アカメが斬る!ー革命のカタナー(連載休止)   作:刃留兎

6 / 54
第5話  紹介

 

 ーーーここは、どこだ。

 

 ーーー滝?

 

 ーーーまさか、ここは。

 

 目の前にはかつて所属していた部隊[ファントム]の隊長であり、カタナの恋人だった少女と帝都の大将軍がいた。

 

 ーーーやめろ。

 

 俺はこの先に起こることを知っている。

 

 ーーーやめてくれ。

 

 大将軍が剣を振り上げる。助けにいこうとするが、体が動かない。少女が口パクで俺に何かを伝える。

 

 ーカタナ、あなたは生きてー

 

 ーーーやめろオオオオオオオオ!!!!!

 

,,,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 「はっ!!」

 

 とある部屋でカタナは目をさました。

 

 「そうか、確か昨日は・・・」

 

,,,,,,,,,,,,,,

 

 帝都からナイトレイドアジトに移動した後の事。本当ならボスと会わせるはずが、そのボスが帰ってこないらしい。

 

 「とりあえず、空いてる部屋を使ってくれ」

 

 何故か巨乳の姉ちゃんーーーレオーネにそう言われ、ここで泊まることになってしまった。

 

,,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 「凄い汗だな」

 

 カタナは服を脱ぎ、体をふきはじめる。あの夢は3年前の、失敗した革命の出来事だ。最近は見なくなっていたが。

 

 「久しぶりに人を切ったからか?それとも」

 

 ーーー忘れるなって事か。

 

,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 部屋から出ると、レオーネが丁度俺を探してる所だった。タツミとアリアも一緒にいる。

 

 「おお、カタナ起きたか。ちょうど探してる所だったんだ」

 

 「レオーネ、どうかしたのか?」

 

 「いや。今のうちに仲間を紹介しておこうと思ってな」

 

 「ああ、わかった。俺は行けるよ」

 

 「よし! じゃあ、行こうか!」

 

 張り切るレオーネを横目にタツミに話し掛けた。

 

 「タツミ。大丈夫か?」

 

 「カタナ」

 

 「過去は変えることは出来ない。だから、これからのことを考えるんだ」

 

 「ハハ。簡単に行けば苦労はしないさ」

 

 「ああ、分かっている」

 

 「それより、早く行こう。もうあんなところまで行ってる」

 

 タツミが早く行こうと急かす。無理してるのはバレバレだが、まあ大丈夫なようだ。

 

 「ああ、行こう」

 

 二人ともレオーネに向かって走っていく。それを見て、全然出番が無かったアリアが一言。

 

 「私、忘れられてない?」

 

,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 まずは、会議室みたいな所に連れてこられた。メガネを掛けた女性が、本を読んでいる。

 

 「あれ?どうしたんですか、レオーネ?」

 

 「いや、こいつら、まだ仲間になろうか迷っているらしくてさ。とりあえず、アドバイスしてやってくれ」

 

 「う~ん。そうですね・・・」

 

 (((ゴクリ)))

 

 息を飲む。そして、返ってきた答えは・・・

 

 「アジトを知られたからには、仲間にならなきゃ殺されちゃいますよ?」

 

 ((ゾクッ))

 

 「怖えーよ!!」

 

 予想外の答えに、タツミとアリアが震え上がり、カタナが突っ込む。その時、たまたま本の題名がみえる。その本の題名・・・

 

 

                [天然ボケを治す100の方法]

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・

 

 その時思ったことは、3人とも同じだった。

 

 (((天然ボケって、治るのかな?)))

 

 「ああ!!なんでそいつらここに入れてんのよ!」

 

 会議室(?)に怒声が響き渡る。後ろを振り向くと、ピンクの髪をツインテールに束ねた少女がいた。

 

 「ええー。いいじゃん。仲間だし」

 

 「まだ違うでしょ!」

 

 そう言うと、こっちに向かって近付いてくる。こっちを凝視しながら一言。

 

 「ダメね。とてもプロフェッショナルな私達とは合いそうにないわ。そこの二人はともかく、あんたは顔からして」

 

 そういってタツミを見た。

 

 ・・・・・

 

 「よし!次行こう!」

 

,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 「ここはストレス発散場もとい、修練場だ」

 

 廊下を歩きながらレオーネが場所を紹介する。すると、向こうの方で木の槍を振っている男性が見えた。こちらに気づくと一旦修練を止める。

 

 「おお。この間の奴らか」

 

 言い方からして、あの時いたらしいが、俺達は知らなかった。頭の上にハテナマークを浮かべる俺達に男性が説明する。

 

 「ああ、そういえば直接は会ってなかったな。俺はあの鎧の奴だよ。ブラートだ。よろしく!」

 

 そう言って、手を出してきたので、こちらも手を出して握手をする。その時、レオーネが爆弾発言をする。

 

 「そいつ、ゲイだぞ」

 

 バッとおもいっきり手を放す。それを見て、ブラートが爽やかな笑みを浮かべ、こう言った。

 

 「おいおい、勘違いしちゃうだろ、なあ?」

 

 ((否定しろよ!!))

 

 それを見ていたアリアは後にこう語ったと言う。

 

 「この時ほど、自分が女で良かったと思った事は無いわ」

 

,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 更に場所は変わり、水浴び場。緑の髪の青年がコッソリと水浴び場に近付いていた。

 

 「今日こそは、あの巨乳を拝んでやるぜ!あの巨乳の為なら、俺はどんな危険もかえりみない!「じゃあ、指2本貰おうか」・・・え?」

 

 緑の髪の青年をレオーネが仕留め、指を2本折るという所業を目の前でしていた。だが、青年は諦めなかった。

 

 「まだだ!まだ行ける!「じゃあ次、腕行こうか」・・・ギャアアアア!!」

 

 「じゃ、そういうわけで、このバカはラバックな!」

 

 (((どういうわけだよ(なのよ)・・・・・)))

 

,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

 

 最後に、川に連れてこられた。タツミがギブアップを上げる。

 

 「もう、お腹いっぱいなんだけど・・・」

 

 「俺もだ」

 

 「同じく」

 

 そう。ぶっちゃけると、もう紹介は勘弁してほしかった。メンタル的にキツイ。殺し屋の名は伊達じゃないと思った。

 

 「安心しろ。最後は美少女だぞ!」

 

 「ハァ。」

 

 しばらくすると、少女が危険種[エビルバード]を食っていた。アカメだ。知り合いだからはっきり言おう。凄く怖いぞ。

 

 「レオーネ。それに、カタナ達か。どうした?」

 

 「いや、ちょっと仲間の紹介にね」

 

 「そうか」

 

 再び食い始めた。この性格は昔からである。

 

 「ところで今日は奮発じゃないか。どうしたんだ?」

 

 「ボスが来ている」

 

 指を指す方向を見てみると、眼帯を付け、右腕が義手の女性がいた。

 




 長いので、残りは次回に延ばします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。