カタナが、刀先をスタイリッシュに向ける。巨大な目を持つ男と巨大な鼻を持つ男が立ち塞がる。
「ご安心下さい、スタイリッシュ様!」
「我々は将棋で例えれば、金と銀!必ずお守りします!!」
(いやいや無理でしょ!!偵察に特化しているあなた達では、敵わないわ!!)
ポケットから、注射器を取り出す。
(しょうがないわね・・・)
その注射器を、スタイリッシュは自身に打ち込んだ。
「危険種イッパーツ!!これしか無いようね!!」
スタイリッシュの体が、変異していった。
「キタキター!!これぞ究極のスタイリッシュ!!私自身が危険種とで~、お前達全員を~吹きとばーす!!」
スタイリッシュの体が、大きくなっていく。
「さすがです、スタイリッシュ様!!」
「お美しい・・・」
感激する目と鼻を、スタイリッシュは掴んだ。
「「え?」」
「あなた達は貴重な栄養よ。私と一つになりましょう!」
そう言いながら、目と鼻を喰った。巨大な耳を持つ少女が逃げようとするが、逃がす訳も無く、喰われてしまった。
「さあ、覚悟は、良いかしら!?」
巨大なロボット。そう例えるのが、一番だろう。スタイリッシュが拳を降り下ろしてくる。
「カタナ、走れ!!」
「了解!!」
その拳を使い、本体へと向かう。スタイリッシュは、させないとばかりに拳を降り下ろしてきた。
(やばい!!)
「う、おおおおお!!」
その拳を、インクルシオが受け止める。
「い、けええ!!カタナ!!」
再び、走り出す。
「いい気になるのも、いい加減に・・・グハッ!!」
謎のビームと、矢が飛んできた。見てみると、マインをナジェンダが、アリアをレオンが支え、狙撃をしている。
その隙を利用し、一気に駆け抜ける。目標はスタイリッシュ本人。スタイリッシュが焦ったのか、ケーブルの様な物を飛ばしてくる。
「阿朱羅丸。阿朱羅観音!!生成20!!」
右目を使い、ケーブルの数を把握。その本数と同じ数、生成する。そして、ケーブルを全て切り落とした。
「なっ!!」
「これで、詰みだ。スタイリッシュ」
スタイリッシュの心臓を貫く。
「地獄に、落ちろ・・・!!」
「グ・・・ガハァ!!!」
巨体が沈んでいく。薄れ行く意識の中、スタイリッシュは、
(なんで・・・あたしが・・・こんな目に・・・!!)
死ぬまで、その事を疑問に思ったまま、死んだ。
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カタナは、インクルシオを外したタツミと、会うや否や、ハイタッチした。
「ナイス援護だった。有り難う、タツミ」
「いや、一回所か、何回も助けてもらってんだ。当たり前だろ?」
「ハハハッ」
カタナに、赤髪の少女が近づく。
「カタナ。後、そこの少年。ナジェンダが呼んでるわ」
「ああ分かった。すぐ行く」