

 

「そのセリフを待っていました!!」

 

「なに?」

 

 

その瞬間、零治は廊下の側面についている窓から飛び降りた。

とたん、体全体が地球の引力に支配されるのを感じる。

 

 

「うおあああああ?!」

 

 

頭から真っ逆さまに落下してゆく零治の視界には、アスファルト製の地面が高速で迫るのが映る。

 

零治は着表の瞬間、先に地面についた両腕で体を丸めるように前方に押し出し、物凄いスピードで前転する。ちょうどマット運動でいう逆立ちから前転するアレのような感じである。

 

これにより零治は落下の力が持つ地面に対して垂直なベクトルを、地面に対して水平なベクトルに変えたのだ。

それは武道における『受け身』を最大限に応用してなしえる技であった。

 

 

地面の上を前転で三回転した零治はそのまま素早く立ち上がり、学生寮に向かって走り出した。

 

 

「トリプルトゥループ!」

 

 

人生で一度くらい言ってみたかったのだ。

 

 

「無茶をするようになったものだな。アイツめ。」

 

 

零治が飛び降りた窓の窓際で、千冬がそんなことをつぶやく。

教師である以上ここから飛び降りることは、たとえ可能であってもあってはならないのである。

 

校庭の脇を走る零治が、窓際で動けないでいる千冬の方に振り返った。

 

 

「せんせーい! 僕と相部屋の人って誰ですかぁ!?」

 

「貴様は一人部屋だ! 期待していたようだが残念だったな!」

 

「篠ノ之さんと一緒が良かったです!」

 

「だまれ! いいか、男女で同部屋などありえない!」

 

 

 

千冬のそんな罵声を背に、零治は学生寮へと逃げ込んだ。

一通りの混雑が済み、少しは歩きやすくもなったであろう寮内を零治は全速力で駆け抜け、自分の部屋を目指す。

 

いきなり物凄いスピードで寮に飛び込み、なおも爆走している零治に、廊下を歩いていた女生徒たちは驚愕の表情を浮かべている。

 

 

所々から小さな悲鳴が聞こえなくもないが、今はそんな悲鳴にも快感を覚えるくらいに清々しい気分である。

自分でもつくづく迷惑な奴だと思わないでもない。というか馬鹿だろ自分……、

 

「あの猿……!!目障りですわね!」

 

 

背後から聞こえたそんなセリフが聞こえた気がしたが、気のせいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく走り、

零治はやっとのことで自分の部屋にたどり着けた。

 

 

久方ぶりの運動のせいで今日はいつになく疲れてしまったわけで、本当ならいますぐにでもベットにダイブして寝てしまいたい所である。

 

『本当なら』と表記したからには、ベットにダイブしてはいけない理由というのが存在しそうなものであるが、

この場合における『藤原零治の一日がまだ終わらない理由』というのは、例えば学園からの課題であったり、他人から強要されているような代物があるという訳ではない。

 

ただ単に、零治の自由意志において睡眠よりも大事だと判断されたことがあるに過ぎないのである。

 

ゆえに零治はその行動を苦痛に思ったことはない。

疲労を払拭するよりも大事というより、疲労を忘れるくらい夢中になっているという表現の方が正しいのだろうか。

 

 

「おっ、シュミレーションの結果が出てる。」

 

 

零治は愛用しているノートパソコンを操作し、画面いっぱいに多数の数式が羅列されたファイルデータを開いた。

画面左上に表示されたファイル名の欄には、

『生物学的な男女の違いとISの起動条件』と書かれている。

 

 

そのファイルの大体の内容はタイトルに表記された通りで、

生物学的な男女の違いを全てを把握し、その一つ一つの条件についてISの起動に関わってくるか否かをシュミレートするというもの。

 

ようはどうして女性にしかISが使用できないのかを、ISコアを実験台にしてしらみつぶしに割り出そうというものである。

 

ちなみに実験台となるISコアは倉持研究所が保有しており、零治がそこに指示を出して実験を動かしているのだ。むろんこれは政府から与えられた権限によるものである。

 

 

 

話をシュミレーションに戻そう。

 

例えばどんなに難しい確率の問題が出たとして、

『方程式を使った正攻法』で答えを求めるのが困難であっても、所詮は求める事象の数を全ての事象の数で割ってしまえばで答えが求まるというのが確立というもので、

つまりはそれらの事象を人力で全て数え上げてしまえば、理論上はなんの問題もなく設問は解決される。

 

