「ジェイ、Jカイザーの整備は終わったわ。」「全装備点検完了。動力部問題なし。トモロ、確認してくれ。」
『確認。すべて順調。』「さて、半舷上陸といくか。フランソワーズとジョーが先に行っていいぞ。」
「じゃ、シティでお買い物してくるね。」「ジェイは要るものは?」「いや、特にはない。」「留守番の手みやげに
ハンバーガーでも買ってくるわ。それじゃ、お先。」カツカツ・・『ジェイ、戦闘記録でも見るか?』「そうだな・・
赤の星での最終戦の記録を頼む。」『了解。再生。』パッ。「・・Jグローリィ、なつかしい・・もう昔のことだ・・」
【ここは私にまかせてお前は腕原種を討て!】【だが貴様だけでは!】【私のことは案ずるな。必ず勝つさ・・
はやくいけ!】【・・すまん!死ぬなよ!】「・・それが最後だった・・もはや・・」キラッ・・
『ジェイ、お客さんだ。』「・・ん?お客だと?」パッ。『ごめんくださーい!』「あれは・・ハッチ開けろ。」
「こんにちは。」「あなたはたしか・・」「はい。戦闘支援艦「金剛」艦長、ユリカです。」「わざわざどうも。で、
何用ですか?」「ここんとこ助けていただく事が多かったので、お礼にうかがいました。」「戦友を助けるのは
戦士として当然のこと。礼など必要ありません。」「私は必要だと思います。戦友ならばなおさら。これどうぞ。」
「これは?」「私の手作りのお守りです。ジェイさんとクルーのみなさん、そしてJカイザーへ。」「この香りは?」
「ポプリです。いわゆる香草ですね。邪気を祓う効果があるといわれています。」「ほう・・ありがたくいただこう。」
ミッション39「影を討て」
「へぇ~、これがJカイザーのブリッジですか。「金剛」と似てますね。」「大部分の管制はトモロがやってくれて
いるため、これだけシンプルにできているのだ。」「「金剛」も戦略電脳「重鐘」のおかげで、私を含めて三人だけ
で管制できます。」「そういえば以前に凱に聞いたが、「金剛」はJアークのシステムを参考に建造されたとのこと
だったな。」「え?そーだったんだ。知りませんでした。」「システム構成以外は艦型も武装も違うからな。」
『ときにユリカ艦長、「重鐘」と情報交換をしてみたいのだが、アクセス許可をいただけないか?』「いーですよ。
ネットアドレスとパスコードはと・・入力キーボードあります?」「ここにはそんな原始的なものはない。すべて
音声もしくは思考入力だ。」「あらそ。そいじゃ言うね。え~と・・」『・・確認。リンク成功。情報交換開始。』
「よいのか?機密事項もあるだろうに。」「パスコードは第二レベルまでのアクセスしかできません。もっと上の
レベルにアクセスするには別のパスコードが必要です。こっちもマヌケじゃないですよ。」「ふふっ、さすがだ。」
「ンドゥーネ様、だいじょうぶですか?」「ん・・ヲイル?私は・・ここは家?」「ラティオとアルマが連絡して
くれたんです。学校でいきなり倒れたって。」「そうですか・・ヲイル、フローラって名前に聞きおぼえは?」
「・・フローラ・・ええ、たしかに記憶の片隅にあります。」「私はおぼえている・・それは私の本当の名前。」
「だいぶ記憶が戻ってきたようですね。」「なにかのパスワードなどで少しづつ思い出してきます・・そして
ヲイルの本当の名前も・・ミストラル。」「・・そうです、それが・・私の本当の名前。」「やはり・・私たちは
ただの機界詩篇ではない。ちゃんと過去を持つ他の存在だった。」「ではゾンダリアンということですか・・」
「それも少し違うようです・・ゾンダリアンには私やヲイルのような神種を凌駕する力はありません。」
「そうですね・・では私たちはいったい・・」「答えはまだ見えません。もっと計画を進めないと・・次の手は?」
「レンフィールドを出します。彼ならば・・」「白い巨人の激突・・おもしろいですね。」
「ただいまー。・・あら?いい香り。」「これは何だ?」「お帰り。実はかくかくしかじか・・」「へえ、なかなか
気のきいた贈り物じゃない。ね、私たちの分は?」「これがフランソワーズ、こっちがジョーだ。」「ふむ。香りが
それぞれ違うわね。」「いいフログレンス・コーディネートだな。」『ジェイ、私の分はブリッジにつけておいてくれ。』
「ZG-39出撃確認・・これは?!」「なんだ?」「・・映像出します。」パッ。『なにっ?!』「・・Jアーク!」
「そんなバカな・・Jカイザーを呼び出せ!」『なにか?』「ZG-39の映像を回す。」『なんと!・・これは・・』
「間違いなくJアーク級・・だな。」『そうだ・・それも重戦闘型のJグローリィ・・おぼえている。』
「たしかソルダート師団は31隻・・以前にもゾンダー化されたのがいたな。」『その話はやめろ!』「すまん・・」
『今回は私たちだけで充分だ。GGGは手を出すな。』「わかった。だがお前がやられた時のため、迎撃態勢は
とらせてもらうぞ。」『好きにしろ・・Jカイザー、出撃する!』「機動部隊は迎撃態勢で待機!」
ドドドドド・・「・・ジェイ、もしゾンダリアンになっているソルダートがいたら・・」「簡単なことだ。浄解する。
そのためのアルマだろうが。」「・・そうだね。」「そう簡単にいくかしら?Jグローリィ級はソルダート師団中でも
最強の戦艦よ。浄解する余裕があればいいんだけど。」「返り討ちになる確率のほうがでかいな、こりゃ。」
「意地はらずにGGGの協力を仰ぐべきだと思うんだけどな~。」「うるさいぞ、二人とも。」「はいはい。」
『会合まであと12秒。』「・・敵艦攻撃開始!」「回避運動!」『了解。』・・ズババババーッ!「反中間子砲か。」
「反撃するか?」「まだだ。もっと接近して確実に当てる。」「第二波、来るわ!今度はESミサイル!回避軌道を
先読みしてバラしてる!」「進路そのまま!」・・パッ!「真正面!」「傾斜右3度。」ググッ。・・シュルルル・・
「あぶな~。艦橋ギリギリかすめたわ・・」「近接信管でなかったのが幸いだな。」『敵艦、目視距離。』「あれか・・」
ゴゴゴゴ・・「まちがいなくJグローリィ級ね。」『艦籍判明。13番艦、Jグローリィ。ネームシップだ。』
「13番艦だと!」「ジェイ、知ってるのか?」「・・そんなバカな。」「お知り合いみたいね・・あっ!艦橋に
人影が!」「望遠映像!」パッ。「・・いる!」「フランソワーズ、見えないのか?」「姿はジェイと同じ。あとは・・
マスク形状が違うくらいね。」「どんな形状だ?」「そうね・・ドクロみたい。」「ドクロ・・まちがいない!」
「なにが?」「J-013・・我が友だ!」「・・あのね、あれがZG-39だってことは認識してよね。てことは、今は
何やってもダメ。」「そうだジェイ。できることはただひとつ!」「わかっている・・わかっているさ。戦闘開始!」
「そうこなくっちゃ!」「いきなりいくか?」「当然!フュージョン!」シュパッ!「Jバード、プラグアウト!」
ブワッ!「ギガ・フュージョン!」ジャキーン!「キングジェイダーG!」ズズーン!「敵さんも変型してる!」
ズズーン!「さすがはJグローリィ級。キングジェイダーGと同じタッパがあるな。」「ふっ・・巨人の激突か。
おもしろい!」ググッ、シュバババッ!「五連メーザー砲か!」ゴッ!「見切った!」ヒョイ、スカッ!「ゆくぞ!
メガトンナックル!」ゴッ!ガシィィーン!ギギギギ・・「受けるか・・だが!」ダン!「メガトンレッグ!」
ブオッ!グシャァァーン!「胴体部破砕!・・なにっ?!」グニュニュ・・ピシッ。「再生が速い!」ググッ!
ビィィィ・・「至近距離で反中間子砲?!させん!」ブン!ガキィィーン!シュバババッ!「間一髪!左腕で
跳ね上げなかったら・・」グッ!ドスーン!『うわっ!』バーン!「体当たりでブレイクするか!」チャキッ。
「砲撃、くるわ!」「先手を打つ!五連パルスメーザー砲!」チャキッ、シュバババッ!「同時よ!」
ズババババーン!『いけない!衝突したエネルギーが!』ズガガガーン!『わぁぁぁーっ!』
「相討ちか!」「いえ、再生能力のあるZG-39が有利です!」「キングジェイダーG、動きません!ZG-39は
再生開始!」「いかん!機動部隊、キングジェイダーGを援護せよ!ファイナルフュージョン、承認!」
「プログラム・ドラァァーイヴッ!」「グレートガオガイガーが合体するまでは!」「俺たちが守ってやるぜ!」
「キングジェイダーは一度戦ってみたかった相手でござる!」「ダブルランサー!」ズドォォーン!「双頭龍!」
「クロイツェ・ドラッケン!」シュバババッ!バキィィーン! 「神種ならこれが効くはずだ、ゼ!ディスクX!
ソリタリーウェーブ・メガセッション!」♪ジャジャーン!バシィィーン!「殴りがいがあるってもんだ!」
「おにーちゃんに同じ!」『ダブルハンマーラリアット!』バキィィーン!「反中間子砲は封じさせてもらいます!
マイティーバンテージ・ビンディング!」シュルルルッ、ビシッ!「たとえ蟻の一穴からでも!大回転轟魔弾!」
ズバババーッ!「巨大なダムは決壊する!超級女王大魔弾!」ズドドドーン!「マトがでかいと撃ちがいがあるね!
Gオートマグ!」ドンドン!「これでもまだ倒れぬか!ハタリ・ネリチャギ!」バコォォーン!「さすがにしぶとい!
アマゾン大切断おろーし!」ザキィィーン!「ならば倒れるまで打つべし!バットドリル!」バリバリッ!
「爆孔はどうです!獅王破砕拳!」ドガァァーン!ズズズズ・・オォォォ・・『まったく効いてない!!』
ウォォォーッ!バシィィーン!『うわああああーっ!』ズダダーン!「な、なんて丈夫なヤロウだ!」「まだ動くか!」
ググッ!ビィィ・・「反中間子砲です!」ズバーン!「全員回避!」「よけられない!」「プロテクト・ハリケーン!」
バシィィーン!「おおおおおーっ!」「おおっ!グレートガオガイガー!」「みんなよく支えてくれた!あとは俺に
まかせろ!ブーステッド・カウンター!」ブン!ズバババーン!「やったか!・・なに!」ズズズ・・「すぐに
再生するか・・ならば!」ゴォォォーッ!「ブロークン・レインボー!」ドギュゥゥーン!ヒュルルルルッ!
ググッ、ズバババッ!「五連メーザー砲ごときで俺の拳は砕けん!」ドン!ズボボボボーッ!・・ズボーン!
「左腕粉砕!再生中枢をも破壊したから復元はムリだ!」オォォォ・・ジャキッ!「あれは!・・Jクォース!」
フウッ・・「この香りは・・はっ!」ピクッ!「起きろアルマ、ジョー、フランソワーズ!」『ん・・あいたたた。』
「トモロ、機能しているか?」ザザッ・・『バックアップ回路切り換え完了。なんとか作動している。』「損害は?」
『バーストが近かったので、かなりのダメージだ。だが戦闘不能というわけではない。』「それで充分だ。・・この
お守りのおかげで立ち直れたな。」「お守り?」「あ、アルマは知らなかったっけ・・オトナの話よ。」「・・?」
シュバッ!「Jクォースごとき、受けてみせる!プロテクト・・」「メガJクォース!」「なにっ?!」シュバッ!
バシィィーン!「キングジェイダーG!」「言ったはずだ!手出しするなと!」「さっきまでひっくり返ってたヒトが
えらそーに。」「・・とにかく!こいつとの決着は私がつける!・・それが友への供養だ・・」「ジェイ・・わかった。」
「さて・・決着をつけようか、ZG-39。」オォォォ・・ググッ。「ふ・・やはり弔いの技はこれにつきるか。よかろう!」
ググッ!「双方ともJクォースで決着をつける気か。」「だがキングジェイダーGはかなりのダメージを負っています。
正面からぶつかっては!」「ジェイならなんとかするだろう・・奴もまた勇者なのだから。」ゴゴゴゴゴ・・
『ジェイ、今の状態では正攻法では勝てない。この戦法を提案する。』「む?・・ほう、トモロにしては大胆な策だな。」
「いいんじゃない?やってみよ。」「賛成だ。この手ならまだ勝機はある。アルマは?」「・・危険だがやってみよう。」
「ならば、四人の命、私が預かる!」『おう!』「メガJクォース!」シュバーン!オォォォ・・シュバッ!ガキーン!
「Jクォース同士の激突だ!」ガガガガガッ!「・・メガJクォースが押されています!このままでは!」「いくぞ!」
ドーン!「キングジェイダーGが突撃?!」「うおおおおーっ!」ガシーン!ググッ!バキィィーン!「なんと!
Jクォースをつかんで押し切った!」「あれはブロークンファントム・スクウェア戦法!」「勝機!ギガンティック・
セイバアアアーッ!」ゴッ!ズドオオオオーン!『やった!』「Jクォースをまるでバンカーのように使うとは!」
メリメリッ!「神種核、もらった!」ズボオオオーン!「決まった!ジェイ、とどめを!」「まだだ!ブリッジの
人影を確認する。ジェイダー、プラグアウト!」バチーン!「J-013、お前なのか?・・うっ!」「どうしたの?」
「こ・・こんなことが・・」「・・あっ!見えた!」「フランソワーズ、なにが!」「・・遅かったのよ・・」
「J-013・・お前は死してもそうやって艦橋に立っていたのか・・あの時からずっと・・」「・・石化してる・・」
「ZG-39に融合されても、その姿を汚されることなく・・はっ!」ピシッ。ボロボロボロ・・サラサラ・・
「そうか・・やっと会えて、安心したのか・・ゆっくり眠らせてやろう。ギガ・フュージョン!」ジャキーン!
「葬砲を撃つ!全砲門、目標Jグローリィ!」「了解!」ジャキジャキッ!「撃てぇぇーっ!」ズドドドドーン!
カッ!オォォォォ・・「ZG-39・・Jグローリィ葬送完了。」「戦闘終了・・帰還する。」『・・了解。』
「ふう・・これであと一体。もう少しですね。」「でもロンメルは十二神最強・・その力は四軍神に匹敵します。
はたしてGGGは勝てるのか・・」「勝てますとも。勝ってもらわないと・・私たちの地獄は永遠に続く・・」
♪ピンポーン。「はーい。」『ごめんください。』「あの声は・・入ってもらって。」「は、はい。」ガチャ。『こんにちは。』
「ラティ・・護くんと戒道くん。」「すみれちゃんのお見舞いに来ました。」「あ、どうぞどうぞ。」「すみれちゃん、
具合はどう?」「もうだいじょうぶ。明日は学校へ出られます。」「ごめんね。ボクが変なこと聞いたせいで・・」
「ううん、護くんは悪くないの。私が病弱なだけ・・ひとつ聞いていい?」「なに?」「フローラって・・だれ?」
「・・ボクの妹・・らしい。」ハッ!「護くんの・・妹・・」「知ってのとおり、ボクは人間じゃない・・本当の名は
ラティオ。でもボクの生まれた星はゾンダリアンに滅ぼされ、ボクは地球に・・」「・・そのときに・・」「ボクも
最近まで知らなかった・・戒道・・アルマに教えられるまで。」「補足しよう。そのラティオの妹はゾンダー化されて
いま火星にある機界47神種の中にいる・・名をンドゥーネと変えて。」「そ・・そうだったの・・」ガクガク・・
「さらに言うなら・・かすみさん。」「は、はい!」「その妹は病弱で、付き添いの女性がいた・・名をミストラル。」
「あ・・」「その女性も共にゾンダー化され、以前どおりに彼女の補佐をしている・・その名は・・情報将ヲイル。」
「そ・・そんな!」「ここでひとつ疑問が生じる・・なぜゾンダー化された二人が47神種に匹敵する力を持つかだが・・」
「ゾンダリアンって神種ほどの力はないはずだよね?」「素体の潜在能力しだいとしたら?」「あっ!・・ピッツアは
ゾンダリアンなのに強かった・・31原種にもヒケをとらないくらい!」「素体はソルダートJだったから。とすると・・」
「その二人にも潜在的に強い力が!」「そうだ。僕の記憶ではミストラルはいわばくノ一のようなものだったらしい。
彼女の護衛とすればむしろ当然だろう。そして・・」「それだけの腕利きをもって守らなければならない存在・・」
「・・天海くん、そろそろお邪魔しよう。おとぎ話をしすぎた。」「う・・うん。それじゃまた明日・・」パタン・・
「・・ヲイル、いまの話・・」「・・これで謎が解けました。私たちが誰なのか・・」「じゃあ・・おにいちゃんって・・」
ダッ!「ンドゥーネ様!まだです!」「で、でも!」「まだ六体残っています!」「おにいちゃん・・おにいちゃん!」
「もう少しです!辛抱してください!」「う・・わぁぁぁぁーん!」「あと少し・・です・・」ポロポロ・・
「戒道!なぜだ!」「君と同じショック療法だ。」「でもあれはひどすぎる!」「わかっている!・・わかっている。」
「戒道・・」「あの二人の記憶はよみがえりつつある。いずれは直面しなければならない真実だ。ならば今のうちに
知っておけば衝撃は少なくなる・・」「・・そうだね。」「真実を知るにつれ、つらくなるだろう・・特にすみれは
その哀しみに耐えられないかもしれない。ならば僕らで彼女を支えてやらなければ。」「・・うん!」
「ぐすっ、ぐすっ・・」「ンドゥーネさま・・」「・・もう大丈夫です。おもいっきり泣いて、心が落ち着きました。」
「それでは・・」「私は私がしなければならないことをやります。それは47神種の清算。いままで昇華してきた星を
もとの姿に戻す・・それが私の責任です。」「・・はい。」「それには・・残り六体を倒し、機界聖書を破壊すること。
そのためにも機界女王としてもう少しがんばります。」「ンドゥーネ様・・一回り大きくなられましたね。」
「さて、元気が出たところで晩ご飯にしましょう。今日はなに?」「あっ!お買い物忘れてた!」「しょーがないな~。
外食します?」「キッチンHANAのシーフードフルコースでどうですか。」「あ、それいい!」
「J-013・・」「ジェイ、オフロ空いたわよ。」「今はそんな気に・・わあっ!フ、フランソワーズ!なんだその格好は!」
「服を洗濯してるもん。」「だからといってハダカでブリッジに上がってくるヤツがいるか!」「ハダカじゃないわよ。
ちゃんとぱんつは履いてるし、胸だってバスタオルで隠してるもん。」「そういう問題ではない!まったくどうして
Fシリーズはこうスチャラカな性格なんだ・・」「アベルのシュミでしょ?それに暗くなりがちなJシリーズの補完て
目的もあるわね~。」「補完しすぎだ!おかげで気分がぶち壊しだ・・」「それでいいんじゃない?いまさらクヨクヨ
したって何の解決にもならないわよ。勝ち残って生き抜く・・それが倒れていった戦友への最高の供養じゃないの?」
「・・そのとおりだな。私はどうも思いこむ性癖があるようだ。」「それがJシリーズの特徴だからね。それを補佐
するために私のようなFシリーズと決断の早いSシリーズがいるんじゃない。」「・・そうだったな、ふふっ。」
君たちに最新情報を公開しよう!
残る十二神あと一体!だがZG-40の力は想像は遥かに越えるものだった!
宇宙を準光速で駆ける超高速戦艦の脅威!成す術もなく倒される勇者たち!
勝機は見出せるのか?いまこそガオガイガーの新たな力が発動する!
光速神種を止めろ!叩きこめ光の鉄拳!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「阿修羅の如く」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ガイガーナックル)
***********************************
♪ザン!
チュンチュン・・「おはよう、戒道くん。」「・・おはよう。・・昨日はすまない。」「いいの。あれでふんぎりが
ついたから・・ありがとう。」「・・君ひとりだけを苦しませはしない。僕もラティオもいる。いつでも・・」
「・・うん。その時はお願いね。」「・・わかった。約束する。」「あと一体・・それさえ倒せば・・」
「総裁、面接の御堂音さんがいらっしゃいました。」「お通ししてくれ、桜くん。」「失礼します。」「はじめまして。
天海開発部長からお話は聞いております。私が大河です。」「はじめまして。御堂音かすみと申します。」
「では面接を始めましょう。あなたの実績は資料が届いております。すばらしいコンサルティング業績ですね。」
「おそれいります。」「公団にはもったいないくらいの人材です。もっと大きな仕事を任せられますね。そこで
相談ですが、GGG艦攻部長のポストが空いてましてな・・」「えっ?」「前任者を参謀部にヘッドハントされて、
正直困っております。あまりにも大変な職務なので、かなり優秀な方でなければ・・いかがですか?」
「具体的にはどのような職務内容でしょうか?」「世界要塞艦隊の物資・人員・その他の統括管理運営。いわば
総務職に近いですね。その守備範囲は広汎にわたり、よほどの情報整理・経理処理能力がないと務まりません。」
「・・かなり大変な職務ですね。」「だからこそあなたのように優秀な方でないと務まりません。そう・・あの
機界大城塞を管理運営できるくらいの。」「ふっ・・やっと本題に入りましたね。そちらの方も隠れてる必要は
ないわよ。」「ということだ、ジェームス。」スゥ。「悪い話ではないと思いますが。」「そうね~。悪い話じゃない
わね・・で、いつから?」「いますぐ・・といいたいところだが、そうもいかないでしょう。全てが終わって
一段落ついたら・・でどうです?」「・・契約書を見せてください。」「感謝する。これだ。」パサ。パラパラ・・
「ハードな職務ね・・手当もいいけど。」「人件費は惜しまぬのがGGGの方針だ。」「優良企業ですね。」サラサラ。
「契約完了。では支度金はこれです。」スッ。「このカードの口座に入っています。」「どうも。ちょっと失礼。」
スッ・・「三千万円・・なかなかですね。」「指で磁気情報を読み取る・・さすがだ。」「情報将として基本ですわ。
なんなら三億に書き換えてみましょうか?」「やめてくれ。経理部がパニックになる。」「ふふふっ。」
超弩級整備艦「阿弥陀」。「あやめはん、ちょっと!」「はーい!」「これなんや?」「どこから出てきたんですか?」
「ゴライアスの脇腹に収納されてたんや。」「ん~・・素直に見ればメリケンサックですね。」「そやろ?けど
こんなどでかいメリケン、どう使うんや?」「ガオガイガー用・・ですよね。」「どんな効果があるんや・・?」
ミッション40「阿修羅のごとく」
「ただいま。」「おかえりなさい。」「はい、おみやげ。」「えっ?」カサカサ・・「げっ!キャビアとフォアグラと
トリュフの詰め合わせ!」「そしてこれ。」カサカサ。「ボルドーの59年物!こんな高級なもの、どうしたんです?」
「まとまったお金が入りまして。カナッペで一杯やりましょう。」「それはいいけど、ワイングラスなんて
ウチにはありませんよ。」「これな~んだ?」キラッ。「でっ!ベネチアングラス!」「何か質問は?」「ヲイル・・
ムダ使いしちゃダメだって言ったのはあなたですよ。」「時と場合によります。今日は祝杯ですよ。」「え?」
「私、GGGに就職が決まりました。」「・・あきれた。もう今後の生活設計考えちゃってるんだ~。」
「情報のプロたるもの、先手を打つことが重要ですわ。」「あのね、浄解されたら神種としての能力は全て
失われてしまうのですよ。それでも大丈夫なの?」「知識と経験は残りますから。調査ではゾンダーロボは
ともかく、ゾンダリアンは浄解されても経験と知識は残っているようです。」「なるほど・・となると、私たちが
もし浄解されても、今の私たちの記憶は残るというわけですね・・」「はい・・忘れたいというお気持ちは
よくわかります・・でも忘れちゃいけないんです。忘れたい記憶もあるでしょうけど、それ以上に忘れたくない
記憶だってありますよね。」「・・そのとおりですね。じゃ、カナッペ作りますか。パンは?」「冷蔵庫の上です。」
「火麻さま、これが今月の分でございます。」「うむ。猿頭寺屋、そちもワルのよう。」「いえいえ、火麻さまには
かないませぬ。」『わっはっはっは!』・・「異常なし・・きれいな月じゃ。」フッ・・バッ!「むっ!」ピン。
ドスッ!「・・」ドサッ。「これで一人め・・」・・「ふあ~あ・・」ボフッ!「むぐっ!」グン!ゴキィッ!
