ナジェンダの任務説明が終わると、皆はそれぞれの役割の場所に向かった。カタナとタツミは、アカメと一緒の役割に着いていた。アカメが、
「私達の役割はここだ」
と言う。見てみると、辻斬りの噂のせいか、人が全く居なかった。
「人が全く居ないな。これなら任務も簡た・・・!!」
話をしていると、警備隊の足音がした。アカメがタツミの口を塞ぎ、一緒に近くの建物の影に隠れる。すぐそばを警備隊が通る。
「あ、危なかった・・・」
「帝都警備隊だ。気を付けろ」
「ああ。わかった・・・」
足音が聞こえなくなると、任務を再開した。
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「クソ。タツミの奴、どこ行った!!」
街灯が照らす夜道を、カタナが走っていた。あれから暫くすると、タツミが「ちょっと失礼」と言いながら、裏路地に入っていった。どれだけ時間が経っても戻らないので、不審に思い、入っていった裏路地に入ると、タツミはそこにいなかった。そして、今に至る。
「何処だ。なぜ、いきなり居なく・・・、ッ。まさか!!」
ナジェンダの情報によると、盗まれた帝具は、不明と言っていた。
おそらく、その帝具は[五視万能]スペクテッド。タツミがいきなり居なくなった理由は、その奥の手だろう。
「寄りによってあれかよ!!早くしないと、タツミが危ない!!」
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「お前は今、上段からの切り上げをしようとしている」
(ッ。また!!)
そのタツミは、今、首切りザンクと殺りあっていた。と言っても、相手は帝具持ち。大人と子供の戦いだった。それも当然ー、奴の額には、第三の目が、否、帝具[スペクテッド]があった。その能力の一つ、[透視]によって、全て、視られているのだ。
「下段はフェイクで、喉を狙っての突き!!」
そう言いながら、カウンターを入れてくる。
(ヤバい!!)
そう思ったが遅く、腹が斬られてしまった。
「そう、思っていただろう?」
「ガハッ!!」
膝を着く。それを見ながら、ザンクはまた、喋り出した。
「首を切られた時の表情ってさ。堪らなくイイんだよなぁ」
「!!」
「多いのは、キョトンとした顔でね。えっ?、みたいなさ」
(クソ!!)
「お前はどんな顔で斬られるのかな」
タツミは、体に鞭を打ち、立ち上がる。
「お前にやる首は、ねえ!!」
その時だった。
「タツミ!。しゃがめ!!」
後ろから、声がした。しゃがむと、後ろから緑の刀身の刀が、上から、あの少女の刀が、ザンクに向かって、飛んでいく。
「おっと、危ない」
そう言いながら避ける。次の瞬間、上からアカメが、タツミの後ろから、カタナが出てきた。
「やっと見つけたぞ、タツミ。そして、良く言った!!」
と、アカメ。
「へえ。もう来たんだ。愉快愉快!」
カタナが、緑の刀、阿朱羅丸を呼ぶ。すると、ついさっきまで、ザンクの後ろにあった阿朱羅丸が、カタナの下に戻る。
「首切り役人、ザンク。今、救ってやる!」
「ヒヒヒ。愉快愉快!」
予想以上に長くなってしまった・・・。
次回に回します。