今回、カタナはマインとシェーレと共に、任務を遂行していた。今回の自分達の標的はジブル。そして、その殺しを終え、カタナ達は夜道を駆けていた。ちなみに、カタナは顔がバレない様、道化師のような仮面を被っていた。
「レオーネの方も、任務達成したようだ」
「ありがとうございます。カタナ」
カタナが気配をたどり、レオーネ達の方を確認し、シェーレ達に報告する。
「まったく。あのジブルって奴、用心深いにも程があるでしょ」
マインが愚痴をこぼす。
「でも、無事に片付いて、何よりです!」
「そうだな。それより、早く帰ろう」
再び走りだそうとした時、いきなり気配を察知する。
「!殺気!!二人共、下がって!!」
「「え!?」」
その次の瞬間、何者かが襲撃してきた。
「敵!カタナ、何やってるのよ!!」
「つい今まで気付けなかったんだよ!!」
「カタナが気付けなかった程の殺気を隠す事が出来る兵士。並の兵士では、ありませんね」
カタナは鬼呪の力で、ある程度の気配を察知する事が出来る。それを察知出来なかったという事は、気配を完全に周りと同化していたという事だ。
「使命手配書と顔が一致。ナイトレイド、シェーレと断定。帝具を持っている事から、残りの二人もナイトレイドと断定」
殺気がどんどん膨れ上がっていく。
「息を潜めて待っていたかいがあった・・・。やっと、巡り会えたな!ナイトレイド!!」
「クッ」
カタナが二人に指示する。
「戦闘体制!俺とマインで、あの生物型帝具をやる。シェーレは、あの女を頼む!!」
「はい!!」
「しょうがないわね・・・。行くわよ!!」
殺気が最大にまで膨れ上がる。
「帝都警備隊、セリュー・ユビキタス!!。絶対正義の名の下に、悪をここで断罪する!!」
「ハッ!悪の根元に味方している警備隊が、正義の味方気取りかよ!!」
カタナがセリューに怒鳴り付ける。すると、セリューの殺気の中に怒気が混ざる。
「パパは、お前らの様な賊に殺され、殉職した!!。そして、我が師であるオーガ隊長さえも!お前らは、絶対に許さない!!」
「ハッ!絶対正義言っておきながら、結局は自分の復讐かよ!!」
「うるさい!!コロ、行け!!」
「先手必勝!」
そう言って、マインがセリューに向かってパンプキンを射つ。セリューを土煙が覆う。
「やったか!?」
「マイン。そういう時は、大体殺ってないんだよ」
しばらくすると、セリューがヘカトンケイルーコロを盾に、無傷で現れた。そのコロの傷も数秒で回復してしまった。
「そんな!!」
「マイン。あれは、帝具ヘカトンケイルだ!。生物型だから、核を破壊しなきゃいけない!」
そう言って、カタナも阿朱羅丸を抜刀する。そして、刀に命じる。
「阿朱羅丸、鬼呪の技!!」
刀身の緑色が増し、カタナの目も黒から緑に変わる。フーッ、と息を突くと、カタナがコロに阿朱羅丸を向けた。
「よし。いこう、二人共!!」
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