『高町なのは』
私がユーノ君と出会って、そして『魔法』にふれて、早1週間が過ぎました。
今、私はユーノ君の捜し物『ジュエルシード』の探索を両親に内緒で探しています。
ジュエルシードとは『願い』を『歪んだ願い』して願いを叶えてしまう危険な物で、それを発見したユーノ君はそれを安心できる場所に預けようとしてて、うっかりこの世界に落としてしまった、らしい・・・です
そして、私はユーノ君からレイジングハートを受け取り、魔法使いになってユーノ君のお手伝いをすることになりました。
以上、私、高町なのはの1週間の活動です。
「なのは? どうしたの? ぼーっとして?」
私に声を掛けてきたのは、アリサちゃんだった。
「ううん、何でも無いよ?」
「もしかして、東条君のことを気にしてたの?」
アリサちゃんの隣にいた女の子、すずかちゃんも話を掛けてきた。
「そう言えば、アイツまだメール返信、返してないの?」
「うん・・・、一応、毎日メールを送ってるんだけどね・・・」
そう、この1週間で変わったのは、私だけ、じゃあなかった。
アリサちゃんとすずかちゃんの次に、仲がよかった男の子、如斗君がもう、1週間も無断欠席をしているのです。
「アイツゥ~今度来たらケチョンケチョンにしてやるんだから!」
「アリサちゃん駄目だよそんなことしたら!」
これでも2人とも如斗君にはメールを送ってるらしい。
「なら、今日、アイツの家に行きましょ!」
唐突なアリサちゃんの発言に私達は固まった。
「えぇぇ? い、いきなりどうしたの?」
すずかちゃんが慌てながら聞いた。
「決まってるじゃない! アイツを問い詰めるのよ!! メール返信と学校に来ない理由を!!」
アリサちゃんは声を上げて宣言をした。
「別にそんなことをしなくていいんじゃね?」
唐突に私達の会話に入り込んだのは、風見悠君だった。
「なによ? アンタに関係あるの?」
今のアリサちゃんは相当機嫌が悪かったのか、悠君に今でも殴りかかる様な、殺気をだしていた。
「別にあんなのいなくてもいいだろ?」
悠君は楽しそうに話続ける。
「アリサはアイツのこと嫌いなんだろ? ならもう声を掛けなきゃいいじゃないか? なのに何でそこまで構うんだ?」
「決まってるじゃない!!」
アリサちゃんは直ぐに答えた。
「なのはと私の為よ!!」
この一言で私はずっこけた・・・私の為って・・・
「なのはの大体の会話なんてアイツのことよ? それがここんとこ酷いのよ! 私が病みそうなのよ!!」
そんなことは無いはず、如斗君が家に来ないこと、如斗君がメールを返さないこと、如斗君が学校に来ないこと、如斗君が・・・・・・あれ?
「お、おう・・・それはお気の毒様」
それは悠君が引くほどのことだった。
「ほら、アリサちゃん落ち着いて、ね?」
こうして、すずかちゃんがアリサちゃんのフォローに入り話は終了した。
「一応、士郎さんが如斗君を見に行ってるのよね?」
すずかちゃんがアリサちゃんを押さえながら私に聞いてきた。
「うん、翠屋をお母さんに任せて様子を見に行くって言ってたよ?」
士郎さんとは私の父さん『高町士郎』だ、前から如斗君を気にしてたから多分もう向かってるのかもしれない。
『東条如斗』
ガクガク、ガクガク、ガクガク、ガクガク
ビクンビクン、ビクンビクン
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 死にたくねぇぇぇ!!
「こ、殺される・・・」
「い、いきなりどうしたのさ?」
心優しいおねえさんアルフさんが俺を落ち着かせとする。
「だ、駄目だ! 申し訳ない! お、俺、帰らないと!!」
だが、俺はアルフさんの優しい手を振りほどき、急いで外への扉を開けようとする、だが、ドアを開ける前に『ガチャリ』とドアが開き、中に入ろうとする金髪ツインテールの女の子と衝突をしてしまった。
「きゃあ!」
「うぉ!?」
勢いよく俺の両手は彼女の両手を押さえ込み、肩膝は彼女両足の真ん中に顔は後数センチで唇に当たる距離・・・つまり、俺は彼女を押し倒してた。
・やったな! またCGが解放されたぞ?
・題名タイトル『ハプニング』だな
わざとじゃないぞ!
「ご、ゴメン!」
「あ、うん・・・」
押し倒した女の子に謝り、俺はその場から逃げ出した。
・やーい、ヘタレ!
・そこはそのまま、手を出すのが男しての責任がだな・・・
この歳で大人のステップを踏むにはまだ早いだろうが!!
俺は急いで多分確実来る、士郎さんを誤魔化すために、家に急ぐのであった。
『少女』
私を押し倒した、男の子は謝ると一目散に逃げだした。
「フェイト!? 大丈夫かい?」
私の使い魔のアルフが、心配して私を家の中にいれた。
「なんか・・・あの子、用事があったみたい何だけどフェイトを押し倒して、そのまま逃げるなんてねぇ、まったく・・・」
先程の男の子に悪態を付きながら、アルフは私の服の埃をはらった。
「私は平気よ、アルフ」
別に頭を打ったとかそう言う問題もなかったが・・・
「・・・ご飯1人分、余っちゃったね」
スーパーで買ってきたビニール袋を見ながら呟くのであった。