流星のロックマン Record Of Pleiades 作:中佐
すいません。
今回は雑です。
詳しくすると長くなり過ぎるので色々省いてます。
特に後半。
今回の補足
・暁シドウは普通に無事に帰って来ています。
・ジャックとクインティアと暁はサテラポリスに寮を提供してもらい、そこに住んでいます。
・流星3をやったのは小学生の頃なので、キャラの口調や名称等はうろ覚えです。
僕等が映画を見た次の日の朝。
もう一度行こうと約束したそこは、廃墟となり、見る影もなくなっていた。
ー今朝のニュースです。
ベイサイドシティの一角で爆破事件が起こりました。
その直後、警視庁にガーディアンズと名乗る組織から、「我等が同胞からの制裁である。」と書かれているメールが送られてきました。
事件との関連性を調べています。
この事件による死傷者はー
夏休みだからと、だらだらと布団に潜り込んでいた僕は、朝から母さんとニュースを見ている筈のウォーロックに叩き起こされた。
心地好い眠りを妨げられ、突如現実へと戻ることになった僕の機嫌は悪い。
けれど、リビングにまで引きずられるように連れて来られた時、ちょうど液晶に映った光景に一瞬で思考は覚醒した。
「なあこれ、昨日行った映画館があったとこじゃねえか?」
開いた口が塞がらない。
そうこうしていると、ハンターの着信音が鳴り、自動的に通信が入る。
通信相手は暁さん。
強制的に繋がったということは、サテラポリス経由のようだ。
『おはようスバル。今朝のニュースは見たか?ベイサイドシティの爆破事件。』
内容は今まさに話題の中心となっていたもの。
「はい。見ました。」
『そうか。実はその事件について話したいことがあるんだ。突然だがWAXAに来てくれないか。』
かっこよく顔を引き締めて言うのは構わないけど、うまい棒の食べカス口元に付いてますよ。
「わかりました。」
『ああ、ありがとう。じゃ、朝飯食ってきてからでいいからな。』
「はい。できるだけ早く行くようにします。」
母さんがテーブルに並べ始めている朝食を見る。
今日は機械に全て任せずに作ってくれたのか、あの簡素さはなく、色とりどりのフルーツ等も用意されている。
『おう。そうしてもらえると助かる。いやー、ジャックは反抗期なのか全然返事すらしてくれなくてなー。』
「うーん、クインティアさんに相談してみたらどうですか。」
『冷たくあしらわれる。』
「じゃあ諦めて下さい。」
『そんなあああ。すb』
僕はそのまま通信を切った。
「いいのかそれで。」
「だって食べ盛りの少年が朝ご飯を目の前に置いたまま、いつまでも話してられると思う?」
「無理だな。」
ウォーロックは呆れたように肩を竦めた。
だってお腹空くじゃん。
それから何度か、昨日映画館に行ったメンバーからも通信がきた。
中には僕と同じで、WAXAに呼ばれてる人もいて、それは案の定電波変換のできる者達ばかり。
こんなふうにこのメンバーが集められるのは約二年ぶりで、だからこそ、嫌な予感した。
WAXA行きのウェーブライナーに乗ったのは久しぶりだなあ。
この、秘密のアジトへの道のりを行くような、特別な人にしか乗れない乗り物みたいな感じがすごく良い。
今でもドキドキする。
「にしてもほんっと久々だな。アシッドの野郎どうしてんだか。」
「二人とも案外仲良いもんね。」
「けっ、誰があんな奴と仲良くするか!」
揺れを一切感じさせない車内、自分達以外誰もいない。
流れる景色を横目に見ながらウォーロックと話をする。
不安は隠せない。
ようやく世界は平和になったと思ったのに。
『本当に今は平和と言えるのか。』
「え?」
「どうした?」
「ううん、なんでもない。」
空耳、かな。
最近どうにもおかしい。
・・・幽霊、ではないよね、うん!
