神様転生ワンピース!   作:みすたーにげごし

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大変遅くなりました。
申し訳ありません。
急遽国外への研修になりまして、いろいろ大変でした。
GWなんてありません。
うらやましいです。

久しぶりで文体が変わってますが気にせず行きましょう!(笑)


動き始める男

 

 

グランドライン前半の海の終わり。

シャボンディ諸島の近海で1年ほど前から妙な噂が流れていた。

その内容は

・シャボンディ諸島の近海にある無人島に一匹の竜が住み着いた。

というものだ。

ワンピースの世界において竜は実在する生き物だ。

一応は伝説の存在とされているが実在していることを知っている人間は少なくない。

だからこそこの噂を聞きつけた海賊や商人はその竜を捕まえて一儲けしようと考えるのも仕方がないのだろう。

しかし、そういって海に出た者たちのほとんどは戻ることはなかった。

運良く生還を果たした者もガタガタと震え「黒い竜にやられた」としか答えない。

ただその竜が襲うのは敵意を向けてくる者と海賊だけだった。

恐ろしい力を持った竜が近くにいるということに海賊たちは恐怖を覚え、市民の大半は海賊という悪を狩る正義の味方として歓迎していた。

畏怖と尊敬をうけた竜は「黒竜」と呼ばれ市民の間では厄除けとして竜の御守りが流行していた。

そんなヒーローのように扱われてるとは知らない少年は無人島で巨大な虎の背中をベッドにしながら星を見ていた。

 

 

「なぁトラ、明日で俺がここに来てからちょうど1年だな。」

俺は体の下にいる6m近い巨体を持つ虎に話しかけた。

「ぐる。」

「俺は明日この島を出るから、そのあとはトラ、お前がこの島のボスだぞ。」

「ぐる!?」

「大丈夫だよ。お前も強くなっただろ?」

「ぐるぅ…。」

「懐かしいな。俺がここに来たときはお前死にかけてたもんな。」

「ぐるぐる!」

「バカにしてるわけじゃないさ。怒るなよ。」

「ぐるるー。」

「拗ねんなって。しかし、本当に懐かしいなぁ。」

とこの世界に来た頃を思い出す。

俺がこの世界に転生して流れ着いた無人島は巨大な動物達がひしめくジャングルだった。

動物達は縄張り争いやエサの奪い合いを繰り返すまさに弱肉強食の世界だ。

そんな世界でトラは狼達の群れに殺されかけていた。

そしてそこを助けたのが俺とトラとの出会いだ。

トラの治療をしたあと、妙になつかれてしまい1年の間、行動を共にしていたのだ。

この世界に来てからの1年間はあっという間だった。

島の猛獣達と死闘をしたり、近くを通る海賊船を沈めたり、なぜか俺を狙ってくる奴等を潰したり、とかなり濃い日々を送れたと思う。

ほぼ毎日戦闘していたせいか、かなり強くなったはずだ。

最初はこの島のやつらに能力を使わなければ勝負にならなかったのが今では素の状態で勝てるようになった。

覇気についても覇王色と武装色はそこまで成長しなかったが、見聞色はかなりのものになったと思う。

24時間毎日獣達の相手をしていれば当たり前なのだが…。

この島の生活は厳しくもあったがそれ以上に楽しかった。

今までの自分と違う自分の体に生活、どれもが新鮮で獣達との闘いさえ純粋に楽しいと思えていた。

今までにない【自由】を感じられていた気がした。

居心地の良いこの島を離れるのは少し寂しいが明日はハンコックが世界貴族の船に乗せられてしまう日だ。

はじめて原作を改変するのだから頑張らなくてはな。

 

「ぐるぅ?」

しばらく今までのことを思いだし、明日のことを考えているとトラの心配そうな声が聞こえた。

「あぁ、悪いな。少し考え事をしていたよ。」

と答えながらトラを見るとどこか寂しそうにしている。

俺は少し考えたあと

「なぁトラ、俺が海賊になってでかい船を手に入れたらお前も海に出てみるか?」

と聞いてみる。

やはり俺も寂しいのだ。

俺の問にトラは

「っ!ぐるぐる!」

と元気に答えた。

「そうか!じゃあ俺が迎えに来るまでこの島で待っててくれ。時間かかるかもしれないけど必ず迎えに来るからな!」

俺がそういうとトラは

「ぐる!」

と満足げな顔で答える。

その様子がなんだか面白くて笑ってしまう。

「それじゃあ寝るか。おやすみ、トラ。」

「ぐるぅ。」

こうしてこの島で過ごす最後の夜が過ぎていった。

 

 

翌朝、トラに起こされて沖の方を見ると今までに見たことのないような豪華な船を見つけた。

おそらくあれが世界貴族の船だろう。

「トラ、じゃあ俺は行くよ。またな!」

と言い俺はトラから少し離れて体を変化させる。

黒い竜の姿になるとその場で少し浮き上がり一直線に船へと飛んでいく。

島でトラが俺のために哭いてくれているのが少し嬉しくて普段より速く飛べてる気がした。

 

船の上まで飛ぶと旗に世界貴族のマークがあるのを確認してから甲板に降り立つ。

ズゥーンと思い音が響き船員たちが出てくるが俺の姿を見て驚いているようだった。

竜の姿のまま吼えると船員たちは完全にしり込みしたようで座り込むものもいる。

そのままの勢いでまくし立てる。

「俺の名前はイド・プラッキィ!この船にとらわれた奴隷達の解放に来た!死にたくなければ投降しろ!」

 

 






後半のやっつけ感!!
というわけでやっと名前が出てきましたね。
イド・プラッキィ
です。
好きな漫画から取りました。
そこら辺もそのうち設定集としてのせるつもりです。

それから感想送ってくださった方、ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
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