最強のショタ   作:スズキオーレ

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第21話 第2ラウンド

『シグナム』

 

 

シグナムは困惑していた。 先程まで相手をしていたのは、年端も行かない子供だった。

だが、目の前には先程少年、東条如斗を大人にしたような姿をした男が立っていた。

 

 

「・・・貴様何者だ?」

 

 

 

シグナムは愛用のデバイス『レヴァンティン』を構え尋ねる。

男は『あぁ?!』と腕をポンッと叩き喋りだした。

 

 

「なんだかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情け!!

世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため、愛と真実の悪を貫く、ラブリー・チャーミーな敵役、ムサーーー」

 

 

「ご託はいい、さっさと斬る!」

 

 

男がふざけに入ってることを直感した、シグナムはレヴァンティンを握り直した、コイツの話は聞く必要はないと・・・

 

 

「あのさ? 騎士でもボキャブラリーは多くないと、この現代社会生きては行けないぜ?」

 

 

男は髪の毛を髪をかきながら、ふざけた言い方で喋る。

 

 

「俺の名前は東条如斗・・・正真正銘、ご本人様。ただ育ち盛りだから、急激な成長をしてしまっただけさ」

 

 

先程の少年と名乗りガンブレードを構える。

ふざけたしゃべり方をするが、目は笑ってない、本気で戦いをする戦士の目をしていた。

 

 

「自己紹介はこんな所にして、じゃあ行くぜ? シグナム?」

 

 

「あぁ、来い!」

 

 

お互い向かい合い、そして・・・剣とガンブレードがぶつかり合った。

火花を散らし弾かれ、そして再びぶつかる。 一撃、二撃、三撃、ぶつかり合う度にお互いの速度が上がっていく。

 

最終的には剣筋が見えず、2人を中心に衝撃波が起こる。

 

 

 

「ふっ、なかなか、やるではないか」

 

 

バックステップで一旦、距離を置いたシグナムは褒めた、先程の戦いとは比べられない程の満足感を与えてくれる、『今』の如斗にだ。

 

 

「そりゃどーも」

 

 

ガンブレードを肩に担ぎ適当な答える如斗。

 

 

「だが、これならどうだ?」

 

 

シグナムのデバイス『レヴァンティン』から空のカートリッジが飛び出し舞って地面に転がる。

すると、レヴァンティンから炎が吹き荒れシグナムは構える。

 

 

「出来れば勘弁してほしいな」

 

 

ガンブレードを天に掲げる様にしてると、ガンブレードから電撃が走る『バチバチッ』と弾けていた。

一瞬の沈黙・・・だが前に出たのは同時だった。

 

 

 

 

「紫電」

 

「ギガァ」

 

 

 

 

2人同時に一気に間合いを取り、互いの得物を振りかぶった。

 

 

 

「 一閃!!」

 

「スラッシュ!!」

 

 

 

炎と雷それぞれを纏った斬撃が、次の瞬間それが衝突し膨大な閃光を放ち、大爆発を起こした。

ここで如斗とシグナムの意識が途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『東条如斗』

 

 

 

 

 

「で? 結局引き分けか・・・」

 

 

 

 

 

シグナムとガチ技のぶつかり合いで、意識を失った俺はデバイスをパワーアップして来た、なのフェイに助けられ、リンディさん家のベットで治療を受けていた。

 

 

「もう! 如斗君は無茶し過ぎだよ!!」

 

 

ほっぺたをプクーってリス見たいに膨らませた幼馴染みのなのはが言う、なにこれ?可愛いんだけど・・・。

 

 

「如斗、反省しないと駄目だよ?」

 

 

命の恩人であるフェイトも珍しく怒っていた。

 

 

「うっ・・・ゴメン」

 

 

「もう! 如斗君は目を離すと、すぐどっか行っちゃうから、今日は逃がさないよ!」

 

なのはが俺を逮捕するかの様に、左手をぎゅうっと握る。

 

 

「そうだね、なのは、今夜は大人しくしてもらおうね」

 

フェイトが右手をぎゅうっと握ってくる。

 

 

・・・もしかして俺、今リア充してる?

 

2人の美少女に挟まれてる?

 

 

「えへへ・・・如斗君このまま寝ちゃおっか?」

 

「うん・・・それがいいよ、ね? 如斗?」

 

 

あ、きっと俺は死んだんだな、これは最後のメイドの土産って奴だな。

いや、メイドじゃなくて天使だったけどさ。

 

 

こうして、2人の天使に両手を握られてフカフカのベットの魔力に、ゆっくりと意識が沈んでった。

 

 

 

 

 

 

 

それから4日ほど時間が経った。

 

 

 

4日間、毎日なのはがお見舞に来て、ご飯をアーンして貰ったら次にフェイトからもアーンされ、それをエンドレスで続き。『連続アーン地獄』を、耐えた俺はよくやったと誉めてもらっても過言でもないと思う。

体を治すのに集中したおかげで、体に刺さってたコンクリートの破片やガラスの破片は全て取り除き、消耗してた体力も元通りになった。

 

 

「ようやく動けるのかぁ」

 

 

両手の包帯も取り、手をグーパーグーパーと動かす・・・うん、問題なし。

 

 

「だからって、無茶しても言い訳では無いのよ?」

 

 

なのはとフェイトが学校に行ってる間、俺の看病を積極的にしてくれた、リンディさんが釘を刺す。

 

 

「うぐ!? わ、分かってますよ・・・」

 

「みんな、貴方のことを心配してるんだからね?」

 

リンディさんの有難いお言葉を頂いて、素直に頷くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ユーノ・スクライア』

 

 

 

 

『闇の書』の手掛かりを探して4日も経ってしまったが、一行に情報が見当たらないのに苛立ち始めていた。

 

 

 

 

 

「待たせたな」

 

 

不意に声を掛けられたこんな、所で話し掛けて来る人物なんて早々決まっている。

 

 

 

「はぁ、如斗・・・来るなら普通に来てよ」

 

 

 

無限の書庫内でどこから唐突に現れた。 彼、東条如斗・・・最近の僕の悩みの種かもしれない。

 

 

「まぁ、そんなこと言うなよ師匠、俺も探し物したいからさ、ここに来たんだよ」

 

 

彼の唐突な発言に一瞬、思考が停止する。

 

 

「如斗・・・君、今何て言った?」

 

「え~と、『 ラピュタは本当にあった!?』ではなく『親方! 空から女子が!? 『落ちてくる系女子の落とし方編』』出もなく『魔道具製作方法論 成功率なんてものはただの目安だ。あとは勇気で補えばいい!編』これは個人的に興味があるな、それから・・・」

 

 

「いい加減話を聞いてくれないかな?」

「あ? おう! これだろ?」

 

 

如斗がユーノの一冊の本差し出す『フェレットの正しい交尾方法』を

 

 

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 

 

 

 

 

「師匠・・・痛い」

 

 

 

 

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 

 

 

 

 

「すみませんでした真面目しますので、どうか許してください」

 

 

 

 

 

    ∧_∧     

・;'.、(・ω(:;(⊂=⊂≡

    (っΣ⊂≡⊂=  

    /   ) バ

 

 

 

 

 

この後も僕が気が済むまで、如斗は常に殴られ続けた。

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