チェルシーとの訓練後、チェルシーは用事があるというので、カタナは、一人でアジトから帰った。
「・・・何、この巨大魚。しかも、骨だけだし」
「今回の獲物だ。お前らが遅かったので、全部食べてしまったぞ」
アカメが言う。・・・良かった。チェルシーと夕飯済ませといて。危うく、飯抜きになる所だった。
「まったく。どう思うよ、カタナ。スーさんのせいで、俺様のポジションが無くなっちまった」
「あんたは、昔からそんな感じでしょ」
すると、何処からか危険種、マーグパンサーの子供が来る。そして、デザートを食べてるマインに、じゃれつき始めた。
「な、何よ。あげないわよ・・・あげない・・・・あげな・・・」
あげない、と連呼するが、マーグパンサーのウルウル目に、ついに折れた。デザートを少し切り、分けようとする。すると、
「フニャッ!!」
と言いながら、マーグパンサーがデザートをまるごと奪った。そして・・・
ドロン!!「フッフッフ。いただきだにゃーん♪」
マーグパンサーがチェルシーへと変身した。
「あーー!!チェルシー!!」
「アッハハ。マインったら、隙有りすぎでしょ」
いや。そうは言っても、チェルシーの変装は世界一とも言えるだろう。
「それが、チェルシーちゃんの帝具?」
ラバックが質問する。
「そう。便利でしょ?私の帝具[ガイアファンデーション]。いやーしかし、もう少し注意しなきゃね。マイン」
「何よ!あんたの帝具だって、バレたらお仕舞いじゃない!!」
「そうならない様に、任務も遂行してるよ、大丈夫。それに、これも、使えるようになったしね」
そう言うと、チェルシーは四鎌童子を展開した。
「それ。四鎌童子ですか?」
スピアが聞く。
「ええ。私のもう一つの帝具。四鎌童子」
「そう言えば、カタナと言い、アリアと言い、チェルシーと言い、どうして二つも適合出来るのよ。普通無理でしょ?」
「ああ。鬼呪帝具だけは、別らしい。要するに、[帝具=鬼呪帝具=精神消耗量]って事だ」
そう。最近気付いたのだが、帝具と一緒に装備しても、消耗量が変わらない。
「でも、それ抜いても、やっぱ危なくないか?」
「うん、そだねー。私の帝具は化粧であって、戦闘能力は無いから。でも、だからこそ化かし概があるんじゃない?」
すると、マインを見ながら、
「今のマインの表情。素敵だったよ?♪」
ブチッ。
あ、マインの堪忍袋が切れた。
「ムッカツクーーー!!!!!!」
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次の日。タツミ達の能力を久しぶりに見た。
驚いた事は、いつの間にかタツミがインクルシオを完璧に使いこなしてる事だった。
「チェルシー。どうだ?皆の能力は」
「うん。皆強いね。でも、強いからって、生き残れる訳じゃ無い。過去のデータ、見せて貰ったけど、あの二人、人間としては好感持てるけど、殺し屋としては、失格ね・・・」
チェルシーの言葉に、タツミとマインが切れそうになる。
「「なっ!!」」
「皆も甘い所をどうにかしないと、これから命がいくつあっても、足りないんじゃない?」
あれ?カタナがどっかいっちゃった・・・。
主人公、空気。あれ?何で、こうなった・・・?