勇者神ガオガイガーG   作:風雲再起

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♪ザン!
「アニキによれば、カナダで新勇者ロボが完成したんだって。」「カナダってのは珍しいね?」「そうでもないぜ。
経済と技術水準に関しては先進国だし。」「たしかにそうね~。アメリカに隠れて失念してたわ。」「名前は?」
「ケルベロスとオルトロス。」「氷竜さんや炎竜さんみたいなビークルロボ?」「そうじゃないらしいぜ。なんでも
作ったのがあのマスター来音だからな。」『マスター来音!』「あの世界十大頭脳最強の!」「そりゃスッゴイロボね~。」
「凱兄ちゃんの師匠でもあり、叔父さんでもあるんだよね・・やっぱ麗雄おじさんや雷牙おじさんみたく優秀なんだ。」
「あの・・そのロボットはどこに?」「ナイアガラにある研究所だってさ。今は最終整備中。」「すみれちゃん、わりと
興味あるの?」「え、ええ、ちょっと・・」(・・また新しい敵が増えるのですか。先制して潰すのがよいですね・・
ヲイル!)(了解しました。ヌヴェーグを派遣しましょう。)(任務達成を確実にしたいですね・・ゾンダリアン
一個師団を同行させなさい。)(ははっ。最強の千機軍団を派遣いたしましょう。)(あれならば・・)

ミッション23「獅子の紋章」

「ZG-23、北米大陸に降下します!」「推定降下地点、ナイアガラ近辺!」「なんだと?!来音おじさんのとこか!」
「新ハイパーロボの情報を嗅ぎつけやがったか!」「オー!さらに敵影確認!」「なんじゃと!複数の神種か?!」
「いえ、ゾンダリアンロボのようデース。200~300m級のヤツが約1000機!」『1000機も?!』「なんて大軍だ!」
「敵はそれだけ新ハイパーロボを脅威としているということだな・・「大日」、「軍茶利」、「不動」、「千手」、緊急発進!
「弁天」は護くんを拾って後続してくれ。」「了解しました。」「南米とオーストラリア、アフリカに緊急召集連絡!
全世界勇者ロボをもってこの大軍に当たる!総力戦だ!」『了解!』

ビーッ!ビーッ!『フォートレス1・三連高速展開母艦「大日」発進!』「いそげ!」「アクセスから人員は退避しろ!」
『つづいてフォートレス3・機動支援戦闘司令艦「軍茶利」発進!』「弾薬はちゃんと搬入した?」「オッケー!」
『フォートレス4・九九九式戦略補給艦「不動」発進30秒前!』「戦闘中補給もありえる!長丁場を覚悟しておけ!」
『フォートレス6・陸海空全域修復工房艦「千手」発進まで三分!』「あやめはん、忘れモンはないな!」「バッチリ!」
『フォートレス2・隠密多次元諜報艦「弁天」発進予定は15分後。』「前倒しでも発進できるようにしておけ!」
「GGG要塞艦隊、目標は北米大陸、ナイアガラ!全速前進!」ドドドドド!

「おい見ろ!GGG要塞艦隊が出動だ!」「「大日」に「軍茶利」、「不動」に「千手」か・・こりゃ大作戦だね。」
バリバリバリバリ!「うっさーい!この騒音は近所迷惑よ!」「あれ?「弁天」がまだ発進してないね?」
♪ヒュウヒュウヒュウ!「・・このサイレンは!」キィィーン!「ウルフアタッカーだ!」「ボルフォッグね!」
「護隊員、緊急出動です!」「うん、わかった!先生に伝えておいてね!」「わかったわ。」「それっ!」ヒュッ、
ストッ。「全速で待機中の「弁天」に向かいます。ウルフアタッカー、発進!」ゴオオオォォォ・・
「さて・・」スッ。「戒道くんも行くの?」「うん・・僕の使命だからね。JアークΣ!」パチン!・・ドドドドド!
「JアークΣだ!」「まったくいつもどこから飛んでくるんだか。」「じゃ、行ってくる。」「あっ、待って!早退届!」
「わかってる・・頼むね、初野さん。」スッ。「うん!」フッ。「はっ!」シャン!キラキラ・・ドドドドドドッ!
「・・行っちゃった。」(ヲイル、予想通りGGGが動きだしました。)(では我らも同行させてもらいましょうか。
GGG隊員の制服を準備しております。)(さすがですね。すぐに合流します。)スッ・・「・・あれ?すみれちゃん、
どこに行ったのかな?」「あ、書き置きだ・・「気分がすぐれないので早退します。早退届、先生に渡しておいて
ください。」・・か。」「サボリじゃないでしょうね?」「人のことは言えないと思うけど?」「うっさいわね、数納!」

「ウルフアタッカー収容完了。「弁天」、全力発進!」ゴゴゴゴゴ・・「・・ふう。ギリギリでセーフでしたね。」
「私たちはサブブリッジ要員として登録してありますので、戦闘の様子はよく見れます。」「さて、お仕事お仕事。
ところで本来のクルーは?」「休暇中です。艦攻部の運用要員リストをいじって、私たちは代替要員として登録。」
「そこの二人、配置についてください。」『はい、ただちに!』カタカタカタッ。「原始的なシステムですね~。」
「これなら扱いは容易ですね。せいぜいがんばって働きましょう。」「時給いくらかしら?」「さあ?(^^;;」

ドドドドド・・『ここが目標ポイントか。大きな滝だ。』『ヌヴェーグ様、情報局からの情報ではGGGが発進したと。
到達予測時間は約10分後。』『3分でカタがつく。総攻撃用意!』ガチャンガチャン!『発射!』「待てぇぇぇーい!」
ズガァァァーン!『なにっ?!攻撃だと!』『どこから?・・ま、まさか!』『人間・・だと?!』「うわははははは!
この有象無象のザコどもが!ワシの家に手をかけようなどとは不届き千万!ワシ謹製のビークルロボの最終調整が
終わるまで待てぬというか!ならば!」ダーン!「このワシ自ら相手をしてやるわい!獅王破砕陣!」ズガガガーン!
『な・・なんだこの人間は?!素手で数百倍はある我らを一撃で倒すとは!』「教えてやろう!ワシは世界十大頭脳が
ひとり!」ババン!「マスター来音!」『たかだか人間ひとりだ!ひねりつぶせ!』「あまい、あまいぞ!人間の
無限の可能性、とくと見るがよい!獅王帯!」シュルルルッ、ピシッ!『むうっ!目が!』「どおりゃああああーっ!」
ブン!ズドォォーン!『なんと!300mの巨体を投げるとは!』「ほれほれ、もっと骨のあるヤツはおらんのか!」
『ならば射撃だ!』ズガガガガガッ!「ほいほいほいほいっと!」『バカな?!エネルギー弾の乱射を避けるとは!』
「ほれっ!」パシッ!「返すぞ!」ビュッ!ズガーン!『エ・・エネルギー弾を素手で受けて投げ返すだと?!』
「どうした?ワシを倒すつもりなら、戦略核でも持ってこんかい!」『なんという奴だ・・よし、私がやる。』ズン!
「ほう、大将のおでましか。」『私はこいつらとは一味ちがうぞ。』「それは楽しみじゃの・・どっからでもきなさい!」

「サテライト映像によれば、もう戦闘は始まっています。」『どうやら来音おじさんが支えてくれているようだな・・』
「さすがは来音じゃ。ひとりでよう支えておるわい。」「だがいずれは物量に飲み込まれる。急がねば!」
「射程距離まであと一分!」「機動部隊射出準備!空挺部隊は上部飛行甲板より発進準備完了!」「凱、カタパルトへ!」
『了解だ、命。』「「弁天」、追いつきます。」・・ゴゴゴゴッ!「さすがは最速を誇る「弁天」。もう追いついたか。」
「「大日」、射程に入りました!」「第一陣、射出開始!」ズドドドーン!「ギャレオンと凱、氷竜と炎竜、雷龍と風龍、
あと三分で予定ポイントに到達します。」「空挺部隊、スカイドラグーンとクラウドドラグーン、発進!」キィィーン!
「第二陣、ファーフニルとフレスベルグ、ゴルディーマーグ、シルヴィーマリオン、射出!」ズドドドーン!
「第三陣、マイクサウンダース13世とユングフラウ、装填開始。」「「弁天」よりウルフアタッカー発進。」キィィーン!
「ミスティームーン、ジェームス・ポンド、「弁天」カタパルトより連続射出!」シュパッ!シュパッ!
「諜報部専用に旧型ミラーカタパルトを「弁天」に増設したのは正解でしたね。」「いちいち「大日」に移乗せんでも
発進できるようになったからの。」「アレ?マモールハ?」「「弁天」艦内で待機中です。」「第三陣、射出!」
「がんばってね、みんな・・おや?」カタカタカタ・・「あのサブブリッジのオペレーター、どっかで見たような・・」

「うわはははは!なかなかやるの、おぬし!」『人間の身で私と互角とは・・むっ?』「ほう、来たようじゃの。」
ゴルルル!「おじさん!間に合ったようですね!」「そう急がんでもいいものを・・まあよい。あとは本職に任せるぞ!」
「着地!」ズザザザザーッ!「さて、炎竜だが・・」「うおおおーっ!」ドンガラガッシャーン!「・・やっぱり。」
「ジャオダンジィ!」ヒュゥゥゥ・・スタッ。「デンジャンホー!」ガリガリガリッ!「うまく着地できたぜ!」
「私たちは空から!」キィィーン!「援護するぜ!」ゴォォォーッ!「むん!」ズザザザザーッ!「受け身!」
ゴロゴロゴロッ!スタッ!「うまくいったでござる。」「炎竜、見習いなさい。」「へん!」「どけどけどけーっ!」
ズガガガガッ!「よっしゃ!そして!」クルッ。「わきゃああああーっ!」「どすこーい!」ガシッ!ズザザザザーッ!
「キャッチ成功!」「だからおにーちゃん、だーいすき!」「諜報部、ただいま参上!」キィィーン!『分離!』
パシーン!スタッ。「ヴォルフォッグ、見参!」「ガンイーグル、ここに!」「ガンパンサー、推参!」「制動ステッキ!」
ザザザザーッ!「ムーンサルト!」クルクルッ、スタッ。「マイクはバリバリーンがあるもんね~!」ゴオオオーッ!
「どいてくださーい!」「氷結!アイシクルクレーン!」キン!シューッ、スタッ。「氷の滑り台か。やるぜ兄者!」
「ありがとうございます、氷竜さま。」「フラウはわたくしたちと違ってあまり頑丈ではありませんから。」

『盛況だな・・ならば!』ザッ!『我が千機軍団、みごと打ち破ってみせよ!』「わたくしの計算によりますと、
正確には953機です。」「だいぶマスターにやられたようだな。もはや千機ではないぜ!」『うるさい!かかれ!』
「フュージョーン!」ゴルルル!ジャキーン!「ガイガー!」『ヤツがリーダーだ!集中攻撃!』ズバババッ!
「遅い!」シュッ!「獅王電影弾!」ズゴゴゴゴッ!「おおりゃああああーっ!」ズガガガガーン!『つ・・強い!』
「いいかみんな!数が多いから、フォーメーションで倒す!」『了解!』「マイク、フラウ。景気づけにハデに
やってくれ!」「オーケイだもんね!システムチェーンジ!」ジャキーン!「マイクサウンダース13世!スタジオ・
セットオン!」スタッ。「いく、ゼ!マイブラザース!サラウンドボード#01~12、セット!」シュパパッ!
「ディスクP!デュエットバージョン!」スパーン!カチャッ!「ギラギラーン、VVV!」ジャキーン!「アーンド、
ドカドカーンVVフォーユー!」パシッ!「周波数チューニング、オッケーです!」『新・最強勇者ロボ軍団!』

♪赤い炎は怒りの火 爆炎沸き立つ魂 全てを燃やして 突き進む♪「はぁぁぁーっ!Xモード発動!」ギーン!
「ぶぁぁぁーくねつっ!」ボン!「プロミネンス・ランサー!」ズドオオオオーン!「串焼きいっちょうあがり!」
♪蒼い氷のその中に 秘めた熱き血潮は 正義の力と吹きすさぶ♪「むん!Xモード!」ギーン!「氷結!」キン!
「アイシクルランサー・ジャイアント!」ズドドドドドッ!『ぐわあああーっ!』「戻れ!」シュルルルッ、パシッ。
♪地球に勇気があるかぎり 我らの仲間は無敵だぜ!♪『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「超竜神!」
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!メカの体だ!ガンガンガンガガン!闘え!勇者!ロボ軍団!♪
「ダブルランサー!」ジャキーン!「おおりゃああああーっ!」ズドドドドドーン!「14機、撃破!」

♪緑の風巻き走る拳 悪を砕いて吹き荒れる 激しい嵐の闘志だぜ♪「明鏡止水・Xモード!はぁぁぁーっ!」ギーン!
「唸れ裂風!」ゴオッ!「旋風連脚!あたたたたたたーっ!」ズガガガガガーン!「おあたっ!」バキィィーン!
♪黄色い稲妻夜を裂き 雷鳴轟く雄叫び 十億ボルトの一撃さ♪「Xモード発動!」ギーン!「轟け雷鳴!雷神裂覇!
ほあったぁぁぁーっ!」ズドォォォーン!ガラガラガラッ!「貫!」ズバババババーン!『貫通だとぉぉーっ!』
♪世界に勇気があるかぎり 誰にもこの星 わたさない♪『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「撃龍神!」
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!鉄の体だ!ガンガンガンガガン!負けるな!勇者!ロボ軍団!♪
「轟雷!」ズバババババーン!「魔風!」ズゴゴゴゴッ!「風雷龍珠!」ズガガガガガーン!「21機、破砕!」

♪灰の中から甦る 怒りのキャノンの叫び プロシア戦士の誇りだぜ♪「Xモードであります!」ギーン!「ゆくぞ!
変化砲弾・ヤクトティーゲル!」ズドーン!『よける!』グン!『なにっ!砲弾が追尾する?!』ドカァァァーン!
♪砂漠の風に舞う翼 次元を飛び越えどこまでも どんな壁さえヘッチャラさ♪「ふん!Xモード!」ギーン!
「ファントム・シュトゥルム!」ズボボボボッ!・・フッ。『消えた?!・・なにっ!』スゥ。『真下?!』ズガーン!
♪我らに勇気があるかぎり 緑の大地は護りぬく♪『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「冠龍神!」
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!熱き体だ!ガンガンガンガガン!叫べよ!勇者!ロボ軍団!♪
「ジークハイル!クロイツェドラッケン・エニグマ!」ゴオッ!・・『み・・見えな・・ぐはあっ!』ズボーン!
「ESウィンドウを通して体内から核をいただきました。これで16機!」

♪空に煌く聖なる剣 昏き闇を切り裂き 青い大空取り戻す♪「航空型ゾンダリアンはまかせてください!」キィーン!
「超音速剣技・ヌーベルエタンダール!」シュパパパパーン!『は・・速い!』ズガガガーン!
♪雲間に閃く槍の牙 悪の暗雲貫く 自由の大空守るため♪「おらおら!オイラが相手だぜ!クラウドブリンガー!」
モクモク・・『いきなり雲が?!ヤツはどこだ!』「ここさ!クラウドジャベリン!」ズドォォーン!『がはっ!』
♪翼に勇気があるかぎり 平和な空は明日もある♪『クロスドッキング!』ジャキーン!「空竜神!」「雲龍神!」
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!鉄の翼だ!ガンガンガンガガン!はばたけ!勇者!ロボ軍団!♪
「超音速ダブルランサー!」「ジェット双頭龍!」ズドドドドーン!「航空ゾンダリアン、あと少し!」

♪オレンジ色に染まる朝 暁ふるわすハンマー 希望の明日の光だぜ♪「唸れホィール!」ギュララララッ!
「ローリングラインダー!どおりゃあああーっ!」ズゴオオオーン!『ぐはあっ!』バキィィーン!
♪銀の氷原行く少女 凍土を貫くバンカー 純な心の爆発さ♪「回れホィール!」ズゴゴゴゴッ!「マリオンボンバー!
よいしょおっ!」バカァァァーン!『がふっ!』「とっどめ!バンカードロップ!」ズドォォーン!「はいペッタンコ!」
♪力と勇気があるかぎり 光あふれる未来呼ぶ♪「いくぜシルヴィー!」「はい!おにーちゃん!」ギュルルルルッ!
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!強い体だ!ガンガンガンガガン!砕けよ!勇者!ロボ軍団!♪
『ツープラトン・ギガンティックハンマーアタァァーック!おおりゃああああーっ!』『爆発!』ズガガガガーン!

♪紫の霧に潜む影 月に吼える狼 忍びの道をひた走る♪「まいります!光学迷彩!」フッ。『どこへいった?!』
「ここです!ブラッディムーン!」ジャキン!「はっ!」ヒュルルルッ!ズババババーン!」『なんとぉぉーっ!』
♪夜空にはばたく黒き鷹 獲物を狙う眼光 悪の陰謀打ち砕く♪「羽根隠れ!」バサバサバサッ!『むっ、消えた?!』
「羽根手裏剣!」シュパパパッ!カカカカッ!『こんなモノが効くか!』「どうかな?爆裂!」パチン!ズガガガーン!
♪静寂(シジマ)を駆ける影の豹 銀の爪が煌き 闇の策謀切り崩す♪「女豹の爪は痛いよ・・ワイルドクロー!」
ジャキン!「それっ!」ヒュヒュヒュッ!『動きが見えぬ!』「もらうよ!はぁぁぁーっ!」ズバァァァァーン!
♪闘う勇気があるかぎり 明るい夜明けはきっと来る♪『三身一体!』ジャキーン!「キングボルフォーッグ!」ザン!
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!不滅の体!ガンガンガンガガン!走れよ!勇者!ロボ軍団!♪
「Xモード発動!」ギーン!「必殺!大回転幻影大魔弾!」ズゴゴゴゴッ!シュババババーン!『ぐわああああーっ!』

♪月の光に導かれ 闇夜を疾るマーカー 隠れた陰謀描き出す♪「Xモード発動!」ギーン!「タイトロープ!」
シュルルルッ!「捕縛!」ビシッ!「スタンスティック電撃乱れ打ち!そらそらそらーっ!」バリバリバリッ!
♪霧のロンドン葉巻の灯 紳士と野獣の狭間 黄金の指が輝くさ♪「万能アタッシュケース!」バカン。「えーと・・
これだ。」ジャキン!「ダイヤモンドレーザー!」シュパッ!ズババババッ!「真っ二つか・・威力が強すぎるな。」
♪誇りと勇気があるかぎりみんなの幸せ守るぜ♪「リトルネリー!」パラララッ!「ムーンレイカー!」ドルルルッ!
「ゴーッ!」ジャキーン!「キングジェームス・007!」ビシッ!「あたしゃそんなの無いからね~。」
♪ゴッゴッゴッゴゴー!ギッギッギッギギー!熱い体だ!ガンガンガンガガン!我らは!勇者!ロボ軍団!♪
「俺のこの手が光って唸る!」「アンタを倒せと輝き叫ぶってか!」「砕け!必殺!ゴォールド!フィンガァァーッ!」
「120mmリボルバーカノン!今回は爆裂弾頭よ!」ズガガガガーン!「これで200機!」「先は長そうだね~。」

「やりますやります。なかなか強いですね~。」「敵誉めてどーすんですか。(^^;;」「だいじょうぶですよ。
まだこちらは800機近く残ってますから。」「そりゃそうですけど・・悪い予感しません?」「ヲイルも?・・実はね~。」

『むむう・・やはり強いな。だが、この物量の前には所詮は焼け石に水。』「それはどうかな?こちらも頭数はあるさ!」
『なに?』「・・来たようだ、援軍がな!」・・ゴゴゴゴッ!『なんと!』「バリア破壊爆弾!」ズドドドーン!
「パンツァーファウスト・SADARM!」ポポポポン!・・シュババババッ!「亜空アスロック!」シュボボボッ!
ズボボボーン!「おっ、来たか!」「待たせたな!ソルバルウ、ただいま到着!」キィィィーン!「待ってたぜ!」
「ヨルムンガント、ここにありよ!」ズゴゴゴッ!「ヨっちゃん!」「リヴァイアサン、ただいま。」ズボボッ。
「リヴィ、よく来てくれました。」「それじゃあ、さっさといくぜ!リヴィ、ヨリ子!」『トリプルドッキング!』
ジャキーン!「爆龍神!」ズーン!「マラブンタおよびレギオンスウォーム射出!」ブオオオーッ!『なんという数!』
「エサは山のようにある!かまわねえから好きなだけ食らい尽くせ!」バリバリバリバリッ!『うおおおーっ!』
「アマゾンクロー!」ジャキン!「いくぜ!アマゾン大切断乱舞!」ズババババーン!

