魔法少女リリカルなのはA`s?あれ、なんか原作と違うんですけど!! 作:ユーリ・ローウェル
今晩のご飯もはやての家で食べた俺は買ってきた剣を皆で見ている。
「なぁ兄ちゃん。この剣なんやろうな?」
「さぁ…?」
「シグナム、オメェー分かんねぇのか?」
「…済まん、私もこのような剣は見たことがない」
「私も無いわね」
「俺もだ」
ふむ、いきなり謎にぶつかるこの剣。買ってきた俺が言うのもあれだがなんなんだこの剣?王者の剣(ロトの剣)に似てなくも無いがあれは確か赤色があったはず、けどこの剣は青に黄色だ、しかも鞘もなんだか違う気がする。
「しょうがないはやて、この家に錆取りとか無かったっけ?」
「確かお父さんの部屋の工具箱にあったはずや」
早速誠司さんの部屋に工具箱から錆取りを持ってきて剣の錆を取る作業に入る俺。
「ザフィーラ、あなたあの剣どう思う?」
「あれはおそらく”ロストロギア”か、それに類するものだろう。おそらくシグナムも気づいているはず」
「そうね…私でも一目見たときに分かったくらいだもの、剣大好きっ子のシグナムが分からない筈無いわね。でも、このことは二人に説明したほうがいいのかしら?」
「俺がいずれ説明する」
「そう、助かるわ」
シャマルとザフィーラは楽しそうにTODをやってる三人を見ながら会話し、終わるとシャマルは食器洗いするために台所に、ザフィーラは椅子に座って新聞を読み始める。
「ぐぉぉぉぉこの錆ヤロー、この天才を手こずらせるとは!」
作業開始一時関経過、そろそろ手が痛くなってきたぜ。
「にしても何なんだこの剣?昔映画とか使われてた小道具なのかな?」
せっせと錆取る作業を続ける。そしてさらに多分一時間が過ぎた。
「だぁぁぁちかれたーちょい休憩」
その場で大の字になる俺、あっ、いま作業しているのははやての部屋です。
「うん?あれは?」
寝そべっているとあるものが俺の視界に入り込む。それは名前が物騒な闇の書とか言う分厚い本だった…設置型の扇風機の下敷きになっているけど。
「はやてのまだこんな物騒なもの持ってたのかよ。早く捨てればいいのによ」
手にして何となく中を見てみると、そこには見たことの無い文字でビッシリと何かが書かれていた。
「やべぇ、頭痛くなってきた」
はい、ぼくは活字とかこういったものをみると頭が痛くなる体質です。
「ま、いっか。さてと、錆取りの続きでも…へ?」
闇の書を置こうとした瞬間、ページが勝手に捲れて行きあるページでとまると闇の書から黒い光が発生する。
「うわぁちょこれまずくないぃぃ?」
いきなりのことで俺は闇の書をさびた剣の近くに置いてしまうと今度はさびた剣からまばゆい光が発生し始める。
「今度はこっちかよ、いったいなんなんなんなんですかぁぁぁぁ?」
剣の光がだんだん強くなっていき、次第に錆が剥がれて行き、最後はすべての錆がはがれてさびた剣は黄金の剣になりますた。
「………へ?」
黄金の剣は光は弱いけど光を発している、しかし闇の書はすでに何も起こっていなかった。俺は何となく剣に触れて剣を鞘から抜いてみる、錆か取れていてスムーズに剣を抜くことが出来た。
「うわぁスゲェわこれ」
剣自身が輝いているかのような綺麗さだった。俺はそんな輝きに見とれていると急に目の前に青い甲冑をきた金髪の女の子が現れて驚く。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」
「お、驚かないでください。私もびっくりするではないですか?」
いやいや、いきなり目の前に金髪の女の子が現れたら誰でも驚きますよね?
