冬を終え、春を過ぎ、季節は夏へと変わっていった・・・
本日の、海鳴市の外部気温は、最高40℃を超えてるらしく。
熱中症にならない様に、帽子と水筒を持参するように、ニュースキャスターのお姉さんが言っていた。
そんな、40℃を超え空から一方的な、サンシャインビームを直に浴びながら、廃屋とよく間違われる『東条家』の片付けをしている者が1人いた。
無論、東条如斗である。
ベットにソファー、などと、子供1人が運べぬ様な物を如斗はたった1人で運んでいた。
・・・正確には引きずると言うのが正しい。
丈夫な縄で家具を縛り、フローリングを傷つけぬ様にと、足に段ボールを挟み引きずっていた。
リビングから玄関の間の、廊下を、家具が壁スレスレの状態で少しずつ、引きずられて行く。
引きずる、当本人は100円ショップで買って来た、ゴム付き軍手を装着し、縄を力のあるかぎり引っ張って行く。
「ふっぬぐぅ~~」
真夏のくそ暑い中、何故!こんなことをしないと、いけないのかと、 如斗は涙を流したかったが、例のサンシャインビームのせいで、体の中にある水分は全て、汗として消費してるので涙は一滴も出なかった。
ダダンダンダダン! ダダンダンダダン!!
焼きたくもない肌を焼きながら、1人ファイト一発状態の如斗のポケットから、ター⚫ネーターの着信音が鳴る。
今してる作業を止めて、呼吸を調えながらポケットに入っているスマホを取り出し確認をする。
『メールヨー(´・ω・`)』
「うん、顔さん? お知らせするのはありがたいけど、勝手に着信音ターミ⚫ーターにしないでくれる?」
あの、『闇の書事件』から、約1週間ぐらい、たった後、急に携帯の様子がおかしくなり画面を見てみると。
『I'll be back _(:3 」∠)_』
どうやら、顔さんは、スマホの中で生きてたらしい。
その後、元に戻ろうとするが、顔さんは、俺の中に戻ることは出来ず、電気製品内だったら活動可能と、作品初期設定を型破する体質へと変わったらしい。
顔さん本人が言うには。
びふぉー アフター
(´・ω・`) ヽ(•̀ω•́ )ゝ
正直どこが変わったか不明だった。
見分けを着ける為に、しょうがなく、顔さんの後に『Mk-Ⅱ』と着けることにした。
今後『Z』や『ZZ』や『
そして、俺の特典能力の1つ『マルチタスク』は消えてしまった。
並列思考はもう、二度と扱うこと出来ないが、そんなことはどうでも良かった。
どちらかと言うと・・・あんなでも、変態達が居なくなってしまったのを、少し・・・寂しいと感じていた。
それ以外は何にもなく、魔法も何時も道理で召喚獣の方は相変わらず、顔さんが操っていた。
そんな、過去に振り返りながら現実逃避しながら届いたメールを読んでいると、クロノンとリンディさんが現れた。
勿論呼んだのは俺だ。
「急に呼び出して一体何なんだ? 荷物運びの手伝いならもう少し数を呼ばないと・・・」
暑い中、今日のクロノンは私服で来ていた。 てか、手伝う気あったのか・・・頼めば良かった。
「いや、今日は人が居ると駄目なんだ・・・2人だから、これを見せることが出来るんだ」
俺は今まで隠していたあの『地下室』へと案内をすることした。
そろそろ自分が何者かをよく知りたいが為に、今回はプライベートでお願いしていた。
地下室に案内したら2人の顔があら大変、豹変して仕事人モードになっていた。
どうやら、地下室の機材は管理局向けの仕事らしく、記録やらなにやらを録るために、後日管理局の人を大量に派遣して、調べ尽くすとリンディさんに聞かされた。
・・・・・・・・・・・・・・・
