魔法少女リリカルなのはA`s?あれ、なんか原作と違うんですけど!!   作:ユーリ・ローウェル

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白龍皇ことヴァーリの登場回です。


第13話・白龍、現れました

セイバーが秘奥義を習得したり剣の名前を王者の剣とかしたりした昨日。そんで今日は本当に珍しいことに俺は外でオーフィスと散歩している。理由はオーフィスがこの街を見て回りたいと言い出したことで暇な俺が一緒に散歩をしているのだ。

 

 

「どこに行きたい?」

 

「まかせる」

 

 

そういえばオーフィスは龍神なんだっけな、それじゃ人間のことなんてあんまりわかんないか。確かに家でもはやてやチヴィ子等の行動をよく真似たりテレビに興味を示してたり何でも反応していたな。

なんてことを思っていると目の前に見慣れた喫茶店が目に映る。そのお店は俺やはやてが結構お世話になっている喫茶店”翠屋”であった。

 

 

「あそこでケーキでも食べるか?」

 

「!!良いのか?」

 

「散歩だしいいよ」

 

 

とたんに何時もの無表情がデフォのオーフィスの頬が緩む。この子何時も無表情なんだけど時偶にこうした表情を見せるんだよな、最初は気づかなかったけどよく見てると随所でなっていることに最近気づいた。そして大抵この時は嬉しがっているんだ。

 

 

「いらっしゃい。おや、祐介君じゃないか」

 

「こんにちわ、士郎さん」

 

「今日はどうしたんだい?」

 

「この子を街案内してたまたまここの前を通ったからです」

 

「なるほど、今は余裕があるからゆっくりしていてくれ」

 

 

俺は席に座ってメニューを見ようとするとオーフィスがいないことに気づいてケーキが並んでいるショーケースの方を見るとオーフィスがじっーとケーキを見つめていた。

 

 

「オーフィス、どれがいい?」

 

「全部」

 

「ゑ…もう一度言っていただけませんか、よく聞こえなくて」

 

「全部」

 

 

マジですか…確かにこの子、小柄なのに俺位、いや、俺より食べるんじゃないかって位良く食べる。っていやいや、全部っていたら俺のお小遣いが全部なくなってしまう。これだけは避けねば!!

 

 

「オーフィス。そんなに食べたら体に悪いからまずは一つしよう」

 

「わかった」

 

 

ふぅー素直な子で助かった。下手をしたらメニュー全部とか言いかねないからな。俺とオーフィスは無難にショートケーキと飲み物を頼んで席に移る。店を見渡すと昼を過ぎていることもあってお客さんはあまりいない。

 

 

「おまちどうさま」

 

「あっ桃子さんこんにちわ」

 

「こんにちわ、祐介君。それに…」

 

「我、オーフィス」

 

「こんにちわ、オーフィスちゃん。二人ともごゆっくり」

 

 

相変わらず桃子さんって若く見えるよな。まぁ母さんの同級生だからそうなのかも知れないけど。

 

 

「美味しいか?」

 

「うん、美味しい」

 

 

もくもくと食べるオーフィス。うん妹も悪くないな…いやいや、俺のレンジはお姉さんだ。決してロリコンではない!!

そう思っていると店に一人の客が入ってくる。その客は男で容姿はイケメンに銀髪、あれ、どっかで見たことあるなあいつ…

 

 

「まさかここにいるとはな、オーフィス」

 

 

銀髪の男がこっちに来てオーフィスに話しかける。こいつオーフィスの知り合いか?

