吾輩は猫である。
「アイルー!」
現在、イッセーに抱かれている。
足がプラーンてしてる。
何故、吾輩が猫か?そう疑問に思った人はいるだろう。
実は転生したは良いが住む場所が無くどうしようか考えている時に、「そうだ!居候しよう!」って考えたんだ。
でも、どこに居候するか考えていたけどいきなり「居候させてください」なんて言ってもどこも泊めてくれる訳がない。
だからどうしよう………そうだ!動物になって住み着こう!ってなった訳で、早速能力を使って猫になったんだ!なぜ猫かって?猫好きだからさ!
猫になってウロウロしていたら茶髪の男の子に遭遇したんだ。
そこからは、その子の家『兵藤家』に連れていかれて男の子ーーイッセーっていうらしいーーイッセーが吾輩を「飼いたい!飼いたい!」って親に愚図りだして渋々了承を得た。
名前を決める時に吾輩の見た目がアイルーだから、小声で能力を使って『アイルー』と名付けさせた。
そして今、吾輩はイッセーに遊ばれている。
まだ子供のイッセーに遊ばれて疲れたのでイッセーの腕から逃げる。
これは余談だかイッセー母に「この猫、全然鳴かないわね」って言われてヤバいと思って「にゃー(棒」と鳴いたら「まあ。なんてやる気のない鳴き声かしら」って言われた。
話しを戻しますね。
今は夜。
晩飯を食べるために家族+αで食事中である。
最初は抵抗のあったキャットフードだが、一口食べてみると案外いけた。
けど、普通のご飯が食べてみたいと思っていると。
「アイルーはい!」
イッセーが魚の白身を渡してきた。
仕方がねぇな、今日だけ一緒に寝てやんよ。
………………
……………
…………
………
……
…
あれから年月が経ち。
イッセーは高校生になった。
小学校の高学年ぐらいから学年が上がるに連れて変態になっていった。
吾輩は……吾輩って言うの疲れたから俺に戻す、俺はこの数年、森に行っては元の人の姿になっては能力の練習をしていた。
ファンタジーの世界と爺さんが言っていたからとりあえず。
能力で身体能力を世界一を凌駕する程の身体能力にし。
老いを無くし。
とか色々していた。
「あー腹減ったなぁー帰るかー。[猫化]」
俺の能力。
『有言実行』っと名付けたこの能力は単語だけでも能力は発動するようだ。
俺はテクテクと歩きながら家に向かう。
………
……
…
近道で公園を通ると噴水の近くで誰かが倒れていた。
近づいてみると
「イッセー?」
イッセーだった。
兎に角イッセーを助ける為に『有言実行』を使おうとした時、イッセーの近くに光る円ーーまるで、魔法陣の様なものが現れる。
俺は近くの茂みに隠れて様子を伺う事にした。
魔法陣?から現れたのは、紅い髪をした女性だった。
女性はイッセーを発見し
「あなたが私を呼んだのね」
は?何を言っているんだ?
紅い髪の女性はイッセーに近寄り、何か呟いている。
紅い髪の女性はクスクスと笑う。
「どうせ死ぬなら、私があなたの命。拾ってあげるわ。」
は?意味がわからない。
紅い髪の女性は懐からチェスの駒の様なものを出しイッセーに向ける、すると、駒はイッセーの体にスゥーと入っていく。
紅い髪の女性は合計8個の駒をイッセーに入れた。
紅い髪の女性は魔法陣?をイッセーが入る様に広げて光に包まれて消えた。
なんだったんだ?あの紅い髪の女性は何者だ?頭の中でその疑問でいっぱいだった。
「兎に角帰るか」
分からないが大丈夫だ。勘を信じて俺は家に帰る。