「えっ、えっとおたく、どちら様ですか?」
「失礼、私はセイバーのサーヴァント。マスターの召還に応じ参上いたしました」
「………はい?」
「だから、マスターの召還に応じ参上いたしました」
あれ、この人何言ってるんだろう?あっ…何となく分かった気がする。
「すみませんがお帰りはあちらからになっていますが」
俺は開いている窓を指差す。
「えっ!!どうしてですか?」
「いや~あなたきっと出てくる作品間違えてますよ。ここは魔法とかそういったの現実には…あるにはありますけど何となくですけど間違えてると思いますよ?」
「そ、そんな筈はありません。あなたも召還の儀を行って私を呼んだのではないのですか!?」
「い、いや俺はただ剣の錆取りをしていただけですよ。部屋を見てください、そんなことをしているように思いますか?」
金髪の少女ははやての部屋を見渡し「た、たしかに」と呟いていた。
「そ、そんな。では私のシロウにもう一度会うという夢は…」
「ま、ドンマイですよ」
今にも泣きそうな感じでウルウルとした感じになる金髪の少女。うん、とってもナイスで可愛いので俺はとっさに脳内に保存しておきますた…すんません思春期なもので。さてと、とりあえず今度は何者なのかを聞くとするか。
「所であなたは何者ですか?」
「わ、私は…」
「もしかして勇者ロトの子孫ですか?」
たしか、第三子孫は女性だったはず。
「ち、違います。何なんですかロトの子孫って。そうですね…ここなら私の正体を言っても問題ないでしょう。私は真名ははアルトリア、歴史上ではアーサー王と言われていました」
「アーサー王?どちらの王様ですか?」
「えっと、なんて言えばよろしいのでしょうか?」
この時、天野がいれば一発で正体がわかっていたとだろうけど、残念ながら俺は歴史とかさっぱり(それ以外も)なのでちんぷんかんぷんである。誰か教えてください。
「まぁいいや。そんじゃもう一つ、あなたもヴォルケンズの仲間ですか?」
いきなり現れたときから何となく思ったんだよねこれ。
「い、いえ違います。そもそもヴォルケンズとは何ですか?」
「あり違うの、じゃあ一体何者なんですか?」
「サーヴァント…と言っても分からないでしょう。簡単に言えば…」
「ストップ、やっぱいい。俺説明されてもきっと分からないし」
「そ、そうですか」
「それで、これからどうしますか?」
「どうしましょう?」
う~ん。本当にどうしよう。はやての家はすでにプラス4されているし、しかたねぇ。母ちゃんと相談してみるかな。
「じゃあ家に来るのはどうですか?」
「い、いいのですか?」
「まっ、この家も最近急に四人増えたんだ、今更一人二人増えようがもう変わらないと思うし」
「ありがとうございます。所であなたのお名前は?」
「夜神祐介だ、えっとアルトリアさんでいいのかな?」
「セイバーでいいです。このほうが呼びなれているので。あとはさんもいりませんし敬語じゃなくていいですよユウスケ」
「そうです…じゃなかった。そうだなセイバー…ちょっとまってろ」
俺ははやての部屋のドアに近づきドアノブを掴み、捻りながら一気にドアを引くと「うわぁ」となだれのようになだれてくるチヴィ子とシグナムさんとシャマルのお母さんがなだれて来た。
「な、なんなんですか?」
「いや、うすうす感づいてたんだ。セイバーは分かっていたのか?」
「人影がいるのは分かっていました」
凄いなこの人、俺は大体俺はあれだけ叫んでおいてはやてがやってこないことに疑問を感じてってな感じだったのに。そしてそのはやてはザフィーラのアニキにお姫様抱っこをされながら俺をニヤニヤしてみていた。
「兄ちゃ~ん。人の部屋で金髪の可愛い女の人とイチャついちゃあかんで~」
「お前…話聞いてだろう?」
「YES!!」
「チヴィ子達もだな」
「YES!!」
はやての言い方がかなりウゼェ、しかもまだニヤニヤしているし。
「そんじゃあ説明は要らないな。とりあえず自己紹介だけでも」
その場で簡単な自己紹介を済ますヴォルケンズとセイバーであった。その後、改めてセイバーは自身に関することを話し始めた。
「なぁセイバー、大体のことは…わかんねぇけど。何で剣から出てきたんだ?」
「はっきり言って分からないのです。先も言いましたように私は前に二度の聖杯戦争というものい参加していました」
聖杯、それはどんなことでも願いが叶う願望機って言うらしい。ってかそれが本当だったら俺めちゃほしいんですけど。何が欲しいって?そりゃスラムダンクのDVDボックスだろう!
「そこで私は聖杯を破壊し、自身の夢を託しそのまま静かに眠るはずでした」
「それで、気づいたらここにいたと」
「はい」
さて、改めてサーヴァントとか魔術とか聞かされたとき「完全に世界ちがくね?」なんて思っちゃったけど言葉には出さなかったよ。
「ま、なんだっていいよ。俺はそれよりこの剣このことが一番気になってるんだ」
それはきっとシグナムさんも同じだろう。さっきから黄金の剣をちらちらと見ていたからな、いや、今も見てるよ。
「それは私の象徴というべき剣、エクスカリバーですが…」
セイバーは急にどこからともなく現れた剣を握る。よく見るとその剣は黄金の剣と瓜二つであった。
「私自身こうして持っているのです。なのでその剣が何故二つあるのか私には分からないのです」
「じゃ、じゃあそのあまってる黄金の剣は…」
「ええ、それはあなたのものですユウスケ」
マジで、まさか二千円で買った錆びた剣がまさかこんな大当たりな結果になるなんてマジでラッキー
「うぉぉ兄ちゃんズルイ。私もそういうのほしい~」
「へ、自分で探すんだな!!」
九歳の小学生にドヤ顔で言って見た。
「さてと、残りは明日にして俺いっぺん家帰るわ、セイバーの説明とかしなくちゃいけないしな」
ここで一旦話を切り、セイバーと一緒に隣の我が家に向い家に入ると多分母さんがいると思うリビングに向かう、セイバーには玄関で待ってもらっているさ。
「母さんただいま」
「おかえり、どうしたの今日はやてちゃんの家に泊まるんじゃなかったの?」
「いやそうなんだけど…ちょっと来てくれる?」
テレビを見ていた母さんを玄関に連れて行く。
「あの…その…」
「あら、あなたがセイバーね」
「「……へ?」」
母さんがいきなりセイバーの名前を呼び、俺とセイバーは同時に変な声を上げてしまった。
「母さん、なんでセイバーの事知ってるんだよ?」
「あら、だって祐介。あなたの部屋を掃除してたら声が聞こえてきたからに決まっているでしょ?」
あっ…そういえば俺の部屋とはやての部屋って隣どおしだったんだ忘れてた。しかもはやての部屋の窓開けたの俺ジャマイカ。
「話は全部聞いたわ。いいわよ子の家に置いても。それに…」
「それに…?」
「きゃーだってこんな可愛い金髪の子なのよ、可愛くて仕方が無いでしょう!?」
「なっ…」
いきなり母さんに抱きつかれたセイバーは驚いて何もいえないでいた。まぁ母さんのお許しが出たことなので俺は錆び取りで疲れた体を癒すためにお風呂に向かう。
「た、助けてくださいユウスケ!!」
「すまないセイバー。俺はこれからお風呂にはいる」
さて、風呂から上がり自分の部屋に向かうとそこには俺の布団が敷いてあり、何故か寝巻き姿のセイバーがスヤスヤと寝ていた。
1・一緒に寝る
2・起こして違うところで寝てもらう
3・襲う
なんなんだよこの選択肢は?
