八ヶ月前、ヒューストン繁華街・・「命、次はどこへ行く?」「そりゃギャレリアよ。あそこには世界の
有名ブランドの店が集中してるもの。」「世界有数の大デパートだしな。よし、」キキキーッ!「暴走トラック?!
あぶない命!」「きゃあああーっ!」「はあっ!」ズドォォーン!「なにっ?!素手でビッグリグを吹っ飛ばした!」
「あぶなかったの・・ん?お前は凱か!」「・・来音おじさん?!」「奇遇じゃの~。そうか、雷牙にいちゃんの
所に来とったのか。」「おじさんも元気そうで。・・それが獅王流機甲拳ですか。」「ついつい使うてしもうたがの。」
「凱、この方は?」「来音おじさん。父さんと雷牙おじさんの弟にあたる。」「ほう、そなたが卯都木命くん・・
いや、凱の妻になったばかりだったな。」「おじさんの所在が不明なので、招待状が出せませんでしたよ。」
「それはよいのじゃが・・凱、もしかして悩んでおるのか?」「えっ?」「・・さすがに見抜かれましたか。」
「サイボーグだった時とは違い、今は生身の身体。もし機界生命体が来襲したときに闘えるか・・そうじゃろ?」
「おっしゃる通りです・・このGの力をもってしても、今の俺には・・」「・・ワシの元で修行してみんか?」
『えっ!』「お主の素質と経験、そしてそのGの力をもってすれば、獅王流機甲拳、会得するのにそうはかからん。
そうさの・・半年もあれば充分。」「・・お願いします!」「凱!NASAの仕事はどうするの!」「それよりも俺には
やらなきゃいけないことがある・・今も護は宇宙のどこかで闘っているんだ。」「う・・」「では身辺をまとめて
ロッキー山脈へ来い。そこで待っておる。雷牙にいちゃんにはワシからも仁義を切っておくわい。」「はい!」
「ではロッキーで会おう!」シュッ!・・「ビルからビルへと飛び移るなんて・・」「命、行くぞ。俺には目標が
できた。」「凱・・わかったわ。私も妻としてついていきます。」「すまん・・」
ミッション11「世界十大頭脳」
『Gアイランドニュースです。今日からいよいよ梁山泊内で世界十大頭脳会議が開催されます。この大イベントは
三年前の旧GGG結成時以来とのことです。今回は神種対策についての問題が討議されるとのことです。』
「へぇ~、世界十大頭脳が集まるんだ。」「こりゃすげえ話だな。」「人類の頂点に立つ十人か。チョダサだけど
会ってみたいわね。」「ジュニア隊員の特権を生かせば、梁山泊で会えるんじゃないかな?」「ナイスだ数納!
それでいこうぜ!」「その必要はないぞい。」『えっ?』「おじさん、だれ?」「ひさしぶりじゃの、お嬢ちゃん達。」
『ああっ!あのおじさん!』「ボクを憶えとってくれたか。嬉しいのう。」ニコニコ。「華ちゃん、誰なの?」
「高之橋博士よ。」『ええっ!世界十大頭脳の!』「それほどのもんでもないわい。もうボクの仕事は九割がた
終わっているよ。君が護くんか。」「あ、はい。天海護です。」「そうかそうか。君のようないい子が最前線に
立たざるを得ないとは・・世も末じゃの。」「でもそれがボクの使命ですから。」「使命か・・まあ何の目的も
持たずに生きるよりは千倍マシかもしれんが・・さて、梁山泊へ案内してくれんかね?道に迷っての~。」
「長官、みなさんはいつの便で到着するんですか?」「さあ?」「さあ・・って、いいんですか、迎えに行かなくて?」
「それがな、どのメンバーもルートを極秘にしているのだよ。なんせ世界で最高のVIPの十人・・いや、八人だ。
情報は少ないほどいい。」「でもそれじゃ梁山泊へは入れないんじゃ?セキュリティーに引っ掛かりますよ。」
「あの八人にはそんなもの無いも同然さ。もしかしたらもう来てるかも・・」『長官。アーティミー教授、
ただいま到着しました。」「牛山くん?いまどこかね。」『「千手」です。いつの間にか来ておられました。』
「わかった・・とゆーわけだ。」「猿頭寺のシステムを無力化するとは・・バケモンかあいつらは。」
「長官、みんなあと30分ほどでマンモスオーダールームに集合するように連絡はしておいた。ま、大丈夫じゃ。」
「そうですか。では我々も降りてお迎えしましょう。」「ボクちゃんは先に行っておくぞい。」
「おーい、あやめくん!」「はーい!何ですか牛山チーフ?」「お客さんだ。アーティミー教授。」「ええっ?!
師匠が来てるの?!」「ヘロー、ミス・アヤメ!」「師匠!来日するなんてメールで聞いてませんでしたよ!」
「驚かそうと思って、ワザと書かなかったんだ。」「教授、あやめくんとメールフレンドだったんですね。」
「メカマニア関係のHPで知り合ったのさ。まさかGGGでバイトしてるとはね。世界は狭いね。」「ホントに。
でもなんで師匠がGGGに?」「知らないのか?世界十大頭脳会議出席のためさ。」「ええっ!師匠って・・まさか!」
「いや~。ゆってなかったっけ?」「「黄昏のアーティミー」って師匠のことだったのね!」「仮にもメカマニアの
あやめくんが気づかなかったのか?」「いやまさか同名の別人かと・・そんな偉い人があたしみたいなシロートと
文通してくれてるなんて夢にも思わなかった・・」「別に偉くはないさ。ボクは一介の機械屋さ。」
「ホーッホッホッホ!」『え?』「この笑い声は?!」「久しぶりね、フラウ。」「ドクターニルヴァーナ!」
「誰だって?」「私を作ってくださったニルヴァーナ博士です。」「よろしくね。あなたがゴルディーマーグね。
まあウチの娘に比べたらブッサイクなロボットだこと!」「なんだとこのアマ!」「ゴルディーさん落ち着いて。
博士は口は悪いけど、ホントはいい方なんですよ。」「まあその実力は認めてあげるわ。機能美ともいえるしね。」
「なんかホメられてる気がしねえぞ・・」「ここは私に免じておさえてください。(^^;;」「おっ、そちらが
竜タイプのビークルロボの皆さんね。さすがに氷竜・炎竜さんあたりは年季が入ってるわね。それに比べて、
シュトロハイムのオヤジの作ったのはまあ美意識のカケラもないわね。」「ぬわんだとお!この洗練された機能美が
見えんのかぁっ!」「あら?いたのね、シュトロハイム。」「さっきから聞いておれば好き放題言いおって!
ワシの技術は世界いちぃぃ!キサマに評価される筋合いはぬわぁぁい!」「ふっ。では実力で!」「望むところ!」
「ニルヴァーナ・キーック!」「シュトロハイム・クラッシャァァァーッ!」ズガァァーン!『ぶおおおおーっ!』
ダダーン!「いいパンチね。」「そっちもナイスキックだ。」『・・こんなんばっかしか?(^^;;』
「ワシがドクトルジャボチンスキーである!」ザシャッ!「あっ!おとーさん!」「シルヴィー、息災でなにより。」
「でたわね、激動の。」「来おったか。」「命の歌の、素晴らしきの。しばらくぶりじゃ。」「わたくしもお忘れなく。」
ストッ。「マヤハラね。」「野獣の!」「いかにも。「マヤハラ・ザ・ビースト」参上。」
「ワルガキ連中が揃ってきたの~。」シュパーッ!『衝撃の!』「ほいっと。「衝撃の雷牙」ここにありじゃ!
直系のも来ておるぞい。」シュッ。「ひさしぶりですな、みなさん。「直系の高之橋」、到着。」
「「黄昏のアーティミー」もいます。」「あとはイヤベスとマスターね。」「私はここだ。」バサッ。
「おおっ、混沌の!」ストッ。「「混沌のイヤベス」。待たせたな。」「マスターは?」
「ワシはここだ、ここにおる!」『マスター!』「ふん!」ターン。スタッ。「これで全員だな。」「最後の一人は
「Pルーム」で待っておる。行こうぞ。」『おお!』フッ。「・・なんなんだあの連中は?」「あれが世界十大頭脳の
うちの九人です・・見てのとおり頭脳だけではなく、特殊技能にも秀でております。」「人間とは思えんな・・」
ゴゴゴゴ・・ガコン。「おや?みんなここに集まっているはずだが?」「長官、もうみなさん「Pルーム」へ
向かいました。」「そうか・・さすがに動きが速い。会議中は立ち入り禁止だ。神種の干渉もありえるので、警備を
怠らぬように。」『了解。』「来音おじさんも顔くらい出しゃいいのに。」「おじさまは偏屈だからね~。」
『おお、集まりおったの悪党ども。』「きさま、幽霊になってもその性格は変わらんか。」『幽霊とはなんじゃ!
ボクは精神体じゃ!』「似たよーなもんでしょ。」「迷わず成仏せい。香典はもらってやる。」『違うというに!・・
まあいい。会議を始めるぞ。まずは恒例の出席じゃ。名乗れ。』「混沌のイヤベス。」「マスター来音。」
「黄昏のアーティミー。」「マヤハラ・ザ・ビースト。」「命の鐘のニルヴァーナ。」「直系の高之橋。」
「衝撃の雷牙。」「激動のジャボチンスキー。」「素晴らしきシュトロハイム。」『そしてワシが麗雄・ザ・パワー。』
「まずは神種の議題からじゃな、直系の。」「機界聖書の解読から得た情報によると、神種は「機界巫女」なるもの
を捜しているようだ。」「巫女?・・あのゾヌーダか?」「あれは完全浄解されとる・・別のものじゃろう。」
「なるほど・・神種の動きが以前のパスダーや原種と異なるのはそのせいか。」「となると問題は・・誰が、いえ、
何が巫女なのか・・ですね。」「神種もそれがわからないから、闇雲に捜しているのだろう。」「我らも捜す必要は
あるのでは?」「手がかりも無いのにどうやって?・・事態がもう少し明確になるまで動かんほうがいいだろう。」
『同感じゃな。』「衝撃の。神種への対抗策は?」「激動のが作ってくれたバンカーが効いておる。素晴らしきのが
くれたウロボロスもよくやっておる。じゃがな・・」「全体にパワー不足だな。」「そこでプロジェクトXじゃ。」
パッ。「弾丸Xはおぼえとるな?」「あのような玉砕兵器は二度と使えんぞ。」「わかっておる。そこで野獣の。」
「私か?」「お前さんが開発したアグレッシヴシステムを応用して作りあげたのがXシステムじゃ。これによって
Gストーンの潜在パワーを自在にコントロールできるようになる。」「だが私のアグレッシヴシステムは怒りの
パワーがトリガーとなる。そのシステム構成では・・」「これはもしや、明鏡止水か?」「まさに。感情を超越した
悟りの境地・・それでこそGストーンの真の力は発揮される。」「ふふ・・ようやくそこに気づいたか、にいちゃん。」
「来音、その完成にはお前の協力が必要じゃ。明鏡止水の境地を知るお前がな。」『知ってのとおりザ・パワーには
善悪の観念がない。誰でも使える超エネルギーじゃ。だがそれゆえにこれは使えんのじゃ。』「わかった。ワシの
力がどれほど役に立つかはわからんが、手伝おうぞ。」「では次だ。「弥勒」計画について。」『弥勒計画・・』
「その役割は皆が知ってのとおりだが・・反論はあるか?」『反論。「弥勒」は人類の分を越えておる。』
「ワシも同感。そこまでして勝っていいのか・・」「どちらかが生き残るためならば・・」「人間の思いあがりよ。
宇宙の秩序を破壊しかねないわ。」「非難轟々だな・・予想はしていたが。」「限定使用はできんのか?
無差別発動はまさに重大犯罪だぞ。」「銀河のどこかでは平穏に暮らしている種もあるかもしれない。その芽まで
摘み取ってしまう権利は我らにはない。」「う~む・・」『名案がある。惑星限定にすればどうかな?』
「できるのか、命の歌の?」「う~ん・・できないことはないけど、リミッタープログラムの作成はおおごとよ。」
「そうだな・・完成するころには決着がついておる。」「とりあえずそのセンしかないだろうな・・それでよいか?」
「・・賛成。」「いたしかたあるまい・・」「できれば使わずに決着できればよいがの~。」「それが一番だが・・」
「そうは問屋がおろさんな・・あれば使ってしまうのが人の業。」「発動は大河長官の判断に任せる。」『うむ。』
「やれやれ。なんとか終わったぞい。」「ご苦労さまでした。で、結論は?」「限定つきゴーサインじゃな。」
「やっぱりそうなりましたか。」「まあその時までじっくり考えるということじゃ。さてと、街にくり出そうかの!」
「護衛もつけずによろしいのですか?」「心配いらん。どいつも大悪党じゃから、自分の身くらい守れるわい。」
「でも一応、諜報部と凱をつけておきましょう。」「まあよかろう。ジャマにはならん。」「もしかしてトラブルを
望んでいませんか、博士?」「ふふっ・・これだけのワルがそろえば、トラブりたくもなるわいな。」「まったく・・」
『報告します。ターゲット確認。市街地を集団で移動中。』『人影のない所で襲撃せよ。』『了解。』
ワオーン。「いやいや、よく飲んだの~。」「凱は早々にダウンか。若いもんは情けないの~。」
「まあ、私らと一緒にしちゃかわいそうよ。」「ボルフォッグに預けておいたから、まあ大丈夫じゃろうて。」
「これで酔いざましに一波乱あれば文句ないが・・むっ?」ピタ。「・・団体さんね。」「諜報部、逃げないように
包囲陣を頼む。それと凱を叩き起こせ。」『了解しました。』「これでよしと・・さあ顔を出せ、ゾンダリアンども!」
ザザッ!『気づかれていたか。まあいい、ついてきてもらうか、ここで死ぬか、選べ!』「ホーッホッホッホッホ!
私たちにそんな口きいてマトモでいた奴はいないわよ!」「ザコだが、酔いざましにはちょうどいいわい。」
「まったく。こんなチンピラでは役不足だが。」「降りかかる火の粉は払わねばなるまい。」「少しもんでやるか。」
「ヒャハハハハ!世界いちぃぃぃのこの私に牙をむいたこと、後悔させてやろう!」「では皆の衆!散!」ババッ!
『逃げるか!』バッ!「逃げる?ジョーダンポイ。研究よ!」シュパパパッ!ドスドスッ!『なっ!身体が動かん!』
「錆ウイルス。さすがに機械にはよく効くこと。それじゃあ、じっくり腑分けさせてもらうわよ。」キラッ。
『や・・やめてくれ!』「聞こえないわね~。ゾンダリアンの中身ってどんなんかな?」『ウギャアアアーッ!』
「ほれほれ、こっちじゃい!」シュパーッ!『変なモノに乗りおって!』「ほいっと。」ピタッ。『止まった?
観念したか!』「ボクちゃんの仇名の由来、見せてやるわい!いよーっ!」パン。ドン!『なにぃぃーっ!』
ダダーン!「どうじゃい、ボクちゃんの衝撃の一本じめは!そのまま寝ておれ、あとで浄解したるわい。」
「こちらは二匹ですか。」『もう逃げられんぞ!』「携帯要塞、展開!」シュパッ!『なんだと?!』
「黄昏のアーティミーの携帯要塞「パレンケ」の恐ろしさ、身をもって知りなさい。」『なんの!』ゴオッ!
「プロテクト・シェード!」バシィィーン!『バリアだと?!』「スクリーマ!」シュパパッ!ドスドスッ!
『こんなちっぽけな弾頭・・なにっ?!』ギュルルルル!『うおおおーっ!身体の中を走り回ってる!』
「いわば超小型のブロークンマグナム。戦闘不能になるまで暴れ狂います。」ドサドサッ!「ツーダウンですね。」
「ほっほっほ。ボクには三体か。」『三方からかかれ!』「甘いね。血引!」シャラン!『金属の鞭?』「それっ!」
シュバッ!ドスッ!「運動中枢はここだね。」グリッ!『ぐわっ!』バタン!『なんと?!』ズボッ!キュルルッ。
「さあ次はだれかな?この直系の高之橋の血引を食らいたいのは。Gストーン処理してるから同化はできないよ。」
「ヒャハハハ!さあ来なさい!」『いくぞ!』「空間刃!」パチン!スパッ!『な・・なんだと?!』
「続けていくぞ!」パチパチパッチン。スパパパパッ!『ぬうわぁぁぁーっ!』『これは・・空間断層!』
「素晴らしい技だろう?これぞ空間刃。私の指鳴りを聞いた者は八つ裂きになるのだよ!ヒャハハハハハ!」
「ワシがジャボチンスキーである!」ドドーン!『・・なんだこの人間は?逃げようともしない。』
「さあどっからでもかかってこんかい。」『ならば!』ダッ!「ふん!」ドン!ゴゴゴゴッ!ズドドドーン!
『なにぃぃーっ!』『地面から噴火だとぉぉーっ!』「ワシの造山拳、とくと味わうがよい!」
「さてと、わたくしもやりましょうか!遺伝子再配列!」ググググ・・シャキーン!『なんだ?!手足が変形した!』
「グリズリークロー!」ブン!ズドォォーン!『がはあっ!』「ヴァルチュアネイル!」ズバァァーン!『なんと!』
「これぞビースト武装現象!わたくしは自らの遺伝子情報からいかなる獣も引き出せる!」
「さあ、来なさい。」『こやつは・・一斉にかかれ!』『おおっ!』ダッ!「念障壁!」バシィィーン!
『なんだ?!バリアーか!』「念動火炎!」ブン!カァァァーッ!『ぬうわああーっ!身体が燃える!』
「念による分子運動励起。混沌の闇に沈め!」ゴォォォォーッ!「浄解すれば元通りです。」
「うわはははは!ワシはここじゃぞ!」『捕縛しろ!』シュパッ!「ふん、触手か。獅王妖手刀!」スパパパパッ!
『素手で斬った?!』「獅王猛撃拳!そりゃあっ!」ズドォォーン!メキッ!バコォォーン!『なんとぉぉーっ!』
「どうしたどうした!次々とかかってこんかい、このザコどもが!獅王砕岩蹴!ほれぃっ!」バカァァーン!
「みなさん、だいじょうぶですか?!・・あれ?」「酔いが醒めたか、凱くん。」「あらかた終わったわよ。」
「いちおー再生できなくなるまでぶちのめしておいた。浄解を頼む。」「ゾンダリアンなら適役がいます。おい。」
「ゾンダリアン捕獲、感謝する。」「ほう・・ソルダートJと戒道幾巳か。」「浄解後、それぞれの星に帰してやる。
アルマ。」「うん。テンペルム!・・」「ジョーとフランソワーズ、JアークΣに移してくれ。」『了解。』
「しかし・・これほどの戦闘力がある人間がいようとは。」「あの九人は規格外れさ・・俺さえも足元に及ばん。」
『全滅だと・・やむをえん。人工島ごと葬る!』ゴゴゴゴ・・『荒れ狂え海よ!全てを打ち砕け!』
「ZG-12出現!東京湾海中に潜んでました。」「海水密度急激上昇!津波発生シマース!」「波をあやつる神種か!」
「氷竜・炎竜、出動!イレイザーヘッドLL準備!」「津波を消す気か!」「勇者ならできるはずだ!」「そうだな。」
「ガオガイガーG、ガトリングドライバー装着モードで発進!フォートレス5、万能科学技術研究艦「薬師」出動!」
「Gアイランド、プロテクトウォール展開!」キン!『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「超竜神!」
「九九九式戦略補給艦「不動」、イレイザーヘッドLL射出!」ズドーン!・・ガシーン!「受け取りました!」
「津波到達まで28秒!」ドドドド・・「いくぞ!選択消去、津波エネルギー!イレイザーヘッドLL、発射!」
ドルルルル・・ズドォォォーン!ヒュルルルル・・ズドドドドドーン!「津波エネルギー、68%消去!」
「いくぜ!ガトリングドライバー、フルパワー!」ブン!ギュルルルッ!ドバーン!「79%まで中和しまシータ!」
「万能科学技術研究艦「薬師」、ハイパープロテクトフィールド展開!」ビーン!ザッパーン!「津波完全消去!」
『津波まで制するとは!』「スキあり!ヴィントシュトース!」ズドドドッ!『しまった!バリアに穴が!』
「くらえ怒りの零距離砲撃!」カッ!ズドドドドーン!「神種核、確保!」「よくやった、冠龍神!」
「俺さまの出番がねえじゃねえか!」「あたしの出番も~!」「今回はお休みでしたね。」「ま、いーんじゃない。」
「みなさんは?」「もう帰ったぞい。」「いつの間に・・」「じゃが、ちゃんと仕事はしていってくれた。これが
Xシステムの完成品じゃ。」「おお!これで武装に頼らずパワーアップができますね。」「ウッシー、さっそく
各勇者ロボに取り付けてくれ。接続方法と使用の手引きはこのディスクじゃ。」「はい。」「で、「弥勒」は?」
「管理は麗雄に任せた。使えるようになるまでにはまだまだかかる・・」「そうですか・・」
「ふ~ん、これがXシステムか。」「別にどうってことねえけどな。」「その真価が発揮されるのは戦闘中だそうで。」
「まあ付けててジャマになるもんでもなし、効果のほどを楽しみにしようかね。」「明鏡止水か・・よくわからぬ。」
君たちに最新情報を公開しよう。
アフリカのサバンナにZG-13降下。動物たちは大パニックに!
野生の王国を守るため、四体の新たな勇者たちが立ちあがる!
いまこそ超獣合体!獣を越え、マシンを越え、神となれ!