『まだだ!物量では我らが・・』「それは甘いですな。」『なにっ?!』・・ドドドドドッ!『黒い・・二輪車?!』
「デガンジャだ!」「システムチェンジ!」バサッ!「デガンジャ、オーストラリアよりただいま参上つかまつった!」
「さっそくですまないが、参戦してくれ!」「もとより承知!アイアンカイザー!」ドルルルルルッ!「御免!」
ギャギャギャギャッ!『ぐわあああーっ!』「核をいただきます!地獄極楽陣!」シュルルッ、ズボォォーン!

『なんという残虐な攻撃!・・はっ!』ゴゴゴゴ・・『またもや新手か!』「おおっ!獣戦機隊だ!」『そのとおり!
システムチェーンジ!』ジャキーン!「アイアンホーク、来てやったぜ!」「ビッグモス、ここに!」
「レディークーガー、参上よ!」「ホワイトライガー、推参じゃ!」「あいさつもそこそこに、戦闘開始!」『おおっ!
アグレッシブビーストモード!』ジャキーン!「突撃!アグレッシヴ・ホーク!おおりゃあああーっ!」ズドドーン!
「潰せ!アグレッシヴ・マンモス!おおおおーっ!」パオオオーッ!ズドドドドッ!ドカァァーン!『どわぁぁーっ!』
「引き裂け!アグレッシヴ・クーガー!はぁぁぁーっ!」キシャァァーッ!ガブッ!ゴバァァーン!『がはあっ!』
「砕け!アグレッシヴ・ライガー!ほおりゃあああーっ!」ゴルルルル!ダダッ!ザキィィーン!『たわばっ!』
「いくぜ超獣合体!」『ワイルドフュージョン!』ジャキーン!「ホークヘッド!」「エレファント・ボディー!」
「クーガ・ライレッグ!」「ライガー・レフレッグ!」『超獣合体!』ガシィーン!「超獣神!」『で・・でかい!』
「ルヴェンゾリ・クラッシュ!おおりゃあああーっ!」ゴッ!ズドドドドーン!「20機撃破!」『なんというパワー!』

『まだまだ!半分も倒れていないぞ!』「ならば私の出番もあるということ!」『なにっ?!』ドドドド!『JアークΣ!』
「メガフュージョン!」ジャキーン!「キングジェイダーΣ!」ズズーン!『キサマの存在を忘れておった・・』
「失礼な奴だ。ではいくぞ!JクォースΣ・トライデント!」ドシュッ!ズババババーン!シュルルル・・パシッ!
「大漁だ。」「ソルダート!ゾンダリアン核はそっちへ渡す。後始末を頼むぞ!」「了解だ。責任をもって母星へ帰そう。」
「でも千人分か~。Jアーク、密入国船みたくなっちゃうわね。」「核のままで運ぼうか。」『そのほうがいいかも。』

「いまのうちにダメージ受けた方は私が応急修理しまーす。自己申告してくださーい!」「私は左腕の装甲が。」
「GTスキャン・・内部構造までダメージいってませんね。ケブラー製の包帯をしておきます。」シュルシュルピシッ。
「シルヴィーがちょいとやられた。診てくれ。」「グスングスン、いたいよ~。」「あ~、神経系までいってますね。
では痛み止めのGモルヒネ・インジェクター。」シュッ。「あとはオイル洗浄とチタンバンテージ。」シューッ。ピシッ。
「どう、痛みは?」トントン。「痛くなくなった。ありがと、フラウお姉さん!」「お大事に。はい次の方!」

「ここらでフォートレス艦隊も本気を出すとすっか!」「うむ!全艦、直接攻撃モード!」ビーッ!ビーッ!
「「大日」、三連ミラーカタパルトに50トン弾装填開始!」「「不動」、大型ミラーカタパルトに100トン弾頭装填開始!」
「「千手」、メガトンクレーン全基展開!」「「弁天」、リフレクトミラー放出開始!」「「軍茶利」、73サンチ主砲、
射撃準備完了!」「機動部隊および世界勇者ロボ軍団とキングジェイダーに連絡!射線上より退避せよ!」

「リフレクトミラー、配置完了!(まさか味方を攻撃することになるなんて。)」「攻撃範囲設定よし!(こんな配置
選んだのはヲイルでしょ!)」「砲撃カウントダウン開始!(そこまで見てませんでしたよ!)」「3、2、1、ゼロ!
(もうヤケ!これで当たってやられたら、運がなかったってこと!)」「リフレクトレーザー発射!(そうしましょう!)」
ガコン、バシュッ!・・パシィィーン!ズドドドドドーン!」「60機、撃破!(あっちゃ~、全弾命中・・なまんだぶ。)」

『こ・・こんなバカな!地球人ごときに私の千機軍団が壊滅していく!』「だから言ったのじゃ。人間をなめるなと!」
『はっ!・・キサマは!』「待たせたの。最終調整完了じゃ!いでよケルベロス!」「・・」ズン!「オルトロス!」
「はーい!」ズン!『これが・・新たなる敵か!』「いかにも。その力、とくと見せてやろう!戦闘開始!」「はい!」
ダダッ!「みなさん!私たちも参戦します!」「君たちは?」「私はオルトロス。そしてこちらが姉のケルベロスです。」
「・・」「あ?聞こえないけど・・」「姉はあまり大きな声が出せない性格なんです。必要なときは私が通訳します。」
「まるでゴン太くんね。」「変わった性格設定にしたもんだ。」「じゃあお手並み拝見といきましょう。」「はい!まずは
姉さま!」コクッ。ヒュッ!ガシッ!「・・」ボキーン!「か・・関節技?!」「はい、姉は獅王微塵流格闘術の達人。
どんな関節でも瞬時に折ってしまいます。」「ああ、微塵流はたしかに関節技主体だったな・・」「そして私は!」ダッ!
「おおりゃあああーっ!」ドカァァァーン!「あの技は!」「隊長と同じ拳筋です!」「獅王機甲拳。兄弟子である
隊長と同じ技です。」「おじさんは獅王拳を使いこなすロボットを作ったというわけか・・これはスゴイぜ!」
「では我々も!」「戦闘続行といきますか!」「ゲームセットまであと少し!」『どおりゃあああーっ!』

ヒュゥゥゥ・・『全滅・・だと・・』「やれやれ、さすがにエネルギーを消費しました。」「三時間もかかったものね~。」
「さて、残るはあんただけだが・・どうする?」『このような醜態を晒しては逃げ帰ることもできぬ・・せめて首の
ひとつでも土産にせねば!』「やはりな・・では俺が!」「待てい!」スタッ!「おじさん?」「お主の初期の目的は
ワシの作ったビークルロボの破壊だったの。ならば、機会を与えてやろうではないか。」「おじさん?!なんてこと!」
「ケルベロスとオルトロス!」「・・」ズン!「はい!」ズン!「二人と闘い、見事勝ったなら首を持ち帰るがよい。」
『・・どういうつもりだ?』「なに、最終テストじゃ。神種を倒すだけの力が無ければ作った意義はないわい!」
『私を怒らせたな・・よかろう!その二体、きっちり葬ってあげよう!』「健闘を祈るぞ、うわはははは!」
「おじさん!どういうつもりですか!」「まあ見ておれ、ワシの傑作の実力を。」「・・あ、なるほど・・」

「一騎打ちか・・来音らしいわい。」「大丈夫なのですか、博士?」「なに、あの男は勝てないケンカをふっかけるほど
バカではない。勝算あってのことじゃろう。」「あの二体はやはり合体するのかな?」「構造から見ると、その可能性は
あるようですね。」「でも、二体ともレディーなのはホワイ?」「来音はフェミニストじゃからな~。娘としたんじゃろ。」
「ああ、育てゲー好きなのかも。」「昔は「プリメ」とか結構やっておったからの。」「博士は?」「ボクちゃんは洋ゲー。」

「おかしな展開になりましたね・・」「これであの二体を倒しても、損失は補填しきれません。ゾンダリアン千体は
けっこう痛い損害です。」「でも・・あのロボの実力を見ておきたい。私の偽らざる気持です。」「それは同感です。
情報によれば、あのマスター来音は人類最強の男だそうですから、そのロボも・・」「楽しみですね。不謹慎ですが。」

「・・」コキコキ。「そうですね、始めましょうか。」ポキポキ。『私も格闘が得意でね・・機神拳という。』スゥゥ・・
「・・」わきわき。「姉さま、喜んでますね?」「・・」「それは私も同感です。どう考えても二対一は卑怯です。」
『私はかまわぬ。キサマらのようなザコ、十体揃ったところで私には勝てぬ!』「こっちがかまうんです。ね?」
「・・」スッ。「はい。では合体しましょう!」『なに?!』「獅王合体!」ジャキーン!「ソルレオン!」ズーン!
『コイツは・・ガオガイガーよりもでかい!』「これであなたとバランスはとれるでしょう。いきます!」ドン!
『ふん!魔光突き!』ボン!「見切った!」ヒュッ!スカッ!ガシッ!「獅王断首撃!」バン!ドドーン!
「あの技はプロレスの!」「ネックブレイカーですね。しかも必殺技としての危険なアレンジがされています。」
「いや、それは本末転倒だ、ボルフォッグ。・・これが本来の型なのさ。」「なるほど・・原武道ですか。」「撃龍神が
正解だ。獅王流拳法は原始の武道・・すなわち相手を砕き、破壊する実戦的な殺人拳の型を含む。そして機械にも・・」
『まだだ!機神撃!』ドン!「おそい!」パシッ!グイッ!「獅王破断撃!」バシーン!『効かぬわ・・な、なにっ!』
グググ・・『右腕が・・思うように動かぬ!』「右腕駆動系の神経中枢を破壊しました。再生は不可能です。」
『ば、バカな!・・再生できぬ!』「機界生命体無限再生のカギは各部に散在する神経中枢核にあります。そこを
正確に見抜き破壊すれば、タダの機械のカタマリ同然!」『そこまで我らを研究しておったか・・ますますキサマは
このままにしておけん!』ゴゴゴゴ・・(・・はっ!ヌヴェーグから強大なエネルギー反応が!・・まさか?!)
(あのバカ、アレを使う気!)(アレを使ったら、このあたり一帯は消滅します!追いつめられているとはいえ、
なんて愚かな!)カチャカチャカチャッ!「弁天より警告!ZG-23より反物質反応を感知!」「なにっ?!これは
いかん!反物質なんぞ地上で使われたら、北米大陸ごと吹っ飛ぶぞ!」「うろたえるな雷牙にいちゃん!ワシの
娘たちを信じよ!とどめだソルレオン!」「はい!はぁぁぁぁーっ!」ギーン!「Xモード?!すでに使いこなして
いるのか!」『機神滅砕拳!』ズドオオオーン!「反物質の強大なエネルギー弾じゃ!」「獅王無限楯!」ブン!
『黒い楯だと?』スゥ・・『な・・なんと!私の反物質弾が消えた!』「これはESウィンドゥ。反物質といえども、
異次元では無力!」『くっ!』「参ります!獅王流最高奥義!」ボン!ゴルルルルルッ!「両手に獅子の紋章?!
まさかあの奥義を!」「獅王!天・道・拳!」ズドオオオオーン!「なんて巨大な気弾!」「あの色は・・Gパワー?!」
『むおおおおーっ!』カッ!ズドドドドドーン!・・パサッ。「機界聖書第23章、回収完了。」「な・・なんて技だ!
ZG-23を消滅させると同時に浄解まで!」「こりゃすげえ仲間が増えたもんだな・・」「単体ではガオガイガー以上か・・」

(ふう・・あぶなかった。)(あんなの使われたら、こっちまで無事じゃすみませんものね。)「あの、そこの二人。」
ギクッ!『は、はい!なんでしょうか?!』「梁山泊に帰還後、艦攻部オフィスへ出頭してください。」ドキッ!
(バレちゃったかな?)(改ざんは完璧でしたが・・)「撃墜ボーナスが出るそうです。」『はあ?(^^;;』

「これで北米大陸の守りはカンペキじゃ。アメリカも通常兵力ではゾンダーロボにさえたちうちできぬから、
ワシの娘たちもお座敷が多いじゃろうて。」「ああ、そういえばゾンダリアン工作員が世界各地でゾンダーロボによる
ゲリラ活動をしてましたな。」「さよう。今までは南米の三人娘たちが面倒をみてくれておったが、いかにも人手不足。」
「この性能ならば、広大な北米大陸の守りに充分ですね、確かに。」「来音ひとりで充分だと思うのはボクだけか?」
「俺たち獣戦機隊もアフリカのみならず、ヨーロッパまで面倒みてるからな~。」「わたくしも遠くはインドあたり
まで出張することも多いです。」「機動部隊も東アジアからユーラシア北部によく小隊出撃をしてマース。」「浄解は
ボクと戒道と凱にいちゃんであちこち飛び回ってやってたけど、ソルレオンが増えてくれて助かるね。」「・・ああ。」
「さて、ゾンダリアン核の浄解を手伝ってくれ。一千個もあるとアルマだけではおっつかん。」『オッケー。』

「はいボーナス。あなたたちはハイスコアを作ったわ。二人でゾンダリアンロボを120機も破壊するなんてはじめて!」
『あ・・どうも。(^^;;』「まあこれだけの戦力の激突もそうはないけどね~。ね、正規隊員に推薦したげよか?」
『えっ?!』「こ、困ります!私たちはあくまで補欠要員ですし・・」「派遣会社になんて言えば・・」「そ~ね~。
ちょっとトラブるかもしんないか・・よし、また補欠が必要なときは真っ先にあなたたちを呼ぶから!」『どうも。』
「じゃ、今日の業務はおしまい!まったね!」『失礼します、御統ユリカ艦攻部長。』ペコッ。

「ヲイル・・いくら入ってます?」「え~と・・ありゃ、50万も。」「それって大金?」「かなりはりこんでますね。
でもね・・味方倒してもらった報酬か・・」「本来ならゴミ箱行きでしょうが・・彼らの死をムダにしてはいけません。」
「同感です。ここはひとつ、」「おとむらい・・ですね。どこかあります?」「いいフランス料理店知ってます。」


君たちに最新情報を公開しよう!
ついにすみれは梁山泊内部へ!機界聖書があぶない!
隠密神種、潜入せよ!だが、梁山泊は恐るべきトラップダンジョン!
行く手を阻む奇怪な罠!バケツにタライ、落とし穴!
はたして機界聖書の奪還は成功するのか?がんばれZG-24!(笑)
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「失われた聖書」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ミニツール・ピックアップニードル)



ミッション23~29

♪ザン!

「ではこれよりGGG基地「梁山泊」の見学に入ります。みんな、並んでならんで。」『はーい!』ザワザワ・・

「では案内役の方を紹介します。」パッ。【ようこそ梁山泊へ。私が案内役の獅子王絆です。】「ホログラムか~。」

「でもキレイね。」「おいおい護、あれって・・」「うわっは~。ホログラムだと思われてるよ・・」「ホントは

ユーレイなのにね~。」【では解説をしてくださる博士をお呼びします。博士!】【ほいほいっと。ボクが君たちに

梁山泊の設備について解説してあげる獅子王麗雄じゃ。】『・・う~む。(^^;;』「出たがりなユーレイだこと・・」

「よくやるね~。」【まずはこの3Dイメージをどうぞ。】パッ。【梁山泊はこのGアイランドの水面下全体に広がる

巨大基地です。内部は七つの要塞艦とそのサポートをする副施設で構成されています。】【七つの要塞艦が梁山泊の

本質じゃ。この基地は要塞艦のドックと維持設備の役割を果たしているに過ぎんのじゃ。】【いわばでっかい格納庫

ですね。では各要塞艦の紹介に入ります。こちらへどうぞ。】ゾロゾロ・・「おいみんな、フケねーか?」

「そんなことしちゃダメよ、ウッシー。」「だってさ、さんざか見慣れたとこばっかだしな。どうせならまだ見てない

とことか行ってみようぜ。」「それもそうね。集合時間に遅れなきゃいいんだから。」「賛成。護は?」「う~ん・・

つきあうよ。」「マモル君が行くなら私も。戒道くんもどう?」「うん。」「あの、すみません。」「すみれちゃん?」

「私も連れていってください。」「おっ、いーこと思いついた。すみれちゃんをオレらで案内して回るってのはどうだ?」

「それグッド。」「さんせー。」「で、すみれちゃんはどこ見てみたい?」「え~と・・機界聖書。」「そりゃいーや。」

「なぜ?」「戒道くん?」「なぜ機界聖書に興味があるの?」「機界生命体について詳しく書かれてるって聞いたので。」

「・・わかった。」ジィ・・「・・なにか?」「いや・・(この娘からおかしな気を感じる・・なんだろう?)」

 

ミッション24「失われた聖書」

 

「・・ここだ。フォートレス0「弥勒」・・」「この中に聖書が保管されてるのよ。」「たしかPルームだったよな。」

カツカツ・・「今日はユーレイは出ないみたいね。」「ガイドで忙しいんでしょ。」「ユーレイってなんですか?」

「ああ、すみれちゃんは知らなかったんだ。ここは幽霊要塞とも言われてるんだ。」「幽霊要塞・・ですか?」

「よーするに出るの。」「幽霊が?」「さっきの案内のひと。あれホログラムだと思う?」「・・まさか。」

「そのまさか。あれが「弥勒」の幽霊。」「GGGって幽霊隊員がいるんですか・・」(う~む・・あなどれないわ。)

 

「・・ここだ、Pルーム。」「いつ来ても底冷えするとこね、ここは・・」「入るよ。」シュッ。・・シーン・・

「フギュルル~、ブキミわるいな~。」「ヘンな声出すんじゃないわよ、数納!」「あれだ。機界聖書。」カツカツ・・

「これが機界聖書・・」「無造作に置いてあるけど、いいのかな?」「これじゃカンタンに盗まれそうだな。」スッ。

ビーッ!ビーッ!『ドッキーン!』【誰じゃ!・・なんじゃ護くんたちか。】【神種が盗みに来たのかと思ったわ。】

「び・・びっくりした~!」「ちゃんと警報装置があったのね~。」「心臓がノドから出そうだったぜ・・」

【まったく人騒がせな。さっさと見学コースに戻りなさい。】『は~い。』ゾロゾロ・・(・・ここか。場所は

わかったわ。ヲイル、モニターしてますか?)(・・)(・・あれ?を~い、ヲイル?)(・・)(・・そっか。

ここはテレパシーが通らないのね。)【ちょっと待て。】「えっ?」【誰かが思念を発しておる・・気がしたがな?】

【まさかこの子たちにテレパスが?】【・・気のせいじゃろう。行ってよろしい。】「テレパスって?」【思念波で

通信をする者。エスパーじゃな。】「マモルくんや戒道くんのこと?」【いや、それとは少し違うようじゃ・・まあ

何かのノイズだったんじゃろう。】(・・あぶなかった。まさか思念波まで感知されるとは・・)「・・すみれさん。」

「は、はい。なんですか戒道さん?」「あとでちょっとつきあってくれないか。」「え?」『おおーっ!』

「こりゃすげえ!戒道がモーションかけたぜ!」「見かけによらずやるのね~。見直したわ。」「あとでと言わず、

いま二人にしようよ。」『さんせー!』「とゆーわけで、がんばれよ戒道!」「うわっはー!それじゃあとでね。」

タタタタ・・「・・なにを言ってるんだか・・」「あ、あの、お話って・・」「・・君だろ、念を発していたのは。」

「・・」「答えなくてもいい・・君が何者かはおおよそ見当がついている・・機界女王ンドゥーネ。」

「・・バレちゃったか。さすがはアベルの遺産。」「目的は機界聖書の奪取だな・・好きにするがいい。」「えっ?」

「聖書の内容は読んだ・・回路は手のつけようがないので、もはや置いておくだけ無意味、いや、このGアイランドに

攻撃が集中するだけ・・それはボクには都合が悪い・・」「・・なぜ?」「やるなら他でやってほしい・・条件は

それだけだ。」「条件?・・あなたに私が倒せるとでも?」「刺し違えても・・な。」「私一人倒したところで、

我らは崩壊はせぬ。」「そうだろうな・・君があやつり人形だから。」ハッ!「・・なぜ?」「図星だったか・・

半分はハッタリ、半分は・・君の内にある根本的な優しさだ・・」「優しさ・・?」「これまでの神種の動きには

以前のような無闇な大量破壊や地球昇華の気配が無い・・そして君は核ミサイルまでも使うことを是としなかった。」

「買いかぶられたものですね。私は無益な殺生や成功率の低い局地昇華作戦を嫌っているだけです。」

「それで機界巫女の探索に重点を置く・・か。」「そのとおり。そちらのほうが確実ですわ。」「・・そうか。

よくわかった。」「・・ちょっと気になりますね、その奥歯にモノが挟まったような言い方は・・」「もともと

こういう口調だ。(・・まだ気づいていないようだな・・)」「それにもうひとつ・・なぜここにいる?いやしくも

女王とあろう者が。」「陣頭指揮をしているだけです。」「発覚する危険を冒してまでか?」「発覚するようなヘマは・・」

「したじゃないか・・たったいま。」「・・問題はありません。」「で・・ボクも消すか?」「・・いまあなたを

消せば、脱出が難しくなります。」「・・そうだな。」「私を売りますか、GGGに?」「いや・・このままでいい。」

「ほう・・理由を聞きたいですね。」「いまそちらは0勝23敗。相撲なら負け越し寸前だな。」「ぐ・・」

「少しくらいペナルティをつけてやってもいいだろう・・そのほうが面白い。」「・・いまここであなたを始末する

べきかもしれませんね。」「わかってるはずだ、いまはダメだと。それに・・」「それに・・?」「倒すべきは・・

黒幕じゃないのか。」「・・戻りましょう。集合時間に遅れます。」「・・うん。」

カツカツ・・「ひとつだけ忠告しておく・・諜報活動くらいでGGGは倒せない。そんなことで倒せるものなら

パスダーや31原種がああも簡単に敗れはしない。」「・・それが一番の疑問でした。文明・技術レベルではるかに劣る

地球人がなぜ勝てたのか・・」「・・答はもうわかっているはずだが。」「・・勇気・・ですか。」「非論理的だがな・・」

 