 

 

「久しい、ヴァーリ」

 

「そうだな。お前、隣いいか?」

 

「別にいいけど」

 

 

ヴァーリと言われた男は俺の隣に座る。にしてもやっぱこいつどっかで見たことあるな。

 

 

「なぁオーフィス、こいつ何者なんだ?」

 

「今の白龍皇」

 

 

ゑ…ええええええええ、この銀髪イケメンが二天龍。ってか今思い出したぞ。

 

 

 

「お前、全中で大阪代表の桐龍中にいた!!」

 

「…やはりな。お前、夜神祐介だな。あの試合は俺は出ていなかったが見ていたぞ」

 

 

 

やっぱこいつそうだ。俺達が負けた中学、桐龍中のベンチにいた。確か噂じゃ俺達と同い年で既にレベルが高校のインハイレベルあるとか何とか。名前は確か…

 

 

 

「ヴァーリ、知り合い?」

 

 

ヴァーリ・ルシファー。

 

 

「いいや、直接は初めてだ。オーフィスを探しに海鳴に来て見たがまさか海鳴中の奴らに会えるとわ思わなかった」

 

「そうかい。でも俺たちはお前達に負けただろ?」

 

「確かに、その後きっちり優勝をした」

 

 

その情報は俺も聞いたさ。まぁ、あの強さなら優勝はするんじゃないかとは思っていたさ。

 

 

「だが、俺達が苦戦したのはお前達を含めた千葉、山口の奴らだけだった。俺からしてみればお前達が一番強かったかもしれん」

 

「そう言ってくれるとありがたいね。俺達も死に物狂いで練習したしな」

 

「お前ら…来年も来いよ」

 

「行くよ…そんでお前たちを倒してやるよ」

 

「ふん、返り討ちにしてくれる」

 

 

こいつ…噂どおり凄い奴だな。ま、俺も負けられない目標が出来たな。

 

 

 

「そんでヴァーリ、お前は白龍皇って言うのはマジなのか?」

 

「夜神、白龍の事知っているのか?」

 

「祐介でいい。オーフィスやお隣のイカスアニキが教えてくれた」

 

「確かにそうだが…やめようぜ。俺もここのケーキを食べたいと思っていたんだ」

 

 

 

そういうとヴァーリはケーキを頼むとついでにオーフィスも追加で頼んでいた。

 

 

「旨いな」

 

「だろ?俺は甘いものはあまり食べないんだがここのケーキは好きなんだ」

 

「我も好き」

 

 

 

 

 

その後、会計は俺が払い外に出るとまだ暑さが残ってた。これからもうちょい街を散歩しようと思ってたんだけどな。

 

 

「ヴァーリ、お前これからどうするんだ?」

 

「何も決めてない」

 

「ノープランかよ。じゃあウチに来るか?」

 

「それは面白しろそうだな。ちょっと待ってろ、アザゼルに連絡を取る」

 

 

ヴァーリがアザゼルという人に連絡を取っている間、オーフィスは俺の手を握ってボーとしている。

 

 

「よし、大丈夫になった。今からお前の家に行く。案内しろ」

 

 

銀髪イケメンのヴァーリと黒髪の美少女のオーフィスを連れて俺は自宅の前に付いた。さて、どちらに行くべきかな?

 

 

「どうしたんだ祐介?」

 

「……今日はこっちだな」

 

 

そういって俺ははやての家に入る。ヴァーリには少し待てと行って待ってもらいリビングに行くと感通り皆がくつろいでいた。

 

 

「お帰り兄ちゃん。どないしたん?」

 

「ん~さっき知り合いに会ってな、ウチに呼んだんだがいいかな?」

 

「ええよ~」

 

 

了承を得ると玄関で待機させておいたヴァーリをリビングに案内する。

 

 

「ヴァーリ・ルシファーだ。一応、現白龍皇だ」

 

 

ヴァーリの白龍皇発言で皆びっくりしている。特にザッフィーのアニキは普段では見られないような驚きをしていた。

 

 

「白龍皇…」

 

『久しいな、闇の書の盾の守護騎士…いや、戦士よ』

 

「…その通りだな。やはり現代にも現れていたか」

 

『ドライグとの決着を付けぬ限り我は消滅はせん』

 

 

あ~なんか白い龍と会話を始めたザッフィーのアニキ。もうなんだか一人と一匹の世界が出来上がっちゃったよ。

 

 

「なぁなぁ、その銀髪リインフォースと同じで綺麗やな」

 

「ふっ、毎日手入れしているからな」

 

「ヴァーリのお兄さん何かカッコいいよね」

 

「当然だ、俺は白龍皇なんだからな」

 

「うわぁーこいつ自分でいいやがったぜ」

 

「ヴァーリ、ナルシスト?」

 

 

 

ヴァーリはチビ達と話している。にしたってアイツ、何故にナルシスト気味なんだ?イケメンか?イケメンだから!!?ってかオーフィスは一体何処でそんな言葉覚えた!!?