「どうしたもんかね…」
考えていたら眠気が襲ってきた。そういや今日は色々とあったもんな。
「布もう一個敷くのもダルイ…ここで寝るか」
そう思った瞬間俺はセイバーの横に倒れこむようにして眠りに入っていった。
次の日なのか?朝日が俺の顔の直撃して目が覚めると俺の真正面に金髪の美少女が可愛い寝息を立てていた。あれ?俺一番選んだのかぁぁ
「……やべぇ、起きるか」
やばい、やっぱ美人さんって凄いな。こうまじまじと見ているだけで見とれちゃうしってじゃなくて…ってやば。
「…おはようございます」
「お、おはよう」
ほら言わんこっちゃ無い。セイバーが起きちゃったじゃないか。しかも何だな微妙な空気になってきちゃったよ。
「すみません。ハルカがここで寝ていいと言ったもので」
ハルカというのは夜神遥、ウチ母さんの名前だ。
「そういえば今何時…って今日は土曜日だった」
時計を見て六時だと気づく、平日なら七時から朝錬があるのだが土曜日は十時からなので本来なら二度眠するのだが。なんか眠気が吹っ飛んだようで眠くはない。
「これがユウスケの部屋ですか、シロウの部屋とは違うのですね」
シロウというのはセイバーの前のマスターの名前らしい。詳しくは聞かなかったけどどんな人なんだろう?
「そうか?これが普通だと思うけどな…」
さりげなく窓を見てみると窓が開いている、そしてはやての部屋の窓も開いている。
「ちょっといいかセイバー…そりゃ!!」
部屋にあった握力を鍛えるやわらかいボールを手にするとはやての部屋めがけて思いっきり投げる、数秒して「ふぎゃ!!」という可愛らしい声が聞こえてきた。
「な、なんや兄ちゃん、びっくりしすぎて目が覚めてもうたよ」
「なぁはやて。お前何していた?」
「……なにもしてへんで」
「…………じゃあお前の右腕に持っている物は何だ?」
「はっ!!しもた!!!」
はやての右手にあったものはデジカメであった。ってかコイツそんなものをつけたまま寝てたのかよ。
「おいはやて、それで何をしていた?」
「いや~兄ちゃんとセイバーが仲良く眠ってたもんで、つい取っちゃいましたテヘペロ!」
何がテヘペロだコイツ、にしても元気だなコイツは。
「何だようるせーなー」
「よしチヴィ子、はやてが持ってるデジカメをもってこい。そうしたらアイス奢ってやるから」
「おっしゃー!!!!」
ふっ、チヴィ子を扱うなんて簡単なものさ。はやてはあっさりデジカメを奪われて「あ~れ~」とか言っているが気にしない。
「ユ、ユウスケ。これは?」
「いいんだよ。それより下に降りよう。チヴィ子が来ると思うから」
「ここは毎日こんなに騒がしいのですか?」
「いや、そんなことは無いと思うぞ…たぶん」
「ふふ、楽しそうですね」
「疲れるだけだぞ」
まぁ、はやてと祐二の時だけでもそれなりに騒いでいたけどヴォルケンズが来てからさらに騒がしくなったな。
あっ、ちなみにセイバーの寝巻きはライオンの絵柄でした。
Fateからセイバーの登場です。細かい設定は追々追加していく予定です。それにしてもヴォルケンズの戦力すさまじくなってきたな(セイバーも入ります)。あと予定では二人入れる予定です、もちろんリリカルキャラですのでご安心を。
それにしても、だんだんリリカルじゃなくなってきた…