決めろ必殺キリマンジャロクラッシャー!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「キリマンジャロの咆哮」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(超獣神)
***************
アフリカ大陸。21世紀になってから、ようやくこの緑の大陸の大自然は保護されるようになり、多くの動物たちの
安息の地となった。いまではキリマンジャロを中心とするサバンナ地帯は野生の王国として自然の営みが静かに
くりひろげられている。まさに地球に残された最後の野生の王国といえる。もちろん観光はオッケーである。
新羽田国際空港。「護、いよいよサファリツアーだな。」「うわっは~。まさかまた商店街の福引きが当たるとはね。」
「えっへん。ママはクジ運だけはいいのよ~。」「しかもまたいっしょだね、華ちゃん。」「うん!アフリカか~。
サファリパークじゃないホンモノの大自然って憧れだな~。」「よーし、出発するぞ!」『おーっ!』「お~。」
でもやっぱり巻き込まれることになる運の悪い天海一家(+可愛い疫病神)であった・・なまんだぶ。(^^;;
ミッション12「キリマンジャロの咆哮」
「うわっは~!すごいすごい!」「ゾウさんやライオンさんがいっぱい!」「大事に保護されているだけあるな。」
「あ~、キリンさんがいっぱい走っていくわ~。」「じゃあ近づいて驚かさないように、車で追いかけるぞ!」
ブロロロ・・「あの~、パパ~。」「ん、なんだいママ?」「なんだか周りがとんでもないことになってるわ~。」
「ん?・・うわっは~!」ドドドド!「すごいすごい!動物の大群が一緒に走ってる!」「まるでターザンみたい!」
「おかしいな?全然ちがう種類の野生の動物はこんなに群れをなして走ったりしないはずだけど。」「そうなの?」
「まっいーか。負けずに走るぞ!」『いけいけーっ!』ピカッ!「えっ?!・・神種だ!」『えっ!』「真珠?」
「ZG-13降下!アフリカ大陸中央部です!」「ケニアのマヤハラ博士から通信です。」「なに?出してくれ。」
パッ。『こちらマヤハラ。GGG出動を要請します。』「了解しました。弾道軌道で約30分で行きます。」
『その間、こちらの手持ちのビークルロボでもたせておきます。』「ビークルロボ?開発しておられたのですか。」
『つい最近完成したばかりです。その名を獣戦機。』「わかりました。できるだけ速く急行します。」
「たしか護と御家族がサファリツアーに行ってたはずだったな。」「え~と・・そうですね。キリマンジャロの麓、
自然公園です。」「まずいな・・護くんが自重してくれればいいが。」「そういう性格じゃないからな、護は・・」
「パパ、ママ、華ちゃん!安全なところに避難して!」「こわくない、こわくない。」「護、無理はするなよ。」
「ボクは機動部隊が来るまで神種の動きを監視してる。危なくなったら逃げるから。」「そうしても恥じゃないぞ。」
「マモルちゃん、気をつけてね~。」「マモルくん、おまじない。」チュッ。「うん、さすがは華ちゃんだ。」
「いい奥様ね~。」「うん。じゃ、行ってきます!」
ヒュルルル・・ズズーン。『さて・・このあたりに巫女の手がかりがあるという情報だが・・あの山がくさいな。』
「神種・・キリマンジャロに向かうのかな・・あっ!」ミィミィ。「ライオンの子供が逃げ遅れてる!いけない、
神種の足元だ!」『ん?・・下等生物か。めざわりな・・踏みつぶしてやろう。』「待て!」ピカッ!『なにっ?!』
「その子に手を出すな!」『この輝きは・・そうか、我らに仇なす緑のパワー!このスバリオスが滅してくれるわ!』
ゴルルル・・ガオーッ!「ギャレオンが動きだしました!」「やはり護くんが!」「俺はギャレオンと先行する!」
「待って凱!いまは弾道軌道飛行中よ!」「かまわんから射出してくれ!時間が惜しい!」「わかった。射出!」
ズドーン!ゴオオオーッ!「待ってろよ護!すぐに行く!」「ギャレオンと凱、大気圏突入!」「頼むぞ、勇者!」
『高熱火炎!』ボオオーン!「そんな火でやられるもんか!輝けGパワー!」ピーン!バシィィーン!
『防御フィールドか。やりおる!』「いくぞ!うおおおおーっ!」シャアアーッ!『ゾンダリアンや原種どもなら
ともかく、神種たる私には弱すぎる!』ブン!バシィィーン!「うわっ!・・ボクだけでは力が足りない!」
「ならば力を貸すぜ!」キィィィーン!バシーン!『むっ!・・なんだあれは?!』「・・鷹の戦闘機?!」
「ボウズ、よく闘った!あとは俺たちに任せな!」「そうとも!」ズズーン!「こんどは象のロボット!」
「君の勇気に敬意を表する、天海護くん。」「ボクを知っている?・・そうか、ビークルロボ!」「その子を連れて
さがってなさい。あたしたちが楯になるわ!」ザシャァッ!「クーガー型!」「これはワシらの仕事じゃ。」ザン!
「ライガー型だ!」『我らアフリカの守護神、獣戦機ロボ!』『こしゃくな!火炎!』ゴオオオーッ!「いくぜ!
アグレッシヴモード!」キィィィーン!カアッ!「機体が緑に輝く!」「アイアンホーク、突撃!」ズバババーッ!
『バカな!数万度の火炎を切り裂くとは!だが!』バシィィーン!「こんなバリアー、ぶち破ってやるぜ!」
「俺たちもいくぞ!」『アグレッシヴモード!』カアッ!「ビッグモス、突進!」パオオオーッ!ドドドドドッ、
ズドォォーン!「レディクーガー、襲撃!」キャァァーッ!ダーン!ズバァァーン!「ホワイトライガー、強襲!」
ガオーッ!ガガガガッ!『いかん、バリアがもたぬ・・ここは退くしかないか。』ズゴゴゴゴッ!「地面に潜って
逃げるか!」『また会おうぞ。そのときこそ、砕き散らしてくれる!』ゴゴゴゴ・・「・・逃げられたか。」
「だいじょうぶかい、ボウヤ。」「うん!ありがとうございました。」「おっ、やっと到着のようじゃ。」
ゴルルルル!「ギャレオン!」「護、だいじょうぶか?」「うん、凱にいちゃん。みんなが守ってくれたから。」
ケニア野生動物研究所。「ようこそGGGのみなさん。」「マヤハラ博士、ご無事でなによりです。」
「護くんが闘ってくれたおかげで、被害は最小限です。子ライオンも無事に親元へ戻せましたし。」「よかった。」
「護くんの勇気には感銘しました。あの巨大な神種に臆せず立ち向かうとは。」「無我夢中だったんです。」
「パパ~、あの方どなたなの~?」「世界十大頭脳のひとり、動物工学の権威のマヤハラ博士だよ。」
「まあ~、じゃあ有名な方なのね~。」「有名も有名、シートンやダーウィンと同じくらい偉い方だよ。」
「理科の授業で習いました~。ノーベル賞を山のようにもらった人だって。」「せっかくの家族旅行が台無しに
なりましたね。」「いいえ総裁・・いえ、長官。世界を守るほうが大事です。」「お気になさらずともいいんです~。
これがマモルちゃんの進む道ですから、親としては見守ることしかできませんけど~。」「それで充分です。」
「さて、ZG-13の目的ですが、わたくしには心当たりがあります。」「なんですと?!」「キリマンジャロの中腹に
古代文明の遺跡があるのです。考古学は専門外ですが、興味深い碑文があります。」「碑文?」「これが写しです。」
「・・古代文字ですな。解読は?」「高之橋博士にお願いしてあります。問題はそこの絵文字です。」「・・これは!」
「そう、ゾンダーメタルに似てませんか?」「たしかに・・遥か過去に機界生命体は地球を訪れていたのか・・」
「ではなぜ地球は機界昇華されなかったのか?そこが疑問なのです。」「昇華できなかった理由が地球にあった・・
と考えられますね。」「そこで仮定ですが、護くんがもし古代にいたとしたら、どう見られたでしょうか?」
「・・天使か!」「そのとおり。我々の聖書に見られる天界の抗争・・そして堕天使は地に落ち、悪魔となった・・」
「日本の古代神話にも類似性がある・・国津神と天津神の国譲り・・スサノオ・・アメノウズメ・・アマテラス・・」
「いずれにせよ超古代に戦闘があったのは間違いないようです・・それが手がかりのような気がします。」
「軍茶利」内、マンモスオーダールーム。「俺は獣戦機のリーダー、アイアンホーク。よろしくな。」
「副長のビッグモスです。」「レディークーガーよ。」「ホワイトライガーじゃ。」「こちらこそ。みなさんは我々とは
また違ったコンセプトで作られてますね。」「ロボ形態とビークル形態、そしてビースト形態の三通りの形態を
とることができます。やはり特徴的なのはビースト形態ですね。」「アフリカの自然環境に適した形態ね。
また戦闘の主力形態でもあるわ。」「マヤハラ博士は野生動物の研究成果から俺たちを生み出してくれた。
アグレッシヴモードもそのひとつさ。」「しかしすさまじいものですね、アグレッシヴシステムというものは。」
「まあ弾丸Xに似てなくもない。Gストーンの潜在パワーを短時間だけ爆発的に引き出し、超絶の力を得る。」
「その反動もすごいけどね。しばらくは行動不能になっちゃうんだから。」「まさに切り札じゃな。」
「ときにGGGのみなさんは改良型のXシステムなるものを搭載されたそうですが?」「まだ付けたばかりで、
効果のほどは試してないな。」「なんでもよほどの状況でないと発動するものではないそうです。」「よほどって?」
「絶対絶命のピンチ・・だとさ。」「ほう、それは難物じゃの。」「マイク、そんな状況にはなりたくないもんね~。」
「ZG-13出現。キリマンジャロ山麓、例の遺跡です。」「やはり見つけたか。機動部隊、出動!」「獣戦機、出撃!」
『これか。この文字は・・そうか!そうだったのか!情報を圧縮送信・・送信終わり。』『スバリオス、任務完了だ。
帰還せよ。』『ヨッテンハイム空将、ついでにこの地域の防衛組織を潰していきます。』『余計なことはやめておけ!
ただちに帰還せよ!』『いえ、少々借りがありますので。通信終わり。』『よせと・・』プツン。
『我が火の力をもってすれば、たやすきこと・・全滅させれば文句を言うやつもおるまい。』
「ZG-13発見。山の中腹にいます。」「航空ビークルロボで麓に誘い出してくれ。」「了解!いくぜ神種野郎!」
「まずは私が。スカイサーベル!」チャキッ。「バリアの間隙を狙います!とおおおーっ!」シュバッ!ザキーン!
『ぬあっ!スキマか!』「つづけていくぜ!クラウドジャベリン!」ズバァァーン!『ここでは回避できぬ!』
ダッ!「麓に降りていきます。」「狙いどおり!アグレッシヴ・ホーク!」ズドォォーン!『なにっ?!バランスが!』
「そのまま転落しちまいな!」ヒュゥゥゥ・・ズズーン!『バリアが健在なかぎり、たいしたダメージではない!』
「それは周りを見てから言ってもらおうか。」『なにっ?!』ズラッ。「お前は完全に包囲された。さあ何をして
いたのか聞かせてもらおうか?」『・・ふっ。それはどうかな?』ゴゴゴゴ・・『なんだ?!』「キリマンジャロが!」
ゴゴゴゴ・・ドカァァァーン!「噴火だと?!バカな、キリマンジャロは死火山のはず!」『我が力を甘くみるな!
私は地脈をも操れる!』グオオオオーッ!「大火砕流発生!国立公園方面に向かってきます!」
「これじゃサバンナの動物たちは全滅デース!」「野郎!やってくれたな!」「ここは俺たち獣戦機がやる!
機動部隊は火砕流をなんとかしてくれ!」「よし!頼むぞ!」「機動部隊全機、クリスタルフォーメーション!」
『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「超竜神!」「撃龍神!」「冠龍神!」『クロスドッキング!』
ジャキーン!「空竜神!」「雲龍神!」「イレイザーヘッドL、射出!」ズドーン!「空竜神、受け取りよし!」
「ジャオダンジィ!」ズゴゴゴゴッ!「風の障壁、準備よし!」「ESミサイル、広範囲射出モードよし!」
「火砕流、あと12秒!」「まずはESミサイル!」ズドドドッ!ボボボボッ!「ESホール、多数形成!」
「火砕流、流れこみマース!」「約20%減衰!」「風の障壁に到達!」バシィィーン!「降下速度、鈍りました!」
「アルティメットハンマー!発動承認!」ジャキーン!「セーフティデバイス、ダブルリリィーヴッ!」シュパッ!
「おっしゃーっ!」「待ってました!」「ハンマー&バンカーコネクト!」ズドォォーン!ズドォォーン!
「アルティメット・ハンマァァーッ!」ビーン!「火砕流!ひ・か・り・になれぇぇぇーっ!」ズドォォォーン!
「火砕流、光還元成功!」「次は噴火口だ!空竜神!」「はい!キリマンジャロ噴火口上空へ!」ゴオオオーッ!
「イレイザーヘッドL、射出!」ズドォォーン!ヒュルルル・・ドン!ズゴゴゴゴーッ!「噴火エネルギー消去!」
『噴火まで制御できるとは!』「さあこれでおしめえだ!いくぜみんな!ビーストフュージョン!」『おおっ!』
ピィィーッ!パオーッ!キャァァーッ!ゴルルルル!『なんだ?!変型だと!』「ホークヘッド!」
「エレファント・ボディー!」「クーガ・ライレッグ!」「ライガー・レフレッグ!」『超獣合体!』ジャキーン!
「超獣神!」『こ、これは!あの黒いヤツより大きい!高熱火炎!』ゴォォーッ!「むん!」バシィィーン!
『掌で受け止める?!』「そのような炎で私の燃える野生の魂は燃やせぬ!火をもてあそぶ神種、大自然に代わり
成敗してくれる!ワイルドラミング!」ドンドンドンドン!『バカな?!バリアが消える!』「サバンナックル!」
ゴッ!バコォォーン!『ぐおおおーっ!』「ハタリ・ネリチャギ!」グワッ!ズドォォーン!メキッ!『ぶはあっ!』
「とどめだ!キリマンジャロ・クラッシュ!」ブン!オォォーッ!ドン!「あの技は?!ヘル&ヘヴンに似てる!」
「おぉぉぉぉーっ!」ズドォォォーン!『そんな・・バカな!』「ずおりゃあああーっ!」メキメキッ、ズボーン!
「神種核、もらった!」グラッ、ズドドドドドーン!「ZG-13、撃滅!」
「敵通信、傍受しました。」「どれ・・ほう、巫女とはやはり。」「人間・・しかも女性か。」「神種は撃破。
詩篇第13章はGGGの手におちました。」「かまわぬ。解読してもらえるなら手間が省ける。」「そうね。こっちも
解読にはてこずってるから。」『なかなか厄介な内容ダ。もう少し時間をくレ。』「あせらずともよい。時はある・・」
「スバリオスの愚かものめが。功を急ぎおって・・」「まあ巫女の有力な情報が得られましたから、よしとします。
情報将ヲイル、次のてがかりは?」「はっ、この南米大陸、ナスカとやらの地にある可能性が高いかと。」
「ほう・・巨大な地上絵がありますね。これは期待できそうです。セキュオン、調査の準備を。」「ははっ。」
「それでは、アフリカの守りは我々にお任せを。」「助かります。日本からはどうしても遠いので。」
「いざとなったら急いで駆けつけるのは当然だけどな。」「来るまでに終わらせちまうさ!」「それは頼もしい。」
「じゃ、いずれまた会いましょう、獣戦機のみなさん。」『またね!』ゴゴゴゴ・・「・・あれ?護は?」
「ひき続きアフリカ旅行を続けるとさ。」「そうか・・もう神種の脅威は去ったしな。」
パオオーッ。「うわっは~!今度はゾウに追いかけられるの?!」「こっちにはゴリラさんがいるわ~。」
「コワくない、コワくない。」「これじゃGGGといっしょに帰ったほうがよかったっけか?うおっほ~!」
君たちに最新情報を公開しよう!
南米から研修にやってきた新人ビークルロボの三姉妹。
そのハチャメチャな性格でマンモスオーダールームは大騒ぎ。
だがナスカに神種降臨!急行せよ機動部隊!
いまこそ出動、爆竜神!アマゾンの爪よ神種を切り裂け!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「天と地と海」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(アマゾン大切断おろし)
♪ザン!
「今日、南米から新ビークルロボたちが研修にやってくる。」「いきなりですね・・南米というとあの方ですか?」
「うむ、ペルーの世界十大頭脳がひとり、アーティミー教授が作り上げた最新鋭の三体だ。名前はソルバルウ、
ヨルムンガント、リヴァイアサンという。」「ほう、いずれも伝説上の怪獣の名じゃな。」「たしか太陽の鳥、
地の蛇、海の巨獣でしたか。」「ボルフォッグ、よく知ってるな。」「超AIは三体とも女性型だそうだ。」
「それはいいですね。勇者が殿方ばかりでは、セクハラというものですから。」「そうなのか?」「そーだそーだ!」
『われわれ女性にも平等の権利を~!』「ミスティー!拡声器モードで怒鳴らなくてもわかっております!」
「聴覚回路が痛いでござる。」「こっちも鼓膜が破れるかと思ったぞ・・さて、そろそろ着くころだが・・」
コツン。「ん?・・な、なんだこりゃ?!」「テーブルの上に・・潜望鏡?!」「まさか、神種!」『なにっ!』
ザッ!「ちょっ、たんまたんま!」ボコッ。ズズズズ・・「浮上地点をミスったようですわね。失礼いたしました。」
「リヴィ!だから亜空間潜航で来るのはやめようって言ったんだよ!」「真っ暗でなんにも見えなかったし~。」
「・・なんだこいつら?」「ビークルロボ・・のようですね。」「所属と氏名を明らかにしてください。」
「おう、オレはソルバルウ。ペルーから来た。ソルでいいぜ。」「あたしはヨルムンガント。ブラジル製。
ヨっちゃんでいーです。」「で、私がリヴァイアサン。アルゼンチン出身。リヴィでよろしいですわ。」
「やはり君たちがアーティミー教授のとこのビークルロボか。」「誰だこのオッサン?」「お、おっさん・・」
「GGG長官、大河幸太郎どのである。」「ふーん、ま、いーか。よろしくな、おっさん。」
「なかなか面白いヤツじゃねえか。気にいったぜ!」「で、アンタが火麻参謀とかゆーモヒカンオヤジね。」
「なんだとこの野郎!」「ヤロウじゃねえ!あたしゃ立派な女性型AIだぜ!」
「こりゃまた気の強いのが来たもんだな~。」「あんたが機動隊長の獅子王凱ね。ま、よろしく頼むぜ凱アニキ!」
「プッ!アニキってのはいいわね。」「命まで・・これは苦労しそうだな。(^^;;」
ミッション13「天と地と海と」
「それでは、訓練その一。ソル、対地攻撃をお願いします。」「おっしゃ!システムチェーンジ!」ジャキーン!
キィィーン!「超音速対地攻撃機か・・いわゆるスーパークルーザーですね。」「オイラよりもペイロード多いな~。」
「目標ロックオン!まずは爆撃開始!」ヒュルルル・・「・・なんかこっちに落ちてこないか?(^^;;」
「これはいけません!散開してください!」ズドドドドーン!『どひゃああああーっ!』「ソル、目標から1kmも
右に外してますよ。」「こりゃ失礼。照準がまだあめえな~。修正オッケ。今度は機関砲いくぜ!」キィィーン!
ドルルルルルッ!『おわああああーっ!』チュンチュンチュン!「今度は2km左に逸れてます。」「おっかしいな~?
ま、そのうち合ってくって!ドンマイドンマイ!」『その前にこっちがもたんわ!』プスプス・・
「訓練その二。ヨっちゃん、パンツァーファウストの曲射訓練を開始してください。」「オッケーよ、氷竜さま。」
ゴゴゴゴ・・「機動迫撃砲車か・・なんかヤな予感がしねえか?」「炎竜センパイもですか?僕もイヤな予感が・・」
「射撃開始しまーす!」ポンポンポン!ヒュルルルル・・「・・予感的中!」「これはいけません!逃げます!」
ズドドドドーン!『どうわあああーっ!』「あれ?外しちゃったかな?」「思いっきりハズレです・・」パラパラ・・
「んじゃ、SADARM(自己鍛造弾頭)いきまーす!」『ちょっと待て~!』ポンポンポン!「逃げるぞ!あんなの直撃
食らったら、俺さまでももたねえ!」「万能アタッシュ!ごそごそ・・防弾紳士傘。」パッ。「これで安心です。」
「ジェームス!SADARMにはそんなもの効かぬぞ!」ズボボボボボッ!シュボッ!「・・ん?いつの間に火が・・」
「上見てみな。」「・・おお!私の傘がハチの巣に!」「おまけにあちこち装甲が削られてますよ・・」
「だから言ったのである・・目標上空で旋回しつつ爆発して、超音速で徹甲弾頭に成形される弾頭には無意味だと・・」
「訓練その三・・おや?リヴィは?」『えっ?』キョロキョロ。「ここですわ。」ニュッ。「あっ、あそこ。」
「亜空間に潜っていたのですか・・アスロック訓練を始めてください。」「了解しましたわ、氷竜さま。」シュッ。
「消えた・・」「亜空潜航艦とは・・EI-25みたいなヤツだな。」「ああ、あのシーダートゾンダーか。でもこっちは
全く姿を見せずに攻撃してくる分、厄介だな・・」・・シュボボボボッ!「埋め立て地からミサイルが!」
「今度は当たりそうだな・・」ヒュルルル・・『・・あれ?(^^;;』「これはいけません!市街地に逸れます!」
「スカイサーベル!」「クラウドジャベリン!」スカカカッ!ズガガガーン!「あぶないところでした。」「たく!
