ナイトレイドアジトの修練場。タツミとラバックはそれぞれ背中にアカメ、レオーネを乗せ、腕立て伏せ。カタナとイエヤスは、木刀で訓練をしていた。
「フッ!ハァ!!」
イエヤスは鬼籍王を上手く使いこなす為、二刀流で戦っている。片方の剣で斬りかかり、更にもう片方で追撃をしてくる。カタナは、片方を受け止め、斬りかかる直前に、イエヤスに蹴りを入れる。
「ハアッハアッ」
「イエヤス。今日はここまでにしよう」
「おう。サンキュ!」
訓練を止め、タツミの方に行くと、マインが来ていた。ギプスは、外れている。
「タツミ、ラバック。そっちはどうだ」
「カ、カタナか・・・。上々だぜ・・・」
「でも、ラバックの汗まみれって、珍しいわね。どうしたのよ」
マインがラバックに質問する。
「いや。ナイトレイドの人数も、少なく、なったろ?だから、自分も頑張ろうと思った訳よ」
「そうは言っても、腕立ての回数、タツミの半分以下だからな」
レオーネが、そうツッコムと、ウグッとラバックが、唸った。すると、タツミに乗っていたアカメが、ラバックに乗っているレオーネに爆弾を投下した。
「しょうがない。レオーネと私では、体重に大きな差がある」
「「「「「・・・・・・・」」」」」
あ、やべえ、と誰もが思ったその瞬間、レオーネがアカメに拳骨をお見舞いした。殴られたアカメが、訳が分からん、と言う風に、首を傾げた。そこに、ナジェンダがやってくる。
「みんな。揃ってたか」
「アリアがいません」
レオーネがそう言うと、アリアがどこからかやってくる。
「遅れました。何か用事ですか?ナジェンダさん」
「ああ。革命軍本部に、帝具を届けて来る。そして、その事でだが、カタナ。一緒に来てくれないか」
「へ?何で?」
「なんか、気になる遺跡が見つかったらしい。調査隊によると、阿朱羅丸に関係してる場所らしい」
「・・・わかった。一緒に行く」
「よし。ではアカメ。留守番頼む。命令は、皆頑張れ!だ」
「・・・ん。わかった」
タツミのツッコミが炸裂する中、カタナとナジェンダは出発した。
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場所は変わり、宮殿。エスデスの前には、三獣士の墓があった。
「お前らは弱かった。弱者は淘汰されて、当然だ。・・・まったく、しょうがない部下達だ・・・」
エスデスが顔を上げると、そこには、強い意志の瞳が宿っていた。
「・・・しょうがないから、私が仇をとってやろう」
「エスデス」
エスデスの後ろに、ショウヤが現れる。ショウヤの服装が今までと違い、軍服ではなく、私服っぽいものにマントを着けた物になっていた。
「今日から、特殊警察として、活動するんだよね」
「ああ」
「・・・で、エスデス。面白い事考えているでしょ」
「・・・ッフ。バレたか」
「まあ、いいや。先に行ってるよ」
そう言うと、ショウヤは宮殿の会議室、特殊警察イェーガーズの収集場所へと向かった。
次回から、カタナは革命軍本部。ショウヤはイェーガーズの話となります。遺跡でカタナを待つ物とは・・・。次回は、イェーガーズの話となります。