最強のショタ   作:スズキオーレ

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嬉しすぎて少し涙がでました(´;ω;`)


第25話 新しい家族

『八神はやて』

 

 

 

 

服屋で、ヴォルケンリッターのみんなに似合う服を買った後、私達は如斗と合流をした。

 

 

 

「あぁ、もう終わったのか?」

 

 

 

彼は待ち合わせ場所で、小さな小袋を持って待っていた。

 

 

 

「ゴメンな~、みんな可愛いから時間が掛かってもうた」

 

 

 

「別にいいさ、ヴィータ、はい! これ」

 

 

 

如斗はヴィータに小袋を渡した・・・なんやろ?

 

 

 

「なんだよこれ?」

 

「まぁ、開けてみろよ」

 

 

 

ヴィータが渋々小袋を開けると何と、ウサギのヌイグルミだった。

 

 

 

「ほら、お前トイザ⚫スで物欲しそうな顔してからな・・・つい」

 

 

 

なんや? 如斗は天然のたらしなのか? 私だけに愛を囁いてくれんのか? いいな~・・・ちょっと羨ましい。

 

 

 

「し、仕方がないから貰ってやるよ! 別に嬉しくないんだからな!!!」

 

 

 

ヴィータったら、そんなに、ニヤニヤしてたら、何言っても無駄やで?

 

 

 

 

「あれ? 気に入らなかった?」

 

 

 

 

アカン・・・ヴィータの気持ちに気づいてあらへん。

 

 

 

 

 

「・・・ヴィータよかったやね」

 

 

「うぅ・・・」

 

 

うん、ヴィータは可愛えぇなぁ 私の嫁になへんかな?

 

 

 

「で? 買い物はもういいのか?」

 

「そうやね後は、スーパーでご飯買ったら終わりやな」

 

「そうか、さっさと行こうぜ」

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「なぁ、シグナム」

 

 

 

「何ですか? 主はやて」

 

 

 

如斗の夕飯を食べた、私はシグナムに抱き抱えられて庭に出ていた。

 

 

 

「闇の書をページを全て収集し完成したら、大いなる力を得て何でも出来る様なる・・・そうだっけ?」

 

 

「えぇ、命じてくれればすぐにでも、収集に取りかかります、完成したら貴方のその足も治る筈ですよ」

 

 

 

「アカンて闇の書のページも集めるにも、色んな人にも迷惑かかるのやろ? そんなのはアカン、別に今のままでも充分幸せや」

 

 

私は続けて言った。

 

 

「お父さんお母さんはお星さまやけど、家も蓄えも残してくれたし・・・それに何より、今は皆が居るからな」

 

 

そう、今の私には家族がいるから・・・

 

 

「足は如斗が責任持ってくれるって言ってくれたし、ホラ、ボイスレコーダーにも録音してるで?」

 

 

未来の旦那も宛がある・・・だから

 

 

「シグナム・・・私は闇の書にはな~にも望みはない、私がマスターである間はページ収集のことは忘れて・・・約束できる?」

 

 

「・・・誓います騎士の(つるぎ)にかけて」

 

 

シグナムは少し躊躇ったが約束はきっちりしてくれた。

 

 

「はやてはやて! 冷凍庫のイチゴアイス食べいい?」

 

 

リビングからはヴィータが顔を出して尋ねてきた。

 

 

「お前・・・さっきもあんなに食べただろう?」

 

 

シグナムがため息を吐きながらヴィータをツッコム

 

 

「うるせぇなぁ! 育ち盛りなんだよ! それに如斗が言ってたぜ? 『デザートは別腹』って!」

 

 

ヴィータは胸を張って言う。

 

 

「ふふふ、えぇで? でも、もう夜だし少しだけやよ?」

 

 

「うん♪」

 

 

ヴィータは嬉しそうにキッチンの冷凍庫を目指して走ってった、それを見た私とシグナムは顔を見合わせて2人で笑ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

本当にこんな生活何時までも続けばいいのに・・・

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

『東条如斗』

 

 

 

 

夢を見た、それは自分が夢と認識できる夢だ。

 

 

 

場所は何処かの庭らしき場所で1つのテーブルに2つのイスがあった。

 

 

そして、1人の『男』が2つのイスの1つに座っていた。

 

 

「おや? ようやく繋がったか・・・長かったな」

 

 

男は俺をイスに座らせて、お茶を淹れてる。

 

 

「本当は、『こっち』に飛んだ時にさ、すぐに連絡をした入れたかったんだけどね、なかなか、意思の疎通が出来なかったんだよ」

 

 

男はティーカップに入った、緑茶を渡してきた・・・何故緑茶?

