アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

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第19話  ショウヤ

 北の異民族、ヌマ・セイカの地。そこは、槍を持てば全戦全勝と言われた彼は、今、帝都の将軍、エスデスに膝まずいて、靴を舐めていた。それを見る帝都の軍人ーエスデスの部下達。

 

 「こんな物だったか・・・」

 

 そう言うと、エスデスはヌマ・セイカを、ハイヒールで蹴りつける。

 

 「死ね」

 

 ハイヒールが靴にめり込み、息絶えた。それを見ながら、一人の青年が近づく。

 

 「あれ?もう殺しちゃったの?」

 

 彼の名前は、ショウヤ。若き三人目の将軍であり、エスデス隊の副隊長でもある。

 

 「ああ、ショウヤか」

 

 「うわヒッド。それは無いでしょ、エスデス・・・」

 

 帝都一のドS軍人であるエスデスに、タメ口で話すショウヤ。内心ビクビクしながら、部下達が見守る。そんなことも気にせず、ショウヤはエスデスに報告する。

 

 「エスデス。帝都からお呼びが掛かっている」

 

 「そうか」

 

 「さて、それじゃあ、帝都に向かいますか!!」

 

 「そうだな」

 

 「・・・あのさ、もう少し、空気読まね?」

 

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 場所は変わり、ナイトレイドアジト。とある部屋に、カタナとブラート、イエヤスがいた。三人の中心には、二対の剣が刺さっている。カタナが、

 

 「イエヤス。準備は良いな?」

 

 「ああ。何時でもOKだ!!」

 

 「良し、じゃあ、剣を抜いてくれ」

 

 「おう!」

 

 そう言うと、イエヤスが鬼籍王の場所まで移動する。そして、剣の柄を握る。

 

 「良いか!心を強く持て!!鬼の誘惑に負けるな!!」

 

 「ハァ。いくぞ!」

 

 そう言うと、イエヤスは鬼籍王を抜く。

 

 「俺に力を貸せ、鬼!!」

 

 イエヤスを、光が包み込む。

 

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 目を開くと、真っ白な空間にいた。イエヤスの目の前に、少女がいた。

 

 「サヨ!?」

 

 急いでサヨに近づく。腕を掴もうとするが、すり抜けてしまう。すると、後ろから声が聞こえてきた。

 

 「酷いよ、イエヤス。私だけ死んで、イエヤスは生きているなんて」

 

 「!?」

 

 次は目の前に現れる。サヨがイエヤスに抱きつく。

 

 「力を欲しているんでしょ?」

 

 「・・・」

 

 「なら、私を受け止めて?そうすれば全てーー」

 

 「お前、誰だ?」

 

 サヨの言葉を無視し、イエヤスが聞く。

 

 「お前、本当に、サヨなのか?」

 

 「・・・・・」

 

 「鬼。俺が欲しているのは、ただの力じゃない。大切な、仲間を守る為の力だ。だから、力を貸せよ。鬼!!」

 

 空間が壊れていく。最後に、鬼の声が聴こえた。

 

 「ー我、汝の為に力を尽くそう。何時でも呼ぶが良いー」

 

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 「お。目、覚めたか」

 

 目を覚ますと、目の前に、ブラートがいた。思わず飛び蹴りを食らわせてしまう。すると、ブラートが遠くに吹っ飛んでいった。

 

 「え?」

 

 驚く程に、身体能力が、上がっていた。

 

 「おお。スゲッ。さすが、鬼と契約した者ってか?」

 

 ブラートが近づいてくる。次の瞬間、ドッと疲れが出てきた。

 

 「あれ、なんか、疲れが・・・」

 

 「契約の反動だろうな。今日は絶対安静だ」

 

 「おう。わかった」

 

 部屋に戻ろうとした時、カタナがこちらに言ってきた。

 

 「ああ、そうそう。適合おめでとう!、イエヤス!!」

 

 「ッ。おう!ありがと!!」

 

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