「・・むっ?いま何かおかしな声がしなかったか?」チャキッ。「いかがなされました?」「・・血のにおいだ。」
バーン!「家老火麻激衛門、廻船問屋・猿頭寺屋!大河候の命により天誅を加える!」「あんたら、悪さしすぎ。」
「ほう。殿の子飼いの忍び、獅子の凱と、くノ一命か。おもしろい!」スラッ。「命は猿頭寺屋を!」「承知!」
「いくぞおらぁ!」ビュッ!キーン!ギギギギ・・「くっ!なんて膂力だ!」「俺の豪剣、よくぞ受け止めた!
だが!」ズドン!「ぐうっ!蹴りとは!」「これが実戦剣法だ!」ゴッ!「はっ!」パシーン!「真剣白刃取り?!」
「はいっ!」グン!ダダーン!「むうっ!」「奥義・介錯人殺し!」ズバーン!「むおおおおーっ!」
「ひぃぃーっ!」「おっと、逃がさないよ!」スタッ。「ひえっ!」「卍斬り!」ズバババーン!「ぐはあーっ!」
ビーッ!ビーッ!『ZG-40出撃確認!総員第一級戦闘態勢!』「あれ?」「ゲームオーバーだな。」「まあいっか。
ステージボスは倒せたし。」「南蛮海賊スワンの章はおあずけだ。いくぞ命。」「あ、データディスク取らなきゃ。
プログラム停止、バーチャルシステム終了。」フッ。・・シュッ。「勝手に悪役モデルにしちゃったからね。」
「ZG-40機能解析。高速機動戦艦と推定されます。全長40m。」「十二神最後の敵にしては小粒デース。」
「こちらへ向って前進開始・・なにっ?!」「どうした!」「信じられない加速です!数秒で準光速に!」
「なにっ!」「到達まで20秒!」「「地蔵」へ通達!「曼荼羅」全体をグラビトン・シールドで保護せよ!」
ビン!バシィィーン!『うわっ!』「第一撃防御成功!「地蔵」シールド率15%減少!」「敵の損害は?!
グラビトン・シールドに突っ込めばタダではすまないはず!」「オーノー!無傷デース!」「バカな?!」
「判明しました!ZG-40は直撃したのではありません!」「・・衝撃波か!」「かすめただけでこのパワーか!」
「参謀部へ。高速の敵を迎撃する作戦は?!」『あかりです。ZG-04戦で行った「バードケイジ」作戦はもはや
使えません。敵の運動量がケタちがいです!あのスピードに追いつけるのは・・』『私だけだ。』「ジェイダー?」
『ここは私に任せてもらおう。私が奴の足を止める。機動部隊は包囲陣で待機してくれ。』「わかった!」
「プラズマウィング!」シュバッ!「真空中ならば準光速は出る!」「ZG-40感知!あと5秒!」「迎撃準備!」
「激突コース!」「プラズマクォース!」ビン!・・シャァァーッ!「速射反中間子砲!」ズドドドドッ!
「とおっ!」バシィィーン!『うわあああーっ!』シュバッ!「くっ!・・一撃も直撃しないとは!」
「激突の瞬間に敵は信じられない機動をかけて攻撃を回避したわ・・十二神最強ってのはまちがいないようね。」
「あれだけの速度で機動がかけられるとは・・無慣性システムでも使っているようだな。」「こりゃ厄介だな・・」
「ジェイダー、苦戦してます。スピードはともかく機動性が段違いです。」「むむう・・何か他に手はないか?!」
テケレリリリ!「ん?グレンストーク・・そうか!長官!グレンストークならばZG-40に追いつける!」
「できるのか?」「やってみます。ガイガードッキング!」ジャキーン!「たのむぜグレンストーク!」
テケレリリ!シュバッ!「は、はやい!」「これならいける!」キィィィーン!「むっ?あれは!」「ジェイダー!
奴をはさみ討ちにする!」「わかった!」「ジェイダーとグレンガイガー、ZG-40の上方と左方に位置します!」
「時間差攻撃をかける!」「おう!超音波メス!」ピィィーッ!シュパッ!「その回避は読めている!プラズマ
クォース!」ズバーン!「よしっ!推進部破壊!」「ZG-40、速度落ちまシータ!」「いまだ!獅王破砕拳!」
ドン!バキィィーン!「とどめだ!獅王・・」グニュ、バキィィーン!「ぶおおおーっ!」「ロボ型態になった!」
ゴゴゴゴ・・「格闘戦もいけるというわけか・・上等だ!プラズマクォース!」シュバッ!ガキィィーン!
「なにっ?!受け止めた!」ググググ・・バキィ!「なんと!握り砕くか!」ゴッ!ズガァァーン!「くうっ!
ギガフュージョン!」ジャキーン!「キングジェイダーG!」ドーン!「速射反中間子砲!」シュバババッ!
ヒョイヒョイ。「よけるか!ならばメガJクォース!」シュパーン!「これはよけられまい!」バシーン!
「なんだと!Jクォースを叩き落とした!」ヒュッ、バキィィーン!「どおっ!」「なんて速さなの!」「動きが
速すぎて迎撃できない!」バキバキバキッ!グッ、ズガァァーン!『うわあああーっ!』「キングジェイダーが!」
「機動部隊、一斉攻撃!」「ダブルトンファー!」ブオッ!キラッ。ヒョイ。「なっ?!」ゴッ!バキィィーン!
「うおおおーっ!」「センパイ!風雷龍珠!」ズドーン!バシィィーン!「どうだ!・・なんだと!」ゴゴゴゴ!
「片手で受け止めるか!」ボン!ドドーン!「バカなあああーっ!」「クロイツェ・ドラッケン!」シュババッ!
バキィィーン!・・ポリポリ。「なんと!ドラッケンが全く効かぬ!」ゴッ!バキィィーン!「ぬおおーっ!」
「機動部隊、相手になりません!」「なんという戦闘力だ!」「私にまかせてください!」「ソルレオン?」
「こいつはすさまじく強いです・・私の求めていた強敵!」スッ・・ピク。『貴様・・なかなかやりそうだな。』
「ソルレオンと申します。お名前を。」『私は機怪十二神筆頭、ロンメル。』「良い名です・・いきます!」ダッ!
「はいっ!」ビュッ!『むん!』ガキーン!シュバッ!「よいしょ!」スカッ!『やる!』「徹甲拳!」ドン!
『防御!』バシィィーン!『それっ!』「回避!」シュパパパッ!「たたたたあーっ!」ドドドドドッ!
「ZG-40とソルレオン、互角デース!」「いや!ソルレオンが押されてるぜ!」「なんだと!火麻くん!」
「よく見ろ。ZG-40は動きを最小限に抑えて闘っている。だがソルレオンは攻撃でエネルギーを浪費している!」
「なるほど・・敵の技量が上手ということか。」「なんてヤツ・・私の攻撃をことごとく受ける。」『いい腕だが
私にヒットさせるにはもう少し修行が必要だな。ではこちらからいくぞ!』ドン!『光速拳!』「くっ!」サッ。
『おそい!』ゴガッ!ズドーン!「うわあああーっ!」「ソルレオン!」『・・まあ合格点だ。くっ!』ガクッ!
「ZG-40が?!」『ヒットの瞬間にカウンターの拳を決めるとはな・・それで光速拳のパワーも削られた。』
「いまだ!アマゾン大切断おろし!」「地獄極楽斬!」「だめです!見切られます!」『そのとおりだ。』
ズガァァーン!「ちくしょおおーっ!」「なんという速い拳!」『ソルレオンならともかく、君たちの動きでは
無理のひとこと!』「そうかな?」『むっ?・・そうか、ガオガイガーがいたな。よかろう、かかってきなさい。』
「いくぜ!」「ファイナルフュージョン、承認!」「プログラム・ドラーイヴッ!」バキィィーン!シュバババッ!
「グレートガオ!ガイ!ガー!」バリバリバリッ!「勝ってね・・凱!」「たのむぞ、勇者!」
『君もソルレオンと同じ武術を使うそうだな。加えてガオガイガーの能力、ブロークン・レインボーと
プロテクト・ハリケーン。』「さすがによく知っているな。」『これでも勉強家でね・・楽しみにしていた。』グッ!
「いくぞ!」ギュルルルッ!「ブロークン・レインボー!」ズドーン!『おそい。』ヒョイ、スカッ。
『この程度の速度では私にはとうてい当たらん。光速拳!』ドン!「プロテクト・ハリケーン!」『おそい!』
バコォォーン!「ぶおっ!」『光を止められるかな?それそれそれっ!』シュバババッ!ドガガガガガッ!
「いかな凱でも光の速度の拳は止められんのか!」「いえ・・ひとつだけ勝機があります。」「命くん?」「それは・・」
「はあっ、はあっ・・」『なかなか丈夫な機体だ・・だがこれで終わりだ!』ビュッ!「・・見えた!」キラッ。
「とおーっ!」パシーン!『な・・なんだと?!』ピタッ!「真剣白刃取り!そして!」グイッ!「獅王壊裂覇!」
ボキィィーン!『ぬおおーっ!』「よしっ!獅王機甲拳奥義・大刀砕き、決まったわ!」「なるほど!つかまえて
しまえば光速だのなんだのは関係ない!」「ZG-40、右腕が折れまシータ!破壊ではないので再生不能デース!」
『くくっ・・こんな技があったとは・・』「獅王機甲拳は武装した相手を倒す拳法。相手の武器や防具の弱点を
見極め、無力化する。俺はお前の光速拳を受けながら、技のスキを見切ったのだ!」『ふふふ・・見事だ。宇宙で
私をこれほど苦戦させた敵は初めてだ・・だがまだ負けたわけではない!』ビュッ!「ムダだ!」バキィィーン!
『・・ぶはあっ!』メキメキッ!「相手の左を跳ね上げつつの右カウンター!」「おおおおーっ!」ズドォォーン!
『くくっ・・これはいかん!退却!』グニュ、ジャキーン!ビュッ!「逃がさん!ガイガーナックル!」ジャッ!
シュパン、ジャキーン!「ガオガイガーの右脚側面からパーツが?!」「右拳に装着された!」「おおおおーっ!」
ギュルルルッ!『追いつくものか!』「ブロークンレインボー・ファイナル!」ドキューン!『なにいっ!』
「光速を越えています!」「いけえええーっ!」バコオオオオーン!『バカなあああーっ!』「機界滅砕!」
メキッ、ボコオオーン!・・ズガガガーン!「ZG-40、撃破!」シュルルルッ、ガキン!「神種核、確保!」
「すげえ!核までぶち抜いてきやがった!」「あれがグレートの力か!」「それでこそ凱よ!」
ガイガーナックル・・ブロークンレインボーのスピードと破壊力を数百倍に高めるミラクルツールである。
超光速の拳は戦略核を凌駕する破壊力を生み、小型神種ならば核を直接抜き取ることも可能である。
「いや~、今回の敵はメチャメチャ強かったな。」「拳をくらった装甲はのきなみ歪んでしまいました。内部にまで
ダメージがいかなかったのが幸いでした。」「ソルレオンとガオガイガーがいなかったら、どうなってたことやら。」
「お嬢もモロにパンチくらったけど、大丈夫でしたか?」コク。「・・」「当たりどころが良かったので、装甲の
張替えだけで済んで幸いでござる。」「けどガオガイガーがあれだけ強くなっちゃ、俺さまの出番も減っちまうな。」
「いんじゃない?アタシらもうハンマーコネクトしなくても自分で使えるし。」「それは違いますよ。やはり
お二人はガオガイガーのそばを離れないようにしてください。」「どういうこった、氷竜?」「たしかにグレートの
力は強大です。でも巨大な敵にはやはりアルティメットハンマーは不可欠です。」「諜報部の調査によると、
47神種残り七体はいずれもこれまでの神種など比べものにならない強敵と推測されます。心してかかることです。」
「その七体についての情報は?」「大したものはありませんが、さる筋から得た情報によると、そのうち四体は
こう呼ばれているようです・・機界四軍神と。」『機界四軍神・・』「いかにも最後の敵にふさわしい大物だな・・」
「終わった・・これで機怪十二神は全滅。残るは・・」「四軍神と私たち・・そしてゾンダーゴッドのみ。」
「いよいよ全てに決着をつけるとき。ヲイル、第四惑星、機界城に戻ります。」「わかりました。・・この家、
どうします?」「・・このまま残しておきましょう。すぐにまた戻ってきますから。」「・・そうですね。」
ガチャ。「・・行くのか?」「アルマ・・ええ。準備をしなくてはね。」「行かなければ・・いけないのか?」
「え・・」「ここにはいられないのか?」「戒道くん・・」「お気持ちはありがたいですけど、我々自身が責任を
もってやらなければなりません・・それが償いです。」「ヲイルのいうとおりです・・心配しないで。必ずここに
戻ってくるから・・」「・・わかった・・」「・・ごめんなさい。」「さよならは言わない・・また会おう。」
カツカツ・・「・・あれは?」ゴルルル!「ギャレオン?」ガパッ。「フローラ!行くな!」「ラティオ・・
おにいちゃん・・」「イヤな予感がした・・行ってしまえばもう会えなくなる!行っちゃダメだ!」「・・いいえ、
これは私が元に戻るためにしなくてはならないこと。止めないで。」「力づくでも行かせない!」「・・では私も
力づくで通ります。」キン!ドン!「うわっ!」ゴルルル!ゴゴゴゴ・・「この力は?!」「これが私の能力、
攻性重力障壁。その気になればギャレオンごと光にできます・・」「ご・・ゴルディオンハンマーの力なのか!」
ゴゴゴゴッ!「しばらくそうしていてください・・さようなら。」「待て!行くな!・・はっ!」キラッ。
「涙・・」フッ・・スゥ。「フローラ・・すみれ・・」ウォォォォーン・・「哀しいね・・ギャレオン・・」
君たちに最新情報を公開しよう!
最終決戦の時きたる!GGG全戦力、火星へ向けて発進せよ!
ついに動く大曼荼羅要塞!宇宙の興亡この一戦にあり!
そして火星でも機界四軍神が集結!機動部隊を迎撃せよ!
全てのデータを得て、よみがえる最強の機界大将軍ワイルダー!
そして地球圏に残されるユングフラウと「弥勒」の役割とは?
ついに勇者たちの神話は終局をむかえる!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「決戦前夜」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(三連空間転送母艦「降三世」)
♪ザン!
ガヤガヤ・・「ねえ戒道くん、すみれちゃんどうしたの?欠席してるけど。」「里帰り・・らしい。しばらく里で
静養するって聞いた。」「そっか~。すみれちゃん、休みがちだったもんね。」「でもいまどき病弱の美少女が
サナトリウムなんて、時代錯誤もはなはだしいわね。」「そう?すみれちゃんのあの弱々しそうなとこが
守ってあげたいって男心をそそるんだけどね~。」「少なくともアンタに守ってもらいたくないわね。」
「でも心配だな。このまま帰ってこなかったら・・」「・・そうだね。」「せっかくおともだちになれたのにね・・」
「・・華ちゃん、ちょっと。」「なに、マモルくん。」「・・あのさ、もし・・」ヒソヒソ・・「・・ええっ?!
ホントに?!」「・・うん、ほぼ間違いないみたい。」「そっか、そうだったんだ~。だいじょうぶよマモルくん。
そうだったらなおさら、すみれちゃんは大事にしなきゃね。」「・・ありがとう、華ちゃん。」
ミッション41「決戦前夜」
火星・機界大城塞リンヴォ。「みなさん、留守を守っていただき、ありがとうございました。」『もったいない。』
「陸将ヤグエル、GGGのデータは受け取ってもらえました?」「確かに。機動部隊各員の詳細データまで
しっかりと解析させていただきました。」「海将ユルゲンス、Jカイザーのデータは?」「旧Jアークとの比較分析、
完了しております。」「空将ヨッヘンハイム、グレートガオガイガーのデータは?」「更新しております。先日の
ロンメル戦での戦闘データも万全です。」「情報将ヲイル、機界巫女の探索は?」「申し訳ございません・・
いまだ特定に至っておりません。」「まあ勝ってからでも遅くはないでしょう・・ワイルダーを構成します。」
『ええっ?!』「ンドゥーネ様、それは危険です!」「ワイルダーは危険すぎます!」「ヘタをすると我々まで!」
「静まれ!リスクは承知の上です。でも私には目算があります・・グレートガオガイガーとぶつけること。」
『おお・・』「それならば・・」「確かにワイルダーにふさわしい相手。」「その作戦ならば異存ありませぬ。」
「同意のようだな・・では封印の間へ行く。」「ンドゥーネ様、ではデータはやはり?」「決まっています・・
グレートガオガイガーの全データを投入します。激突のときが楽しみですね・・」フフッ。
「データ入力準備、完了。」「アップロード開始。」オォォォ・・「全データ、アップロード完了。構成開始。」
「ロールアウトまで?」「約80時間・・おっと、15メキル。」「すっかり地球人の感覚が身についたようですね。」
「いつまでもこうありたかったですけど・・」「すぐに戻れますよ・・それにはワイルダーを今のうちに・・」
「ワイルダーは白いキャンパス・・あらゆるデータを取り込み、それを上回る能力を持つ最強の戦士。」
「だが際限なくデータを吸収するため、私たちまでも脅かしうる危険な存在・・封印をしておいて正解ですね。」
「はい。ワイルダーは最強の神種となるでしょう・・けど、」「勇気まではデータにできない・・ふふふふ・・」
メインオーダールーム。「長官!火星より機動部隊専用周波数で通信が!」「専用周波数で?!・・出してくれ。」
パッ。『GGG長官ですね?』「あなたは・・」『お目にかかるのは初めて・・でもないですね。うふふふ・・』
「御堂音すみれ・・またの名を」『機界女王ンドゥーネ。その節はお世話になりました。』「・・用件を聞こう。」
『簡単なことです・・我ら神種も残るは7体。そろそろ決着をつけましょう。これより120時間後に我らは
最終攻撃を開始します。具体的にはこの機界城・・そちらは機界大城塞リンヴォと呼んでましたね・・を地球に
向けて浮上させます。』「むう・・あと5日か。」『火星までESウィンドウを使えばすぐですけど、直接降下は
させません。リンヴォ周辺500キロには空間障壁を形成してあります。ここへ近づくにはそのラインから
進軍するしかありません。それでもよければ、お待ちしています。機界四軍神が丁重におもてなしいたしますわ。
ご案内図は送っておきましょう。』「・・わかった。では3日後にお訪ねしよう。」『さすがです・・楽しみにして
おります。では・・』フッ・・「長官・・」「・・全スタッフ召集。ただちにマンモスオーダールームにて
リンヴォ攻略作戦会議をおこなう。参謀部にデータを回せ!」「了解!」「ついにこの日が来たか・・」
ガヤガヤ・・「ルリくん、はじめてくれ。」「はい。これが火星オリュンポス山周辺マップです。」パッ。
「見てのように、リンヴォはオリュンポス山をスッポリと覆い尽くすほどに成長しています。直径1000キロ、
最高部は高度100キロにもなる大要塞です。」「こんなのが地球に向けて浮上するのか・・おおごとだぜ。」
「次に戦略マップ。ンドゥーネから送られてきた配置図によると、敵防衛陣は四方向に展開させるようです。」
「あれが機界四軍神の軍団か・・」「この情報は信じていいのか?」「「重鐘」の解析では、最良の布陣と評価
されました。その他の布陣では神種側がどうしても不利になるとのシミュレーション結果が出てます。」
「じゃあ一応は信じておこう。」「まあ何もないよりマシ程度の認識で充分です。布陣を説明します。まずは
北東部、通称「朱い荒野」に陣どる第一部隊。これが最大の部隊です。」「陸戦用ゾンダリアン中心か・・」
「次に南部に広がる海、通称「血の海」にある大艦隊。これを第二部隊とします。」「いつの間に海が?」
「ついさっきからです。どうやら水を自在にあやつる神種の仕業のようです。」「あんな大きな海を作れるか・・」
「そして南西部、「地獄山脈」。こちらは航空ゾンダリアンロボ中心です。」「いわば空軍部隊か。」
「最後に北西部、「死の砂漠」。ここには一体しか配備されてません。」「一体?」「どうやら神種の一体です。」
「たった一体で・・他の軍団に匹敵する強さだというのか。」「もはやフェイクをする余裕は向こうにも
ありません。あのZG-44こそが四軍神最強の神種でしょう。そしてリンヴォ全体は強力なゾンダーバリアで
ガードされてます。けど・・」「けど何ですか?」「一個所だけバリアが張られていないポイントがあります。
南東部の通称「闇の運河」。深さ50キロもある大運河です。」「罠・・だな。」「はい、まず間違いなく誘いです。
でも誘いとわかって突入すれば、突破口は開けます。」「罠があったら噛み破る・・バクチだな。」「戦略はときに
バクチも必要です。それではこちらの攻略作戦を提示します。」パッ。「まずは北東部。ビークルロボ軍団。
氷竜・炎竜・風龍・雷龍・ファーフニル・フレスベルグ・スカイドラグーン・クラウドドラグーン・ソルバルウ・
ヨルムンガント・リヴァイアサンで構成。敵陸軍を撃破しつつリンヴォに進撃します。50キロ地点で合体、
ZG-41を撃破しリンヴォへ突入。」「敵が一番多いところだ。心してかかろうぜ!」『おう!』
「次に南部「血の海」からは獣戦機隊・ケルベロス・オルトロス・デガンジャ・マイク13世。敵艦隊を撃破し
あとは同様です。」「海戦か。なかなか面白そうだぜ。」「ZG-42には要注意ですね。海を作るほどの能力ですから。」
「南西部、「地獄山脈」からはJカイザーにお願いします。」「承知した。空軍ごとき、我らの敵ではない。」
「そして北西部「死の砂漠」。ここはグレートガオガイガー・ゴルディーマーグ・シルヴィーマリオンです。」
「ZG-44・・ただ一体で俺を待ち受けるか。」「どれだけ強いか知らんが、俺さまと」「アタシがいれば鬼に金槌!」
「そして諜報部。南東部「闇の運河」から突入してください。」「おまかせください。敵城へ潜入してみせます。」
「メガトンツール・弾薬・エネルギー等の補給は勇者特急隊が行います。作戦開始は72時間後。機動部隊は
「降三世」で空間障壁外輪部へ転送射出。要塞艦隊はJカイザーおよび「金剛」のESウィンドゥで追いかけ
ます。火星上空到着後、大気圏突入。散開してリンヴォを牽制すると同時に機動部隊の援護をします。
「釈迦」は地球軌道上で「蓬莱」「弥勒」とともに待機。以上です。質問は?」「あの、私の名前が出てません。」
「忘れてました。ユングフラウは「弥勒」と共に待機。最終防衛線となってください。」『最終防衛線?!』
「はい。あくまで最悪ケースを想定したものですが・・」「具体的にはどういう役割ですか?」
「作戦開始後に「レオ・ザ・パワー」から説明があります。この場で言えるのは・・地球昇華対策です。」
『全GGG隊員およびGアイランドシティー全市民に連絡します。機界神種との最終決戦のため70時間後に
「釈迦」は地球軌道上へと移動を開始します。ただいまより第二級非常態勢を発令します。』♪ウゥゥゥ~!
