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『シグナム』
シグナムは困惑していた。 先程まで相手をしていたのは、年端も行かない子供だった。
だが、目の前には先程少年、東条如斗を大人にしたような姿をした男が立っていた。
「・・・貴様何者だ?」
シグナムは愛用のデバイス『レヴァンティン』を構え尋ねる。
男は『あぁ?!』と腕をポンッと叩き喋りだした。
「なんだかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情け!!
世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため、愛と真実の悪を貫く、ラブリー・チャーミーな敵役、ムサーーー」
「ご託はいい、さっさと斬る!」
男がふざけに入ってることを直感した、シグナムはレヴァンティンを握り直した、コイツの話は聞く必要はないと・・・
「あのさ? 騎士でもボキャブラリーは多くないと、この現代社会生きては行けないぜ?」
男は髪の毛を髪をかきながら、ふざけた言い方で喋る。
「俺の名前は東条如斗・・・正真正銘、ご本人様。ただ育ち盛りだから、急激な成長をしてしまっただけさ」
先程の少年と名乗りガンブレードを構える。
ふざけたしゃべり方をするが、目は笑ってない、本気で戦いをする戦士の目をしていた。
「自己紹介はこんな所にして、じゃあ行くぜ? シグナム?」
「あぁ、来い!」
お互い向かい合い、そして・・・剣とガンブレードがぶつかり合った。
火花を散らし弾かれ、そして再びぶつかる。 一撃、二撃、三撃、ぶつかり合う度にお互いの速度が上がっていく。
最終的には剣筋が見えず、2人を中心に衝撃波が起こる。
「ふっ、なかなか、やるではないか」
バックステップで一旦、距離を置いたシグナムは褒めた、先程の戦いとは比べられない程の満足感を与えてくれる、『今』の如斗にだ。
「そりゃどーも」
ガンブレードを肩に担ぎ適当な答える如斗。
「だが、これならどうだ?」
シグナムのデバイス『レヴァンティン』から空のカートリッジが飛び出し舞って地面に転がる。
すると、レヴァンティンから炎が吹き荒れシグナムは構える。
「出来れば勘弁してほしいな」
ガンブレードを天に掲げる様にしてると、ガンブレードから電撃が走る『バチバチッ』と弾けていた。
一瞬の沈黙・・・だが前に出たのは同時だった。
「紫電」
「ギガァ」
2人同時に一気に間合いを取り、互いの得物を振りかぶった。
「 一閃!!」
「スラッシュ!!」
炎と雷それぞれを纏った斬撃が、次の瞬間それが衝突し膨大な閃光を放ち、大爆発を起こした。
ここで如斗とシグナムの意識が途絶えた。
『東条如斗』
「で? 結局引き分けか・・・」
シグナムとガチ技のぶつかり合いで、意識を失った俺はデバイスをパワーアップして来た、なのフェイに助けられ、リンディさん家のベットで治療を受けていた。
「もう! 如斗君は無茶し過ぎだよ!!」
ほっぺたをプクーってリス見たいに膨らませた幼馴染みのなのはが言う、なにこれ?可愛いんだけど・・・。
「如斗、反省しないと駄目だよ?」
命の恩人であるフェイトも珍しく怒っていた。
「うっ・・・ゴメン」
「もう! 如斗君は目を離すと、すぐどっか行っちゃうから、今日は逃がさないよ!」
なのはが俺を逮捕するかの様に、左手をぎゅうっと握る。
「そうだね、なのは、今夜は大人しくしてもらおうね」
フェイトが右手をぎゅうっと握ってくる。
・・・もしかして俺、今リア充してる?
2人の美少女に挟まれてる?
「えへへ・・・如斗君このまま寝ちゃおっか?」
「うん・・・それがいいよ、ね? 如斗?」
あ、きっと俺は死んだんだな、これは最後のメイドの土産って奴だな。
いや、メイドじゃなくて天使だったけどさ。
こうして、2人の天使に両手を握られてフカフカのベットの魔力に、ゆっくりと意識が沈んでった。
それから4日ほど時間が経った。
4日間、毎日なのはがお見舞に来て、ご飯をアーンして貰ったら次にフェイトからもアーンされ、それをエンドレスで続き。『連続アーン地獄』を、耐えた俺はよくやったと誉めてもらっても過言でもないと思う。
体を治すのに集中したおかげで、体に刺さってたコンクリートの破片やガラスの破片は全て取り除き、消耗してた体力も元通りになった。
「ようやく動けるのかぁ」
両手の包帯も取り、手をグーパーグーパーと動かす・・・うん、問題なし。
「だからって、無茶しても言い訳では無いのよ?」
なのはとフェイトが学校に行ってる間、俺の看病を積極的にしてくれた、リンディさんが釘を刺す。
「うぐ!? わ、分かってますよ・・・」
「みんな、貴方のことを心配してるんだからね?」
リンディさんの有難いお言葉を頂いて、素直に頷くことにした。
『ユーノ・スクライア』
『闇の書』の手掛かりを探して4日も経ってしまったが、一行に情報が見当たらないのに苛立ち始めていた。
「待たせたな」
不意に声を掛けられたこんな、所で話し掛けて来る人物なんて早々決まっている。
「はぁ、如斗・・・来るなら普通に来てよ」
無限の書庫内でどこから唐突に現れた。 彼、東条如斗・・・最近の僕の悩みの種かもしれない。
「まぁ、そんなこと言うなよ師匠、俺も探し物したいからさ、ここに来たんだよ」
彼の唐突な発言に一瞬、思考が停止する。
「如斗・・・君、今何て言った?」
「え~と、『 ラピュタは本当にあった!?』ではなく『親方! 空から女子が!? 『落ちてくる系女子の落とし方編』』出もなく『魔道具製作方法論 成功率なんてものはただの目安だ。あとは勇気で補えばいい!編』これは個人的に興味があるな、それから・・・」
「いい加減話を聞いてくれないかな?」
「あ? おう! これだろ?」
如斗がユーノの一冊の本差し出す『フェレットの正しい交尾方法』を
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
「師匠・・・痛い」
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
「すみませんでした真面目しますので、どうか許してください」
∧_∧
・;'.、(・ω(:;(⊂=⊂≡
(っΣ⊂≡⊂=
/ ) バ
この後も僕が気が済むまで、如斗は常に殴られ続けた。