「で、ここ数日は管理局の人が出入りするから、俺は邪魔にならない様に、誰かの家に泊まろうかと、考えているんだが、どう思う?」
「・・・私の所に来れば?」
先程のメールで翠屋に『全員集合』のメッセージを送られて、早めに来たのが、どうやら今日は、はやてが一番乗りだったので、先に現状の状況を話していた。
「なんや急に呼び出して『デート』かもって、期待してたのに・・・」
「デートだったら全員なんか呼ばねぇだろ? フツー」
事件から大分時間経ち、はやての足は今は、自由自在いや、変幻自在に・・・あ、嫌何でもないッス
・・・ゴホン、自由に動かすことが出来るようになった。
足が回復したせいか? 最近はちょっと、おっちょこちょいな面も多数ある。
「いやぁ、ユニゾンしてたとはいえ、奪ったよね? 『唇』」
舌をペロリと出してエロティックを出しているが残念ながらその魅惑は未発達の小学生にはまだ早すぎて、俺には何も込み上げてこない。
「俺も『ファースト』だったってことで、許してくれないか?」
「許せるかぁ!!」
やはり駄目か・・・ 顔さん何かアドバイスを・・・
『セキニントッチマエヨ(*´゚Д゚)y━・~ プハァ』
それが嫌だから頼んでるだけどなぁ・・・
「責任ん~責任とってや~」
翠屋の外にあるテーブルの上で、ただひたすら、ただをこねる、はやてを見ながら、ケーキを一口サイズに切りフォークを刺して、はやてに向ける。
「ア~ン」
「ア~~~ン♪」
最近は、はやてを黙らすにはこれに限ると思う(結論
「フタリトモトテモナカガヨロシクテ」
「羨ましいよね? ねぇフェイトちゃん?」
「ハッ!? しまっ !!」
『((((;゚Д゚))))』
そして、暑い夏の空に、少年の叫び声が1つ海鳴市に木霊した。
んで、少し後に来た風見に同情された。
・・・・・・・・・・・・・・・
「ってことで、夕方みんなで夏祭りに行きましょ!」
メールの送り主でアリ、最後に優雅に車でやって来た遅刻野郎、アリサ・ウルトラマキシマムバーニングホルモンが、高らかに宣言をしている。
「・・・貴方、今、失礼なこと考えなかった?」
「な~んにも考えてないよ」
本当に、コイツは金持ちと勘の鋭さは認めてやってもいいと思う。
「で? 夕方なのに、今集まってどうするのさ?」
すずかの隣でドリンクを飲みながら風見アンポンタンが声を掛ける。
「女の子はね、浴衣選びするから忙しいの!」
「じゃあ何故男子を呼んだんだよ」
「ほらあれよ、ポチポチ押してたらついでに・・・」
「「え!? 俺達オマケ扱いなの!?」」
風見のスカポンタンと同時に声を上げてしまった・・・情けない、きっとこれも、暑さとバニングスの名のせいだ。
「あなた、心の中で好きなだけ、私を罵倒してるでしょ?」
「よくわかったな、 ニュータイプなのか?」
ビンタ一発入りまーす。
( `ω´⊂彡☆))Д´) パ-ン
・・・・・・・・・・・・・・・
「って、ことで夕方、神社の前で待ち合わせだからね!!」
頬袋をパンパンに膨らませて『遅れたら全部アンタの驕りだからね!!』と誓約を押し付けられて解散をすることにした。
「なぁ東条」
「なんだ? 風見」
申し訳なさそうに風見が話しかけてきた・・・珍しい。
「遅刻した場合の態様を聞きたい・・・いくら持ってる?」
風見の言われ財布を確認する。
さっき、皆のケーキやドリンクを奢ったから・・・あ。
「な、なぁ、東条? 俺達男は・・・」
「あぁ・・・遅れない様にしないとな」
お金は余裕を持って使いましょう。
今日、俺は改めて財布の紐をキツく縛っておこうと決意した。
あっ・・・物凄くアイス食いたい。
『ダメダコリャ┐( ̄ヘ ̄)┌』