宇宙開発公団:「天海部長!」「うん。全員業務中止!ただちに帰宅してください!」『はい!』
カモメ第一小学校:「みなさん、授業を中止します!寄り道しないで家に戻ってください!」『はーい!』
Gアイランド商店街:『ただいまより特別バーゲンセールを開始します!全品20%オフ!』
キッチンHANA:「あんた、大口注文よ!「阿弥陀」へシーフードカレー400人前!」「稼ぎどきでい!」
GGG大食堂:「シティ婦人会に応援要請!炊き出しの手が足りないんだよ!おにぎりマシン?バカヤロ!
機械で作ったものなんか食わせられるか!」「仕込みを「示現」に緊急要請!なんでもどんどん仕込んで!」
作戦開始まで60時間。
三連空間転送母艦「降三世」:「三番ミラーカタパルト、超電導コイルを新品に換えとけ!」「ESウィンドウ
発生システム、パラメータ再確認!」「リニアパレットの予備はどこなの!」「ミラクルエンジン整備完了!」
絶対防衛艦「地蔵」:「グラビトン・シールド発生装置、強化できました。」「大型ミラクルエンジン、50基とも
作動確認よし。」「制御用GSブースター、回路再点検。」「ヒッグス粒子発生器、点検開始。」
超弩級整備艦「阿弥陀」:「ええか!出撃までに全整備を完了させるんや!助っ人はいるんか?」「あと70人!」
「よっしゃ!シティーの整備士リストから召集!」「カレー届きました!」「一段落ついたもんから食いや!」
機動支援戦闘司令艦「軍荼利」、メインオーダールーム:「作戦タイムスケジュールできました。」「そこの壁に
貼り出しといてくれ。火麻くん、要塞艦隊は?」「全て予定どおりに準備が進んでいるぜ。」「スワンくん、
ディスクZの製作は順調か?」「お待ちくだサーイ・・Hei Lemy, How about Disk-Z?」『Hai!my sister.
It needs more 40hrs for press release.』「Hurry up. You must be available until Operation start limit.」
『Don't worry, I'm working for it. However, Disk-Z production is very difficult. Anyway, doing our best.』
「・・ということデース。」「どうやら間にあいそうだな。」「整備状況、出します。」パッ。「現在のところ
スケジュールに遅れはありません。」「「弥勒」プログラミング、手間どっているようです。」「応援は出せないか?」
「シティの登録プログラマーを召集しますか?」「いいだろう。猿頭寺くん、誰がいいかね?」「そうですな・・
天海勇氏がよいかと。」「護くんのお父さんですか?」「優秀なプログラム設計技術者です。」「私が電話しよう。」
天海家:♪プルルル。「はい天海です・・総裁?!・・はい、わかりました。」「どうしたのパパ~?」「いまから
「弥勒」へ行ってくる。戻るのは作戦開始直前になるだろう。」「「弥勒」へ?珍しいね。」「複雑なプログラムが
あって苦戦してるそうなんだ。ボクは助っ人さ。」「じゃ、ボクも行く!」「護は開始までママを守っててくれ。
そこからが護の任務だ・・わかるな?」「・・はい。いってらっしゃい!」「お弁当いらないのかしら~?」
作戦開始まで50時間。
空間補給艦「示現」、流通管制センター:「ノラ、フリスコ、築地から食糧到着!」「八戸から米10万石到着!」
「パサデナ、川崎、ノバスコシヤから推進剤到着!」「第八次輸送便、月面採掘基地へ発車オーライ!」
「作戦開始までに間にあいそうか?」「現在ストック率79%。なんとかなりそうです。」
万能科学要塞「蓬莱」:「野獣の、「弥勒」シミュレーション結果は?」「98%だな。」「命の唄の、あと2%の
不安要素の解決にどれくらいかかる?」「ごめん、あと80時間はかかるわ。」「60時間だ。」「やってみるわ。」
「う~む・・これで「巫女」がおれば完璧なんじゃがの。」「その要素は時間の問題だ。現状で100%をめざそう。」
「弥勒」:「獅子王博士、ここのアルゴリズムはこうしたほうが。」【うむ・・その手があったか。いい手じゃ。】
「ではこの線でプログラミングを進めましょう。」【頼みますぞ、天海さん。ワシたちも万能ではないので、
優秀なプログラマーは助かりますぞ。】「この世に万能なんてありはしません。互いがたがいを助け合ってこそ
この世界は成り立っているんです。」【うむ。名言じゃな。】【あなた、「ザ・パワー」誘導回路、できました。】
【ごくろう、絆。これでエネルギーは確保できたの。】【問題は制御プログラムです。】「なんとかしてみます。」
作戦開始まで40時間。
隠密多次元諜報艦「弁天」:「リンヴォ周辺に敵布陣開始。当初の予測どおりの編成です。」「伏兵はいないか?」
「画像解析では見当たりません。」「「闇の運河」スキャン完了。ゾンダリアンロボ約200体配備されてます。」
「情報局精鋭部隊ですね。」「こりゃチームで正解だね。」「ヲイルも出てくるでしょう・・決着をつけないとな。」
汎用戦闘支援艦「金剛」:「重力波砲、点検完了。」「ESミサイル搭載中。」「プロテクトフィールドVer.5.1、
稼動テスト完了。」「ミラクルエンジン、整備完了。」「18時からの討ち入りパーティには間にあいそうね。」
「かんちょ、制服じゃダメなんですか?」「ダーメ。ちゃんとドレスアップするのよ。」「私、ドレスなんて
持ってませんけど。」「心配なし!シティの貸し衣装屋がもうすぐ来るから。」「いつ手配したんですか・・」
マンモスオーダールーム。「いいんでしょうか?私だけ後方なんて・・」「フラウにはフラウにしかできない
役割があります。さきほど説明があったように、フラウの任務は重大かつこの戦いのカギとなります。それに・・」
「氷竜さま?」「あなたが後方にいればわたくしは安心して戦えます。」「・・わかりました。」
「炎竜兄ぃ、いよいよ決戦だね。」「ああ・・長い戦いだったな。だがこれで決着がつく。」「・・これが済んだら、
オレたちってどうなんのかな?」「ソル?」「南米に帰らないといけないのかな・・」「どうしたどうした。
元気屋のソルがそんなシンミリしてどうすんだ。」「これでもレディーだよ。たまにはしんみりもすらあ。」
「そりゃ初耳だ。」「てめえ!この唐変木が!」「それそれ!ソルはそうでなくっちゃ!」
「スカイのアニキ、なに見てんだよ?」「クラウドですか・・いえ、母国に残してきた彼女をね。」「ああ・・
コウちゃんか。」「一緒にGGGに参加したかったのですが・・」「しょうがねえさ、あの事件のせいでさ・・」
「クラウドの彼女もでしたね。」「ヤミも気の毒に・・二人のぶんもオイラたちががんばらないとね。」「ええ。」
「軍荼利」内、獅子王凱と命のプライベートルーム:♪ピンポーン。「はーい。どなた?」『こんばんは。』
「あっ!ひさしぶり!」シュッ。「おっ、ひさしぶりだな。いつ「曼荼羅」に?」「パリ発のESトレインで
さっき。いよいよ決戦だって聞いて、あいさつに来たの。諜報部との連絡ついでに。」「地上のほうはどうだ?」
「この期におよんで問題起こすのがまだまだいるからね。けっこう忙しいものよ。」「悪人のタネはつきまじか。」
「まあ私が天網とはいわないけど、極力洩らさないようにやってるわ。そろそろパーティの時間じゃないの?」
「もうこんな時間か。じゃ行きましょうか。」「私は次の便でフランスに帰るわ。」「雷牙おじさんには会って
いかないのか?」「・・ええ、まだ整理がついてないから。」「もう会えなくなるかもしれないわよ。」「あのジジイは
簡単にくたばるタマじゃないわよ。」「俺も父さんのときはそう思ってたがな・・」「・・一便遅らせるかね。」
Gアイランドパーク特設会場。『それではこれより火星討ち入り大パーティをはじめまーす!』オーッ!
『まずは大河長官のごあいさつ!』パチパチパチ!「勇者諸君!いよいよ決戦のときがきた!ここに及んで私の
言うことはただひとつ!全員かならず勝利し生還せよ!」『了解!』「そして市民のみなさん、我々は必ず勝って
戻ってきます。それまで「釈迦」をよろしくお願いします。」「シティ町会長・天海愛、お預かりいたします~。」
(おいおい、頼りない町会長だな、シルヴィー。)(ところがギッチョン、ママさんあれで超しっかり者だって。)
「それでは、討ち入り大パーティ!」『承認!カンパーイ!』「おっとっと。」「読まれてますね、長官・・」
ガヤガヤ・・「おっ、お前来とったのか!」「別にあんたに会いにきたわけじゃないけどね。」「まあよい。
ポルコはどうした?」「フランスでお留守番。よっぽど猿頭寺さんに会うのがイヤみたいね。」「臭覚センサー
なんて妙なものつけるからですよ。」ポリポリ。「そゆときはシャネルでも吹きつければいいデース。」
「死んじゃうって。」「いい、アンタはあたしがぶち殺すんだから、神種ごときにやられるんじゃないよ。」
「ひょほほほ!ちょこざいな!帰ってきたら返り討ちにしてくれる!」「それでこそよ。老人には生きがいが
必要だからね。」「あいかわらず口が悪いのな、お前。」「それが彼女の魅力デース。」「素直じゃありませんな。」
「キッチンHANA出張店はここだよ!」「手作りサンドイッチとハンバーガー、フレッシュオレンジジュースは
いらんかね!」「おっ、ここやここや!」「あら、智子さんかい。」「客つれてきたで。」『うーっす!』
「整備部の味にうるさい連中や。」「ウチの常連さんばっかじゃないかい。」「そやった?まあええわ。
ときにウッシーはん見んかった?」「そこのテーブルでバーガー食ってるよ。」「あっ!こんなとこにおった!」
「ぐっ!智子くん?!」「ウチほっといて何食ってんのや!さっき一緒に回ろゆーたやんか!」
「あれ?」「ひょっとして」「アニキの彼女?」「なんや、子ウッシーどももおったんかいな。」「途中ではぐれた
から、弟たちと合流してたんだ。」「さよか。まあ見つけたからええ。で、ウチはどういうふうに話してんのや?」
「優秀な部下だって・・」「アニキは智子さんのこと話してるときはすっげー嬉しそうなんだぜ。」「す、末男!」
「ほかほか、認識はしとるわけやな。」「本当のところはどうなんですか?」「そやな・・将来を誓った仲やね。」
「なにぃ?!」『おぉぉぉーっ!』「アニキ、話してくれないなんて水くさいぜ!」「いや、その・・まあいいか。」
「ところであやめさんは?」「知らんで。黄昏のあんちゃんとどっかにシケこんだんやろ。」「年頃だからね~。」
「うわっはー!すっごい人だ!」「GGGと町内会合同の壮行パーティだもんな。」「あなた、マモルちゃん、
こっち~。」「あっ!華ちゃんもいた!」「初野さんだけじゃないわよ。失礼しちゃうわね!」「護の眼中に
レイコはいないからな~。」「アタシの眼中にも数納はいないわよ、オーホッホッホ!」「フギュルル~!」
『これよりメインステージにてマイクサウンダース13世によるロックコンサートを始めます!』オオーッ!
「うわっはー!華ちゃん、いこ!」「マイクがやるんだ~。」「ママ、ぼくらも行こうか。」「ええ~。」
「エブリバディ!アーユーレディ?」『イェーイ!』「ギンギンのサウンドでヒートしてくれよ!」
♪走れギャレオン!ガッガッガッガッ!唸れ炎のブロークン・レインボー!承認!ファイナルフュージョン!
グレート!ガ・オ・ガイガー!俺の闘志は燃えている!怒りにふるえるこの拳にはみんなの願いこもっている
負ける!ものか!地獄の敵に!勇者の力見せてやる!ガオガイガー!♪ワァァァーッ!
「サイコーだ、ゼ!ここで最強勇者バンドのメンバーを紹介する、ゼ!リードギター、獅子王凱!」
「来音おじさんに習ったエレキが役立つとはな!」♪ジャジャーン!オォォーッ!
「セカンギター、スワン・ホワイト!」「イェーイ!」♪ビビビビーン!オォォーッ!
「ベース、獅子王ミコート!」「それっ!」♪ボンボボボーン!『みこっちゃーん!』
「シンセ、ドクター・ライガ!」「ボクちゃんのシンセさばきを見い!」♪ダダダダーン!オォォーッ!
「ドラムス、火麻参謀!」「そりゃあっ!」♪ズダダダダダッ!オォォーッ!
「次は「Power of Desire」だ、ゼ!」ワァァァーッ!
「ウッシーはん、おどろ!」「ボクはちょっと・・」「なに言ってんのや。古武道やってるならリズム感はあるで。」
「う~ん・・やってみるか。」「ほれ、うまいやんか!」「アニキ、カッコいいぜ!」
「ママ、ボクらもひさびさに。」「やってみましょうか~。」「華ちゃん、いこ!」「イェーイ!」
「桜くん、どうかね?」「腰痛めないでくださいよ、長官。」「昔とったキネヅカさ。」
「ジェイさん、いこーよ!」「ユリカどの、私はこういうのは・・」「いーからいーから!」
「いくか、フランソワーズ?」「こーゆーのはじめてだけど、面白そうだからいっか!」
「あやめさん、南米のリズムを教えてあげます。」「よろしく、師匠。」「アーティミーでいいですよ。」
「ほらフラウ。」「わ、私はワルツなら・・」「ソル、やるぜ!」「いっちょやっか!」
「シルヴィー、俺たちも!」「やっちゃるかね!」「ボス、どう?」「よろしいでしょう。」
「私もやりたいですぅ~。でも相手が・・」ピコピコ。「プライヤーズさん?光栄ですぅ!」
こうして宴はたけなわとなり・・
ビーッ!ビーッ!『作戦開始一時間前。各員配置についてください。』ピタッ。・・「全員出撃!」
『おおおおーっ!』ドドドドドドッ!「機動部隊は「降三世」へ!」「ドレスはそのへんに脱いでおけ!」
「全市民は第一級配置!」「「曼荼羅」機動推進準備!スタッフは公団ビル最上階管制センターへ急げ!」
「「釈迦」採光ドーム閉鎖!太陽灯点火!」「市街地、地下装甲ブロック収納開始!」「戦闘配備完了!」
「機動宇宙大要塞「曼荼羅」、起動!」ズズズズ・・「L3ポイント離脱。地球衛星軌道まで6時間。」
「要塞艦隊、発進せよ!」ガコン!「「降三世」「金剛」「軍荼利」「地蔵」「弁天」「阿弥陀」発進完了。」
「「示現」「蓬莱」「弥勒」は「釈迦」と同行しマース。」「Jカイザー、発進確認。「金剛」と並びます。」
「「降三世」転送設定完了。機動部隊、射出開始!」ズドドドドーン!「我らも急ぐぞ!ESミサイル発射!」
シュボボボッ!キュゥゥーン!「ESウィンドウ開放!全艦隊突入開始!」「火星まで15分!」
♪暗い宇宙に 光り輝く 要塞都市は僕らの城だ
♪緊急警報!スクランブルだ 合体!ワールド大要塞!
「三連転送射出母艦「降三世」、ESウィンドウ形成!」
「絶対防衛艦「地蔵」、グラビトンシールド展開!」
「超弩級整備艦「阿弥陀」、世界勇者ロボ整備完了!」
「汎用戦闘支援艦「金剛」、重力波砲発射!」
「万能科学要塞「蓬莱」、世界十大頭脳待機中!」
「空間補給艦「示現」、勇者特急隊発車オーライ!」
♪戦えまもれ!ぼくらの世界
♪ガッツイー・グローバル・ガード!
♪その名は世界防衛勇者隊 G!G!G!スリーG!
「みなさん、無事に帰ってきてください・・」「フラウ、調整はじめるわよ。」「はい、ドクター。」
「できれば使わないに越したことはないんだけどね・・」「万が一のために準備だけでもしておきましょう。」
ゴゴゴゴ・・「これが「弥勒」の中枢・・」「そう・・あなたの真の役割こそ、「弥勒」になること・・」
「ンドゥーネさま、GGGが出撃しました。」「時間どおりですね・・ワイルダーも完成します。」ズズズズ・・
『・・私の眠りを破るのはなぜだ・・』「強い敵が来ます。あなたでなければ倒せぬ敵が・・」
『・・これか。グレートガオガイガー・・たしかに強い。強い敵こそ私の生きがい・・存分に闘おうぞ。』
「それでこそ・・いまこそ立て!機界大将軍ワイルダー!」グググッ、ズズーン!『さあこい!ガオガイガー!』
君たちに最新情報を公開しよう!
朱い荒野に沸き立つ砂塵!ビークルロボ軍団疾走せよ!
立ちはだかるは陸将ヤグエルとゾンダリアン機甲師団!
ヤグエルの大車輪が大地を砕いて迫る!いまこそ合体奥義発動!
全ての龍の力をひとつにし、放て無敵の九頭龍!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「神討つ朱き荒野に」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(マキシマム九頭龍)
*******************************************
♪ザン!
ゴォォォ・・キュン!・・シュルルルッ!『着地!』ズズーン!『おうわぁぁぁーっ!』ドンガラガッシャーン!
「・・もうあきらめました。」「炎竜センパイに同感です。」「もはや習い性でありますな。」「ちきしょーめ。」
「最後くらいは決めたかったな~。」「無念でござる。」・・キィィーン!「スカイ、ただいま到着!」「オイラも
いるぜ!」キュゥゥーン!「オレも着いたぜ!」「えええーい!」ズズズーン!「着地せいこー!」ズズズッ。
「浮上ポイント、ドンピシャでしたわ。」「ではみなさん、これより朱の荒野を渡り、敵機甲師団と戦います。」
『おおっ!』「スカイ、クラウド、ソルは上空偵察と空爆、リヴィはアスロックによる狙撃をお願いします。
各員、ビークルモード!」ジャキーン!「それでは出撃します!」『了解!』ブロロロロ!
ミッション42「神討つ朱き荒野に」
リンヴォ北東180キロ地点。『ヤグエル陸将、現在のところ敵影なし。』『情報局によれば敵機動部隊はすでに
降下したそうだ。ひきつづき監視せよ。』『了解。』・・シュルルルッ、ズドーン!『ぐわっ!』「命中ですわ。
こちらリヴィ、敵の監視、四体めを撃破しましたわ。前進よろしいです。」『ごくろうさまです。そちらも
前進してください。』「了解ですわ。潜望鏡深度を維持、前進します。」スゥゥゥ・・
100キロ地点、敵主力部隊。『むう・・イヤな予感がする。・・第三監視ライン、応答せよ。』ザザザ・・
『・・いかん!総員戦闘配備!敵は近くまで来ているぞ!』『ヤグエル陸将!あれを!』『・・あの砂塵は?』
ゴゴゴゴ・・『クレーン車、消防車、ミキサー車、ダンプカー、臼砲車、ミサイル車、迫撃砲車だと・・』
『上空に敵機三機います!』『・・そうか!あれこそがビークルロボ軍団か!攻撃開始!』ズドドドドッ!
ゴゴゴゴゴ!「敵が気づいたぜ!」「砲撃きます!」「全員、散開!」『了解!』ギュン!ゴオオオーッ!
ヒュルルルッ、ドドーン!「あぶね~。」「高速移動目標にめったに当たるものではありませぬ。」ドドンドドン!
『やはり間接照準では当たらぬか・・直接照準距離まで引きつけよ!』「その前に!空挺部隊、対地攻撃開始!」
「いきますよクラウド、ソル!」キィィーン!「スマート爆弾投下!」ヒュルルル・・ズドドドーン!