「それで長官、今日の夕方からですか?」「うむ。GGG定期保安点検、通称「キツネ狩り」をとりおこなう。」

「今回のキツネ役は参謀部の俺さまとルリだ。各所のトラップ敷設はもう終わってるぜ。」「ゲッ、参謀か~。」

「サンボー部の当番の回はトラップ多くて困りマース。」「それにルリちゃんはああ見えてけっこーキレ者だし~。」

「今回も参謀部無敗記録を更新するぜ!だっはははは!」「難易度が高いほど燃えるというもの。諸君、がんばって

くれたまえ。」「私と長官、そして参謀部のあかりさんが審判をやります。17:00より一時間の予定です。」ポリポリ。

「それで我々はいつものように。」「通行可能なエリアに分散して哨戒するわけだな。」「ではいつもの配置で。」

「質問。「弥勒」はどうします?」「「弥勒」はいつものとおり、あのお二方に担当してもらおう。」

 

「ヲイル、詩篇の保管場所が判明しました。」ここはGアイランド公団住宅。すみれたちはここの部屋(3DK)を借りて

地上基地にしている。もちろん表むきは「御堂音」家である。「なるほど・・テレパシーさえも遮蔽されてしまうとは、

一筋縄ではいきませんね・・」コポコポ。「とゆーわけで、誰か送ってみましょうか?」パリパリ。「情報部所属の

ネルフェでどうでしょうか?」ズズ~。「あのネルフェですか・・潜入能力は一番なんだけど・・」「性格に問題あり・・

と言いたいのですね。」「そのとーり。でも他によさげなのいないからね~。」ズズズ~。「ふぅ、コブ茶がおいしい・・

しょうがない、ゼイタクは言いません。」「ただちに。このヨウカン食べてから。」モグモグ。「それでいいです。」

 

「ごめんください。」『はーい。』パタパタ。「あ、お隣の戒道さん。」「これコロッケですけど、ちょっと

作り過ぎてしまって。よかったら食べてください。」「あ、いつもおすそわけすみません。」「いいえ。でも、

いつの間にお宅が引越してきたなんて、少しの間気づかなかった私も失礼ですよね。」「いえいえ、あまり荷物が

無かったもので、あっさり引越しが済んだせいですよ。」「そうですか。お隣同士、仲良くしましょうね。では。」

パタン。「戒道・・?あれ?ひょっとしてあのアベルの遺産の?」「あ・・お隣なのか~。気づかなかったわ・・」

 

「母さん、隣に誰か引っ越してたの?」「ああ、幾巳は留守がちだから気がつかなかったんだね。一週間くらい前に

御堂音さんて方が。」ブッ!「お、御堂音?ひょっとして僕と同じくらいの・・」「あら知ってたの?そう、とっても

可愛い娘さんが。」「・・なんてこった。僕のクラスの転校生だよ。」「あらまあ。世の中せまいものね~。」

「ちょっと出かけてきます。」パタパタ。「こんな夜中に?またあの白い戦艦?」「いや、ちょっとお隣に。」

コンコン。「はーい。」カチャ。「・・あら?」「やっぱり・・」「・・世の中せまいものね。」「どなた?・・あっ!」

「やめよう。いまここでは・・」「・・そうね。」「ひとつだけ約定を提案する。ここでは干渉し合わない。いい?」

「・・いいでしょう。」「同感。」「以上だ。じゃ、お休み。」『お休み・・』パタン。「ややこしくなったわね~。」

 

『さってと、詩篇の奪還か~。ま、いかな厳重なトラップでも、アタシにかかりゃ楽勝だけどね・・おっと。』

ガキョンガキョン。「この通路か、俺たちの哨戒場所ってのは。」「え~と・・おにーちゃんが西側、アタシが南ね。」

「よっしゃ。参謀だけは絶対通しゃしねえ。」「ルリちゃんは頭いいからな~。アタシにはちょっとキツイかもね~。」

(見張り?・・感づかれたのかな?)「でも今回も立ちんぼで終わるかもね。」「そうだな。この「弥勒」ブロックは

保安システムがこの世のものじゃねえからな。」「オニの難易度だからね~。まあ神種でも潜入はムリね、きゃははは!」

(神種でもムリだって?おーし、やったろうじゃないの。)「ん?シルヴィーなんか言ったか?」「うんにゃ?」

 

「時間だ。キツネ狩り、開始!」「全保安システム、セーフティ解除。」「全要塞、保安レベル最高値。」

「弥勒エリア、空間湾曲セキュリティシステム全開放。これで一般隊員でも簡単には入れません。」「よし。火麻くん、

ルリくんに連絡。思う存分やれと!」「とゆーわけです。好きなようにやっちゃってください。」『了解だぜ!』

『りょーかい。』

 

ゴゴゴゴ・・『ここか・・詩篇の保管されている要塞ブロック「弥勒」ってのは。物質透過。』スゥ・・ヒュッ。

『アタシの能力、物質透過にかかればどんな厳重な保安システムでも無いも同然・・あれ?』ゴゴゴゴ・・

『・・ここ、入ってきたとこ?後戻りしちゃったのかな?もう一回!』スゥ・・ヒュッ。『・・また戻ってきた?!

なんで・・そうか!壁の向こうで空間が曲がってるんだ!』コンコン。『いきなり難易度高いな~。・・よし、

回り道を捜そう。』スススス・・『・・ハッチ発見。ロックは・・』ニュッ。『・・よし。』カチッ、シュッ。

『ふふん、どんなカギでもへっちゃらさ♪・・さてと。』キョロキョロ。『・・誰もいない。保安カメラにも

光学迷彩で見えない。前進。』ススス・・『・・ん?圧力センサーか。浮遊。』フワッ。ススス~。『楽勝だね~。

着地。』ストッ、プツッ。『・・え”?』ヒュッ、ペチャ。『あひゃあああーっ!なんだなんだなんだ?!』ブラーン。

『・・コンニャク?な、なんでこんなアホなワナが・・』プツッ。『え”?』ヒュゥゥ・・バコーン!『あいたっ!』

ガラガラーン!『おっと!しーっ!・・アルミ缶?!なめとんのか!』プツ。『でっ!今度はなに?!』バサッ。

『ふん、ただの布じゃ・・ない!』ベッチョリ・・『瞬間接着剤?!この!』ビリビリ!『とれな~い!』ドタバタ!

【母さんや、早速誰かトラップに引っかかったみたいじゃぞ。】【あら、意外と早かったわね。で、どこのだれ?】

【瞬接剥離スプレー。】シューッ。『ぶわっは!あ~きつ!』【ほう、神種じゃ。】【え~と、ひのふの・・ZG-24

ですね。】『あんたらか、このえげつないトラップ仕掛けたのは!』【気っぷのいい神種じゃの。そうじゃと言ったら?】

『殺す!猛毒手裏剣!』ヒュヒュッ!スカスカッ!【ボクらにそんなもの効かんわい。】【霊は切れませんものね。】

『ちっ!精神体か。』【ついでだから少し遊んでやるか。聖書が目的なら、この矢印の方向へ進め。運がよければ

機界聖書に到達できるぞい。】【でもトラップがいっぱい。健闘をお祈りしますわ。では。】スゥ・・

『こうなったら、やったろーじゃないの!』

 

「参謀、敵接近。方位135、距離20m。あと7秒。」「おっしゃ。カウントダウン開始。」「3、2、1。」「それっ!」

カチッ。ドバーン!『おうわあああーっ!』「敵部隊、トラップで全滅。」「よし、これで残り300人!

次のポイントへ移るぞ。ルリ、背中に乗れ。」「はい。」ヒョイ。「21秒で行ってください。」「お安い御用だぜ!」

 

「艦攻部分隊、ポイントDD4で全滅。」「これで全分隊の三分の一までやられたか。」「さすが参謀とルリちゃんの

最強コンビです。ものの30分でこれですから。」「主力の諜報部分隊は?」「「不動」ブロックで待ち伏せ中です。」

「ボス、ホントにここでいいんですか?」「間違いありません。火麻参謀の行動パターンを「シャーロック」で推理

してもらった結果です。」「ホームズがそういうなら間違いないだろう。」スパ~。「あめえぜ!」ハッ!「後ろか!」

「おせえ!」カチッ、ザパーン!『うわっ!』「諜報部分隊、全滅です。」「よっしゃ次だ!」ダダッ!

「諜報部分隊、水をかけられ全滅です。」「むむう・・やるな激。」「あとの希望は機動部隊だけですね・・」

 

『たくも~、まるで迷路だねこりゃ。』ヒョイ。『・・こっちみたいね。』カチッ、バタン!『落とし穴なんて古典的。

こんなのに引っかかるバカは・・あ”?」ヒュゥゥ・・ドスーン!『あいた!石落としの二段構え!』ベチャーン!

『くくっ・・こりゃシロウトのトラップじゃないね。ぜーったいクリアして詩篇はいただくからね!』

 

「よし次で最後だな。」「え~と・・」カタカタ・・「そこで止まって、右の側道へ。」「おっしゃ!」キキーッ。

「そこの影へ。」「よっと。」ヒュッ。・・ガキョンガキョン。「兄者、先行偵察なんかして気取られないのか?」

「少なくとも牽制にはなるでしょう。炎竜はそっちの脇道を見てください。わたくしはこちらを。」「了解。」

ガキョンガキョン・・(いまです。)(おっし。)タタタタ・・(あと3、2、1。)(ゼロ!)カチッ。ドパーン!

『おわあああーっ!』「これで炎竜・氷竜は失格です。」「ルリの読み通りだったな。」「残るは機動部隊主力。」

 

フッ。【なんじゃ、兄ちゃんしかおらんのか。】「麗雄か。いまはキツネ狩りで全員出払っておる。」【そうそう、

そのキツネじゃ。「弥勒」にいまZG-24っちゅー大物キツネがおるぞ。】「な、なんじゃと?!・・「弥勒」では

狭すぎるの。諜報部でも難しかろう。」【そこで相談じゃ。マルチィを貸してくれ。】「え?あたしですかぁ?」

「マルチィはパワーリミッターかけとるから、人間と同じかちょっと下のパワーしか出せんぞい。」【それでよい。

あとは絆がなんとかするわい。それと、例のアレじゃ。】「・・ああ、あのミニツールか。ちょうどここにあるぞい。」

 

『はあっ、はあっ・・ここが最深部ね。』シュッ。『・・あった!機界詩篇!』ダダッ!ワシッ!『ついに・・ついに

目的を達成できた・・』【いやこれからが本番じゃ。】『なにっ?!』【お宝を手に入れるだけでは冒険は終わらない。

それを持って無事に脱出できてこそ。】『くっ・・』【帰り道は来た道よりも困難と知れ。ボクらも直接攻撃するぞ。】

『やれるものならやってみろ!』ダダッ!【絆、出番じゃ。】【はい。このボディーを使わせていただきます。】

「う~、なんだかコワイですぅ~。」【だいじょうぶよ。憑依開始。】スゥ・・「う・・ふぅ。ちょっとせまいけど、

まずまずの具合ね。」トントン。「パワーリミッター解除コードよし。」【それで凱なみの運動能力が出せるはずじゃ。】

 

タタタタ・・『・・来る!』ヒュゥゥゥゥ・・『はっ!』ターン!「むっ!」スカッ。「・・やるわね。」「・・子供?」

「メイドロボのマルチィ。仮の身体よ。」『このエネルギー質は・・スピリットボーグ!』「そのとおり。

霊エネルギーで爆発的に強化されているわ。すなわちパワードマルチィ!」ダッ!『疾い!光学迷彩!』スゥ・・

「消えたわね・・でもムダよ。」ピピピピ・・「・・そこ!」ビュッ!バキィィーン!『うわあっ!』「隠れるなら

熱も消しなさい。赤外センサーで丸見えよ。」『ならば攻撃あるのみ!超振動手裏剣!』ヒュルルルッ!「おっと。」

キキキーン!カツカツカツッ!「超振動ムチ!」シュッ!「ピックアップニードル!」スパーン!『バカな!アタシの

ムチが!』「今度はこっちの番!三角飛び!」ダッ!ダンダンダン!『壁と天井で反射ジャンプ?!なんて脚力!』

「そこ!」ダーン!ストッ。『しまった!後ろをとられた!』グイッ!「これでおしまい。ピックアップニードル!」

キュピン、ズドッ!『うぐっ!』ズズズズ・・「・・捕らえた!」グイッ!ズボオオオーン!「摘出完了!」

ピックアップニードル。それはガオガイガーのハンマーヘルの技術を応用した携帯ツールである。主に人間大の

機界生命体を相手にするときに使用され、相手の中枢核を先端の三つカギで引っ掛け、えぐり出す。

「これでゲームオーバー。楽しかったわ。」ドサッ。「このヌケガラは科学部にでもあげましょう。」

 

「・・GTスキャンに感。来ました。」「全員、迎撃準備!」・・タタタタッ!「水鉄砲発射!」スポポポン!

バシャーン!「仕留めたぜ・・なにっ?!」ゴロン。「人形!」「かかった!」「ダミー水爆弾、起動。」バシャーン!

『うわっ!』「機動部隊全滅です。」「やったぜ!参謀部の12連勝!」「ちっ、さすがは参謀部最強コンビだぜ。」

「次回は整備部です。そのときこそ勝ちましょう。」「だが、ウッシーと智子もなかなかのやり手でござる・・」

 

「終わったか・・まだまだ訓練不足だな。」「参謀とルリちゃんが強すぎるんデース。」「もうビショビショ~。」

「おい命、コーヒー入れてくれ。」「は~い。ルリちゃんもいる?」「いただきます。ミルクは多めでお願いします。」

 

「どうやら終わったようじゃの。」「雷牙博士?」「訓練サボッテいけないデース。」「そう言うな。ちゃんと

みやげがある。マルチィ。」「はーい。」スッ。『ゲゲッ!神種核?!』「さよう。ZG-24じゃ。」「ど、どこで

これを?」「なに「弥勒」に侵入しおっての。麗雄と絆さんが遊んであげたのじゃ。」「なぜ通報しなかったのですか!」

「インドアバトルじゃから、余計な混乱を招くだけ。そこで少数精鋭でいったのじゃよ。な、マルチィ。」「はい。

絆さんがあたしのボディを使って。」「そうか・・確かにビークルロボでは大きすぎて小型神種と基地内でやりあう

には不利だな。」「そういうこっちゃ。こんなこともあろうかと、マルチィにはリミッターをかけておいたのじゃ。」

「リミッターですか?」「それを解除するとかつてのサイボーグ凱なみの運動能力を発揮できる。ただ普段には

強すぎるのでリミッターかけたっちゅーわけじゃ。」「あたし自身も知りませんでしたぁ。みなさんのお役にたてて

嬉しいですぅ。」「隠された勇者がいたわけだな。」

 

「・・連絡ありませんね。」「しくじったかな?」コンコン。「はーい。」カチャ。「あら、戒道くん。」

「たったいまGGGから連絡があった。ZG-24浄解完了だって。」「・・わざわざどうも。」パタン。「だそうです。」

「これで24敗か~。」「まあダメモトでしたけどね。あとできっちり奪還して再昇華してあげましょう。」

「そうですね・・でもくやしいわ。」「こんな時はストレス発散。遅くなったけど晩ご飯にしましょう。

今夜はなんですか?」「クラムチャウダーです。それとお隣りからまた煮魚をもらいました。」「そういえば、

お隣りには来客みたいですね。」「言われてみれば、なにやら賑やかですね~。どなたかしら?」

 

「さ、こちらの料理もどうぞ。」「ああ、すみません。・・うむ、おいしいです。」「こっちは迷惑かけっぱなし

なのにすみませんね。」「いいえ、戦艦暮らしでは何かと不自由でしょうに。」「まあ、これほどの料理は

作れないですね。」「我らはサイボーグですので、どうしても料理がおろそかになりがちなのは事実です。」

「それはいけませんね。ちょくちょくいらっしゃい。おいしいもの作ってあげますから。」「JアークΣクルー一同、

感謝いたします。」「あ、そうだ。ついでだからお隣りの御堂音さんもお呼びしましょうか。」「か、母さん。

ちょっとそれは・・(^^;;)」

 

君たちに最新情報を公開しよう!

台風をあやつる神種降臨!Gアイランド直撃コース!

史上最大の超大型台風に抗う術はあるのか?!

ある!見よ、あの黒いイレイザーヘッドを!

国連事務総長承認キー発動!三重の安全装置を解除せよ!

いまこそ我々は奇蹟を見る!自然の猛威に打ち勝つ人類の叡智を!

勇者神ガオガイガーG、ネクスト

「EH-∞」に、ゴッドフュージョン、承認!

これが勝利のカギだ!(イレイザーヘッド∞)

 

*******************

 

♪ザン!

「う~む・・次の作戦どうしましょうか?」「・・ここは我らの仕業と見せずにこの島を攻める手でいきますか。」

「そんなことができるのですか、ヲイル。」「ノルマッドの力を使えば・・」「・・ああ、あれですか・・でも・・」

「なにか問題でも?」「この島壊滅させたら・・」「・・お気持ちはわかりますが、敵の拠点にダメージを与え

なおかつ我らがつけいるスキを作るには・・」「・・わかりました。派遣してください。」「ただちに。」

「・・まあ気象情報もあるから、避難するでしょうね・・」「できるだけ人死には出したくないですね・・」

 

ミッション25「EH-∞」

 

ヒュゥゥゥ・・「あら~、イヤな風ね~。」「ちょっと湿っぽいね・・妙に生暖かいし。」「これじゃお洗濯物が

乾かないわね~。しょうがないから、乾燥機を使いましょう~。」トテトテ・・「・・なにかイヤな予感がする。」

ピッ。「こちら護隊員、メインオーダールームへ。」『あら、どうしたの護くん?』「命姉ちゃん、そちらで気象の

情報見れますか?」『ええ、見れるけど・・あら、気圧が急激に下がってるわね。』「さっきからどうも天気が

おかしいんです。それになんとなくイヤな感じが・・」『神種・・かしら?』「神種の反応はないけど・・とにかく

すっごくイヤな予感がするんだ。」『・・そうね。たしかにこの気圧の下がり方は異常ね。調べてみるわ。』

 

「スワンさん、気象衛星の情報見れます?」「ホワット?天気予報では今日は晴れデスヨ?」「気圧が異常に

下がってるんです。衛星画像で何か見えませんか?」「オーケイ。やってみまショ。」カタカタカタ・・

「・・ジーザス!」「な、なんですか?!」「マーシャル諸島海域で熱帯低気圧発生!どんどん勢力を広げてマース!」

「なんだ、台風ですか。」「タダのタイフーン、違いマス。コンピューターの予測では史上最大のものになりマース!

予想最低気圧・・450ヘクトパスカル?!アンビリーバボ!」「な、なんですって!コース予測は?!」カタカタッ!

「・・オーマイガー!関東直撃デース!」「こちらメインオーダールーム!メインスタッフ緊急召集します!」

 

「これが台風8号です。関東が暴風圏に入るのは24時間後です。予想最大風速は120m。」『なんだと?!』

「もしそんな風が吹いたら、住宅など簡単に消し飛びます。」「それ以前にすさまじい高波が襲ってくるでしょう。」

「プロテクトウォールの持続時間は約一時間。その間に暴風圏を抜けてくれる見込みはないぜ!」「むむう・・」

「梁山泊は海底ですから無傷でしょうけど、市街地は壊滅的打撃を受けることになります。」「さしものボクも

このような常識外れの台風まで想定はしておらなんだ・・これは関東エリアは消し飛ぶぞ。」「・・まさかこれも

神種の攻撃では?!」「充分ありうる。気象学的にも不自然すぎる規模と唐突な発生状況を考えるとな・・」

「だが・・我々にこの予測される大災害を回避する手だてはないのか?!」「長官、いかにメガトンツールとはいえ、

自然のエネルギーに抗せるものではない。せいぜい局地的な津波や竜巻、火砕流くらいじゃ。あのような大台風を

消去するのはアルティメットハンマーでも不可能じゃ。」「計算したところ、台風8号の総エナジーは5x10の20乗

ジュール。こんなバカでかいエナジー、イレイズするのはインポシブルでース!」「イレイザー・・そうだ!」

『えっ?!』「ウッシー、なんか手があるのか!」「ひとつだけあります、手が!」「ま・・まさか!」

「あ・・あれを使うってえのか!」「そうです・・EH-∞です。」「だ、だがあれは・・」「わかっています・・

核兵器よりも恐ろしいものだと。でも、いま使わずにいつ使うんです!」「く・・そうだな。・・わかった、

全責任は私が負う。」「いえ、これは僕の責任で使うものです。万が一のときは僕を処分してください。」

「ウッシー・・おめえ・・」「作ってしまったのは僕です。だから始末は自分で・・」「牛山さん・・」

「牛山くん・・骨は拾ってやる。思う存分やってくれ!」「ありがとうございます。「不動」へ行きます!」

 

『整備部員は全員「不動」メタルロッカールームへ集合してください。』「ん?なんや?」「保科主任、何事ですか?」

「わからん。ともかく行ってみよか、あやめはん。全員、作業中止!「不動」に向うで!」『おおっ!』ダダダダッ!

