放課後、なのは達は、公園の茂みの中に怪我をしたフェレットを見つけて、動物病院に預けたと、夜メールで送られてきた。
「・・・フェレットねぇ?」
・それより、幼女が茂みの中で・・・ゴクリ
・まさか立ちしょ
・嫌、レズプレ・・・
・おまわりさんコイツらDEATH!
流石マルチ頭脳、カスしかいない
そして俺は、なのは達と別れてコンビニで買ってきた弁当を食べ、本に埋もれた部屋で読書をしてる所だった。
本はジャンルはそれぞれ別で決まった物はない、漫画からライトノベル、稀にアダルトチックな物を読む。
・小学生3年でエロ本とかww
・おませさんね♪
・将来はムッツリ大臣に決まりだな
うるせぇ やい
今日読む本は『奥さん、知ってますよ?上巻』だ。
・昼ドラ展開、胸がドキドキ
別に何読んでもいいだろが
『・・・て』
? 今、何か聞こえたような・・・
『すけて・・・』
隣の家かな?
『助けて!』
嫌、違う『テレパシー』か?
・解析開始
・テレパシー場所を特定
・ここから30分ほど歩いた所にある動物病院から発信あり
・張本人ピンチ!
・(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)
・・・これ助けにいった方がいいかな?
・テレパシー本人、何者かと接触
・接触物、正体不明
・テレパシー本人、心拍数上昇
・接触物、テレパシー本人に攻撃の意図アリ
・もう1人反応アリ
・高町なのはと特定
はぁ!? なのは? 嘘だろ?
・接触物、高町なのはに攻撃の意図アリ
それを聞き取った瞬間、俺は家を出て、動物病院に向かって走り出した。
・肉体強化開始
・筋力上昇
・最高速度で約2分で到着予定
・時間短縮のため屋根からの移動を推奨
普段はアレだがこういう時にはコイツらは役に立つな・・・
こうして俺は、屋根から屋根へ跳び移りながら動物病院に最高速度で向かった。
『高町なのは』
謎の声を聞き取った私は、フェレットを預けた動物病院に向かっていた。
あのフェレット私に向かって助けを求めてた。
だったら、私が行かなきゃ
もうすぐ私が助けるから! 待ってて!!
『東条如斗』
人の家の屋根を跳び移りながら目的地へと、足を速める。
頼む間に合ってくれと心の中でひたすら祈りながら足を進めることを止めない。
止めては行けない。
ただ進み続けるしか今の俺にはそれしかできない。
・謎の反応を確認!
・パターン青! ショタです!!
・前面にシールド3重に展開
目の前にシールド魔方陣が3枚張り巡らされるのと同時に、そのシールドを貫通させながら如斗の肩に一本の槍が刺さった。
「っ!?」
行きなりの出来事に態様仕切れず如斗は屋根から地面に落ちてしまった。
・浮遊魔法展開!
・肩に損傷ダメージ大!
・浮遊魔法を維持しつつ肩に修復魔法発動!!
地面すれすれの状態でゆっくりと減速して俺は無事に着地することができた。
「おいおい、この程度かよ? 情けないな~」
屋根の上からあまり聞きたくない声がした。
「お前、本当に俺と同じ転生者か? 余りにも弱すぎだろ?」
声の本人は屋根から飛び降りると、ニヤニヤと笑いながらこちらに近づいてきた。
「待た、会ったな・・・東条?」
いぬ耳尻尾を生やした、風見悠がそこにいた。
「よう・・・風見は夜のお散歩か?」
壁に寄りかかりながら風見に悪態をついた。
「まぁ、そんなもんだよ」
風見悠は手にしている槍を、俺を刺した槍を目の前で回しながら答えた。
「マーキングかよ? 趣味が悪いな」
痛む肩を押さえながら風見から少しずつ距離を取る、
ズルズルと体を壁伝いしながらだ。
「そうだな、他にも唾を着けないと行けないからさ・・・」
槍をペン回しの様に回し2.3回転してから剣先を俺に向けて・・・
「よう・・・死んでくれや」
風見の槍は俺の心臓を貫いた。