最強のショタ   作:スズキオーレ

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StrikerSを出す前にこっちを早く終わらせるべきだったと深く反省してます。



見ずらいと思うけど我慢してね(´人・ω・`)


第36話 夏はアイスだよね?

 

 

『フェイト・テスタロッサ』

 

 

 

 

「アンタ達って、本当に変わった趣味してるわね?」

 

 

 

 

如斗達と別れた後、車の中でアリサの何気ない一言が、私達の心にクリティカルヒットする。

 

 

 

 

「な、なんにょことかにゃ?」

 

 

 

これでもか! って言うぐらい焦ってる、なのはが口を出す。

 

 

 

「だってね? あんな、適当で唐変木のおっぺけぺーを好きになるなんてね? いいところでもあった?」

 

 

 

 

アリサに言われて私達は考え出す・・・

 

 

 

 

「う~ん、幼馴染みで・・・よく翠屋の手伝いをしてて、勉強の分からない所をよく教えてもらったり、後は・・・」

 

 

なのはは、考え付き次第口出していく。

 

 

 

 

「はぁ、なのはのは単調ね・・・他は?」

 

 

 

アリサはなのはの答えにため息を付きながら、他の人に聞いてくる。

 

 

 

 

 

「私は命の恩人やな」

 

 

 

次に答えたのは、はやてだった。

 

 

「命の恩人?」

 

 

「そうや、私が・・・家族がピンチだった時、一番に駆け付けて助けてくれたんやで?」

 

 

『白馬の王子では無かったけど』と、はやては付けたしをした。

 

 

 

「確かにそれは恩人ってやつね? でも、それだけなら・・・」

 

 

 

「あと決め台詞は『はやてがこのままだったら、俺が一生面倒見てやる・・・それが俺に出来る唯一の恩返しだ』って言ってたで?」

 

 

 

「あー、それなら病人はコロって落ちるわね」

 

 

 

 

え? なにそれ? 私、言われてないよ? あれ? オカシイナァ?

 

 

 

 

 

 

「ふぇフェイト? あ、貴方大丈夫? 目が凄いことに・・・」

 

 

 

 

何か気まずいこと言ってしまったのかとアリサはアワアワと慌てながらフェイトに恐る恐る尋ねた。

 

 

 

 

 

 

「ハハハ、アリサ、ナニヲイッテルノ? ワタシハ、フツウダヨ?」

 

 

 

ソウ、ワタシハフツウダヨ。 デモ、如斗ト、チョットダケ、オハナシヲシナイトネ?

 

 

 

 

それからは、目的地に着くまでは、誰も一言も話さなかった。

 

 

 

 

 

 

車内に聞こえるのはフェイトの歪な笑い声だけだった。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『誠ぉ! 私とカツーラさんどっちが好きなの!』

 

 

 

『誠君? 私を選んでくれますよね?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「修羅場って怖いなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

解散後、特にすることも無く、T⚫UTAYAで適当にDVDを借り帰宅して鑑賞をしていた。

 

 

 

 

最近、何かしらデジャヴを感じていたが、それが何なのかは分からなかった。

 

 

 

 

 

『誠・・・死んで!!』

 

 

 

 

 

主人公がマウントを取られ、一心不乱に彼女の包丁が主人公の腹を何回も刺す。

 

 

 

 

『誠が悪いんだよ?』

 

 

 

そう言い残し彼女が去った後、他の彼女が主人公の殺害現場に遭遇してしまった。

 

 

 

なんか、この主人公と親近感が沸くのだけど、けして俺は浮気者ではない。

 

 

 

『ホンニンガソウイッテモネェ(´・ω・`)』

 

 

 

 

「・・・顔さん飽きたからターミ⚫ーター見ていいよ』

 

 

 

DVDを取りだし新しくプレーヤーに入れリモコンの主導権を顔さんに託す。

 

 

電波妖精(仮)になった顔さんは凄く便利だが、電波なので物理による行動が出来ないのでちょくちょく、人の手を借りることがある。

 

 

 

 

本人曰く『アタマノナカヨリ、セカイガヒロガッテウレシイ(^q^)』だっそうだ。

 

 

 

 

 

 

そして、DVDを入れ替えると、最近スマホから勝手にアプリをダウンロードした『ゆっくりボイス』で顔さんが喋った。

 

 

 

『ナッナニヨ、ワタシニキヲツカッテモナニモナインダカラネ(灬ºωº灬)♡』

 

 

 

 

安心しろ、訳の分からない奴に、手を出すつもりはないから。

 

 

 

 

『フラレテモウタ(´・ω・`)』

 

 

 

 

 

 

すっかり、マルチ変態達と似たような口振りになってしまった顔さん・・・いや、俺自信も影響をされたと思うな。

 

 

彼らは・・・人で言う『成仏』をしたのかどうかは分からない。

 

 

結局、悲しくて八つ当たりして、アスベルト達とは、そのまま別れることになってしまったまま。

 

 

 

 

 

 

体は十代前半、精神は前世と合わして約32歳。

 

 

 

そう考えると、あの時の自分の行動がとても恥ずかしくなる。

 

 

魔法も知らずただ、だらけた大学生活をしてた俺が、魔法が存在する世界に転生して、まだ10年程だが、とても濃密な経験をしたと思っている。

 

 

 

誰かを守りたいと必死に抗う、当時9才の女の子『高町なのは』

 

 

家族の為にと、その身を粉にして、なのはと敵対した女の子『フェイト・テスタロッサ』

 

 

いつか死んでしまうと知ってながら、何時も笑顔を振りまいていた純真無垢な女の子『八神はやて』

 

 

 

 

彼女達に、出合わなければ、俺は平凡な人生を歩んでいたのだろうか?

 

 

 

 

 

ーーーもし、俺が全てを守ることが出来たのなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーンとチャイムが唐突になる。

 

 

変な考えを止め、客を誰かを想像する・・・まぁクロノン達が機材をとって戻ってきたのか?と考えて玄関を開けると。

 

 

 

 

「開けたな? アイス寄越せ」

 

 

 

 

ロリっ子ギャングが玄関で待ち構えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからは略奪の嵐だった。

 

 

 

 

オレンジ色の三つ編みギャングは冷凍庫のアイス全てを奪い去った。

 

 

 

スーパーで安売りしてた、スー⚫ーカップから、限定の文字が気になって買ったハー⚫ンダッツ全てが、彼女の小さな口の中へ消えていった。

 

 

 

 

 

 

『ツギハ、コマンドーガミタイ(´・ω・`)』




如斗の受難はまだまだ続く
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