高町家で夕飯をご馳走してもらい東条如斗は高町なのはの部屋にいた。
「これがメールで送ってた、例のフェレット?」
鼻をフンスフンスしながら如斗をつぶらな瞳を向けている、小動物を如斗をマジマジと見ていた。
「うん、『ユーノ』君って言うの」
なのはが自慢気に答えた。
「へぇ・・・」
如斗は何となくフェレット曰くユーノ君に手を出す
ユーノ君は読み取ったかのように自分の手を如斗の手に重ねた。
「お、お手をした!」
「うん! ユーノ君はね、賢いんだよ」
如斗はユーノの頭を撫でた。
・解析完了
・前回のテレパシー本人と確定
彼が転生した時に与えられた特典『マルチ頭脳分裂思考』がユーノの正体を即見破った。
「そうか・・・ユーノって本当は喋れるだな・・・」
「え?」 「え?」
なのはとフェレットから疑問の声が上がった。
『東条如斗』
いや~びっくりすることがいっぱい有りすぎて、困るわー
なのはと喋るフェレット『ユーノ君』から魔法の話とかマジ頭いっちゃてる『電波な話し』を聞かされたが・・・
アレな・・・なのは格好『バリアジャケット』? アレを見たときは興奮したね、嫌、下ネタの話じゃないよ?
まぁ、魔法が存在して、なのは魔法少女てのは理解した。
「で? お二人はその『ジュエルシード』と言う、危ないものを回収してると?」
「そうなんだ・・・僕のせいで」
なるほどな・・・ だからこの前にユーノ君に攻撃してきたのはジュエルシードって訳か
「そうか、わかった、俺にも手伝わせて貰えないか?」
二人は(もしくは一人と一匹?)はまた『え?』と言った。
「そんな! 危険だよ!」
「同じ歳の女の子が頑張ってるのに?」
「ッ!」
正直に言うと、俺は、なのはが一番危なそうに見える。
「でも君・・・如斗にはデバイスが!」
「じゃあこれは?」
俺はユーノに『ある物』を渡した。
「これを・・・どこで?」
ユーノは凄む顔で俺を見る。
「前にお守りとして、そこら辺の屋台で買った」
それを聞いて、ユーノはフリーズした。
前に俺は気分で買い物をしてた時に見つけた、シルバーアクセサリーで『ライオン』の横顔をモチーフにされてる首飾りに、何か神秘厨二的なものを感じ、買って、それを身につけていた。
「た・・・確かにデバイスだよ」
マジかよ・・・、この、シルバーアクセサリーは『昔前世でプレイしてた『FF8』のスコールさんの武器のアクセサリーに似てるなぁ~と理由で買った』なんて口が裂けても言えないな・・・
「じゃあ、これで魔法使いになれるのか?」
「デバイスが動けば、だけどね」
「どうしたら、発動する?」
「念じるとか?」
「私の時もそうだったよ?」
経験者が語った、なら出来るだろう。
「OK、念じてみる」
俺はシルバーアクセサリーに念じてみた。
「むむむ・・・」
・解析開始
・ ・・・・・・解析完了
・デバイスが主を認証
・『リボルバー』起動
・コイツ・・・動くぞ?
・凄い・・・厨二病が熱中する訳だ
シルバーアクセサリーは光を放ち、FF8の主人公が愛用してた武器『ガンブレード』になった。
「す、凄い・・・」
凄いだろ? 顔がニヤリしてるけど、内心は狂乱中だからね。
・ジ●ンめ! 見てろよ!
・電波逝きまーす!
・当たらなくてはどうと言うことはない!
・●チルダさん~!
おい、ファーストネタは止めろ
『ユーノ・スクライア』
僕は今、目の前の少年に恐怖している。
なのはに出会って彼女の魔力の大きさには驚いたけど・・・
彼・・・東条如斗は更に凄かった。
彼のデバイスは『レイジングハート』とは違い、剣の柄の部分が拳銃の形になった武器、『ガンブレード』と呼んだ方がいいだろう。
それを手にしてる彼は、もしかしたら、なのは同様、凄い魔法使いになるんじゃないかと思ってしまった。
『風見悠』
アイツ東条如斗を殺し、俺は計画の第2段階目を進めていた。
それは、今回の事件の根元つまり・・・『ジュエルシード』の回収だ。
原作では残りのジュエルシードは海の中にあって『フェイト・テスタロッサ』が無茶な回収をしていた。
本来はフェイトが問題を起こすが、その代役は俺が代わり、探していた。
地味に探索魔法を使い1つまた1つと回収をする。
俺は、この先の展開を知っている・・・つまり、『みんなを救う』ことだってできるのだ。
フェイトだって、あんな悲しい現実を押し付けられずに幸せに出来る。
結局あの日、なのはとは顔を会わさず、別の場所でジュエルシードを探していた。
このままでは、時空間管理局にも合流が出来ないかも知れないが、やるしかない。
ハッピーエンドはまだ遠いが・・・
必ず俺の手で掴んでみせる・・・
どんな犠牲も払っても・・・
『なのは、ジュエルシード2個
フェイト、ジュエルシード2個
如斗、ジュエルシード0個
悠、ジュエルシード2個
残り15個』