 

ザワザワ・・「こ、ここは13番ロッカー・・」「なんですか?」「「不動」就航からいままで開けられたことがない

ロッカーや・・」「開かずのロッカー・・あ、牛山さんだ。」「諸君、聞いてくれ。いま関東に未曾有の超大型台風

が接近している。もしこれが直撃すれば、Gアイランドのみならず関東一円は廃虚となる。」ザワザワ・・

「これを回避する手はただひとつ・・この第13番ロッカーの中身だけだ。」「しつもん。その中には何が入ってるん

でっか?いままで整備部員も科学部員でも誰ひとり見たものはおらんのですが。」「当然だ。この中身は使われない

ことを前提に作られたものであり、この世にあってはいけないものだ。」ザワザワ・・「ではお見せしよう。」ピッ。

プシュッ、ギギギギギ・・「・・あ、あれはなんや?!」オオオッ!「く・・黒いイレイザーヘッド!」ズズズズ・・

「金文字で『EH-∞』・・う、ウッシーはん、これは!」「禁断のメガトンツール・・イレイザーヘッド-∞だ。」

ゴゴゴゴ・・「な・・なんて不気味なイレイザーヘッドなんや・・」「まるで虚無を固めたみたいな黒さですね・・」

「見てのとおり弾頭部と基部が分離されている。装着したままだとロッカーに入らなかったんだ。そこで君たちに

お願いしたいのは、こいつを組み立てて「不動」の大型ミラーカタパルトに装填してほしいんだ。」「・・時間は?」

「暴風圏到達まであと23時間。20時間でできるか?」「・・わかったで、やりまひょ!」クルッ。「A班からG班、

組み立て作業や!H班からJ班は炎竜、K班からM班は氷竜の整備、残りはカタパルトの準備や!突貫工事で頼むで!」

 

「というわけで「EH-∞」を使用したいのだが。」「わかりました、牛山整備部長。」「なんせイレイザーヘッドを

運用できるのは僕と兄者の超竜神だけだからな。でも、「EH-∞」についてのデータがインプットされていなかった

のはどういうことです?」「理由は簡単、使う予定がなかったからだ。試作品として作られたのは一発のみ。それも

シミュレーションで実働試験には多大な危険が伴うためお蔵入りになってたんだ。」「危険とは?」「強力すぎて

使い道がなかった・・それに通常のイレイザーヘッドなど比べものにならないほどの振動を伴う。」「この間使った

「風林火山」よりもまだ危険だというのですか・・」「あれは単なるイレイザーヘッドの集合体だ。「EH-∞」は

基本からして違う。超振動ではなく、一種の重力場を形成するんだ。」『重力場?』「あの弾頭部分は重力発生機。

知ってのとおりゴルディオンハンマーは重力活断波を発生させ、対象物を光子にまで瞬時に還元する。だがあの

「EH-∞」はそれを広範囲に持続して発生させる。」「つまり、その重力の巨大津波でいかなるエネルギーをも

中和・消去してしまう・・というわけですね。」「そのとおりだ。そこまでわかれば、それがいかに危険なものかも

わかるだろう。」「はい・・その消去範囲にあるものは無差別に光還元されてしまう・・というわけですね。」

「ヘタをすると、大陸一つをも消しかねない・・それゆえに禁断のツールとされ、永らく封印されていたわけだ。」

「状況了解しました。要は台風8号を消去すればよろしいのですね。」「発動前に対象エリアの船舶および航空機は

全て退避させる。もうひとつ、「EH-∞」には三重のセーフティがかかっている。一つは大河長官、一つは僕、

そして一つは本体だ。僕とそちらの照準およびトリガーが完全に一致しないと発動されないようになっている。」

「完全とはどのくらいですか?」「照準は±0.000001deg.、トリガーは±0.001secまでだ。」「それは・・照準は

連動させればよいですが、トリガータイミングを合わせるのは困難です。」「理論的には成功率はきわめて低い。

でもこれは僕が設定した値だ。僕が責任をもって合わせる。」「・・わかりました。」「そっちはまかせるぜ。」

 

♪ウゥゥゥ~!『Gアイランドシティー全市民のみなさん、超大型台風が迫ってきています。多大な被害が予測

されますので、所定の退避口から梁山泊内ヘ避難してください。内部に入れば隊員がみなさんを退避ブロックに

誘導いたしますので落ち着いて行動してください。くりかえします・・』「ママ、護、貴重品はまとめたのか?」

「こんな事もあろーかと、防災袋を用意しておいてよかったわ~。」「お父さん、華ちゃんところへ行ってきていい?

華ちゃんちは海辺だから大変だと思うんだ。」「そうだな・・男手が必要だろうから、家を出たらみんなで行こう。」

「それがいいわ~。ウチだけ助かってもしょーがないしね~。」「準備はいいな?じゃあ行くぞ!」『おおっ!』

 

ビュウウウウ!トンテンカン!「母さん、そっちもだ!」「あんた、しっかり!華、中に入ってな!」「お父さんと

お母さんががんばってるのに、私だけ見てるわけにはいかないじゃない!」ブルルル・・キキーッ。「おや?」

「初野さーん!応援にきました!」「ありゃ、天海さんかい。」「三人じゃ人手不足だと思いまして。」

「すみませんね~。この戸板を打ちつけたらおしまいです!」「護、下を押さえてくれ。ママは華ちゃんと隙間埋め。」

「りょ~かい。」トンテンカン!「よし、終わった。さっさと避難するよ!」「ウチの車に乗ってください。」

バタンバタン!「ふう、波でズブ濡れだ。」「しかし天海さんもさっさと避難すりゃいいのにわざわざ・・」

「なに、そちらとは家族付き合いですから。それに困ってるの見捨てて逃げるというのは天海家の辞書にはないです。」

ブロロロ・・「帰ってきたら、家残ってるかな・・」「大丈夫だよ、華。保険だってちゃんと入ってるし、それに・・」

「それに?」「あやめちゃんが何とかしてくれるさ。パートとはいえGGGの隊員だもの。指くわえて見てるだけの

連中じゃないって、GGGはさ。」「そうともさ。華、何も心配するこたねえ。それより、避難所での店開きだな。」

「店開き?」「そう。臨時キッチン「HANA」開店用の仕込みはオッケーさ。」「ああ、この大荷物はそれですか。」

「中身はサンドイッチにホットドッグにドリンクボトル。紙コップもちゃんと用意してあるさ。」「商売熱心だな~。」

 

ジーッ!カンカンカン!ガガガガガッ!「黒消しゴム、あと30分で組み立て完了します!」「おっしゃ急いでや!

ミラーカタパルトのほうは受入れええか!」「いつでもぶちこんでくださいや!クリーム塗って待ってますで!」

「えげつないが、まあよかろ!あやめはん、氷竜・炎竜の整備はどないなっとるねん!」「こっちは完了です!

Xシステムも最大出力でいつでも発動可能です!」「よっしゃ!ラストスパートかけるで!」『おおっ!』

 

「市民の避難、順調です。機動部隊および諜報部がシティー全域で誘導中。」『こちらスカイドラグーン。ただいま

台風8号中心部上空です。いまだZG-25の影は確認できません。』『こちらクラウドドラグーン。第二エリアにも

なーんも見えず。』『ハイパーステルスガオー、凱だ。神種反応、いまだ感知できず。』『こりゃやっぱり海中かな?』

『その可能性はあるな。もしくは・・気体神種ならば拡散されてしまえば感知できない。』「それはありうるの~。

気圧をあやつるとなれば、大気自身になるのが一番じゃ。」「となると、台風自体を消さない限りシッポは出さない

ってことデスネ。」「ここはやはりアレに賭けるしかないか・・スカイはこちらと合流してくれ。クラウドと凱は

引き続き空中監視を頼む。」『了解。』『こちら「不動」。すべて準備完了!いつでも射出できまっせ!』

「よし、作戦開始!「軍茶利」および「不動」発進!ベヨネーズ列岩で勝負を決める!」

 

ゴゴゴゴ・・「この振動は?!」ザワザワ!『みなさん、落ち着いてください。ただいま機動部隊が台風8号を

迎撃すべく出撃しました。』オォッ・・『作戦ポイントはベヨネーズ列岩。作戦経過はホログラムディスプレイで

逐次中継します。』「迎撃って、台風に勝てるのか?」『勝てます!この台風は間違いなく神種の仕業です。ゆえに

我々は絶対に負けません!』シーン・・「・・わかった、信じるぜ、勇者たちを!」「きっと勝てるよね、きっと!」

(愚かな・・自然の破壊エネルギーに敵うとでも思っているのか?)(勝算があるか、無謀なのかのどちらかですね。)

(どっちだと思います?)(・・前者でしょうね、おそらく。)(いままでの戦いぶりを見てればね・・)

 

ドドドド・・「風速40m。暴風圏まで20km。」「空竜神、ベヨネーズ列岩上空。」「「不動」より「EH-∞」

射出します!」ズドーン!「座標軸固定!」ガシーン!「キャッチ成功!列岩に着地します。」ズズーン!

「作戦カウントダウン開始!」「長官、承認を!」「よおーし!」チャキッ。「国連事務総長承認キーを使う!

イレイザーヘッド・インフィニティ!発動承認!」ジャキーン!ガチーン!「了解!ターゲットスコープオープン!

電影クロスゲージ明度20!ターゲット連動誤差修正よし!」ジャキン!ピピピピ・・「トリガーアップ。」ジャッ。

グッ。「デュアルターゲットレティクル、アライメント開始。目標方位、223.65583。」「了解。方位223.65583!」

グイッ、ビュオオオーッ!「くっ!風が強くて照準がぶれる!」「がんばってくれ空竜神!」「こうなったら!

はぁぁぁーっ!」ギーン!「Xモード発動!おりゃあああーっ!」グググッ!「微調整・・よし!」・・ピタッ!

「総員耐ショック耐閃光防御!」シュッ、ピシッ。「メインおよびターゲットカメラ、フィルタリングよし!」

「カウントゲージ、カウントダウン開始!」ピピピピピ・・『発射!』カチッ!・・シーン。「・・発動しない?!」

「すみません、私のトリガーが0.0003秒遅れました。」「予想された事態だ。もう一回やるぞ!」「はい!」

「カウントゲージ、カウントダウン再開!」ピピピピピ・・『発射!』カチッ!・・シーン。「また失敗か?!」

「いえ、今度はバッチリです。」「・・あれ!」ズズズズズズズズ・・「イレイザーヘッドが・・黒い輝きだと?!」

ドドドドドッ!「正面の水面が!」「わ・・割れる!海が割れる!」ズズズズズズ・・「強大な重力波が空間をも

歪めたんじゃ!」「海の亀裂はものすごいスピードで台風中心部へ走っていきます!」「なんちゅうヒッグス場の値

じゃ!まるで圧縮されたブラックホールじゃ!」「台風中心部にまもなく到達!」ピカッ!ズバババババーン!

『うわああああーっ!』「も・・ものすごい光量だ!」「フィルターと耐閃光サングラス、そして目をつぶっても

まだまぶしいデース!」「空竜神のメインカメラ、ブレーカー作動!」「メインビューを切れ!CCDが焼け切れるぞ!」

パチッ。『ふう・・』「イメージビューのみで結果を。」「了解。」パッ。「・・成功です!台風8号、完全に消滅

しました!」『やったー!』

 

ワァァァーッ!パチパチパチ!「やった、やったぞ!」「さすがGGGだ!」(・・まさかあの巨大なエネルギーまで

制御するとは・・)(でもこれで終わりではありません。)「あれはなんだ?!」「ああっ!神種がまだ残ってる!」

「ついに出たかZG-25!」『我が気圧の衣がはがされるとは・・こうなれば直接攻撃だ!』「そうはさせない、ゼ!」

『なにっ?!』「ディスクT!ツイスターケージ!」♪ジャカジャカジャカ・・『なんと?!大気が・・壁に!』

ディスクTは大気をあやつり、タツマキ状の空間に有害気体などを圧縮閉鎖する効果がある。「いまのうちだ、ゼ!」

「ゴッドフュージョン、承認!」ビシッ!「了解!ゴッドフュージョン!プログラム、ドラァーイヴッ!」パリーン!

「ゴォォッド!フュゥゥジョォォーン!」シュバババッ!「ゴルディーマーグ、射出!」ズドーン!「俺の出番だぜ!」

「ガオ!ガイ!ガー!G!」バリバリバリッ!「よーし!ゴルディオンハンマー!発動、承認!」ジャキーン!

「セーフティデバイス、リリィィーヴッ!」シュバッ!「おっしゃぁぁーっ!システムチェーンジ!」バチィィーン!

「ハンマァァーッ、コネクトッ!」ズドーン!ググッ!ガシッ!「ゴルディオン・ハンマァァーッ!」ビーン!

「ひさびさにいくぜ、ガオガイガーG!」「おおっ!」キュン!ズラァァッ!「ハンマァァーッ、ヘルッ!」

ズガァァァーン!「ハンマァァーッ、ヘヴンッ!」ジャキン!ガシッ!「ずおおりゃあああーっ!」メキッ、

ボコォォォーン!「ひ・か・り・に・なれえええーっ!」ブワッ!ズドドドーン!キラキラ・・

「ちょっと~!あたしの出番~!」「すまんなシルヴィー。今回は速攻勝負だったんで時間がなかった。」

「くぉら参謀部!なんであたしを外したのよ!責任者でてこーい!」『こちら参謀部、火麻あかりです。ごめんね

シルヴィーちゃん。今回は時間の勝負だったので、アルティメットハンマー装着時間をとることができなかったの。』

「・・ま、まあいいでしょ(あかりさんには強く言えないな~)。これからは気をつけてね。」『はい。』ニコッ。

 

『非常体勢、解除します。シティーへの損害ゼロ。市民のみなさんは帰宅してもだいじょうぶです。』ガヤガヤ・・

「なんとか無事に終わったね、華ちゃん。」「キッチンHANA臨時売店もけっこー売れたし。もう完売よ。

でもマモルくん、浄解に行かなくていいの?」「凱にいちゃんのほうでやってくれるさ。今日はみんなといなきゃね。」

「あ、戒道くんとすみれちゃん!」「・・やあ。」「あら、天海くんと初野さん。」「無事に終わってよかったね。」

「そ、そうですね・・」「あれ?今回はJアークは?」「さすがに台風が相手ではJクォースも効かない。今回は

観戦させてもらった。」「正直、ボクも今回はダメかと思ったんだけどね・・あんなメガトンツールがまだあった

なんて・・」「GGGの科学力、なかなか侮れないな・・なあ、すみれさん。」「え?ええ・・」「すみれ、帰るわよ。」

「あれ?この方は?」「わ、私の姉です。」「へぇ~、お姉さんがいたんだ。」「はじめまして。御堂音かすみです。」

「かすみさんていうのか~。キレイなお姉さんだね・・って!」「マモルくん!私というものがありながら~!」

「お、男の悲しい性だってば!」「もう!・・でもホントにステキなお姉さまね~。」『は、はは・・(^^;;』

「護、帰るぞ。」「華、帰るよ。」『はーい。』「それじゃまた明日学校でね!」「ああ。」「また明日。」

 

「・・これで負け越しだな。」フッ。「相撲ではありません。問題は最後に誰が残るかです。」「・・そうだな。

君や黒幕が腰を上げるときが・・史上最大の決戦のときだろうな。」「それまではまだ時間があります。じっくりと

GGGとあなたたちを研究させてもらいますから。」「御自由に・・いまさら調べられて困る事はない。」

「そうでしょうか?・・例えば、天海家の謎。」ハッ!「何を知っている?」「あなたも気づいていたようですね・・

ラティオがギャレオンによりこの星に運ばれ、天海夫妻に託されたのは偶然ではない。同時期にあなたがJアークと

共に降り立ったように・・」「ここがカインとアベルの母星だったと考えれば不思議は・・」「ふふっ・・本気で

そう思ってるの?」「・・」「もう気づいているはずよ・・この青の星こそ緑の星だってことは・・」

 

君たちに最新情報を公開しよう!

衝撃の真実!地球こそかつてのカインの星だったのか?

天海夫妻に隠された秘密とは?あの10年前の遭遇は偶然ではなかった!

いまこそ機界聖書の伝説の真実が明らかになる!

勇者神ガオガイガー、ネクスト

「真実のラティオ」に、ゴッドフュージョン、承認!

これが勝利のカギだ!(超推論AI・シャーロック)

 

**********************************************

 

♪ザン!

ザザーン・・「はい、お待たせ。キッチンHANA特製の杏仁豆腐だよ。」コトン。「ありがとうございます。」

「それじゃごゆっくり、お二人さん。ベランダ席は貸し切りにしておくからね。」パタン。「・・勘違いされてるな。」

「恋人同士に見えたんでしょうね、うふふっ。」「で、わざわざここまで呼びだしての話とは?」「こないだのお話の

続き、聞きたくないの、アルマ・・もとい、戒道くん?」「・・あれか。よっぽど聞かせたいようだな。」「ええ。

これに関してあなたの意見も聞きたいし。」「・・わかった。そちらの調査結果を聞かせてもらおう。」「では・・」

 

ミッション26「真実のラティオ」

 

「ボルフォッグ、わざわざスタッフ全員を召集するほどの情報とは?」「シャーロックが機界聖書と今までの事象から

非常に興味深い仮説を導き出したのです・・護隊員に関することです。」「護くんの?」「10年前、北海道で護隊員は

今のご両親、すなわち天海夫妻にギャレオンから託された・・そうですね?」「うむ、そう聞いておる。」「そのとき

たまたま天海夫妻には実子がいなかった。ゆえに護隊員は実の子として育てられた・・そうですね?」「要点はなんだ!」

「はたしてこれは偶然なのでしょうか?」『なに?』「・・考えてみれば、偶然にしては出来過ぎてるわね。」

「ああ・・どうしてギャレオンは天海夫妻を選んだのか、考えたこともなかったな。」「シャーロック、仮説を。」

「了解だボルフォッグ。私はその点に疑問を持った。そしてまず天海夫妻の経歴を調べてみた。その結果、驚くべき

事実が判明した・・天海家の家系はかなり古い。溯れるとこまで溯ったが、なんと飛鳥時代以前から伝わる家系だ。」

「オーマイガー・・ほとんど紀元前なのですカ?」「いや、それ以上だ。推定を含むが、およそ四千年前まで溯れる。」

『四千年?!』「公団の健康管理室に保管されている天海勇氏の組織サンプルから遺伝子解析を試みてみたところ、

極めて特殊なジーンを検出した。他の職員サンプルには見られないジーンだ。そして、天海愛さんの組織サンプルも

医療ネットワークを通じて入手。さらに護くんのも・・」「ま、まさか・・」「予想通りだった。三人とも血統的な

繋がりが皆無にもかかわらず、共通のジーンが存在した・・仮に「G遺伝子」と呼称しよう。」「G遺伝子・・か。」

「ママさんまでそうだなんて・・」「愛さんの経歴および家系も調べた。明確ではないが、やはり相当古い家系だ。」

「ちょっと待てシャーロック。つまり、天海夫妻は選ばれるべくして選ばれた・・そう言いたいのか?」「そうだ。

あの遭遇はあらかじめ予定されていたものだ。ここからは大胆な推理になるが・・」「かまわん、やってくれ。」

 

「緑の星の破滅の寸前、カインはラティオをギャレオンに託し、ESウィンドウを開いて遥か彼方の宇宙・・すなわち

この太陽系へと送った。」「そうだ。」「ここで疑問が生じるわ。カインはどうしてこの地球の事を知っていたの?」

「最初にも言ったはずだ。地球こそカインの一族の故郷だと。」「あなた、三重連太陽系の空間座標とこの星系の

空間座標、知ってる?」「愚問だ。三重連太陽系は2156879247、この太陽系は853697596。全然違う。」

「あなたはひとつ重大な計算ミスを冒しているわ。星雲の回転速度を計算に入れていない。」「なんだと?」

「ちょっと暗算してみて。三重連太陽系の座標に星雲回転による修正をかけたら・・」「時間軸パラメーターを

設定しないと計算のしようがないが・・」「いえ、二つの座標を比較するのよ・・どう?」「・・なっ?!