どこ狙ってんだあのねーちゃんは!」「あら?外れましたか?」「目標座標インプットをちゃんとしてください。」
「今日の訓練、終わり。」『ふぅぅぅ~。』「チョロイもんだぜ。」「いい訓練だったよね。」「勉強になりました。」
「付き合ってるこっちが疲れるぜ・・」「こんな調子で三日間も続くの~・・まるちぃ、オイル~。」「はーい。」
「う~む・・まだまだ訓練が必要か・・」「その前にどっかに被害が出るんじゃないでしょうか?(^^;;」
「そうなる前に研修が完了するといいんですけど・・(^^;;」「黄昏のめ、教育不足でよこしおってからに。」
「まあ今日で問題点はだいぶ洗い出せました。明日は今日よりはマシになるでしょう。」『そう願いたいよ!』
そんなこんなで研修は進み・・「ん?なんか炎竜とソルが話しこんでるな・・」「炎アニキ、だからここの動きは・・」
「そうじゃない、ソル。君はスピードを生かしてこう動くべきだ。」「なるほど・・そうか。さすがベテランね。」
「なかなかいいフンイキですね。」「あっちじゃ風龍さんとリヴィさんがいい感じ~。」「リヴィさん、私が思うに
あなたのポジションは・・」「・・納得いたしましたわ。」「そしてヨっちゃんと雷龍さん。」「お似合いだな。」
「ヨっちゃん、そうじゃなくって、僕が考えるに曲射の特性を生かして・・」「ふむふむ、その手があったか~。」
「会話の内容はアレですけど、相性がいいみたいですね~。」「そういうフラウは氷竜と相性がいいんだよな?」
「え、そ、そんな、私は・・それは大先輩ですから、その・・」「どうしました、フラウ?」「ひ、氷竜さま!」
「いやちょっと、な、フラウ。」「え、ええ。大したことではありませんよね、ゴルさん。うふふふふっ。」
「うむ、若い者はいいのう。」「兄者に同感でござる。」「騎士としても・・」「望み薄いと思うけどな、アニキ。」
そして、最終日。「今日でいよいよ終わりだな。」「うん。でも三日なんてあっという間だったな~。」
「名残惜しいですわ。」「もーちょっと居たかった気もするね。」「みなさん初日とは見違えるように上達しました。
もう教えることもないでしょう。」「流れ弾も飛んでこなくなったしな。」『あはははは!』
ビーッ!ビーッ!『ZG-14降下!ペルーのナスカ高原!』「なんだって?!あたしの国じゃねえか!」
『三連高速展開母艦「大日」発進準備!機動部隊は「大日」に移動してください!』「行くぞ!」『おおっ!』
「あたしらは?」「一緒に来てください。ミラーカタパルトを併用すれば、ものの十分で到達できます。」
「「大日」発進しました。」「回収用の「千手」は10分遅れで発進します。」「今回は新たな勇者たちの最終テストに
最適だな。」「どこまでやれるか、お手並み拝見といこうかの。」「射程内に到達。機動部隊、射出!」「うむ!」
「あれが神種か!」「でっか~い!本物は迫力あるわね~。」「じゃ私は亜空間に潜るわ。」「リヴィ、タイミングを
間違えんなよ。」「おまかせあれ。じゃーね。」ズズズズ・・フッ。「いくぜ、ヨル子!」「はいな、ソルねえ!」
『むっ?・・データに無い機種だな。新型か?』「こらてめえ!この一帯は保護地区だ!とっとと退去しねえと
イタイ目みるぜ!」『面白い、やってもらおう!光線刃!』ピッ!「おっと!指からレーザーとはね!」
『一本だけではないぞ!』シュパパパパッ!「おっとっと!けどあたしの超音速にはノロすぎる!バリア破壊爆弾!」
カチッ、ヒュルルル・・ドカァァーン!『こんなものが効くとでも・・バリアが?!』「いけ、ヨル子!」
「待ってました!パンツァーファウスト・SADARM!」ポンポンポン!ヒュルルル・・ピカッ!シュバババババッ!
『なんとおっ!』ズドドドドッ!「次はリヴィ!」「亜空アスロック。」シュボボボーン!『地面からミサイル?!』
ズガーン!ボコッ!『・・なんだ?!着弾点がえぐり取られた!』「空間転移させられたのよ。持っていったわけ。」
『こやつら・・いままでの奴等とは一味・・』「一味がなんだって?」ザン!『くっ!来たか!』「機動部隊、参上!」
『光線刃!』シュパパパパッ!「プロテクト・ウォール!」ブン!パシパシパシッ!「俺たちが援護するから、
その間に合体しろ!」『ええっ?!』「知らないのですか?アーティミー教授によれば、あなたたちは三身合体することで
スーパーロボット「爆竜神」になることができます。」「そんな機能あったっけ?」「あるわよ。使ったことないだけで。」
「そっか、そーいやファイルにあったよな・・これだ!」「では、」「いきましょうか!」『トリプル・ドッキング!』
ジャキーン!「おおっ!あの合体システムはガオガイガーに似ている!」「ソルが頭部と背中と手、ヨルが下半身、
リヴィが胴体と上腕か。なるほど、似てるな。」「爆竜神!」
「マイクのバリバリのジャングルでフィーバーだ、ゼ!ディスクP、ジャングルバージョン!」♪ザンザカザンザカ!
「いくぞ神種野郎!アマゾンクロー!」ジャキッ!『バリア修復完了!これで手出しは・・』「あめえ!」ダッ!
「魔境の爪をなめるんじゃねえ!」ザキィィーン!『なんと!バリアを斬り裂くだと!』「なるほど、超振動爪か。
あれならばいかなる障壁をも斬り裂いてしまうじゃろう。」「喰らえマラブンタ!パンツァーファウスト発射!」
ポンポンポン!ヒュルルル・・スパーン!パラパラ・・『これは何だ・・なっ!』ザザザザザッ!「ぐ、軍隊アリ?!」
「いえ、あれは金属を食べるマイクロマシンのようです。」『私の機体が食われていく!』「まるでピラニアだな・・」
「とどめるぜ!」ジャキン!「おおりゃあああーっ!」ズバァァーン!『ぐはっ!』「うおおおーっ!」ザシャアッ!
「すごい!神種の機体を三枚に斬りおろした!」「神種核、確認!いただくぜ!」ガシッ!メリメリメリッ!
「フィニッシュ!」ズボォォーン!・・ズドドドドーン!「これぞアマゾン大切断おろし!」「サイコーだ、ゼ!」
「凱隊長、ありがとうございました。みなさんの訓練のおかげでこの三体も充分闘えるようになりました。」
「アーティミー教授、すばらしいビークルロボを作りあげましたね。さすがにロボット工学の世界的権威です。」
「いえ、かなりシュミに走ってますので、お恥ずかしい限りです。」「たしかに濃いメカ設定だよな・・(^^;;」
「これはナスカの地上絵に埋まっていた碑文の写しです。どうやら機界巫女に関する情報が書かれてるようです。
ZG-14もこれが狙いだったのでしょう。」「なるほど・・お預かりします。」
「それでは、お三方ともお元気で。」「なごり惜しいな・・」「どうしたソル、元気印のお前がしんみりしてたら
気持ち悪いじゃないか。」「炎アニキ・・」「雷にい、また会おうね。」「電子メール送るからな。」「風龍さま・・」
「また会えますよ。」「で、これが卒業証書のGGGエンブレムです。あなたたちはもう立派な勇者です。」
『ありがとうございます!』「全員、敬礼!」ザッ!「南米大陸の守りはおまかせを!返礼!」ザッ!
君たちに最新情報を公開しよう!
奈良の飛鳥古墳から発掘された古代碑文。
それには機界巫女の重大なてがかりがあった!
神種と諜報部の碑文争奪戦が静かに、激しく、古都に展開する!
黄金に輝くボルフォッグとは?そしてついに巫女の正体が!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「機界巫女の伝説」に、ゴッドフュージョン承認!
これが勝利のカギだ!(奥義・大回転幻影大魔弾)
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♪ザン!
「高之橋博士、お願いします。」「それではまずは機界聖書の解読結果からだね。幸いにもソルダートJくんの
協力により、第一章から第十四章までをそろえることができて、感謝しとるよ。」「礼には及ばぬ。我らの手持ちの
詩篇だけでは文字通り落丁した本と同じ、意味をなさぬ。」「まあ提供してくれたのは文面だけだが、それでも充分
役に立った。よってその成果を一緒に見てもらうことにした。」「まあ当然の権利だけどな・・なんかコイツと同席
するのは落着かないな。」「それは私も同様だ、獅子王凱。このような状況でもなければこんな呉越同舟はせぬ。」
「難しい言葉を知ってマース。」「ご・・なんだって、命?」「凱、古典は苦手だったっけ・・この程度もわからんとは
妻として情けない・・」「こんなのボクでもわかるよ・・(^^;;」「まあ、解読結果を見ようじゃないか。」
「機界聖書は五枚で一章だ。全文は手渡した資料を読んでもらうとして、ここでは話の概略だけ説明しよう・・」
ミッション14「機界巫女の伝説」
「第一章は機界生命体の創生の話。これは護くんや戒道くんの知識、そしてJアークのメインコンピューターに
記録されていたものと一致するから省略する。」「Zマスターの創生のことだね。」「マイナス因子を無くすという
発想自体はいいが、他の種にまでそれを強要するってのは驕りだな。」「大きなお世話というところだな。」
「第二章は機界31原種の話。これも既にわかっていることだからパスだね。」「Zマスターが31の原種に分裂して
星々を昇華して回ってたって話だな。」「だが原種とかエラソーに威張ってたわりには、知性レベルは人間と同じか
それ以下だったような気がするな。」「能力に溺れて心をレベルアップするのを忘れたんでしょ。」「ミスティーの
意見が一番真実に近いようですね。力に頼るものはそれ以外のものが見えなくなる・・我々も銘すべきことです。」
「問題は第三章だ。ここから機界47神種の記述に入る。」『おお・・』「まだ第十五編が入手できてないから完全では
ないが、神種の成り立ちはわかった・・彼らはZマスターのバックアップだ。」『バックアップ?』
「Zマスターはいずれ自らも滅びることを知っていた・・というより保険をかけておいたのだ。ひとつが一年前の新種、
もうひとつがこの超高密度データ集積プログラム、すなわちゾンダーバイブルだ。もっとも単なるコピーではなく、
それ自体が最強の力を持つよう進化するプログラムを付加したのだ。」「それで神種は物質との融合をしないのか・・」
「他の星で得た地球より優れた機械や構築物を融合し、わざわざ融合しなくても充分な力をつけたと見るべきですね。」
「どうりで機界昇華にもほとんど無関心なわけだぜ。」「そうではないぞ。やはり最終目的は銀河昇華だよ。ならば
なぜ神種は「巫女」を探しているのか?」「やはり合理性を重んじているわけですね。」「巫女さえ手に入れれば
あっという間に全銀河を昇華できるのだ。危険をおかしてまで昇華に腐心する必要はないわけだね。」
「で、その巫女の情報は?」「これまでの章には載っていなかった。やはり第四章以降に現れるんだろうな。」
「いや、碑文にそれについての記述があるはずだ。」「それはこれから説明するとこだ。では、月面碑文から。」
『数億年の時を経てこの碑を見つけし者に予言す。力の源この母星にあり。その者の名は・・』「それは知っている。
私が知りたいのはその他の碑文だ。」「物事には順番というものがある。つぎがキリマンジャロ碑文だね。」
『巫女は清き魂を持つ乙女。その力に気づかず。』「巫女は人間・・しかも女性か。」「となるとだ・・」『じ~。』
「な、なに見てるのよ!」「パスダーに選ばれたし・・」「「巫女」とミコート、似てますデスネ・・」『うんうん。』
「ち、ちがうって!私はちゃーんと凱に浄解されたんだし~。」「でも浄解の効果が最近うすれてきたような・・」
ごめすっ!「どーゆー意味よ、凱!」「それそれ!その口より手が速い性格が・・」「これは生まれつきよ!」
「続けていいかな~?お取り込み中すみませんが・・」「あ・・どうぞどうぞ!(^^;;」「ナスカ碑文だね。」
『巫女は転生をくりかえし、その時を大いなる海の北西の地に過ごす。』「大いなる海・・太平洋だよな。」
「じゃあ巫女のいる北西の地って・・」「この日本か!」「そこで核心にいくぞ。実は「Z」の印のついた碑文が
あと三つ存在するらしい。」『なんですって?!』「ボク独自のネットワークからの情報だ。ひとつは奈良、
ひとつは北海道、そしてあとひとつはイースター島にあるらしい。」「どこからそんな情報を?諜報部ではそのような
詳細な情報は・・」「言ったはず、独自のネットワークだと。これでもボクは伊賀忍者の末裔だ。
情報網には事欠かないよ。」「お見それしました。」「そこでまずは飛鳥碑文の調査に行こうと思う。大河長官、
諜報部を同行させていただきたいが?」「よろしいです。行ってくれるか、ボルフォッグ?」
「ははっ。ガンイーグル、ガンパンサー、ジェームス殿、ミスティーも同行いたします。」
「この地に碑文があるそうです。」「敵本拠地にごく近い場所ですね・・妨害が予想されます。」
「ソルヴェーグならば心配はございません。」「そうでしたね・・なにせ見えないのですから。」
ゴ~ン・・「奈良に到着しました。」「いかにも日本の伝統都市だな・・風情がある。」「静かで退屈なだけよ。」
「飛鳥古墳はあっちだな。」ブロロロロ・・「・・あそこだ。」キキッ。「おや?京都大学考古学部の調査団が
いるはずだが・・」シーン・・「・・悪い予感がします。」「こりゃ一足遅かったかな?」「敵も素早いわね・・」
「ガンイーグル、上空から一帯をスキャンしてください。」「了解。上昇!」ババババッ!「スキャン開始。」
「リトルネリーもスキャンをしてくれ。」パラパラパラ・・「ボス、敵影なし。レーダーにも反応なし。」
「こっちも同じだ・・だが、」「いるわね・・殺気があるわ。」「じっと動かずに機をうかがっている・・」
「光学迷彩?」「いや・・もっと高度な隠遁方法のようです。」「熱はどうかな?赤外モード。」ジジジジ・・
「・・ダメだ。日差しが強くて特定できない。」「・・戦闘態勢!」『システムチェーンジ!』ジャキーン!
ヒュルルルッ!『はっ!』カカカカッ!「見えない手裏剣?!」『ふふふふ・・私を見切ることができるかな?』
「ZG-15か!」『認識番号で呼ばれるのは不愉快だな・・死ね!』シュババババッ!「散開!」ズドドドドドッ!
「ま・・また見えない武器!」『いい勘だ・・だが、いつまでも避けられまい。」「これは厄介な敵だな。」
『見えぬ限り、正確な攻撃はできない。私を捕らえるのは難しいぞ、ふふふふ・・』「くっ・・」「そうでもないさ。」
「ジェームス?」「万能アタッシュケース。」パカッ。「ごそごそ・・これだ。キルリアングラス。」
「生体オーラを感知できるのですか?」「ダメモトでやってみるさ。装着。」カチッ。「・・左273度!」
「ブラッディームーン!」ヒュルルルッ!『おっと!』スカッ!「おしい!今度は右42度!」「ブーメランワッパー!」
シュパッ!『甘い!』スカッ!『ムダだな・・いくら感知しようが、どうしても時間差ができる。ふふふふ・・』
「ボルフォッグ、心眼じゃ。」「高之橋博士?」「視覚で捕らえようとするから迷う。気配のみを捕らえよ。」
「・・わかりました!むん!」ザキィッ!『なにっ?!己の目をつぶすとは!』「・・そこです!ダブルショット!」
シュババッ!ズバババーン!『なんとおっ!』「いまだ!ムーンレイカー、ペイント弾発射!」ポン!バシャッ!
『しまった!』「ガンパンサー、ペイント弾発射!」「おまかせ!」ポン!バシャッ!「見える!見えるぞ!」
「集結!」『ははっ!』『三身一体!』ガシーン!「キング・ボルフォーッグ!」「ゴーッ!」ジャキーン!
「キングジェームス007!」『ちいっ!だが合体直後は無防備!』チャキッ。「そうはさせない!スタンスティック!」
バリバリバリッ!『これしきの電流!ジャマだ!』バキィィーン!「きゃああーっ!」ダダーン!『ミスティー!』
「くっ・・」グググ・・『お前から仕留めてやろう。』チャキッ。『さらばだ!』シュパパパパッ!「いかん!」
「ま・・負けない!」ビーン!『なにっ?!・・機体が黄金に輝く!』「あれは?!」「Xシステムが発動した!」
「120mmリボルバーキャノン!」ズガガガガーン!『なんと?!見えない手裏剣を銃弾で撃墜しただと!』
「しかも銃を抜く動きが見えなかった!それにあの連射速度!」「相当な反動の来る大口径弾を・・片手撃ちで!」
「おおりゃあああーっ!」ズガァァァーン!『ぶおおおーっ!』ダダーン!「銃把の一撃であそこまで吹き飛ばすか!」
「す・・すさまじいXシステムのブースト力!」「はあっ、はあっ・・」ズズーン。『ミスティー!』ダダダッ!
「大丈夫ですか?!」「あたしとしたことが・・ちょいとドジったね・・後始末よろしく・・ね・・」ガクッ。
「ミスティー!」「機能停止・・「千手」を呼ぶ。」「ジェームス・・あとは頼みます。」スッ・・「・・ボス・・」
「ZG-15は・・私が倒します!」ギン!『お前に私が倒せるかな?』「はああああーっ!」ギーン!「Xモード発動!」
『まやかしが!透明手裏剣!』シュパパパッ!「ムラマサブレード!」ブオオオーッ!キキキキーン!「大旋風斬!」
ゴッ!「ブレードが数倍の大きさに?!・・そうか!ミラー粒子!」「おおりゃあああーっ!」ズババババーン!
『なんだとぉぉぉーっ!』「いきますよ、イーグル、パンサー!」「ははっ!」「よくも親友を!」「超分身殺法!」
シュバッ!『三光滅殺陣!』ズガガガガガーン!『ぐおおおおーっ!』『集結!』ジャキーン!「す・・すさまじい!」
「必殺!大回転幻影大魔弾!」ズゴゴゴゴーッ!『なんの!刃鎧!』ジャジャッ!「ZG-15の全身から刃が!」
『微塵撃!』ゴオオオーッ!「刃の弾丸となって突撃!」「ムダです!」シュパッ!『なんだと?!分かれた!』
「無数の大回転大魔弾に分身した!」「砕けよZG-15!全方位攻撃!」ズガガガガガガーン!『ぐわああああーっ!』
「まるで巨大粉砕機!」ゴゴゴゴ・・シュゥゥ。「神種核、捕獲完了・・碑文も奪還しました。」
「ミスティーの具合はどうですか、牛山整備長?」「だいじょうぶ。中枢にはキズひとつない。今日中には直るよ。」
「よかった・・」「ボス、碑文の解読が終わったとのことです。」「わかりました。マンモスオーダールームへ。」
「それでは説明しよう。飛鳥碑文には重大なヒントがあった・・これだ。」『・・これは!』「ボクも驚いたよ。」
『緑と紫は相反する力。緑は平穏を、紫は混沌をもたらす。巫女はいずれの力の媒体でもあり。』「ということは・・」
「そう、巫女はまさに増幅媒体。しかもその力はゾンダーパワーだけでなく、Gストーンのパワーをも増幅できる。」
「緑の力・・まさしくGストーンだな。」「そして紫の力・・ゾンダーメタルじゃな。」「つまり・・巫女はそれを
手に入れるのがどちらかによって・・」「破滅を呼ぶか、救世主になれるか・・ということですね。まさに諸刃の剣。」
「巫女の正体の手がかりは?」「この碑文には無い・・だが、イースター島の碑文の内容がさきほどアーティミー
教授から送られてきた。幸い神種より先に入手できたようだ・・これだ。」
『紫の力により大陸は沈み、国は失われた。巫女、緑の翼ある勇者と交わり、緑の巫女となりて紫の力を退ける。
世は混沌より救われたり。緑の勇者の一族、新天地を求め星の海に旅立つ。』
「緑の翼ある勇者・・カインの一族の先祖か!」「地球が本当の母星だったのね・・あっ!それでギャレオンは!」
「緑の星が滅んだことで、母星である地球にやってきた・・そうか、そうだったのか!」「こうなると、北海道に
ギャレオンが出現した理由、そして天海夫妻に護くん・・ラティオを預けた理由が重要じゃな。なにかある・・」
「GGGはすぐに北海道に出発!高之橋博士、碑文はどこに?」「霊峰、カムイヌプリ!」
君たちに最新情報を公開しよう!
霊峰カムイヌプリの万年雪に眠る碑文。それこそ機界巫女の決定的手がかり!
だが絶対零度を操る神種に機動部隊は凍結!フォートレス艦隊行動不能!
ただ一人ZG-16に挑むマイク13世に勝機はあるのか?
いや、ひとりではない!新サウンドツールの力を見よ!
星に散った兄弟たちの魂は不滅だ!いまこそ黄金に輝くサウンドを!
次回、勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「Blues for my brothers」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(サラウンドボード#01~12)
********************************
♪ザン!
「「大日」発進準備。機動部隊は移乗を開始してください。」ゾロゾロ。「ちょいと待て、マイク。」「ホワット?」
「お前さんはボクと居残りじゃ。」「ドクターライガ、ホワイ?」「ついさっき新サウンドツールが完成したんで
その取り付けじゃ。」「でもマイクはみんなと行きたいもんね。」「だいじょうぶ。これだけいるんだ、マイク一人くらい
いなくてもなんとかなるって。」「そうですよ。取り付けが終わったら追いかけてきてくれればいいですから。
北海道はすぐですよ。」「ミスター氷竜がそういうなら、わかったもんね。でもすぐに追いつくもんね。」
「「大日」、分離します。」ゴゴン。「距離300m。ミラクルエンジン作動。」ゴゴゴゴ・・「海上クリア。浮上。」
ザザザザ・・「飛行モードに移行しマース。」ドドドドド・・「高度2000。約30分で北海道に到達します。」
「よし・・どうした命くん?」「・・何か悪い予感がするんです。」「予感・・?」「はい・・思いすごしかも・・」
ミッション15「Blues for my brothers」
「まもなくカムイヌプリが見えてきます。」「高之橋博士、碑文はどこに?」「頂上近くの祠だ。ポイントはここ。」
「なるほど・・スカイドラグーン、乗せていってくれ。」「了解しました隊長。クラウドを上空監視につけます。」
ヒュゥゥゥ・・「さすがに寒いな・・マイナス20度か。」「この程度なら考古学者はしょっちゅうだよ・・あれだ。」
「この祠ですか・・いったい誰が作ったんだ、こんな所に。」「わからない。最近まで万年雪に覆われていて
発見されなかったんだ。雪のせいで年代測定もあやふやだ。」「そしてこれが・・碑文か。」「さっそく読んでみる・・
『巫女はこの地にあり。その名は春を告げる色。』・・春を告げる色?なんのことだろう?」「花・・ですか?」
「単純だが正解かもしれないな・・続きがある。『巫女は「沈黙の笛」により識別される。笛はコタンにあり。』」
「コタン・・どこのコタンでしょう?」「ここから最も近いコタンは・・カムイコタンか。」
「では行って聞いてきましょう。」「いや、ボクが行ってくる。幸いカムイコタンの長とは知り合いでな。」
「スカイドラグーン、博士をコタンに送ってくれ。」「かしこまりました。」「ではその碑文は「大日」に回収して
おいてくれたまえ。年代測定なんかでさらに分析したいのでね。」「わかりました。」
ゴォォォ・・「気温が下がってきたな・・クラウドドラグーン、急ごう。」「不凍処置はしてっけど、こう寒くちゃ
たまんないもんね。」『こちらメインオーダールーム!凱、応答して!』「こちら凱。どうした命?」
『ZG-16降下!そっちへ向かったわ!』「なにっ?!わかった。クラウド、回収作業は中止だ。神種を迎撃する!」
『機動部隊、出撃!』「ミスティー、待機していてもいいのですよ。」「無理はしないほうがいいぞ。」
「なんの!新パーツが馴染んでないからリハビリしなくちゃね!」「その元気なら大丈夫ですね。」
「寒いところはあたしの得意!まかせてちょーだい、おにーちゃん!」「そっか、シルヴィはロシア出身だったな。」
「僕のチェストウォーマーをレベル2にセットしてと・・これで零下100度くらいまではだいじょうぶ!」
「そこまで下がりませんよ。オーバーヒートしないように。」「わかってるさ、兄者。」
ヒュルルル・・ズズーン。『一足遅かったか・・いや、碑文はまだある。』「簡単には渡さないぞ、ZG-16!」ザッ!
