「「ぷはぁ」」
ザンク戦から数日経ったある日。タツミとイエヤスは、シェーレの下、訓練を行っていた。
訓練の内容は、鎧を着けて川渡り、という結構ハードな内容だ。
「つ、疲れた~」
「も、もう、無理・・・」
「二人共、お疲れ様です」
肩で息をしながら上がってくる二人に、シェーレがタオルを渡した。そのタオルで髪を拭きながら、タツミが、
「なあ、シェーレは役割が無いから、見てくれているんだよな」
「はい」
「何で役割無いんだ?」
「タツミ、おまっ、バッ」
イエヤスがタツミに、何聞いてるんだ馬鹿野郎、の様な目でタツミを見る。
「・・・・料理では、お肉を焦がして、アカメを怒らせてしまいました」
「「・・・・・」」
「掃除は逆に散らかしてしまい、ブラートさんを困らせてしまいました」
「「・・・・・・・・・」」
「買い出しでは、塩と砂糖を間違えてレオーネに笑われました」
「「・・・・・・・・・・・・・・」」
「後は・・・」
「「いえ。もう、イイデス・・・」」
なんというか、やっぱりドジなシェーレだった。
,,,,,,,,,,,,
その時、カタナとアカメは、料理をしていた。料理と言っても、果物を切るだけだが。
「ナジェンダさん。タツミ達、シェーレに任せて大丈夫でしょうか」
「まあ、大丈夫だろう。タツミは年上の受けが良いしな」
そこにレオーネが現れ、
「ハイハーイ!!次あたしね!!」
「ほら。これが才能だよ」
「ナニソレずりい!!」
「ナジェンダ、ラバック。あ、レオーネもか。果物出来たぞ」
そこにカタナが果物を持ってくる。
「おお来た来た。いただきます」
果物を食べながら、ラバックはカタナに先ほどの話をした。
「ずりいと思わね?!タツミだけ!」
「そう思って欲しいなら、覗きを止めような」
「ヴッ!!」
腹を抱えるラバック。それを横目で見ながら、カタナがナジェンダに、
「でも、確かにタツミは年上に受けが良いよね」
「ああ。そうだな・・・。殺し屋だけに・・・」
「「「・・・・・・・」」」
「年上キラー」
・・・・・・・・・・・。
沈黙が訪れる。それだけセンスが無かったのだ。このダジャレは。それを知らずか、ナジェンダが、
「どうだ?」
と、どや顔で言う。しかし、先ほど言った様に、このダジャレはセンスが無い。故に、カタナ達は、10メートル位、ナジェンダから距離を取ってしまう。
「「「・・・・・・・・・」」」
「駄目か・・・・」
それから暫くして、ほとぼりが冷めると、ラバックが、
「そういえば、アリアは、どうしたんだ?」
と聞く。
「ああ。アリアなら、買い出しに行ってくれてる」
次回は、アリアがメインです。
アンケートの方も、よろしくお願いします。