ば・・バカな・・」「ちゃんと割り切れたでしょ?得られる時間軸パラメーターは?」「・・一万七千年・・」

「はい正解。そう、地球こそ一万年後の青の星なの・・」「だ・・だが、太陽は・・」「ひとつ・・よね。

でも、こう考えられない?三つがひとつ・・」「こ、根拠は!」「歴史の授業、ちゃんと受けるべきね。先史時代に

大洪水があったこと、知ってる?」「・・ノアの箱船伝説か。」「伝説じゃないわ。考古学的に証明されているわ・・

なぜ洪水が起こったの?」「三重連太陽がひとつになった・・」「そう・・三重連太陽の総質量は一万年前のアレの

推定質量と同じ・・」「だが、そんな現象が起きたら、洪水くらいでは済まないはず・・」「自然は緩やかに変わる・・

そうじゃなくて?」「・・公転軌道の変化・・理論に過ぎない!」「えてして現実は理論を超えるもの。それに

その変化はカインによって予測されていたはず・・」「・・う・・」「でもタダでは済まない惑星もあった・・

太陽に飲みこまれたいくつかの内惑星、焼けただれた現在の第一惑星、高温化と地熱の活性化で地獄の様相となった

第二惑星・・赤の星。」「うっ!」「でもこの第三惑星・・いえ、かつての第六惑星はいきのびた。大洪水という

きわめて些少な現象のみで・・」「・・そうか・・そうだったのか!」「これからが話の本番よ・・うふふふ・・」

 

「この地球が緑の星だと?!」「そうだ。全てのデータがそれを示している。」「じゃあ、ギャレオンと護くんは

過去の地球から来たというの?!」「ESウィンドゥを応用すれば可能だ。あるいは平行世界という考え方もある。」

「なるほど・・時空間の相克点を開くか。」「未来旅行は相対論的に可能だ。過去に戻れるかどうかは疑問じゃがな。」

「話を戻すが、天海夫妻の正体はここまで聞けばもう判るだろう。」「カインの末裔・・だな。」「これはあくまでも

想像の域を出ないが、G遺伝子こそカインの残したプログラムではないだろうか?おそらく世界を捜せばまだまだ

G遺伝子の所有者がいるかもしれない。そしてギャレオンはそれを探知し、なおかつ識別することができる。

護くんや凱隊長の証言にあったカインの意志が宿っているばらば、なおさらだ。」「なるほど・・」

 

「さて、次はアルマ・・あなたの話よ。」「・・」「・・とはいえ、ここまで話せばもうわかるでしょ?そう、あなたと

Jアークはギャレオンと共にカインによって送りこまれた・・アベルの協力という考え方もできるわね。その使命は

ラティオを援護すること。」「・・違う。ボクらは31原種を倒し、Zマスターを破壊するのが・・」「その行為自体が

援護になっているわね・・」「う・・」「だがひとつだけ不安要素があった・・Jアークが抜け殻だったってこと。

そのままではJアークは鉄クズ同然。ソルダートとトモロがいないかぎり・・でも、アテはあったわけね。」

「あれも偶然・・」「ふふっ、出来過ぎとはこういうことを言うのよ・・あらかじめソルダートとトモロは破れた際に

ゾンダリアンとなることを受け入れるようプログラムされていたとしたら?」「ば・・バカな!彼らは可能な限り

生存の道を選ぶようにして・・いた・・」「それ。いつか浄解されれば、そこで駒は揃うわけ。これ以上安全な保管

場所はないわよね・・てごわい敵となるというリスクを差し引いても充分お釣りはくるわ・・ことにあなたがいれば。」

 

「そうか・・それなら筋は通る。」「だがカインの計画は31原種の知るところとなった。31原種はただちに先遣部隊を

編成、ギャレオンの航路をトレースして追跡を開始した。」「自分たちを滅ぼす最終兵器が未来とはいえ存在するのが

よほど恐怖だったのだろうな・・」「その発覚および空間計算の誤差がラティオ降臨から6年後の来襲・・精度は

よかったが、ギャレオンの迎撃によりトータル8年の遅れをとったのが致命的だったわけだ。」「その間に護くんは

分別のつく年齢になり、私たちのGGGも結成されたわ・・凱もサイボーグとして蘇生した。」「まさにタッチの差

だったわけデース。」「もしEI-01の来襲が護がもっと小さいときだったら・・ゾッとするぜ。」

 

「31原種はその間にも各人が配下のゾンダリアンと共に星々の昇華を進めた。多少の小競り合いはあったでしょうが、

それでも数多くの星が昇華された・・だがZマスターはカインの遺産がまだ生き残っていることに拘った。また、

アベルの遺せし災いも全てを潰しきれていない。現実に行く手を阻む者もいたのでしょう。かなり苦戦した筈よね。

そこで考えた・・自分はいずれ滅ぼされる可能性がある。ならば、我の意志を継ぐ者を作るべきだ・・」

「それが機界新種と・・神種、つまりお前たちだ。」「でも、世の中甘くはなかったわね。新種は無差別な物質昇華を

行う怪物となった。そして私たちはほぼZマスターの望んだ後継者ではあったものの・・」「杏仁豆腐を食べている・・」

「うふふっ。このように非常に俗物になってしまったわね。」「子は親の望むとおりに育つとは限らないということ。

自然の道理だよ。」「それをZマスターは失念していた・・まあ、不肖の子というとこね。でも機界昇華は我ら

機界生命体の本能・・それだけはどうしようもないわね。」「共存・・という選択肢はないのか?」「う~ん・・それも

考えたんだけどね・・いかに私が女王でも・・ね。」「・・ならば一人にすればいいんだな。」「・・えっ?」

 

「シャーロック、その機界女王の心理分析は非常に興味深い。つまり、ンドゥーネは昇華を好まない・・そう考えて

いいのだな?」「あくまでも推理だ。だが、ほぼ間違いない。彼女・・だよね・・は話せばわかるタイプだ。」

「だが種族が足枷になっており、やむなく昇華を進めている・・か。」「なんだかかわいそうね・・」「上に立つ者は

意外とワガママは言えないものさ。特に責任感の強いマジメな性格だとなおさらだ。」「なんとか救ってやりたいな・・」

「そういえば敵のドンであるその機界女王ってどんな人デショ?」「こないだの連絡の声のデータからモンタージュを

作ってみたが、見てみるかね?」「へぇ、声だけで似顔絵が出来るんだ?」「声紋・声の調子・言葉使い・息使い・・

それらを細かく解析すれば不可能ではない。これがイメージだ。」パッ。『ほぉ~・・』「キレイな女性ね~。」「まさに

女王の名にふさわしい美貌と威厳だな。」「・・おや?どっかで見たような顔ですな~。」「猿頭寺くん、なにか?」

「いえ、つい最近、同じような顔を見たような気がするんですが・・デジャ・ビュでしょう。」ポリポリ。

 

ザザァァ~ン・・「君を助けたい・・この運命の十字架から。」「忘れたの?私も47神種のひとり・・機界聖書の

詩篇よ。浄解されればそれでおしまい・・」「46枚を消去すれば1枚くらい残ってても問題はないな。それに・・」

「それに?」「黒幕を倒す。君を束縛している黒幕・・ゾンダーゴッドを。」「・・倒せると思ってるの?」「ああ。

Zマスターも同じ事を言っていたな。」「・・主は機界城が攻められると目覚めるわ。すなわち・・」「最終決戦・・か。」

 

(ンドゥーネ様、バールの出動準備、整いました。)(よろしい。降下目標は北米大陸・デビルズピーク。)(は?・・

あそこは時空場が非常に不安定で・・)(だからこそバールなのです。ケルベロスとオルトロスを時空の歪みに落とし、

抹消するのです。)(ははっ。ただちに降下させます。)「好意のお礼に一つ教えましょう。あなたたち言うところの

ZG-26、たったいま出撃しました。」「なにっ?!どこへ?」「それは欲張りというものです。F-003がいるならば、

探知は容易でしょ?」「く・・JアークΣ!」パチン!・・ドドドドッ!「あら早いこと・・」「勘定は払っておいた。

面白い話の礼だ。」「どーも。またごちそうになってもいい?」「ふっ・・いずれまた。はあっ!」シャーン!ヒュッ・・

ドドドド・・「・・行っちゃったか。」「ンドゥーネ様、こんな所にいたのですか。」「JアークΣを見送ったとこです。」

「見ました・・なぜ教えたのですか?」「バールの力を知ってもらうため・・空間を武器とする敵にどう立ち向かうか・・

楽しみです。」「なるほど・・」「バールに勝てないようでは、わが主を倒すなど夢のまた夢・・失望させないでね。」

「・・本気ですか?」「ヲイル・・あなたも私に近いはずよ。」「それはそうですが・・なんとかなるといいですね・・」

 

「ZG-26、感知したわ。北米大陸、デビルズピークね。」「なんだと?!あそこは確か・・」『記録が残っている。

31原種が第五惑星へのESウィンドゥを開いた所だ。』「偶然か、それとも・・罠か。」「・・空間ツールが必要だな。

GGGに連絡を。」『了解。』「J、気をつけろ・・今度の敵は少してごわいかもしれない。」「わかっている・・」

 

「というわけで、機動部隊ただちに発進!プライヤーズとニッパーズを忘れるな!」「わかってら!「大日」、「不動」

発進だ!」ゴバァッ!「北米大陸防衛担当のケルベロスとオルトロスがもう現地に到着しているはずだ。急ぐぞ!」

 

ヒュゥゥゥ・・ズズーン。『ここか・・確かに空間が不安定だな。私の戦場にふさわしい・・むっ?』ゴゴゴゴ・・

『あれは・・飛行戦車?』「姉さま、あれです!」「・・」「分離します!」ガコン!ヒュゥゥ・・ズーン!

『ほう、あれがウワサの新型ビークルロボか。この地区の防衛担当だったな、そういえば。』「システムチェーンジ!」

ジャキーン!「・・」「ケルベロスおよびオルトロス、到着!」『待っておったぞ。さあどこからでも来い。』スッ。

「いきます!」バッ!「姉さま?・・なるほど、確かに様子が変です。」「・・」「はい、少し様子を見ましょう。」

『どうした?おじけづいたのか?』「はぁぁぁ・・」ゴゴゴゴ・・「気功弾!」ズドーン!・・フッ。「やっぱり・・

空間の裂け目を作ってましたか。」「・・」「ヘタに飛び込んだら消滅するところでした。でもどうやって攻めるか・・」

『気づかれたか・・ならば、こちらから攻めてあげよう。暗黒弾!』ゴゴゴゴ・・ボオッ!「・・!」「回避!」

ボシュッ!「あっぶな~い。直撃食らったら文字どおりあの世行きね。」「・・」「困りましたね・・どう攻めましょう?」

ゴゴゴゴ・・「ん?・・あれは!」「・・」「JアークΣ!」『むっ、来たか・・』「メガフュージョン!」ジャキーン!

「キングジェイダーΣ!」ズーン!「状況は見ていた。ESミサイル!」シュバッ!・・フッ。『ムダだ。』

シーン・・「ESミサイルが・・現出しない。」『どうやら空間のひずみに衝突したようだ。ムダ弾だったな。』

「空間の迷宮か・・厄介な。」『さあお前たちも空間の迷宮で遊ぶがいい!永遠に!』キュン!「回避!」

『無駄だな。周囲は完全に空間迷宮で包囲した。少しでも動けば二度と出られんぞ、フハハハハ!』

「それはどうかな!」『なにっ?!』ゴゴゴゴッ!「おおっ!ガオガイガーG!」「待たせたな!いくぜ、

ディメンションプライヤー!」ジャキーン!「ツールコネクト!」ガシーン!「空間修復開始!」

ギニュゥゥゥ~。「よっしゃ!吹き飛べ歪曲空間!そりゃあああーっ!」ギュルルルッ!ズバァァーン!

『なんと!だがまだまだ!空間はいくらでも歪められる!』「凱!この地域の空間そのものが不安定なのだ!

それ自体を修復すれば!」「わかったぜ、J!頼むぞプライヤー!」ギギュゥゥゥ~。「・・捕らえた!」ガキン!

「今度はお前にぶつけてやる!そりゃあああーっ!」ギュルルルッ!バシィィーン!『うおおおーっ!』

「スキあり!獅王合体!」ジャキーン!「ソルレオン!」『ま、まだだ!空間障壁!』ピーン!『これは破れぬ!』

「そうかな?ガオガイガー、ソルレオン、合体技をかけるぞ!」『おおっ!』「来い!ニッパーズ!」ピコピコ。

「ディメンジョン・ニッパー!」ジャキーン!「ツールコネクト!」ガシーン!「いくぜ!超短距離ESウィンドゥ!

空間座標よし、現出座標インプット完了!」バチン!「いまだ!JクォースΣ・ビッグウィング!」シュバッ!

「待ってました!」ヒョイ。シャーッ!『なんと?!Jクォースに乗った!』「ESウィンドゥ突入!」フッ。

『ど・・どこだ!』「ここよ!」シュバッ!『はっ!後ろか!』「おそいよ!獅王破神撃!」ブン!ズドォォーン!

『ぐおおおおおーっ!』「核はもらったよ!」ギギギギ・・ズボオオオーン!「やったぞ!」「胴体ごと貫くか・・

すさまじい技だ。」ズガガガーン!「ZG-26撃破!47神種、のこり21!」

 

「・・また負けちゃったか。」「そのわりには嬉しそうですね。」「あなたもでしょ・・ん?」・・ゴゴゴゴ。

「JアークΣ・・帰ってきましたね。では私は消えます。」「あ、お勘定。」「払っておきました。では。」フッ。

ヒュゥゥゥ・・スタッ。「お帰りなさい。」「・・まだいたのか。」「待ってたのよ。苦戦だったようね?」

「ああ・・ガオガイガーGがいなければ、どうなっていたか・・」「あら素直・・主の強さはあんなものじゃない。

アベルの遺せし災いでもまず勝ち目はないでしょうね・・」「そうだな・・ひとりでは難しいだろう。だが・・」

「・・仲間・・か。」「それが機界生命体との絶対的な違いだな・・」「たしかにね・・我らは己の力のみを信じる。

仲間意識は・・薄いわね。次は連係作戦でもやってみましょうか。」「以前やっただろ?そして見事に失敗した。」

「そうだったわね・・ねえ、いい作戦ないかしら?」「僕に聞いてどうする。」「そりゃそーだ、うふふふっ。」

「ふふっ・・ひとつあるよ。」「えっ?」「ロボット戦じゃなく、生身で勝負。」「・・それナイス!」

 

「これが敵の首領の似顔絵ですか・・」「ボス、そりゃモンタージュってゆーのよ。」「ほう、なかなかの美人だな。」

「・・待てよ、この顔・・」「心当たりでもあるのですか、ミスティー?」「いやね、どっかで見た顔なのよ・・

ちょっと過去の映像データを検索してみるわ・・」「まさか敵の首領が前線に出てくることもないと思いますが。」

「・・あった!これよこれ!映像を出すわ。」パッ。「こ・・これは!」「まさか!」「どう、似てるでしょ?」

「確かに・・似てます。」「ウリ二つとはこのことだな・・」「でもね~・・」「なにか問題でも?」「この子、小学生。

いくらなんでも・・ね。」「素性は?」「カモメ第一小学校の生徒名簿検索・・御堂音すみれ。転校生ね。」

「御堂音・・ンドゥーネ・・いくらなんでもでき過ぎじゃ?」「これじゃまるでギャグだぜ。」「クラスは?」

「四年三組・・これって!」「護隊員および戒道幾巳と同じクラスです・・」「・・これは調査の必要があるな。」

「住所はGアイランド三丁目5の3・・戒道さんちのお隣りね。」「偶然か、はたまた故意か・・」「判断つかないね。」

「交代で御堂音すみれを監視します。決して気取られないように。」「もっといい手があるわ。ここの向かいは

オフィスビル。監視カメラを設置しても、怪しまれる確率は低いわ。」「名案です。志保隊員!」「ははっ!」

「すぐにかかってください。」「了解。今日中に設置してオンラインします。」「よろしくお願いします。」

 

君たちに最新情報を公開しよう!

今日は梁山泊のオープンハウス。様々なイベントが盛りだくさん!

だがそこに神種の挑戦状!なんと生身での正々堂々の勝負!

マンモスオーダールーム特設リングで激突だ!

いまこそ見せよう、メインスタッフの超絶パワー!

ゾンダリアンファイターを打ち破れ!

勇者神ガオガイガーG、ネクスト

「勇者魂」に、ゴッドフュージョン、承認!

これが勝利のカギだ!(命・格闘モード)

 

*******************

 

♪ザン!

「総裁、これが今日の電子メールです。」「ありがとう桜くん。」「GGGの方は私では開けられませんので、ご自分で

お願いしますね。」「うむ。さて・・」カチャカチャ・・「秘密アドレスなのになぜこんなにメールが届くのだろう?」

[email protected]なら誰でもわかりますって。(^^;;もっとわからないようなアドレスにしないと。」

「そりゃそーだ・・おや?」「どうされました?」「いや、変なメールが届いてるんだ。」「・・果たし状?」

 

『日頃の遺恨を晴らすべく、巨大ロボット戦闘抜きの生身での決闘を申しこみます。

こちらは神種1体(人間大)とゾンダリアン6体(人間大)のチームを出します。

そちらも7人の人間の戦士を出してください。ルールは以下の通り:

 

1.我らは巨大化能力は使用しない

2.GGG側は銃器以外のいかなる武器も使用してよい

3.勝負は10カウントノックダウン制、無制限一本勝負の7連戦

4.レフェリーにはアルマを起用

5.我らが一勝した場合、機界聖書一章を渡すこと

6.GGGが一勝した場合、その相手の核を渡すこと

 

時間と場所はそちらにお任せいたします。

 

持てる力で正々堂々と闘うことを誓います。返答はメールアドレス[email protected]まで。

 

                                    機界女王ンドゥーネ」

 

ミッション27「勇者魂」

 

「というわけだ。」「勝手なことをぬかしやがる!」「こちらのリスクが大きすぎるな・・拒否するべきだろう。」

「ちょっと待って凱。この勝負、受けましょうよ。」「命?!」「あなたは知らないのよ・・みんながどれだけ

あの7原種戦のときに無念の思いをしたのか。」「そうです・・僕たち自身は全くの無力。そのことを痛感したのです。」

「そして凱くんが修行に入ったのと時を同じくして、我々も独自に鍛練を始めた。」「今までの戦闘経験が生きました。」

「そシーテ、十大頭脳ほどではアーリませんが、それなりのアビリティついたデース。」「でも、今回の神種とは

生身で渡り合うシチュエーションがなかった・・腕がうずくのよ。」「そうか・・命も獅王流を学んだんだったな。」

「そう、機甲壊裂拳をね。」「俺としても、ゾンダリアンとサシでやってみたかったぜ!」「では決まりだな。」

 

『返信: 機界女王ンドゥーネ様へ

 

果たし合い、受けましょう。

日時: O月X日13:00

場所: 梁山泊マンモスオーダールーム特設リング

 

梁山泊の感謝祭メインイベントとします。

こちらの戦士は以下のとおり。

大河幸太郎   (GGG長官)

火麻激     (同参謀長)

スワン・ホワイト(同科学副参謀)

牛山一男    (同整備部長)

猿頭寺耕介   (同諜報部長)

獅子王命    (同機動部隊作戦参謀)

獅子王凱    (同機動部隊長)

 

決戦の日を一同楽しみにしております。 

                                 GGG長官 大河幸太郎』

 

「へぇ・・意外とレスが早かったわね。」「ホントにいいんですか?そんな作戦で。」「メカ戦やってこれだけ負けが

こんでるのですよ。それとも何か他にいい手あるの、ヲイル?」「う・・まあよろしいでしょう。こちらも武闘派の

ゾンダリアンを選出しました。」「ヒッツカラルドならばよもや遅れはとらないでしょう。」「でもホント、うまく

話に乗ってくれたものですね。」「アルマの読みは正しかったようです。正々堂々の挑戦を拒むはずがないと。」

「人間の身で我ら機界生命体に勝てると思ってるんですから・・愚かなのか、」「自信があるのか・・ですね。」

「で、当日はどうされますか?」「観戦しましょう。どうやらこの日は梁山泊の一般公開日のようですから、おそらく

一般公開のビッグイベントにするのでしょう。」「プロレス興行じゃないっての・・まったくあのGGGの連中、

なに考えてるんだかわかりません。」「おそらく・・何も考えてないんじゃないですか?うふふっ。」「まあね・・

おっと、もう15分も使ってますよ。交代交代。」「え~、もうちょっと~。」「ファッションHP見たいんですから。」

 

「ねえJ、なんか面白いことをやるみたいよ。」「なになに・・梁山泊オープンハウスだと?」「いろいろ楽しそうな

ことがあるみたいよ。例えば・・これ。」「なんだと?!機界神種との格闘試合だと!凱に連絡を!」

『なんだ、J?』「なぜ私を呼ばないのか!」『これはGGGに売られたケンカだ。お前には関係ない。』

「く・・」『・・とはいえ、お前も収まりがつくまい。そこで提案だ・・』「・・なるほどな。受けよう。」

 

ポンポンポン!『みなさま、本日はGGG秘密基地「梁山泊」の感謝祭オープンハウスへようこそ。日頃お世話に

なっているGアイランドシティーの皆様への感謝をこめて、おもてなしさせていただきます。マイク13世による

ロックコンサートは10時より「千手」整備ハンガー特設会場で、機動部隊有志による演劇「必殺ハンマー人」は

「不動」メタルロッカー特設劇場で、諜報部主催の「パニック迷路」は「弁天」格納庫で常時開催中です。』

「うわっは~!すっごく賑やかだね、お父さん!」「梁山泊ってこんなに広かったんだな!」「楽しいわね~。」

ガヤガヤ。「あっ、すみれちゃん!」「あら、天海くん。」「紹介するね。こないだ転校してきた御堂音すみれちゃんと

お姉さんのかすみさん。こっちが僕の父さんと母さん。」『はじめまして。』「おいおい護、華ちゃんとフタマタかけて

ないだろうな?」「やだなあ~。すみれちゃんは戒道くんと仲がいいんだよ。」「あ~、あの白い戦艦の~。」

「これからどこへ行くの?」「一時からの格闘大会にいこうかと。」「じゃあ一緒に大食堂で食事してから行こうよ!」

「それは名案だな。」「じゃあ一緒に行きましょ~。」ニコッ。『は、はーい。』(ヲイル・・この方なんか苦手です。)

(私も・・闘争心を根こそぎ奪われるようで。)(こういうのを人徳ってゆーのかもね・・)

 

ワァァーッ!「みなさま、お待たせいたしました!いよいよ世紀の対決、GGG対ゾンダーの武闘大会が始まります!

