アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

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第27話  VS三獣士

 カタナは、レオンが言っていたティターンアジトに来ていた。事情を話すと・・・

 

 「あはははは!」

 

 「ホント、笑い事じゃ無いんだけど・・・」

 

 「いや、まあ。気に入られて、良かったじゃないか」

 

 「まあ、報告は以上だ。帰るぞ」

 

 「まて、カタナ」

 

 何時になく真剣な表情で話す。

 

 「お前が会ったっていう男。ショウヤって言ったな」

 

 「ああ」

 

 「そいつ、将軍だよ」

 

 「なに!?」

 

 まさか将軍だとは。

 

 「そして、三獣士についてだが、多分また来るぞ」

 

 「護衛任務でか?」

 

 「多分、だがな・・・」

 

 カタナが嫌な予感を感じ、空を見上げる。

 

 (三人共、無事で帰って来いよ・・・)

 

,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 その三人は、まさに今その三獣士と戦っていた。

 

 「俺は、あの白髪の男をやる!お前らは、残りを頼む!!」

 

 「「おう!!」」

 

 そう言うと、イエヤスはダイダラに勝負を挑む。

 

 「相手はお前か!良い経験値、貰えると良いな!」

 

 「鬼呪帝具、展開!来い!!鬼籍王!!」

 

 そう言うと、空っぽだったイエヤスの手に、双剣型の鬼呪帝具、鬼籍王が現れる。手に持つと、自身の身体能力が上昇する。

 

 「行くぜ!!」

 

 「来いよ!!」

 

 斧を振り上げて来る。鬼籍王をクロスし、防御すると、地面が軋む。

 

 「それ、帝具かよ!!」

 

 「正解だ![二挺大斧]ベルヴァーグ。すげえ破壊力だろう?」

 

 「そうだな。だが、俺の方が、速い!!」

 

 鬼呪の技を展開する。リミッターを解除。目が緑に変わり、鬼籍王の刀身も緑が増す。そして、スッ、とイエヤスは剣を掲げた。

 

 「奥の手」

 

 すると、鬼の様な何かが、剣から出てきた。

 

 「行け!!」

 

 鬼がダイダラを襲う。すると、ダイダラはそれを避け、ベルヴァーグを2つ、投げてくる。

 

 「クッ」

 

 それを寸前で避け、真っ直ぐ突っ走る。すると、ダイダラがニヤリとした。後ろから、斧が飛んでくる。

 

 「ヤバッ」

 

 「終わりだぁぁぁぁ!!!!」

 

 しかし、それはイエヤスに届く事は無かった。イエヤスの鬼がベルヴァーグを受け止めたのだ。そのままダイダラを切り裂く。ドサッとダイダラは倒れた。鬼呪の技を終了すると、一気に疲れが出てくる。それを堪え、ブラート達を見てみると、ブラートもタツミも勝負がついていた。

 

 「終わったな」

 

 「よし!作戦完了。とっとと帰還しようぜ」

 

 「それは、無理だね」

 

 後ろから、声が聞こえてくる。振り向くと、そこには、一人の男がいた。

 

 「そんな・・・まさか、あなたは・・・あなたまで・・・」

 

 驚くブラートを影の様なものが突き刺す。ブラートは、血を吐き倒れた。

 

 「グハッ!」

 

 「「兄貴!!」」

 

 「クソ!貴様ああ!」

 

 イエヤスが斬りかかるが、

 

 「受け止めろ。真昼の夜」

 

 腰に刺した刀から、さっきの影の様なものが溢れだし、鬼籍王を受け止めた。そのまま、ブンッとイエヤスを吹き飛ばす。ドゴンと物凄い音を出しながら、壁に激突した。

 

 「イエヤス!!」

 

 「タツミ・・・」

 

 ブラートがタツミを呼ぶ。

 

 「お前に、これを・・・」

 

 ブラートの帝具、インクルシオを、ブラートはタツミに渡した。

 

 「お前、なら、使える、はずだ・・・」

 

 「兄貴・・・」

 

 「さあ、使え!それを使って、ダチを助けろ!!」

 

 「ッ!!おう!!」

 

 タツミがインクルシオのキー、剣を地面に突き立てた。ショウヤが止めようとするが、もう遅い。

 

 「叫べ、タツミ!!熱い、魂で!!!」

 

 「う、おおおおお!!」

 

 タツミが、大声で、その鎧の名を呼ぶ。

 

 「イン、クルシオォォォォ!!!!!」

 

 地面から、インクルシオが出現する。それだけでは無かった。

 

 「鎧が、変化している!!?」

 

 ショウヤが驚きの声を上げる。変化した鎧を身に纏い、タツミが勝負を挑む。

 

 「チッ。いくらなんでも、鬼呪帝具使い一人に、帝具使い一人は、えらいだろ・・・」

 

 刀を納める。

 

 「まあ、いい・・・。今日の所は退く」

 

 そう言うと、ショウヤはどっかに消えていった。

 

,,,,,,,,,,,,

 

 ブラートに近寄り、息を確認すると、もう、死ぬ直前まで来ていた。頬にはアザの様な物が付いてる。おそらく、鬼呪だろう。

 

 「兄貴!」

 

 「おう、お前ら・・・。いき、残ったか・・・」

 

 「ああ、だから、帰ろう。直ぐに戻れば、きっとアリアが・・・!」

 

 「ああ・・・無理だな・・・」

 

 ブラートが、真っ直ぐタツミとイエヤスを見る。

 

 「もう、限界、だな・・・。タツミ、イエヤス」

 

 「なんだよ、兄貴!」

 

 「遺言とか、許さねえぞ!」

 

 「ハハ・・・。ふた、り、とも・・・。どこ、までも、駆け抜けろ!・・・見守って・・・いる・・から・・・・・・よ・・・」

 

 ブラートは、その言葉を最後に、息絶えた。

 

 「兄貴、兄貴・・・」

 

 「そんな・・・」

 

 ブシュと音がし、両腕が痛む。見てみると、侵食が進んでいた。しかし、まだ分からない。薄く、アザになっているだけだ。しかし、侵食は進んだ。つまり、鬼はこう言うのだ。心を強く持たなければ、仲間を失う辛さをも耐えなければ、俺達が喰らってやる、と。

 

 大雨の中、二人の少年の悲しい叫びが、何時までも、響いていた。

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