森の中、カタナ達新人組はブラートを追っていた。タツミとアリアが頑張って付いていってる中、カタナはナジェンダに言われた通りに離れて行動していた。ブラートは、敵の気配を察知したからか、突然立ち止まる。振り向いて、タツミとアリアに言う。
「もう一度改めて紹介するが、俺はブラート。呼び名は[兄貴]か[ハンサム]で良いぜ!!」
「応!!兄貴!!」
「わ、わかりました。・・・兄貴」
アリアが微妙な表情で言う。うん、確かに女の子が兄貴!って言いたくないよな・・・。
「よおし!!久々にいい気分だ!お前達に俺様のトッテオキを見せてやるぜ!」
ブラートは突然立ち止まると地面に手を置き、叫ぶ。
「インクルシオォォォォォ!!!!!!!」
その叫びに答えるように、地面から鎧が現れ、ブラートに装着される。
「かっけー!!」
それを見て、タツミが興奮する。
「へぇぇー」
アリアも感心していた。
帝具[インクルシオ]。素材はどんな状況下でも直ぐに適合する能力があるドラゴンを使っているらしい。奥の手は、確か、[透明化]だったか。
いきなり敵の気配がするようになる。そこで、俺は目を閉じ、意識を聴覚に集中させる。すると、後ろから足音がする。即座に刀を抜いて、戦闘体制に入る。すると、後ろから敵が斬りかかってきた。
「フッ!」
その斬撃を避けると、どこからか矢が跳んでくる。
「うわっ!!」
急いで避ける。どうやら弓使いがいるらしい。気配を探すと、木の上にいた。
「さーて、こいつら、どう相手するか・・・」
敵が正面から斬りかかってくる。それを避け、切り裂いた。
「問題は、弓使いだな・・」
弓の弱点は、追従性が無いことだろう。なら、そのまま斜めに移動しながら近づけば良い。
思い付いたら即実行。斜めに移動しながら近づいていく。
「な!?なぜ当たらない!?」
弓使いが驚く。射程範囲に入ると、剣を相手に貫く様に投げる。それは、狙い違わなく、相手の心臓を貫いた。
「喰らえ」
そのまま、阿朱羅丸の吸収能力を使い、相手を[喰らう]。敵はあっという間にいなくなった。
「敵2体、討伐完了」
気がつくと、タツミ達の方も終わっていた。
「よし。じゃあ、帰ろうか」
ブラートがちょっと悲しそうにそう言い、俺達は帰還した。
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会議室。
俺達は、再び仲間になるかどうか確認された。
俺達は了承した。
「修羅の道へようこそ、タツミ、アリア、カタナ」
ナジェンダはそう言い、俺達を歓迎してくれた。
(やっと、ここまで来たよ、カエデ・・・)
俺は心のなかで、隊長に報告した。
(俺は、ナイトレイドに入った。絶対に、革命を起こしてみせる!!)