そんでセイバーとシグナムさんは白龍皇の力がどれほどなものか気になって仕方ない様子だった。

 

 

「はいヴァーリ君。麦茶どうぞ」

 

「む、これは失礼」

 

「あらあらいいのよ。ゆっくりしていってね」

 

 

 

シャマルさんが麦茶を手渡すとキッチンに戻っていく。晩御飯の支度をしているのだろう。するとヴァーリが俺のところにやってきて話しかけてくる。

 

 

 

「祐介…あそこにいる金髪の女性とピンクの女性…相当強いな」

 

「わかるか…確かに強いな」

 

「それだけじゃない、あっちにいるアルビオンと会話している男やってかお前やはやて以外かなりの強さを感じる」

 

「お前ひょっとしてバトルマニアか?」

 

「俺はただ強い奴と戦いたいだけだ。それで最後は龍の頂上にいるグレートレッドを倒すことだ」

 

「さいですか、でもグレートレッドはメッチャ強いぞ半端なく強いぞ」

 

 

うん。思い出すだけで震え上がる俺。そんな事をしているとヴァーリをじっーと見つめているリインフォースを見つけた。

 

 

「どないしたんリインフォース?」

 

「……被る」

 

「はい?」

 

「被ると言ったのだ!!なんだこの銀髪は!!銀髪は私の特権ではないか!!!」

 

 

そう言い出すといきなりリインフォースはヴァーリの髪を触りだした。いきなりのことでヴァーリは驚いて成すがままにされていた。

 

 

「ぬわぁ、ちょ、やめろ!」

 

「やめぬわ、そおれに何故こんなにさらさらしているんだ!!」

 

 

あーなったらもう止められないな。まっいいや。イケメンが困っているのは俺には嬉しい限りだ、滅せよイケメンが!!!

にしてもザッフィーのアニキと白い籠手が会話しているのもシュールだな。しかも話している内容がもう同窓会みたいな内容になってるし。

 

 

 

「なぁヴァーリ兄ちゃん。今日はどないするんや?」

 

「そうだな…アザゼルには探すなと言ってあるしもう暫く海鳴に居ようかと」

 

「なら、うちや兄ちゃんに泊まりに来る?」

 

「ふむ、俺は構わないが…良いのか?」

 

「俺は構わねーよ」

 

「そうか、ならお言葉に甘えさせてもらうぞ。このヴァーリ・ルシファー、暫しここで厄介になる」

 

 

 

 

 

「ここがお前の部屋か。なるほど、普通だな」

 

「うるへー、別にいいだろ」

 

「我、ここ好き」

 

 

 

あれから晩御飯を食べ、一旦家に帰ると言ったらヴァーリとオーフィスが着いてきました。アルビオンは今度はセイバー達に捕まっているようだ…見た目籠手ですけどね。

ってか思った。よくよく考えたら龍神と白龍皇が我がマイルームに居るんだよな?あれ?俺ただの人間ですよ明らかに場違いジャマイカ?

