魔法少女リリカルなのはA`s?あれ、なんか原作と違うんですけど!!   作:ユーリ・ローウェル

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今回で祐介が持っていたエクスカリバー(仮)の名前が決まります。あとついでに空戦のフラグを立ててました。



第12話・聖剣、名前決まりました

ラスボスことオーフィスが我が家にやってきてから数日、はやてやアニキ以外のヴォルケンズに紹介したところ驚きはしたがすぐに納得してくれた。特に背格好が近いはやてとチヴィ子は何かとオーフィスをかまっている。

 

 

「うぉぉぉぉぉぉぉ」

 

 

そんで、俺が今やっているのは町内ランニングを剣を背負って走っている。いやねこの剣、結構重いのよ。だから背中に背負って走って体力を付けているってわけ。

 

 

「ハァ!ハァ!」

 

 

その間、ただ走りるだけではなく所々でダッシュをしたりステップを交えたりしながら走り続ける。ってこんな単調な話をしてもツマラんよな。んじゃ話を少し飛ばすぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ユウスケ。この剣は何だ?」

 

「いや…ただの剣だと思う?」

 

 

ランニングから帰宅して出迎えてきたのは俺の部屋に置いてあった剣を抱えているオーフィスだった。にしてもこれ”ただの剣”って言うのもちょっとおかしいかも知れない。

 

 

「これがただの剣?違う。これは聖剣」

 

 

聖剣、よくよく考えてみたらこの剣の錆を取ったことでセイバーを間違えて召還したんだったな。そんでセイバーがこの剣が”エクスカリバー”と言っていた記憶があった。でもな…セイバー自身が手にしている剣も確かエクスカリバーって言ってたっけ。あれ?これはどういう意味だ?

 

 

「それは知ってるんだけどな、エクスカリバーが同時に二本あるってなんかしっくりこないんだよな」

 

「何真剣に考えてるんだよだユースケ?」

 

「チヴィ子、俺にだって真剣に考える時くらいあるわ!」

 

「で、何真剣に考えてたんだ?」

 

「いやな、俺が持ってる剣についてなんだが…そういえば名前ってどうなってんだっけ?」

 

「はぁ?それエクスカリバーじゃねーかよ」

 

「いやいやそうなんだけどな。エクスカリバーって名前の剣が二本もあって何か変な感じがするんだよ」

 

「知らねーよそんなの」

 

 

 

そうだな、この際この剣の呼び名を決めるべきだな。そもそもこの剣って一体何か特殊能力とかついてるのか?

 

 

「この剣、効果ある」

 

「あるの!!ってかさり気に心読まれた!!」

 

「剣、持って」

 

 

オーフィスが抱えていた剣を受け取り庭に出ると鞘から剣を取り出した。

 

 

「力、出すようにしてみて」

 

「出すようにって言われてもな」

 

 

そう言われてもピンとこなかったため、取りあえず大声を出す感じで腹筋あたりに力を溜め込んで少し唸ってみた。すると剣から膨大な風が発生してきたのだ。

 

 

「これがそうなのか?」

 

「そう」

 

「なんか地味だなそれ」

 

 

チヴィ子の言うとおり確かに地味だなこの能力。そう思いながら何気なく剣先を地面に向けるとブワァと音が鳴響き、俺は持っている剣ごと地面から物凄い勢いで押し上げられたのだ。

 

 

 

「ちょちょちょちょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉとぉぉぉぉぉぉっぉぉぉ」

 

 

 

だんだん地面から離れて行き、ついには地面から200メートル位までの位置まで飛んでいた。だが、改めて周りを見渡す俺。

 

 

(うわぁ、俺空飛んでるよ…俺空とんでるー)

 

 

正直、空飛ぶなんて初めての体験ってか普通は無いよな。だからなんだか異常に興奮が止まらなかった。すると今度はチヴィ子もバリアジャケットって言う戦闘服(ゴスロリ服)になって俺の横まで飛んできた。

 

 

「いきなりでびっくりしたじゃねーか。にしても凄いなそれ」

 

「あ、ああ。だが…」

 

 

次の瞬間、今度は地面に向けて落下を始めたのだ。

 

 

