アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

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第16話  カタナVSザンク

 「首切り役人、ザンク。今、救ってやる!」

 

 「ヒヒヒ。愉快愉快」

 

 カタナとザンクが対峙する。その後ろで、アカメとタツミが見ている。

 

 「お前、元帝都の軍人の、カタナだよな」

 

 「俺のこと、知っているんだなーーッ!!」

 

 ザンクの隙を突いて、カタナが切りつける。しかし、簡単にかわされてしまう。

 

 「やっぱり、かわされたか」

 

 「ヒヒヒ。その様子だと、この帝具を知っている様だな」

 

 「まあな。その帝具、[五視万能]スペクテッドだろ?」

 

 「せいかーい!!。褒美に干し首やろうか?」

 

 「いらねーよ!!」

 

 それはともかく、この帝具が相手では、奇襲なんて、役に立たない。なら・・・

 

 「鬼呪のリミッターを解除して、一気に行く!!」

 

 鬼呪に掛かっている、封印に意識で触れ、解除する。阿朱羅丸の刀身の緑が増し、自身の目も、黒から緑に変わる。鬼呪帝具に備わっている、[鬼呪の技]だ。これを使っている間は、自身の素早さが、飛躍的に上がるが、負担が凄い為、せいぜい10、15分位だ。更に、疲れも出るので、その後のスピードも下がる。だから・・・

 

 「10分で決着を付ける!!」

 

 カタナがザンクに瞬時に懐に飛び込む。

 

 「なっ!!」

 

 「セアアアア!!」

 

 一気に切り上げるのを、ギリギリでザンクが受け止める。しかし、受け止め切れずに吹き飛ばされる。更に踏み込み、追撃を行い、ザンクも反撃を開始する。1秒に9発、いや、10発だろうか。いやもっと多いかもしれない。とりあえず、タツミには、目で追う事が出来なかった。暫くすると、二人共、後ろに飛び、お互いに距離を取った。更に踏み込もうとするカタナに、ザンクが質問する。

 

 「なあ、カタナ。お前、声は聴こえねえか?」

 

 「声?」

 

 「そう、声だよ!。殺す量が増えてきた時から、更に多くなってな。耳を塞いでも聴こえてくるんだ。早くこっちに来い!早くこっちに来い!、と!!」

 

 「・・・・・」

 

 「お前も聴こえねえか?帝都の軍人で、更に今はナイトレイドやってるんだろ?」

 

 (声。そうか、こいつは)

 

 本当は良い奴なんだ。しかし、大臣のせいで、首切りが止めれなくなり、辻切りになった。

なら、本当に救うなら、殺すしか、無い。

 

 「・・・聴こえない」

 

 「なに?」

 

 「俺には、そんな声は聴こえないな」

 

 「そうか・・・。そいつは、残念だ!!」

 

 ザンクの第3の目が輝く。思わず目を瞑る。次に目を開けると、そこにいたのは・・・、

 

 「・・・カエデ?」

 

 「・・・クスッ」

 

 ・・・かつて、自分が愛した、彼女だった。

 

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 タツミside

 

 

 「カタナ!!」

 

 いきなりカタナの手が止まった。まるで、自分の目の前に、大切な人がいる様に。

 

 「・・・・ッ!!カタナに何をした!」

 

 アカメが怒声を上げる。

 

 「ヒヒヒ。特に何もしてない。今こいつに使ったのは[幻視]。使った相手に、一番愛する者が見える」

 

 そう言いながら、ザンクが武器を構える。

 

 「そして、愛する者を手に掛ける等、出来るわけ無い!」

 

 そう言いながら、カタナに向かって行く。

 

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 再び、カタナ視点。

 

 カタナの前には、カエデがいた。3年前に、革命を起こそうとして、そして、カタナを救って死んだ少女。

 

 「そんな・・・なんで・・・」

 

 カエデが、カタナに自身の武器、四鎌童子を向けて、向かって来た。

 

 「死ねえーー!!」

 

 ーー「カタナ、あなたは生きて!!」

 

 あの時のカエデの言葉が、頭に鳴り響く。阿朱羅丸を構える。そして、

 

 「ーーフッ!!」

 

 カエデを、斬った。

 

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 幻影が消え、目の前にザンクが再び現れた。ザンクが驚く。

 

 「馬鹿な!!一番愛する者が見えた筈だ!!」

 

 「あいつの声が聴こえたんだ。生きて、と、願う声が!!」

 

 そう言って、振りかぶったザンクの剣を弾き飛ばす。強度に耐えきれず、剣にひび割れが起きた。

 

 「ッ!?剣が!?」

 

 「一気に行く!!」

 

 今まで以上に早く打ち込む。ザンクもそれを受け止めるが、ひび割れが酷くなっていく。そして、とうとうザンクの剣が、折れた。

 

 「しまった!!」

 

 「ハアアアア!!」

 

 ザンクの喉を切り裂く。ザンクが、ドサッと、後ろに倒れた。肩で息をしながら、カタナが近づく。

  

 「ザンク。これでもう、声は聴こえないだろ?」

 

 「ハハ。愉快愉快。ありがとよ。カタナ・・・」

 

 そう言うと、ザンクは、死んだ。

 

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 「大丈夫か、タツミ!!」

 

 そう言いながら、カタナがタツミの方に走ってくる。

 

 「ああ。腹を斬られたが、どうやら、軽い傷だったらしい」

 

 「と言っても、油断できない。早く戻らなければ」

 

 アカメが、タツミを担ぐ。

 

 「ああ。帰るか。アア~、明日は、筋肉痛かな・・・」

 

 そう言いながら、カタナ達は、急いでアジトに戻った。

 




 な、長かった・・・・。

 さて、これからは、キャラクターを交えながら、トークでもしようと思っていますが、第1のゲストは誰が良いでしょうか。これが良い!!、と言う人は、感想で送って来て下さい。よろしくお願いします!!

 それでは、次会う日まで!!
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