本編どうぞ!!
ここはとある鉱山。その中で、ある男達が、働いていた。
「ふー。ここら辺りで、一旦休憩するか」
後ろから、足音が近づいてくる。
「?何・・・・」
後ろを向くと、人の形をした、不気味な危険種がいた。
「き、危険種だ!!」
「に、逃げるぞ!!」
必死に逃げようとする男達を、ムシャムシャと食らう危険種達。それを後ろから、ある男が見ていた。その手には鍵の錠前。その男が危険種を解放したということは、言うまでもなかった。
「おーおー。スゲェスゲェ。こりゃあ楽しめそうだ」
錠前を握り潰す。男はニヤリと笑うと、
「久し振りの帝都だ。じっくり楽しませて貰うぜ」
「クソ。また帝都周辺で犠牲者が・・・」
「ショウヤさん。一体何を読んでるんですか?」
セリューが話し掛けてきた。
「ああ、セリューか。いや、新聞だよ。また危険種の犠牲者が出たらしい」
「最近多いですよね・・・・・。なんでも、人型の危険種だとか」
一刻も速く、仕留めないと、と意気がるセリューを見て、ショウヤは安心した。一応スタイリッシュの死からは、立ち直ったらしい。暫く他愛ない話しをすると、エスデスが来た。
「お、ショウヤにセリューか。クロメとウェイブ、ボルスを呼んでくれ。任務だ」
「内容は?」
ショウヤが聞くと、
「人型の危険種の討伐と捕獲、だ」
「依頼主は・・・・大臣か?」
「何だ、不服か?」
「いや別に」
ショウヤが壁に掛けてあった[真昼の夜]と、新たな帝具[ルシフェル]を身に纏う。
「よし、じゃああの三人呼んで行くか。エスデス、良いよな?」
「ああ。私は残りの人数で任務に当たる。頼むぞ、ショウヤ」
ショウヤは真昼の夜を手に持ち、
「了解した!じゃあ行くぞ、セリュー!!」
「わかりました!!
外へと出ていった。
ある森の中、一台の馬車が走っていた。
「暗くなる前に、速く帝都に行くぞ!」
「お、おい!前!!前に危険種が!?!」
グガアアア!!と叫びながら襲い掛かってくる危険種達。命の終わりを感じたその時。
「よし、間に合ったか。俺に[憑依]だ。真昼ノ夜」
突如現れた男-ショウヤの身体に、真昼ノ夜の鬼呪が憑依する。ショウヤの目が赤色に変色し、身体能力が激増する。
「切り裂け、真昼ノ夜」
ヒュンッと刀を一振りし、危険種を切り裂く。そして、
「んじゃ、後は任せた。ボルス」
「わかりました」
ボルスが危険種に向けて、火炎放射機の形をした帝具、[ルビカンテ]を構える。
「これで、終わり!!」
ルビカンテの炎に耐えきれず、危険種は全て、消失することとなった。
「皆さん、もう大丈夫ですよ」
ボルスが、馬車の人に話し掛ける。しかし、
「ひぃ!!」
物凄い表情で怯えてしまった。まあ、無理もない。危険種から助かったと思ったら、次は上半身裸の覆面男だ。流石に怯える。
「あ、あの~」
「「ひぃぃ!!!」」
後ろからセリューが肩に手を掛ける。
「大丈夫ですよ。正義の炎が悪を滅しました!」
「て、帝都の軍人さんだったのか・・・。よかったぁ」
安心した表情になった。緊張は解れたらしい。ショウヤが話し掛ける。
「すみません」
「あの、あなたは?」
敬礼をする。敬礼は、慣れている。
「帝国軍特殊警察[イェーガーズ]隊長、ショウヤです。もしよければ、あなた方を帝都まで護衛しますが?」
「い、いいんですか!?有難うございます!!」
大喜びする馬車乗りの二人に、ちょっと待ってて下さい、と言ってウェイブ達の下へ向かう。ウェイブ達の方では、
「クソ。ボルスさん、本当は凄く良い人なのに」
と、ウェイブが、あの二人を睨んでいた。しかし、
「いや、ウェイブが言うことじゃないと思う」
クロメがナイスツッコミを入れた。ショウヤもそれに同意し、
「そうだぞウェイブ。お前もボルスに初めて会った時、凄くビクビクしてたじゃないか」
「ウグッ!」
「大方、こう思ったんだろう?『うわ、なんだよこの人!拷問官と間違えてしまったけど、これからの同僚かよ!!』って」
「ウグッ!も、もう、止めてくれ。お願い、します」
「よし、飽きたし、終わりにするか」
ウェイブの弄りを終了する。そして、
「あの人達の護衛を引き受けた。これから帝都に向かうぞ」
「「「「了解(わかりました)!!」」」」
そう言うと、ショウヤ達は護衛をしながら帝都へと帰った。
次回はナイトレイドサイドです。