「さて」
タツミをある程度からかった後、ナジェンダが話しを変えた。皆の表情が変わる。恐らく依頼の話しだろう。
「報告を聞こう、レオーネ」
「よし来た」
そう言うとレオーネは2つの写真を机に置いた。
「今回の標的は帝都警備隊のオーガと油屋のガマルって奴だ。依頼人の話しによると・・・」
話しを聞くと、オーガはガマルから賄賂を受け取って、ガマルが起こした事件を他人に擦り付け、殺してるらしい。依頼人の女性の婚約者もそれで殺されたらしい。
「これがその依頼金だ」
そう言うと、机の上に膨大なお金が置かれた。
「よくそれだけ溜め込んだな」
「タツミ、今の帝都にそれだけの金を普通の人が簡単に手に入れれる訳無いだろう?。恐らく、体でも売って稼いだんだろう?」
レオーネに聞く。
「正解だ、カタナ。その女性からは性病の匂いがした」
「・・・やっぱりそうか・・・」
ナジェンダがレオーネに聞く。
「事実確認は?」
「2人共クロだ。この目この耳で確認した」
「よし!ナイトレイドはこの依頼を受ける!」
ナジェンダの言葉にアカメとレオーネが頷く。
「でも、どうする?帝都のストリートは警備が厳重だから、アカメは行けないだろ?」
「じゃあ、俺達が行こうぜ!」
「は?」
タツミのビックリ発言に思わず、は?、と言ってしまうカタナ。そのタツミのセリフにアカメが止める。
「タツミ。お前では無理だ」
「な!?やってみなきゃ解らないだろう!?」
「解る。この前の襲撃の際も、命を奪う事に少し躊躇しただろう?」
「うっ・・・・」
アカメの最もな発言に反論できないタツミ。そこで、カタナがタツミをフォローした。
「なあ、皆。ちょっとやらせてみないか?もし生きて帰って来たら、素質あり。もし帰って来なかったら、所詮その程度だったって事で。それで良いな、タツミ」
「ああ。良い」
ナジェンダが、
「よし!今回はタツミの初任務だ!。タツミ、お前の覚悟を汲む。オーガを、消せ!!」
「おう!!」
準備をしようとするアカメに、タツミは自慢する。
「どうだアカメ。俺もやるときゃやるんだぜ!!」
「任務を完了し、報告をして、初めて1人前と言える。その程度でいい気になっていたら、死ぬぞ」
その光景を見て、カタナは、
(これは、俺も出た方が良いかな)
と、思った。
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時と場所は変わり、タツミとオーガは、殺し合いをしていた。
(クソ。油断した!!)
タツミは一度、オーガに致命傷を与えていた。そのまま止めを押せば良かったものを、タツミはそのまま何もせずに帰ろうとしてしまったため、不意討ちを受けてしまった。オマケにこのオーガの太刀筋、物凄く重い。思わず剣を落としそうになるのを、必死で押さえる。
「誰の依頼だ?。まさかこの前の男の婚約者か?」
「ッ!?」
「やっぱりそうか・・・。よし、決めた!!。次はあの女にしよう!まずは女の家族友人をひたすら殺していく!何者にも、文句は言わせねえ!!」
そう言って再び剣を降り下ろそうとする。
その直後だった。
グサッと音がしたと思うと、オーガの横っ腹が緑の刀身の刀に刺されていた。オーガが目を見開く。
その後ろには、カタナがいた。オーガを睨み、刀ーー阿朱羅丸を深く突き刺す。
「よう、オーガ。残念だが、お前がたどり着く場所は、地獄だ」
「き、さま・・・。まさか、あの、ファン、トムの、生き残り・・・」
「ごちゃごちゃうるさい。鬼に[喰]われて死ね、オーガ」
阿朱羅丸がオーガを吸い込んだ。残ったのは、使っていた武器と着ていた服だけだった。いや、そうじゃない。
「なぜここに?お前、この任務はお前に任せるって」
「心配で来たんだよ。本当に押されていやがって・・・。ほら、立てるか?」
「も、もう少しで勝てたし!」
「嘘つけ!!」
2人揃って、笑う。しばらくすると、カタナが、
「かえろうか」
と、言う。
「ああ、そうだな」
そう返すと、2人でアジトへと帰った。
「あ。タツミ、今のうちに覚悟しておけ」
「へ?。何の?」
「脱がされる覚悟」
「・・・・・・・・・・」
・・・一難去って又一難だ。
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帰ると、俺が言った通り、タツミはアカメに服を脱がされた。ちなみに俺は脱がされて無いぞ?。
無事任務を終えた俺とタツミは、次はマインの下に着く事になった。
・・・・一難去って又一難だ。
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「なんか悪寒がしたわね・・・」