『ほう。団体さまのおでましか・・都合がいい。一網打尽にしてやろう。』「たった一体でできると思いますか?」
『できるさ。こんなふうに!』ビュオオオーッ!「なにっ?!ブリザードだと!」「目くらましか?」「・・いや!
気温がぐんぐん下がっていきます!」「マイナス60度?!・・まだ下がっていく!」「まさか・・超低温を!」
『気づくのが遅い。私は絶対零度でも作れる!』「炎竜!チェストフレアだ!」「おう!チェスト・・なんだと?!
オイルが凍って・・動け・・ない・・」ミシミシミシッ!「零下・・200度・・これでは・・」「しまった・・」
「どういうことだ?!」「ビークルロボおよびガイガーに使用されているオイルは零下150度までです!
まさか零下200度などという超低温環境は想定してませんでした!」「神種ならではか・・」
「Gリキッドまで凍りはじめてマース!」「このままではあと15分でGSターボのエネルギーは行き場を失い、
大爆発を起こします!」『こちら「大日」の火麻だ!「大日」の動力系統まで怪しくなってきやがった!
ただちに離脱しねえと墜落する!』「くっ・・打つ手はないのか!」「現在、零下230度!・・凱・・あなた・・」
「なんじゃと?!超冷凍神種か!」「ドクターライガ、ハリアップ!もう戦えるのはマイクだけだもんね!」
「新ツールのセットアップは完了じゃ!使い方はプログラムしておいた!」「オッケ!バリバリーン、全速力!」
ビューン!「ミラーコーティング!」キン!「これでマッハ4は出るもんね!レッツゴー!」ドキューン!
キィィーン!「着いたもんね!」「マイクか!」「参謀、ここはマイクにまかせるもんね!みんなを助けるもんね!」
「だが、お前でもあの超低温域に入れば、一瞬で凍結してしまうぞ!」「ノープロブレム!バリバリーンのミラクル
エンジンをオーバーヒートさせれば、ほんの少しはがんばれるもんね!」「ムチャでーす!」「爆発するわよ!」
「そうなればそうなったで、爆発熱でみんなを助けるもんね!」「死ぬ気か!」「これはギャンブルだもんね!
そしてマイクは必ず勝つもんね!ミラクルエンジン、オーバーヒート!突撃だもんね!」ドキューン!
『むっ?なんだあのチンケなロボットは?』「ZG-16!マイクが相手するもんね!システムチェーンジ!」ジャキーン!
「マイクサウンダース13世!」『愚かな。この超低温域は破れぬ!』「やってやる、ぜ!ディスクF!」シュパッ!
「ファイアーロック!ギラギラーン、VVV!」♪Fire!Burning the heart, heat up the spirits!♪『ほう・・分子を
振動させて発熱させる音波か。だがその程度では私の力は破れぬ!」「ガッデム!ヤツのパワーのほうが上か!」
『お前も凍らせてやる!超冷凍波!』ゴゴゴゴーッ!「なんの!スタジオ7、回避!」スカッ!『よく避ける。だが
いつまで逃げ切れるかな?』「シット!打つ手は無いのか!」『マイク!いまこそ新ツールを使え!』「ドクター?
そうか!その手があった、ゼ!サラウンドボード、射出!」シュパパパッ!「12枚の板?マイクの周りに滞空した!」
「ファイアーロック!」♪ザカザカザン!♪『むっ!前よりも強い!だがまだまだ!』「増幅してるのに、まだか!」
『超冷凍波!』シュバッ!「しまった!この体勢では避けられない!」バシィィーン!『なにっ?!』「・・ボード?
俺は制御してないのに、なぜ!」【しっかりしろ13th!】「・・誰だ?」【俺たちが守ってやる!】「その声は・・
まさかそんな!」【マイブラザー、俺たちは不滅のロッカーだ!】「マイブラザース?!・・まさかこのボードが!」
【そう。俺たちの魂はこの12枚のボードに宿っている!】【さあ立ち上がれ13th!俺たちのメガセッションを奏でろ!】
【フェスティバルはこれからだ、ゼ!】【思いっきりヒートなサウンドを!俺たちがセッションしてやる、ゼ!】
「わ・・わかった、ゼ!うおおおおーっ!」ギーン!「ま・・マイクが黄金に!」「Xモード発動デース!」
「いくぜZG-16!サラウンドボード、ドルビーフォーメーション!」【おおっ!】シュパパパパッ!ピタッ。
『な・・なんだ?!ボードが私の周りに?』「いく、ゼ!バーニングロック!」♪ザザン!♪『何度やろうとムダ・・
な、なにっ?!』【サウンドエンハンス!オールレンジ、マキシマム!】ゴゴゴゴゴッ!『うおおおおーっ!』
「あれは?!」「マイクのサウンドを12枚のボードが増幅・収束して全方位からたたきつける!」「博士!」
「あれこそマイクの新サウンドツール、サラウンドボード#01~12!」♪Fire!Burning the heart!♪
ズゴゴゴゴゴーッ!『バカ・・な!私の冷気が・・破られる!』「う・・あれは?!」「黄金の・・マイク?!」
「機動部隊、復活!」「凱!だいじょうぶ?!」「ああ。なんとか動けるようになった。」「マイクが冷気を破って
くれたんですね。」「なかなかやるでござる。」「あれはボルフォッグと同じXモード・・マイクも目覚めたか。」
「すっげーアツいプレイじゃん!」「魂がこもってますね。これほどのロックはなかなか聞けません。」
「私はロックは苦手ですが・・あのサウンドは素晴らしく熱いのがよくわかります。」「では僕たちも!」『おお!』
「よし!ゴッドフュージョン、承認!」「プログラム、ドラァァーイヴッ!」ガシャァァーン!
「ゴッド!フュゥゥジョォォーン!」シュババババッ!
♪Gagaga!Gagaga!Gaogaigar! Gagaga!Gagaga!Gaogaigar!♪
「チェストフレィィームッ!」「アイシクルトンファー!」「風神脚!」「雷神掌!」
♪Burning heart!World Brave Robo!Shinning eye!Strong iron body!♪
「スクランブルサイレン!」「76.2mmバルカン!」「120mmリボルバーキャノン!」
♪Crest of justice, G-stone!save our world by steel arm, it's the time of stand-up and Fight!♪
「ヤクト・ブリッツァー!」「ハーケン・シュトゥルム!」「スカイサーベル!」「クラウドジャベリン!」
♪Dark soul!come from the universe, Zondar-God!call the black chaos from Hell!♪
「封殺!マイティバンテージ!」「マーグラリアット!」「マリオンボンバー!」
♪Gagaga!Gagaga!Gaogaigar! Gagaga!GagagagaGaogaigar!♪
「ガオ!ガイ!ガー!G!」バリバリバリッ!『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!
♪God-Fusion granted!Drill, Liner, Stelth-Gao!♪
『クロスドッキング!』「空竜神!」「イレイザーヘッド射出!」「冷気を吹き飛ばします!」ズゴゴゴーッ!
♪Perfect Disintegration!「Ultimate Hammer!」♪「アルティメットハンマー!発動承認!」ガキィィーン!
♪Brave!Wonder!Burning Heart!♪「セーフティデバイス、ダブルリリィィーヴッ!」ジャキジャキーン!
♪Rise up!Invincible Hero!The name of final giant god!♪『システムチェーンジ!』ドーン!
「ハンマーダブルコネクト!」ズドォォーン!ズドォォーン!ググッ!ガシィィーン!
♪Strongest Guardian!Ga!Ga!Ga!Ga, Gaogaigar!♪「アルティメット・ハンマァァーッ!」ギーン!
『おのれぇぇぇーっ!』「バンカァァーッ、ヘルッ!」『超冷凍波!』「同じ手は二度通じん!」シャァァァーッ!
『冷気が光に?!』ズガァァァーン!『ぐはあっ!』「バンカァァーッ、ヘヴン!ずおおりゃぁぁーっ!」ズボーン!
「ZG-16!ひ・か・り・に・なれぇぇぇーっ!」ブワッ!ズドオオオーン!キラキラ・・
「オロロ~ン!マイクは嬉しいもんね!マイブラザーズは生きてるもんね!」「幸いにもバックアップが残って
おったのでな。サラウンドボードは形こそ違え、まぎれもなくお前の兄弟じゃ。」「ドクターライガ、サンキュー!
マイクはブラザーズといっしょにこれからもがんばるもんね!」「ボードは各個の意思で自在にフォーメーションを
とることができる。そしてお前の発したサウンドを12倍にして出力してくれる。まさに13体同時攻撃と同じじゃ。」
「オー!これでもうマイクは仏壇のお線香あげなくてもいいもんね!」「仏壇?そんなものどこにあったかの?」
「ここにあるもんね~。」パッ。♪ポクポクポク、チーン。「モニターの中かい!(^^;;」
「ただいま・・なにかあったのかな?」『高之橋はかせ~。(^^;;』「いいニュースと悪いニュースがある。」
「どっちからでもドーゾ。」「ではいいほうから。「沈黙の笛」はまちがいなく存在する。だが、コタンには無い。」
「それが悪いニュースですね。」「ではどこかの資料館にでも?」「聞いた話だと、大英博物館が引き取ったそうだ。」
『大英博物館?』クルッ。「・・私の国だな。ホームズ。」『なにか、ジェームス?』「カムイコタンで発見された
「沈黙の笛」は大英博物館に所蔵されてるのか?」『・・検索終了。非常によくない結果だ。』「なんだと?」
『確かに1905年に大英博物館に収蔵されたとの記録がある。だが・・』「処分されたとか?」『いや、スミソニアン
民族博物館で研究されるため、1912年にアメリカに送られたのだが・・この年に聞き憶えは?』「・・まさか!」
『積まれた船はニューヨークには着いていない・・出港地はサザンプトン。』「・・あっ!」「アンビリーバボ!」
「そうか・・そうだったのか!」「なんてこった・・あの船か!」『さすがにみなさんわかったようだな・・
そう、その船は北緯41度46分、西経50度14分、大西洋のど真ん中に眠っている・・その名はタイタニック。』
君たちに最新情報を公開しよう!
大西洋の海底深く、機界巫女のカギを求めて潜航せよ「弁天」!
だが深海でも激闘は続く!海底神種と水圧の二つの敵に大苦戦!
だがそのとき、はるか南米から駆けつける三つの力!
タイタニックを巡る熱き攻防!「沈黙の笛」は果たして誰の手に?
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「レイズ・ザ・タイタニック」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(初野あやめ)
*************
♪ザン!
「ダンダリオンの最後の報告によると、巫女を識別できるアイテムがあるそうです。情報局で調査したところ、
どうやら海に沈んだ船にあるようです。」「ほう・・面白い。敵の動きは?」「その船に目をつけ、回収する作戦かと。」
「・・回収させましょう。そして・・」「漁夫の利・・ですか。合理的であります。」「チヌークを派遣しなさい。
その船とは?」「地球人の間では有名な船のようです・・タイタニック。」
ミッション16「レイズ・ザ・タイタニック」
「さて、タイタニックか・・」「前世紀の調査で沈没地点は確認されています。ですが深度は3000m。
サルベージはかなりの困難が伴います。」「方法は二つ。取りにいくか、こちらに引き寄せるかだな。」
「取りにいくのなら、「弁天」でしょうね。潜水艦としても運用できるよう設計されてますし。」
「ディバイディングドライバーを応用して空間の泡を作り、その中で作業する作戦がいいでしょう。
問題は探索チームですが・・」「ビークルロボでは大きすぎます。せいぜいガンマシンたちでギリギリでしょう。」
「タイタニック船内に関して詳しい隊員はいないのか?」「ある程度は公式データでナビゲーションできマース。
バット、100年近くも沈んでますので、だいぶ船内も変化していることが予想されマース。」「かといって当時の
生存者はもはやいないし・・」「・・そうだ!あやめ君なら!」「ウッシー、あのあやめか?」「彼女はメカマニア
だけでなく、タイタニックにも相当詳しいと聞いてます。おそらくGGGでは一番詳しいかと思われます。」
「だが、危険を伴う作業にジュニア隊員を参加させるのは・・」「俺も行くぜ!あやめは俺が守ってやる。」
「火麻くん?」「ワシもいくぞい。いざとなればワシの腕も役に立つじゃろう。」「ガンイーグルとガンパンサーも
必要ですね。船内の障害物を撤去する事態も想定されますから。」「アイツらならきっと役に立つぜ。」
「あとは神種がどう動くかだが・・」「動かないと思います。」「猿頭寺くん、根拠は?」「神種が自分でタイタニックを
探索するのは我々の妨害を想定しなければなりません。だが、我々も神種も「沈黙の笛」が欲しいのは同じこと。
こちらが発見したのを横取りするのが一番合理的です。」「なるほど。発見したときが本当の戦いになるわけですね。」
「よし、タイタニック探索作戦、発動承認!ただちに準備に入ってくれ。」『了解!』
「ええっ?!タイタニック探索チームにあたしが!」「君の詳細な知識を生かしてほしいんだ。同行してくれるか?」
「わかりました!初野あやめ、この持てる知識の限りを尽くして作戦を成功に導いてみせます!」「あやめはん、餞別や。」
「これは!H&K社製対戦車55口径無反動マグナム「キングコング」!」「徹甲焼夷弾入りや。使わんにこしたこた
ないけど、万が一には役に立つで。臨時バイトとはいえ、アンタも立派な整備部員や。整備部の誇りにかけて、
がんばってきいや!」『そのとおりだぜ!』「ありがとうございます、保科整備主任、みなさん!
初野あやめ、出動します!」
「フォートレス1、三連高速展開母艦「大日」、分離発進!」ガコン!ドドドド・・
「フォートレス2、隠密多次元諜報艦「弁天」、発進します。」ゴゴゴゴ・・
「フォートレス3、機動支援戦闘司令艦「軍茶利」、発進!」「全艦隊、大西洋へ!」
「これが「弁天」か~。入るのは初めて。全長812m。排水量3万5千トン。300m級マンモスタンカーの
約4.2倍の超巨大艦。出力は120万トン。メイン制御システムは三橋電子製EWS-226改。武装はP&W社製
大口径レーザーの改良型DDEL-4BNとMAT社製フライ・バイ・コントロールシステム搭載のリフレクターミラー
58ユニット。」「・・これはまいりました。初野あやめ隊員の知識は相当なものです。」「俺には何がなんだか。
おいあやめ、お前はいつどこでそんなに詳しい知識を仕入れるんだ?」「いろいろ。古いのは本で、新しいのは
インターネットやなんか。特に飛行機と船はスタイルが決まってるんでおぼえやすいんです。」「そんなもんかね~。
で、今回のタイタニックについてどれだけ知ってるんだ?」「船内レイアウトは頭に入ってます。それに設計ソフトで
船内を完全再現して、隅からスミまで歩いて見てます。」「すげえ・・筋金入りのメカマニアだな。ウッシーによると、
たいがいのマシンを操縦できるって?」「シミュレーションですけどね。ほとんどの戦闘機やシャトルは
満点だせますよ。」「ハイパーステルスガオーでもか?ありゃ難しいぞ。」「無尾翼機はアンバランスなのが魅力なんですよ。
じっさい整備テスト飛行で飛ばしましたし。」「おいおい・・」「これは正規隊員がみんなイチオシするわけです・・
確かな知識と物怖じしない性格。まさにGGG隊員としての資格は充分ですね。」「ボルフォッグが誉めるとはな・・」
「作戦ポイントに到着します。」「ガオガイガーG、DDモードで発進。」『こちら「弁天」、ボルフォッグです。
所定位置に待機中。』『探索チーム、出動準備完了!』「機動部隊はタイタニック周囲で護衛態勢に。
ガンマシンズは探索チームの直衛に。」「作戦カウント開始!」「ガオガイガーG、潜航開始。タイタニック
沈没ポイントまでナビゲーション開始。凱、方位58に。」『了解だ、命。』「到達まであと56秒。」
ゴゴゴゴ・・「・・あれか。悲劇の巨船、タイタニック・・メインオーダールーム、見えるか?」『受信良好。「弁天」は?』
『こちらもクリア・・すさまじいものですね。』「なにせ数千人がこの事故で海の藻屑となったんだ・・そのへんに
地縛霊が山ほどいるだろうぜ。」『縁起でもねえ。』『作戦ポイントに到達。』「ディバイディング・ドライバー!」
ピィィーン!「空間フィールド展開完了!」『確認。持続時間は90分。』
「ではいくぜ、探索チーム!」「ガンイーグル、ヘリモード発進!」「ガンパンサー、バイクモード発進!」ブロロロ!
ババババッ!「俺とあやめは下から行く。博士とイーグルは上部甲板から。15分後に第四倉庫前で合流。」『了解!』
『ふふふふ・・きたきた。さあうまく発見してくれよ。心待ちにしている。』
カツカツ・・「すげえ荒れようだな・・」「そりゃ100年も沈んでればね・・こっち。」『こちら雷牙。いま第二甲板じゃ。』
「そこから35度の方位に下へ降りる階段があり、降りて方位125へ進めば第四甲板へ通じるシャフトがあります。」
「すげえ・・まるでこの船のクルーだったみたいに詳しいな。」「私のAIにもマップはインプットされてますけど、
これほど詳しくはないですよ。」「・・そこ!床が薄いから気をつけて!」『おっとっと。』「ここは厚さ2mmしか
ないから・・」ドン!ボコッ!パラパラ・・「やっぱり。乗ってたら転落するとこでした。」『おみそれしました。』
「さて・・ここが「沈黙の笛」とやらがある第13倉庫だな。」「待たせたな。」「雷牙博士、ガンイーグル。遅かったな。」
「2回ほど床が抜けての。ボクはいいが、イーグルがハマってしもーて。」「面目ないです。」「まあいいだろ。開けよう。」
「イーグル、そっちお願い。」「それじゃいくぞ。よいしょっと!」ギギギギ・・「・・中は乾燥しとるな。密室になって
おったんじゃな。」「こりゃラッキーだぜ。」「幸い荷物は床全面にばらけてるわね。掘り返す手間が省けるわ。」
「捜すとするか。」ゴソゴソ・・「確か石笛ですよね?」「そうじゃ。穴の開いた石を捜せばよい。」「こっちの箱かな?」
バリッ。「・・車か。」『捜索チームへ。限界時間まで10分。』「まだ時間はある。ギリギリまでやろうぜ。」「え~と・・
なにこれ?・・彫刻?」「彫刻じゃと?見せてみい。・・これじゃ!」『ええっ?!』「こりゃゾンダーメタル!」
「それの彫刻じゃ!そしてこの穴!間違いない、これが「沈黙の笛」じゃ!」『ご苦労だった。』ハッ!「神種か!」
『それは私がいただこう。』「素直に渡すと思ってるのか?」『さもなければ、ここが君たちの墓場となる。』
「上等じゃない。タイタニックの墓標ってのは悪くないわね。」『そうか。ならば死ね!』「スキあり!」チャキッ!
ドドドン!ビシビシッ!『ぐわっ!・・目が!』「キングコングがこんなとこで役にたつとはね!」
『くっ!目は再生するのに時間がかかる!』「いまじゃ!衝撃の一本じめ!みんな下がって!いよーっ!」パン!ドーン!
『ぬおおおーっ!』「ワイルドクロー!」ズバァァーン!「側壁をぶち抜きました!ここから脱出を!」
「システムチェーンジ!」ジャキーン!「脱出!」バババババッ!「こちら雷牙!捜索チーム任務完了!船内に
ZG-17がおるぞい!」『了解!限界時間まで一分!機動部隊はチームを援護しつつ撤退してください!』『了解!』
「アレスティングフィールド消滅!空間復元開始!」「レプリションフィールド、あと30秒で消滅シマース!」
「探索チーム、「弁天」に収容完了!」「機動部隊、撤退完了!」「空間、閉じマース!」ゴボゴボゴボ・・
「作戦成功!・・ZG-17、タイタニックを融合して巨大化!「弁天」を追いはじめました!」「しまった!こんな
深海で戦闘のできる戦力は・・」『あるぜ!』「なにっ?!」「くらえ亜空転位サブロック!」ドドーン!『何者だ!』
「問われて名乗るもおこがましいが、どうしてもというなら耳の穴かっぽじってよーく聞きな!あたしは南米の勇者!
