ソードアートオンライン CR 兄を求めて三千里 作:昏夜魅時雨
とりわけ言うことはありません!
それではどーぞ!
そのあと三人で談笑していると一時間程度たつとシリカが起きた
「あ、お早うございます…」
目をこすりながらそう言ってきた
「早くないから遅ようかな」
「…………ですね」
シリカははにかんだような顔と共に頬を赤らめた
「まあ、たいして待ってないから気にしてないけどね」
「みんな起きたことだし朝ごはんにしようよ」
隣にいたティアさんの提案にみんなが賛成しとりあえず朝ごはんを食べることにした
「といっても、昨日の残りのサンドイッチしかないんだけどね」
「だいじょぶですよ、あれ美味しいからいくらでも行けますし何日続いても万々歳です」
「そういってくれるとうれしですね」
ティアさんは心底嬉しそうににっこりと笑っていた
「アネットさん、今から出るとしたらいつ頃着きそうかわかりますか?」
「最初は今日の朝についてるはずだったけどどこかの誰かさんがこんな遅くまでグーグー寝てたこともあるしわからないね」
「アネットさんそのことは言わないでください…………」
「うーん、ユイのシステムの中にマップデータあったよな?」
ふとユイがいることを思い出した俺は、ユイに聞いてみることにした
「はい、マップデータ見た感じだとお昼には着くでしょう」
「なら大丈夫だな、あんしんあんしん」
「じゃあみなさん、再出発といきますか!」
皆が「おー」だとか各々声を出して立ち上がる
「んじゃユイ、最短ルートナビゲートよろしく」
「りょ!です!」
ユイは最近出番がなかったせいか随分と張り切っていた
その後もふつうに何と言う事も無く、淡々と進んでいた
…………が、
急に響く警告音に全員が身構える
……………この音はボスが出てきた時の音だ
そこに出てきたのは黒い大型のオオカミのようなモンスターだ
「俺とアネットさんで前からの攻撃を担当するから側面からの攻撃を頼む!」
「「はい!」」
オオカミ型モンスターはこっちを見たかと思うと、こっちに向かってかなりのスピードで襲ってきた
「高スピードモンスターかよ、嫌いなタイプだな」
そう嘆きつつ俺は突進してきたモンスターを極限までひきつけ、一歩分横にずれ、顔の横側におっもいきり【メテオフォール】をぶつける
「アネットさん!スイッチ!」
「了解!」
アネットさんは【バーチカル】を放つ
オオカミは地面を倒れそうになりながら滑り、なんとか体制を立て直した時に後ろから大回り目に飛び出していったシリカとティアさんが横腹に攻撃を打ち込む
ここでソードスキルを使ってしまうと、後ろには木が生えているのでオオカミは後ろに後退しないので硬直時間に入ってしまうと、攻撃されてしまう
なので、いい判断と言える
この程度のモンスターなら、余裕で倒せる
と、思っているとオオカミが遠吠えした
「ちょ、うるさ!」
皆が耳をふさぐ
「やっと終わった……………」
「なんなんですかー」
「うる…………さい」
「皆さん!オオカミ型モンスターの後方からモンスターが多数接近です!」
「な!?」
「お………おい!気づかれる前に退散だー!」
皆が一目散に逃げだす
「おい!ユイ!ちゃっかり俺の頭に乗るな!」
「食べられるときは一緒です!」
「物騒なこというんじゃねえ!」
「はぁー……………はぁー……………ユイ、敵の移動圏内からもうでたか?」
「はい!もう安心です」
「…………またポップしない限りね」
「アネットさんフラグたてないでください…………」
「あれ絶対大型パーティ用ボス仕様ですよね、開発者もこんな森少人数でこんな奥まで入ってくるとは思ってなかったでしょうね」
「だな」
「でもあいつのおかげでだいぶ時間短縮できたな、このおかげで町までもう少しだ」
