革命軍本部。カタナ達は、会議室で、これからの事について、ナジェンダから説明を受けていた。
「カタナ。お前が今着ているその帝具。どんな効果があるのか、私には、わからない。お前には、どんなのか、わかるか?」
「うーん。全然わからない。効果も出ないんだ・・・」
「効果が出ない帝具・・・」
「意味あるの?そんな帝具・・・」
そうチェルシーに言われるが、わからないもんは、わからない。阿修羅にも聞いたが、教えてはくれなかった。
「さて、どうアジトに帰るか、だが。これで決めようと思う」
そう言うと、ある帝具を出した。これは・・・
「占いの帝具?」
「そう。これで決めようと・・・」
ナジェンダが言葉を止める。どうかしたのかと見てみると・・・
「凶!?」
方角は、アジトの方だ。何者かに襲撃されてるのだろうか・・・。
「クッ。特級危険種のエアマンタで移動する!すぐに、行くぞ!!」
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アジト周辺。アリアはレオンと共に、チーム・スタイリッシュの迎撃に付いていた。と言っても、アリアは遠距離担当なので、レオンを前衛にして、狙撃。というフォーメーションだ。
「一体、何匹いるのよ!!」
アリアが次々と敵を貫いていくが、次から次へと、敵が出てくる。キリがない。
「とりあえず、こいつら片すぞ!!」
レオンがものすごい速さで敵を殺していく。片付いたと思ったら、又敵が出てくる。
「いや、しかし、やはり凄いですね」
「誰だ!?」
レオンが剣を向ける。敵は、ペコリ、とお辞儀した。
「私は、ナナシです」
「名無し?」
「はい。スタイリッシュ様は、私には名を、与えて貰えませんでしたので」
ナナシはそう言うと、武器を構えた。
「それでは、お命、頂戴します」
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「クッ!!」
「タツミさん、落ち着いて!!」
「ウオオオ!!」
「あーもう!!」
シェーレと言う人の形見を我が物顔で扱う敵、カクサンに怒り、特攻するタツミ。今、カタナはここにはおらず、彼の親友である、イエヤスもいない。
「行くわよ、[天日]!!」
そう言うと、槍型の呪具[天日]を構え、タツミの援護に向かう。タツミは、カクサンの攻撃を辛うじてかわせた所だった。
「タツミさん、退いて!!」
「あーん?なんだぁこいつ」
タツミがスピアの声に気付き、後ろに下がる。それを狙って突きを放つが、カクサンの頑丈な体のせいで、ビクともしない。しかし、それももう、考慮済みだった。
「ほれほれ、意味ないんだ・・・」
「天日。爆裂」
カクサンがエクスタスを盾にし防ぎ、余裕ぶった顔をした瞬間、スピアが天日に呪を込める。すると、爆発が起きる。しかし・・・
「ふーっ。あぶねえあぶねえ」
「うそ・・・」
防ぎきった。全く歯が立たない相手に、どうしようかと思ってると・・・
「まったく・・・あんた達、二人揃って、だらしないわね」
後ろから、罵倒の声が聞こえる。振り向くと、そこには、マインがいた。マインがカクサンが持っているエクスタスを見て、目を見開く。
「早く片付けるわよ。こいつらがエクスタスを持っているだけで、ヘドが出る」
「はっ。片付ける?この状況わかってんのかおい!!」
「そうですね・・・。早く、片付けましょう・・・」
スピアは、そういうと、自身が知る中で、最も威力が高い呪を使う。
「天日。秘技、[一突必殺]」
そうスピアは命じる。すると、槍の先が、紅くなる。マインがパンプキンを構え、タツミがインクルシオの装備、ノインテーターを構える。
「はっ。来いやあああ!!」
そう言いながら、エクスタスを構え、タツミに攻撃する。タツミがそれを避け、そこをマインが狙い撃つ。
「こいつ、硬いわね・・・」
「終わり、だあああ!!」
「残念。終わるのは、貴方よ・・・」
カクサンが、ハッとし、後ろを振り向く。そこには、紅い槍を持つ、スピアの姿。
「貫け!!」
カクサンが瞬時に体をねじ曲げ、心臓を守る。しかし・・・
「はっ。やはり、俺様の・・・」
「いえ。私たちの勝ちです・・・」
カクサンが何をバカな、と体を動かそうとする。しかし・・・
「何故・・・だ。まさか・・・それも、帝具・・」
「いえ。これは、呪具です。そして、さっき貴方に使ったのは、一突必殺。村雨の元となった呪術です」
「ば、かなぁぁ」
そう言いながら、カクサンは息絶えた。
次回。 第36話 援軍