爆龍神!」ズズズズーッ!「亜空間から!あれは爆龍神!」「こんな深海でも闘えるのですか!なんという性能!」
「GGGのヤロウども!ここはあたしにまかせて、とっとと浮上しな!」「感謝するぞ!でもなぜここに?」
「あやめちゃんからアーティミー教授に電子メールがあったのさ。深海戦闘になったらヤバイってんで、あたしらを
よこしたわけ。」「そうだったのか・・全艦隊、急速浮上!海上でカタをつけるぞ!」『そうはさせるか!』
「そりゃあたしのセリフさ!アマゾンクロー!」ザキィィーン!「もう少し遊んでいきなよ、ダンナ!」
『ジャマをするか!超水圧波!』ドン!「ほいっと。」ズズーッ。スカッ!『消えた?!』「こっちさ!いけ、ピラニアン!」
キュキュキュキュッ!『こ・・これは!』「水中型マイクロマシン。特に古い船はそいつらの大好物さ!」
ガジガジガジッ!『うおおおーっ!私の身体が食われる!』「どーせ借りもんだろ。未練はねえはずだ!」
ザザーッ。「浮上しました。」「爆龍神は?!」「戦闘しつつゆっくりと浮上してます。」「よーし!浮上してきたところで
いっきにケリをつける!」「了解!凱、準備いい?」「いつでもオッケーだぜ!」「俺さまもオッケー!」「あたしも~!」
「あと15秒!」「アルティメットハンマー!発動承認!」「セーフティデバイス、ダブルリリィーヴ!」
「ハンマー&バンカーコネクト!」ズドォォーン!ズドォォーン!ググッ!ガシーン!
「アルティメット、ハンマァァーッ!」「3、2、1、ゼロ!」ザパーン!「いまだ!バンカァァーッ、ヘルッ!」
ガキィィーン!『がはあっ!』「バンカァァーッ、ヘヴン!」ズボーン!「ひ・か・り・に・なれぇぇぇーっ!」
ズドォォォーン!キラキラ・・「ZG-17、殲滅!」「ありがとう、爆龍神。」「やったね。」ビシッ。
「これが「沈黙の笛」か・・」「調べたところ、吹いても音は出ん。じゃが、非常に特殊な周波数の音波を出すようじゃ。」
「それを聞くと、巫女が反応するということか・・」「諜報部の調査では、花の名前を持つ女性は日本だけでも
数百万人はおります。とても識別することはできません。」「せめて神種の探索の手がかりを封じただけでもよしと
するしかないか。」「でも・・これで神種はこの笛の奪取を狙ってきますね。」
「困ったときはいつでも呼びな。亜空間を使えば地球の裏側だろうが30分もあれば駆けつけるぜ!」
「ちょっとデートしていきたいな~。ダメ?」「教授はゆっくりしてこいって言ってたけどね。」
「これから日本に帰りますが、大河長官は同行はかまわないと言っておりました。」「いんや。離れてこそ堅くなる
絆ってのがあるぜ。あんましベタベタくっつくのはオレは好かねえ。南米に帰るぜ、リヴィ、ヨリ子!」
『え~!そんな~!』「相変わらずカタイなソルは。」「それがオレの取り柄さね。」
君たちに最新情報を公開しよう!
神種はGGGにターゲットを絞る!低周波神種の殺人波動に倒れる勇者たち!
残されたのはジュニア隊員とギャレオンのみ!どうする護!
いまこそ勇気のゴッドフュージョン・マニュアル!
ZG-18からみんなを守るのはボクたちだ!くらえ友情のゴッドヘル&ヘヴン!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「明日の勇者たち」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(レオ・ザ・パワー)
*****************************************************************************
♪ザン!
「識別アイテムは敵の手に落ちましたか・・ツィゲル。」「ははっ。」「敵本拠地への攻撃と識別アイテムの奪取を
命令します。あなたの死のメロディー、存分に生かしてください。」「おまかせを。幾つもの星を死滅させた
我がメロディーに敵はありません。」「そうですね・・でも欠点もありますけど。」「それは些細な欠点。成体を滅ぼせば、
征服はたやすきこと。」「・・そう願いたいですね。(何か重大な見落としがあるような気が・・)」
ミッション17「明日の勇者たち」
「みなさん、今日は父兄参観日です。はりきって授業を受けましょう!」『はーい!』「それではこの問題を解いて
もらいます。はい手を上げて!」『はいはいはい!』「では牛山くん、初野さん、天海くん。」『はーい!』
「うおっほ~!護が解くぞ、ママ!」「マモルちゃ~ん、がんばってね~。」「華ちゃん!そんな簡単な問題、
さらさらっと解いちゃいなよ!」「なんであやめさんが来てるの~?」「店が評判よくて閉められないからね。」
「末男、ちゃんと解くんだぞ。」「わかってるさアニキ!」「牛山技術長じゃないですか。」「これは天海宇宙開発主任。
あなたも有休ですか。」「息子の成長を見るのが生きがいですから。」ワイワイ。「あの~、父兄のみなさん。
交流はよろしいんですが、今は授業中ですので・・(^^;;」『これは失礼。(^^;;』
「さてと・・こりゃ簡単」ピカッ!「えっ?!神種!」イィィィ・・「な、なに?この音は?」『うぐううううーっ!』
「えっ?!先生!お父さん!」「あら?パパ、どうしたの?」「あ、頭が割れそうに痛い・・」「こ、この頭痛は・・」
「アニキ!どうしちゃったんだよ!」「え?え?みんなどうしたの?」「大人だけが倒れてる!」
「あれ~?なんで私だけが~?」「お母さんはなんともないの?」「ええ~。なぜかしらね~?」「とにかく、
なんとかしなきゃ!数納、保健室へ行って保健の先生を!」「うん!」「待って!・・おそらくムダよ。保健の先生も
やられてるはずよ。」「となると・・この音を止めるしかないか!」「GGGに連絡する!」ピッ。「こちら護です。
メインオーダールーム応答願います!」『ま・・護くん・・』「その声は命ねえちゃん!・・じゃあ?!」
『やられたわ・・凱も・・長官も・・行動・・不能・・』「命ねえちゃん、しっかりして!」『「弥勒」・・博士・・』
プツッ・・「・・GGGもやられた。」『ええっ?!』「どうすんだよ?!俺たちだけじゃ何にもできねえ!」
「そうだ!ボルフォッグが近くにいるはずよね?助けてもらいましょ!」「ムダね・・あれ見て。」『えっ?・・』
「あれはボルフォッグのパトカー!・・壁に突っ込んで動かない!」「おそらくこの音波のせいね。人間だけでなく
AIにも効くみたいね・・」「でもなんで私たちだけ?」「わからないわ・・なぜ大人とAIだけなのかは・・」
「・・ただひとつだけ手があるかもしれない。」「なんだ、護?」「「弥勒」へ行け・・命さんは最後にそう言った。」
『弥勒?!』「あ、あの謎の要塞?」「とにかく、出来ることをやりましょ!まずは大人のみんなにマクラ!体操服でも
なんでもいいから!」『了解、あやめさん!』「一応安静に寝かせたら、もう私たちのできることはないわ。
梁山泊へ行きましょう!」「よし、行くぜ!」「私はパパやみなさんの看護をしてるわ~。」「お母さん、よろしく。」
「この学校前の電話ボックスから梁山泊内部には入れるわ。」「え?そうだったの?」「ほらほらみんな入って!」
『あいたたた!』「そしてと、ナンバーはゼロゼロゼロ。」プルルル。『切り札は?』「ダイヤのエース。」
『声紋確認。初野あやめジュニア隊員と認識します。』パカッ。『おわああああーっ!』シュシュシューッ!
「よっと。」スタッ。ドサドサドサッ!「あいたたた。」「なんてえ乱暴な入り口なんだ!」「ウッシー!重いって!」
「うんしょっと。・・ここは?」「梁山泊内部、フォートレス4、九九九式戦略補給艦「不動」のドック脇よ。」
「「弥勒」はどっち?」「隣のブロックのはずよ。あの電気カートでいきましょ。」ルルルル・・「あ~あ、みんな
倒れてるね・・」「・・やっぱ十代はいないよね。」「どういうこと、あやめちゃん?」「推理に過ぎないんだけど・・
この音波が効いてるのは二十代からじゃないかって・・」「でもマモルくんのお母さんは無事だったよ?」
「そこがわかんないのよね・・護くん、お母さんって年いくつ?」「31・・だったはず。」「そーよね、十代ってことは
ないよね~。」「でも気は若いけど?」「そりゃそうだけどね・・「弥勒」ドックよ。」『ゴクッ。』
ゴゴゴゴ・・「・・なんかブキミ悪いね、ここって。」「隊員の間じゃ有名よ。「弥勒」は幽霊要塞だって。」
『幽霊要塞?』「はっきり言って、「出る」んだって。」「で、出るってなにが~。」「有力なセンだと、獅子王博士の幽霊。」
『ゲゲッ!』「こ・・コワクない、コワクない。」「とにかく、行こう。この際、幽霊でも何でもいいから、打開策を
見つけなきゃ。」【・・何者だ。】『ドキッ!』【ん?・・おお、護くんか。】「ま、マモル、お前って幽霊に知り合い
いるのか?」「この声は・・獅子王麗雄博士?!」「麗雄博士って・・」「木星決戦のときに戦死したって・・」
「じゃあやっぱり幽霊だ~!」『ギョエエエエーッ!』「待って!麗雄博士ならこの事態を何とかできるかもしれない!」
『あ・・そうか。』【・・この音は!状況はわかった。すぐにPルームに来なさい!】「わかりました。みんな、行くよ!」
「コワイけど・・みんなを助けなきゃ!」ダダッ!
シュッ。「ここがPルームか・・」「やけにガランとして、底冷えのする会議室ね・・」【ようこそPルームへ。】
スゥ・・『でた~!』「あなたは?」【獅子王絆。凱の母です。】「チョベリカチョロンさまのお母さま?」
【そういうこっちゃ。そしてボクが獅子王麗雄。】スゥ。「・・お二人とも、幽霊ですか?」【そう言われれば
そうかもしれませんわね、あなた。フフッ。】【いわば精神体じゃな。木星から通信衛星「聖櫃」を経由して
こちらに来ておる。】「・・大昔の映画のスターチャイルドみたいなものかな?」【それがけっこう近いじゃろう。
さて挨拶はそこそこに、この音波をどうにかせんと、あと二時間でGアイランドは死の島になる。】『ええっ!』
【この音波は特殊な低周波じゃ。内耳を直撃して聴覚神経を通って脳にダメージを与える。三時間も浴びせられると
脳細胞は破壊される。】「でもなぜボクたちはなんともないの?」【内耳が成人とは違って発達しきっておらぬからじゃ。
もっとも大人でも成長が遅い人はまれにいるがの。】「・・お母さんだ。」「とにかく、いま動けるのはあたしたちだけ
なんです。何か手はありませんか?」【ちょっと待っておれ、梁山泊内を検索してみる・・わかった。
ギャレオンは無事じゃ。】「ギャレオンが?!」【幸いギャレオンの聴覚回路はこの種の音はカットされるように
設定されておったようじゃ。他の隊員およびビークルロボはみんなやられておるの。】「ギャレオンだけか・・」
【対策じゃが・・ギャレオンを使えるならば、ガオガイガーGは使える。だが、ゴッドフュージョンプログラムは
メインコンピュータまで作動不能になっておるから、使えんぞい。】「となるとだ・・」「・・アニキに聞いた
アレしかないか。」『手動合体!』【ムチャを言うでない!プログラムサポートなしだと成功率は10%を切るぞ!】
「でも・・やるしかないんです!」【むう・・】【あなた、名案があります。私がコンピューターに入ってサポートすれば、
成功率は40%まで上がります。】【どこが名案じゃ!五割を切っておるではないか!】「ならば、オレたち一人で10%づつ
補えばいいことだ!」「そゆこと。GGG憲章第五条125項、「GGG隊員はいかなる困難な状況でも決して諦めては
ならない。」そうだったわよね。こうなったら自分でやるしかないのよ!」「コワイけど、ボクだってみんなを
救いたいんだ~!」「そうね。こうなったら他に道はない!」「わたしは・・マモルくんが一緒なら何もコワくない!」
「というわけです、博士。」【・・わかった。むっ?ZG-18め、出てきおったぞ!】「出たか!」
【ボクらがメインコンピューターに代わってサポートする。すぐにガオーマシンに乗ってくれい!】『了解!』
ザザザザ・・『他愛もない・・ま、私の死のメロディーは無敵だが。さて、もうひとおし・・』「そうはさせない!」
ゴルルル!『ふふ・・子供か。それにそのライオン一匹で何ができる?』「一人じゃない!みんな!用意はいいね!」
「ハイパードリルガオー。牛山末男、準備いいぜ!」「数納鷹康、なんとかするよ~!」「ハイパーライナーガオー、
狐森レイコ、いつでもいいわよ!」「初野華、いきます!」「ハイパーステルスガオー、初野あやめ、オッケイ!」
「ギャレオン・・父さん、博士、そしてみんな!僕に力を貸して!アイツを倒すだけの力を!」ゴルル!『おおっ!』
【よし!護くん、フュージョンじゃ!】「フュージョォォーン!」ゴルルルル!ジャキーン!「ガイガー!」
【ゴッドフュージョン・マニュアル、承認!】【サポートプログラム、ドラーイヴ!】
「ゴォォォッド!フュゥゥージョォォーン!」シュババババッ!
【ハイパードリルガオー、突入!】ズボォォーン!ギュラギュラギュラッ!
「うおおおおーっ!アニキ!俺はやるぜぇぇぇぇーっ!」「フギュルルル~ッ!でも負けるもんかぁぁーっ!」
【ハイパーステルスガオー、突入!】シュバアアーッ!キィィィィーン!
「この程度の乱気流!あたしの腕をなめんじゃないよ!うおおおおおおーっ!」
【ハイパーライナーガオー、突入!】ズババババーッ!ゴオオオオーッ!
「こんのおおおーっ!「電車でGO!5」で500系で満点取ったのはこのあたしよ!」「コワクない、コワクない!」
【合体開始!ドリルガオー、合体!】ガキィィーン!『ぐわあああーっ!』「へたっぴ!もう一回やりなさい!」
【再度、合体!】「ちくしょおおおおーっ!」「おおりゃああああーっ!」ガシィィーン!【成功!】
【ライナーガオー、合体!】「いくわよ、初野さん!」「かまわないからいって、狐森ちゃん!」「おおりゃあああーっ!」
【進入角度が!激突する!】「どっせぇぇーい!」グイッ!ギャギャギャギャギャッ!
【すごい!力まかせに強引に合わせたわ!合体成功!】「どんなもんだい!」「ふぅ~、到着っと。」
【ステルスガオー、合体!】「おっしゃあああーっ!」キィィィーン!「急上昇!頂点で反転して垂直降下!
どおおりゃああああーっ!」ガリガリガリガリッ!【位置ピッタリ!パーフェクトロック!】「おっしゃ!」
「ガオ!ガイ!ガー!G!」バリバリバリッ!【ゴッドフュージョン・マニュアル、成功!】【見事じゃ!】
『なんと!子供だけで・・だが、戦いはできまい!』「できるさ!おおおおーっ!」ヒュルルルルッ!
「ブロークン・ファントム!」ズドオオオーン!『バリア!』バシィィーン!『この程度・・なにっ?!』ゴッ!
ガキィィーン!「スクウェア!」グッ!メリメリメリッ、ズボォォーン!『なんとおっ!バリアーが破られた!』
「凱にいちゃんに習っておいた二段突きだ!」「マモル、ゴッドヘル・アンド・ヘヴンだ!」「いっきにケリを
つけるのよ!」「うん!ゴッドヘル・アンド・へヴン!」ブン!「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ・・ウィータ!」
ガキッ!ドォォォーン!『くっ!・・だが弱い!』「おおりゃああああーっ!」ゴッ!『受けてたつぞ!そりゃあっ!』
バキィィィーン!「止められた!」ギギギギッ!『貧弱だな・・』「くうっ!・・ボクの技量じゃ押しきれない!」
「そんなことはねえ!ハイパードリルガオー、GSターボ全開!」「やってやる、やってやるぅぅぅーっ!」
「ハイパーライナーガオー、GSターボ全開!ここがふんばりどころよ!」「マモルくん、しっかり!私たちも
手伝うから!」「ハイパーステルスガオー、GSターボ全開!ミラクルエンジン、最大出力!勝利はもうすぐよ!」
『おおりゃああああああーっ!』ギギギギギ・・『な!何だこのすさまじいパワーは!』「うおおおおおーっ!」
ギギギギ・・バキィィィーン!『そんなバカなぁぁぁーっ!』「どおりゃあああーっ!」メリメリッ、ズボォォーン!
『やった!』ズドドドドドーン!「ZG-18、撃破!」【見事じゃ!君たちこそ明日の勇者じゃ!】
「それでは、Gアイランドと梁山泊を救ったジュニア隊員たちに、」『カンパーイ!』カチカチカチン!
「だが他の手がなかったとはいえ、とんでもないムチャなことをやってくれたもんだ。」「本来なら厳罰モノだが、
事態が事態ゆえにおとがめなしだ。できれば二度とこんな状況にはならないで欲しいものだ。」「そうですよね。
子供たちまで戦わざるをえない・・そんな最悪の事態はもう決して起こすべきではありません。」「今回の反省に
基づき、有害音波キャンセラーを開発したぞ。これをビークルロボと携帯通信機に組み込めばオッケーじゃ。」
「だが神種はどんな新手で攻めてくるか・・火麻くん、予測されうる神種の戦術対策案を作れないか?」
「やってみるか。これまでの戦いで神種の攻撃パターンはだいたい判ってきたからな。参謀部に大急ぎで作らせよう。」
「凱にいちゃん、参謀部って?」「護は知らないんだっけか?機動部隊の戦術プランを作る部署さ。火麻参謀はその
参謀部のチーフだ。」「とゆーことは・・火麻さんみたいなのばっかし?(^^;;」「その反対だ。GGGでも
最高の作戦能力を有する優秀なスタッフぞろい。かえって異色なのは参謀のほうさ。」「へぇ~。」
君たちに最新情報を公開しよう!
GGGには多くの隊員がいて、それぞれの部署で働いている。
メインスタッフだけでGGGは成立しない。
参謀部・整備部・科学部・諜報部・医療部・生活部等のさまざまな部署。
いまこそ見せよう、梁山泊の全て!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「梁山泊見聞録」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(GGG隊員たち)
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♪ザン!
「ンドゥーネ様、興味深い映像情報を入手いたしました。」「なんでしょうか、ヲイル情報将?」「敵本部を写した
映像記録であります。」「敵基地の?それは興味深い。でもどうやって?」「地球人の放送電波を傍受していたら、
偶然発見したのです。どうやら衛星放送とかいう媒体のようです。」「敵の陽動情報ではないのですか?」
「私もそう思い検証いたしましたが、虚偽の痕跡はありませんでした。なにやら情報公開とかいう人間どもの規則に
基づいて映されたもののようです。」「よくわかりませんが・・とにかく見てみましょう。映像を。」「ははっ。」
パッ。『なぜなにGGG~!』「おーい!みんな集まれ~!」「あつまれ~。(ぼーよみ)」「ねえねえおねえさん、
今日は何のお話なの?」「今日は梁山泊で働く隊員のみなさんにスポットを当てます。その前に、」
「案内は機動部隊メインオペレーターの獅子王命おねーさんと、」「参謀部の猫田瑠璃おねーさんだぞ。」
『・・(・_・)』「ヲイル・・これはなんですか?」「若者向けに作られておるようで・・」「そ、そうですか・・」
「J!ジェイってば!」「・・なんだフランソワーズ、せっかくのメンテタイムなのに。」「地球の衛星放送で
GGGのことやってるわよ。」「なに?・・よし、見よう。」パッ。「・・なんだこれは?」「「なぜなにGGG」だって。
お子様向けだけど、内容は正確無比みたいよ。」「・・まあ見てみるか。凱たちの組織を知っておいて損はないからな。
ジョーも見てるのか?」「ブリッジで見てるわ・・CM終わったみたいよ。」
ミッション18「梁山泊見聞録」
「みなさん知ってのように、GGGではおおぜいの人たちが働いてます。その数5000人!」「よく知られている
メインスタッフはほんのわずか。それでは他の部員があまりにもかわいそなので、今回はそういった縁の下の力持ちの
みなさんを紹介します。」「まずはどこに行くの、ルリおねーさん?」「参謀部に行っちゃいましょう。」
「ここが参謀部。ルリおねーさんもここに所属してるのよね?」「はい。ここで機動部隊の作戦の立案や配備を
計画します。作戦に必要とされるメガトンツールの選択も大事な仕事です。」「ではここで一番えらい人、火麻参謀に
お話を聞いちゃいましょう・・って、アレ?いませんね?」「どうやら寝坊みたいですね・・いつものことです。」
「(参謀ったら!あれほど八時半には参謀部に居てくれって言ったのに!)」「(あの参謀が聞くわけないでしょ。)」
「しょーがないから、二番目にえらい人に聞きましょう!」「ではあかりさん、どーぞ。」「え?私ですか?(^^;;」
「紹介しましょう。参謀部の良心、火麻参謀の姪にして片腕の火麻あかりさんです。」「トンビがタカを生んだわけでは
ありませんが、あの火麻参謀の親族とはとうてい思えません。」「激おじさまは現場主義ですから・・(^^;;」
「ではあかりちゃん、参謀部について。」「旧GGGでは作戦上でだいぶ不備があったことはみなさんよく知ってますよね。
参謀部はその反省から新たに創られた部署なんです。」「確かにいきあたりばったりな作戦が多かったけどね・・」
「旧GGGは後手に回ることが多かったですけど、新GGGは先手を打つことを目標に日夜作戦を作っています。」
「おかげで危なっかしい運まかせの作戦ってのは少なくなったわね、たしかに。」「そんなにひどかったんですか・・」
「も~いきあたりばったり。二人とも新しいからよく知らないでしょうけど、そりゃ~こうして無事なのが不思議な
くらいよ。」「命さん、グチモードに入ってますよ・・」「だいたいあのモヒカンゴジラがさ~。」「誰がモヒカン
ゴジラだって?」「そりゃ火麻参謀・・え"?」ソロ~ッ。「だ・れ・が・モヒカンだって?」ヌッ!「きゃああーっ!
出た、モヒカンゴジラ!」「激おじさま、はいこれ。」「ん?おお!出来たか、作戦計画書!すぐに検討に入るぜ!