「そういえば、最初はびっくりしすぎてて逆にリアクション取れなかったけどそのナティルのまわりをさっきから飛んでるの何?」
ある程度歩いていると、敵が来ないことを確認してかアネットさんが話しかけてきた
それはいつ聞かれてもおかしくないユイのことだった
「ああ、やっぱり聞いてくるかまあユイから説明よろしく」
「わかりました!わたしはナビゲーションピクシーと言うものでして…………
…………と、言うわけでナティルさんのサポートをしています」
「ふーん、それじゃあそのナビゲーションピクシーってやつの存在とナティルのその外見ってなにかかんけいあるの?」
「あれ、ユイ言わなかったのか」
「忘れてました」
「これ、GMCと言ってゲームマスタが作った優遇アカウントで、それだからかわからないんだけど俺は片手剣で両手剣のソードスキルが使えるし、このコートも初期装備だがステ補修を自分でカスタマイズできる」
「この外見については優遇アカウントのぶん悪用されないように目立ちやすい外見になっているらしい、実はこのアバター時期発売予定のゲームのアバターらしい」
「なるほどね、なんか昨日と今日ですごいいろいろなことあったきがする…………」
確かに、アネットさんの昨日から今日にかけて大変だったろうな結構戦闘あったし限界モンスターから逃げるために全力疾走したし妖精にあったり
「あ!皆さん!出口見えましたよ出口!」
ふとかっかたシリカの言葉にふと顔を上げると出口が見えた
「ああ~長い道のりでしたね~」
隣でシリカとティアさんがハイタッチしている
森を抜けるとあとは一本道になっていて、その先にはわずかだが町が見えていた」
「アネットさん、あの町ですよね」
「うんあとはあそこの町の民家にいるNPCに渡すだけ、えーとばしょは…………」
「…………あ、この町じゃなかった」
クエスト情報を見ながら歩いていたため少し歩幅が小さくなり、後ろを歩いていたアネットさんの言葉に俺とルンルン気分で歩いていた二人が機械のように後ろを見る
「ま、ちょ、え?」
驚きと焦りのせいで言葉にならない
「……………あ、あってた」
「「「驚かせないでください!!!!!!」」」
三人とも同じことを思ったのか同時に同じ言葉が出た
「ごめんごめん軽いジョークのつもりだったけどそんなびっくりした?」
「軽くないですよ…………あの一言で心臓止まると思いました……………」
そんな話をしつつ歩いていくとやっとこ町の中に入った
「わぁ~綺麗な町ですね」
シリカが入ったとたんに声を上げた
確かにこの町はそこまで広くはないが花などがたくさん植えられていて綺麗なところだった
「ナティルさん!少し休んでいきましょう!アネットさん!いいですよね!?」
「まあ、そうするか、ずっと歩きっぱなしで疲れたし」
シリカがここまで積極的に話を持ち出すのは珍しい、よっぽど疲れていたのだろう
オープンカフェがあったのでしばらくそこで休んだ後に依頼先に行くことになった
俺とアネットさんとティアさんがコーヒーシリカがジュースを選んだ
「確かに綺麗な町だな、ずっと木しか見てなかったからなおさらそう感じるのかもな」
「確かに、それもあるかもね」
もう少しのんびりしていくか…………と、思っているとアネットさんが
「でも、急がないとまずいよ、このクエスト先行系だから先に誰かがクリアしたらクエスト失敗になっちゃうから」
「じゃあ、急いで家に向かわないとな」
そういって残っていたコーヒーを飲みおわすと、
────「あら、あんたたちもこのクエスト受けていたの?」
と、隣から声がかかってきた
「この際だから、一発デュエルして勝った方がクエスト続行ってのはどうだい?」
「どうする?アネットさん」
「あんたにまかせる」
「よしきた」