 

これはISの命題においても同じだ。

 

ようは世の学者たちのようにせっせと独自の理論を組んでISの起動条件を考察しても、ISコアがどんな構造なのかが分からずじまいのため、理論が完遂されることは絶対にありえない。

 

だが女性にしかISが使えないという結果に対して、その原因を『探し求めること』は可能なのである。

とどのつまりISコアを『性質がわからない筒』に例えればいいのだ。

 

どんな条件をその筒に通せばどうゆう結果になるとか、そういったなんらかの規則性を生み出すのが不可能であったとしても、

女性にしかISが使えないという結果を得るためには一体どんな条件を筒に通せばいいのかを調べることは可能である。

 

なぜなら『女性は使えて男性には使えない』という前提がある以上、

筒を通せうる条件はたかだが『男女の性質的な違い』の内のどれかでしかないのであり、つまりその条件の数はある程度まとが絞られた有限のものなのだ。

 

 

ならそのすべてを一度筒に通してみればいい。

 

 

かなり話がそれたが、零治が行っているのはそうゆうことであり、

つまりは男女が構造的に異なっている点の全てを『結果を導くための条件』として、その一つ一つを『性質の分からない筒』に通していったのだ。

 

そして零治はどの条件が『女性にしかISが使えない』という結果を導き出すかを観測しようとしたのである。

 

 

勿論男女の違いをすべてシュミレーションするからには、その内少なくともどれか一つの条件は『女性にしかISが使えない』という結果を生み出す原因となりうるはずだ。

 

したがって少なくとも一つ以上はISが女性にしか使えないゆえんも特定されるはずだったのである。

 

そう、はずだったのだ。

 

 

「だめか……。」

 

 

計測結果は単純だった。

 

 

『与えられた条件の中に、ISの起動パターンに影響を与える条件はありませんでした。』

 

 

染色体の数でも、ホルモンの属性でも、それによって生じる筋肉の質の違いでも、はたまた思考パターンの違いでも、声帯の違いでもない。

 

 

ISの起動条件は、男女の違いという幾多の条件達の中のどれでもなかったのである。

 

 

つまり、ISコアは生物学上の違い、もしくは物理的な体の構造の違いにおいて男女を区別しているわけではなかったのだ。

 

……ではどうやってISコアは男女を区別しているのだろうか、

 

 

「これで、ISコアがサイエンスという枠組みで説明できる範囲を超えたってことだね。」

 

 

理論ではどうにもならない、科学という枠組みから外れてしまった発明品。

 

そのあまりに難解過ぎる代物に、大抵の学者たちはその解明をあきらめ、ブラックボックスと称されることとなったISコア。

もう世界はISコアの理屈を知るよりも、ISコアをどう利用するかしか考えることができないでいる。

 

 

「絶対に解明してやるんだからな、束さん……。」

 

 

だがそれでも、

あきらめずに考え続ける学者も多くいるわけで、零治もそんな学者の中の一人であった。

 

与えられた課題が難しければ難しいほど、

応じて本人がより課題を解くのに必死になってしまうというのは、研究者である以上一生ついてまわる問題だ。

 

そして零治も研究者として、この命題に眠気を忘れて夢中になってしまうのである。

 

 

そして篠ノ之束を追い続けてしまうのだ。

 

 

 

 

そんな事情で、零治が一日の活動を終えるまでの最後の数時間、藤原零治は一人の学者となるのであった。

 

 

「男性が女性の心を持っている場合であっても、ISを起動させることはできなかった。」

 

 

そして、

 

 

「体の構造も関係ないとすると・・・。」

 

 

零治はとある仮定を導き出す。

 

 

「これはもう、操縦者の方は実は関係ないのかもしれない。例えばもし、ISコアがパイロットをえり好みしていただけで、その結果女性ばかりがパイロットに選ばれているだけだとしたら……?」

 

 

もしかしたら、

篠ノ之束の教育を受け、篠ノ之束の思考パターンを誰よりも知る彼が、もしかすると世界で一番ISコアというブラックボックスの真実に近しい人物なのかもしれない。

 




今回は書きながら頭痛かった(笑)

自分でも思った、なんだあの屁理屈理論!!!
皆さんも文句あったら感想欄にどぞ!泣

てな訳で、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

次もよろしくね!
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