「対地ミサイル、いくぜ!」ドシュシュシュッ!ズガガガーン!「超低空飛行!高度300m,マッハ2!」
キュン!ゴオオオーッ!「垂直落下爆弾とモーターキャノンを食らいな!」ブオオオーッ!ドドドドーン!
ニュッ。「下段ガラ空きですわ・・亜空アスロック、一番から四番、発射。」ズボボボボッ!・・ズガガガーン!
『やりおる!』「いまです!敵陣に突入!乱戦に持ち込みます!」ゴゴゴゴゴッ!『接近戦か、よかろう!』
『システムチェーンジ!』ブロロロッ!グワッ!ジャキーン!「氷竜!」「炎竜!」
『スージィ・ジャオファン!』ギューン!ジャキーン!「風龍!」「雷龍!」
『システム・ジッヒ・ゲヴァンデルン!』ジャキーン!「ファーフニル!」「フレスベルグ!」
『システムシャーンジェ!』ジャキーン!「スカイドラグーン!」「クラウドドラグーン!」
『システムチェーンジ!』ジャキーン!「ソルバルウ!」「ヨルムンガント!」「リヴァイアサン!」
『物量はこちらが上だ!ひるむな!』「物量の差は技で補います!アイシクルトンファー!」ズバーン!
「そのとおり!爆熱!」ボン!「フレイムトンファー!」バキィィーン!「ゾンダリアンごとき!旋風連蹴!
ほあたたたたっ!」ズガガガガッ!「屁でもねえぜ!雷撃掌!ほぁたーっ!」バリバリバリッ!「いかにも!
ヤクトブリッツァー!」ズドーン!「問題にならぬ戦力差である!シュトゥルムイェーガー!」ズボボボーン!
「数多くの戦歴を積んだ私たちには!シュペールエタンダール!」ズババーン!「この程度どうってこたねえ!
エグゾセトーネード!」ズドォォーン!「これしきの機甲師団くらい楽勝さね!バリアバスター!」ドドドーン!
「でも油断はしてないから!パンツァーファウストSADARM!」ポポポポン!・・ズドドドドッ!
「油断大敵、火の用心ですわ。亜空アスロック!」シュババババッ!ボコボコボコッ!『つ・・強い!
我が機甲師団がこうも簡単にやられていくとは!』「あれが親玉か!俺にまかせな!デンジャンホー!」ゴッ!
「雷龍!出過ぎだ!」『なめるな!大車輪!』ギュルルルッ!バキィィーン!「ぐわあああーっ!」ダダーン!
「雷龍!」「ちいっ!なんてパワーだ!」「あれがZG-41の力か!」『私は機械四軍神がひとり、陸将ヤグエル!
君たちごとき、私だけで充分!』ギュルルル!「直径50mの大車輪神種とは!」「あんなのでひき潰されたら
たまらんぜ!」『ゆくぞ!大車輪突撃!』ゴゴゴゴゴッ!「回避!」スカッ!『あまい!』ゴゴゴゴゴッ!
「戻ってくる?!」『君たちを轢き潰すまで私の大車輪は止まらぬ!』ゴゴゴゴゴッ!
キュン!ドドドドド!「ESウィンドウ通過。火星上空オールクリア!」「ただちに要塞艦隊は散開!戦況は
どうなっている?」「「弁天」が感知しました。北東部戦線はすでに始まっています。」「ビークルロボ軍団、
苦戦しています!」「汎用戦闘支援艦「金剛」は北東部戦線へ援護に向かってくれ!」『了解しました!』
「護くんもいるな?」『はい、ここに。』「第一部隊には浄解戦力がない。頼むぞ。」『わかりました!』『降下開始!』
「ヲイル、戦況は?」「ヤグエルが奮闘しております。」「ビークルロボ部隊か・・ヤグエルにはもってこいかな?」
「敵も歴戦の勇者です。一筋縄ではいかないと思います。」「・・まあ、様子を見ましょう。ユルゲンスと
ヨッテンハイムは?」「いまだ接敵していないようです・・援軍を回しますか?」「いえ、防衛陣に無用な混乱を
きたします。ここはヤグエルに任せましょう・・ワイルダーは?」「さきほど出撃いたしました。」
「ビークルロボ軍団、戦況悪いです!」「ルリちゃん、マスドライバー発射用意。」「了解。ちょっと狙撃になる
から、「重鐘」よろしくね。」「あかりちゃん、5秒だけカジ変えないで。」「わかりました。カジ固定します。」
「ありがとうございます。これで緒元が楽になります・・照準セットしました。発射しますか?」「もち!」
ドドドドドッ!「おおっとお!」「これでは逃げきれません!各自合体!」『シンメトリカルドッキング!』
『クロスドッキング!』『トリプルドッキング!』「空竜神!」「雲龍神!」「冠龍神!」「爆龍神!」ビシィッ!
「くらえレギオン・スウォーム!」ブオオオーッ!『そんな羽虫が何になる!』バシバシバシッ!「きかねえ?!」
「ならば!ヤクト・ブリッツァー!」ズドーン!『ムダだ!』バシィィーン!「砲弾まで弾くか!」
「これはどうだ!唸れ疾風、轟け雷鳴!双頭龍!」シュバアアアーン!バキィィーン!「双頭龍もきかねえ!」
「空中へ逃げます!」ゴーッ!『あまい!あまいぞ!』ダーン!「なにっ?!車輪が飛んだ!」『空中では
かえって機動がきくまい!』「しまった!」ゴオオオーッ!バキィィーン!「うわっ!・・あれ?なんともない。」
「車輪が・・弾かれた?!」『何者!』ドドドド!「おお!汎用戦闘支援艦「金剛」!」「みんな!援護に来たよ!」
「護隊員!」「ルリちゃん!マスドライバーで牽制よ!」「りょーかい。」ドシュドシュッ!『実体弾ごとき!』
バシバシッ!「いまのうちに敵にとりついて!」「わかった!いくぞZG-41!」ゴォォーッ!『まだだ!大車輪!』
ゴッ!「もう見切ってるぜ!」ヒョイ。「ジャオダンジィナックル!」「アマゾンクロー!」「ダブルトンファー!」
『おそい!』スカッ!「ちっ!相手が速すぎる!」「あのスピードではESミサイルも臼砲も当たらぬ!」
『誰も私を止めることはできぬ!立ち塞がる物は轢き砕く!』ゴオオオオーッ!「・・やるしかないようですね。
はあああーっ!」ギーン!「空竜神が!」「Xモード!」「むん!」ズン!グッ!「ダブルトンファーで足場を
固めた?・・まさか!」「あれを止める気?!ムチャだ!」「ムチャは承知の上!止めてみせる!」『面白い!
やってみよ!』ゴオオオーッ!「さあこい!」ドガアアアアーン!『うわっ!』ドドドドド!「・・止まってる?!」
「うおおおおおーっ!」ギギギギギ!「止めた!止めやがったぜ!」「さすがはセンパイ!」『これを止めるとは!』
「どうりゃあああーっ!」グイッ!ズドオオオーン!「車輪を倒した!」『無意味だ。ジャイロで立てる!』
「そうはさせん!「金剛」、イレイザーヘッドを!」「えっ?・・よくわかんないけど、あかりちゃん!」
「座標固定よし!射出!」ズドーン!・・ガシッ!『そんな消しゴムでどうする気だ?』「こうするのです。
選択消去・ジャイロ回転エネルギー!」『なんだと!』「イレイザァァァーヘエェェェーッド!」ゴゴゴゴゴッ!
『ジャイロが・・止まる!』グラグラッ!『いかん!これでは立てぬ!変型!』グニュ、ズズーン!
「それが本来の姿ですか。」『思ったよりもやる・・さすがは歴戦の空竜神だな。』「おほめにあずかり恐縮です。」
『だが私はまだ敗れたわけではない。大車輪が使えずとも、破砕拳がある!』「それではまいります!」ダッ!
「ダブルトンファー!」ガキィィーン!『その程度のパワーでは私のバリアは破れぬ!ふん!』バキィィーン!
「ぐおっ!」「ならばマイン・カンプ!」ズドドドドッ!フッ・・『ESミサイルか。』・・シュルルルッ!
『はっ!』ダーン!ズガガガーン!「大ジャンプで全方位攻撃をかわすとは!」『ふん!』ドバギーン!
「どおおおおーっ!」ズザザザーッ!「スキあり!アマゾンクロー!」ビュッ!『まだまだ!』ガキーン!
「ちっ!受けられた!」『いい腕だが私には通じん!』バキィィーン!「うわああーっ!」ダダーン!「くくっ・・
つええ!」「空竜神!ここはチェンジするしかない!」「わかった!」『ドッキングアウト!』バチーン!
「いきますよ雷龍!」「いくぜ風龍!」『シンメトリカルドッキング!』ジャキーン!「豪竜神!」「屠龍神!」
「吼えろ超電導!乱れよ蒼天!マグナ・トルネード!」ズゴゴゴゴッ!「いくぜ!燃えろ爆炎!呼べよ風雲!
プラズマ・エクスプロージョン!」ズドォォォーン!『少しはできるようだな・・だが!』バシィィーン!
「そんな・・バカな!」「俺たちの技さえ通じないなんて!」『こちらの番だな。むん!』ズドォォォーン!
『ぐわあああーっ!』ズダダダーン!「な・・なんというパワー・・」「さすがは・・四軍神だぜ。」グググ・・
「なんであんな単純なパンチでみんなやられるの?」「あれはただのパンチではありません、護隊員。
モニターによると戦略核級のエネルギーが感知されます。」「一撃でビルなんかへし折れるほどのパワーよ。
あのくらいで済んでるのはみんなが歴戦のカンで受け身をとっているから。」「これが四軍神の力・・」
ゴゴゴゴ・・『私の破砕拳を食らって立ち上がれる者など今までいません。』「・・ではこれが最初です。」
グググ・・「けっこうキツイが・・なんとかなるって。」ググッ・・「なんのこれしき・・」グイッ・・
「へ・・へへ。この程度で終わってちゃ・・勇者失格だよな。」『なんと!』『おおおおおーっ!』ズーン!
『まだ立つか・・手加減はしておらんはず。その根性に免じ、楽に終わらせてやろう。』ブン!『さらばだ!』
ドガァァーン!『むっ!・・ジャマをするか!』「「金剛」か!」「黙って見てられるわけないでしょ!」
『ならばそちらから先に!』ダーン!「い・・いかん!」『むん!』バゴオオオーン!『きゃあああーっ!』
「プロテクトフィールド破損!次は直撃がきます!」『これで終わりだ!』「あかりちゃん、突撃!」ドン!
ズドーン!『むうっ!体当たりか!』「そのまま地面におさえこむのよ!」「ミラクルエンジン・フルパワー!」
ドガガガガガッ!『なんという無茶苦茶な!』「ムチャはこれから!ルリちゃん、重力波砲発射用意!」「なっ!」
「至近距離で撃ったら「金剛」も破壊されます。」「発射準備だけして、総員退艦!」『ええっ?!』「艦長?!」
「エンジン出力固定。トリガーを私に回して。これは艦長命令です!」「拒否します。GGG憲章第83条26項、
「理不尽な命令は拒否する権利がある」です。」「ルリちゃん!」「艦長一人で死なせはしません。ルリちゃん、
マスドライバー発射用意!」「あかりちゃん!」「生き残ったら好きなように処罰してください。」フフッ。
「・・ふふっ、わかった!ありったけの質量弾ぶちこんじゃえ!」「艦長命令に従います。発射。」ズドドドーン!
『なんと!この距離で!自殺行為だぞ!』「あんたの心配するこっちゃないわね。マスドライバー、暴発します。」
「艦首強制排除よ!」ボボボン!「急速バック!」「プロテクトフィールド再展開。」ビン!ズガガガガーン!
『むおおおおーっ!』「やったね!トカゲのシッポ切り戦法!」「もっといい呼び名はないんですか・・(^^;;」
「うわっは~、ムチャな戦い方するな・・」「そりゃ参謀部ですから、無茶・無理・無謀はポリシーです。」
『こ・・これが人間の戦法か!・・なんという気迫と度胸!わが軍団にもこれほどの者がいたら・・ぐっ!』
「い・・いまです!」ググッ!「ZG-41は大ダメージだ!」ズン!「こちらもかなりやられましたが!」グッ!
「最後の一撃くらいやってやるぜ!」ダン!『はああああーっ!Xモード!』ギーン!『こ・・この輝きは!』
「吼えろ超電導、乱れよ蒼天!」「燃えろ爆炎、呼べよ風雲!」「ジークハイル!」「天の怒り・地の嘆き・
海の憐れみを力に変えて!」『必殺!マキシマム九頭龍!』『なにいいいいーっ!』カッ!ズガガガガガーン!・・
『か・・勝った。』ズン!「さすがに疲れました。」ガクッ。「これほどの苦闘は初めてだったぜ。」ズズーン。
「こんなバトルは二度とゴメンであります。」ドスン!「ほんとね・・ボウズ、浄解よろしく。」「うん!」
「まあ生き残ったけど・・「金剛」ぶっさいくになっちゃったね。」「始末書は一緒に書きましょう。」「修理には
かなりかかりますね・・」『その心配はねえぞ。』「え?・・火麻参謀?」『あと5分で「カナヤゴ」が合流する。』
「カナヤゴ?!」「国連からかっぱらってきたんですか?」『アホ!最終決戦だってんで借りてきたんだよ!』
「よかった~、カナヤゴならロハで修理できるわ。」『あまいぞユリカ!カナヤゴはリースだ!』「え"・・」
『きっちり修理代は参謀部にチャージされるからな!』「今期は大赤字ですね。」「死んだほうがよかったかも・・」
ゴゴゴゴ・・「「阿弥陀」が来てくれました。」「さっさと修理してリンヴォへ向かおうぜ。」「補給もしませんと。」
ググーン・・「メガトンクレーンにはレディーファーストでどうぞ。」「じゃ、お先。」『くぉらぁ!そないな
ゆーちょーに回収せんで!さっさとみんなクレーンにつかまらんか!』『は、はいぃぃ!』グイイイーン・・
「「朱い荒野」、制圧完了。」「被害は?」「軒並みダメージ食らってますが、中枢まで入っていませんので
修理はすぐに済みます。」「問題は「金剛」だな。ユリカどもめムチャしやがる。」「さすが火麻くんの部下だな。」
「万能力作驚愕艦カナヤゴ、勇者特急隊三重連によりES牽引終了。「金剛」と合流します。」「メインハッチ展開!」
ゴン、ググーン・・ガコン。「カーペンターズ出動!「金閣」修理作業を開始せよ!」
ガガガガッ!「装甲ないやんか!こんなんでよう戦ってたもんや。」「戦術核くらいのパンチだったんですね。」
「まあええわ。ちょうど新しい装甲板も入荷したとこやし、全面張り替えやろか。」「急いでください。我々は
すぐにでもリンヴォに向かいたいのです。」「やかまし!ウチの目の黒いうちはハンパな整備では出さんで!」
「しかし主任!」『どあほ!そんなに死にたいんか!』キ~ン!「メガホン最大音量でどならないでください!」
「やったら整備のプロにまかしとき!うちかてちゃんと戦況は把握しとる!手遅れにはせえへんきに!」
「じゃ、ビオナス。機界詩編第41章をよろしく。」「お預かりします、護隊員。まちがいなく「蓬莱」に。」
♪ポオオオーッ!キュン!シュッシュッシュッシュッ・・シュッ。「勇者特急隊は便利だな~。」
(・・ねえ炎竜。)(ん?なんだソル、内線で。)(生き残っちゃったね。)(第一ラウンドはな。だが次の
ラウンドはさらに厳しくなるぞ・・)(そこでひとつお願いあるんだけど。)(なにかな?)(・・あのさ、
オンラインしてくれない?)(・・おい、ソル・・)(ルール違反は承知のうえ・・これが最後かもしれないから。)
(・・わかった。)(アドレス検索・・アクセス。)(全レベル開放・・ソル・・)(炎竜・・うれしい。)(僕もだ・・)
「・・ん?主任、ちょっと。」「なんや、あやめはん?」「これ・・」「・・なるほど。炎竜とソル、風竜とリヴィ、
雷龍とヨリ子か・・モニター消して、見なかったことにしとき。ウチは馬に蹴られとうないきに。」「はい!」
君たちに最新情報を公開しよう!
紅の海に待ち受ける神種最終機動艦隊!荒波けたてて進撃する世界の勇者たち!
海将ユルゲンスの超巨大津波を撃破し、水中に潜むZG-42を引っ張りだせ!
マイクのサウンドが大海に響き、海を割る!謎のディスクZの正体とは?
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「紅い海に消ゆ」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ディスクZ)
*********************************************
♪ザン!
ザザーン・・キュン!・・ヒュゥゥゥ!「着地するよ!」ザザーッ!「よっと!」ドザザザーッ!「ほいっと!」
ザザン!クルッ、スタッ。「ライガーじいさんは器用だね~。」「私などこの図体ですから。」「ほっほっほ、
まだまだ若い者にはヒケをとらぬて。」「・・・・」ザザン!「着地します!」ガクッ。「え?・・わきゃあ!」
ドズザザザーッ!「あ~あ、乙ちゃん顔でスライディング・・」「ペッペッ!失敗しちゃいました。」「御免!」
『え”・・デガンジャ!』ゴオオーッ!「散開!」ダダッ!「ドリル!」シュルルッ、ビシッ!キュゥゥゥーン!
ズボオオオーン!「・・潜ってっちゃいましたけど。」「着地の衝撃殺すためだろーけど・・どこいったんだか。」
「わたくしはここです。」ドバーン!バン!「はいはいお見事。・・あれ?ホークとマイクは?」「イェーイ!」
キィィーン!「ミーはここだもんね!」「マイクさん。ホークさんは?」「さっき一緒に来たんだけど、
先に行くって飛んでっちゃったもんね。」「あの猪突猛進バカが・・」「まだこの海岸から遠くはないはず。
追いかければ前線で合流するだろう。」「モス殿のいうとおり。わたくしに乗ってください。デスシップ!」
シュルルッ、ビシッ!「ほう、高速艇になれるとは。」「さすがは混沌のイヤベス博士の万能ロボですね。」
「・・・・」タン!スタッ。「はい、いきましょう!」「とっとと乗るよ!」「おう!」「ほいほい。」ドカドカ!
「マイクはバリバリーンでついてくもんね!」「では発艦いたします!」ゴオオオーッ!「うわわわっ!速い!」
「50ノットは出ますので、しっかりつかまっていてください。」「それ先に言ってくださ~い!」ゴオオオーッ!
ミッション43「紅い海に消ゆ」
キィィーン・・「チンタラやってられっかよ。神種艦隊ごとき俺ひとりで充分だぜ・・いたぜ!」ザザザザ・・
「まるで連合艦隊だぜ。ミッドウェーにしてやっからな!急降下!」キュゥゥーン!『ユルゲンス様、敵襲です。』
『ふふふ・・一体で攻撃とはな。全艦対空攻撃!』ズドドドドッ!「おっとっと!これしきの弾幕でやられるか!
超低空飛行!」ザザーン!ズザザザザッ!『あのような低空で突っ込むか・・なかなか良い腕だ。だが!』パチン!
ザパーン!「なにっ?!潜水艦だと!くっ!」キュン!ザザザザーッ!『腹を見せたな!水平射撃!』ズドドドッ!
バシバシッ!「ぐうっ!急上昇!」キューン!「ちっ!・・少し食らっちまったか。」『対空ミサイル発射!』
シュボボボッ!「なんて数を射ちやがんだ!回避!」ガクッ!「なにっ?!・・しまった、フラップが!」
シュルルルッ!♪ジャジャーン!ズガガガーン!「爆発しちまった?・・いや、サウンドウェーブ!マイクか!」
「イェーイ!フライングはケガのもとだ、ゼ!」「やっとこさ追いついたわよ、このドアホ!」ザザザザーッ!
「おせえぞみんな!」「あんなこと言ってるけど・・」「バカは死ななきゃ治らんようじゃの。」「へん!」
『ようやく来たか。待ちかねたぞ!全艦攻撃開始!』シュボボボボッ!「対艦ミサイルなど無意味であります!
ダークサブ!」シュルルッ、ビシッ!「今度は潜水艦?!」「潜水いたします!」ズボボボボッ!・・『潜ったか。
潜水艦隊、相手をしてやれ!』ゴゴゴゴ・・「前方から潜水艦型ゾンダリアンロボ11体!」「全員散開!水中戦
はじめるよ!」『おう!』ダン!ゴゴゴーッ!「いくよ!クーガファング!」ガブッ!バキィィーン!「マンモス
ショルダー!」ドカアアアーン!「ライガークローじゃい!」ズバアアーン!「はああああーっ!獅王水龍拳!」
ドン!グシャアッ!「・・・・」ガシッ!メキメキ・・ボキィィーン!「海魔陣!」シュバババッ!ズドドドドッ!
「下ではハデにやってるようだ、ゼ!」「俺たちも負けてられるか!いくぜマイク!」「ディスクS!」パシッ!
「スティンガーロック!」♪キュゥゥーン!ズドォォーン!「針のような超指向性サウンドウェーブだ、ゼ!」
「そこだ!アグレッシヴ・ホーク!」ボコォォーン!『やるな・・だがたった2機では焼け石に水!対空弾幕!』
ズドドドドッ!「近づけやしねえ!」「マイクにまかせな!ディスクDD!」カチャッ!「サラウンドボード!」
シュパパパッ!「ドルビーフォーメーション!ディバイディング・ロック!」♪ザザザン!ザンザザザンザザ・・
ゴゴゴゴ・・『・・なんだ?』ズバババババーッ!『なんとおっ!海が割れる!』ドドドドドド!『これはまさか!
ディバイディングドライバーの力!』「ザッツライト!これがディスクDDの力だ、ゼ!」ズズズズズ・・
『戦闘フィールドに落ちる!ぬおおおーっ!』ズドドドーン!「チャンス!陸戦モードなら負けやしないよ!」
「南部戦線、戦闘フィールドが開きました。」「戦闘も佳境に入ったようだな。絶対防衛艦「地蔵」へ!
南部戦線援護に向かえ!」『こちら参謀部、「人間駆逐艦」ドグ・シルバ。おまかせください。「地蔵」発進!』
ドドドド・・「牛山くん、北東部戦線の「阿弥陀」はどのくらいかかる?」「あと3時間ください。」
「いっきに決めるぜ!超獣合体!」『ビースト・フュージョン!』ジャキーン!「超獣神!」ドドーン!
「お姉さま、私たちも!」「・・」コクッ。「獅王合体!」ジャキーン!「ソルレオン!」ズザザーッ!