じゃな、あかり。」ドスドス。「・・ありがと、あかりちゃん。」「さすが親族・・操縦法を心得てますね。」
「参謀部では常識ですよ、うふふっ。」
「・・あれが参謀部ですか。」「なかなかに曲者でありますな・・」「特にあの参謀・・ホントに人間ですか?」
「あはははは!おっもしろ~い!」「こんな奴らに31原種は倒されたのか・・複雑な気分だ。」『同感だ、J。』
「さて次は整備部ね。」「はい。GGG最大の部署です。さっそく陸海空全域修復工房艦「千手」へ行ってみましょー。」
キューン!ガガガガガッ!カンカンカン!「うるさ~い!」「はいヘルメットとイヤープロテクター。すっぴんで
入ると、鼓膜破れますよ。」ゴソゴソ・・「ふう。「千手」の中はいつもこうね。」「なにせ24時間営業の大工場ですから。
勇者ロボにガオーマシン、メガトンツールまで、整備に修理に洗浄と、仕事は尽きません。」
「牛山さんはメインオーダールームだから、整備主任の保科さん、説明をお願いします。」「よかろ。ここはGGGの
中核ともいうべき最重要部署や。うちらがおらんと、機動部隊も諜報部もフォートレス艦隊も粗大ゴミ同然。24時間
うちらがこれらを万全の状態で使えるようにしとんのや。整備部のみんなはそれを誇りにして、日夜がんばっとる。」
「まさしくそうですね。整備部あってこそのGGG。みなさんの努力には感謝しています。」「給料もそれなりにええけど、
忙しくて使うヒマがないんが欠点やな。おかげでだいぶ貯めさせてもろたわ。」「老後の・・もとい、結婚資金に
いいですね。」「ウチは所帯もってもこの仕事をやめる気はないで。家族同然の部員をほったらかしにはできんからの。」
「そういう団結があるからこそ、整備部は世界一なんですね。」「そーゆーこっちゃ。」
「整備・・私たちには無い概念ですね。」「機械というものは使えば使うほど良くなるそうです・・ちゃんと整備が
できていれば。」「・・そういうものですか。それこそ敵の強さの秘密・・かもしれませんね。」
「整備か・・JアークΣも整備改造して強くなったわけよね。」「経験を生かして機械をさらに向上させる・・
機界生命体にはわからぬ概念だろうな。」『機械を融合して進化していく・・どっちが正しいのかな。』「うむ・・」
「次は科学部ね。スワンさん、どうぞ。」「ココーは万能科学研究艦「薬師」内部のジャイアント・ラボでーす。
ここでいろんなリサーチ・あーんど・ディヴェロップメントをやってマース。最近のハヤリネタはやっぱ神種デース。」
「おっ、私たちのことのようです。」「どこまで調べられたのでしょうかね・・」「しかし聞き取りにくいですね・・」
「神種はどうやらいろいろなエナジーを操ることができるようデース。ファイアーにコールド、グラヴィティから
エレクトロン、エトセトラ。」「スワンさん、チャンポンがすごいって・・(^^;;」
「・・なんですって?」「・・よく聞きとれませんでした。暗号でしょうか?」「う~む・・侮れませんね・・」
「あの女性って妙な言語を喋るんですね?」「どうやら地域による言語体系の違いが混同されているようだな・・
私の知っているかぎり、あのような混合言語を操る者は少なくないぞ。」「難しいのね、地球人って・・」
「レミィ、カモン。」「イエス、マイシスター!」「ショカイしましょ。科学部の若きエース、レミィ・ホワイト。」
「ハーイ!」「スワンさんの妹さん?」「ノー。ハトコでーす。」「また親族ネタですか。」「スワンさんそっくり。」
「レミィ、ディヴェロップメントについて説明してくだサーイ。」「オッケイ。ヴィークルロボの動力から、
アーマメント、メガトンツールに至るまで、何でもカンでも開発しマース。最近のヒット作はやぱしマイク13thの
サラウンドボードでーす。アレはミーがメイクしたのデース。」「スワンさんよりすごい訛り・・(^^;;」
「科学部のモットーはこうデース。「転ばぬ先のディヴァイディング・ドライヴァー」。」『なんか違うよ~。』
「・・ますますわからなくなりました。」「あとで暗号解読してみましょう。」
「さて次は生活部ね。」「となると、食堂ですね。さっそく行きましょう。」「ルリちゃん、いきなり元気?」
ワイワイ・・「ここが梁山泊名物、大食堂です。24時間営業、メニューの数は百を越えます。」「それでは生活部の重鎮、
厨房長の竜宝明さんにインタビューします。」「あたしかい?これ生?いや~、なんか恥ずかしいね。」
「宝明さんは中国で特級厨師の称号を得た世界有数のシェフです。その守備範囲は中華はもちろん、和食、フレンチ、
イタリアン、なんでもござれの世界スケールの料理人です。」「いや、節操がないだけさ。そーだ!ちょうど新作の
宝明風・杏仁豆腐ができたんだけど、試食してみるかい?」『いっただきま~す!』アグアグ・・「おいし~い!」
「まったりとしてコクがあり、弾力のある食感がいいですね。」「ルリちゃん、食通?」「テレビの受け売りです。」
「料理・・なんですかそれ?」「人間は有機物質を取り込んで生命を維持しております。またそれだけではなく、
食べることを楽しむという傾向にあるようです。」「・・理解不能ですね。」「まんざら悪いものではありません。
私も現地調査で試してみました・・ヤキトリとかいうものでしたが。」「ふ~ん・・」
「懐かしいな・・ピッツアだったころに、いろいろ試したものだ。」「今度あそこに行ってみようか。Jなら顔パスで
梁山泊に入れるんでしょ?」「まあな。・・ひさびさに楽しむのもまたよし。凱に食券を都合してもらうかな。」
「さて次はと・・(台本を読む)・・艦攻部ね。」「七つの要塞艦の運行を管理する部署でしたね。あっちです。」
『こんちわ~。』「やっほ!命さん、ルリちゃん!」「紹介します。艦攻部長の御統ユリカさんです。」
「ユリカさん、インタビューに来ました。」「え~?!聞いてないよ~!だったらお化粧直しとくんだった!」
「そのままで大丈夫ですって。(^^;; さて艦攻部について説明してください。」「は~い。艦攻部は七つの要塞艦を
いつでも緊急発進できるように、装備や搭載物資、運用人員に至るまで管理運営する部署でーす。各要塞に運用人員
だけでも約200人づつの配備が必要ですから。それに長期作戦ともなると、資材や食糧、生活用品までドカドカ
積まなきゃいけないので、も~タイヘン。」「ごくろーさまです。」「補給物資の供給もウチの仕事です。
だから九九九式戦略補給艦「不動」は整備部とウチで管理してるのよ。」「予備パーツやメガトンツールまで面倒みなきゃ
いけないからタイヘンですね~。」「そっちのほうは整備部主体だからまだいいけどね~。」
「たいへんなんですね、あの巨大艦を動かすって。」「敵に同情してどうすんですか。(^^;;」
「JアークΣはその点ラクだな。ほとんどは艦内で生産されるし。」「こっちはたかだか100mの小船でしょ。
あちらさんは800m x七隻。比較にもならないわ。」「超弩級戦艦だぞ、これでも。」「どこが?」
「さてと、今度は医療部か・・」「イネスさんとこですか・・(^^;;」「気は進まないけど、お仕事お仕事。」
「説明しましょう!GGGは戦う組織ですから、ケガや骨折、重症なんて日常茶飯事。それに加えて機界生命体の
わけのわからない攻撃によるダメージ等がありますから、この医療部はどんな事態にも対応できるように大病院以上の
設備と人員を揃えています。」「・・始まった。」「紹介しましょう。説明おばさん・・もとい、医療部長の
イネス・サンジェルマンさんです。」「たしかニルヴァーナ女史のライバルでしたよね?」「「命の唄の」は私の永遠の
ライバルよ。世界十大頭脳に選ばれたのは彼女だけど、医術の腕ではヒケはとらないわ。サイボーグから人体改造、
はたまた強化ウィルスまでなんでもこいよ!なんなら鉄腕ヒーローにしたげるわよ?」『けっこうです!』
「・・うちに欲しい逸材ですね。」「なかなか頼りになりそうですな・・逆に改造されそうですが。」
「ジェイ、今度点検してもらったら?」「冗談ではない。肩にミサイル付けられそうだ。」「おいおい・・(^^;;」
「え~と、これで最後ね。」「機動部隊と諜報部は今回はなしです。あまりにも有名ですから。」「ちょっと待った!」
『えっ?』「諜報部について補足があるわよ!」「あなたは・・諜報部の」「早耳の志保さんですね。」「そう。
ボルフォッグさまだけが諜報部じゃないのよ。あたしたち一般諜報部員がいるからこそ、ボスもジェームスも
ミスティーも活躍できるのよ!」「それもそうですね。諜報部とはいえ、ビークルロボは最近は機動部隊みたく
なってきてますからね。」「それもこれも、あたしたちがいてこそ!今こそ日の当たらない我らに光を!」
「それはよくわかるわ・・でもね、護くんの保護作戦で一般隊員が株を下げたのは事実よ。」「うっ!・・古傷を。」
「あのせいで諜報部員は総ヒンシュクを買って、結局ボルフォッグが出るまで悪者扱いされたのよね。」
「でも今は違うわ!情報収集能力ならCIAにもモサドにも負けてないわよ。」「それは認めるけどさ・・」
「とにかく、諜報部は影の部署。さすがに部員の顔を晒すわけにはいかないけど、その存在は認めてほしいわ。」
「志保さんは晒していいんですか?」「あたしゃ変装が得意だからね、問題なし!」「そーゆーもんですか・・」
「そろそろ放送時間も終わりに近づいてきました。ルリちゃん、総括を。」「バカばっか?」『また来週~。』
「諜報部をよろしく~。」『おいおい・・(^^;;』
「・・終わり・・ですか?」「はい。」「なかなか面白かったですね・・勉強になりました。」「それはなにより。」
「ヲイル、ひとつ指令があります。」「はっ?」「杏仁豆腐とかいうものを調達してきてください。」「承知。」
「ふむ・・なかなか面白かったな。」「あんなのが地球を守ってるのか・・面白い星ね。」「あのいいかげんさが
奴らの強さの秘密・・かもしれんな。肩に力が入ってては運も呼び込めないのかもな。」「いえてるわ・・ね。」
君たちに最新情報を公開しよう!
オーストラリアはエアーズロック。そこに出現した神種の目的は?
超長距離狙撃を得意とするZG-19の攻撃に、機動部隊接近不能!
だが、混沌の中から立ち上がる新たな勇者!あれは誰だ?!
漆黒のマントをひるがえし、広大な大地に立つその姿は?!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「エアーズロックの戦慄」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ケイオス・マント)
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♪ザン!
「テウターテス、おりますか?」「これに。」「この地域の調査を命じます。ヲイル情報将の報告によると、
巫女の手がかりとなるものがあるようです。」「かしこまりました。」「敵の妨害が予想されます。気をつけて。」
「私自身が迎撃いたしましょう。奴らは私の力には抗する術がありません。」「なるほど・・そうでしたね。」
「調査は配下のゾンダリアンに行わせ、私は迎撃に徹しましょう。」「面白そうですね・・見ものです。」
「ZG-19降下!オーストラリアです。」「なんでまたあんな所に?」「正確な降下地点は?」「エアーズロックです。」
「なにっ?!・・まさか巫女の手がかりでは!」「可能性は充分じゃな。」「三連高速展開母艦「大日」、発進!」
「オーストラリアか・・あやつに連絡をとっておくか。たしか新ハイパーロボが出来ておるはず・・」
ミッション19「エアーズロックの戦慄」
「まもなくオーストラリア大陸だ。」「エアーズロック、射程距離です。」「よし、機動部隊、射出・・」ドカーン!
「な、なんだ?!」「敵攻撃!第一カタパルト破損!使用不可能!」「敵はどこだ!」「わかりません!」ドカーン!
「第二カタパルト破損!」「プロテクトシェード展開!高度1000まで下げろ!」バシーン!「敵第三射、防御!」
「参謀、なにごとです!」「俺にもわからん。敵の攻撃であることは間違いないが・・メインオーダールーム、
猿頭寺、状況はつかめたか?」『狙撃のようですな。しかも弾道から逆算して、エアーズロックからです。』
「2000キロはあるぞ?!」『サテライト映像、回します。』パッ。「・・あいつか。」「なんてえバカ長いライフルを
持ってやがんだ。あれがZG-19か。」「しかもこの距離で正確無比な狙撃・・これは侮れないな。」
「「大日」の修理に「千手」をよこしてくれ。それから「弁天」で軌道上狙撃できねえか?」
『可能だが承認はできん。オーストラリア政府がうんと言わんだろう。』「そうか、観光資源だからな・・」
「山を楯にして進めるところまで進み、そこからは地上を行くしかないか。このぶんじゃ射出はいい標的だ。」
「空挺ビークルロボも使えないな。やはり撃墜されるのがオチだろうから。」『地上からの接近もムリよ。
エアーズロック周辺は広大な平地。敵からは丸見えでしょうね。』「やっかいなポイントにいやがるもんだ。」
「となると・・諜報部か。ボルフォッグ。」『光学迷彩ならば接近は可能かもしれません。』「では試してみるか。
第三カタパルトにダミー装填。射出!」ズドーン!・・ドカーン!『迎撃されました。どうやら敵の目は欺けない
ようです。』『ダミーでよかった。』『無思慮に突っ込んでたら、スクラップだったな。』「厄介だぜ!」
『ふふふふ・・光学迷彩だろうが私の目はごまかせはせん。目に入る物は全て私の標的だ。』「テウターテスさま、
発見いたしました。」『どれ・・おお、まさしくこれこそ第二の「沈黙の笛」。さっそく持ち帰れ。』「では撤退を?」
『私はもう少し敵の注意をひきつけておく。お前たちは先に行け。』「わかりました。御武運を。」『うむ。』
「さて・・どう攻めるか。」『ゾンダリアンが離脱します。ZG-19は動きません。』「離脱だと?目的を達したのか!」
「ZG-19は足止めか・・凱、ソルダートに連絡できるか?」「ゾンダリアンの要撃ですね。わかりました、連絡を
とりましょう。この周波数で呼び出してくれ。」『こちらJアークΣ。状況は見ていた。まかせろ。』「さすが。」
「あれか・・何を見つけたのか知らんが、第四惑星には持ち帰らせはせん。」「JアークΣ、最大戦速!」
「白い戦艦?!散開しろ!」「分かれたか。Jバード、プラグアウト!」ピキーン!「Jキャリアは右手の奴らを!
私は左手を追う!」『了解!』「スタンダップ!」ギュィィーン、ガシン!「Σジェイダー!」
「JクォースΣ・トライデント、発射!」シュバッ!ズドドドーン!「三体撃沈よ!」「プラズマクォース!」ビン!
「とおりゃぁぁーっ!」ズババーン!「残るは一体!」「テウターテスさま、逃げ切れません!」『援護する。』
「もらった!」ドキューン!ズガァァーン!「ぐうっ!・・バカな!地表上から狙撃だと?!・・もう追いつけんか。」
「なんて奴なの・・宇宙空間の高速移動物体を精確に狙撃するなんて。」「神種の名はダテじゃないってことさ・・」
「空に向けて撃ったな、いま。」「まさか・・」『こちらソルダートJ。一体取り逃がした。』「わかった。こちらには
近づかないほうがいいぞ。」『そうだな・・なんて奴だ。』「ゴルゴ13もビックリだな、こりゃ。」
「となるとだ・・地下からしかないな。」「ドリルガイガーか?ありゃあ使いでがないからシミュレーションさえ
してないぞ。」「それで敵の足元に奇襲をかけるしかないでしょう。行ってくる!」「やれやれ・・」
「ギャレオーン!」ゴルルル!「フュージョン!」ジャキーン!「ハイパードリルガオー!」ゴゴゴゴゴッ!
「ドッキング!」ジャキーン!「いくぜ地中潜航!」ズガガガガッ!「ドリルガイガー地中潜航開始。
エアーズロックまで約5分。」「地中ならば狙撃もできまい。」「敵の動向は衛星監視で逐一報告します。」
『動かないか・・むっ?この微弱振動は・・そうか、地下から来るか。』チャキッ。『振動発生源サーチ・・発見。
深度60、距離500、速度70・・補正よし。』「ZG-19は地表を照準・・まさか!」「狙撃できるというのか!」
『検査弾、発射。』ズドーン!バシッ!「なんだと?!まさか地中まで狙えるのか!」『精密補正よし。終わりだ!』
「敵照準、ドリルガイガー!」「いかん!」「あなた!」『さらばだ。』ググッ、バキィィーン!『なにっ?!』
「いまの攻撃は?!」「南東62度!・・何かが来ます!」・・ゴゴゴゴゴ。『・・あれは?』「バイクだと?」
「漆黒のバイク?」「でも、全高10mの巨大バイクなんて・・まさか!」「ビークルロボか?!」「そのとおりじゃ!」
「博士、知っておられるのですか?」「うむ。あれこそオーストラリアのビークルロボ、デガンジャ!
イヤベスの作ったハイパーロボじゃ。」『混沌のイヤベス!』「まあ見ておれ。世界十大頭脳筆頭の作品のデキを!」
『撃破すればいいこと。』チャキッ。ズドーン!パシーン!『なにっ?!弾かれた!・・そうか、避弾径始!』
「正面からの攻撃は全て逸らせて無力化される。」「それに着弾の一瞬に・・ボディーが微妙に歪んだわ!」
「まさか生体装甲?!」「ちと違うな。まあ見ておれ!」「エアーズロックに到達!」「システムチェーンジ!」
バサッ!『なんと?!』「あのボディーはマントだったんデース!」「わかった!マイクロマシン!」
「正解じゃウッシー。あのケイオスマントはマイクロマシンの集合体。変幻自在の万能ツールじゃ!」
「お・・大きい!単体なのに超竜神ほどもある!」「いままでにないタイプの勇者デース。」
バサバサバサッ。『・・名を聞こう。私はテウターテス。』「丁寧な御挨拶、いたみいります。わたくしは
デガンジャと申す者でございます。以後お見知りおきを。」『・・変な奴だ。まあいい。で、私を倒すか?』
「僭越ながら、それがわたくしの仕事でございます。」チャキッ。『この至近距離では逃げられはしないぞ。』
「その必要はございません。御見受けしたところ、貴公は無手の者を撃つような方ではございません。」
『・・その通りだ。』ガシャン。『ではこの「黒の太刀」で御相手しよう。』スラッ。「それでは、わたくしも。」
カキッ、ドルルルッ!「このチェンソー「アイアンカイザー」で闘いましょう。」『いくぞ!』「参る!」ダダッ!
ズズズズッ、ズボーン!「なにっ?・・手を貸すぞ!」「お断りいたします、ガイガー殿。これはテウターテス殿と
わたくしの果たし合いでございます。」「しかし!」「もし手を出さば、貴方とて容赦はいたしません。わたくしの
誇りにかけて!」「・・わかった。見届けてやろう。」「感謝いたします。」『デガンジャとやら、気にいったぞ。』
「もし私が負ければ、手を引いてくださいますか?」ギギギギ・・『そうだな。おとなしく帰らせてもらおう。
もしお前が勝てば・・それは言うまでもないか。』「左様でございます。とおっ!」バキーン!「お命、頂戴!」
『簡単にはやれぬ!黒い斬首台!』ズドォォーン!「防!」バシィィーン!「マントがシールドに?!」「斬!」
シュルルルッ!『マントが巨大なブレードに!』カキーン!「突!」ギュルルルッ!『今度はドリルか!』ガガガッ!
「なんてマントだ・・まるで生きているようだ!」『機動部隊、到着!・・あれ?』「隊長、どういうことですか?」
「かくかくしかじか。とゆーわけで決闘だとさ。」「しょうがないですね、本人同士の合意ならば。」『う~ん・・』
「こりゃ応援するしかねえか?」「観戦といきますか。」「え~、固形燃料にオイル、冷却水はいかぁっすか~。」
「さあはったはった!新勇者ロボとZG-19!どっちに勝利の女神は微笑むのか?」「デガンジャに一本!」「のった!」
「拙者はZG-19どのに。」「そこでトトカルチョをするんじゃありません、ミスティー・・(^^;;」
「なにをやっとるんだあの連中は・・」「どうやら観戦もしくは応援をしておるようですな~。」「まあ果たし合い
となれば他にするこたないの。どうじゃ長官、ボクはZG-19に一本じゃ。」「不謹慎な・・デガンジャに一本。」
「では僕はZG-19に。」「ワターシはデガンジャ。」「じゃあデガンジャ一本ね。」「はいはいっと・・それで私が
ZG-19一本でイーブンですね。成立しました。」『おい!俺もまぜろ!』しかし不謹慎な連中だこと・・(^^;;
「そろそろ決めさせていただきます!」『なんの!覇王斬撃!』ズバァァーン!「はあああーっ!地獄極楽陣!」
ヒュルルルッ!「マントが触手状に!」『なんという数だ!』ギュルルルッ!「封じました。一刀両断!御免!」
ギャガガガガガッ!『ぐわあああーっ!』「チェンソーで両断か!」「神種核、採取!」ビュルルッ、ズボーン!
「南無阿弥陀仏!」ズドドドドーン!「す・・すごい!」「おっし!いただき!」「ついてないでござる。」
バサバサ・・「神種核、お渡しいたします。」「デガンジャか・・すさまじい力だな。」「恐縮です。」
「黒マントにチェンソー・・なんか悪役みたい。」「シルヴィー、それを言うんじゃねえって。(^^;;」
「いえ、わたくしも同感でございます。イヤベス様のシュミであります。」「顔がホッケーマスクなら完璧だね。」
「実は設計段階ではそうだったようですが、さすがにわたくしは嫌がりましたので。」「でもドクロみたいな顔だな。」
「ガオガイガーよりはいくらかマシかと。」『そりゃそーだ。』「たしかにガオガイガーは悪役顔ですね~。(^^;;」
「むっ?もうこんな時間ですか。それではわたくしは失礼いたします。」「なんかあるのか?」「今夜はテレビで
「Lone Wolf & Cub」があるのです。勉強のために見なければ!それではまたお会いしましょう!システムチェンジ!」
バササッ、ビシッ!「バットウィーング!」シュバッ!「・・ああ、それでアイツはあんなに時代がかってんのか。」
「どういうことです、隊長?」「あのタイトルは「子連れ狼」の英語名だ。」『・・なるほど。』「ややこしいヤツ。」
君たちに最新情報を公開しよう!
