アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

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第30話  カエデとの再会、チェルシーとの出会い

 ナイトレイドを出てから、しばらくすると、革命軍本部に到着した。入り口には、赤がかった茶髪の美少女がいた。その少女が、こっちに近づいてくる。

 

 「久しぶり、ナジェンダ。そして、そっちが、最近入ったっていう新人ね。私はチェルシー。地方部隊の所属なんだけど、今回、遺跡の案内を引き受けたのよ。これから暫く、宜しく」

 

 「カタナです。こちらこそ、宜しく」

 

 「・・・知り合いなんだから、呼び捨てで良いのに・・・」

 

 「へ?知り合い?」

 

 「・・・本当に、覚えてないんだ・・・」

 

 確かに、何処かで会った事が、有るような、無いような・・・。まだ自分が帝都の人間だった時だろうか・・・。まあ、良い。呼び捨てでかまわないなら、その様にする。

 

 「わかった、チェルシー。これで、良いか?」

 

 「うん。そっちの方が、カタナらしい」

 

 そんな話しをしていると、ナジェンダが、

 

 「チェルシー。目的の遺跡まで、連れていってやってくれないか?私は、少し本部に用があるんでな」

 

 「リョーカイ!!」

 

 そう言うと、チェルシーが案内を開始した。

 

,,,,,,,,,,,,

 

 暫くすると、謎の遺跡にたどり着いた。

 

 「ここが?」

 

 「ええ。そうみたい」

 

 遺跡に入ると、一人の少女がいた。その少女の手には、大鎌が握られている。その少女の正体は・・・

 

 「カエデ!?」

 

 馬鹿な!カエデは死んだはず!そう想ってると、カエデがこちらに気付き、振り向く。その直後、カエデが大鎌ー四鎌童子の能力である、鬼の創出を使い、鬼を飛ばして来る。

 

 「なっ!?」

 

 チェルシーを突飛ばし、その反動を利用して避けると、バコォンと、遺跡の壁が少し崩れた。と、言うより、穴が開いた。

 

 「クッ!」

 

 すぐさま阿朱羅丸を抜刀する。すると、もう目の前に、カエデが迫ってきていた。四鎌童子と阿朱羅丸が激突する。本来は鬼呪帝具の性質は同じなので、吹き飛ばされる事は無いのだが・・・

 

 ガギイイン!!

 

 という音と共に吹き飛ばされ、壁におもいっきり激突する。

 

 「ガハッ!」

 

 そのまま追撃され、もう少しで殺られると思ったその時・・・

 

 鎌が、止まった。カエデが苦しそうに、

 

 「や、め・・・て・・・。カタナ・・・速く・・・。私は、もう・・・3年前に・・・。速く、しないと・・・」

 

 昔の約束を思い出す。

 

ーねえ、カタナ。約束ね。もし、私が鬼人化したときは、貴方が、殺して。

 

ーどうせなら、愛する人の手で、殺されたいの・・・。

 

 目を見開く。覚悟は、3年前に出来てる。カエデは、鬼人となってしまった。もう、人に戻る事は、出来ない。なら、俺が殺してやる。約束を守る為に。過去を、振り切る為に。

 

 しかし、基本、鬼人化した人間を、普通の人が倒す事は、出来ない。体力が違うのだ。どうしようか考えていると、刀から声が聞こえてくる。

 

ー力を、望むか?

 

 (ああ)

 

 

ーなぜ、力を、望む?

 

 (あいつを、チェルシーを、カエデを、帝都にメチャクチャにされてる人達を救う為!)

 

ー良いだろう。もし、人間を辞めても良いなら、力をやる)

 

 声が、そう言う。なら、答えは決まっている。

 

 「チェルシーを、カエデを、帝都にメチャクチャにされてる人達を救う為に、俺は、人を、辞める!!」

 

 次の瞬間、カタナの侵食率が、臨界点を突破し、鬼の欲望が、カタナを飲み込んだ。

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