 

 

「それにしても驚いたぞ。龍神であるオーフィスがここの家族になっているなんてな。これが冥界とかに知れたら大騒ぎだぞ」

 

「へ~やっぱりあるんだ冥界とか」

 

「当然だ」

 

 

やっぱあるんだ、でも無人世界や魔法の都市とかあるって聞いたからあんまり驚かなかった。

 

 

「どれどれ、俺がこの部屋を見てやるとするか」

 

 

ヴァーリの奴、部屋中をあっちこっち見て回ってるよ、どんだけ図々しいんだよ、出会ってまだ半日も経ってねぇんだからよ。

 

 

「うぉ、これは」

 

「どうしたん?」

 

「ヴェスペリアではないか。祐介お前、PS3持ってるのか?」

 

「ああ、持ってるよ。ってかお前テイルズとかやるのか?」

 

「勿論だ」

 

 

イケメンでナルシストだが俺と同い年の男子、やはりゲームとかやるのね。

 

 

「ヴァーリはPS3持ってないのか?」

 

「いや、持ってたがな。アザゼルとか言うバカが神器の実験を失敗しやがって、爆発の余波で壊れた。しかもヴェスペリア発売前にだ」

 

 

あちゃー、そのアザゼルって人バカな事したな。PS3版のヴェスペリアは沢山追加要素あったりやりこみ度も増えたりと良作なんだけどな。そりゃヴァーリが怒ってもしょうがないな。恐らく俺でもキレてるからな。

 

 

「やりたいならやっていいぞ。セーブデータ新しいの使っていいから」

 

「ふむ、すまない」

 

 

俺は早速仕舞ってあるPS3を出してブラウン管テレビに繋げ、ディスクを入れてゲームをやり始める。

 

 

「我もやりたい」

 

 

ヴァーリがやり始めるとオーフィスもやりたいと言い出したので追加のコントローラーを渡す。あれ?俺暇になっちゃったよ。

プレイキャラはヴァーリがユーリ、オーフィスがエステルを操作。ヴァーリはやり慣れてるようでサクサクとしている、一方でオーフィスは恐らく初めてなのでヴァーリの見よう見まね操作している。

 

 

「これ、難しい」

 

「まぁ、最初は難しいかもしれないな。だが少しやれば慣れるから頑張れ」

 

「頑張る」

 

 

 

話は序盤と言うこともありサクサク進み、オーフィスも操作に慣れていった。うん、エステルが序盤でガンガン前に出て行くなんて初めて見たよ。

 

 

「祐介、お風呂沸いたわよ。ヴァーリ君もオーフィスちゃんも入っちゃって~」

 

「だそうだ。どうする?」

 

「我、先に入る。祐介、任せる」

 

 

 

オーフィス、ヴァーリ、俺の順で風呂に入り、俺が風呂から出て部屋に戻るとまた二人でヴェスペリアをプレイしていた。にしてもヴァーリ、人の部屋でくつろぎ過ぎじゃないか?

 

 

「あ~俺眠いから先に寝るわ」

 

 

風呂から上がった時から睡魔が襲ってきていたので布団を敷いてゲームをしている二人を無視して眠りに入る。この二人は静かにゲームをするタイプなので割りと直ぐに落ち着ける。これがはやてとチヴィ子だったら無理だろう、あの二人メッチャうるさいからな。

 

 

「ああ、俺もキリがいいところで止める」

 

 

ヴァーリがそう言っていたが既に俺の意識は薄れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い…ただ単に暑い。何でだと目が覚める。電気が消えていると言うことはどうやらヴァーリとオーフィスも寝ているようだが。何故にこうも暑いのだと横に顔を動かすと。黒いロングヘアーが綺麗なオーフィスが俺に抱きつきながら寝ていた。ここでもう片方の方からも寝息が聞こえて来た。

 

 

「お、おいまさか…」

 

 

ここでゲームをしていたのは二人、そして片方が判明したことで俺は最悪なことを想定しながら反対の方を見ると…リインフォースだった。

ふぅーこれがヴァーリだったらちょっとシャレになんなかったぞ。リインフォースで助かった!!

 

 

 

「でも、これじゃ起きられなくね?」

 

 

 

さて、どうやって二人を退かすか考えるとしよう。

 

 




とりあえず今回でにじふぁんで投稿していた話は終わりました。次回から完全新作になります。

ヴァーリがヴァーリ君になってますね(笑)

さて、あと少しで原作(リリカル)に突入になる…と思います。
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