『東条如斗』
高町家に泊まり3日が過ぎた。
この3日で俺はフェレットユーノ師匠に様々な魔法の訓練を受けた。
毎日毎日、訓練の日々に嫌気が差して、今日はおサボり中だったりする。
そして、翠屋でケーキを買って、俺はある場所に向かっていた。
そう、怪我の看病をしてくれたアルフさんが住んでいる、高層マンションである。
チャイムを押し、服装、手土産を確認しながら、アルフさんが出てくるのを待つ・・・
「はい?」
だが出てきたのは、前回、俺が押し倒した金髪美少女だった。
「貴方は、この間の・・・」
金髪美少女は人の顔を見ると、ポカーンとした顔した。
「あ、この間はすみません」
俺は金髪美少女の前で頭を下げた。
「え? べ、別に・・・いい」
そう、小さく呟いた気がする。
「後、これ、俺が一番美味しいと思ってる喫茶店のケーキ、よかったら、アルフさんと一緒に食べて」
そう、言いながら俺は翠屋のケーキを渡した。
「それじゃ、お世話になりました」
金髪美少女に渡す物を渡し、俺はさっさと逃げる様に去った。
我ながら恥ずかしいモノであった。
『高町なのは』
今日、如斗君はユーノ君の魔法の修行をサボったらしい。
そのせいだろうか? ユーノ君は手を額に当て悩んでいた。
「ユーノ君? そんなに悩んでいるとストレスで毛が抜けちゃうよ?」
前、テレビでやってた、動物特集で『ストレスを感じると動物も、毛が抜ける』と動物博士も言ったから、しっかりと覚えていた。
「へ、平気だよ、なのは」
ユーノ君は手を前に出し『それ以上は言うな』のポーズをしていた。
如斗君、早く帰ってこないかな? このままじゃあユーノ君の毛抜けちゃうよ・・・
『東条如斗』
金髪美少女から逃げたした、俺は落ち着く為に図書館に来ていた。
そう、本を読んで落ち着く為だ。
それにしても図書館は凄いな、最後までチョコが・・・本がぎっしりだもん。
などなど、下らないことを考えなが本を物色した。
時間は30分ほど、たっただろうか? 借りる本の候補を考えながら辺りを見回してた。
・やはり、ここは熟女の線を強めては?
・ばか野郎、ロリが一番だろ!
・嫌、ここはショタをだな・・・
・BL! それ以外に考えられぬ!
・(´・ω・)つ本
・じゅ、獣●だとぉ!?
・ま、マニアックだな・・・
・流石、顔さん!
・俺らに出来ないことを平然と提案できる。そこに、痺れる憧れるぅ!
アウトぉ! 顔文字、お前は一番マトモだと、信じてたのに!!
・(*´ω`*)
おい、照れてんじゃねぇ!!
など、最近までは大人しかった、マルチ頭脳は大・暴・走・中☆であった。
「うーん! ふっぬーん!」
隣で車椅子女子が必死に、上の段の本を取ろうとしていた。
「これ?」
俺は本を取り手渡した。
「あ、ありがとうな」
その子は俺に微笑むと車椅子を転がした。
「車椅子か・・・なんか、不便そうだな」
・おっと、フラグだな。
・クイックセーブとセーブはやったか?
・OK、シャワー浴びて体を清めてくる
・おい、コンニャクとローションの準備は済んだか?
・題名タイトル図書館の少女だな
今、荒れる場面あったか?
など考えながら高町家に帰ることにした。
家に帰るとフェレット師匠の魔法講座の厳しさがレベルアップしてた。
『少女』
時間は少年東条如斗が家に訪ねてきた、所まで遡る。
少年はケーキを渡すと、すぐ去ってしまった。
私は家の中に入り、テーブルの上でケーキの箱を開けた。
そこには、『ショートケーキ』や『チョコレートケーキ』や『エクレア』など様々なケーキが入っていた。
「あれ? フェイト? それどうしたの?」
部屋の奥から目を擦りながらアルフが顔を出してきた。
「あの、男の子から貰ったの、お礼だって・・・」
「あ~如斗ね、あの子、なかなかオツなことをするじゃないか」
アルフはあの子を、それなりに気に入っているらしい。
「これ、母さんに持ってたら喜ぶかな?」
アルフは嬉しそうに答える
「きっと、喜ぶよ! だってジュエルシードを2個も回収したんだからさ!」
「そうだね、きっと喜ぶよね」
私は、そう言いながら、着替えて母さんの場所へ、次元移動をするのであった。
オマケ 図書館のシーン
「 ふっぬーん!」
隣で世紀末覇王系、漢女オトメが必死に、下の段の本を取ろうとしていた。
「こ、これですか?」
俺は本を取り震える手で本を献上した。
「ウム!」
その人は俺にニヤリと笑うと、愛馬の黒王号にまたがり去っていった。
「誰だよ・・・世紀末覇王様ここに呼んだの」
俺はそう呟いた。