『総員地上型態になれ!水上型態では不利だ!』「そうはさせない、ゼ!ディスクM!」♪ジャジャーン!
『むうっ!妨害音波で変型できぬ!』「これで陸に上がったカッパだ、ゼ!エブリバディ、いまだ!」『おおっ!』
「それではまいります!走れケイオスマント!」キュルルルルッ!「十頭大蛇!」ズボボボボーン!
「おおおおーっ!」ダーン!「ハタリネリチャギ!」ズドオオオーン!メシャッ!「サバンナックル!」ズドーン!
「はあああーっ!獅王百爆拳!」ダン!ズドドドドドッ!・・ピタッ。「・・爆発!」パチン!ズガガガガーン!
『むう!データ以上に強い!』ザパーン!「あっ!ZG-42が逃げる!」「逃がしはしません!ダーク・サブ!」
キュルルッ、ビシッ!「追撃します!ザコはおまかせします!」ザパーン!「デガンジャひとりで大丈夫か?」
「はやいとここの連中をかたづけないと!一気に浄解します!」ギーン!「獅王天動拳!」ズドオオオオーン!
「マイク!スタジオ7に浄解された異星人たちを!」「まかせとけ!ちょうど「地蔵」も来た、ゼ!」ゴゴゴゴ!
「ナイスタイミング!」『状況はわかった。異星の人たちを「地蔵」へ保護する。これよりデガンジャを追うぞ。』
ゴゴゴゴ・・「どこまで行く気だ・・むっ?」ピタッ、クルッ。『単独で追うとは。ここで海の藻屑にしてやる!』
「できるものならやってみろであります。」『激流弾!』ドン!「ムダです。艦型変化!」グニュ、スカッ!
『なんと!水圧を流す型態になるとは!』「わたくしの能力、解析不足のようでしたな。アイアンカイザー!」
ジャッ!『艦首からチェンソー?!』ゴゴゴゴッ!『水中機動なら負けん!』ヒョイ。「甘いであります!」
グン!ズバババッ!『ぐおっ!・・刃が振れるとは!』「わたくしは陸海空いずれでも最大の戦闘力を出せるよう
作られております!」ゴゴゴーッ!『ならば!水圧壁!』バシーン!「むむっ!なんという水圧!」『幽霊水!』
ピタッ。「・・しまった!推進力が相殺された!」『これで終わりだな。水槍!』ジャッ!「まだであります!」
シュバババッ!『牙の触手か!むん!』バシバシッ!「変化!」キュルルッ、バン!「アイアンカイザー!」ゴッ!
『はあっ!』パシーン!「お見事!よくぞ受け止められた!」ドルルルルッ!グググッ!『それいっ!』ガツーン!
「むうっ!ヒジでブレイクとは!」『もらう!破砕渦潮!』ズゴゴゴゴッ!「くおぉぉぉーっ!なんという水圧!」
『なかなかの強さだったがこれまで。砕け散れ!』「変化!」シュルルッ、ビシッ!『なにっ?・・球型だと!』
ゴゴゴゴゴッ!ポーン!『ば!バカな!渦から弾き出された!』「むん!」シュルルッ、ビシッ!「やはり読書は
幅広くしておくものであります。ポーの小説がこんなところで役立つとは。」『・・そうか!球体になることで
渦のエネルギーに逆らわず、しかも水圧よりも遠心力が勝ったのか!』「説明的セリフ、感謝いたします。」
「深度200mで戦闘波動感知!」「ZG-42とデガンジャだな。超獣神、ソルレオン、行ってくれ!」『了解!』
「ディスクDD,ファイア!」ザザザザーッ!『むうっ!追いつかれたか!』「デガンジャ、ごくろう!」ズーン!
「私たちにまかせてください!」スタッ。『まあいい。全員まとめてひねりつぶす!』ゴゴゴゴ・・「な、なに?」
「この轟きは・・まさか!」『大海嘯!』ドオオオーン!「大津波だ!」「あの水圧では一撃で砕け散ります!」
「私がやります!はあああああーっ!」ギーン!「ソルレオンがXモード!」「獅王!十戒撃!おりゃああーっ!」
ズドオオオーン!ズバババーン!『なんと!津波を真っ二つに割るとは!』「これが獅王機甲拳の力ですか!」
『こ・・こんな敵と戦っていたのか、我々は・・はっ!』グワッ!「ハタリ・ネリチャギ!おおおおーっ!」
『むん!』ガシィィーン!「受けるか!」「激流波!」バキィィーン!「ぐわっ!」ダダーン!『こうなれば
貴様だけでも道連れにしてやる!水槍!」「ちいっ!」「いけない!」「しまった!届かぬ!」「しょうがねえ!
ディスクZ!」パシン!「いくぜXモード!」♪ビビビーン!ギーン!『むっ?』「ゾンダーデストロイア!」
♪ズンズズン、ズンズズンズ・・『この音楽は・・ぐおおおおーっ!』「な・・なんだ?」「ZG-42が苦しんでる?」
『やめろ!やめてくれええええーっ!』「・・いったいなんなんだ?」「・・見て!ZG-42が!」ボコボコッ!
『うごおおおーっ!』「身体が・・崩壊していく!」「・・はっ!これはまさか?!」「・・あっ!そうか!」
「まさか・・あれですか!」『ユングフラウのレクイエム・ファージ!』「イエス。ディスクZは原理的には
レクイエム・ファージと同じもの。バット、パワーはフラウに比べて格段に低い!だからとどめだ、ゼ!超獣神!」
「わかった!おおおおーっ!」ギーン!「吼えよ野性の魂!大アフリカの自然よ我に力を!」ボオッ!
「キリマンジャロ・クラアアアアーッシュッ!」ドーン!『や・・やらせん!水槍連弾!』シュバババッ!
「それがどうした!」バシバシバシッ!『超水圧の槍が!』「もらうぜ!どりゃああああーっ!」ズドオオオーン!
『ぐはあっ!』グググッ、ボコオオオーン!・・ズガガガガーン!「ZG-42、撃破!47神種残り5体!」
「ま・・また使ってしまったのね!」ダン!「四軍神は強力だ・・使うしかなかった。」「それでもアレは・・
許されざる絶唱デス・・」「長官!この上「弥勒」まで使うのですか!」「最悪の事態・・そのときだ。」
「それでもあれは・・これじゃ核抑止力と同じじゃないですか!」「フラウのが戦略核、マイクのが戦術核・・
そして「弥勒」は超大型水爆ですな。・・人間とはつくづく愚かに出来てるようです・・私も含めて。」ポリポリ。
「猿頭寺に同感だぜ・・結局俺たちは、同じ過ちを繰り返してるのかもしれねえな・・」『・・・・』
「「阿弥陀」が来ました。」ゴゴゴゴ・・「修理と補給といくか。しかしだ・・」「ディスクZは試作の一枚だけ。
もう使えないし、使う気も俺にはねえ、ゼ。」「あんなに強力なのに?」「強力すぎるからだ、ゼ・・」
「いかにも・・ほとんど反則であります、あの威力は。」「決戦兵器になるが・・たしかに使えないな。」
「・・調整完了。」「接続確認しました。プログラムダウンロード・・完了。」「じゃ、テストいくわよフラウ。
出力は?」「0.001%で充分です。これでも私の数千倍のパワーです。」「わかったわ・・テスト開始。」
♪・・・・「発信順調。指向目標、地球。」「放射。・・各地の情報員と連絡を絶やすな。」「了解。」
「ユルゲンスもやられましたか・・」・・タタタッ!「ンドゥーネ様、一大事です!」「どうしました、ヲイル?」
「地球に残留させたゾンダリアン工作員が全滅しました!」「なにっ?!・・何が起こったというのですか!」
「最後の通信記録です。」ピッ。『歌が・・仲間が壊死していく・・滅びの歌・・』ザァァ・・「歌・・ですか?」
「この記録のバックグラウンドにわずかなレベルですが入っています・・これです。」ピッ。ザザザザ・・
『・・らぎよ・・かりよ・・れかし・・』「・・歌・・ですね。しかもこの歌声は・・どこかで・・」ハッ。
「ヲイル、現在火星に来ている要塞艦は?」「「降三世」「金剛」「軍荼利」「地蔵」「阿弥陀」「弁天」の
6隻です。」「となると・・「示現」「蓬莱」「弥勒」はどこに?」「・・あっ!「釈迦」と共に地球衛星軌道!」
「・・なぜその三艦、しかも「釈迦」までラグランジュポイントからわざわざ移動させたのでしょうか?」
「安全地帯に退避・・無意味ですわね。」「惑星相関図。」パッ。「・・やはり。待機部隊はこの惑星と地球を
遮るように配置されてます。」「「示現」と「釈迦」は地球の影ですね・・この配備は・・」「いままでに確認
されていない機動部隊は?」「Jカイザー・ガオガイガーG・ゴルディーマーグ・シルヴィーマリオン・ユング
フラウです。」「・・おかしい。そこになぜユングフラウがいるのか・・」「医療用ビークルロボだからでは?」
「それなら北東戦線で回収時にでも見かけてるはずです。それにカドモスとムガールの戦闘記録・・どちらも
ユングフラウの歌が敗因だったはず。・・「弥勒」の情報は?」「ありません・・セキュリティが異常なまでに
堅固で、入手できませんでした・・」ハッ!「ンドゥーネ様・・まさか!」「そう・・そのまさか。」ニヤッ。
『こちら国連秘密部隊。世界各地の潜伏ゾンダリアンの回収、順調。』「手間かけさせるの~。」『狩りたてる
手間は省けたけどね・・とんでもないモノ作ったもんだ。』「素粒子Z0反応は?」『まったくなし。ゾンダー化
されてた人間まで影響は及んだみたいね。ま、格上のゾンダリアンが全滅だから当然か・・これで出力は千分の一
だって?フルパワーで使ったらどうなることやら・・』「おそらく・・全銀河に影響するじゃろうな。」『ふ~ん・・
ジジイ、オッペンハイマーになる気?』「あやつは地球どまりじゃが、わしらは宇宙の大罪人じゃろうな・・」
君たちに最新情報を公開しよう!
生けるものとてない山脈に響く爆音!神種最後の大空軍とJカイザーの決戦!
空将ヨッテンハイムとジェイダー、超音速の攻防!
だがZG-43にはおそるべき秘策があった!キングジェイダーGあやうし!
炎上するブリッジにサイボーグ戦士たちの雄叫びが炸裂する!
倒せ無敵の飛行要塞!放て涙のメガJクォース!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「散華」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(サイボーグ戦士、S-009とF-003)
**************
♪ザン!
ゴゴゴゴ・・「リンヴォまで400キロ。Jカイザーならひとっとびだけどね・・」「その前に障害を排除しないとな。」
「敵戦力は?」「航空型ゾンダリアンロボ約500機。うち100機が大型。最後方にいるのがZG-43でしょうね。」
「意外と小型だな・・」『敵編隊接触まで15秒。』「戦闘態勢。私とジョーはJバードで出る。」「第二ブリッジへ
移動するわ。」「J、気をつけて。」「わかっている、アルマ・・ゆくぞ!Jバード・プラグアウト!」バチーン!
ミッション44「散華」
『ヨッテンハイム閣下、Jカイザーがやってきます。』『了解だ。全機散開、包囲陣でJカイザーを落とせ!』
『第一飛行群、右方へ展開せよ。第二群は左方!』『了解!』ゴォォォ・・『中枢空中艦隊は中央から前進!』
『よろしい・・だがJカイザーには歯がたつまい。私でなければ・・お手並み拝見といくか。』
ゴゴゴゴゴ・・『敵前衛接近。』「ネオJキャリアー、援護を頼む。」『了解。レーザーミサイル発射。』シュボボボッ!
「よし、Jバード突撃!」ゴオオーッ!「ジョー、攻撃開始!」「速射反中間子砲!」ズドドドドッ!ボロボロッ!
「このまま敵中央部へ!」ドドドドドッ!『メガJクォース、射出。』シュバッ!ズドドドーン!「中心部到達!」
「Jバ―ド高速旋回!」ギュルルルッ!「速射反中間子砲、全方位攻撃!」ズドドドドッ!ガガガガガーン!
「敵機の70%を撃破!」「よし!スタンダップ!」ガキン!「ジェイダー!」ジャキーン!「残存兵力を掃討する!
プラズマウィング!」ビン!シャッ!「プラズマクォース!」ズバアアアーン!「ジェイダー下方から編隊!」
『援護する。メガJクォース。』シュバッ!ズドドドドーン!「敵戦力、残り10%!」「大物が残っているか・・」
「南西部戦線、順調です。」「さすがはJカイザーだな。」「だが大物がまだいるぜ。ZG-43はザコどもとは比べ物に
ならんほど強いはずだぜ。」「うむ・・援護を出すか。「降三世」を向かわせる。ミラーキャノンが使えるはずだな?」
「「大日」とは違って、ESキャノンとして使えるぜ。」「三連転送射出母艦「降三世」、降下開始します。」
『科学部員、星深雪です~。おまかせくださ~い。』「ミユキで大丈夫なのか?」「戦闘時にはシャキっとしマース。」
『ESキャノンは~、私が~、改良してます~。そのポイントは~、・・なんでしたっけ?』「・・やっぱ心配デース。」
「大型タイプ接近!」「合体する。フュージョン!」パシーン!「ギガフュージョン!」ジャキーン!
「キングジェイダーG!」ドドーン!「敵編隊攻撃開始!」シュドドドドッ!『ジェネレーティングアーマー。』
バシバシバシッ!「接近戦で撃墜する!」ドーン!ゴゴゴゴッ!「おおおおーっ!」ゴッ!バキィィーン!
「ギガトン回し蹴り!」ブン!ズドオオオーン!メキイッ!「メーザーフィンガー!ずおりゃあああーっ!」
ズドン!ズドドドドッ!ドガガガーン!「アルマ、ゾンダリアン核を次々と浄解してくれ。」「わかっている。」
「メガJクォース!」シュバッ!ズドドドドドーン!シュルルルッ、パシッ!「核十個確保!」「テンペルム!・・」
「これで残るはZG-43だけよ!」『さすがというべきかな・・カインの残せし災い。』「もはや貴様には勝ち目はない。」
『それはどうかな?私のスピードについてこれるかな!』ドン!シャアアアーッ!「十連パルスメーザー砲!」
シュババッ!『おそい!』シャアアアーッ!ドドドドドッ!「速すぎて追尾がおいつかない!」「ジェイダーで追う!
フュージョンアウト!」バチーン!ジャキン!「ジェイダー!」ビシッ!「プラズマウィング!」シャッ!ドーン!
『ほう、なかなか速いな!衝撃嵐!』ズゴゴゴッ!「おそいおそい!」ヒュッ!「プラズマクォース!」『おそい!』
スカッ!「やるな。ならば!」ガシッ!『なにっ!可変主翼が!』ガクッ!「さあ、どこに落ちたい!」ヒュゥゥゥ・・
『まだだ!』バン!「もう一対翼があったか。だがその翼面積では足りん!」ヒュゥゥゥ・・ザザザザザーッ!
『むうっ!重い!』「そのまま山に激突しろ!」『しかたがない!』ボン!「なにっ?!主翼を切り放したか!」パッ。
グーン!バサッ!『あぶなかった・・』「その小翼では自由に飛べまい。勝負あったな。」スッ。『あまいぞ!』
パチン!ズガガガーン!「なにいっ!」ゴゴゴゴ・・「くっ・・あれは!」ドドドドド!「巨大戦艦か!ぬかった!」
『これぞ我が本体!融合!』シャッ!ズズズズ・・「あれがZG-43の真の姿か!」「で・・でかい!まさに飛行要塞!」
『ジェイ、ジェイダーのままでは不利だ。』「わかっている!ギガフュージョン!」ジャキーン!「ゆくぞ!」
「ZG-43、本体をあらわしまシータ!」「「降三世」は!」「あと3分!」「だが「降三世」だけで援軍になるのか・・
ありゃあとんでもない神種だぞ。」『ご安心を~。私が改良してますから~。』「だからどういう改良したんだって?」
『思い出しました~。砲弾の改良です~。Gストーン処理した質量弾です~。』「Gストーン処理?なんだそりゃ?」
『よーするに有毒弾頭です~?。これ食らった部分は生機融合組織が停止します~。もちろん生粋のGストーンに
比べたら威力ガタ落ちですけど~。』「なるほど・・たしかミスティーのGオートマグも銃のグリップに内蔵した
Gストーンのパワーを一時的に弾頭にチャージして撃つんだったな。」『あれ私の発明です~。』「おいおいミユキは
宇宙鉱物学者じゃなかったのか?」『だからGストーンパワーをチャージできる鉱物を発見したんです~。それの
兵器応用は私のシュミの領域です~。』「シュミで仕事しとるのか・・サラリーマン隊員よりは百倍マシだが。」
『どうも~。あっとそろそろ精密狙撃距離です~。ES狙撃しちゃいますね~。』「キングジェイダーに当てるなよ。」
「速射反中間子砲!」ズドドドッ!『貧弱!』バシバシッ!「なんてバリアーの強固さだ!」『全砲一斉射撃!』
バリバリバリッ!ガガガガーン!「くうっ!ジェネレーティングアーマーがもたん!」『いつまで耐えられるかな?
我が攻撃はほぼ無限に可能だ!』ガガガガガッ!「なんて火力だ!」「これじゃ反撃のしようがないじゃない!」
『とどめだ!反陽子砲発射用意!』ビィィィ・・『ジェイ、あれを食らったらバリアーはもたない。』「ならば!
メガJクォース!」シュバッ!カキィィ―ン!「弾かれた!」『終わりだ!』ズドオオオーン!『なにっ!』
グラッ、「な・・なんなのいったい?」「ZG-43がいきなりダメージを?」『伏兵か!どこだ?!・・いないだと?』
ズゴオオオーン!『ぐうっ!・・見えない攻撃だと!』「どういうことだ・・」『ジェイ、空間係数の変動を感知。
どうやらESウィンドウによる精密狙撃らしい。』「ということは・・GGGの援護攻撃か!」『そのとおりです~。』
パッ。「あなたは?」『こちら三連転送射出母艦「降三世」です~。援護します~。』「それはありがたいが、どこに?」
『それは秘密です~。スナイパーが姿見せちゃいけません~。』「それもそうだな。」『なるべくZG-43をウロチョロ
させないようにしてください~。狙撃しやすいですから~。』「ふっ・・了解した。反撃を開始するぞ!」『おお!』
「第四弾、装填完了。」「ESウィンドウ再設定完了。」「ミラーコーティング開始!」「電磁場安定!」「発射~!」
ズドーン!キュン!・・ズドオオオーン!『ぐうっ!またか!・・そうか!転送狙撃か!ならば動いていれば
当たらぬ!』「そうはさせん!メガトン踵落とし!」ゴッ!ズゴオオーン!『キングジェイダー!しまった!』
「おとなしくしてもらおう!」ガシッ!「全砲門斉射!ジョー、敵の外装火器をつぶせ!」「わかった!多数目標
高速ロックオン!発射!」ズドドドドッ!ガガガガガーン!『ぬうっ!だが再生すればいいこと・・なにっ!』
シーン・・『バカな・・再生機能が働かない!』「Gストーン処理弾の効果です~。どんどん発射~!」ズドドーン!
ドコオオオーン!『このままではいかん!中枢ブロック離脱!』バチーン!「なにっ?!まだ分離できるのか!」
『破壊されたのはたかが外装部、我が中枢は無傷だ!反陽子砲!』ビィィィ・・「やらせん!」ドーン!ガシッ!
『なにっ!この距離では!』「もらう!」ゴッ!『しかたない!』ズドーン!ズガガガーン!「ぐおっ!」
「バカな!この至近距離で!」『左胴体に直撃。メガJクォース以外の武器は使用不能。』「ぐうう・・相討ち覚悟で
撃つとは・・」『こちらも無事ではないが・・再生できる!』グニュ、ビシッ!『さあ、とどめてやる!』ビィィィ・・
「その前に倒す!メガJクォース!」シュバッ!『発射!』ズドーン!・・バシィィーン!「ちっ!互角か!」
『ちがうな・・よく見ろ!』ピシッ!「・・Jクォースにヒビが!」『私の反陽子砲のパワーが上だということ!』
「くっ・・いかん!このままでは!」「・・いくぞフランソワーズ!」「ええ、ジョー!」シャシャッ!『なにっ?!』
「破損口をさっさと復元しなかったのは致命的ミスよ!」「ZG-43体内侵入成功!」『しまった!まさかこんな手を
使うとは!』「ジョー、フランソワーズ!何をする気だ!」「こいつの体内へ入って反陽子砲の回路を破壊する!」
「あと2、3発はもつでしょ?その間になんとかするから!」「・・わかった。抑えはまかせろ!」ガシッ!
スタッ。「フランソワーズ、制御回路は?」「こっちよ。約500m。」「ちょっと遠いが、よかろう!」ダダッ!
『なんの!体内防衛組織で返り討ちにしてくれる!』シャシャシャッ!「触手か!Jショット!」チャキッ、
ズドドドドッ!バシバシバシッ!「さっすが超反応射撃!・・おっとこっちもね!」ピン、キューッ。
「単分子ワイヤーソー!」シュルルルッ!スパパパパッ!「分子間を斬る超振動糸よ。」「スキができた!
前進するぞ!」「ええ!」シャシャシャッ!「・・はっ!伏せて!」バッ!ズドドドドッ!「槍ぶすまか!」
「ダッシュ!」ダッ!ズドーン!「天井落としと二段攻撃か!」「どんな攻撃だろうが私のセンサーは一歩先を
読めるわ。・・そこ!」シャッ!スパーン!ズズーン!「落石トラップ突破!・・左から爆弾!」ヒュルルルッ!
「まかせろ!Jショット!」ズドドドッ!ガガガガーン!「全弾命中!」「もう少しよ!」シャシャシャッ!
ギギギギ・・「二人が目的を完遂するまで、おとなしくしてもらう!」『二人がいる限り手出しはできまい!』
「それはどうかな?私はキサマを倒すためなら犠牲はいとわぬ!」『ハッタリを!・・まあいい。どうするのか
見せてもらうことになるぞ。』「なに?」『二人は戻れぬ・・そうなっておる!』「・・まさかキサマ!」『ふふふ・・』
「トモロ!武器回路の修理はできないのか?!」『戦闘中はムリだ。自動修理装置は大量のエネルギーを消費する。』
「見つけた!反陽子砲の中枢よ!」「よし!再生不能なまでに破壊する!Jショット!」「百裂羅糸包囲斬!」
ズドドドドッ!シュルルルッ、ザクザクザクッ!「これでよし・・なにっ?!」グニュ、ビシッ!「出口が!」
「突破するぞ!」ズドドッ!カキキーン!「Jショットが効かない?!」「ストリング!」シュルルルッ!キーン!