「わかった、それでいいならそうするよ」
「話が分かるじゃない」
「そう言う事なら早くしてよ」
「だね、ほかに人が来る前に済ませちゃうか」
相手からデュエル【初撃決着モード】の承諾が来たので迷いなくOKを選択
カウントダウンが始まったので敵と距離をとる
───3
───2
───1
0になった瞬間に飛び出してきた
俺は一歩後ろに下がり剣を十分に動かせるスペースをつくる
相手の攻撃を剣で弾き、この瞬間から50%先に削った方の勝利と言う条件に変わる
相手の装備は片手剣と盾
片手剣使いでおれが知っているのはキリトさんとアネットさんぐらいだから盾使いをまじかで見るのは初めてだ
弾かれた相手は数メートル離れたところから攻撃を仕掛けるために走り出す
腰のアイテムポーチから投擲用ピックを取り出し投げつける
バランスを崩した瞬間にこっちから詰めより剣を振るう
すかさず相手も盾を出してふさがれるがそのまま押し込む
盾でふさいだ逆の手から剣が振られ、危うく当たる所で回避
「なかなかやるじゃん」
「そんな余裕も……………
……………これまでよ!」
そういってソードスキル【バーチカル】を放ってくる
俺もタイミングを合わせて【バーチカル】を放つ
同じソードスキルがぶつかった場合、武器による優劣でほとんどがきまる
キィィィィーーーーンと激しい金属音が鳴り響き相手の折れた剣の先が地面に刺さる
「……………どうやらこれ以上は無駄なようだね」
相手が「リザイン」と口に出し、頭上には勝った俺の名前が出る
いつの間にか観客が集まっている
口々に「おぉ~」などと声を上げている
「大切な剣すまないね」
「いいよ、それより早く行って来なよほかの人に先を越されちゃうよ?それでもいいのかい?」
「わかった、アネット、行くぞ」
「うん」
「ここだよ、依頼先は」
ノックしてなかにはいると、中には少し年を取ったNPCがいた
「こんにちわ、お届け物を渡しに来ました」
アネットさんがそう言ってアイテム化しておいたものを渡す
「おおありがとう、わざわざ遠いところご苦労さん」
「それもこんなたくさんで、今日は宿で休んでいきな」
そう言ってNPCが出したのは宿屋の無料券4枚だった
「ありがとうこざいます」
そう言ってアネットさんがチケットを受け取ると、クエスト完了の時になる音がなり、クエスト終了が確認される
アネットさんがクエスト完了時にもらえるアイテムを貰うのをかくにんする
「今から主街地に戻る気も起きないし、今日はこっちに泊まって行きますか」
と、提案すると、みんな賛成した
「現在、一部屋しか空いておりません」
「りぴーどあふたみー?」
「現在、一部屋しか空いておりません」
なんか何処かで聞いたことあるようなセリフを宿屋のNPCが口に出す
「一部屋しか空いてないって、俺とシリカとティアさんは慣れてはけど、アネットさんどうします?」
「私は別に構わないけど?」
「え?いいんですか?」
「なにそんな動揺して」
この世界にいる女性って男慣れ?しすぎじゃないか?
「別に一晩くらいだいじょぶでしょ、なに?まさか何かしようってわけじゃないでしょ?」
「しませんよ!」
「ならいいじゃん」
「そーいう問題なんですか?」
「どーいう問題?」
「まあ、アネットさんがいいならいいんですけど......」
「一部屋でいいです」
「わかりました!では案内します」
そう言って部屋に案内される途中で、ふと使われている部屋の使用者名に目がいった
そこに書いてあるのは、さっきデュエルで俺が倒した相手だった
多分他の部屋もあの人の仲間だろう
あの時はデュエルで倒したけど今回はなんか負けた気がした
「こちらでございます」
NPCに案内された部屋に入ると中は中々広かった
ベットが2つだったのが唯一の救いだろう......
