待たしてしまい、申し訳ございませんでした!!
あの模擬戦から暫く経ったある日。カタナは、[セラフィム]の本当の力を手に入れるべく、森の中で危険種相手に修行をしていた。
カタナが[阿朱羅丸]を構える。全方向から危険種が襲い掛かる。
「阿朱羅丸、阿朱羅観音!!」
阿朱羅丸の奥の手を展開。無数の刀を生成し、危険種を切り裂く。ふう、とカタナは刀を納めた。
「この辺りの危険種じゃ、もう弱すぎるか?」
もっと素早い奴じゃなければ、カタナの相手にならない。カタナの右目は鬼に侵食されている為、敵の動きがゆっくりに見えるのだ。臨時アジトに戻ろうとしたその時、チェルシーが来た。
「カタナ、ここにいたんだ」
「チェルシー、どうした?」
「実は・・・・」
チェルシーの話しによると、ナイトレイドに緊急収集がかかったらしい。その為、新たなアジトに移動するとか。
その話しを聞くと、カタナはチェルシーと共に、ナイトレイドの集合場所に向かった。
大きな崖の中に、そのアジトはあった。上の方には大きな岩が乗っており、どう見ても、前までのアジトだった。しかも、温泉も付いているらしい。革命軍、すげえ。
「それにしても、何か、この前のアジトと全然変わらない様な・・・・」
タツミが新たなアジトを見ながら、そう言う。
「隠れやすさと逃げやすさを重視すると、自然と前のアジトと似てくる」
アカメが答えた。暫くすると、スサノオとラバックの逃げ道、探知機の設置を終え、カタナ達は新たなアジトへと入っていった。
「いきなりですまないが、緊急の任務だ。今回の標的は、最近話題になってきている人型危険種。やつらは、幅広い領域で活動しており、多少だが、知性も見受けられる」
ナジェンダが説明を続ける。
「帝国側とイェーガーズも討伐に出ているが、手に負えないらしい。言ってみれば帝国側に協力することになるが、いいか?」
タツミとアカメが答える。
「おう。勿論だぜ!今回は事情が事情!」
「話しを聞く限りでは、早々に葬り去るべき連中だ!!」
「兵士と鉢合わせってのは、勘弁だけどね」
レオーネが言うと、
「いやそれはない。私達はナイトレイド。夜中に活動すればいい」
ナジェンダが答える。
「あ、そっか」
「でも、あんまり賢い選択とは、言えないんじゃない?帝国側に任しておけば良いじゃない。やっぱり甘いのよ、あなた達」
チェルシーが言う。確かに、甘い考えなのかもしれない。それでも、
「チェルシー。確かに、甘い考えなのかもしれない。この作戦で仲間が死ぬ可能性だってある。それでも、やるべきだと、俺は思う。俺達は、殺し屋である前に、国民の味方だ。お前だって、そう思うだろう?」
「ま~確かにそう思うけどさ?」
カタナが説得すると、チェルシーはしぶしぶ納得し、引き下がった。そして、
「所でタツミ。そのズボンのチャック、どうにかならんか?」
「タツミ、そのズボンのチャックが凄く気になるんだが」
カタナとスサノオの声が被った。なっ!!と、タツミが赤面し、チャックを閉める。アカメが、
「すまない。気づいてはいたのだが、ファッションかと・・・・」
「こんなファッション無いから!!そこまでオープンな男じゃ無いから、俺!!」
アカメにはファッションに見えたらしい。アカメが座り込む。
「これからは注意深く見よう」
「止めてぇ!!」
新たなアジトに、タツミの悲鳴が響き渡った。
今日の夜中に終わりのセラフ最終回ですよ。次の放送が10月から。ウワーン(泣)。待ち遠しい!!
アンケート、受け付けています!!