「糸も通らないわ!」『ふふふふ・・そこからは出られぬぞ!』「あ~あ・・こりゃ困ったね。」「となるとだ・・
ジェイ、聞こえるか?」【出られないのか?!】「どうやらね。ちょっと出過ぎたみたいね・・いいからやって。」
【な・・なんだと!】「僕たちごとメガJクォースでZG-43を倒せ・・そういうことだ。」【し・・しかし・・】
「さてクイズです。私たちサイボーグ戦士の本来の使命は?はいあと五秒。」【・・機界生命体を倒すこと。】
「はい正解。・・そういうことよ。」「さあ、かまわずやってくれ!」『ムダだ・・ソルダートJにはやれぬよ。』
「・・どうやらややこしいことになったみたいね。例の装備を。精密転送になるけどいける?」「静止状態ですから
なんとかなります。」「緒元が甘いわね・・カンの勝負か。いちかばちか!」「やってみましょう!」「じゃ、私が
操縦するから。」「えっ?!危険ですよミユキさん!」「危険かどうかは開発した私が確かめなきゃいけないでしょ?
こればかりは人まかせにできないわ。」「・・わかりました。ブレーキは早めにお願いしますよ!」「りょーかい。」
「・・わかった!」ジャキン!『なにっ?!キサマ仲間を犠牲にしてでも!』「言ったはずだ・・これが我々の
使命だと!」【それでいい、ジェイ・・】【またどこかで会えるわよ。私たちの仲間はいっぱいいるもの・・】
「・・さらばだ!メガJクォース!」カッ!『うおおおおーっ!』ズガガガガガーン!・・「・・神種核、確保。」
『戦闘終了・・修理作業を開始する。』「たのむ・・Jカイザーに戻る。」ジャキーン!・・スタッ。「・・苦い勝利だ。」
「ジェイ・・」「・・また三人だけになってしまったな、アルマ、トモロ・・」『ジェイ・・』「そんなことないわよ。」
『・・えっ?』「ハァイ!」「ただいま。」「・・フランソワーズ、ジョー!」「生きていたのか!」「そうそう簡単に
死なないって。」「だがどうやってあの大爆発の中から・・」「それはこういうこと。あのとき・・」
「短い間だったが・・楽しかったな。」「ええ。ゾンダリアンにされてまで生き延びた価値はあったわ・・これで
ゆっくり休めるわね。」シュゥゥゥ・・「・・ん?」「あれは・・ESウィンドウ?!」シュバッ!ドドーン!『うわっ!』
ズズズズ・・「なんなのよいったい!」「・・カプセルのようだ。開くぞ。」シュッ。「あいたたた・・ちょっと
ブレーキ遅かったか~。頭ぶつけちゃった。」「・・あなたは?」「あ、ども。「降三世」の星深雪です。ただいま
お二人を救出に参上しました。」「救出って・・」「このカプセルはケーブルで「降三世」に引き戻されます。
名づけて転送救命ポッド「観陀多」。」「・・途中で切れないだろうな?(^^;;」「自走機関もありますから。
さ、乗ってください。」ドカドカ。「「降三世」コントロール、引き戻して。」『了解。』グン!シュルルル・・ピシッ。
「・・とゆーわけ。」「さすがGGG・・そんなアイテムまで持っていたか。」『戦闘支援管制艦「軍荼利」、
メインオーダールームより連絡。修理艦を回してくれるそうだ。』「ウワサのカナヤゴとかいうやつね。」
『機界詩篇第43章は勇者特急隊が取りにくるそうだ。』「了解した。前線に置いておくと危ないからな。」
『ESウィンドウ、開く。』キュン・・ゴゴゴゴ。「あれが万能力作驚愕艦カナヤゴか・・」「旧GGGの唯一の
生き残り艦だったな・・なるほど、非戦闘艦だったというわけか。」『あのような艦もあるのだな・・』
「南西部戦線、終結しました。残るは・・」「北西部戦線と南東部の潜入部隊か・・」「凱たちの動きはどうなってる?」
「現在「死の砂漠」を南下中。いまのところ接敵はしていません。」「やはり敵は一体か・・」「「弁天」の観測でも
ZG-44以外の機体は確認されてません。」「問題はそのZG-44だな・・映像出せるか?」「空間歪曲率がひどいので
ざっとした画しか出せませんが・・」パッ。「あれか・・ん?」「あのシルエットは・・どこかで見たような・・」
「まもなく第四部隊、ZG-44の視界に入ります。」「画像イメージ修正完了。」パッ。『・・あ、あれは?!』
「四軍神のうち三人までも倒されましたか・・」「勇者たちも無傷ではありません。もっともすぐに修理作業に
入ってるようですが。」「侵攻は時間の問題ですね。問題は・・」「・・ワイルダーですね。できうる限り最強の
データを投じましたが・・」「面白い戦いになるでしょう・・そう、かつてない激闘に・・」「はい・・」
ゴゴゴゴ・・「そろそろ敵との会合予定ポイントだ。戦闘準備だ、ゴルディータンク、シルヴィータンク。」
「ZG-44か・・たった一機で待ち受けるたあ、そうとう骨のあるヤロウだぜ。」「どんな強い相手なんだろね。」
「・・見えた!ZG-44だ!」ザザーッ・・「・・真っ黒な奴だな。」『待ちかねたぞ獅子王凱、ギャレオン、
グレンストーク、ゲイマルク、ゴライアス、ゴルディーマーグ、シルヴィーマリオン。』「・・俺たちのことは
先刻ご承知のようだな。」『当然だ・・私は君たちの全てを知っている。』クルッ。「・・お前は?!」「まさか?!」
「そんな!」『そう・・これが私、機界大将軍ワイルダーだ。』「・・グレートガオガイガーだと!」
君たちに最新情報を公開しよう!
機界47神種最強のZG-44、それはまさしくグレートガオガイガーであった!
その能力を受け継ぎ、なおかつ凌駕するパワーに凱たちは大苦戦!
究極のハンマーと黙示録のハンマーが砂塵を巻いて激突する!
バンカーは折れ飛び、ハンマーは砕け散る!だが我らの闘志は消せはしない!
そして勇者たちは最後の賭けにでる!新必殺奥義で機界大将軍を倒せ!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「大砂塵」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(アルティメットヘル・アンド・ヘヴン)
*******************************************
♪ザン!
ビュオオオ・・『私は機界大将軍ワイルダー。君たちを倒すためにこのように構成された。』「なるほど・・
俺たちのデータをもとに造られたというわけか。」『そのとおり。ゆえに君たちは私に勝てない。』「・・ふふふふ、
それはどうかな?勝負はやってみなければわからん!」『そう言うだろう・・君なら。』「まずは小手調べだ!
フュージョン!」ゴルルル!スパッ!ジャキーン!「ガイガー!」ダッ!『よかろう。来なさい。』グッ!
「獅王波動拳!」ドン!『獅王機甲拳の基本技だな・・プロテクト・トルネード!』ブン!パシィィーン!
『アクセル・カウンター!』ドン!「おっと!」スカッ!『今度はこちらの番だ!おおおおおーっ!』ゴゴゴゴッ!
『ブロークン・メテオ!』ズドーン!「速い!とおーっ!」ビュッ!バシィィーン!『見事。蹴りではじくか。』
ヒュルルルッ、ガコン!「こりゃすごい・・まさにグレートガオガイガーそのものだな。しかもパワーも上だ!」
「むう、これは手強い・・」「戦闘能力解析終了。グレートガオガイガーの30%増しの出力です。」「技はまったく
同じか・・普通に考えたら勝ち目はねえな。だが!」「勝負を決めるのはパワーだけではない!勝てないと思えば
絶対勝てぬし、勝てると思えば一筋の勝機はきっと来る!それが勇者だ!」「オフコース!」「凱・・ファイトよ!」
『さあ、合体して私と戦え!私はそのためにいる!』「ふっ・・いいだろう!ファイナルフュージョン、要請!」
ミッション45「大砂塵」
「ファイナルフュージョン、承認!」ビシッ!「了解!ファイナルフュージョン!」カチャカチャカチャッ!
「プログラム・ドラァァーイヴッ!」バキィィーン!「ファイナルッ!フュゥゥージョォォーン!」シュバババッ!
『そうだ!その姿でないと倒しても価値が無い!』「グレートガオ!ガイ!ガー!」バリバリバリッ!
「ファイナルフュージョン、完了!」「よし!「軍荼利」はこれよりグレートガオガイガーの援護に降下する!」
ゴォォォォ・・「ゴル、シルヴィー、ここは手を出すな。」「わかったぜ隊長。」「実況解説役してまーす。」
「いくぞ!おおおおーっ!」ギュルルルッ!「ブロークン・レインボー!」ズドーン!『プロテクト・トルネード!』
バシィィーン!「止めやがった!」「プロテクト・ハリケーンまでパワーアップしてるんだ・・となると・・
いけない!」『握りつぶす!デビル・クラッシャー!』ググッ!「そうか!右腕を封じる手か!」「その前に!」
ドン!ガシーン!「スクウェア!」グン!『ムダだ!』ガクッ!「なにっ?!・・破れない!」「スクウェアでも
止めちまうのか!」『言ったはずだ。私のほうが強いと!』メリッ!「つぶされる!離れて!」「いかん!離脱!」
サッ!スカッ!「危なかったぜ・・」『いい身のこなしだ・・だがこれで攻撃が効かないことははっきりしたな。
こっちからいくぞ!おおおおーっ!』ギュルルルッ!『ブロークン・メテオ!』ズドーン!「ガイガーナックル!」
ガコン、シュパッ!ジャキン!「ブロークンレインボー・ファイナルッ!」ドキュゥゥーン!ガキィィーン!・・
ズバァァーン!「やったー!」「ZG-44のブロークン・メテオを真っ二つにしたぜ!」『プロテクト・トルネード!』
バシィィーン!・・ググッ!『湾曲フィールドが!・・このストレスは?!』「破壊率30!50!・・80!」
「ぶち抜けろ!」ググググ・・バキィィーン!『なんとおっ!左腕が!』ガクッ。「これが本物の実力だ!」
『なるほど・・だが!』グニュ、シャキーン!「くっ・・再生か。」コキコキ。『いまのは良い攻撃だった・・
だが忘れるな、私にもそれはある!インフェルノ・ナックル!』ジャキッ!「あれはガイガーナックル!」
「あんな最新装備までトレースしてやがったのか!」シュパン!ガキン!ギュルルルルッ!『ゆくぞ!ブロークン
メテオ・フィニッシュ!』ドキューン!ギュルルルルッ!「速い!」「プロテクト・ハリケーン!」ブン!
バシィィーン!『ムダだ!』バキィィーン!「ぐわああああーっ!」ダダーン!「ガオガイガーの左腕が!」
「あの渦状湾曲フィールドがまるで紙のように破られるなんて!」「くっ・・これで防御は使えないか。
ならば攻撃あるのみ!ディザスタードリル!」キュゥゥーン!シュバッ!『愚かな。サタン・ドリル!』シュバッ!
ガキィィーン!「なにっ?!ディザスタードリルまで!」バキバキィィィーン!「うわあああーっ!」「ぐっ!
ゴライアスのドリルも通じねえ!」『串刺しもよかろう!』シュバッ!「ガイガー・テリオスッ!」ブン!
バシィィーン!「止めたぜ!」『ふふふ・・』「・・くっ!」・・バキバキバキーン!「が・・ガイガーナックル
ごと・・砕けた!」「まだだ!ゲヘナ・フレアーッ!」カッ!ズドーン!『メギド・フレア。』カッ!ボーン!
ズドオオオオーン!『うわっ!』「空中で火球同志の衝突か!」「相殺されたの?・・あっ!」ゴオオオーッ!
「ぐわあああーっ!」「ガオガイガーが・・火ダルマに!」「ええい!また打ち負けたか!」『勝てないと言った!』
「強いですね・・ワイルダー。」「性能差だけは上回ってますから。」「それよりもガオガイガーが弱すぎます。
あんなに弱いとは思いませんでした。」「性能差を埋めるだけの技量・・期待していたのですが・・」
「買いかぶり・・と決めつけるのは早計です。」「え?」「ほら・・あれだけのダメージでもまだ立つみたいです。」
「か・・勝てないの?!ガオガイガーは!」「いや・・まだ俺は闘える!」グググ・・ザン!『いい根性だ。
ではとどめてやろう!アポカリプス・ハンマー!』ビュビュッ!ジャン!「おい、ありゃあ!」「あれは・・
アルティメットハンマーじゃない!」「俺たちのコピーまでしてたってか!」「・・もうガマンできない!」ザッ!
「俺たちが宇宙最強だってことを見せてやるんだ、シルヴィー!」ザッ!「やったるよ!・・おっ?」ゴゴゴゴ・・
「ちょうど「軍荼利」も到着したぜ。メインオーダールーム!さっさとアルティメットハンマー発動承認しろ!」
「もし承認しないんだったら、こっちで強制解除しちゃうよ!」「ゴル、シルヴィー、言われなくても俺も使う!」
「ZG-44、アルティメットハンマーのコピーを出しました!」「こちらもいくぞ!ゴールド&シルバー承認キー!」
チャキチャキッ!「アルティメットハンマァァァーッ!発動承認!」ゴッ!ジャキキーン!バチチン!
「了解!アルティメットハンマー!セーフティデバイス・ダブルリリィィーヴッ!」ガシーン!ジャッ!
♪ピンポーン。「出番だシルヴィー!」「はい、おにーちゃん!」「システムチェーンジ!」ドーン!
「ミスチェーマ・イズミニェーニェ!」ドーン!「よっしゃああああーっ!」バチーン!ジャキーン!
「ハンマァァァーッ、ダブルコネクトッ!」ズドーン!ズドーン!ググッ、ガシッ!「ハンマー結合!」ガキーン!
ドン!「アルティメット・ハンマァァァーッ!」ギーン!
『そのハンマーでは私のアポカリプスハンマーには勝てぬ!』「ほざけ!どおりゃあああーっ!」ブン!
『ふん!』ゴッ!ガキィィィーン!ギギギギ・・「パワーで負けているなら!」ザン!『機動性か!』グラッ。
「うまい!つばぜり合いを転身で外したわ!」「ZG-44の体勢が崩れたデース!」「スキあり!バンカー!」ゴッ!
『あまい!』ビュッ!ガキィィーン!「あの体勢で受けるか!」ギギギ・・『パワーだけではない。機動性も上だ!』
フッ。「消えた?!」「後ろよ!」ゴッ!「まだ!」ザッ!ビュッ!「ふりむきざまのバンカーで迎撃!」
バキィィーン!「バンカー同士の激突か!」・・ピキッ!ボキィィーン!『ああっ!』「ば・・バンカーが折れた!」
【きゃあああーっ!】「シルヴィー!」「打ち負けた?!」「・・ノー!敵のバンカーも!」ピシッ!バキィィーン!
「バンカー部全壊です!」『なんとおっ!なかなかやる!』「相討ちだったんだ!」「シルヴィー、大丈夫か!」
【くうっ・・でも相討ちだったもの。よしとしなきゃね・・おにーちゃん、たのむね・・】【・・わかったぜ!】
「シルヴィーのAI、自己保護モード。機能シャットダウンします!」「あとで再生してやるからな・・はっ!」
『光になれ!』ブン!「させん!」ダン!『踏み込み?!』ガシッ!「つかまえたぜ!」『しまった!柄を!』
「もらった!ゴルディオンハンマー!」ゴッ!『強制分離!』ボン!「なにっ!柄を排除しただと!」
『アポカリプスハンマー!』ガキィィーン!「・・くっ!」ピキピキピキッ!「ゴルディオンハンマーにヒビが!」
『ふふふふ・・なにっ?!』メキッ、メキメキ・・バキィィーン!『バカなあああーっ!』【なめんな!これが
俺さまの実力だ・・どおっ!】ズガアアアーン!「ゴルディオンハンマーも大破!」「ゴルディー!」【へっ・・
うろたえんじゃねえよ、隊長・・それよりも俺たちはまだ戦える・・この意味わかるな?】「・・ああ。」
【あとは頼むぜガオガイガー・・】「ゴルディーマーグAI・・機能シャットダウン!」「・・あとはまかせろ!」
『ハンマーが失われたいま、残るはヘル・アンド・ヘヴンだけだな・・だが!』ブン!「なにっ!・・まさか!」
『その技も私は持っている!デス・アンド・ダークネス!』グググッ!ガシッ!ドン!「うおっ!このパワーは
ヘル・アンド・ヘヴン以上!」『核はなかったな・・中枢部をえぐってくれる!』ゴッ!ドォォォーン!
「いかん!あれではガオガイガーは!」「ガイィィィーッ!」『さらばだ!』ズガァァァーン!「・・やられた!」
「敗れたというのか・・はっ!」「あ・・あれは!」ガガガガガガッ!「おおおおおーっ!」「と・・止めてる!」
『な、なんと!このパワーを止めることなど不可能だ!』「そうでもないぜ・・よく見ろ!」ガガガガガッ!
『・・これは!マーグハンドとマリオンハンド!』「そうか!アルティメットハンマーの破壊力に耐えうる
ハンドなら可能だ!」「聞いてなかったのか?ゴルディーとシルヴィーはまだ戦っている!ガオガイガーの両腕と
してな!」ググッ!「ジャイアント・クラァァァーッシュ!」メキメキッ、バキィィーン!『ぐわあああーっ!
両腕が!』「マリオン・アッパァァァーッ!」ゴッ!ズドオオオーン!『がはあっ!』・・ズダダダーン!
「マリオンハンドでのパンチか!」「再生のヒマなどやらん!」ダン!「マァァァーグ!ナックル!」ゴッ!
バキイイイーン!『ごわあっ!』「どりゃああっ!」ドドドドドッ!ズガガガガーン!「フィニッシュ!
マリオン・ストレェェェーイトッ!」ビュッ!ドカアアアアーン!『どおおおーっ!』ドザザザーッ!
「す・・すげえ!なんて連打だ!」「あの巨拳でぶん殴られたら、いくら神種でもたまらんな・・」
『う・・うかつだった!あの腕がこれほどのものとは!』ガクガクッ!「キサマは完全にガオガイガーを
コピーしたつもりのようだが、この両腕まではコピーしきれてなかった・・それが敗因だ!とどめだ!
マーグネイル!」ビン!ズラァァーッ!「ハンマーも無いのにどう使うんだ?!」「こう使うのさ!おおおおーっ!」
グッ!「おりゃあああああーっ!」ブン!ガツウウウーン!『うがあっ!』ギシッ!「両手でつかんで叩きこんだ!」
『浅いわ!サタン・ドリル!』ギュウウーン!ズボーン!「くっ!」「敵のドリルがガオガイガーの両腿を貫いた!」
『どうだ!離れないと両足がちぎれるぞ!』メリメリメリッ!「ぐううっ!・・キサマの核をえぐればいい!
マーグ・ナックル!おおおおおーっ!」ブン!ズガアアアーン!メキッ!ズブッ!『ぐはあっ!メギド・フレア!』
ボーン!「いかん!」「ガオガイガーでもあの超高熱には耐えきれません!」「あ・・見て!ガオガイガーを!」
「こ・・この程度の炎がなんだ!ガオガイガーが燃え尽きる前に貴様を倒す!」ゴオオオオッ!「ジーザス!」
「おりゃあっ!おりゃあっ!おりゃあっ!」ズドン!ズドン!ズドン!『うがはぁっ!・・こやつ、死を恐れぬ!』
「が・・凱があんな凶暴な戦い方をするなんて・・」「真に強い敵には野獣の気迫で当たらねば勝てぬ・・今こそ
猛き獣となりて敵を打ち倒すとき!たとえその身が共に砕け散ろうとも!」「・・そのくらいじゃないと勝てない
強い敵・・」「火麻くん!73サンチ砲用意!ガオガイガーが神種核をえぐり出したら一斉攻撃だ!」「わかった!」
「おおおりゃああああーっ!」ズドオオオーン!ガキッ!『ぐあっ!』「・・ついに捕らえたぜ!俺の勝ちだ!
うおおおおおーりゃああああーっ!」メキメキッ、ボコォォォーン!「力まかせに神種核を引き抜いた!」『・・』
キュゥゥゥ・・ピタッ。「はあっ、はあっ・・これぞアルティメットヘル・アンド・ヘヴン!」ズズーン!