「俺はソファで寝るか「私とティアさんでこっち使うからナティルさんアネットさんとそっちのベットで寝てください」
俺の提案にかぶせるようにシリカがよくわからない提案を出してきた
「わかりました」
「いいよ」
「アネットさんまで......」
「あんたがセクシュアルコード発動させてベットから吹っ飛ばない限り何の問題もないし」
「そんなことするわけないじゃないですか」
「なら大丈夫」
「そっすか......」
もはや俺は諦めていた
「じゃあ電気消すよー」
「「はーい」」
修学旅行のノリのようなものでティアさん言って、電気を消した
修学旅行のノリとは言ったが、その後に喋るようなことはなく、みんな普通に寝た
────夜、ふと何かが動いた気がしたので、俺は目が覚めてしまった
気づくと、アネットさんがベランダに出て星を眺めていた
「どうしたんですかアネットさん?」
「あ、起きちゃったの?」
「動く気配がしたので、そういえば夜型って言ってましたよね?眠れなかったんか?
「うん」
「そういえば前にも誰かと星を見たことあったなー」
「誰かって、ティアさんとかシリカじゃないの?」
「うん、五十層攻略パーティの時にアスナさんと」
「あんたってシリカと付き合ってるのよね?そんなに女の子といて大丈夫なの?」
「そーなんですよ、きっと俺が裏切らないも信じてるからでしょうね」
「いい彼女ね」
「まあ、自慢の彼女ですよ」
「で、どんな話をしたの?」
「何の変哲も無い話ですよ、こんな綺麗や星がバーチャルだなんてすごいなーって」
「確かにね、まあ、なんで上にフロアがあるのに空が見えるかーって話だけどね」
「それもそうですけどね」
「でも、どこにいても星空が見えるってのはなんかあっちと似てるわね」
「あっちって......あ〜......」
【あっち】というのがさしているのが現実世界だと理解して、
「【それでも空は繋がってる】ってやつですね」
「まあ、そん感じのやつ」
その後も雑談をしつつ、ある程度時間が経つ
「そろそろ寝ませんか?明日はきっちり起きてもらいますよ」
「そうさせてもらう」
その後二人でベットに戻り、おれはアネットさんが寝るのを確認してから寝る
───「しまった!?寝過ごした!?」
そう言って起きると、ティアさんはもう起きていた
時間は10時、だいぶ遅かった
「ティアさん、おはようございます」
「あ、おはよう」
「2人まだ寝てるんですね」
「そおっぽいよ、昨日は大変だったからね」
「起きるまで寝かしときますか」
「そうしようか」
それが間違いだった
シリカは10時半頃におきたが、アネットさんが中々起きない......
起きたのは、1時、午後になっていた
「......おはよう」
「おはようございます、よく眠れましたか?」
「おかげさまで」
「とりあえずご飯にしょう!もうお昼ご飯ですけど」
ご飯を食べ終わり、その後の提案をする
「俺たちは戻るけど、アネットどうするんですか?」
「あんたについていくよ」
「え?」
「だから、あんたについて行くっていうの」
「本当ですか?」
「嘘ついてどうすんの?」
「それもそうですけど」
「パーティ承諾送ります?」
「うん」
パーティ承諾をおくると、すぐに承認し、パーティには言ったことを告げるメッセージがなった
その後宿をでるが、昨日の疲労もあってか、中々外に出る気になれない
「もう、転移結晶使っちゃおっか」
「使っちゃうんですか?」
「逆に君たち帰るために歩く気力ある?」
「「「無い」」」
全員の考えが一致したので、使うことにする
回廊結晶をだし、五十層の名前を口に出す
「やっと帰ってきた!」
「ふぅ〜」
俺たちのホームベース件アネットさんの新しい家である五十層の宿屋に入ると
「まぁアネットさん、改めてよろしくお願いします」
「よろしく」
「さーて!今からアネットさんの分の家具買いに行きましょう!」
「あれ!シリカもう歩く気力なかったんじゃないの?」
「それとこれとは別です!」
「アネットさん、行きますか?」
「行く」
いつも通り簡単な答え方だったが、その目はなんとなく楽しそうにしてる感じがした
「よーし、これからもう一踏ん張り歩きますか!」
こうして、新たなる仲間を加えて新しい日々が始まった
読んでくれてありがとうございます!
安定の新キャラ登場による添い寝イベントです!
多分あと2話でSAO編は終わると思います