死神からのモブ依頼!?転生者達に隠れのんびり出来るか? 作:モリブデ
ギャスパーの家系がいまいち解らないです。なので、独自解釈で書きます。
良かったらどうぞ
パラレルワールド、転生、平行世界……etcそんなものはマンガやテレビの世界だと思っていた
つい昨日までは……
「ん……朝か……あれ?」
目を覚ましベッドの上で上半身を起こし軽く伸びをしたつもりだった青年。そこである異変に気付いた
「ここは、俺の部屋じゃ……ないな? どうなっているんだ」
辺りを見渡し首を傾げると側に数枚の紙が置いてあった。手に取り読み出す青年
ーー初めまして、死神です。この手紙を読んでいるなら無事に死ねて転生だきたようですねーー
「はい? 死神!? 死んだ!?」
ーーそうです。よくある神様のうっかり殺しちゃったではなく、私が確かな目的と殺意と依頼のもと持って殺しましたのでご安心下さいーー
「って安心出来るかーー! どんな目的にしても何故殺されないといけないんだ!?」
ーーだってお前はあのまま生きていても病気で2年後にあの世に逝くんだよ。そこで、貴方にはこの世界“ハイスクールD×D”のモブに成っていただきます。そしてある事をしていただきます? ーー
「偉そうな死亡宣告だな! まさかのモブ宣言!? 脇役になって何をしろと? しかも最後は疑問になってるぞ!」
ーーその事については2枚目に詳しく書いてますから見ておいて下さい
後それに伴い特典もつけてやってるから感謝しろーー
「今更だが何で手紙で会話出来てんだ。特典部分はちょっと偉そうだし」
ーー文句うるさい
特典内容
容姿は某アニメの犬夜叉の姿と能力(能力はアニメの時より上)犬耳は隠せます
鉄砕牙と竜の紋章の使用可能
あらゆる言語が理解でき話しが出来る
空が飛べる・呪術、毒等あらゆるものえの有り得ない耐久力
雲母(きらら)を使い魔としている
トトロ(小)に変化可能
何故か転移魔法が使える
………etcーー
「文句うるさいって……トトロ(小)の変化は必要なのか? しかも雲母?」
右を振り向くと其処には此方を見上げる様に佇む子猫状態の雲母が居た
「可愛いからいいか」
頭を撫でると嬉しそうにする雲母
撫でながら手紙の続きを見ると
ーー後、今貴方が居る所は日本ではないので、生活や資金面は自分で頑張って、じゃーー
「って、おい!? いきなり放置か! しかも日本じゃないって? だからあらゆる言語が話せるのか!?」
手紙に今までで1番大きな声で突っ込んだのだった
「まさか早速トトロ変化が役にたつとはな」
一通り手紙を読み此れからどうするか考えた結果まずトトロ(小)に変化した
そして子猫状態の雲母の上にのり辺りの探索にでた
転生した初日は探索して木の実などを食べて1日が終わった
其れから約1週間がたった。その間は辺りの探索をしていた。その結果ここが誰かのお屋敷である事と近くに街が在るのがわかった。それと特典で得た能力を使える様に雲母に相手をしてもらい鍛えていた
そんなある日
いつも通りトトロ&雲母で辺りの散策に出ていると林の入り口付近に人の気配を感じた。人の出入りがたまにすらもない所なので気になりその場所まで向かったのだった
「クスン……クスン……」
近くまで行くと1人の女の子が体育座りをして顔を腕の中に隠して泣いていた。
因みに何故女の子か判るかと言うと金髪のお嬢様の格好していた。俺が居る場所からスカートの中の見えてはいけない布地が両足の間から見えているのからだ
更に近付くと草の擦れる音がして
「誰!?」
と顔を上げた。不安に見てくる揺れる赤い双眸は涙で濡れていた。顔を見た俺は驚きで固まっていた(見た目はトトロ(小)の為、表情は変わらない)
驚いたのはアニメより更に幼い少女(?) ギャスパー・ヴラディだったからである
「か……」
目の前の少女(?) ギャスパーから何か聞こえたが良くわからずに右に首を傾げるように体全体を右に傾けるトトロ(小)と首を右に傾ける雲母
「可愛い!」
先程まで泣いていたのが嘘みたいに目をキラキラさせながら此方に近付くギャスパー
「何処から来たのかな〜
か、噛まないよね」
少しおっかなびっくりなっているギャスパー
雲母が首だけ上にあげ見てきた。目で合図した俺は理解した雲母と同時にギャスパーの胸に飛び込んだ
慌てて抱き止めるギャスパー
「わっわっ……柔らかい、モフモフだよ〜」
トトロ(小)のモフモフ感と雲母の柔らかい毛にフニャーとした顔になるギャスパー暫くモフモフしていた
「一緒に帰りたいけど怒られちゃうから……又会えるよね?」
すごく悲しそうな表情で聞いてくるギャスパーにコクコク頷くトトロ(小)と雲母
