とあるデュラハンが椚ヶ丘中学校に転校したそうですよ? 作:初代小人
「今日は君たちに転校生を紹介する。
入りなさい。」
烏間先生が前半はボクたちに、後半は転校生にいう。
茅野が横から、
「ねえねえ渚、転校生ってやっぱり暗殺者かな?」と囁く。
「たぶん…ね。」
ボクらは殺し屋。ターゲットは、先生。
椚ヶ丘中学校3ーEは暗殺教室。
そして古めかしい木製のガラス戸を開けて、タコのような黄色い超生物であるボクらの担任であり、ターゲットにして、月を7割消滅させた犯人、殺せんせーに付き添われて入ってきたのは、全身に黒いライダースーツを纏った、変わった趣味のフルフェイスヘルメットを被った謎の人物だった。
(こんな事、前にもあったような…)
体型から女性である事を辛うじて確認する。
そして彼女は、黒板に大きな大きな字で、セルティ・ストゥルルソンと書き、深く深くお辞儀して、あらかじめ用意されていた席についた。
烏間先生が説明する。
「彼女はセルティさんだ。生まれつきの難病で、声が出せず、光にあたれないため、特殊なヘルメットをしている。アメリカの私立デュラハン中学校から転校してきたそうだ。仲良くしてやってくれ。」
そして烏間先生は、退室するのだった。
セルティは、顔には出さないものの、というか顔が無いため表情を出せないのだが、内心大慌てだった。
(やっぱりこんな仕事、安請け合いするんじゃなかった。
新羅、もう会えないかもしれない。すまない…)
そして、一か月ほど前の会話を思い出していた。
新羅と晩御飯平和に食べていたありふれた日常は、インターホンの音でおじゃんになった。
ピンポンという別段何か変わっているわけでない音が我が家に響き、立ち上がろうとする新羅に『わたしが出る』と表示したiPhoneを
見せ、玄関のドアを開けると、そこには私の上客である、暴力団粟楠会の幹部、粟楠の赤鬼こと、赤林水月がいた。
と、私の思考は教室の一番後ろ、窓側の、やけに近未来的な、顔が表示されている、画面が取り付けられている黒っぽい箱からの質問に打ち切られた。
「デュラハンとは、この、欧米の妖精で、」
とそこで画面が暗転し、次に、首のない化け物が、右手で頭を、左手で木桶に入った真っ赤な血を玄関に立っている女性にかけている、ホラーでグロテスクな絵を表示する。
「合ってますか?」
合ってるよ、大正解だよ、でも言えないよお‼︎
すると、黄色いタコのような、明らかに私と同じ、人間ではない担任が、
「人を見かけで判断してはいけません。」
この先生いい事言うじゃないか。と思った次の瞬間だった。
「ですから、先生を怪物扱いしないで下さい。」
そこで、まえの方の席の、弱々しそうな男の子が、
「いや、先生は明らかに怪物だよ!モンスターだよ!」
と突っ込みを入れると、私の 幾席か右側に座っている、
このクラストップの問題児、赤羽業が、
「せんせーと一緒にしたら転校生の方が泣いちゃうよ?」
と言う。
いや、泣きはしないけど……
とかなんとか思っていると、
「皆さん、せんせーの事ナメてますね?
そんな人にはお仕置きです。補習をしましょう。授業時間を1日分とって。」
器ちっちゃ‼︎‼︎
「それでは授業を始めましょう教科書1954ページを開いてください。」
ページ数多っ‼︎
「えー円周角は、中心角の二分の一なので、この角BCFの角度は…
では杉野くん…」
こうして私の生まれて初めての学校生活は始まった。
初代小人です。初めて小説をアップします。
今回は、ホームルームで、短くなってます。すいません。
デュラララの登場させて欲しいキャラがいれば教えてくだされば、努力します。ただ、SHは読んでないので、ご了承下さい。
誤字、脱字等、見つけた場合は言ってくだされば幸いです。