9人の女神との出逢い   作:松井悠里

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遅れてしまって、申し訳ありませんかつ、いつもより文字数少ないですが、読んでくれたら嬉しいです。

今回で番外編は終わりです。海未との勉強、結柊から語られる希との話です。いつもより、わかりにくい文章かもしれませんが、勘弁してください。+゚(゚´Д`゚)゚+。

スタートです


海未との勉強会?〜運命の針の始まり〜

午前10時、私園田海未は『穂むら』に向かっています。今日は結柊の家で、ちょっとした勉強会です。『穂むら』には、結柊へお土産を買って行くために向かってます。

・・・本当は12時集合ですが、なぜだが、いつもより随分早く出ました。昨日もあまり、よく眠れませんでしたし、少し、緊張しているのでしょうか?多分、男の人の家に行くのが初めてだからかもしれません。

 

そんな事を考えていると、『穂むら』に着きました。

・・・この時間帯は丁度穂乃果が店の手伝いをしてますね。穂乃果はやれば出来る子なのに、勉強とか店の手伝いとかをあまりしないんですから・・・μ’s以外の活動にもやる気を注いでほしいです。

 

「いらっしゃいませ!!って海未ちゃんだ!!」

 

戸を開けると、割烹着姿の穂乃果が丁度いました。

 

「こんにちは、穂乃果、穂むまん10個お願いします」

 

「毎度ありー、もしかして、結柊君へのお土産?それだけで足りるかな?」

 

「流石に、結柊も甘いものを多く食べないでしょう、私も一緒に食べるので、丁度いいです」

 

「えー!甘いものは別腹だよ!苺のショートケーキなら何個でも食べられるよ!!」

 

「甘いものばかり食べたら、太りますよ?また、私がダイエットメニュー考えますか?」

 

「食べ過ぎないように気をつけます。」

 

やけに、素直ですが、なぜでしょう?私のダイエットメニューなんて、誰でもこなせると思いますが・・・

 

(海未ちゃんのダイエットメニュー、きついから嫌だよ〜!)

 

穂乃果の訴えに海未は気づかなかった・・・

 

「そういえば、海未ちゃんの今日の服はいつもと違うね!!」

 

穂乃果の言う通り、私の今日の服装は普段の格好と違います。

白のベレー帽にピンクのロングワンピース、白のニーハイソックス、ブラウンのスニーカーといつもより派手な格好です。

 

「海未ちゃん、めったに、ピンクとか着ないけど、もしかして、結柊君家行くからー?」

 

「いえ、ことりにこの服がいいと勧められたのです。」

 

普段は青系の服を来たりとか、肌をあまり見せない格好が多いのですが、ことりから

「今日はこれで出掛けて!!おねがぁい♡」と言われたのです。

断れるはずがないじゃないですか・・・

 

一方、ことりは、

「いつもと違う海未ちゃん、可愛いなー♡後で、写真撮らせてもらおう〜」

 

邪な気持ちがあった、ことりがいた・・・

 

 

 

「穂乃果、海未ちゃんがこういう服持ってるって知らなかったよ!!」

 

「私だって、女の子なんですから、こういう服も持ってますよ!」

 

ことりと穂乃果に比べたら、私は女の子らしさに欠けますが・・・

 

「可愛いよ!海未ちゃん、髪長いからそういう服似合うと思うよ!

あ、はい穂むまん〜」

 

「あ、ありがとうございます///それでは、失礼します」

 

「じゃあね〜」

 

ーー

穂乃果と別れ、私は結柊の家にいました。結構大きいですね・・・

「ピンポーン」

 

「はーい、ちょっと待って下さい」

 

ドアの送ってから結柊らしき人物が玄関まで駆けてきました。

 

「お待たせしましたー・・・って海未じゃないか!」

 

「こんにちは、結柊。少し予定より早めに来ました。」

 

「おけおけ、とりあえず中に入ってよ」

 

「おじゃまします」

 