「あ、俺オワタ」

 

 

しかし、地面すれすれでオーフィスが何かの力で俺を無事に地面に着地をさせてくれた。

 

 

「た、助かったオーフィス」

 

「これくらいどうってことない」

 

 

そしてすぐにチヴィ子も地上に着陸して私服に戻る。

 

 

「一体どうしたんだ急に地面に真っ逆さまに落ちて」

 

「いや。何て言うか…剣から出ていた風、あれの操作がめっちゃ難しいんだ」

 

 

そう、空に上がったまでは良かったのだがその場に留まろうとすると滅茶苦茶剣が暴走し始めるのだ。これはちょっとどうするか考えなければ行けないな。そうなると…

 

 

「しかたない、セイバーに話聞くか」

 

 

 

 

セイバーの帰りまでテキトーに家で遊ぶ俺達、幸い買い物に出かけていたセイバーが直ぐに帰ってきてくれた。

 

 

「セイバー、一つ聞きたいことがあるんだけど」

 

「ユウスケ、一体何でしょうか?」

 

「エクスカリバーについて教えてくれないかな?この剣を旨く扱いたいんだけど全然この剣について分からないからどうしようもなくてな」

 

「分かりました」

 

 

庭に出るとセイバーは青い騎士甲冑姿になって剣を手にする。すると先ほどの俺と同じく剣から風が巻き上がる。しかも同時に剣が透明になり剣が見えなくなった。

 

 

「セイバーそれは?」

 

「これは風王結界(インビジブル・エア)。簡単に言いますと風の鞘のようなものです。これはおそらくユウスケの剣でも出来るはずです」

 

 

 

ためしに俺も同じ要領で風を出して試してみて………物凄い風が出て辺りが滅茶苦茶になっちゃいました。

 

 

 

「やっぱむり!!」

 

「まぁ仕方ないでしょう。自然を操ると言うのはそう簡単にはいきません。ならまず最初はその風を技に利用してみてはどうでしょう?」

 

「技…か」

 

 

技、それはもう今では当たり前のようになっているテイルズ技のことである。こういう俺も最近虎牙破斬の練習をしてるところだ。

 

 

「風なら風迅剣か絶風刃辺りだけどな…」

 

 

そういうとチヴィ子とセイバーはう~んと首を捻る。理由は分かるよ、その技を体得するにあたってその前の段階の技を習得しなくちゃいけないからな。主に瞬迅剣とか蒼破陣とかね。

そういえば、セイバーもなんだかんだでフレン・シーフォの技を使いこなせたようで残りはバーストアーツと秘奥義だけとか言ってたな。

 

 

「なぁ祐介、結局名前どうするんだ?」

 

「ヴィータ、それはどういうことですか?」

 

 

セイバーに剣の名前についてのやり取りについて話す。

 

 

「そうですね…それはユウスケ、あなたが決めるべきだと思います」

 

「そうか、じゃあコイツの名前は”王者の剣”だ」

 

「「王者の剣?」」

 

「???」

 

 

三人は同じタイミングで首を傾げる。まぁ三人はまだこの世界に来てまだ日が浅いから知らないのは無理もない。この王者の剣の由来はドラクエⅢに出てくる勇者専用の剣の名前なのだ、後のロトの剣とも言われているがな。

正直なところ、この剣をはじめて見たときからこのネーミングが頭から離れなかったんだよな。

 

 

「名前はこれでいいとして…そろそろ俺も虎牙破斬位は習得しないとな」

 

「おまえだけだぞまだ何にも覚えてねーの」

 

 

おふっ…たしかにその通り、ヴォルケンズの皆はもう誰かをモチーフにしてそれぞれの特性を生かした技を習得している。ちなみにチヴィ子はプレセアだったりしている。背丈そっくりだもんな。

 

 

 

「あーあ。あたしこれから散歩にでも行って来るわ」

 

 

 

チヴィ子はそのまま家の外に歩いて行ってしまった。

 

 

「さて、私はついでに光竜滅牙槍の練習とユウスケ、あなたの稽古をします」

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、俺とオーフィスとセイバーの三人で何時も訓練している無人世界に連行という形で連れて行かれる。