実況はわたくし、艦攻部長、御統ユリカと」「参謀部ヒラ部員、猫田ルリでお送りします。」「そしてゲスト解説者は」

「Jだ!ソルダートJ!」「さんです。」「そろそろ第一試合が始まるようです。選手にゅーじょー(ぼーよみ)。」

♪;^0.:]@ks$'~♪「なんですかこの意味不明の歌は?」「これはゾンダー語の歌だな。内容からして神種の聖歌だ。」

「なるほど。その聖歌と共に第一のゾンダリアン闘士の入場です。」「どーやらパワー重視の闘士のようですね。」

「うむ、おそらく1万馬力はあるだろう。」「アトムよりは弱いね・・そしてGGGサイドの闘士は!」

♪お前は虎だ!虎になるのだ!♪ダダダダダッ!ワアアアーッ!「なんと、大河長官自らが先鋒を切ります!

タイガーマスクの歌をバックに颯爽とリングに駆けてきました!」「とおっ!」ダーン!スタッ!

「おっ!コーナーポストの上に立った!」ビシッ!「はっ!」スタッ。「中年とは思えぬいい動きです。」

「いよいよ試合開始です。長官がトラ縞のマントを脱ぐ!」バサッ!『おおーっ!』「あのスタイルは?!」

「カンフー・・ですね。」「上半身がハダカでカンフーパンツですか・・」「むう・・ムダ肉のない見事な身体だ。

まさに実戦で鍛えられた筋肉!」「一年前は運動不足でコシ痛めてたのがウソのようですね。」

 

「レフェリーの戒道くんが両者をリング中央に寄せます。」「両者、はじめ!」♪カーン!『いくぞ!』ゴオッ!

「ゾンダリアン、先制のパンチ!」「なんの!」ササッ。「長官、見事なフットワークでかわしてます!」「あの動きは・・

どこかで見たことあります。」『なかなかいい動きだ。だが、攻撃してこなければ勝てぬぞ。』「これからさ。あたっ!」

ビュッ!バキィィーン!『ぶはあっ!』グラッ。「あの蹴りは?!」「わかりました。載拳道です。」『載拳道?!』

「プロフィールによりますと、長官は若かりし頃はブルース・リーの大ファンだったということです。シュミが

嵩じて載拳道を習得したと考えれば納得いきます。」「なるほど。好きこそものの上手なれっていうもんね。」

「あたたたたたっ!」バキバキバキッ!『くうっ!速い!』「み、見えない!長官の連打が!」「スピードガンによる

速度計測の結果、超音速出てます。」「むう・・出も速いが引き戻しもそれ以上に速い。まさに居合いの切れ味!」

「おあたぁぁーっ!」ズガァァーン!『ぐはあっ!』ダダーン!「ゾンダリアン、吹っ飛んだ!」「すさまじい威力の

裏拳だ!」『くくっ・・ならばこちらも!』ゴッ!「突撃?」『巨腕!』モコモコッ、ビシッ!「左腕がバカでっかく

なりました!」「ふっ、面白い!」『砕けろ!』ゴオッ!「いやたあああーっ!」ズガガァァーン!『・・がはあっ!』

ズズーン!「見たか、タイガーバズーカ!」「な・・なにが起こったの?」「いや、私にも見えなかった・・」

「大丈夫です。参謀部戦略頭脳「重鐘」がスロー再生します。」「こ・・これは?!内懐にステップインして、」

「背を向けての両ヒジ打ち!」「載拳道の必殺技、ブラインドエルボーですね。ちょーかんは勝手に名前変えてますが。」

「ルリちゃん物知り~。」「ゾンダリアン、ダウンです。レフェリーのカウントが入ってます。」「ファイブ、シックス・・」

『ま・・まだだ!』フラフラ・・「ファイト!」「これで決めてあげよう!ほおおおーっ!」ドン!『なにっ?!』

「タイガーキャノン!ほぉぉあたああああーっ!」ズドォォォーン!『どおおおおーっ!』ヒュゥゥゥゥ・・

ドンガラガッシャーン!「場外まで吹っ飛んだぁぁーっ!」「なっ!なんという強力な蹴りだ!」「ノックアウト!」

♪カンカンカンカン!ワアアアーッ!「大河長官、勝ちました!初戦を勝利で飾りました!」「GGG長官としての

面目を保ちましたね。」「見事だ、勇者!」「それ長官のセリフです。」

 

「ルールに従い、レフェリーの戒道くんが浄解作業に入りました。」「・・レディーレ!」サァァ・・「浄解された

異星人はジョーさんとフランソワーズさんによって待機中のJアークΣに運ばれます。」「あとでまとめて母星へ帰す。」

 

「あらら~、一敗か・・」「ちょっと甘く見過ぎましたかね?」「まあ次に期待しましょう。」「すみれちゃん、

ゾンダリアンの応援?」『ギクッ!』「いや~、悪役ファンなの。あはははは。(^^;;」「あ、なるほど・・」

 

「さて、第二試合は誰でしょう?ゾンダリアンファイターその2はもう出てきてますけど・・」「・・来ました。」

♪パーン!パパパパッパパーン!♪「このイントロは・・」「「巨人の星」ですね。」「ということは・・」

ワァァァーッ!「俺さまの出番だ!」「やぱし・・火麻参謀です。」「なるほど、「ゆけゆけ火麻」ですか・・バカ?」

「スタイルは予想通り黒ビキニパンツ一丁です。」「食い込みがスゴイですね。」「むう・・すさまじい筋肉と傷だな。」

「なにせ参謀はアメリカ海兵隊・フランス外人部隊と渡り歩いたバリバリの実戦派ですから。」「ねえルリちゃん、

前から不思議に思ってるんだけど、そんな実戦派の人がどうして参謀職やってるの?」「戦闘経験と実戦のカンです。

戦略理論は二の次です。」「いかに正論でも所詮は机上の空論。銃弾をかいくぐり、血混じりの泥水をすすって

生き抜いた者の前では無意味!」「同感です。私たち参謀部はその経験を作戦として明確化するのが仕事です。」

 

「両者、はじめ!」『そりゃっ!』ガシッ!「力比べか、おもしれえ!」ギギギギ・・『ほう・・人間にしては

なかなかの膂力。』「力だけじゃねえぜ・・うりゃっ!」ブン!ダダーン!『なんと?!』「参謀、切り返して投げた!」

「チャンス!」ダダッ!バン!『やるな・・なにっ?!』「ピューマラリアット!」ズガアアーン!『ぐはあっ!』

「続けてこうだ!」ガシッ!「ジャーマンスープレックス!」ブワッ、ズドドーン!『ごはっ!』「決まりました!

見事な連続技で大技ヒット!」「いや、あの程度ではまだまだ!」「へっ・・立ちな。」・・ムクッ。『スキを見せぬか・・

勝ち誇ってとどめをさしにくると思ったが。』「俺は場数踏んでるんだ。おめえの実力がこんなもんじゃないって

もう見抜いてるぜ。」『その通り。ではお見せしよう!』バン!「なに?リングに手をついたわ。」「・・いけねえ!」

ダッ!ズババババッ!「参謀の立っていた地点から刃が生えた!」「掌から刃状の触手をリング下に出してます。」

「いわば生きた地雷原か・・これは苦戦するぞ。」『これぞ我が能力、地獄樹林!このリングは私の支配地になった。』

ズババババッ!「おっとっと!」「参謀、よけることしかできません!」「いや・・探しているのだ。」「Jさん正解。

参謀、探してます。」「探す?何を?」『早くギブアップしないと、串刺しになるぞ。』「うるせえ!・・そこだ!」ダン!

『なにっ?!私の方に!』「安全地帯はお前だ!」ガシッ!「うまい!たしかに敵の足元ならば安全だ!」「まーね。」

「うぅりゃああああーっ!」ダーン!『バカな?!』「参謀、敵をつかんで大ジャーンプ!」「出ます、参謀の十八番。」

「スクリューパイルドライバー!」ギュルルルッ!ズドドドドーン!『うおおおおーっ!』メキメキッ、ズズーン!

「リングがぶっ壊れたぁぁーっ!」「レフェリーがチェックに入ります。」「・・ノックアウト!」ワアアアアーッ!

「やりました火麻参謀!GGGこれで2連勝です!」「おっしゃあっ!」「さすが参謀。レバー一回転系ですね。」

 

「はりゃりゃ~、これで2敗め・・」「ま、まだ5戦もありますわ。」「そ、そーね。こっから先は若くて弱そうだし。」

「まあ~、かすみさんも悪役ファン~?」「え?ええ、まあ・・(^^;;」

 

「壊れたリングはカーペンターズにより即座に修理完了。第三試合のゾンダリアンファイターその3が上がります。」

「次は誰でしょう?」♪ジャカジャカジャン!♪「ハードロック・・スワンさんね。」「イェーイ!」「小O幸子も

顔負けのドハデな衣装で登場です。」「エブリバディ!応援よろしくデース!」バサッ!『おおおおおーっ!』

「す、すごい露出度!」「チチボーン、シリバーン・・ですね。」・・チラッ。(思わず自分の胸を見る)「・・ほしい。」

「ミOトさんよりすっごい・・」「かんちょ、それは言っちゃダメです。」「・・フランソワーズもあれくらいあれば・・」

「なんですって、ジェイ?」ヌッ。「はあっ!べ、別にお前が洗濯板とか・・」「きっちり言ってるじゃないの!」

ドタバタ!「横がなんだかトラブってる模様ですが、気にせず続けます。」「それでは試合開始です!・・生きてます?」

 

♪カーン!「ヘイ、カモーン!」『・・なんだかやりにくいが、楽勝だな。』「パワーラン!」バン!ズバババッ!

『なにっ?!』バシィィーン!「アッパーガード丸開きデース!オーバーヘッド!」ダン!バキィィーン!『どおっ!』

「す・・すごい!ダッシュ蹴りからオーバーヘッド蹴りの疾風の連続技!」「コロっと忘れてました。スワンさん、

マーシャルアーツのマスタークラスです。」「なかなかパワフルな攻撃だな・・」『ま・・まさか!』「レイジングサン!」

ズガガガガーン!『まだだ!変型!』グニュ、ジャキン!「ゾンダリアンの腕が鋭利な刃物になりました!」

「ソーバッド。ナイフに頼ってはいけませんデース。」『これがわが能力。四の五のいわれる筋合いはない!』ビュッ!

「ビンゴ!」パシッ!「し!真剣白刃取り!」「ベノムショック!」ビュッ!ズドォォーン!『ぐはあっ!』

「とっととナイフ収めないと、ボディー蹴破りマース!」「すさまじい・・相手の片腕を封じ、なおかつ固定。

あれでは一方的に蹴られるだけだな。」「もう片方の腕で攻撃しようにも、蹴りまくられて間合いのイニシアティブが

とれませんね。」ドガガガガガッ!『し・・仕方がない!』グニュ、パッ。「それでいいんデース。」『ならば!』パン!

グニュ、ジャキーン!「今度は両手合わせての巨剣!」「バカめ・・」「フフン、サノOOッチ。」『これで決まりだ!』

ビュッ!「オフコース!ソードブレイカー!」スパーン!ピーン!『ば・・バカな!私の刃が折れた!』「なんで?!」

「説明しよう。いまの裏拳はあの刃の脇を打った。それにより想定していない力が刃に瞬時にかかり、振り下ろす

エネルギーがねじれたのだ。」「わかった!糸ノコ使うときに力が入り過ぎると刃が折れちゃうのと同じだ!」

「そのとおりです。単純な力学ですが、うまく使えばあのようになります。」「では、ワタシがフィニッシュしマース!」

ターン!ガシッ!『なにっ?!』「スワンシュタイナー!」ゴッ!ズドオオオオーン!『ぐはああああーっ!』

「きまった!伝家の宝刀、フランケンシュタイナー!」「ヒネリ入ってますね。スワンさん改良型です。」「むう・・

頭部を太股で挟んでの固め投げか・・一度受けてみたい技ではあるな。」『えっ?』「い、いや、なんでもない・・」

「ノックダウン!」♪カンカンカンカン!ワアアアーッ!「イェーイ!ビクトリー!」「これで3連勝です!」

 

「あ"あ"あ"あ"~。」「つ・・強い。」「・・頭痛くなってきた。」「え~、ビールいかあっすか~。」「5本ちょ~だい!」

「お嬢ちゃんはダメだよ。そっちのお姉さんならともかく。」「じゃ、私がもらうわ。」「まいど。」パシッ。グーッ!

「ママ、僕もビール買っていいかな?」「いいわよ~。でも一本だけ。あ、マモルちゃんはダメよ~。」「ちぇっ。」

(はいどうぞ・・ハンカチでカンを包んで飲んでください。)こっそり。(りょ~かい。)パシッ。グーッ!「・・ゲプ。」

「ん?すみれちゃん、いつの間にコーラ買ったの?」「え?あの、バッグに入れてたの。もうぬるくなってるけど。」

 

「さて、第四試合の時間です。」「今度は誰の番でしょうか?」♪ベン!ベンベンベンベン・・「邦楽・・ですか。」

「猿頭寺さんですね。」ズラ~、ズラ~。「相変わらずフケツな格好ね~。」「係員が消臭剤を撒いてますね・・

標準装備のガスマスクをつけます。」カチャカチャ。「レフェリーもたまらずガスマスクをつけます。」プ~ン。

「これは・・今回だけ席を外していいか?」「Jさんは合うマスクがありませんね。いーですよ。」「すまん!」

タタタタッ!「あの長鼻じゃね~。」「これ決着早いと思いますが。」「同感。闘う前から勝負見えてるわ・・」♪カーン!

『こ・・これは・・』プ~ン。『よ、寄るな!』「ほえ?寄らないと試合にならないでしょーが。」ポリポリ。

『どおっ!な、なんだこの粉は!』「フケです。」「きたなーい!」「だいじょーぶです。コーナーポスト、プロテクト

シェード稼動。」ピン。「これでリング外には影響及びません。」『むむう・・恐ろしいやつ!』「ではいきます。」サッ。

「腕をまくった?」ツーン!『ぐおおおーっ!』「な、なに?ゾンダリアンが苦しみだした!」「あれはワキガですね。」

「ゲゲッ!そりゃキツイわ・・」「ほとんど毒ガスに匹敵するでしょう。」スゥゥゥ・・「あの流れるような動きは・・?」

「・・わかりません。見たこともない怪しい動きです。いかなる既存の流派にも該当しません。」「まいります。」スッ。

『そんなスローな動き!』「どうかな?」フッ。『き、消えた!』ズドーン!『ぐほおっ!』「え?い、いま一瞬消えた!」

「いえ・・急激な動作で視覚では追いきれなかったんです。」『ならば!』ジャコン!「全身から針が生えた!」

「あれで体当たりなどされたら一発で終わりですね。」「ふっ・・愚策だ。」「あらJさん、いつの間に?」

「ちゃんと対応策をとってきたのだ。」「なるほど・・鼻にティッシュ詰めましたか。」「一箱ぶんくらい要るんじゃ?」

「それよりも、あの戦法は逆に悪い。なぜなら・・」「これは好都合です。ほいっと。」バサッ!『な、なんだ?!』

「私の服です・・一ヶ月着たきりですが。」ツーン。『むうっ!こ、これはたまらん!』ドタバタ!「ムダです。

その針にからんで取れやしません。」『し、しまった!』「なるほど・・でもぜーったい受けたくない攻撃よね・・」

「それでは。」ガツ、グイッ!ポキポキポキッ!『おわっ!針が折れる!』「バカが・・布にからんだ針は折れるのみ。」

「これで丸裸ですな。では、とどめます。」ヒュッ、ペタッ。『おわっ!』「蹴りを顔に?」プ~ン!『ぐがはあっ!』

ズズーン!「私の水虫はちょっとキツイです。」ポリポリ。「お・・恐ろしい攻撃だ!」「不潔さを武器にするなんて・・」

「あれならゾンダリアンとてひとたまりもないですね・・」「ノックアウト。医療部消毒班、作業にかかってください。」

ブシューッ!「消毒作業が終わり、浄解も済みました。猿頭寺さんは戻っていきますが・・」「観客、完全に退いてます。」

 

「うわっは~、さすが猿頭寺さんだ。」「マモルちゃん、あれだけは見習っちゃダメよ~。」「ボクも気をつけよう。」

「お父さんも水虫持ちだからね・・あれ?すみれちゃんたち、どうしたの?」『・・死んでます・・』

 

「さて、会場の消毒および換気作業も終了。第四試合です。」「次はやっぱり・・」♪柔の道に命をかけた♪

「牛山さんですね。テーマ曲は「姿三四郎」です。」「せがたさんしろー?」「違いますって。(^^;;」

「今度はまともな試合が見れそうだな。」「両者リング上。牛山さんのスタイルは・・」「正統派武闘着ですね。」

「あれ?柔道着じゃないね・・」「そうですね・・てっきり柔道だとばかり思ってましたが。」♪カーン!

『ゆくぞ!』シャシャシャッ!「今度のゾンダリアンはスピード系ですか。」「なかなか速いな・・私といい勝負だ。」

「牛山さんは・・動かない?」「ヘタに動くと術中にはまります・・いい作戦です。」「だがどうやって攻めるか・・だな。」

『どうだ捕捉できまい!しゃっ!』ビュッ!「鋭い蹴り!」「はっ!」パン!ビターン!『ぐぎゃっ!』「な、なに?」

「一瞬のうちに返し投げを食らった!」「あれは・・当て身です。」『当て身?』「砌穿ち!」ズドン!『ぐはあっ!』

「判明しました。あれは古武道です。」「古武道?あの日本古来の。」「戦国時代に発祥した実戦格闘術。いかにも

牛山さんらしい流派です。」『な、なんだ今のは?』「さあ続けてこい!」『ならばこれでどうだ!』シャッ!

「また高速移動!」「しかもスピードが増してます。」「先ほどとはケタ違いだ・・本気を出したな。」

「牛山さん、依然動きません。」ビュッ!「そこだ!燕砕き!」バキィィーン!『・・がはっ!』ズズーン!

「ま、また捕らえた!」「見事な回避とカウンターのヒジです。」「速度が上がっている分、カウンターの破壊力も

増しているな。私でもあれを食らえば大ダメージだ。」「いわば自爆に等しいです。」「ナイスな解説どーも、お二人さん。」

『・・くくっ、なんという見切りだ。』「では、こちらから仕掛けます。はっ!」バン!『遅いわ!』ヒョイ。

「朧!」バゴォッ!『ぶはあっ!避けたはず!』「うまい!突きを外に避けたのを腕を畳んで顔面ヒジ打ち!」

「そして!」ガシッ!「兜割り!」ブワッ!ズドーン!『ぎゃああああーっ!』「あれはスープレックス!」

「いえ、純然たる古武道の投げ技です。まさに兜も割れる必殺技です。」「すさまじいものだな・・」『ぐぐ・・』

フラフラ・・「これで終わります。はっ!」ガシッ、グイッ!「八岐大蛇!」ガギイッ!『ぐわああああーっ!』

「あ・・あれはコブラツイスト!」「の原型ですね。鎧をつけて締める力を増すのが本式ですが、この場合は

牛山さんのお腹の出っぱりがちょうどいい具合になってます。」「こらこら。(^^;;でもホントね・・」

メキメキメキッ!「・・そこまで!TKO!」パッ。ズズーン!「勝者、GGG!」ワァァァーッ!「これで五連勝!