とたんにパァッと明るい笑顔になり
「じゃあ、また明日ね」
と言いながらトトロと雲母を下ろして屋敷へ戻って行った
其れから約2週間余りが過ぎた。毎日の様にギャスパーはトトロと雲母に会いに来てはモフモフしたり色々話をしていた
それは、トトロ(小)に変化している俺にも有り難かった。会いに来てくれる度に果物等の食べ物を持って来てくれた
だが、ある日を境にぱったりと来なくなった
数日がたったある日俺は考えていた。
「(もしかして、ヴァレリーがギャスパーを逃がしたのか?) 」
そう思った俺は犬夜叉の姿でギャスパーの匂いをかいだ。そして確信したギャスパーの匂いが屋敷そとに繋がっていたのだった。更に嗅いだ
「(もう殺されてしまった……!?いや匂いは感じる……ギャスパー以外の匂いも混ざっている……不味いぞ、急がないと!……だが、いいのか助けて、原作を変えてしまう事に……えぇい、ままよ!」
ヴァンパイアハンターの匂いを感じ一瞬躊躇するが直ぐに助けに向かった
―ある森にて―
1人の金髪美少女を取り囲む数名の男達
「な、何で僕を苛めるんですかぁ!?」
「何故だと? ハッ、そんなもんお前が1番分かってんだろ、ハーフヴァンパイアの化け物が!」
「あぅ……」
化け物と言われ泣きそうになるギャスパー
ギャスパーの後ろに立っていたヴァンパイアハンターの1人が
「死ね! 化け物!」
と十字架を模した銀の剣を降り下ろしてきた
思わず神器を発動させたギャスパーだが
「(えっ? えっ? 何で僕が止まっているの)」
そう止まったのはヴァンパイアハンターでなくギャスパーだった。内心慌てているギャスパーに
「おい、化け物お前の力は知ってんだ。だから、貴様の力を一回だけ反射出来る鏡を用意してたんだよ」
と言いながら鏡を見せるが時を止めてあるギャスパーは反応出来ない
「さっさと死ねや! 化け物!」
言いながら逆手に持った十字架剣をギャスパーの心臓に向け降り下ろした
「(僕死ぬの? 嫌だ、でも……死ぬならもう1度会いたいよぉ〜)」
会いたいと願うのは最近仲良くなった不思議な生き物。トトロ(小)と雲母である
そして
「げほぉあ!?」
ギャスパーを殺そうとしたヴァンパイアハンターは奇声をあげいきなり吹っ飛ばされた
「(えぇぇぇ!? この姿もしかして!)」
吹き飛ばされたヴァンパイアハンターの替わりに居たものはトトロ(小)であった。トトロ(小)は空中でバランスを取りギャスパーの右肩に捕まり顔の前で右手を振る
「(自分の神器で自分が止められたのか?)」
固まっているギャスパーを見て考えているとヴァンパイアハンターの1人が十字架の剣を持って襲い掛かってきたが
「なっ!? 誰だ貴様は!?」
一瞬でトトロ(小)の姿から犬夜叉の姿に戻って十字架の剣を右手で受け止めていた
受け止められたヴァンパイアハンターは驚愕の表情を浮かべながら聞くが
それには答えず変わりに
「散魂鉄爪!!」
左手に妖力を惑い犬の爪でヴァンパイアハンター達をバラバラに切り裂いた
回りはバラバラになった肉片と服などが散らばっていた
「あっ……えっ……ひっ!?」
解けて声にならない声を出すギャスパーに向き直ると小さく悲鳴を上げた
直ぐにギャスパーの肩を掴むと体を硬直させたが構わず転移魔法で転移した
「えっ? ……ここ何処ですか? ぼ、僕をどうするの……」
見たことない所に連れていかれて涙目になりながら聞くギャスパーに対してトトロ(小)に変化すると
「(仕方ない)今から言う事を良く聞いてほしい。其からどうするか考えてくれ」
なるべく恐がらせない様に話すトトロ(小)に頷くギャスパー。そして話し出した
自身が転生した事は伏せて変わりに半妖であり世界中を旅していた事にして話した
そこで、ギャスパーに会い元気付ける為に今まで会っていた事
数日姿が見えなくなり気になり匂いを辿りにあの現場に辿り着いたと話した
続いてギャスパーの身に起こった事を聞いた
「(ここは、原作通りか)」
「それでですね……あの……ありがとうございます。えっと……」
「犬夜叉だ 」
「はい、犬夜叉さん」
「それで、ギャスパーお前はどうする? 今後も1人でさ迷うか? それとも一緒に来るか? 来たとしても今までみたいな裕福な生活は出来ないけどな」
「僕1人だったら、さっき見たいに殺されます……だから犬夜叉さんが良かったらお願いします」
「わかった。此れから宜しくな」
と右手を出す犬夜叉に
「はい! 此方こそ宜しくお願いします!」
と元気よく返事をして握り返すギャスパー
犬の半妖とヴァンパイアハーフの生活が始まりを告げた
其から数年以上の歳月が流れるのだった
―次―
読んで頂きありがとうございました