 

 

「ユウスケ、何処からでもかかってきてもいいですよ」

 

「さいですか。んじゃ…」

 

 

とりあえずダッシュでの前進し上段から剣を振るう、それをセイバーは剣で受けると同時に右に流れるように移動して横なぎに払う。

 

 

「おっと」

 

 

セイバーの足元に注意してお陰で流れ移動を読んだ俺は横なぎを剣で受け止めて一旦後ろに下がる、するとセイバー剣を下段から勢いよく振るい。

 

 

「魔人剣!!」

 

 

 

テイルズの基本の技魔人剣、剣から放たれた衝撃波が俺に向かってくるが俺は冷静に左足を軸に衝撃波が来るタイミングで右に回転して避ける。これはバスケの技術の応用なんだけど割りと使えるんだなこれが。

 

 

「やりますね」

 

「伊達に死に目に逢ってないからな」

 

 

 

今度は同時に飛び出しキィィンと剣が何度か鳴響く、俺は力任せに剣を振るうがセイバー涼しい顔をしてそれを受けとめて反撃に来る。はっきり言って経験の差と言うのをいやと言うほど実感させられる時でもあった。そんな事を思っていると…

 

 

「戦いながら違うことを考えるのはいけません」

 

「ちっ」

 

 

一瞬の隙を付かれてセイバーの下段からの斬り上げに俺の両腕は剣ごと弾かれる。マズイと思ったがセイバーそのまま追撃してこず後ろに下がる。一瞬何故だと思ったがその理由はセイバーが詠唱を始めたことで理解した。

 

 

「やば」

 

 

直ぐに体制を立て直して詠唱を止めようと急ぐが…

 

 

「いきます、ディバインストリーク!」

 

 

セイバーは剣を俺に向けると剣先から光のビームを放ってきた。

 

 

「ちょっ!!」

 

 

それを俺は横に飛んで避け、セイバーがいるところにを見るがセイバー既に次の動作をしていた。それは。

 

 

 

「今日こそ完成させます。はぁぁぁぁぁ」

 

 

 

セイバーは神々しい光を発しながら剣を構える。ってかメッチャ魔力出てるじゃないですか!!

 

そしてセイバーは剣を横に構え。

 

 

 

「光竜滅牙槍!!」

 

 

ヤバっ、剣を横なぎに払った瞬間光の龍が”二頭”俺に襲い掛かってきた。

 

 

 

「ちょっ俺死ぬぅぅぅぅ」

 

 

 

王者の剣で光の龍を受け止めるが…残念、直ぐに力負けして思いっきりぶっ飛ばされた。

 

 

 

「まだ完成ではないのですか…」

 

「いやいや十分だろアレ。俺今死にそうだったし!!」

 

 

セイバーが俺を殺しそうになったと言うのにポツリとそんな事を言いやがりましたよ。しかもまだ完成してないとか…もう完成でいいジャマイカ。

 

 

「むっ、あまりダメージがないようですね。それが何よりの証拠です。では次も行きますよ」

 

「ちょっとぉぉぉぉ。これを見て俺がダメージ無しに見えますかぁぁ?」

 

「いきますよ!!」

 

 

やる気満々で技の練習をしようとする負けん気がやたら強い我が義妹、そして練習台になるのは兄である俺。結局俺は今日も死ぬ目に会うんですね。

 

 

「大丈夫、ユウスケなら生きられる」

 

 

いやいやそんなこと言ってないで助けてくれよオーフィス!!

 

 

 

 

 

 

この日、セイバーは秘奥義”光竜滅牙槍を習得した。俺と言う尊い犠牲を払って。あっ、俺もその中で虎牙破斬出来るようになったよ。

 

 




せっかくハイスクールD×Dとクロスさせたのでレーティングゲームをヴォルケンズに当ててみました。

キング(王)・セイバー

クイーン(女王)・リインフォース

ビショップ(僧侶)・シャマル

ルーク(戦車)・ヴィータ、ザフィーラ

ナイト(騎士)・シグナム

ポーン(兵士)・祐介、はやて


はやてが兵士の理由はこの章で明らかになります。


ああ、原作にはいつにはいれるのやら…
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