GGG強い!」「たしかに。これほどやるとは思わなかったぞ。」「当の隊員の私たちもです。ホント、すごいよね・・」

 

「うわっは~!やったね!」「あ~はいはい、よかったですね・・」「すみれちゃん、機嫌悪い?」「ちょっとね・・

悪役ファンの私としては素直に喜べないの。」「でもさ、次はわかんないよ。なんせ命ねえちゃんだもん。」

 

「さて、第六試合ですが・・え?」サッ。「ただいま最新情報が入りました。ゾンダリアンチームのキャプテン、

ZG-27さんからの申し入れで、タッグマッチにしたいとのことです。」「タッグマッチ・・ですか?」

「さすがに向こうも危機感を抱いたようだな。おそらく命くんに攻撃を集中して一本とろうというハラだ。」

「で、GGG側の回答は?」「申し入れを受けるってさ。」「・・相手の意図は見えみえなのに、なぜだ?」

「・・ひとつ理由があります。」「なに、ルリちゃん?」「はたして命さんが弱いんだろうか・・ということです。」

「どういう意味だ?」「GGGスタッフがこれだけの腕を持ってて、命さんだけそれが無いとは思えません。」

「そういや、この勝負真っ先に賛成したの、命さんだって聞いたわ。」「・・これは面白くなりそうだな。」

 

♪ガガガッ!ガガガッ!ガオガイガー!♪「おなじみの曲をバックに獅子王凱・命さんの夫婦タッグが入場します!」

ワアアアアーッ!「これこそまさにメインイベント!ZG-27とゾンダリアンファイターその6はもうリング上です。」

タタタタッ!『とおーっ!』ターン!クルクルッ、スタッ!「元気にリングに登った二人、ガウンを脱ぎます!」

バサッ!『おおっ!』「ペアルックのグレーの武闘着です!」「あれは獅王流拳法の伝統的武闘着ですね。」

「カンフー風の作りで、腰には白い帯・・どっかで見たよーな。(^^;;」「それは言わないお約束です。」

「このタッグマッチはダブルファイト形式で行われます。」「プロレスと違って、四人が同時に闘う方式です。」

『獅子王凱、お前さえ倒せば我らの目的は達成される。』「さて、それはどうかな・・タッグ方式にしたことは

そちらのミスだな。」『なに?』「まあ、やってみりゃわかること。さあ、やろうぜ!」『おお!』カーン!

「ゴングが鳴りました!いよいよ最終決戦が開始されました!」『まず女をつぶせ!』『ははっ!』「あら、いいの?」

『砕けろ!』ゴオッ!「獅王流星撃!リリィーヴッ!」ゴッ!ズババババーン!『・・ぐおおおおーっ!腕がああーっ!』

「なっ!手刀でゾンダリアンの拳を」「腕ごと真っ二つだと!」「速攻勝負!獅王破砕撃!ドラァァーイブ!」

ズドオオオオーン!『ごはあっ!』ダダーン!「すさまじい鉄槌打!」「しかも機界生命体の情報伝達中枢を精確に

打撃してます。人間でいえば経絡秘孔ですね。」「ノックダウン!」「ただいまレフェリーからゾンダリアンファイター

ノックダウンの裁定!30秒で終わってしまいました!」『なんと!』「だから言っただろ、誤算だって。」

『くっ!・・ならば、融合!』ギニュ~。「あっ!ZG-27、ゾンダリアンファイターを取り込んだ!」ムクムクッ!

「身長5mの巨人になりましたが、単体巨大化ではないので反則ではありません。」『これならば負けぬ!』

「バッカね~。でかくなりゃいいって思ってるわ。」「大男、総身に知恵がなんとやらだな。」『うるさい!くらえ!』

ブワッ、ズドーン!「回避!」「よけ!」ダーン!「命、いくぞツープラトン!」「はい!」『獅王崩山蹴!』

ズガアアアーン!『むおっ!まだだ!いけ、我が分身!』モコモコッ、ズボボボーン!「数十体のZG-27が!」

「体内量産能力か!」「いちいち相手にするのも面倒だ!」「いくわよ、掃討必殺技!」「超級!」「獅王!」

『青嵐弾!』ギュルルルルッ!「命、撃て!」「はぃぃぃーっ、たあっ!」ズドーン!「うおおおおーっ!」

ズガガガガガガガーン!ギュルルルルッ、ビシッ!「爆滅っ!」ズドドドドーン!『ば・・バカな!自爆だと!』

「機械秘孔のうち、爆孔!ちなみにさっき貴様に施したのは、滞孔!」『なにっ?・・か、身体の動きが鈍い!』

ギギギギ・・「それではとどめてあげましょう!凱!」「おお!獅子の瞳が輝くとき!」「明日を開く光の拳!」

『いま、その光を力にかえて!』ボッ!「ひーっさつ!獅王黎明旭光弾!』カアッ!ズドォォォーン!

『そんなバカなあああーっ!』ズガガガガーン!「勝負あり!GGG!」「やりました!完全勝利です!GGGが六戦

全勝でこの大会を制しました!」「でも・・これはほんの余興です。やはり巨大神種やゾンダリアンロボを相手に

わたりあうのがGGGの本分です。」「そのとおり。これからもまた神種は襲ってくるだろう。だが、この勇者たちの

熱き魂があれば、恐れることなど何もない!」「Jさん、口調がだんだん長官に似てきましたね・・」

 

「・・帰ろっか、お姉さま。」「は~い・・やれやれ。」「すみれちゃん、帰るの?」「ええ・・疲れちゃった。」

「こんどウチへいらっしゃ~い。ごちそうしたげるから~。」「・・はい、ぜひ。」フッ。

 

「ふう・・大失敗でしたね。」「まさかあんなに強かったなんて・・七原種のときは陥落寸前までいったはずなのに。」

「よっぽど堪えたんでしょうね・・それで強くなった。」「人間ってすごいですね・・」「ヲイル・・不本意ですが

かねてより懸案の策、実施します。」ピタッ。「・・あれをですか。気が重いですね・・」「もはや手段を選ぶ状況では

ありません。準備を始めてください。」「了解、それまで陽動としてフリューゲルを出動させます。」

 

君たちに最新情報を公開しよう!

南極大陸から大氷棚流出!なんと進路はGアイランド!

世界勇者ロボの総攻撃をもってしても破壊不能!

アルティメットハンマーさえも効果なし!

この大氷山神種を打ち破れる術はあるのか!

勇者神ガオガイガーG、ネクスト

「太平洋の沈黙」に、ゴッドフュージョン承認!

これが勝利のカギだ!(勇者連合艦隊)





***************************************************

♪ザン!
「ZG-28降下!南極大陸です!」「「大日」ただちに発進!一番近いのは?」「オーストラリアのデガンジャです。」
「すぐに現地へ向かってもらってくれ。」「了解。」「しかし南極とはな・・また何か見つけたんかいな?」
「巫女に関するものでしょうか?」「世界各地に潜伏しているゾンダリアンではなく、神種自身が動くのならな。」
「だが巫女は・・」「ん?」「いえ、なんでもありません。(・・まだ伏せておくべきだろう・・)

ヒュゥゥゥ・・『作戦開始。この棚氷だな・・超音波破砕!』ピン!パキパキパキッ!『よし、あとは・・』

ミッション28「太平洋の沈黙」

ゴォォォ・・「こちらデガンジャ、バットウイング形態でロス棚氷上空を飛行中であります。ZG-28の姿、
いまだ確認できず・・なんと?!」ズズズズ・・「緊急事態!ロス棚氷が・・動いております!」

「どういうことだ?」「デガンジャ、棚氷の進路は?」『北北西。方位354であります。』「ま・・まさか!」
「雷牙博士、なにか?」「・・いかん!長官、全要塞艦隊を出撃させてくれ!機動部隊程度ではおっつかんぞい!」
「・・あっ!まさか!」「そのまさかじゃ!神種の作戦がわかった!ロス棚氷を北上させ、このGアイランドに
衝突させる気じゃ!」『ええっ!』「総質量数百億トンの棚氷じゃ・・その運動エネルギーは三浦半島をも乗り越え、
もし直撃されたら関東大震災どころの騒ぎではなくなる!」「シミュレーションによると、Gアイランドは完全崩壊。
さらに関東全域で大地震が発生し、首都圏は壊滅しマース!」「大陸がぶつかってくるようなものか・・全艦隊発進!
いかなる手段を用いても氷塊大陸を阻止せよ!」「長官・・あれを準備しておいたほうがええぞ。」「・・「釈迦」ですか。」
「もうできとるはずだ。万が一のときは・・」「わかりました・・シティ町内会に連絡します。」
「「不動」、「千手」、「薬師」、「軍茶利」、「弁天」発進!」ゴバアッ!ゴゴゴゴゴ・・「「大日」まもなく目標到達!」

「あれか・・なんて巨大な氷山なんだ・・」「こりゃあおおごとになるぜ・・世界勇者を召集すべきだな。」
「そうしてください、参謀。俺は機動部隊と共にあそこへ着地し、ZG-28を捜索します。」「よし、機動部隊射出!」
ズドドドーン!『着地!』ズザザザザーッ!『うおおおーっ!』ジャギジャギジャギーッ!「今回は氷で助かったぜ。」
「氷上の戦いはZX-04以来だな。」「氷の上ならアタシの天下!」「ちょちょちょっ!」ステーン!「あいた~。」
「ミスティー、あれほどスパイクシューを履けと言ったのに。」「あんなダッサイもの履けるかい!」
「万能アタッシュ。」パチン。「ごそごそ・・ほら、女性用のスタッドレスシューズ。」「これならいーや。ありがと。」
「さて、ZG-28はどこであるか?」「こちらスカイドラグーン。MAD探査によれば、ZG-28は氷の中です。」「なんだと?」
「どーやらこの氷山のど真ん中に鎮座ましましてるみたいだぜ。」「氷の中ってベリーコールドじゃない?」
「寒がりの神種なんていないと思いますけどね~。(^^;;」「アタシのピッケルで掘ってみる?」
「いや、ドライバーを使おう。参謀!」「おっしゃ!ディバイディングドライバー、射出!」
「座標固定!」ガシーン!「みんなどいてろ!ディバイディング・ドライバー!」ザキーン!バババババーン!キュン!
「みーっけ!」『ふふふ・・もう遅い。この氷塊大陸はもはや止めることも進路を変えることもできん。』
「そんなことは」「やってみなけりゃわからない!」『いかにも・・もし止められるなら・・見てみたかったが・・な・・』
「・・様子が変です。」グラッ、『この大陸を動かすことで・・私の力は底をついた。もはや戦うだけの力も・・ない。』
「・・名前を聞いておこうか。俺は獅子王凱。」『・・フリューゲル。楽に・・してくれ・・』「わかった・・ゴルディー!」
「おお!」「ゴルディオンハンマー、発動承認!」ガキーン!「セーフティデバイス、リリィーヴ!」ジャコッ!
「ハンマーコネクト!」ズドーン!ググッ、ガキッ!「ゴルディオン・ハンマー!」ビーン!「むん!」ズラアッ。
『不要だ!』ズボッ!「なにっ?!」『うおおおっ!』メリメリッ、ズボーン!「きゃあーっ!」「じ・・自分で核を!」
『と・・とどめを!』「・・フリューゲル!ひ・か・り・に・なれええええーっ!」ゴッ!ズドオオオオーン!キラキラ・・
「・・誇り高き戦士、ZG-28ことフリューゲルに対し、哀悼の意をこめ・・黙祷。」『・・』「バカだよ・・あんた。」

「・・さて、こいつをどうにかして止めないとな。」「俺さまとシルヴィーで光にしてやろうぜ!」「やっちゃる~!」
「よし!シルヴィオンバンカー!発動承認!」ガキーン!「シルバーセーフティ、リリィーヴ!」ジャキーン!
「ミスチェーマ・イズミニェーニェ!」「バンカーコネクト!」ズドーン!ググッ、ガシィッ!「ハンマージョイント!」
ガキーン!「アルティメット・ハンマー!」ギーン!「いくぜ氷塊大陸!」ダーン!「フルパワーだシルヴィー!」
「はいな、おにーちゃん!」『アルティメット・レヴォリューション!ひ・か・り・に・なれええええーっ!』ゴッ!
ズドオオオオオーン!「どうだ!・・なにっ?!」ズズズズ・・「全然効いてねえじゃねえか!」「ほんのちょっぴり~!」
「やはりな・・質量がでかすぎるわい。」「今の攻撃で総質量の0.3%しか消滅できまセーン!」「焼け石の水・・だな。」
「長官、EH-∞を使わせてください。」「やってみよう!」『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「超竜神!」
『クロスドッキング!』ジャキーン!「空竜神!」「九九九式補給艦「不動」!イレイザーヘッド∞射出!」ズドーン!
ガシッ!「受け取りました!牛山整備長、お願いします!」「イレイザーヘッド・インフィニティ!発動承認!」
「了解!ターゲットスコープ・オープン!」ジャッ!「電影クロスゲージ明度40!シンクロターゲット開始!」
ピピピピ・・ピタッ!「照準よし!カウント3からだ!3!」「2!」「1!」『発動!』カチッ!・・ズゴゴゴゴゴッ!
「重力衝撃フィールド形成!」「氷塊大陸、消滅していきます!」「発動終了まであと3、2、1、終了!」ズズズズ・・
「どうなった?」シュゥゥゥ・・「視界、晴れます。」『・・ああっ!』ゴゴゴゴ・・「む・・無傷か!」「今ので5%しか
削れておらん。」「なんて質量だ!」「猿頭寺くん、東京湾到達までは?」「あと48時間です。」「博士、アルティメット
ハンマーとEH-∞を併用して、危険のない質量にまで減らせる時間は?」「ちょっと待て・・約200時間じゃ。」
「細かく砕いちまえ!」「バカをいうでない!ヘタに砕けば氷山の群れとなって太平洋は航行不能になる!」「ちっ!」
「どうすればいいの・・」「とにかく作戦を練ろう。全機呼び戻せ。」「おくればせながら獣戦機たちと南米姉妹が
来まシータ。」「一緒に会議に参加してもらおう。整備補給後、マンモスオーダールームへ。」

「こりゃなかなか厄介だね~。」「ZG-28もとんだ置き土産をしてくれたぜ。」「困ったものでありますな・・」
「誰か良いアイデアはないか?」「あの・・」「はい、ユングフラウくん。」「消すのに時間がかかるんでしたら、
それだけ衝突を遅らせればいいんですよね?」「それはそうだが・・」「あの運動ベクトルを減衰させるのは不可能じゃ。」
「だったら、そのベクトルをずらせば・・」『・・えっ?』「いえ、なんとかそれをずらせればいいかなって・・」
「これが暴れ馬ならあたしの捕り縄ひっかけて引き倒すんだけどね~。」「なんでそこで暴れ馬が出てくるんですか・・」
「縄・・そうじゃ!綱引きじゃ!」『綱引き?』「なんでそこに気づかなかったんじゃ!引っぱればいいんじゃ!」
「おいおいジジイ、ついに耄碌したのか?あんなデカブツと綱引きして勝てるわけねーだろが!」「それに引っぱって
どーすんだか。」「横に引くのじゃよ、横に!」『・・あっ!』「わかった!足払いかますのね!」「そのとおり!
柔よく剛を制すじゃ!」「俺にはまだわからんが・・」「つまりこういうことですね。ちょっと待ってください、
イラストで説明します・・はい。」パッ。「現在この氷塊大陸はこのベクトルで進行中です。これに・・」ピッ。
「この方向に横のベクトルをかけると・・」ピピッ。「このような合成ベクトルが生じます。」「進路を逸らせるのか!」
「なるほど~、あったまいいぜ、フラウ。」「で、どーやってこの横ベクトルをかけるかが、図らずもミスティーが
洩らした縄をかけて引き倒すという言葉じゃ。」「綱引き・・といいましたよね?」「だが我ら全員で引いても、たいした
ベクトルは作れないでござる。」「お前たちじゃないわい、要塞で引くんじゃ!」『・・なるほど!』

カーン!カーン!「こっちのクイ打ちは終わったぜ!」「ケーブル結わえました!」「計算によれば六つの要塞で
全ミラクルエンジン最大出力で引いた場合、約3時間で必要なベクトルが得られマース。」「「弥勒」も投入しよう。
それで計算し直してくれ。」「エンジンはゆっくり上げるべきですね。そのほうが連続してベクトルができます。」
「問題はクイと氷の耐久度だな・・割れたりして外れたらシャレにならんぜ。」「氷の目を読んで、割れないような
ポイントを選択はしてますが、やってみなければ・・」「そうだな。とにかくやるっきゃないぜ!」
「少しでも質量を減らすよう、ガオガイガーGと空竜神が大陸後部から削ってくれてます。エネルギー補給には
「不動」とフラウがついてますが、作戦開始時は「不動」はこちらに来ますので、作業は中断します。」
「クイ打ち作業、あと8時間かかります。」「ケーブルは本四架橋にも使われた超張力タイプだから切れる心配はない。」

「全部署、準備完了!」「全要塞、エンジン暖気よし!」「最終点検完了デース!」「機動部隊、各クイに配置完了!」
「よし!作戦開始!」「全要塞、ミラクルエンジン出力20%!」ゴゴゴゴ・・ピーン!「張力、かかりました!」
「エンジン出力、40%に上げます!」ガガガガッ!「張力、設計範囲内!」「こちらボルフォッグ!108番クイに
亀裂発生!」「こちらヨルムンガント!Dブロック、58番クイから亀裂発生!」「目標ベクトルまであと78%!」
「こちらホワイトライガー!Hブロック、5本ほど限界じゃ!」「こちら炎竜!Bブロックに大亀裂発生!」
「「千手」、出力おさえろ!」「こちら氷竜、Bブロックの亀裂はチェストスリラーで修復しましたが、長くは!」
「ゴルディーマーグ!Dブロック、おさえきれねえ!」「フレスベルグ、Fブロック、限界でござる!」バチーン!
「D・Fブロック損失!」「「薬師」、止まれ!」バチバチーン!「Hブロック損失!」「「千手」、脱落!」
「これはいかん・・五艦だけではパワーが足りん!」「JクォースΣ、トライデント!」シュバッ!ガキーン!
「おおっ!JアークΣ!」「苦戦してるようだから、手伝ってやろう。Jジュエルジェネレーター全開!」『了解。』
ギギギギ・・「さすがにすごいパワーじゃ!二艦ぶんを補ってまだ余力がある!」「あと48%です!まもなく伊豆沖!」

大島三原山噴火口。そこに二つの影があった。「そうです・・そうやって力を使いきるのです。」「フリューゲルが
その身を賭して打った策・・大成功ですね。」「たとえあの大陸の激突を回避できたとて、GGGは油断する・・そこが
この作戦の真の目的。」「そしてそこからが本当の戦い・・今は知る由もないでしょうけど。」『うふふふふ・・』

「必要ベクトル・・100%!」「全ワイヤー切断!」バババン!「成功デース!氷塊大陸、進路を変えまシータ!」
『やったーっ!』パチパチパチ!「ご苦労だった諸君!JアークΣ、ありがとう!」『それでは失礼する。』ゴゴゴゴ・・
「やれやれ・・あとはゆっくりコイツの始末をするとするか。」「アルティメットハンマーとイレイザーヘッド∞で
消していけばなんとかなるでしょう。」「「弁天」も使うか・・リフレクトミラーで太陽光を集積させればよいじゃろう。」

「機動部隊、撤収してください。」『了解。』「「千手」、受入れ態勢に・・」カッ!ドドーン!「きゃっ!」「なんだ?!」
ズゴゴゴゴ・・「「千手」が・・大破しました!」「クルーは緊急脱出開始!「不動」が救援に向かって・・」カッ!
ズガガガーン!「ふ・・不動が!」「なんだ!どうしたことだ!」「わかりまセーン!いきなり爆発しまシータ!」
カッ!ズガーン!「今度は・・「大日」が!」ズズズズ・・「「軍茶利」、「弁天」、「弥勒」、「薬師」は救助活動に・・」
ズガガガーン!「「薬師」まで!」「こ・・これは今までの神種の攻撃とは違う!」「ケタ違いに強力な攻撃・・」
「わかりました!衛星軌道上からの高出力ビームによる狙撃です!サテライト映像出します!」パッ。「あ・・あれは!」
「・・戦艦?」「いや・・あれがZG-29じゃ!」「なんて不気味な神種なんだ・・」「今までの神種は形態の差違こそあれ、
人間型じゃった・・あの神種はまったくちがう!」「JアークΣ、ZG-29に急行!・・ZG-29、高速で離脱します。」

『ZG-29、高速離脱。追いつけない。』「さっさと逃げるとは・・挨拶代わりだったようだな。」「そのようだな・・
ついに出たか、機怪十二神。」「ようやく腰を上げたようね・・」『これからの戦いは厳しくなる・・心すべきだ。』
「わかっている、わかっているさ・・だが問題は・・」チラッ。「・・GGGは被害甚大だな。」