電脳神種、NORAD(北米防空司令部)に潜入!
無数のICBMが発射される!目標は日本列島!
数万発の核弾頭を迎撃せよGGG!要塞艦隊、総動員!
そして富士山頂では最終防衛線の作業が進む。
「風林火山」計画とは?いま超竜神は決死の覚悟で日本を守る!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「竜の死」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(超メガトンツール「風林火山」)
♪ザン!
「ンドゥーネ様!一大事でございます!」「何ごとですかヤグエル陸将。騒々しい。」「ドグマが無断で出撃
いたしました!」「ドグマが?・・で、どこへ?」「ここです!」「・・ここは!なんということを!」
「これは最悪の事態です!」「ヲイル情報将!敵組織の通信周波数を開いてください!」「ははっ!ただちに!」
「私はこんな事は望んでいないのに・・ドグマの愚か者が!」「責任は上司たるこのヤグエルにあります!どうぞ
極刑を!」「それはどうでもよいこと。今はこの最悪の事態を収拾することが最優先です!」「通信、接続します!」
「長官、GGGダイアルに妙な電話がかかってきました。」「誰からだ?」「機界女王ンドゥーネと名乗ってます。」
「・・いたずら電話か?」「発信源は・・火星です!」「なんだと?!」「直結します!」『GGGの責任者へ重大な
連絡があります!』「こちらGGG長官、大河幸太郎です。あなたは?」『機界47神種の長、機界女王ンドゥーネ。』
「なんと・・用件をどうぞ。」『信じる信じないはともかく、緊急事態が起こりました。我らのうちのひとりが暴走!
そちらで言う北米大陸の現地名シャイアン山中にある秘密基地の中枢に潜入しました!』「なんですと!まさか
NORAD(北米防空司令部)!」「そのNORADとかいう基地は聞けば核分裂兵器を多数管理しているとか。そいつは
それを全て支配するつもりです!』「確認しました!シャイアンの穴倉の冷蔵庫(中枢コンピューター・クレイ1000)、
アクセス不能!何者かにハッキングされています!」「だが核ミサイルの発射には各サイロの二人の管理者のキーが
無ければできないはず!」『欺瞞指令を出すことなど造作もありません!早く対策を打たなければ!』「了解した。
なぜ我々に教えたのか?」『昇華こそすれ、無意味な無差別殺戮は私の望む事態ではないゆえに。それでは。』プッ。
「応援を送りますか、敵に?」「いえ、かえって事態が混乱します・・おかしな話ですが、彼らを信じましょう・・」
ミッション20「竜の死」
「海軍は取り消し指令が間にあいました。戦略空軍も緊急通達中。ペンタゴン対応開始。」「残るはICBMか・・」
「・・だめです。各サイロの電話回線をやられました。このままでは約20分後に全てのICBMが発射されます!」
「世界は消えてなくなるのか・・」「・・欺瞞指令を傍受。ICBMの目標が変更されてます。」「なに?!」
「変更地点は・・日本です!」「・・一筋の僥倖だ!これならまだ手はある!マンモスオーダールームへ!」
「・・というわけだ。」「日本列島に数万発の核弾頭が落ちてくるってことか・・」「ダミーヘッドもありますから、
実質は五千発くらいでしょう。」「一発たりとも逃がすわけにはいかん!GGGの全戦力を投入して迎撃にあたる!」
『おおっ!』「作戦を説明します。成層圏上層部で「大日」と「弁天」、およびアルティメットハンマー装備の
ガオガイガーGによる大規模迎撃を行います。」「第二防衛線は「薬師」のプロテクトフィールドの傘を中心に、
SPパック装備型の超竜神と撃龍神と冠龍神、マイク13thのソリトンによる残存弾頭の迎撃デース。」
「南米の爆龍神とオーストラリアのデガンジャも応援に来てくれるそうじゃ。」「第三防衛線は「軍茶利」の火砲と
諜報部チームによる狙撃、それに空挺部隊による各個撃破。ここが最終防衛線だ。アフリカのアイアンホークが
応援に来てくれる。」「以上だ。質問は?」「長官。真の最終防衛線として「風林火山」の準備をするべきです。」
『風林火山だと!』「あれは・・危険すぎる!」「それは知ってるぜ・・だけど、「風林火山」ならば確実に防御
できるはず!」「炎竜に賛成です。一発も落とさぬ覚悟ならば、それだけのリスクを負うべきです。」
「だが、あのツールは・・」「わかっております。超竜神にしか扱えません。」「その僕たちがやりたいんです!」
「・・わかった。とにかく準備だけはしておこう。「不動」で運搬、「千手」で設置作業を行う。」
「ありがとうございます。」「氷竜と炎竜、そしてフラウは作業を担当してくれ。だが、できることなら無駄骨に
終わることを望む。・・全要塞、発進!迎撃作戦を開始する!」『了解!』
「「弥勒」を除く全要塞、発進完了!」「南米より爆龍神、オーストラリアよりデガンジャ合流します。」
「アフリカよりアイアンホーク到着。スカイドラグーン・クラウドドラグーンと合流します。」
「「大日」より機動部隊発進。所定配置につきます。」「ICBM発射確認!ミサイル数は5000発!
第一次防衛線への到達は160秒後!」「ガオガイガーG、アルティメットハンマー装着モードで最前線へ!」
「まずは多弾頭に分裂する前を叩く!」「第一波1200発、あと12秒!」「迎撃作戦、発動承認!」『おおっ!』
「アルティメット・レヴォリューション!おおおおーっ!」ゴゴゴゴゴッ!「ひ・か・り・に・なれえええーっ!」
ズドドドドドーン!「第一波、68%消滅!残存ミサイル、第二迎撃ゾーンへ!」「三連装カタパルトに50トン弾頭
装填ずみ!」「ミラーコーティング開始!」「ジャイアントキャノン!撃てええーい!」ズドドドーン!
「リフレクトミラー、微調整!広域掃射モード設定完了!」「リフレクトレーザー、発射!」
ガコン、シュバッ!・・シュパパパーン!ズドドドドーン!「第一波、残り120!弾頭分裂!第三迎撃ゾーンへ!」
「プロテクトフィールド、最大出力で展開!」「吼えろ双頭龍!」「ジークハイル!クロイツ・ドラッケン!」
「いくぜマイブラザース!」【イェイ!】「ディスクX!ソリタリーウェーヴライザー・メガセッション!」
「喰らい尽くせ!レギオン・スウォーム!」「おまかせを。群狼陣!」ズガガガガーン!「残存弾頭12発、
大気圏突入!第四迎撃ゾーンへ!」「西日本は任せてください!スカイサーベル!」「中部はまかせな!
クラウドジャベリン!」「東日本は俺だぜ!アグレッシヴ・ホーク!」「「軍茶利」全砲門・対空ミサイル、全力射撃!」
「ウルフアタッカー、8000マグナム!」「76.2mmバルカン!」「80mmアンシュイッツ・スナイパー!」
ズガガガガーン!「第一波、完全に消滅しました!」『よしっ!』「この調子で第二波も迎撃だ!」
同時刻、富士山頂。「作業は順調に進行中。」「第一波、完全防衛に成功との通信です。」「よかった・・でも第二、
第三波ともなれば、さらに苦しいものになるでしょう。」「そのための「風林火山」だぜ。」「これって、イレイザーヘッド
の集合体なんですね。」「LL一発、L六発、S十二発をひとつにまとめたものです。これで日本全土を覆うだけの
消去結界が形成できます。」「すごい・・でも重そうですね。」「水平使用は考慮してないからな。こうやって地面に
設置させて垂直に使うんだ。」「問題は基礎工事ですね・・時間がないため、応急の基礎しか作れません。」
「発動時の振動は相当なものだろうな・・基礎がもってくれればいいんだが、そうでなければ・・」「なければ?」
「超竜神になって支えるしかないでしょう。」「それでお二人がここにいるわけですか。」
『第二波、完全撃破。第三波、第二次迎撃順調。』「使う機会がなく終わるのが一番ですね・・」
「アルティメットハンマー、エネルギー切れだ!」「ジャイアントキャノン、弾切れ!」「リフレクターレーザー、
エネルギー残り一斉射のみ!」「第五波確認!1500発!」「くそっ!」「JクォースΣ、ビッグウィング!」
ズガガガガーン!「キングジェイダーΣか!」「遅くなった。あとはまかせろ!全砲門一斉射!」ズドドドドドッ!
「数が多すぎるわ!」「500発は逃がした!弾頭分裂!」「第二次防衛線、迎撃開始!」「あとひといきです!」
「第三次防衛線!」「これさえつぶせば!」「なんとかなります!」「これで最後だぜ!」「もう少しであります!」
「クライマックスだ、ゼ!」「残り120!第四次防衛線!」「数が多い!でも!」「抜かせるわけにはいかないんだ!」
「くそっ!間にあわねえ!」「これはいけません!」「なんとしても落とすんだ!」「マジでヤバイよ!」
『核弾頭20発、第四次防衛線を抜かれました!』「いけない!このままでは」「日本は滅んでしまう!」
「長官!「風林火山」の発動を承認してください!」『・・わかった。「風林火山」、発動・・承認!』
「了解!発動!」ブン!ズズズズズ・・ピキピキピキッ!「いかん!やはり基礎が甘すぎた!」「このままでは
倒壊してしまう!炎竜!」「おう!兄者!」『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「超竜神!」
ドスドス!「私が土台になります!うおおおーっ!」ガシーン!ガガガガガッ!「な、なんという振動!もつのか?
いや、もたせるんだ!この身が砕けようと!」ピシピシピシッ!「超竜神さまの全身に亀裂が!」「くそおおーっ!」
「マイティバンテージ!」シュルルルッ、ビシッ!「これでしばらくはもちます!」「ありがとう。うおおおーっ!」
「「風林火山」発動確認!」「消去フィールド展開!半径3000キロ!」「核弾頭、突入します!起爆反応!」
「・・着弾ポイントに衝撃波なし!閃光およびエネルギー破壊ゼロ!」「核爆発エネルギー、フィールドに沿って
上昇していきます!「風林火山」稼動成功!」「富士山頂はどうなっている!」「エネルギー嵐で確認不能!」
ズズズズ・・「見ろ!日本列島を!」「巨大な火山?!」「「風林火山」が発動したんだ!」「なんという巨大な
エネルギーの柱!まさに大火山!」「超竜神!応答しろ!・・ダメだ!通信不能だ!」「超竜神・・」
「この巨大なエネルギーの傘では応援にも行けない!見ていることしかできないのか!」
「あたしは行くぜ!亜空間潜航!」「爆龍神!」「あのバカを死なせやしねえ!」
「も・・もう少しだ!」ピリピリピリッ!「マイティバンテージが・・もたない!ちぎれていく!まだダメ!」
バシィィーン!「きゃあっ!」「あとを頼みます・・さようなら。」「超竜神さまああああーっ!いやあああーっ!」
「私という小さな竜の死で、日本列島という二億の命を抱いた巨大な竜を救えるのです・・満足です。」
「バカヤロウ!」ガシッ!「・・爆龍神?!」「なにカッコつけてやがんだ!自分勝手に死ぬんじゃねえ!あたしは・・
まだなんにも言ってねえんだよ!」ピキピキピキッ!「離れてください!爆龍神の機体では耐えきれません!」
「聞こえねえ!聞きたくねえ!」ビシビシビシッ!「さあ!男ならこの状況を何とかしてみやがれってんだ!」
「爆龍神・・わかりました!うおおおおおーっ!」ギーン!「超竜神さまが!・・黄金に!」「Xモード発動!
うおおりゃあああーっ!」ズズズズ・・「す・・すごい!三千トンはある「風林火山」を持ち上げてる!」
「やれば出来るじゃねえか・・出し惜しみしやがって・・」ズズーン。「フラウ!爆龍神の手当てを!」「はい!」
「爆龍神、あなたの激励、心に沁みました!最後まで支えきってみせます、男として!」「それでいいんだよ・・」
ズズズズズ・・「「風林火山」発動終了。通信回復します。」『こちらフラウ。「千手」からです。』「超竜神は?!」
『爆龍神と共に修理に入りました。ダメージレベル3。』「ということは!」『健在です!』『やったあああーっ!』
「生きていてくれたか・・見事だ、勇者!」「残留放射能ゼロ、地上の被害ゼロ!完全勝利です!」
『なんと・・あの反応兵器の嵐を乗り切ったというのか?!ならば今度はロシアの・・』「JクォースΣ・スピア!」
ズドーン!『ぐはあっ!』「むん!」グイッ、ボコーン!「ZG-20、神種核摘出!」「J、ついでにこの愚かな施設も
完全破壊してしまおう。」「同感だ、アルマ。十連メーザー砲、反中間子砲、一斉射!」ズドドドドーン!
「・・母さんを害する者は、たとえ地球人でも・・許さない。」「撃滅完了。離脱する。」
「なんとか収拾したようですね・・」「それにしても、敵の潜在能力にはすさまじきものがありますな。」
「半分は諦めていたのですが、まさか完全防衛しきるとは・・作戦の見直しが必要です。力押しだけでは我らに
勝利はありません。機界四軍神と機怪十二神を集めてください。作戦会議を始めます。」「ははっ。」
「ねえ凱兄ちゃん、昨日のオーロラはなんだったの?神種の攻撃にしては反応がなかったけど。」「なんでもない、
なんでもないさ・・単なる自然現象だと。」「ふ~ん。・・あれ?氷竜と炎竜は?」「「千手」でオーバーホールの
真っ最中だ。今日一日はかかるだろうな。」「じゃあまた強くなるの?」「・・彼らは今のままでも充分強いさ・・」
君たちに最新情報を公開しよう!
戒道を呼ぶ宇宙からの声。アベルは生きている?!
罠と知りつつ金星の硫酸の大気圏に突入するJアークΣ。
そこには不朽の金属板が!そこに刻まれた機界巫女の正体に驚愕する戒道!
神種に知られてはいけないその正体とは?!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「地獄のビーナス」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(デス・ナパーム)
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♪ザン!
「ンドゥーネ様、あの白い戦艦はアベルに由来するものと判明いたしました。」「我らの祖先Zマスターの仇敵の
ひとりですね・・Zマスター自身もカインとアベルの血筋の者に倒されたそうですが。」「それがあの黒い守護神と
白い戦艦であります。固有名も判明いたしました。ガオガイガーGとキングジェイダーΣ。」「ほう・・良い名です。
ではその名で認定呼称します。」「ンドゥーネ様、ガオガイガーGは団体行動をとっているため、各個撃破は困難で
あると判断します。」「賛成です。あのチームワークはまさに驚異的な潜在能力を発揮します。それに毎回のように
現れる新たな敵や道具・・とても一筋縄ではいきませんね。」「となると、そちらは陽動をかけつつ情報を収集。
機怪十二神で決着をつけるべきです。」「よろしいです。・・そしてキングジェイダーΣの撃滅を最優先とします。」
「単体で行動することが多く、ガオガイガーGをあまり頼りにしていない・・狙い目です。」
「ときに巫女の探索状況は?」「は・・芳しくありません。「沈黙の笛」の発生周波数を解析し、同じ音波を各地で
試しておりますが・・」「無理もないですね・・50億人のひとりですから。」「我が情報部のゾンダリアンを
世界中に派遣しております。絞り込みにはまだまだ時間がかかります。」「大変でしょうが、がんばってください。」
ミッション21「地獄のビーナス」
『アルマ・・』「はっ?!・・気のせいか・・」『アルマ・・』「・・この声は・・アベル?!」
「どうしたの戒道?」「ラティオ・・もとい、天海くんか。・・ちょっとね。」「声・・が聞こえたよね。」
「・・聞こえたのか?」「うん。アルマって・・」「・・気になる。行ってくる。」「戒道!これはワナかも!
行っちゃいけない!」「そんなことは百も承知だ・・だが、この呼ぶ声に謀りはない・・そんな気がするんだ。」
「わかった。じゃ、ボクも行く!」「君はダメだ。万が一の時には・・」「その万が一をゼロにするために行くんだ!」
「・・わかった。じゃあ行こう!ジェイアークΣ!」パチン!・・ドドドドドドッ!
「長官、護くんから入電です。ジェイアークΣに同行。航路のトレースを頼むとのことです。」
「どこへ向かっている?」「どうやら金星への軌道に乗ったようです。」「金星だと・・整備部に通達。
耐腐食コーティング処理をギャレオンおよびガオーマシンへ。開発はできてるはずだな?」「はい、金星の環境にも
充分耐えられるよう作られています。約一時間で処理はできます。それに撃龍神には試験的に処理をしてあります。」
「それは好都合。「大日」および「千手」、金星に向けて発進!」
「ただいまJアークΣの動向を捕らえました。どうやら第二惑星へと向かっているようです。」「第二惑星?あんな
荒廃した惑星に何用があるのか・・調査ついでに仕掛けましょう。ナハトムジクを送ってください。」「ははっ。」
「この第二惑星か・・アベルの呼び声がしたのは。」『硫酸の大気ごときJアークΣには何ともない。突入する。』
ゴゴゴゴ・・「すさまじい環境だな・・まさに地獄だ。」「平均温度300度、濃硫酸の雨と硫化水素の風の地獄・・
なんで美の女神の名前がついたんだろうね。」「外見は綺麗だからだろ。」「いえてるな。」「まったく。」
「なんで私を見て同意してるわけ!」『アルマ・・』「・・こっちの方角だ。」「取り舵20度。」ゴゴゴゴ・・
「・・あれっ?」キラッ。「なんか光ったわよ。十一時の方角、距離3万。」「どうして見えるの、この視界で?」
「フランソワーズはセンシング能力に秀でたサイボーグだ。その気になれば惑星の裏側だって見えるさ。」
「うわっは~、そりゃスゴイや!」「そしてジョーは反応速度に秀でてるわ。ハエだってハシで捕まえるわよ。」
「そしてJはスピードと飛行能力。それは知ってるはずだね。」「うん。凱にいちゃんも苦労してたからね。」
「見えたぞ。あそこの山の頂上に何か光る物がある。」「・・高さ3m、幅1m、厚みは50cmくらいね。」
「ジェイダーで回収する。フュージョン!」「さ、サブブリッジへ行きましょう。メインはジェイダーの胸に
なるから、船酔いするわよ。」「リフトダウン!」シュッ!「Jバード、プラグアウト!」ガコン。「スタンダップ!」
グィーン。「ジェイダー!」ジャキーン!「プラズマウィング!」シャッ!バササーッ。「・・これか。」グッ。
ズボボーッ。「Jキャリアー、三番貨物室を開け。放りこむぞ。」『了解。すぐに洗浄する。』
「・・これは何だ?」「字の刻まれた金属板か・・解読できるか?」『文字体系はこれまでのと同じだが、
新たな単語は類推に少々時間がかかるぞ。』「かまわん。回収した以上は時間はたっぷりある。」
「そうでもないわよ。」「なんだと?」「敵接近。ただいま大気圏突入中。接触まで15分ね。」「神種か。」
「すごい・・ボクらが感知するより遠くで捕捉できるんだ。」「これが私の存在価値よ。」
「 J、逃げるか?それとも」「迎撃しよう。いずれは闘う相手だ。」「では戦闘態勢に入ろう。」
ゴゴゴゴ・・『白い戦艦はたしかこの辺に・・いたか。』「ZG-21か。核をいただこうか。」『取れるものなら
取ってみることだ。ここをお前の墓場としてあげよう。』「それはこっちのセリフだ!メガフュージョン!」
ジャキーン!「キングジェイダーΣ!」『どこからでも来なさい。』「反中間子砲!」ズドドドッ!『無駄だ。』
スカッ!「なにっ?!・・十連メーザー砲!」ズバババッ!『それも効かぬ。』スカカカッ!「回避した?・・いや、
直撃だったはず!」『ふふ・・まだ見抜けぬか?』「まさか、幻影?」「そんなはずないわ!確かに私のセンサーは
コイツを実体だと確信してるわ!」『ちなみにレーダーも同意見だ。』「おかしい・・ボクの感知能力もヤツは
そこにいると感知している。」『ふふふふ・・私はちゃんとここにいるよ。それが証拠に!』ブワッ!ズドーン!
「なんの!」ボフッ!「気体?・・なにっ?!」ドロッ。「攻撃を受けた個所が溶けた?!溶解ガスか!」
『私の溶解弾で溶かせぬものはない。だがその程度で溶解が止まるとは、いい素材を使っているようだな、ふふふ・・』
「メガトンキック!」ゴッ!『おっと。』スカッ。「また素通りか!」「見て!脚の装甲が!」ドロッ。
「なんと?!・・そうか、わかった!」「ヤツはガス体か!」『やっと気づいたようだな。私の身体は溶解ガスで
構成されている。いかなる攻撃も無駄のひとこと!』「じゃあ神種核も?」「おそらく気体化しているな・・」
「こりゃ凍結させるしかないわね。」『この星の環境下ではそれは困難だな。この気体の凝固点は100Kだ。』
「マイナス173度?!そんなのムリだよ!」「くっ・・手がない!」『どうやら万策尽きたようだね・・とどめ!』
ボワッ!「拡散した?!」ゴゴゴゴゴッ!『全身を溶かしてあげましょう!』「いかん!」「ジャオダンジィ!」
ズゴゴゴゴーッ!『なにっ?!この烈風は!』「撃龍神だ!」「マモル、大丈夫か?」「うん!危ないところだった。」
「俺もいるぜ!」「ガオガイガーG!凱兄ちゃん!」「なぜここに?」「GGG特製PHSはビーコンの役割も果たす。
護の位置はすぐわかるってことさ。」「ジャマをするな・・と言いたいところだが、今回ばかりは礼を言おう。」
『まさかガオガイガーまで現れるとは・・』「ちょっと待て、俺はオマケか?ジャオダンジィ、フルパワー!」
ズゴゴゴゴーッ!『ええい!風の壁とは!』「こっちには来させないぜ!」『ぐうううーっ!なんのおおおーっ!』
ブワッ!バリィィーン!「うおおおおーっ!パワーでぶち破りやがった!」『雑魚と思えばうっとうしい!
貴様から溶かす!』ズゴゴゴゴーッ!「しまった!」ドロドロ・・「機体が溶ける!雷電壁!」バリバリバリッ!
