アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

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第50話  嵐の前の静けさ

 (平和、だなぁ)

 

 目の前の湖ではしゃいでいるタツミ達を見て、カタナはそう思った。

 

 (本当に、平和だ)

 

 嵐の前の静けさ、というものかもしれないが、決戦前とは到底思えなかった。

 

 

 

 

 

 

 今回の任務は、イェーガーズを誘き出す為にアカメとマインが人目に付かせる、というものだった。その為、カタナ達はやる事が無いのである。結果的に、自由時間という事になった。

 

 

 

 

 

 

 カタナがボーッとしてると、チェルシーがやって来た。

 

 「ねえ、カタナも遊ぼうよ!!」

 

 チェルシーの目がキラキラしてる。

 

 (こういう所って、子供っぽいよなぁ)

 

 カタナがそう思うと、チェルシーがほっぺたを膨らませながら、

 

 「今、子供っぽいって思ったでしょ・・・」

 

 「ギクッ」

 

 思い切り考えを当てられたので、カタナが冷や汗をかく。その様子を、チェルシーは、ジーッと見ていた。

 

 「あ、遊ぶんだろ?は、速く行こうぜ!」

 

 「何か、気になるんだけど、まあ良っか」

 

 チェルシーのジト目に堪えきれず、カタナはチェルシーの手を引いて湖へと向かう。チェルシーは最初はジト目だったが、まあ良いか精神で元に戻り、カタナと湖へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 場所は変わり、イェーガーズ。ショウヤ達はナイトレイドの報告を受けた為、その作戦会議を、とある町で行っていた所だ。

 

 「ナジェンダは東へ、アカメは南へ・・・ここに来て、やつらは二手に別れた様だな」

 

 「東へ行けば、安寧道の本部であるキョロク。南へ行けば、反乱軍の異議が掛かっている都市。何れにしても、きな臭いですね・・・」

 

 エスデスの言葉にボルスが頷く。

 

 「急いで行けば、直ぐ追い付けます。行きましょう!!」

 

 「落ち着けウェイブ。それじゃあ、奴の思うツボだ」

 

 急かすウェイブを、ショウヤが宥める。

 

 「アイツは中々に往生際が悪いからな・・・。下手に打つと返り討ちにされる」

 

 「そう言う事だ。それにナイトレイドは帝都の賊。地方には手配書が回っていないので、油断して顔を出した所を追跡され、挙げ句に二手に別れた所も目撃されている。余りにも都合が良すぎないか?」

 

 「はい。高確率で罠でしょう」

 

 エスデスの言葉にランが答える。

 

 「私達を、帝都から誘き出して倒そうと!?」

 

 セリューがそう言う。するとセイトが、

 

 「ねえ隊長さん。とりあえず奴らを追いませんか?この場合は、二手に別れるべきだろう」

 

 「そうだな。じゃあ、振り分けをする」

 

 セイトの意見に賛成し、エスデスは振り分けを開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ナジェンダ追跡班ーエスデス、ラン、セリュー、セイト

 

 アカメ追跡班ーウェイブ、クロメ、ボルス、ショウヤ

 

 

 

 

 振り分けが完了すると、イェーガーズは二手に別れ、追跡を開始した。




 次回、遂にイェーガーズ戦スタート!!
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