それからしばらくすると、列車は真の終着駅に到着した。
「よく来たなスバル。」
WAXAに到着するや否や暁さんが出迎えくれた。
「おはようございます暁さん。」
「皆もう来てる。さっそくだが奥に来てくれ。」
「はい。」
「何をそんなに急いでるんだよ。」
「まずは話をしてからだ。」
「そうかよ。」
それなりに長い通路を歩き、奥へ奥へと進む。
すると、追いかけていた暁さんが止まった。
一つの扉の前に立ち、カードキーを差し込む。
その後ハンターをかざし、情報を読み込ませていく。
通してもよい人間だと判断した扉は、ウィンという音を立てて開いた。
「よ。やっと来たか。」
「そんなに遅れてないと思うけどな。あ、おはよう、スバル君。」
「久しぶりね。」
「おはよう、ミソラちゃん。クインティア先生、お久しぶりです。小学校の教師、まだ続けてるんですよね。最近はどうですか?」
クインティア先生は小学校で僕達の先生をしてくれた後も、小学校の教師を続けている。
「そうね、生徒には厳しいと言われるわ。」
「姉ちゃんは目標高すぎなんだって!」
「そんなことないわ。」
他愛のない兄弟の会話を眺めていると、再び扉が開く音がした。
ゆっくりと歩きながら老人が入ってくる。
「あら、皆揃ってるわね。」
「あ、おはようございますヨイリー博士。」
「おはよう、スバルちゃん。・・・それじゃあすぐに本題に入るわ。」
和やかなムードで挨拶を交わした後、顔の表情を引き締め、博士はモニターの前に立った。
それだけで、その場に張り詰めた空気が漂い始める。
暁さんが前に出てきて、こちらを向く。
横にはアシッドが浮いている。
「俺から説明させてもらう。まず、今朝起こったベイサイドシティ爆破事件は、ガーディアンズという組織が起こした事で間違いない。正式に発表がされていないのには理由がある。まずはモニターを見てくれ。」
するとモニターにとある画像が映る。
それは、明らかに普通の人間とは違う、電波体の姿だった。
「これはまさか、電波人間?」
「こんな格好の奴が電波人間以外に何がいるんだよ。」
「この事件はこの人物の仕業って事ですか?」
「ああ、そういうことになる。そして、奴らは組織を名乗ってる。知っての通り、ガーディアンズだ。」
「何が守護者だよ。むしろ攻めてるじゃねえか。」
組織ということは、一人ではないだろう。街の一部を完全に破壊することができるような電波人間が、他にもいる可能性があるってことか。
「お前達には町の警備や、奴らが出たら実際に調査、必要なら戦闘をしてほしいんだ。」
「あなた達のような子どもに任せるのは申し訳ないけど、まだ相手の規模がわからないの。それ程大きな組織でないことがわかれば、後はサテラポリスの方で処理させてもらうわ。」
「逆に強大な組織だった場合は任せないといけなくなる。俺ももちろん協力させてもらうからな。」
「よっしゃ!腕がなるぜ!」
「私たちも鍛え直さないとね。」
「もし子どもにまで手を出すようなら徹底的に叩きのめす。」
「うん、皆頑張ろう!」
皆正義感は強い。
迷うことはなかった。
かく言う僕も、人を守る為ならばと二つ返事で承諾する。
「ありがとう。それじゃあジャックとクインティア以外は確か、本格的な戦闘は久しぶりだったはずだな。そこの扉から行けるトレーニングルームを解放するから、好きに訓練してくれ。」
「それが無駄に終わってくれるのが一番良いのだけれど。」
確かに最近は電波ウイルスによる被害も格段に減り、戦闘はあまりしていない。
遠くに行くのにもウェーブライナーで事足りる。
ましてや外国に行く理由もないのだから、必然的に変身すら行ったのはだいぶ前だ。
「おお、まじかよ!おいスバル!やろうぜ!」
ウォーロックも久しぶりに戦闘できるだけあって興奮を抑え切れていない。
「そうだね。」
「じゃあ俺が付き合ってやるよ。お前なんか一ひねりだ。」
「ははは、ありがとうジャック。」
そして、半ば二人に引きずられるように僕はトレーニングルームに入ることになった。
ミソラちゃんもギターを振って準備運動をしている。
日頃の恨みだとか、鬱憤がどうこうブツブツと言っている。
彼女の相手はクインティア先生のようだ。
・・・ジャック良かったと思ったとことは、僕の胸の中だけに留めておこう。
まあ色々と突っ込み所はあるけれどほっといてください。
あと、今回読み返してないので、誤字や脱字があれば連絡お願いします。
なかなか展開は大きく進まないなあ。
そして次回ようやく変身&戦闘!
あと補足漏れしてることがたまにあるので、何か原作と違ったらそういうものだと思ってくださると助かります。
4/24 少し文を増やしました