ハイスクールD×Dで有言実行しますよー   作:孫の手

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第3話

ピーンポーン

 

お、来客か。

そう言えば、リアス・グレモリーが今日ここで部活動をするとか言ってたから部員かな?

 

『おじゃまします』

 

イッセーの部活の部員が来たようなので顔を見に玄関まで行くことにした。

 

来客は、イケメン君こと木場、ちっちゃい猫の様な匂いがする塔城ちゃん、お姉さん系美少女の姫島さん。

 

「……おいで」

 

塔城ちゃんは俺に気づき俺を呼ぶがどうしようかな?まあ、可愛い子だしいいかな。

 

「……よしよし」

 

「お?アイルーが自分から近づくなんて珍しいな」

 

イッセーやい、俺は男に抱っこされる趣味はねぇよ。

 

「……アイルー」

 

なんか塔城ちゃんに気に入られた。

 

「あらあら、かわいいですわね」

 

姫島さんにナデナデされる。髪が長くて綺麗ですね。

 

「かわいいですね」

 

そっと手を伸ばす木場の手を猫パンチではたき落としてやった。

イケメンは嫌いです。てか男は無理。

 

「ざまぁねぇな木場。アイルーは俺以外の男には触らせてくれないだよ」

 

イッセーは俺をこの家に居候させてくれた恩人だからな、特別だ。

イッセーパパ?触ろうとしてきたら顔面を蹴ってるよ。

 

塔城ちゃんに抱かれたままイッセーの部屋に向かう。

 

…………

………

……

 

「で、こっちは小学生のイッセーなのよー」

 

「あらあら」

 

「朱乃さん!?母さんは何見せてんだよ!」

 

イッセーの部屋で部活動をするはずがイッセーママの持ってきたアルバムで中止した。

 

「……イッセー先輩の赤裸々な過去……プッ」

 

「見ないでくれえぇぇぇえ!」

 

そう言えば昔イッセーママがイッセーが連れてきた女の子の友達にイッセーのアルバムを見せたいって言ってたっけかな?

 

なんかすぐそこでリアス・グレモリーとアーシア・アルジェントが手を取り合って瞳を輝かしている。

そのあと一緒に「小さいイッセー」やら「小さいイッセーさん」やらとアルバムを見ながら連呼していて怖い。

 

「おい!木場は見るな!」

 

イッセーは木場からアルバムを取り返そうとするが、木場はニコニコしながら軽快な動きでかわしていく。

 

「ははは、いいじゃないか。イッセー君」

 

次のページを見た木場が突然食い入る様にページを覗く。

それにつられてイッセーは木場が覗くページを覗き込む。

 

「これに見覚えは?」

 

真剣な表情で木場はイッセーにページの中の写真を指差しながら問う。

 

「うーん、ガキの頃のことだから覚えてないけど……」

 

「コレを思いもかけない場所で見かけるなんて……」

 

木場はイッセーにページの中の写真に写る西洋の剣を指差した。

 

「これはね、イッセー君。聖剣だよ」

 

え?

 

………………

……………

…………

………

……

 

あれから数日経った。

 

ピーンポーン

 

来客のようだ。

暫くするとイッセーママと来客がリビングにやってくる。

 

「ホント、久しぶりよね。イリナちゃん」

 

「ホントですね」

 

イリナと呼ばれた栗毛の女性とメッシュの入った髪の女性がやってきた。

 

はて?イリナってどっかで聞いたことのある名前だなぁ。

 

「あら?アイルーじゃない!久しぶりね!」

 

栗毛の女性がドタドタと俺を呼ぶびながら近づき強く抱きしめる。

 

「うにゃー!(離せぇ!)」

 

苦しい!!

 

「こらこらイリナちゃん。アイルーはもうおじいちゃんなんだから」

 

おじいちゃん言うな!まだまだピチピチじゃ!(外見は17歳)。

 

「ごめんねー、アイルー」

 

「シャアーッ!」

 

次なにかしたら引っ掻いてやっからな!

 

「ごめんごめん」

 

思い出したぞ。こいつ、昔は男勝りの性格だったイリナだ。

よく俺で遊んでいやがったからな、仕返しに魚を盗んで喧嘩したぜ。

 

俺はさっきから空気になっているメッシュの入った髪の女性を使ってイリナから隠れる。

 

「イリナ、あまりこの子をイジメるなよ」

 

「分かってるって。ゼノヴィア」

 

成る程、こいつの名前はゼノヴィアか。

 

「にゃお」

 

よろしく

 

俺は片手を上げる。

兵藤家で芸達者な猫として通っている俺だから少し人間のような振る舞いをしても怪しまれない。

 

「ん?よろしく。と言っているのか?」

 

「ゼノヴィアはアイルーに認められたようね」

 

お前はキライだイリナ。

 

「そうか。よろしくなアイルー」

 

ゼノヴィアはアイルー(石島蓮)からの評価が10上がった。

 

…………

………

……

 

「でね、こっちは小学生時代の写真でね。こっちはプールで海パンが破れたときの写真よ」

 

「……母さん?」

 

バタンッ!と音を立てながら扉を開きリビングへ血相を変えたイッセーが入ってくる。

 

「あら、お帰りなさいイッセー。血相変えてどうしたの?」

 

「よかったですぅ」

 

アーシア・アルジェントは力が抜けて座り込んでいるし。

お前らなにやってんだ?

イッセーはイリナ、ゼノヴィアを確認すると警戒態勢に入る。

 

「久しぶりね、兵藤一誠くん」

 

イリナはイッセーに話し掛ける。

 

「久しぶり?」

 

「アレ?覚えてない?」

 

「イッセー、この子は紫藤イリナちゃんよ」

 

イッセーママは写真をイッセーに見せながイリナを紹介する。

イッセーママの紹介を聞いて驚くイッセー。

 

「さっきも言ったけど、久しぶり、イッセーくん。男の子だと間違えてた?仕方ないよね、あの頃は男の子顔負けにヤンチャだったからね。しばらく会わない間にお互いにいろいろあったみたいだね」

 

意味深そうな言葉を口にするイリナ。

恐らく、イッセーが悪魔であることに気づいているだろう。

 

 

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