「クルー救助作業、順調です。」「サバイバビリティ重視の設計にしておいてよかったぞい。」「現在のところ、死者0、
重軽傷者180人です。」「牛山くん、四艦の損傷は?」「レベルAです・・再起不能。」「「大日」、沈みます・・」
ズズズズ・・「轟沈・・か。」「「千手」、浸水56%。あと5分ももちません。」「「薬師」、復元不能。」「「不動」、浸水40%。」
「機動部隊、救助活動中。」「残存艦はこの「軍茶利」と「弁天」、それに「弥勒」だけデース・・」「大損害だな・・」
「一瞬にして四つの要塞がやられた・・敵も強力なのを残していたもんじゃ。」「だが・・これからどうする・・」

「うふふふふ・・あはははははっ!」「これで溜飲が下がりましたね。」「いえいえ、まだこれからです。ヘルレイザーに
連絡を。次の作戦の準備をせよと。」「ははっ。」「次の目標はGアイランドシティー・・うふふふふ・・」

君たちに最新情報を公開しよう!
ついに出現した機怪十二神!その強大な力はGアイランドを地獄と化す!
ZG-29の猛攻に絶対絶命のGGG!JアークΣ轟沈!
この最大の危機を突破できるのか?!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「炎上」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(絶対防衛艦「地蔵」)

***************

♪ザン!
「「大日」、「千手」、「不動」、「薬師」轟沈・・か。」「被害甚大だな・・」「「弁天」と爆龍神の協力で整備パーツと
サポートツール群は回収できましたが・・」「プライヤーズ、ニッパーズはなんとか自力脱出しまシータ。バット、
カーペンターズは直撃を受けて完全破壊されまシータ・・」「これでは四艦の修復もできんか・・国連のカナヤゴの
出動を要請できないのか?」「カナヤゴは現在「あの」作業に追われています。とても無理です。」ポリポリ。
「負傷者はGアイランドシティ総合病院で治療中です。」「うむ・・これでGGGの全戦力の45%が失われたわけだな。」
「機動部隊および諜報部は健在です。ただ、戦闘に使える要塞は「弁天」とこの「軍荼利」だけです。」
「「弥勒」は未完成だから、張子のトラも同然・・きついな。ガオガイガーG宇宙戦装備は?」「「千手」が失われ、
整備部員も60%が病院送りです・・あと20時間はかかります。」「「千手」の人的被害が一番大きかったからな・・」
「またすぐにZG-29は襲ってくる・・宇宙戦闘ができんとどうにもならん。」「幸ちゃん、「あれ」はどうなった?」
「いま雷牙博士が「弥勒」Pルームで会議中だ・・その報告を待とう。」

ミッション29「炎上」

「長官、GGGダイヤルにンドゥーネが!」「なにっ?!つないでくれ。」『もしもし、お元気ですか?・・うふふ。』
「大河だ・・あまり元気とはいえんな。」『それはお気の毒に・・用件に入ります。これよりGアイランドに対して
直接攻撃を始めます。』「あなたは無意味な殺戮は好まないはずでは?」『そのとおりです。ゆえに市民避難の猶予を
あげましょう・・24時間。』「72時間。」『48時間。』「それでいいでしょう・・感謝いたします。」『では48時間後に・・』
プツッ。「聞いたとおりだ・・Gアイランドより市民を避難させる!オペレーション・エクソダス発動承認!」『了解!』

「逆探は?」「成功です・・ええっ?!」「どうしました、ミスティー?」「発信位置は・・Gアイランド市内!」
「なんと!」「三丁目の公衆電話からよ!」「市内監視網!三丁目です!」パッ。「・・もうおりませんか。」
「・・待って!24番モニターを拡大!」パッ。「・・あの娘だ!」「御堂音すみれ・・ですか。」「隣りの女性は?」
「どうやら姉の御堂音かすみのようです。」「あ、こっち向いた・・」フッ。「・・気づいてて笑ったのか?」
「・・視界外に消えます。」「うむ・・これは一度あいさつしたほうがよいな。」「ジェームズ殿、くれぐれも用心を・・」

『市民のみなさん、エクソダス発動しました。日頃の訓練の通りに落ち着いて行動してください。』「始まりましたね。」
「でも48時間でこのシティの10万人を避難させることなどできるのでしょうか?」「できるんじゃないですか?
このGアイランドシティ生活の手引きによると、こういう事態を想定した避難訓練が行われているようですから。」
「まあ戦闘都市みたいなものですから・・ん?」「・・尾行されてますね。」「どうします?」「気づかないフリして・・」
「その必要はありません。」スゥ。「・・あなたは?」「自己紹介させていただきます。私はGGG諜報部所属、
ジェームズ・ポンド。」「ごていねいに・・御堂音かすみです。」「すみれです。」「今日はごあいさつにうかがいました。」
「・・なんのことでしょう?」「ひとつだけ。一般市民にはやむをえない場合を除いて危害を加えないでいただきたい。」
「・・話の意味がわかりませんが。」「それでもよいのです・・いかが?」「ではこちらからも。私たちは普通の市民。
やむをえない状況を除いて、生活のジャマをしてほしくない・・どう?」「わかりました。最後にかすみさんの本名を
教えていただけませんか?すみれさんはほぼ見当がついておりますが。」「そうですね・・ヲイル情報将・・とでも
名乗っておきましょう。」「ほう、情報畑の方でしたか。今後ともよろしく・・では。」「ええ・・いずれ、また。」スゥ・・
「・・牽制ですね。」「GGG諜報部はそれだけ優秀ということですね・・ジェームズ・ポンド・・憶えておきましょう。」
「ヲイル・・嬉しそうですね。」「ええ・・ひさびさに面白い遊び相手になりそう・・楽しみだわ。」

「護、全部家の中に入れたか?」「うん!もう外には何も残ってないよ。」「あなた~、車はガレージに入れたの~?」
「だいじょうぶだよ、ママ。」「華ちゃんち大丈夫かな?」「そうね~。食べ物屋さんだから固定がタイヘンよね~。」
「う~ん・・お父さん、手伝いに華ちゃんちに行ってきていい?」「いいとも。そのあとはGGGに行くのか?」
「うん・・ボクだけ逃げるわけにはいかない。」「わかった・・向こうで会おうな。」「マモルちゃん・・戻ってきてね。」

タタタタ・・『エクソダス発動まで90分。市民のみなさんは自宅に待機してください。何も屋外に残さないように。』
「華ちゃん!」「あっ、マモルくん!」「手伝いに来たよ。」「そっちはもういいのかい?」「はい、準備は終わってます。」
「じゃ、そのチェアをガムテープで固定しておくれ。」「あやめさんは?」「「千手」がやられちまったからね~。
整備部の人手が足りなくて出かけていったよ。」「そっか・・GGGも満身創痍なんだ。」「さあ、急ぐよ!」

「ええかあやめはん。「千手」の撃沈で整備部は大損害や。ケガ人もぎょうさん出とる。幸いにもうちとあんたは
無事やったが、整備はこのマンモスオーダールーム特設ハンガーでせなあかん。」「圧倒的に人手が足りませんね・・」
「そこでや、あやめはんには主任をやってもらお思とる。」「ええっ?!でもあたしはパートタイムのバイトの・・」
「今からあやめはんは正式隊員や。うちの責任で決定した。高校は心配せんでええ。ちゃんと卒業証書はもろてきた。」
「あ・・え・・」「これからは整備部の班長待遇や。これはうちの独断やなく、整備部会で満場一致の決定事項や。」
「で・・でも・・」「やが、責任は重いで・・主だったもんはこれから行かなあかんとこがある。整備部を再生する
ごっつう大事な仕事や。残ったもんで機動部隊の最終整備をしてほしいんや・・おそらくこれがこの梁山泊での
最後の整備になるやろう・・それの指揮を頼みたいんや。」「私が?」「心配いらへん。ベテラン連中がちゃんと
サポートしてくれる。あやめはんはヌケがないかしっかり目を光らせてくれてればええ・・頼むで!」「は・・はい!」
「よっしゃ。ほな「阿弥陀」でまた会おうで!」「「阿弥陀」・・ですか?」「あ・・シーッ。まだ秘密やった。」

「さて・・家で待機ということですが、どうやって避難させるのでしょう?」「どうも島外へ向けて脱出する市民は
いないようですね・・輸送機も車も使わずどうやって?」『Cブロック、降下します。危険ですから白線の外まで
お下がりください。』ゴトン、ゴゴゴゴ・・「・・家が地下に下がってゆく。」「地下壕でしょうか?」・・ガコン。
「止まった・・」グン。ゴゴゴゴ・・「今度は横方向?」「どこへ・・あっ!」「あ・・あれは?!」

「シティ全ブロック、避難完了。」「エクソダス終了。成功です。」「よし・・これで心おきなく戦える。」「お待たせ!」
タタタッ。「おお、護くんか。」「これから決戦でしょ。ボクも行きます!」「わかった・・勝とうな、必ず。」
『こちら整備部居残り班長、あやめです。全勇者ロボ整備完了!いつでもオッケ!』「了解だ。ありがとう、あやめ君。」
「タイムリミットまで15分。」「プロテクトシェード展開!」ピン!「諸君、これより梁山泊最後の戦いに入る。
知ってのようにZG-29の力は強大だ。おそらくGアイランドはもつまい・・だが、必ずや勝利し、GGGはよみがえる!
全艦出撃!成層圏でZG-29を撃破する!作戦開始!」『了解!』

「「軍荼利」、「弁天」発進!」ゴバアッ!「ZG-29感知!Gアイランド上空2万キロ!」「電磁密度増大!砲撃きます!
目標はGアイランド!」・・ズガアアアーン!「プロテクトシェードが!」「紙のように貫かれた!」ゴゴゴゴ・・
「燃える・・俺たちの梁山泊が・・」「第二撃きます!」・・ズガガガーン!ズゴゴゴ・・「沈む・・Gアイランドが!」
「ちくしょう・・やってくれたな!」「振り向くな・・ZG-29を倒すんだ!」『・・おおっ!』

「ZG-29、こちらに気づきました!砲撃きます!」「プロテクトフィールド全開!」ピン!・・バシィィーン!
『うわあああーっ!』バババーン!「火災発生!消火装置!」シュバーッ!「損耗12%。まだいけます!」
「全速でZG-29に向かえ!プロテクトフィールドは前面に集中!」「第二撃、きます!」ズガーン!「「弁天」に直撃!」
『こちらボルフォッグ、ダメージ軽微。だいじょうぶです。』「大気圏突破します!」「ガオガイガーG発進!
「弁天」より空竜神・雲龍神・爆龍神、射出!」シュバッ!「デガンジャは冠龍神を、マイクは超獣神を載せて
「弥勒」上甲板より自力発進!」「フラウは整備部とともにマンモスオーダールームで救急修理態勢で待機!」
「第三撃きます!」「ガトリング・ドライバー!」ギュルルルッ!シュルルルッ!ボン!「うわっ!ドライバーが!」
「あまりに強大なエネルギー過負荷で火を噴いたか!」「ミラクルエンジン全開!巴戦にもちこむんだ!」

「これ以上やらせるか!いくぞみんな!」『おおっ!』ドーン!「・・見えました!戦艦神種ZG-29です!」
「攻撃開始!ブロークン・ファントム!」ズドーン!ヒュルルルッ、カキーン!「やはりバリアーがあるか!」
「あたしにまかせな!バスターボム!」シュバババッ!ズガガガーン!「バリア消滅!・・なんだと!」ズガガッ!
「うわっ!気をつけろ!ものすごい対空砲火・・だあっ!」ズガガーン!「爆龍神!」「ま・・まだだーっ!
レギオン・スウォーム!」ブオオオオーッ!「対空砲火群を食らいつくせ!あたしの代わりに・・」ガクッ。
「すぐに「軍茶利」に連れていってやる!」「ほっときな・・進めよ空竜神!」「・・わかった。死ぬなよ!」
ゴーッ!「・・とは言ったものの・・強がりしすぎたね・・おしまいかな?」「そんなことはありません。」
「ん?・・ジェームズか。」「「軍荼利」へお連れしましょう、美しいお嬢さん。」「へっ・・スケコマシが・・」

「対空砲火、60%にダウンしました。」「爆龍神、収容完了。」「敵主砲、沈黙しました。」「やはりな。一度に撃てるのは
五発までのようじゃ。」「前の攻撃では四発で終わってましたね。」「ああ。五発めを撃とうとしたときにJアークΣに
ジャマされたんじゃな。」「ならばいまこそ反撃のときだ!72サンチ砲発射!」ズドーン!「リフレクターレーザー!
一点集中モード!」ガコン、シュバッ!・・パシィィーン!「敵対空砲火さらに減少!機動部隊、ZG-29に到達!」

「全長10キロあまりの神種か・・ぶっこわしがいがある、ゼ!」「いくぞ!ダブルランサー!」グン!ズドーン!
「唸れ疾風!轟け雷鳴!双頭龍!」ズガガガーン!「アイアンカイザー!」ドギュルルッ!「サラウンドボード展開!」
シュパパパッ!「ディスクX!ソリタリーウェーブライザー・メガセッション!」ズドーン!バリバリバリッ!
「体内にぶちこんでやる!シュトゥルムイェーガー!」ズボボボッ!フッ・・ズズズーン。「砕けろ!ルヴェンゾリ
アターック!」ズボボボーン!「ミラクルドリル!おおりゃあああーっ!」ズガガガガッ!

「だめです!相手の装甲が厚く、まったく効いてません!」「高エネルギー感知!チャージが完了します!」「いかん!」
「砲口、開きます!」ズズズズ・・「あそこに攻撃を集中!破壊するんだ!」ズドドドドッ!バシバシーン!
『なにっ?!』「ピンポイントバリアーか!」「発射寸前までガードする気じゃ!」「ガオガイガーGに連絡!
アルティメットハンマーであそこを叩いてくれ!」「間にあいません!」ビビビビ・・「くるぞ!」「JクォースΣ・
スピア!」ガキィィーン!「砲口脇からか!」「エネルギーダウン!破壊口からリークしました!」「今の攻撃は!」
「メガフュージョン!」ジャキーン!「キングジェイダーΣ!」「ZG-29、キングジェイダーに矛先を変えます!」
「させるか!五連メーザー砲!」シュバッ!ズガガガーン!「どうだ・・なにっ!」グオオオオーッ!ズガガガガッ!
「対空砲塔が生えただと!くっ!」『ジェネレーティングアーマー、全開中。』「反中間子砲!」ズババーン!ムクッ。
「だめよ!次から次に砲塔が生まれる!」「敵にとりつくんだJ!そうすれば相手は撃てない!」「キングジェイダーを
援護する!砲撃開始!」ズドーン!「ミラー角度補正!あそこに集中させる!」シュパーン!「いまだ!接近!」
ボコッ!『なにっ!』「巨大砲塔が!」「まずい!」「ちっ、届かない!」ズガガガーン!「うおおおーっ!」
『ジェネレーティングアーマー消失!Jジュエルジェネレーター重欠損!』「き・・キングジェイダーが!」
『Jバード強制排除。』バチーン!「なんだと?!トモロ、どういうつもりだ!」『Jキャリアはもうダメだ。
私が特攻をかける。』ドーン!「Jキャリアが特攻?!これはいけません!ミスティー、「弁天」をお願いします!」
「待て!トモロ!」「なんで一人でいくのよ!」「死ぬ時は一緒だと誓ったではないか!」「・・トモロ・・」
『すまない。その約束は守れそうにない・・さようなら。』「トモロ!」ドドドドッ!『JクォースΣ・スピアモード。』
シャキン!『特攻・・J、アルマ、フランソワーズ、ジョー・・楽しかったよ。』「まだ終わりではありません。」スゥ。
『お前は・・キングボルフォッグ。』「あなたはこんなことで死んではいけません・・私がお連れします、新たな翼へ。」
ズドオオオーン!「トモロおおおおおーっ!」「いやあああああーっ!」ズゴゴゴゴ・・「突破口が開いた・・ZG-29
内部に突入する!」「ジェイ!」「スタンダップ!」ジャキン!「ジェイダー!」「ジェイってば!トモロが死んだのよ!」
「ならばこそ!我らは勝たねばならない!」「・・ジェイ・・」「フランソワーズ・・わかってやれ。一番トモロと
付き合いが長かったのはJだ・・」「・・わかってる、わかってるけど・・」「今は涙の時ではない。前進あるのみ。」
「アルマの言うとおりだ・・いこう。」「・・うん!トモロ、仇はきっと討ってあげるから!」「突入!」ドーン!
「俺たちも内部に突入する!「弁天」!ゴルディーたちを!」「射出!」シュババッ!「やっと出番だぜ、シルヴィー!」
「待ってました!」「機動部隊、突入開始しました!」「諜報部とマイク、要塞艦隊は外で牽制をおこなう!」『了解!』

「神種核はどこだ、アルマ。」「・・もっと奥だ。約3キロ。」キュルルルッ!「体内防衛組織がくるわ!」「ジョー!
超反応迎撃!」「まかせろ!脚部反中間子砲!」シュバババッ!「プラズマクォース!」ズバババーン!キュルルッ!
「後ろからも!」「くっ!」「ブロークン・ファントム!」「ダブルトンファー!」「ジャオダンジィ!」「ヤクト・
ブリッツァー!」「マーグ・ラリアット!」「マリオン・ボンバー!」「斬!」「サバンナックル!」ズガガガーン!
「お前たちか・・余計な手出しをするな!」「行く方向が同じだけだ。それに背中がさびしいはずだ。」「好きにしろ。」

「ジェイダーと機動部隊、神種中心部へ進行中。」「ZG-29にエネルギー反応!」「またあの強力ビーム砲か!」
「巨大砲口出現!発射されます!」ズドーン!「ディスクW!ウォールロック!」♪ビビビーン!バシイイーン!
「どうだ!・・ホワット?!」ギギギギ・・バリーン!「ジーザス!なんてパワーだ!」「直撃コースです!」
「あれを食らったら一撃でおしまいです!」「回避、間にあいません!」「くっ!」「グラビトン・ウォール!」
バリバリバリッ!「・・なんだ?!」「ビーム、消滅!膨大な光粒子を観測!」「ヒッグス粒子大量確認・・あれは?!」
ドドドド・・「なんとか間にあったようじゃの。」「その声は・・ドクトル・ジャボチンスキー!それでは!」
「いかにも!絶対防衛艦「地蔵」、ただいま到着である!」ドドドドッ!『おおっ!』「これが・・新要塞艦!」
「全長1キロはありマース!マーベラス!」「そしてワシが開発者のドクトル・ジャボチンスキーである!」ザシャッ!

「・・あれだ。ZG-29の中心核。」ゴォォォォ・・ムクムクッ、ジャキッ!「内部でも無数の砲塔か!」「俺たちに
まかせて、ジェイダーは核を獲れ!機動部隊、いくぞ!」「ガオガイガーG!俺と」「アタシを使って!」「おっしゃ!」
『システム・チェーンジ!』「ハンマーダブルコネクト!」ズドーン!ズドーン!ググッ!ガシィッ!ガキーン!
「アルティメット・ハンマアアアーッ!」ギーン!「雑草は全部刈り取ってやる!うおおおおーっ!」ズゴゴゴッ!
「ターミネーション・サイズ!ひ・か・り・に・なれええええーっ!」ズガガガガガーン!キラキラ・・「いまだ!」
ビュッ!「プラズマ・クォース!」「トモロのかたき!」「くらえZG-29!」「いけーっ!」「うおおおおーっ!」カッ!

「見て!ZG-29が!」・・ズゴゴゴゴーン!『やった!』「・・勇者たちは?」「爆炎が晴れます・・全員無事です!」
『やったああああーっ!』「GGGで一番長い日は終わった・・勇者たちを回収せよ。」「了解!」

「J・・」「あまりに・・あまりに大きな犠牲だった・・」「そうでもありません。」スッ。「ボルフォッグ・・それは!」
「トモロの中枢ユニットです。しかるべきシステムに組み込めば、蘇生します。」「おお・・すまない、ありがとう・・」
「J、一緒に来てくれ・・新たな翼が君たちを待っている。」「・・なんだと、凱?」「百聞は一見にしかずだ。」

「これよりGGG艦隊は空間ポイント3-6-1、ラグランジュポイントL3へ向かってくれ。」「L3・・ということは・・
もう占位したのですか、ドクターマヤハラ!」「そうだ。新GGG機動宇宙大要塞、「曼荼羅」へ!」

君たちに最新情報を公開しよう!
不死鳥は灰の中からよみがえった!新GGG宇宙要塞ついに完成!
世界十大頭脳の結晶、世界要塞艦隊!宇宙都市ネオGアイランド!
そして白き翼も再び飛翔する!超々弩級戦艦ここにあり!
空母神種ZG-30を迎撃せよ!吼えろメガJクォース!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「不死鳥」に、ゴッドフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(機動宇宙大要塞「曼荼羅」)
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