魔法少女リリカルなのはA`s?あれ、なんか原作と違うんですけど!!   作:ユーリ・ローウェル

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今回ちょっと話が駆け足になっていますのでご了承を。


第9話・話って飛ばそうと思えば飛ばせるんだな

七月、夏も本番になって来たこのごろ。リィンフォースが現れてから両親に相談したところ「セイバーちゃんと同じでいいと思うわ。いえ、ぜひそうよ!!金銀髪の姉妹なんて珍しいし見栄えとてもいいわ!!」なんてわけわかんないことを言っていた。

そんで結局俺の部屋一緒の部屋になり、いまだに寝るときは同じ布団だ。最初はああだったか人間なれって怖いな、一週間位経ったらもう初期のようなドキドキは無くなっていた。まぁ、練習の疲れとかもあるんだけどな。

 

 

「ふっ、はっ」

 

 

そんで今現在、俺は家の庭で二千円で買った剣を素振りしている。あれから一週間以上経つ、学校のある日は部活の後に、休みの日は剣士二人にあれこれ教わりながら訓練していると言う訳。

しかし、師になる二人のレベルが異常にハイレベルだと改めて気づく。何せ教えること一つ一つにプロ意識を感じさせているのだ。これは凄い師を持ったのかも知れない。

 

 

「兄ちゃん、練習もええけどそろそろテスト近いんやない?」

 

「……ワォ」

 

 

ワォ、忘れてたぜ。確かテストって…明後日ジャマイカ…

 

 

「…兄ちゃん、勉強はしてたん?」

 

「ノン…これから足掻いてきます」

 

 

素振りを中断して自室に戻りとりあえず机に向かって教科書を開く。うし、勉強してやんよ。そんで高得点取ってやんよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて甘いことはこの世界にありませんでした。テスト二日前であわてて勉強したところでどうにかなるわけでもなく、そもそも俺自身おバカなのでそうそうどうにかなるわけでもなくテストは悲惨なことになってしまった。ちなみにコウの奴も同じくらいの点数だらけだった。

 

 

 

「ユウ、テストの事は忘れよう」

 

「だな。俺達にはそろそろ総体があるしな」

 

 

そう、夏休みに入れば直ぐに夏の総体が始まるわけだ。なので俺らはすぐさま体育館に行くと既にある一人の先輩が練習をしていた。

 

 

「「ちぃーす部長」」

 

「おう」

 

「部長、まだ練習始まってないんですけど?」

 

「総体まであとちょいだろ、だから少しでも練習したいんだ」

 

 

 

背丈は178センチあり体系はがっしりのこの人は我がバスケ部の部長の橘修一、ポジションはポイントガードを主に勤めている。部長は当然三年でありこの夏が最後の夏になる。だから気合の入り方が凄い高い。

 

 

「うっし、俺らもやるか」

 

「だな」

 

 

 

 

期末試験が終わりどの運動部も最後の追い込みと言わんばかりに猛練習をしている、それは我がバスケ部も同じであり橘部長元にマネージャーの天野も気合が入っている。当然練習は最終下校時間までやっているため毎日がへとへとで家に帰宅することが多くなっていく。

その中で毎日剣の素振りを欠かさずに続けている、これは体を鍛えると言った感じでやっている。ようは体を苛め抜いている。なので眠りに付くのはいつも十二時位になる。あっ、その間にはやての奴がいつの間にか歩けるようになった。

 

 

「はやて、お前も歩いて大丈夫なのか?」

 

「うん、ヴィータが一緒に歩いてくれたりしてくれるからだいぶ感覚も戻ってきた」

 

 

そんな中ある日。夜、俺とはやてははやての家の庭で夜風に当たりながら夜空を眺めている。

 

 

「そうか、それにしてもよかったな歩けるようになって」

 

「これも皆のおかげや、ところで最近兄ちゃん頑張ってるね」

 

「まぁな、総体近いしな。やれることはやっておきたいしな」

 

「そやな。私も兄ちゃんの頑張ってる姿が一番好きやで」

 

「そうか…そんじゃ頑張らねぇとな」

 

「試合は皆で応援に行くから期待してっな」

 

 

二人で会話をしていると祐司、シグナムさん、シャマルさんにチヴィ子にザッフィーのアニキ、ついでリィンフォースとセイバーもやってくる。

 

 

「ユウスケ、試合頑張って下さい」

 

「そうだぞ祐介、これでもし不甲斐ない負け方をしたら町内三十週させるからな。だから頑張れ」

 

 

剣の師である二人は相変わらずと言っても良いがそれはそれで嬉しいな。

 

 

「あたしからも一応、がんばれよ」

 

 

チヴィ子は素直で何よりだ。

 

 

「頑張るのもいいけどあまり無茶しちゃいけませんよ」

 

 

シャマルさんは俺の体を心配してくれる。うん、ありがとうございます。

 

 

「……俺は勝てとは言わんが、全力を出し切れ、後悔を残すな」

 

 

ザッフィーのアニキ渋いけど嬉しいです。

 

 

「兄さんファイトだよ」

 

 

応よ、我が弟からはこれで十分伝わる。

 

 

「私か…そうだな。言いたいことは皆に言われてしまったからな。そうだな…では…」

 

 

そういってリィンフォースは俺に近づき顔を俺の顔に近づけさせると。

 

 

「なっ…」

 

 

急に俺の唇に口付けを…キスをしてきたのである。

 

 

「ふふふ、これでやる気が出ただろう?」

 

 

いや、それ以上に俺は放心状態ですた。あれ?これってひょっとしてファーストキッスじゃないですかぁぁぁぁぁ

 

 

「あ~リィンフォースずるい~私も兄ちゃんとキッスしたい~」

 

 

なんてはやてが言っているが他のものは何故か何も言わずに微笑ましい表情を向けてくる。これじゃあ恥ずかしいだけじゃないですか。

 

 

 

 

そんな出来事があった次の日…総体の開幕の日であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数週間が過ぎた。えっ、試合内容とかはないのかって?ばっか、試合数は沢山あって一々書いてたらえらい事になるだろ?結果だけいうからな。

結果は猛練習した成果が出たため地区、県大会は優勝できたが全国大会では二回戦敗退した、全国二回戦の相手は昨年優勝校であり、正直全国の壁を思い知らされた一戦だった。

 

 

「ここで負けたのは悔しいが全国まで行けたんだ、悔いはないさ」

 

 

そんで負けたことで先輩達はその場で引退をし、次期部長を任されたのは俺だった。

 

 

 

そして、総体も終わりようやく俺の本格的な夏休みの始まりである。

 




今回で話のプロローグ的なのが終わりました。次回はキャラ紹介とようやく戦闘パートなどが入る予定です。
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