(速い!!)
ナイトレイドアジト周辺の森。レオンはナナシと戦っていた。
「どうしたんです?一撃も当たっていませんが」
「クソッ」
レオンはナナシにいまだに一撃も当ててなかった。しかし、ナナシは帝具使いではない。
「フッ!」
「ちいっ!!」
しかも、無駄なく急所を狙って来る。相手は強化兵士。なら、奴が強化したのは・・・。
「目と脳か・・・」
「正解です。私は、目と脳を強化されてます。だからこそ、貴方の攻撃場所も読める」
つまり、こいつは脳を普通の人間以上に活性化させる事で、周りをゆっくりに感じられる様にしてるのだ。なら、こっちは・・・
「それ以上に、速くなるだけだ」
剣、ダーインスレイヴを構える。
「奥の手」
ダーインスレイヴがレオンの血を吸う。剣が紅くなる。そして、戦いを再開させた。
「フッ!!」
「速い!!?」
瞬時にナナシの懐に飛び込み、切り裂こうとするが、それを、ギリギリでかわす。後ろで何か、攻撃的な気配がした。レオンはすぐにそれに気付き、フッと笑った。
「何が可笑しい?」
「いや。行くぞ、次で、決める」
敢えてレオンは隙が大きい、突きを選ぶ。ナナシが勝利を確信した表情を浮かべるが、驚いた表情に変わる。
「月光韻、行くわよ。鬼呪の技」
矢が炎を纏う。その矢を撃つと、綺麗にナナシの心臓に突き刺さった。
「ハッハハ。これは、完全に、私の、負け、ですね・・・」
そう言いながら、ナナシは息絶えた。
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「スタイリッシュ様。カクサンとナナシ、トビーが殺られました」
「ああ。何てこと!!」
耳がスタイリッシュに更に報告する。
「っ!?空から何か来ます!!」
スタイリッシュは、謎の試験管を取り出す。
「しょうがないわね・・・。これを使うしか無いようだし!!」
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タツミ達が空を見上げると、エアマンタが来ていた。
「敵か!?」
「ちょっと待って」
マインがスコープを取り出す。見てみると、そこにいたのは、ナジェンダとカタナ。
「援軍ですね!」
これで安心。そう思ったその時。
ガクン。
「えっ?」
タツミ以外の全員が倒れ出す。
「どうした皆!!」
「体が、動かない・・・」
「毒、か・・・。姑息な手を・・・」
歩兵が近付いてくる。タツミが構える。
(俺はまだ、皆より動ける。俺が皆を守らないと!!)
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「さて、カタナ。スサノオ。準備はいいか?」
「ああ」
「問題ない」
皆が倒れてる。恐らく、毒の類。なら、
「カタナ。三年前に渡されてた鬼呪強化薬は、まだあるか?」
「ああ。あと、三錠だけなら・・・」
カタナもわかってるらしい。強化薬を持っていた。
「よし。作戦開始だ!」
チェルシーがカタナに話しかける。
「カタナ。頑張ってね」
「ああ。行こうスサノオ」
強化薬の効果は十分。その間に奴を倒さなければ。
カタナが強化薬の蓋を開け、口に含む。
「よし。十分で片付ける!!」
カタナ達は、戦場へと、突入した。
はい、お久しぶりです。刃留です。
いつの間にか、お気に入りが50件になってました!凄く嬉しいです!これからも、よろしくお願いします!!
話は変わり、次回で恐らく、VSスタイリッシュは終わります。