結柊の家に上がると、ごま油の香ばしい匂いがしました。

 

「ごめんねー、今日お母さん外出中だから昼ごはん作ってたんだ」

 

「結柊は料理できるのですか?」

 

「炒飯とか簡単なものならだいたいは作れるよ、てか、海未はお昼済ませてきた?」

 

「いえ、まだですけど」

 

「じゃあ一緒に食べないかい?ちょっと多めに作ったから困って」

 

「では・・・お言葉に甘えていただきます。あ、これお土産の穂むまんです。」

 

穂むまんを渡した途端、結柊は目の色を変えて、

 

 

「穂むまんだ!!これ好きなんだー!!ありがとうー海未!!」

 

笑顔の結柊を直視できず、目を逸らしてしまいます。結柊の笑顔には、なぜだか、ドキドキするのです。このドキドキは一体・・・?

 

「それじゃ、ご飯食べようか?」

 

結柊は私の様子には気づいていなかったようです。

ーー

「ごちそうさまでした。とても美味しかったです。」

 

結柊が作ってくれたチャーハンはシンプルながらも、お店の味に勝るほどの腕前でした。

 

「お粗末様、それじゃ、僕は皿を片付けるから、海未は先に部屋行っといてくれない?」

 

「なら、私も手伝います」

 

「いやいや、海未はお客さんなんだから、ゆっくりしていってよ」

 

「ですが・・・」

 

「そんな量は多くないから、1人で大丈夫だよ、海未は先に部屋でもう一回問題を考えてみてよ」

 

「では、お言葉に甘えて・・・先に上がっておきますね」

 

「リビング出てから、階段上がったらすぐだからねー」

 

「わかりました」

 

私はリビングを出てから、普通の家では珍しい、螺旋階段を上がっていきます。壁には、結柊の小さい時の写真や、弓道している時の姿などいっぱいありました。両親に愛されているのですね・・・

しかし、小さい時の結柊は本当に女の子にしか見えませんね・・・

 

私が結柊の部屋のテーブルで数学の問題を広げていました。

男の子の部屋にしてはきちんと整理されていて、埃ひとつなく、部屋全体に柑橘系のアロマが漂っています。壁には、色々な数学の公式や、英単語表、世界史年表など張り出されていて、勉強熱心だと思いました。

 

さて、私も数学をしましょう。・・・この問題では、何の公式を使ったら・・・ダメです。わかりません・・・結柊の部屋の公式は数ⅡBなので、私が解いている数Ⅰの公式はありません・・・

 

しばらく考えていると、結柊がお茶と穂むまんを手に持ち、来ました

 

「お待たせー、解けたー?」

 

「いえ、まだです・・・何の公式を使ったらいいのか・・・」

 

「どれどれ、問題を見せてみて〜」

 

「な!?結柊近くありませんか!?」

 

私のノートを見るために、結柊は私の隣に来ました。腕がぶつかるくらい近く真横には、結柊に顔があります。柑橘系の香りがより強くなった気がします。

 

「だって問題見ないとだから・・・えと、この問題は余弦定理を活用するんだよ〜」

 

結柊が私のノートに公式を書きながら、わかりやすく文章で説明しています。結柊の字は流れるように書かれるのに、とても男性とは思えない、綺麗な字です。

 

「だから、こうなって〜、これで終わり!わかった、海未?」

 

「はい、結柊のおかげで、わかりました。また、わからない所がありましたら、教えてもらっていいですか?あ、後、そろそろ離れてもらって・・・」

 

「あ、ごめんね〜教えるのは全然いいよ〜、てか、もう、終わっちゃったねー、海未は何かしたいこと、ある?」

 

私は特に何も考えていなく、何と答えたらいいか迷い、自分の想いをさりげなく言ってみました。

 

「私は結柊と一緒に居れたら楽しいですよ?」

 

「ええー、僕と一緒にいて、楽しいかな?特に面白い話とかできないよ?」

 