 

 

「ユキくんも不安だったでしょ? いきなり知らない場所飛ばされてさ?」

 

 

「あの、言ってる意味が分からないですけど?」

 

 

「え? 分からない? それじゃあ説明しようか?」

 

 

 

 

 

 

男は、自分のお茶を飲み干すし咳払いをして説明をしてきた。

 

 

「『あの日』君は確かに『死んだ』のさ、首を飛ばされてね?」

 

 

男が首をトントンと軽く叩きながらジェスチャーをする。

 

 

「だが、ユキくんの『ジュエルシード』と『僕達』が力を合わせて、この時間にユキくんの『魂』を飛ばし、この時間に要るユキくんに『憑依』させたのさ・・・ここまではわかる?」

 

 

「まったくわかりません」

 

 

当たり前だそんな、オカルトチックな話を信じるかよ!

 

 

「オカルトチック? でも、『ヴォルケンリッター』の存在は信じるてるのに?」

 

 

なぜ? コイツはシグナム達のことを知ってるんだ?

 

 

「あぁ、ヴォルケンリッターの騎士達には僕も面識があるんだよ・・・彼らが覚えてるか分からないけどね?」

 

 

男は新しくポットを取り出しティーカップに注ぐ

 

 

「運命とは不思議だよね、僕もまさか、君とヴォルケンリッターが巡り会えるなんて思わなかったよ」

 

 

「それはどういうことだ?」

 

 

「あれ? 覚えてない? 君が生まれた『場所』をその生まれた『材料』を?」

 

 

「俺のこと知ってるのか?」

 

 

「知ってるも何も『僕』と『彼ら』は『ずっと』いたじゃないか、もしかして記憶喪失?」

 

 

男は冗談の様に笑いながら聞いてきた、煽りやがって・・・

 

 

 

 

「そうだよ・・・文句ある?」

 

 

「え? ・・・マジで? 嘘言ってない?」

 

 

 

 

 

 

 

驚愕の真実を知ったような顔をしてる・・・なんだコイツ?

 

 

 

 

 

 

「おいおいおい! ちょっと待ってよ! あれ程『年密』に計算して完璧にやったのに、まさかの記憶喪失!?」

 

 

男はその場で体育座りをして凹んでる。

 

 

 

 

 

「あぁ、すまないユキくん、僕らは失敗をしたんだね・・・本当にゴメンね」

 

 

「お、おぅ」

 

 

 

 

 

駄目だどう接すればいいか、分からない。

 

 

 

 

「ほ、ほらさ、俺は五体満足だしあくまで記憶だろ? 多分戻るさ、だからアンタも元気だしなよ!」

 

「ほんと?」

 

「ほんとほんと!」

 

「本当にほんと? 公開してない? 許してくる?」

 

 

「うんうん、許す許す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ユキくんの体を操作して、車イスの女の子のベットに入ったことも許してくれる?」

 

 

 

「ぶっ殺す!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちくしょう、だからか! だからはやてに『もう、如斗の甘えん坊さん♪』って言われたのか! 誤解されたのはこいつの仕業かぁぁぁぁ

 

 

「まぁまぁ、落ち着いてどうどう」

 

 

「テメェのせいで要らぬ誤解を・・・」

 

「それは置いといて!」

 

「置いとくな!!」

 

「じゃあ、回収して川に流して・・・」

 

「流すなよ!」

 

「じゃあ、また拾って食べました、これでお仕舞いね」

 

 

いや、食べても意味ないだろ?

 

 

 

「さて、話を元に戻すよ? 実はねお願いがあるんだ」

 

 

 

勝手に話を反らされたんだが・・・

 

 

「ユキくんが言う、あの本『闇の書』ね。実は、あの本の中に僕の大事な『人』が入っていてね。とても困ってるらしいんだ」

 

 

「はぁ・・・」

 

 

俺は男の話を聞きながら緑茶をすする・・・意外と美味しい

 

 

「本当は、僕が自分でどうにかしたいんだけど、ほら、体無いし? 話なんてどうせ、ユキくんとしか話せないしね」

 

 

男は体育座りをやめて再びイスに座り、話を続ける。

 

 

「だから、お願いだ『闇の書』のあの子を助けて欲しいんだ」

 

 

 

 

 

 

「・・・一応話は聞こうか」

 

 

 

 

 

「ありがとう、ユキくんのそう言う所、僕は大好きだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

男は笑いながら話を続けた。

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