「いまだ!73サンチ砲三門斉射!てえええーいっ!」ズドドーン!・・カッ!ズガガガガーン!「ZG-44、爆散!」
カーン・・ガガガガガッ!「・・凱はん、よーもこれだけグレートをメチャンコにしてくれたな。仕事増やして
もろうて感謝感激や。」「直り・・ますよね、主任?」「う~ん・・直すで、直すけんど・・」チラッ。「なにか?」
「・・改造するで。」「・・え?」「前から気になってたんや。グレートの最大の弱点がな・・」「弱点・・ですか?」
「凱はんは気づいとらんか・・それやからZG-44相手にあれだけ苦戦したんやな。弱点とは・・あんたや。」
「・・俺が弱いからか。」「そやない。グレートと一体化しきっとらん。ウチが言いたいのはそれや。」「一体化・・」
「ずっと凱はんの戦いを見とったが、グレートになってからこっち、アンタの戦いはグレートの性能にオンブや。
あれならウチがファイナルフュージョンしても勝てるで。やが、今回のどつき合いでちっとはマシになったで。」
「・・確かに。俺は知らずしらずのうちにグレートの性能に頼りきっていたかもしれん。」「新型に乗り換えたら
誰でも陥る錯覚ではあるんで強くは言わんかったが、今回の前半戦で思い知ったやろ・・いくら根性入れようと、
性能差のハンデは補いきれんこともある。やが、全ての武器を失ってやっと凱はんは本当の戦い方をしだした。」
「そうか・・俺はまさに俺自身を相手に戦っていたのか。」「正直ゆうて、グレートの真の強さはあのときまでで
ポテンシャルの20%も出とらん。コイツの性能を100%引き出せば、ZG-44なんかザコ同然のはずや。よってその
原因は凱はんの慣熟不足・・というわけや。」「よくわかった・・ありがとう、智子さん。」「主任と呼び、面映ゆい・・
で、改造の話やが、Xシステム載せるで。」「・・ええっ?!」「凱はんの慣熟待っとるほどウチはノンキやないで。
リンヴォにもうすぐ突入しようってときや。こうなったらドーピングでもなんでもしてもらうで。」「Xシステム・・」
「ちょいと反則やが、これで使いやすくはなるはずや。エネルギー制御システムも兼ねとるさかいに。」「ああ。」
『ゴルディーマーグ、シルヴィーマリオン、超AI蘇生完了。全回路異常なし。破損部品交換完了。』「おっと、
ウスラトンカチどもが目をさましよったな。凱はん、行きまひょ。」「超AIが無事でよかった。」カンカンカン・・
「ワイルダー・・なかなか強かったですけど・・」「勝てませんでしたね。マーグハンドとマリオンハンドの
データは入れなかったんですか?」「入れました・・けど衝撃緩衝ブロックとしての機能しか考えてませんでした。
まさかあれでぶん殴るとはね。」「機械や道具の応用はGGGの十八番だってことですね・・さて、私もそろそろ
出かけてきます。」「いってらっしゃい・・そして、」「浄解されてからまた会いましょう。」「・・ええ。」シュッ。
「・・これで一人か。」カツカツ・・「アルマ、ラティオお兄ちゃん・・はやく来て。さびしいから・・」
「これで北西部は制圧か。残るは・・」「諜報部の潜入した「闇の峡谷」か。」「峡谷といっても幅は数キロ。
ボルフォッグたちには充分なスペースです。」「待ちかまえるは・・ZG-45、情報将ヲイル。強敵だぞ・・
「弁天」からの連絡では?」「リンヴォまであと300キロ。予想敵会合地点まで150キロデース。」「・・牛山くん、
機動部隊の整備状況は?」「最大はガオガイガーであと一時間です。」「では75分後に機動部隊は出撃。機界大城塞
リンヴォに突入する!全部署へ通達せよ!」「了解!」カタカタカタッ!ピッ。「こちらメインオーダールーム・・」
マンモスオーダールーム。「はいゴルディーさん、オイルですぅ。」「ありがとうよ、マルチィ。」チューッ。
「今回はいつになくひどい目に会いましたね、お二人とも。」「ああ・・あそこまでボロボロにされたのは初めてだぜ。」
「そういう氷竜兄たちも苦戦したんでしょ?」「なかなか強い相手だったぜ。「金剛」がいなかったら危なかったな。」
「海のほうも苦戦いたしました。マイク殿に助けられたようなものです。」「マイクはサポートしかできないもんね。
トドメをさすのはみんなだもんね。」「Jカイザーも相当の激戦だったようだな。カナヤゴがいま全力で修理してる
そうだ。」「さすがは機界四軍神というだけありまする。いづれも手強い相手でござった。」「だがこれで残るは三体。
もうひといきだぜ。」「たしかZG-45が情報将ヲイル、そして機界女王ンドゥーネがZG-46でしたわね・・」
「・・ZG-47とは何者でしょう?いままで姿を見せておりませんが・・」「この間ボルフォッグに聞いたところでは、
ンドゥーネの影にもう一体の神種がいるらしいです。その名もゾンダーゴッド。」『ゾンダーゴッド・・』「まさか
以前のZマスターみたいなものか?」「31原種の融合体、機界生命体の始祖Zマスター・・だが間違いなくあれは
倒したはずです。」「・・ひとついいですかぁ?」「ん、マルチィ?」「みなさんのお話を聞いてて気づいたんですけど、
ZマスターはEI-01パスダーをいわば偵察隊として送ってきたんですよね。その時パスダーは命さんに種子を
植えこみ、機界新種とした・・たかが偵察隊長のパスダーにそこまでの力があったことが不思議だったんですぅ。」
「・・たしかに。」「もしかしたら、パスダーはZマスターと同等、もしくは非常に近い地位にあったんじゃないか・・
そう推理できますぅ。」「それは面白い話ですが・・」「以上の事実を踏まえると、ZG-47の正体がおぼろげながら
見えてくると思うんですが・・」『・・あっ!』「そうか!」「ありえる!」「そうか・・そうだったのか!」
「「弥勒」システム、全調整完了。いつでも発動可能よ。」「ドクター、地上のゾンダリアンたちは・・」
「心配しないで。諜報部と国連秘密部隊が共同で回収作業にあたってるわ。いまのところ死者はいないわね。」
「よかった・・みなさん無事に母星に戻れるといいですね。」「空間座標がわかれば勇者特急隊が送り届けるわ。」
「火星の戦況は?」「四軍神はどうにか倒したみたいよ。機動部隊の被害もそれなりだけど。」「連絡できませんか?」
「・・いいでしょう。氷竜さんかな?」「は・・はい。」ピッピッ。「・・はい、こちら「弥勒」。代わりますね。」
ピッ。「もしもし、氷竜さま?・・はい、・・はい、・・わかりました。それでは・・」ピッ。「あら、もうおしまい?」
「出撃前でお忙しそうでしたので・・」「フラウ・・これで最後かもしれないのよ。」「・・わかってます。」
君たちに最新情報を公開しよう!
昼なお暗き闇の渓谷に待ちうける忍者部隊!
いまこそ諜報部最後の激闘が始まる!
情報将ヲイルはその誇りをかけ最後の決戦を挑む!
それを迎え撃つは霧の都のジェントルマン、ジェームス・ポンド!
華麗なる影の決戦の果てに見えた衝撃の真実とは?
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「無明」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(FFミラー)
♪ザン!
ブロロロロ・・「リンヴォまであと200キロ。もう少しです。」「なによなによこのまっくらヤミは!いま昼でしょ?」
「ここは地の下20キロの大峡谷の底。お天道さまもここまで来るには根性がないでしょうな。」「んなこたわかってるわよ。
なんでライト点けちゃいけないのかって!無灯火走行事故のモト!」「敵に見つかるからです。
代わりにスターライトモードがあるでしょうに。」「光子増幅じゃメガネかけずに夜間走行してるよーなもんよ。
ちょっとミスればオカマほるか自爆よ!」「文句は聞く耳もちません。イーグルなんか同じ条件で飛行しているのですよ。」
「そのうちどっかにぶち当たるわよ・・たく、うちらが来るのは向こうさんも知ってんだから、
コソコソ行くこたねーのにさ。堂々と西部警察すりゃいーのよ。」「自分はどちらかとゆーと大都会がいいですが。」
「二人とも騒々しい。」『へ~い。』「そろそろ「弁天」が敵を感知したエリアに入ります。注意してください。」
「でも敵さんも黙って通しちゃくれないでしょね。」「いかにも。手ぐすねひいて待ちかまえているでしょうな。」
「先行のガンイーグル、ガンパンサー、敵の反応は?」「現在光学迷彩・消音モードで飛行中。磁気探査によると敵影なし。」
「こちらパンサー。同じく敵影ありません。」「おかしいですね・・そろそろ接触するはずですが。」
「・・イーグルとパンサーを止めてください、ボス。」「どういうことですジェームス?」「私の推理ですが・・敵はすでに
我々を包囲してます。」「なんだって?!」「おそらくは磁気探査にかからないような特殊コートをしているのでしょう。
このままでは敵の術中です。」「じゃあどうするの?」「まずは合流しましょう。分散していては危険です。」
「「弁天」のマップによると、我々の前方に化石の森があります。おそらくはそこで仕掛けてくるでしょうな。」
「同感です。イーグル、パンサー、合流してください。」『了解。』「ミスティーとジェームス殿は両翼に。」『了解。』
ブロロロ・・「化石の森まであと50km。」「・・いるね。センサーにはかからないけど、気配がビンビン。」
「視線を感じるとはまさにこういうことですな。」「どうします、ボス?」「光学迷彩はもはや無意味では。」
「いえ・・ここで妙な動きをすれば気取られます。ごく自然に化石の森に入りましょう。あそこなら我々にも
利があります。」「ではそこまで知らんぷり・・というわけにはいかないみたいよ!」ババッ!「岩に化けていたか!」
「迎撃します!」「待て!無視して突っ切ります!」「大賛成!」ブロロロロッ!スカッ!『なんと?!』
「置いてきぼり作戦成功!」『追え!』「一気に森に入り、戦闘開始!」ブロロロロッ!「各機システムチェンジ!」
ミッション46「無明」
シャシャシャッ!「きたか!スカーレットムーン!」ジャキッ!「飛燕!」シュパッ!ズババババッ!チャキッ!
『バカな?!回りこんできた!』「障害物回避機能つきです。どこへ隠形しようとも無駄のひとこと!」
『死角へ隠れろ!』ササッ。「ブラッディークロス!」ジャキーン!「斬岩!」シュバッ!カカカカカッ!
ザキキキッ!『なにぃぃーっ!』「こちらは石柱ごとたたき斬ります。」・・ガラガラガラッ!『烈風!』
シュルルルッ!「手裏剣ですか。オボロ影!」ユラッ、カカカカッ!『影か?!』「私はここです!」ズバーン!
「ほらほらこっちよ!」シャシャシャッ!バッ!「両側面から?ナマイキ!」『得物が一本では対処できまい!』
「あまい!」カキン!『なにっ?!』ズババババッ!・・ズズーン。「新型のスタンスティックは分離してヌンチャクに
なるのよ・・そして!」ビュルルルッ!・・ガラガラッ!『むおっ?!チェーンが伸びた!』「万力鎖にもなるわ!電撃!」
ズバババババッ!プシュー・・「ふん!」グイッ、ジャラララッ、カシーン!『一斉攻撃!』ババッ!「総がかり?フン・・
はっ!」ビュルルルッ!『どこを狙っている!』「アンタじゃないのはたしかね!」ターン!ジャラララッ!『なにっ?!
包囲陣を抜けた!』「ねらったのは石柱さ!脱出にね!そして!」ジャラララッ!ギュルルルッ!『し、しまった!』
「これがホントの一網打尽!」バリバリバリッ!「五体撃破!それっ!」ジャラララッ、カシーン!
「さて、お相手する前に一服つけさせてもらいます。」シュボッ、スパ~。『それが最後の一服だ!』ダッ!
「紳士のゆとりを解さぬ無粋な輩ですね。」スッ。「キャノンシガー。」ズドーン!『なにいっ!』チャキッ。
「レーザーライター。」シュパッ!バシバシッ!『隠し武器とは!』「まだまだ。フォッグシガー。」ボーン!
『霧が!・・奴は?』「ここです。」スッ。『はっ?!』「電磁波指輪です。」パシッ!・・ガクッ。
「こっちだこっち!」シャシャシャッ!「羽根手裏剣!」チャキッ、シュパパパパッ!カカカカカカッ!「爆発!」
パチン!ズガガガーン!『スキあり!』バッ!「上ですか・・羽根隠れ!」ババババッ!・・フッ。『消えた?!』
『羽根分身!』ボボボッ!『分身か・・そこだ!』ズバーン!『獲った!・・なにっ?!』ブワッ!『これは・・
羽根のカタマリ!』「羽根タンジン。」パチン。ズガガガガーン!『うおおおおーっ!』ゴオオオオーッ!
「それいっ!」ズバーン!「さあ、つぎ来なさい!」『こしゃくな!』ババッ!「同時攻撃ね・・はっ!」ダーン!
「ワイルドクロー!」ザキキィッ!『ぐわっ!』シャシャシャッ!『は、疾い!』「あなたたちが遅いだけよ!」
『隠形!』スッ・・「隠れたか・・」キン。「・・そこ!」ザスッ!・・ポタポタ・・『・・ぐはあっ!』スゥ。
「ほら当たり。」グイッ、ブン!ダダーン!『スピードとパワー・・両者を合わせ持つとは!』「次はあなた?」
『ひるむな!我らの方が数は多い!』シャシャシャッ!「面倒ですね・・イーグル、パンサー!」『ははっ!』
『三身一体!』ジャキーン!「キング・ボルフォーッグ!」ビシッ!「おっ?そろそろ私も。リトルネリー、
ムーンレイカー!」パララララッ!ドルルルルッ!「ゴーッ!」ジャキーン!「キングジェームス007!」
「ジェームス殿、ご一緒に!7000マグナム!」「76.2mmバルカン!」バリバリバリッ!「ムラマサ・ブレード!」
「ハイランダー・ソード!おおおおーっ!」ヒュルルルッ!『忍法・火炎竜巻斬!』ダン!ズバババババーン!
『な・・なんて奴らだ・・』「ちょっとちょっと。一人忘れてるよ。」『むっ?・・いつの間に!』ザザッ!
「あのドハデな二人に見とれてる間に決まってるじゃない。」『飛んで火に入る夏の虫。かかれ!』ザッ!
「Gオートマグ。」ジャキッ!『弾数が足りるまい。』「そうでもないよ。はっ!」ダッ!『殺!』ババッ!
「そこ!」ドン!ボボボッ!「そっち!」ドン!ズボボボッ!「とどめ!」ドン!ズガガガーン!「10体撃破!」
『バカな!たった3発で・・』「秘技・雷鳴撃ち。貫通した弾丸がさらに背部の敵をつらぬく!」ジャキン!
『ならば一斉にかかるまで!』ババッ!「ハジキで百発百中のウラ技教えたげるわ!」ダン!ドン!『体当たり?!』
ドキュン!『ぐっ!』「ゼロ距離で撃つ!これなら外れっこないでしょ?次はあんた!」ダッ!ドキュン!
「だいぶやっつけましたね。」「では、とどめといこうか、ボス!」「はい。必殺!大回転轟魔弾!」ギュルルルッ!
「超級!女王!大魔弾!」ギュルルルッ!『どりゃああああーっ!』ズガガガガーン!「爆発っ!」ズドドドーン!
「もしもし、勇者特急隊をよこして。ゾンダリアン核の回収よろしく。」『こちら「示現」。ただちに手配します。』
パチパチパチ。『お見事。さすがはGGG諜報部の精鋭ね。』「むっ!」ザッ!「遅かったですね、ミス・ヲイル。」
『ちょっと寝坊しちゃったかな?まさかウチの精鋭忍者部隊がこうもあっさりやられるとは思わなかったけどね。』
「残るはあなた一人。これ以上の争いは無意味じゃない?」『いえ、将として、散っていった部下たちのためにも
最終決着はつけるべきでしょう。』「よい心がけです。それでは」スッ。「ジェームス殿?」「ボス、ここは俺に。」
「・・わかりました。」「ジェームス、レディー相手だからって手ぇ抜くんじゃないよ・・彼女はマジで強いよ。」
「ならばこそ、腕が鳴るというもの。」『ミスター、お手柔らかにね・・ふふっ。』「ミスティー、手出しは無用です。」
ゴォォォ・・「お前とは決着をつけたかった。」『そうね・・これが情報将ヲイル最後の戦い。全力でいくわよ!』
「両者、はじめ!」ババッ!『徹甲手裏剣!』シュババババッ!「ハイランダーソード!」ヒュルルルッ!
キキキキーン!「お返しだ!ノートルダム・クロス!」シュバッ!『ハイランダーソードの巨大手裏剣?!はっ!』
タッ!スカッ!ズババババーン!「あれは私のブラッディークロスを凌ぐ破壊力!」『でも当たらないと無意味・・
なにっ!』ゴォォォーッ!「かかったな!戻りも襲うのだ!」『この体勢では避けきれない!・・これだ!』ザッ!
「前転だと?!」『月影返し!』バッ!ガキィーン!「なんと!逆蹴りで手裏剣の軌道を変えた!」シュバババッ!
「おっと!」「あぶない!」ズガガガーン!・・「うっひゃ~、流れ弾ならぬ流れ手裏剣!」「さすがにやります。
ただ逸らすだけでなく、こちらにとばっちり食わせるとは・・」『ふふ・・これで得物がひとつ無くなったわね。』
「さすがは高位神種・・見事な戦闘力だ。」『感心するのはまだ早いわよ。春風針!』シュバババッ!「なにっ?!
無数の針!ミラーコーティング!」キン!パシパシパシッ!「この程度の針では効きはしない!」スゥ。
『かかったわね!』ズドドドドッ!「ぐはっ!・・は、背部だと・・」『気がつかなかったの?一部の針には
微妙な反りが入ってて、大きくカーブして背部からヒットするようにできてるの。』「なるほど・・それで春風か。」
『そしてその針は回路を狂わせる微弱電流を発している・・そう、まさに毒針!』「くっ!」ガクッ!
「ジェームス!」スッ。「ボス!」「手出しはなりません、ミスティー。」「でも!」「ジェームス殿はあれしきで
敗れるような男ではない・・そうではないですか?」「・・こらポン吉!これで負けたらあとでおしおきよ!」
(・・ジェームス、聞こえますか?)(ボス?・・手出しは無用と。)(そうではありません。今から三分後に光を
送ります。)(光?・・なるほど。)(ヘタをすると諸刃の剣ですが・・うまく使ってください。)(了解。)
『「弁天」、聞こえますか?』「こちら「弁天」、留守番艦長代理の志保です。受信良好。」『今から153秒後に
私たちのいるポイントに光を送ってください。』「お安い御用よ、ボス。FFミラー放出!」キラキラ・・
「シャーロック、ボスたちのポイントまで光を送れるように各ミラーの座標と角度を計算して。」『朝飯前だな・・
ほらできた。総計48クッションだな。』「さっすが!FFミラー配置を開始!発動まであと105秒、急いで!」
『さて・・とどめといきましょうか。』シャキン!「腕から刃が?!」『妖刀バルムンド。これで首を切断して
あげるわ。』ブゥゥゥーン・・「あの刃は・・超微細チェンソーになってます。いかなる物質もあれで切れない
ものはないでしょう。」『そのとおり!』ダッ!「ま・・まだだ!」ギーン!『なに?!』「やたっ!Xモード!」
「うおおおおーっ!」ガキィィーン!『ば、バカな!バルムンドを受けるなんて!』「直接受けちゃいないさ。
よく見ろ!」ブゥゥゥーン!『・・掌にエネルギー層が!』「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!」ググ・・バキッ!
『うわっ!砕かれるとは!』「勝利をつかめと轟き叫ぶぅ!」ボン!『バルムンドはもう一本あるわ!』ジャキッ!
「いまです!「弁天」、光を!」ピカッ!『光?こんな弱い光では目くらましにもならないわよ。』「どうかな?
ミラーコーティング!」キン!ピカーッ!『うわあああーっ!暗視機能が!』「うわっ!・・焼けちゃった・・」
「ミスティーには悪いことしましたね。知らせる余裕がありませんでした。」『機能切り換え!』「スキあり!
ぶあーくねつ!ゴールドフィンガァァァーッ!スペクタアアアアーッ!」ズドオオオオーン!『・・しまった!』
ズガガガガガガーン!・・ゴロン。「神種核、捕獲。ZG-45こと情報将ヲイル・・殲滅完了。」「ご苦労さまでした。
勇者特急隊、護隊員を連れてきてください。それと補修車を。」『メインオーダールームから「阿弥陀」へ一旦帰艦
せよとの伝言が入ってますが?』「ジェームスとミスティーを運んでください。私はほとんど無傷ですので、現地
補給後に護隊員とリンヴォへ突入します。」『こちらメインオーダールーム、大河だ。その作戦で承認する。今より
120分後に艦隊と機動部隊はリンヴォへ最終攻撃をかける。そのタイミングに合わせてくれ。』「了解しました。」
「クーラティオー!テネリタース・セクティオー・サルース・・コクトゥーラ!」サァァァ・・シュゥ。
「これがかすみさん、いや、ミストラルさんの本体か・・人間型態とまったく同じだね。」「・・詩編はどこに?」
「・・ない!詩編がない!」「どういうことです?」「私が説明しましょう・・全てを思いだしました。」スッ。
「ミストラルさん?」「かすみと呼んでください。そちらの名のほうが好きですから。・・詩編ははじめから
なかったのです。」「・・そうか!ゾンダリアンと同じなんだ!」「その通りです。私とフローラ様はゾンダリアン。
他の神種は機界聖書の45詩編から生み出されましたが、私たちはそのうちの44体を統率する者としてZマスター
によってゾンダリアン化されました。」「44?・・45の間違いでは。」「いえ、機界聖書最終章「機界黙示録」より
生まれ、私たちをも統率していた至高神・・ゾンダーゴッドがいます。」「それがZG-47ですか・・なるほど、
かつてのパスダーみたいなものですね。」「そう、Zマスターはゾンダリアンを信用しなかった。浄解により寝返る
可能性が非常に高かったからです。ゆえにその上位に自分の分身・・この場合は端末というべきでしょうか・・を
置いていました。」「となると・・ZG-47ゾンダーゴッドは!」「あなたがた言うところのEI-01・パスダーです。」
「EI-01・・パスダー!」「なんと・・またあの怪物を相手にしなければならないとは・・」「・・そうだ!