別の意味で取られてしまいました・・・それよりも、なんで私はあんなこと言ったのでしょう!?恥ずかしい///

顔がどんどん紅くなってきてしまいました。

 

「うわわ、海未どうしたの!?熱でもあるの!?どれどれ・・・」

 

結柊が自分の額を私の額にくっつけて来ました。結柊の顔が///

 

「熱はないけど・・・って海未!?また、さらに顔が紅く!?」

 

私は当分、顔が紅いままでした・・・

 

 

ー結柊sideー

「海未、もう大丈夫ー?」

 

「はい・・・すいません、大変お見苦しいところを・・・」

 

突然海未が、顔を紅くなったので、びっくりしたけど、どうやら風邪ではないようだ。

 

「そ、そう言えば、結柊に聞きたいことがあったのですが、いいですか?」

 

「僕に聞きたいこと?いいよ」

 

「結柊と希先輩はお知り合いなんですか?今日の朝、ことりからその事について聞かれたので・・・」

 

そう聞く、海未の瞳から何やら、不安げな様子が見られた。

 

「まぁ、中学校一緒だったし、よく放課後一緒に遊んでいたんだー、先輩後輩じゃなくて、親友みたいな感覚でー」

「なるほど・・・いつお知り合いになったのですか?」

 

「うーん、結構遅かったかなー、希さんと一緒に遊んでいたのは、1年も経ってないかな・・・」

 

「結柊は中学の時から、弓道を?」

 

「うん、僕の中学校では、弓道が強かったから、とりあえず入ってみようと、弓道できたはいいけど、いかんせん、僕の銀髪とこの顔がちょっと、色々あって・・・」

 

「色々って・・・あー、もしかして、例の名前ですか?」

 

「うん、銀髪プリンスとかようわからない名前つけられたせいで、学校でも町でも、憧れとか崇拝の対象にされたりとか、女の子だけじゃなく、男の子にも告白されたりとか・・・」

 

「結柊・・・ご愁傷様です・・・」

 

・・・今思えば、新聞に僕が載ってからだもんな・・・学校の皆が変わったのは・・・

 

「そんな中、希さんだけは普通に話してくれた。それがありがたかったんだ。もちろん、他にもいたけど、希さんは僕にとっては大事な人なんだ・・・」

 

「結柊にとって、希先輩は大事な親友なんですね」

 

「もちろん、穂乃果やことり、海未も大事な親友だよ」

 

「ふふっ、そうですね、私も結柊と同じですよ。」

 

僕と海未は夕方になるまで、お互いに他愛もない事を話した・・・

また、僕に新たな親友ができたのだった。

 

 

ー海未sideー

「ことり、穂乃果、希さんと結柊の関係は今言った通りです。」

 

「なるほど〜、結柊くんの親友だったんだね、だから仲良かったの」

 

「そうだね!でも、私達も結柊君の親友なんだからね!」

 

「そうですね、だから、まだチャンスはありますね」

 

私達の中で、ある想いが固められた・・・

 

 

ー結柊sideー

「希さんからのメッセージ?」

 

『結柊君、明日の朝5時に神田明神に来てくれん?話したい事があるんよ。希より』

 

「話っていったい・・・?まさか、昨日の事で怒ってらっしゃる!?」

 

僕は昨日の事を思い出しては、いろんな意味で恥ずかしくなり、

希さんへの返信をおろそかに、布団に潜り込むのだった。

 

 

運命の針は静かに動き出す・・・




最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は色々な伏線がありますが、ちょっとした仕掛けです。

結柊はなかなか不憫ですね・・・

ちなみに、希の呼び出しの意味はあくまで、次の話の大事な事です

告白?いやー、まだ早いですよ(笑)

次回では、にこと絵里を登場させたいと思います。にこは次回ぐらいでメンバーになるかもですが・・・文字数によりますね

さらに、今週テスト期間に入るので、しばらく書けません。模試も入るので、休む暇が・・・

それでは、また、次回です
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