他の作品のために少しずつネタ集めしていきたいと思います。
プロローグ:空はあんなに青いのに
2015年3月20日のよく晴れ少し寒さの残るこの日とある女の子の提督が鎮守府へと着任した。
彼女の名は
海軍学校での成績は中の中、提督としての適正値はC判定で決して秀才ではなくどちらかと言えば落ちこぼれに近く事実、木乃香は成績不足と判定され卒業する前日まで追試追試とギリギリまで頑張り卒業したのである。
ギリギリ卒業式にでれる事になった日、木乃香を三年間教え導いてきた教官は感極まり号泣してしまったほど。
そうして少佐となった彼女は本日、夢であった提督へと着任することになったのである。
3/20 晴れ
大きな荷物を抱えヨロヨロしながら私は新天地であり夢の職場、鎮守府へと着任した。
「うわぁ……これが、私の鎮守府!?」
私が着任にする鎮守府は今年の2月に新築されたばかりと聞いた通り真新しくそして……。
「え?……え!?」
施設がまだ無い、正確には鎮守府の建物以外全部がプレハブの小屋だった。
「聞いてないよ〜……そうだ!!確か鎮守府に着いたら読みなさいって先輩から貰った手紙があったはず!」
海軍本部にて手続きの際に、先輩提督から渡された手紙の事を思い出し、私はパンパンに膨れ上がった鞄の中を漁った。
手紙をすぐに見つけ、私は鞄を椅子代わりにして座り手紙を読みだした。
『柚子宮木乃香殿へ
貴殿がこの手紙を見ているという事はきっと鎮守府に着き、現状を見てからであると勝手に推測してからの話とする。
貴殿が着任する鎮守府は旅立ちの前に話をした通り、今年の2月に新築したばかりである。
しかし、貴殿が見た通り。
その鎮守府は完成してはいないのである、本来は4月にできる予定だった。
だが!!とある事情で建築資金が足りず、鎮守府以外の建物(工廠、入渠ドック、港)が未完成となった。
誠に心苦しいが以降、工廠等が必要な場合は自力にて建築を頑張ってくれたまえ。
それと更に非常に心苦しいのだが、新規提督に渡されるはずの資材も3分の一に削らせてもらう。
以上。
追伸
大型建造の資金の請求書がきたら送って下さい。』
「な、にこれ……嘘でしょ」
鎮守府は未完成、工廠等の建築は自腹、初期に貰えるはずの資材は3分の一。
私、詰んだ?え?詰んだよね!?ってか、この大型建造の請求書がなんで私の鎮守府に?
あぁ、もうわけわかんない……。
「あぁ……空はあんなに青いのに……私の心は土砂降りだよぉ……」
提督1日目の戦果
・未完成鎮守府に着任
・初期資材3分の一にカット
・工廠等の施設自腹
・大型建造の請求書(後日届く予定)