フローラ様を助けなくては!」「言われるまでもありません。これより我々は機界大城塞リンヴォに突入し、
機界女王ンドゥーネを倒し、浄解いたします。」「ちがうんです!なぜゾンダリアンの私たちが機界神種の統率者に
なれたのかを考えてください!」『・・ああっ!』「これはいけません!急がねば最悪の事態となります!」
「ゾンダーゴッドはその事実をまだ知りません。けど、フローラ様が自我を取り戻したら気づかれます!」
「もしゾンダーゴッドが気づいたら・・僕らは破滅だ!」「護隊員、急ぎます!かすみさんも同行してください!」
「メインオーダールームには?」「とても通信で話せることではありません。・・そうだ!この光を使えば!」
「志保臨時艦長、ボスのいるポイントから光信号です。」「光信号?そりゃまた原始的な・・専用コード信号ね・・
シャーロック、解読して。」『了解した・・情報分類「天岩戸」級。』ザワッ。「なんなの?・・って聞けないよね。」
『臨時艦長には伝達係をお願いする。「天岩戸」級情報は全て口伝と規定されている。盗聴防止のため、私に直結してくれ。』
「了解・・直結完了。」『防諜措置完了。始めるぞ・・』「・・なっ?!・・・わかったわ・・ボスがなぜ通信を使わないで
こんな方法で連絡したのか・・「軍荼利」に急行!」『えっ?!』「「天岩戸」級情報は直接伝達しか許可されていないわ。」
「了解。「軍荼利」まで15分。」「おそい!10分よ!」
「長官、「弁天」がドッキングを要請しています。」「なにごとだ?通信を。」『こちら臨時艦長、早耳の志保です。
早急かつ重大な連絡があります。機密分類「天岩戸」級。』「なにっ?!・・わかった。ドッキングしてくれ。」
「長官、「天岩戸」級って何ですか?」「私が説明しましょう。」ポリポリ。「諜報部の収集する情報はその重要度に応じて
ランク付けされます。「天岩戸」級分類は第一級機密事項より上位、すなわち他言無用・通信伝達不可能。
許可なく知った者はただちに永久処分されます。」「それって・・暗殺?」「言わせないでください、それを・・」
「私と猿頭寺くんと火麻くんと雷牙博士は「無明」に行く。あとを頼む。」「・・「無明」を使うのは2回目ね。」
機密会議室「無明」・・厚さ数メートルの防音隔壁と空間湾曲層によって外界と完全に隔離される会議室である。
決して外部に知られてはいけない情報はここで伝達される。入室時には着用している物を全て脱ぎ、自動検査機で
体内まで検査され、さらに専用の服に着替えなければならない。入室扉も閉鎖後に空間湾曲層により隔離される。
照明は会議室(諜報部専門要員により常時点検)内部のバッテリー式照明のみである。電波も音波も完全遮断。
「志保隊員、報告を。」「書類では残せませんので、口伝します。ボスからの連絡によると・・」『・・なんと!』
「これは・・ひとつ間違うととんでもないことになるぞい!」「勝利か、破滅か・・きわどい勝負だな。」
「・・ドクター、「弥勒」は?」「地球での試験運用は成功じゃ。現在は地球軌道上で待機中。」「もし「あれ」が
発生したときに「弥勒」はその力を発揮する・・地球はこれで何とかなるが・・」「・・銀河まで面倒見ないとな。」
「雷牙博士、「あれ」を処理すれば「弥勒」は地球に張りつける必要はなくなりますね。」「そうじゃ。」「それなら
こういうのはどうでしょう?ちょっと白板を見てください。」キュキュキュッ。「・・なるほど!その手があった!」
「そして・・」キュキュキュッ。「こうフォーメーションすれば完全に封殺できます。」「ダメじゃダメじゃ。
それをするには現在のシステムでは力不足じゃ。」「いや・・手はあるぜ。」「火麻くん、どうすると?」「マーカー貸せ。」
キュキュキュッ。「これでどうだ?」「確かに効果はあるじゃろう・・だが・・そうか!マーカーよこせ!」
キュキュキュキュキュッ!「こうじゃ!これでパーフェクトじゃい!」「これが最善の手だな。参謀部、このコンセプトで
作戦計画を至急作成してくれ!」「参謀部総力で作るぜ!」「科学部は「弥勒」の再調整と条件設定を!」「了解じゃ!」
「諜報部はリンヴォ周辺に監視網を設置、いかなる動きも監視せよ!」「了解。」
「GGG最終作戦「涅槃」と認定呼称する!ただちに全GGGは「涅槃」作戦に向けて準備を開始せよ!」『了解!』
「・・ヲイルも浄解されましたか。これで残るは私と主だけ・・」カツカツ・・「主よ・・神々の黄昏はもうすぐ。
それが吉とでるか凶とでるか・・楽しみなことですね、うふふふふ・・あはははははははっ!」
君たちに最新情報を公開しよう!
ついに勇者たちは敵の本拠に!そこに待ちうけるは機界女王ンドゥーネ!
その圧倒的なパワーにガオガイガーもキングジェイダーさえも立ちうちできない!
重力嵐の吹き荒れる中、生身で女王に挑む護と戒道!
緑と赤の輝きが一つになるとき、封印は破られる!
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「悟(さとり)」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ダブルヘル・アンド・ヘヴン)
*******************
♪ザン!
「機動部隊、発進!機界大城塞リンヴォへ突入せよ!」「「降三世」より転送射出開始!」「Jカイザー修理完了!
リンヴォへ発進しました!」「ボルフォッグ、護隊員および御堂音かすみと共にリンヴォ突入!」「要塞艦隊集結!
相互ドッキングに入りマース!」「機動要塞「天竺」、構成開始!」「「重鐘」、シャーロック、中枢リンク完了!」
「動力系リンクよし!フォーメーション!」ズゴゴゴゴ・・ガキーン!「各要塞ドッキング完了!「天竺」完成!」
機動要塞「天竺」!それはGGG要塞艦隊が合体して構成される大要塞である。この型態になると速度は落ちるが
防御力と攻撃力が格段に向上。まさに無敵要塞となる!「メインオーダールーム移動!」「リフトダウン、ゴーッ!」
ガコン!ゴゴゴゴ・・「マンモスオーダールーム通過。ファイナルオーダールームへ降下!」ゴゴゴゴ・・ガコン!
ファイナルオーダールーム。機界神種との最終決戦に備えて設置された最終作戦司令室である。「天竺」中央に
位置し、全部署のメインスタッフが集結している。ここより「天竺」の全てを管制することが可能である。
「参謀部、配置につきました。」「整備部、お待ちかねや!」「科学部、オンマイポジション!」「諜報部、オッケ!」
「艦攻部、補給態勢よし!」「医療部、準備いいわ。」「生活部、いつでも来な!」「全部署、作戦準備完了!」
「これより機界神種本拠、機界大城塞リンヴォ攻略作戦を開始する!地球の興亡この一戦にあり!」『了解!』
ミッション47「悟」
ブロロロロ!「かすみさん、こちらでよろしいのですね?」「はい。ここをまっすぐ行けばリンヴォ中央司令室へ
通じています。」「もうゾンダリアンもいないのかな?何の抵抗もないけど。」「さすがに駒が尽きたようですね。」
「あと20キロ・・」「むっ?出口を感知しました。」「いよいよか・・」ブロロロロ!キキーッ!「ここか・・」
「お早いお着きですね。さすがはボルフォッグ。」「機界女王・・ンドゥーネ。」「ラティオとヲイルも一緒ですか。」
「もうヲイルではありません。私はミストラル。フローラ様の護衛でした。」「そうでしたね・・では今は敵と
いうことですね。」「・・そうなります。」「フローラ、手荒なことはしたくない。おとなしく浄解を受けてよ。」
「それは無理というもの・・わかってるでしょ?その前に充分にダメージを与えないと浄解はできないって・・」
「自力浄解の例だってある!そしてフローラにはそれができるはずだよ!」「もう少し前だったらそうだったかも
しれない・・けど今の私の手は血にまみれている。多くの星を昇華してしまった私は罪でいっぱいです。」
「その罪の意識が浄解を妨げる要因ですね・・護隊員、これ以上の議論は無駄です。やはり倒すしかないかと。」
「・・そうしてください。ンドゥーネを抹消しない限り、フローラ様は浄解できません。」「くっ・・わかった。」
「では始めましょうか・・ここでは狭すぎます。外へ出ましょう。」スーッ・・「行きましょう。」「うん!」
オォォォ・・「ここは47神種が集っていた広場です。ここなら戦闘には充分です。」「直径50キロはあるか・・」
「・・ん?みなさんもお着きのようですね。」「えっ?・・あれは!」ゴォォォーッ!『着地!』ズドドドーン!
「氷竜、風龍、ファーフニル!」『うおおおおーっ!』ドンガラガッシャーン!「炎竜さんと雷龍さんとフレスベルグさん
は、この期に及んで着地に失敗ですか・・困った方たちですね、うふふっ。」キィィィーン!「スカイドラグーンと
クラウドドラグーンも到着しました。」ドドドドドッ!「獣戦機隊だ!」バサバサッ!「デガンジャ、ここに見参!」
「・・・・」ズズズーン!「獅子の姉妹、参上!」「どけどけーっ!」ズドドドーン!「ゴルディーマーグ!」
「あいさつは後だぜ!」「わきゃあああーっ!」「どすこーい!」ガシッ!ズズズズーッ!「キャッチ成功!」
「ふう。シルヴィーマリオンでーす!」「イェーイ!マイクはここだもんね~!」ゴオオーッ!
「おや?ウチのメンバーがまだ来てませんね。」「どこ見てんのよ、ボス!」ポン。「ミスティー?いつの間に。」
「静かに動くのが諜報部のモットーではありませんでしたか?」シュボッ、スパ~。「ジェームス殿も素早い・・」
キィィーン!「お待たせ!ソルバルウ到着だぜ!」「ヨっちゃんはここでーす!」ズズズーン!「・・ここでいいのね
浮上ポイントは。」ズズズズ・・「リバイアサン、浮上しましたわ。」「私はここだ!ギガフュージョン!」ジャキーン!
ズズーン!「キングジェイダーG!」「これで揃いましたね・・あれ?ガオガイガーは?」「ここだぜ!」ゴルルルル!
「凱にいちゃん!ギャレオン!」テケレリリリ!シャアアアーッ!キュオオオーン!「グレンストーク!ゲイマルク!
ゴライアス!」「これで役者が揃いましたね。では、決戦といきましょうか。」
「機界女王ンドゥーネ!ついに決着だな!さあ巨大化してかかってこい!」「そんな能力は私にはありません。」
「なに?」「この姿のままでお相手します。」「バカいえ、そんな小さな体で俺さまたちに勝てるとでもいうのか?」
「その通りです・・あなたが一番頑丈そうですから、お見せしましょう。」キン!ドドーン!「なにぃぃーっ!」
ズドドドーン!「ゴルディー!」ググッ・・「な・・何だいまのは!」「いきなりゴルディーが吹っ飛ばされた!」
「・・わかりました。わたくしの計算によりますと、重力衝撃波のようです。」『重力衝撃波だって?!』
「さすが氷竜さんです。一目で見抜きましたか。私の攻性重力障壁、いかがです?うふふふふ・・」
「この!マリオンカノン!」ズドーン!「無駄ですね。」キン!シャバッ!「消去された?!」「次はあなたですね。」
キン!ズドドーン!「きゃああああーっ!」ザザザザーッ!「くっ・・これアルティメットハンマーなみの衝撃じゃない!」
「そうですね。その気になれば皆さんを光にすることだって可能です。試してみましょうか?」『くっ!』ザザッ!
「炎竜!」「おうさ!」ダン!「挟み撃ちならば!アイシクルトンファー!」「受けきれまい!フレイムトンファー!」
ゴッ!「世の中そんなに甘くないですわ。」キン!パシィィーン!『止められた?!』「反撃です。」キン!ゴッ!
「なにっ?!」「これは!」「真空投げ。」ゴオオオーッ!『うわああああーっ!』ズダダダーン!「氷竜、炎竜!」
ズズズズ・・「・・急激な重力場移動で投げ飛ばすとは・・」「・・こいつぁてごわいぜ・・」
「いかが?Gアイランド滞在中に学んだ格闘技術を私の能力に応用してみました。たしか・・「柔」でしたね。」
「しゃらくせえ!リヴィ、ヨリ子!」『トリプルドッキング!』ジャキーン!「爆龍神!」ズズーン!「いけ!
レギオンスウォーム!」ゴオオオーッ!シャバババッ!「そうだ!食らいつくせ!」「歯が立ってませんけど?」
ズバアアアーン!「なにいっ!レギオンが効かねえ!」「旋風裂砕。」ギュルルルルッ!バキバキバキーン!
「重力竜巻で粉砕しやがった!」「では反撃いたします。」ダッ!「叩き落してやるぜ!アマゾン大切断おろし!」
ビュッ!「流水。」クルッ、スカッ!「かわした?!」「激震掌。」パン。ドン!「ぐはあああーっ!」ザザザーッ!
「爆龍神!」「・・つ、つええ・・」「さて、次はどなたです?」「マインカンプ!」シュボボボッ!フッ・・
「ESミサイルですか・・後ろですね。」クルッ、・・シュバッ!「当たり・・いただきます。飛燕返し。」ヒュッ。
「あっちです。」シュッ。ヒュルルルルッ!「なんと?!ESミサイルが拙者をロックオンしただと!」「あぶない!
デンジャンホー!」ズガガガーン!「雷龍どの、助かったでござる。」「風龍、いくぜ!」「はい!」ジャキーン!
「撃龍神!」「ほう・・双頭龍ですか?」「その通りだ!唸れ旋風、轟け雷鳴!双頭龍!」シュババッ!キュオオオーン!
「学習能力のない方ですね。双頭龍では私でなくても効きませんよ。」バシィィーン!「無刀取り。」グン!「なにっ!」
グワッ!ズダダダーン!「うおおおおーっ!」ズズズズ・・「ま・・また投げられた!」「お話になりません。」
「ならば一撃で決めるのみ!メガJクォース!」シュバッ!「ふふっ。」キン!バシィィーン!「なんと!Jクォースまで!」
「キングジェイダーG。あなたは投げがいがありそうですね。」ヒュッ!「させん!」ゴッ!「よっと。」ヒョイ、パシッ!
「一本背負い。」グン!ブオッ!「ぬおっ?!」ズダダダダーン!「うおわああーっ!」
「き・・キングジェイダーGの300mの巨体が!」「あんな簡単に投げとばされるなんて!」「ヌルいですわ。」
「長官!ファイナルフュージョンだ!」「よーし!ファイナルフュージョン、承認!」「プログラム・ドラーイヴ!」
「ファイナル!フュゥゥジョォォーン!」「ほう・・ついに本命のご登場ですね。面白い、かかってきなさい。」
「グレートガオ!ガイ!ガー!」バリバリバリッ!「さて・・まずはブロークン・レインボーかしら?」
「くっ!・・そのとおりだ!ガイガーナックル!」ジャキン!「ブロークンレインボー・ファイナルッ!」
ドギューン!ギュルルルッ!「なかなか・・でもね!」キン!バシィィーン!「止められた?!」「まだだ!」
ドーン!ガシッ!「スクウェア!」グン!「無駄だと言いました。」ガクン!「なにっ?!・・押しきれない!」
「この障壁を破るにはブラックホールなみのパワーが必要です。山嵐。」グン!「うわあああーっ!」ダダーン!
「ガオガイガーまで!」「な・・なんてえ強さだ!」「勇者たちがまるで子供扱いだ!」「分析完了。ンドゥーネの
周辺には強力な重力場が形成されています。直径5メートル、厚さ20ミクロン。」「そんな薄さなの?!」
「だが、いかなる攻撃でもこの膜のような場を突破することはできません。また、場を巧みに操作することで
強力な武器ともなっています。」「対抗策はないのか?!」「今のところは・・」『お困りのようですね、みなさん。
なんなら攻略のヒントをあげましょうか?うふふふ・・』「・・ンドゥーネ!」ギリッ!
「くうっ!何か手は・・そうだ!長官!ディバイディングドライバーを!」「なにっ?!どうするつもりだ!」
「その重力場とやらに孔を開けてやる!」「・・それだ!ディバイディングドライバー、射出!」ズドーン!
「座標軸、固定!」ガシーン!「ディバイディング!・・」「ちょっと待てい!凱!」「なにっ?!」ピタッ!
「雷牙おじさん!」「いま計算したところでは、その重力場の条件でドライバーで開口できる空間はわずか1.5m!
とても通用せん!」「1.5mだって?!それじゃどうにもならん!」「しかも持続時間は1.2秒しかない!
そのわずかな時間にできることはない!」「いえ、あります!」「護くん?」「僕と戒道がその穴から突入し、
ンドゥーネを倒します!」「いかん!危険すぎる!」「このままでは勝機はありません!可能性があるかぎり全力を
尽くすのがGGGではないんですか!」「うっ!・・わかった。」「戒道!一緒に来てくれ!」「わかった。」
「これは僕たちがやらなきゃいけない戦いなんだ。だから!」「必ず勝ってみせる!」「いくぞ護!」ドキュゥゥーン!
「ディバイディング・ドライバァァァーッ!」キューン!バシィィーン!バババババン!「その程度のエネルギーでは
小穴が精いっぱいですね・・」「これで充分さ!」「えっ?!」サアッ!「ラティオとアルマ!」「勝負だ!
機界女王ンドゥーネ!」「まだよ!気壁!」グン!バシーン!『うわあっ!』「高気圧の壁と重力の壁。いかな二人とて
そこからは動けないわ。うふふふ・・」「・・うおおおおおーっ!」「はあああーっ!」ググググッ!
「そ・・そんなバカな!この気圧で動けるはずは!」「勇者を・・なめるな!」ギーン!「うわっ!」「輝けGパワー!」
「吼えろJパワー!」『おおりゃああああーっ!』バーン!「きゃあああーっ!」ダダーン!「はあっ、はあっ・・」
「そ・・そんな・・物理的にありえない!」「理論は理論・・これが現実だ。」「そして理論をも超えるもの・・それが愛だ。」
「力なき愛は無力。そして愛なき力は・・悪。」「僕らには力がある。君にも。だが決定的に違う点がある・・君の力には
愛がない。」「・・ならば聞きます。その愛とは誰のための?」「・・君だ。」「・・私?」ズキン。「君を助けたい・・
君を守りたい。その心が僕らを支えてくれる。」「戒道・・」「はっきり言おう。・・君を愛してる。」「アルマ・・」ズキン。
「ボクもだ!妹はボクが助ける!」「ラティオ・・おにいちゃん・・」ズキン。「・・ジーザス!ンドゥーネの重力場が・・
消滅しまシータ!」「機動部隊へ!」「機動部隊、動くな!」「長官?!」「この勝負・・あの子たちに決着をつけさせる。」
「愛しているからこそ・・君に勝つ!そして浄解する!」ギーン!「ラティオ!やるぞ!」「うん!はあああーっ!」
ギーン!「Gパワー全開!」「Jパワー最大出力!」「これは?!」『ダブルヘル・アンド・ヘヴン!』ググッ!
『ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ・・ウィータ!』ドーン!「ああっ!」『おおりゃああああーっ!』ゴッ!
「・・これで・・やっと・・終わるのね・・」ズドオオオオーン!「ありが・・とう・・」・・ガクッ。
「このまま浄解に入るよ、戒道!」「まかせろ!・・テンペルム!ンドゥース・・インフィニ・・ドゥーム・・
レディーレッ!」サァァァ・・「う・・」「フローラ!」「すみれ!」「・・アルマ・・ラティオおにいちゃん?」
「・・お帰り、すみれ。」「お帰り、フローラ。」「・・う・・えぇぇぇ~ん!」「辛くても、苦しくても、今までは
こうやって泣けないんだったね・・でも、もういい。思う存分泣くんだ。もう全ては終わったんだよ、フローラ・・」
「約束しただろ、必ず僕とラティオで救ってあげるって・・悪魔の呪いは解かれたよ、お姫さま・・」
「えええ~ん!アルマ~!おにいちゃ~ん!」「フローラ様・・ついに終わったのです、ついに・・ううっ・・」
「・・こんな小さな子をあんな辛い目にあわせる・・許さない!」ザッ!「ゾンダーゴッド!いや、パスダー!
聞こえているはずだ!」ゴォォォ・・「きさまは神でも救世主でもない!ボクの妹を弄んだ罪、神だってしちゃ
いけないことだ!妹の無念、ボクの怒り、まとめてここで清算してやる!さあ出てこい、この外道の悪魔め!」
『心弱き者よ!』ズズズズ・・「こ・・これは!」「・・いけない!みんなリンヴォから離れてください!」
「すみれ?!」「ゾンダーゴッドは・・このリンヴォ自体なのです!」『なにっ!』「ボルフォッグ!フローラと
かすみさんを安全な所へ!」「了解しました!ウルフアタッカー!」ジャキーン!「「天竺」へ行きます!」キィーン!
「護はガオガイガーにつかまれ!」「うん!」「アルマ、キングジェイダーへ戻れ!」「わかった。」
「リンヴォが・・浮上してます!」「機動部隊、臨戦態勢!」「これより機界大城塞リンヴォの名称を変更!
ZG-47、ゾンダーゴッドと認定呼称する!」「ウルフアタッカー、収納!」「医療班、御堂音姉妹を受け取りました!」
「機動部隊の状況は?」「ZG-46戦のダメージは無視できる程度です。どうやらンドゥーネはそうとう手加減を
してくれてたみたいです。」「彼女には感謝しないとな・・ゾンダリアンであっても、その心は我らにはるかに近かった。」
「今にして思えば、47神種による一斉攻撃をあまりせず小出しにしたのは、確実に神種を倒させる心づもりだったのかも
しれませんね。」「そう、彼女は最初から我々を援護してくれていた・・そう言えるな。」
「リンヴォ中央タワー部・・変形します!」「あれは・・まさにあのEI-01そのもの!」「だが今回は全高100キロ!
ケタ違いの大きさだぜ!」「もうひとつ。前回は東京だったが、今回の戦場はZG-47の身体の上じゃ!」
ズズズズ・・「出たな!薄汚い悪魔、ゾンダーゴッド!」「地獄へ送り返してやろう・・Zマスターも待っている。」
『心弱き者ども!我が使命の邪魔をする愚か者めが!』「うるさい!キサマだけは絶対に許さん!」
『よかろう・・ひねりつぶしてやろう。だがその前に!』ジャジャジャッ!「あ・・あれは!」「ゾンダー胞子!」
『青の星、昇華してくれるわ!ゆけ!我が子らよ!』シュバババッ!「胞子が発射されました!目標は地球!」
「ESウィンドウが開きます!胞子を転送する気です!」「予測された事態だ・・「蓬莱」に連絡!」
『ふふふふ・・これでキサマらもおしまいだ。』「・・それはどうかな?」ニヤッ。『・・なんだその余裕は?』
「同じ手は二度通じない。Zマスター戦のときに経験済み。当然対応策は打ってある。」『対応策・・だと?』
「地球到達まで約3分。・・結果を見てみるか?」『・・よし、いかに小賢しい手か、見てやろうではないか。』
(・・みんな、今のうちにフォーメーションを組め。)(了解。)(駆け引きが効を奏しましたね。)
「来ました!ESウィンドウ、「弥勒」真っ正面に開きます!」「ドンピシャ!「弥勒」、準備いいか?!」
『こちらニルヴァーナ。コンサートの準備はできてるわ。歌姫もスタンバイ。キュー待ちよ。』「そのまま待機。」
「ウィンドウ、全開!ゾンダー胞子、感知しました!」「よし!「弥勒」発動!」『了解。「弥勒」、発動します。』
ゴゴゴゴ・・「・・来た。」・・シュバババッ!「ゾンダー胞子・・それは宇宙の癌ウィルス。私の使命は病原体の撲滅。
ゾンダー胞子および素粒子Z0・・撲滅いたします。」「フラウ、始めて。」「はい・・「弥勒」、展開。」
君たちに最新情報を公開しよう!
ついに最終決戦!地球を襲うゾンダー胞子!それを迎撃するは、ついに発動した「弥勒」!
その絶大な力に驚愕するゾンダーゴッド!機動部隊、要塞艦隊、総攻撃開始せよ!
そして巨龍は再び目覚め、次元を貫く咆哮を上げる!倒せ魔神ゾンダーゴッド!
だが、魔神の力はあまりにも強大であった!勇者たちに勝利の鐘はいまだ鳴らないのか?
勇者神ガオガイガーG、ネクスト
「弥勒光臨」に、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利のカギだ!(ユングフラウon「弥勒」展開モード)