アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

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 目をさました少年は、国の為、友の為に、力を欲する!。


第13話  勧誘その2

 ナイトレイドアジト・病室。

 

 タツミ達が病室に入ると、イエヤスがボーッと、外を見つめていた。もう、サヨの事はとっくに知ってるのだろう。すると、イエヤスがタツミ達に気付いた。

 

 「ああ、タツミか」

 

 「・・・イエヤス」

 

 タツミがイエヤスの名前を呼ぶ。イエヤスは、悲しそうな声で言う。

 

 「サヨは死んじまったのによ・・・。俺だけ生き残っちまった」

 

 「イエヤス・・・」

 

 「ごめん。話の途中だが、イエヤス。聞きたいことがある。帝都に、真っ向から歯向かう気はあるか?」

 

 「帝都に?」

 

 「おい、カタナ。それは・・・」

 

 タツミがその話を止めさせようとするが、

 

 「タツミ、ごめん。でもこれは、必要な事なんだ。答えてくれ、イエヤス。イエスか、ノーか」

 

 「俺は・・・」

 

 イエヤスが目を閉じる。そうすると浮かぶのは、目の前でなぶられ、悲鳴を上げる少女と、それを笑いながら見物する護衛達。イエヤスの答えは決まった。

 

 「イエスだ!」

 

 「よし。ボス!!鬼籍王って、まだ適合者居なかったよな!」

 

 「ああ・・・ってまさか!!こいつを適合者にする気か!?」

 

 ナジェンダが驚愕の声を上げる。当たり前だろう。鬼呪帝具のシリーズは、普通の帝具より暴走する確率が高い。そして、暴走した場合、[鬼]に喰われて人の皮を被った鬼、[鬼人]と化す。

 

 「決めるのは、イエヤスだ。無理やり適合させたりしたら、失敗する可能性が高いし、何より、そんなことはしたくない]

 

 「なあ。鬼呪帝具って言ったか。そいつに適合すれば、強くなれるのか?」

 

 「ああ」

 

 カタナがそう答えると、

 

 「じゃあ、それに適合させてくれ!!」

 

 了承した。

 

 「じゃあ、イエヤス、君は暫く体力を付けよう。それから、適合試験をする」

 

 「了解!!」

 

 「鬼呪帝具に一番必要な物は、心の強さだ。それさえ有れば、大体は適合できる」

 

 「おう!!。わかった!!」

 

 すると、ブラートが、

 

 「なら、俺がタツミのついでに見てやるぜ!!」

 

 と言う。特に問題は無いと判断したのだろう。ナジェンダが許可を出す。そうすると、ブラートが握手をしようと、手を出してきた。

 

 「俺は、ブラート。兄貴って呼んでくれ!!よろしくな!!」

 

 「応!!兄貴!!」

 

 そう言って握手をする。これ、言っといた方が良いのかな、と思ってると、タツミがイエヤスに教える。

 

 「イエヤス。兄貴はゲイだぞ」

 

 「!!」

 

 バッ、と物凄い勢いで、手を放した。なんかデジャブだ。

 

 「ハッハッハッ!!。止してくれよ。誤解されちまうだろう、なあ?」

 

 ・・・・・なんか、デジャブだ。




 イエヤス、ナイトレイドに入りました。しかし!、まだ前線には出ません。彼が活躍するのはもう少し後になります。
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