『電圧のバリアーか!だが拡散した私には効かぬ!』「撃龍神!」「いかん!デス・ナパーム!」ウォォォン。
『高熱プラズマ攻撃か・・そうはさせん。』グワッ。「なに!撃龍神の機体内に!」『これで攻撃はできまい。
それでは内部からゆっくり溶かしてやろう。』「くそっ!」「かまわねえ!俺ごとコイツを焼け!
このまま溶かされるくらいなら!」「・・ソルダート!やってくれ!」「凱?!・・くっ、すまぬ!」オォォォ・・
「あきらめちゃダメだ!」「マモル?」「超竜神も自分を犠牲にして日本を救おうとした・・そんなのおかしいよ!
犠牲の上に成り立つ平和なんて!」「マモル・・」「あの力を見せて!超竜神が起こした奇跡をいま一度!」
「・・わかった!うおおおおおおーっ!」ギーン!「Xモードか!」「俺の中から追い出してやる!轟け雷電!」
ズバババババッ!『なにぃっ!自らの機体に超高電圧だと!自滅行為だぞ!』「その代り、てめえも蒸発する!」
『くっ!出るしかない!』ボオッ!「かかった!渦巻け旋風!」ギュルルルルッ!『な・・なんだと?!
風が全方向から!』「説明してやろう。ジャオダンジィの四つの噴出口を制御することで自在に風をあやつる!
風の結界に封じ込めて!」バリバリッ!「轟雷!」ズバババーン!『うおおおおーっ!高電圧が!蒸発する!』
「これぞ新技、風雷龍珠!」『実体化するしかない!』シュゥゥ・・ビシッ!「それを待っていたぜ!プラズマ・
ホールド!」ブン!バシィィィン!『なんとおっ!動けん!』「いまだ!」「おう!吼えろキングジェイダーΣ!」
オォォォォーッ!「三億度のプラズマ火球をくらえ!デス・ナパァァァーム!」カアッ!ズドオオオオーン!
『うおおおおおーっ!』ズドドドドドドーン!「やったぜ!」「やったか!だが核は・・」「ここにある。」ポン。
「あれは?!いつの間に・・」「デス・ナパームの中心に僕がいたのさ。そして核を保護したわけさ。」
「そろそろ解読はできたか?」『あと30秒。』「凱、貴様も聞いていけ。せめてもの礼だ。」「わかった。」
『解読完了。「巫女の名は春を告げる色。その名は・・』「・・なんだって?!」「そんな!」「こんな・・バカな!」
「灯台もと暗しとは・・」「本当なの・・この名は。」「アベルが呼んでまでこのようなウソは言わないだろう・・」
「なんてこった・・」「・・この金属板は太陽へ放りこもう。決して神種に知られてはいけない。」
「わかっている。もし知られたら・・」「そこで終わりだ・・なにもかも。」「これはうかつに通信では話せない。
梁山泊に戻って対策を練ろう。」「ラティオは連れていけ。私たちは太陽へ行ってこれを処分する。」
「よし、周波数を。」♪ィィィィ・・♪「はっ!・・頭が・・痛い・・」ガクッ。「私は・・なにか思い出しそう・・
沈む・・大陸・・破滅の紫・・希望の緑・・ラティオ・・」プツッ。「・・私は何を・・?何かを・・思い出す?」
「・・というわけです。」「むむぅ・・難しいぞ、これは。」【これは超重要機密じゃな。】【他言無用ですね。】
「だからこそ、この「弥勒」内Pルームで長官と父さんと母さんにだけ話したんです。」「的確な判断だ。いくら
メインオーダールームでも話せることじゃない・・知っているのは護くんだけか?」「JアークΣの連中もです。」
「・・ヲイル、地上前線基地の構築状況は?」「既に建造物はおさえました。あとは駐在員を送るだけです。」
「場所は?」「敵人工島の市街地であります。」「ほう・・さすがヲイル。もうひとつお願いできますか?」
「・・なんと?!本気ですか!」「あの緑の少年と赤の少年・・監視する必要があります。」「かといってなぜ?」
「我らの眷族では感知されてしまいます・・結界を張れるのは私しかいません。」「・・わかりました。」
キンコンカンコーン。『おはようございます!』「今日は新しいお友達を紹介します。どうぞ。」ガラガラ。
「御堂音すみれと申します。よろしく。」「へえ~、カワイイ子じゃん!」「なによ。あーいうのに限ってチョーMM
だったりするのよ。」「狐森に言われたくはないな。」「妬いてんのか、狐森?」「バカいってんじゃないわよ!
誰がウッシーなんか!」「転校したてで不安だろうね~。仲良くしてあげようよ、護くん。」「そうだね。
華ちゃんもボクも転校経験あるからね。」「席はと・・あっ、戒道くんの隣が空いてるわね。あそこへどうぞ。」
ガタッ。「よろしく、戒道くん。」「・・ああ。」じぃ~。「・・何か?」「いえ、何でも・・」
君たちに最新情報を公開しよう!
護たちのクラスにやってきた転校生。仲良くする護たち。
だが、またも神種が街を襲う!護の動向を見つめる少女の真意は?
黄金の冠龍神の超必殺技を見のがすな!怒りの翼が次元を貫く!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「すみれ」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ヴィルヴェルヴィント)
***************
♪ザン!
キンコンカンコ~ン♪「ねえねえ、御堂音さん。」「すみれでいいですよ。」「じゃあすみれちゃん。一緒に帰らない?
Gアイランドシティはよく知らないんでしょ?いろいろ案内してあげるからさ。」「ありがとうございます、初野さん。」
「私も二年前は転校生だったもの。マモルくんにいろいろ教えてもらったのよ。」「かくいうボクもここへ来たのは
四年前。知らない土地に来たときの心細さはよく知ってるから。」「マモルをいろいろ案内したのはオレだぜ!」
「ウッシーだけじゃなくて、あたしもいたでしょーが!」「ついでに僕も~。」「じゃ、お願いします。」「おっしゃ!」
ワイワイ・・「ここがボクらの溜まり場のゲーセンさ。」「下校途中は行っちゃいけないって規則だけど、そんなの
守る奴いねえって。」「ウッシーに付き合ってると、ホント悪に染まっちゃうわね。」「そういいつつ付き合ってるのは?」
「あたしもすっかり悪に染まっちゃったわね~。」「そのうちゾンダー化されるんじゃねえか?」「ウッシーが先よ。」
『あはははは!』「あの、ゾンダー化って?」「知らなかった?悪いこと考えると「ココロのスキマをお埋めします」
って変な人がやってきて、ゾンダーメタルでバケモノにされるんだ。」「「笑うせえるすまん」みたいなんだ。」
「うわっは~、テキトーなこと教えちゃダメだよ~。」「そーよ。ホントにそんな人が来たらコワイじゃない。」
「ちょっと失礼、ボーヤたち。」『え?』ドン!「ココロのスキマをお埋めします。」『・・でた~!』「オーッホッホ!」
ミッション22「すみれ」
「ハァハァ・・ビックリした~。」「なんだったんだ、あのオジサン。」「あれが最近ウワサの「口裂け男」じゃないか?」
「メッタなこと言うもんじゃないわね~。」「すみれちゃん、ゴメンね。いきなりビックリさせて。」
「いいえ、だいじょうぶです。なかなか楽しいところですね。」ニコッ。『・・カワイイ。』「こら!男連中!
なに鼻の下伸ばしてんの!」「マモルくんまで、私というものがありながら~!」「ちょ、ちょっと待って!
これは男の生理現象で」「戒道くんなんか全然そんなの見せないよ!」「・・あっ、いたんだ。」「いたよ・・」
「セリフ少ないから、いないかと思ったわよ。」「これは地さ・・」「さすが戒道。メッタなことでは動じないな。」
「ここが宇宙開発公団。Gアイランドの70%はここの職員なんだ。」「大きい・・GGGはこの下なんですよね。」
「正確には、このGアイランドの海中部分の全部がそうさ。ここはフォートレス3、機動支援戦闘司令艦「軍茶利」の
ブロック。いわば中枢だな。メインオーダールームやマンモスオーダールームがある要塞さ。」「へぇ~。ここが中枢・・」
(ヲイル、聞いてます?)(テレパシー交信、良好です。)(このポイントに直接攻撃。できる?)(ニーリックを
派遣します。奴ならば地底から襲えます。)(まかせます。)(射出します。)
ビーッ!ビーッ!「緊急サイレン?!・・神種が降下したんだ!」「護隊員!」♪ヒュウヒュウ!「ボルフォッグ!」
「ZG-22降下しました。」「わかった。じゃ、行ってくる!」『がんばれよ!』ブロロロロ!「・・僕も行ってくる。」
「戒道、頼むぜ!」フッ。「わかってる・・ジェイアークΣ!」・・ゴゴゴゴゴッ!「はっ!」シャーン!ドドドド!
「・・あの~、どういうことですか?」「ああ、すみれちゃんは知らなかったんだ。護と戒道は地球人じゃない。
宇宙の彼方から地球を機界生命体から守るためにやってきた宇宙人なんだ・・」「命をかけてあたしたちを守って
闘ってくれてるの・・」「そのマモルの奥さんが華ちゃんさ。」「え?」「奥さんだなんて・・」モジモジ。
「ZG-22は九十九里浜に降下。」「目と鼻の先じゃない。」「サテライト映像です。」パッ。「あっ!潜る!」「地底潜航?
どうする気なんだ?」「ZG-22、完全に潜りました。気象衛星による熱感知モードでサーチします。」「行き先は?」
「・・ここです!」バン!『なにぃっ!』「地底からの攻撃か!」「おそらくはこのメインオーダールームを狙って!」
「くっ・・どうする?!」「・・ディバイディングドライバーで押しのけるしかねえ!」「オーマイガー!」
「・・それしかないようだな!梁山泊をかち割る!作戦開始!」「凱!聞いた?」『おう!ゴッドフュージョン承認を!』
「よーし!ゴッドフュージョン、承認!」ビシッ!
「了解!ゴッドフュージョン!プログラム、ドラーイヴッ!」バリィィーン!
「ゴッド!フュゥゥゥジョォォーン!」シュババババッ!
「見ろ!ゴッドフュージョンだ!」♪ファンファンファン!♪「ここは戦場になるわ!避難しなさい!」「ミニパト?
ミスティーね!」「あん?レイコかい。とにかく、ここはもうすぐ大騒ぎになるよ!」「わかった!みんな避難するぜ!」
「どうするの?」「ここをディバイディングドライバーでかち割るのさ。」『ええっ?!』「そりゃスゴイや!」
(これはマズイですね・・ニーリック、応答しなさい。)(は?ンドゥーネ様?!)(敵が地上で待ちかまえています。)
(了解しました。私の能力で一網打尽にしてやりましょう。)(あれですか・・健闘を祈ります。)(おまかせを。)
「ディバイディング・ドライバー!」ザキーン!ババババババン!ギュゥゥゥーン!「戦闘フィールド形成完了!」
「ZG-22深度500m!ただいま真下に到着、上昇してきます!」「機動部隊は飛び出たところを迎撃しろ!」『了解!』
ズズズズ・・「あと100・・50・・止まった?!」「なんだと?!」「気づかれたか?」・・ズブズブズブッ!
「な、なんだ!地面に機体が沈んでいく!」「これは・・液状化現象!」「ZG-22は大地を底無し沼にできるのか!」
『気づくのが遅かったな・・みんなまとめて地底深く葬ってやろう。』「スラスター全開!脱出するんだ!」
ドドドドドッ!「・・脱出できねえぜ!」『ムダムダ。下降流のパワーを打ち破ることはできん!』「これはマズイぜ!」
「私たちは呼吸は関係ないから窒息することはありませんが、」「地底から脱出するだけのエネルギーはない、ゼ!」
『その通り。地底数千Mの超圧力でスクラップにしてやる!』「くそっ!何か手はないのか!」『さあ闇に沈め!』
『うおおおおーっ!』ズズズズ・・シーン。「機動部隊・・全滅!」「な・・なんということだ・・」「凱~!」
「機動部隊が・・沈んじまった!」「全滅・・チョベリカチョロンさま~!」「ボクたちどうなるの~?!」
「信じるしかない・・勇者のみんなを!」「そ・・そうだな!こんなことでやられるGGGじゃねえ!」「そう・・よね!」
「・・」(さすがです、ニーリックス。この潜入作戦・・思ったよりはるかに有効です。うふふふふ・・)
『これで邪魔者はいなくなった・・ゆっくりとこの基地も料理するか。』「そうはさせないぜ!」『なんだと?!』
「まだこの俺が残っている!」ズズーン!「冠龍神!」「そうか!ESミサイルで突破口を形成して帰還したんじゃ!」
「ZG-22!キサマを倒してみんなを助ける!」『たかが一体で何ができる?』「一体ではない!」『なにっ?!』
「メガトン踵落とし!」バキィィーン!『ぐわっ!・・キサマは!』ズズーン!「おおっ!キングジェイダーΣ!」
「冠龍神、一緒にコイツを倒し、みなを助けようぞ!」「おおっ!プロシア軍人の名にかけて!ヤクトブリッツァー!」
ズドォォーン!『バリア!』バシィィーン!ピキッ!『なんと!バリアに亀裂が!』「ハーケンシュトゥルム!」
ズドドドドッ!ヒュルルル・・フッ。『消えた?・・なにっ!』・・シュルルルッ、ズドドドーン!『ぐわっ!上から!』
「くらえ鋼鉄の砲身!ヤクト・イェーガー!おおりゃあああーっ!」バコォォーン!『ぶおーっ!バリアを破るとは!』
「いまだ!デス・ナパーム!」ウオオオオーッ!カッ!ズドォォーン!『潜航!』ズブズブッ、スカッ!
「地底に潜ったか!」『大地の津波で圧し潰してくれる!』ゴゴゴゴ・・ブオオオーッ!「液状化した地面が津波に!」
「反中間子砲!」ズドォォーン!バシュゥン!「質量がありすぎて分解しきれん!」「・・やるしかない!はぁぁーっ!」
ギーン!「なに?!冠龍神が黄金に!」「Xモード発動!シュバルツシルト!」ズドドドドッ!ズボォォォーン!
「なんと!巨大なESウィンドゥが!」ズゴゴゴゴッ!「土石流がウィンドゥに落ちこむ!」ゴゴゴゴ・・シーン。
「そこだ!Jクォース・スピア!」シュバッ!ズドン!・・『しまった!』「かかった!ふん!」グイッ、ズボーン!
「とどめだ!砲塔旋回!」ギュルルルルッ!「くらえヴィルベルヴィント!」ダン!「どおりゃあああーっ!」
ズドォォォーン!『ぐはあっ!』メキメキッ、ズボォォォーン!「砲口で神種核をえぐり取るとはすさまじい!」
グラッ、ズドドドドーン!「ZG-22撃破完了!」「よし、ESミサイルとJクォースΣで全機をサルベージする。」
「やったぜ!二体だけでZG-22を倒した!」「機動部隊も地底から救出されてるわ!」「まあ心配することはなかった
ようね、オーッホホホホ!」「あっ、戒道だ!」「マモルもいるよ!」「浄解するようね。どっちがするのかしら?」
「どうやら今回は戒道くんみたいね。」『テンペルム!ンドゥース・・インフィニ・・ドゥーム・・レディーレ!』
サァァァ・・「これでゾンダーバイブル22章めか・・」「あと25体もいるのね・・折り返し点までもう少し。」
ギクッ!(なんでこんな子たちが機界聖書のことを・・)「あの、ゾンダーバイブルってなんですか?」「機界生命体
の全てが記載されている本らしいぜ。」「それが47枚そろうと、神種を完全にやっつけることができるんだって。」
「あのZマスターみたいなもんね。」(そこまで解読しているのですか・・これはどうしても敵基地に潜入して、
奪還しなければ。)「あの、みなさんよく知ってるようですけど、GGGの基地って見学できませんか?」「カンタンよ。
基本的に梁山泊はオープンだから。見学コースもあるし。」「でもオレたちジュニア隊員は非公開のところも入れるぜ。」
(これは好都合。うまく案内させて・・)「いずれ案内してもらえませんか?」「じゃあマモルくんに頼んでみる。
マモルくんならスタッフの人たちもよく知ってるし。」「よろしくお願いします。」「戦闘フィールドが閉じるよ。」
シュゥゥゥ・・パスッ。「これで元どおり。さ、帰ろうぜ。」「じゃあ、すみれちゃん、また明日!」「さよなら!」
「・・ヲイル。」フッ。「ここに。」「いかがでした?」「この作戦、なかなか使えますな・・面白くなりそうです。」
「私も楽しみです・・梁山泊に入るときが。」「ご無理はなさらずに。気取られないのが最善です。」「わかってます・・
神種の誰もができなかった詩篇奪還、この私がやってみせましょう・・静かに、確実に。」「お待ちいたしております。」
「さてその時まで鋭気を養いましょう。今夜はどこへ連れていってくれますか、ヲイル?」「よき店を知っております。
なんでも有毒だが美味な魚を巧みに料理するとか。」「ほう、今夜も楽しめそうですね。」「はい、私自身も楽しみです。」
「よーよーキレイなお姉さんにお嬢ちゃん、遊んでかない?」「さ、行きましょうか。」スタスタ。「あ?おい、シカト
するんじゃねえ!」「どうあってもつきあってもらうぜ!」「何か騒々しいですね。」「無益な争いは避けたいですが、
降りかかる火の粉は払うしかないでしょうね。」「待てってんだよ!」「下郎!」キン!ザシャッ!「・・なんだぁ?!
消えちまった?!」「無礼は許しません。」「かまわねえ!やっちまえ!」「愚かな・・」キン!ザシャシャァッ!
「その悪しき心、浄化してあげます。原子に戻って生まれかわりなさい。」「ひ・・ひぃぃーっ!」ダダッ!「ヲイル。」
「おまかせを。」フッ、シャッ!「ひえっ!」「日ごろの行いが悪かったようね。」ブン!ズバァーン!「ぎゃああーっ!」
「ヲイル、八つ裂きはよいですが、周辺を汚すのはいけませんね。」「少しパワーが強すぎたようです。」「愚かで脆い・・
でも・・」フッ・・「あの子たちは良き心を持つ・・人間とは複雑ですね。」「はたして昇華が良き事なのか・・
難しいところですね。」「多様性が進化の絶対要件・・昇華は多様性を根絶します。良きもの、悪しきものが混在する
のが生きるということなのでしょうか」「それは難しい問題です。ゆっくり考えるべきでしょう。」「そうですね・・」
「やれやれ・・今回は危なかったぜ。」「整備部も機体清掃で大騒ぎです。」「みんなドロだらけだもんね。」
「神種もだんだんと強力になってきているな。これからも苦戦は続くだろうぜ。」「長官、ひとつ気になることが。」
「なにかね猿頭寺くん?」「ZG-22の動きを見ていて気づいたのですが、機動部隊が迎撃態勢にあったのを寸前で
察知したようにしか見えません。」「火星から監視してたのデハ?」「それにしても対応が早すぎました。もしや・・」
「・・スパイか!」「でも、ゾンダリアン反応はなかったよね、凱兄ちゃん?」「ああ。あの周辺にはゾンダリアンや
神種はいなかった。」「ビデオ再生してみます。」パッ。「・・あれはジュニア隊員の子たちだな。」「戦闘フィールド外
ですので、危険はなかったはずです。」「・・おや?見馴れない子がいるな?」「ああ、転校生のすみれちゃんか。」
「転校生?すみれってゆーのか。」「春を告げる色・・考えすぎじゃな。」「キレイな子ね~。」「他に怪しい人影は
いないようです。」「やっぱリンヴォから監視してたんじゃねえか?」「そうかもしれませんな・・」ポリポリ・・
このとき、護がすみれの姓を言わなかったことがGGGを苦戦に追いやることになるとは、誰も予期できなかった・・
「長官、Gアイランド警察から連絡です。妙な血痕が発見されたそうです。」「どういうことだ?」
「はあ、人間ひとりぶんの量の血痕なのですが・・死体がないそうです。」「死体がない?・・ボルフォッグたちを。」
「・・これは変ですね。これだけの出血があれば、死体を動かせば痕跡が残るはずですが・・」「ボス、この路地には
車両の入れる余地はないわね。」「ルミノール反応なし。残留熱ももはや残っておりませんな。」「足跡は?」「五つほど。
照合してみたところ、街でも有名な不良グループのものです。」「彼らの行き先は?」「行方不明。ガイ者かホシの
どっちかでしょうね。」「おそらく被害者でしょう。犯人なら、こんな手のこんだ隠蔽方法はできません。」
「そりゃそーだ。あたいらの鑑識センサーでも解明できないなんてね。」「・・ホームズの意見を聞きませんか?」
「そうですね。通信。シャーロック、これだけの情報から推理できますか?」『簡単だよ。ホトケはどこにも行って
いない。そこにあるよ。』「なんですと?」『血痕の分析結果によると、リンや有機物が大量に混入している。普通の
血液では考えられない量だ。』「てことは、これは血痕だけでなく・・」「人間一人ぶんの分量だ。その血痕こそホトケ
そのものさ。」「なんとまあ・・」「液体になるまで粉砕されたというのですか・・こんな事ができるのは・・」「神種・・
だろうな。どうやら潜入しているようだ。」「でも隊長や護は感知してないわよ?・・ステルスかけてるってか。」
「それが正解なようだな・・」「これはいけませんね・・感知できないとなれば、地道な捜査しかありません。」
「やれやれ・・まあお仕事だから~。」
ファンファンファン・・「どうやら騒ぎになったようですね。後始末するべきでしたか?」「私たちを見つけるのは
難しいでしょう。捜査には時間がかかるはず。」「それもそうですね・・あっ!私の白子とらないでください!」
「ちょっとくらいいいでしょ?」「ダメです!こればっかりはいくらンドゥー・・おっと、すみれでも譲れません!」
「ぶ~。ヲイ・・もとい、お姉さまのケチ~。」「へい、フグ刺しお待ち!」『待ってました!』
君たちに最新情報を公開しよう!
ナイアガラに神種降臨!目的はマスター来音?!
マスターが作りあげた強大な勇者ロボとは?
いま、大瀑布に新たなる勇者の雄叫びが轟く!
ゾンダリアン大軍団とGGGの激闘が大滝を震わせる!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「獅子の紋章」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ケルベロス・オルトロス)