やめて!!冬木市の復興予算はもうゼロよ!!   作:後藤陸将

32 / 46
タイトルで、察しがついた人はゴメンなさい


薬は注射より飲むのに限るぜ、ゴジラさん

 護衛艦隊はゴジラとの距離をおよそ16000mにまで詰めていた。立花海将の命令で彼らは熱線の直撃を避けられる水平線から抜け、ゴジラの視界に直接入る位置にまで最大船速で近づいていたのである。これは同時に、いつ熱線の直撃を受けてもおかしくないということを意味する。

 「くらま」の崎田艦長は迷わずその命令に従った。ここにきて接近する意図は明白だ。立花は艦隊に残された戦力の全てを利用しようと考えているのである。

 対艦ミサイルは、目標との距離が近づけば近づくほどに威力を増す。消費されずに残った対艦ミサイル内部のターボジェットの燃料にも弾頭の爆発によって生じた炎が引火し、より大きな威力を発揮するからだ。

 先ほどの対艦ミサイルの猛打にもこたえなかったゴジラに遠距離からの攻撃を繰り返したところで意味はない。ならば、せめて少しでも対艦ミサイルの威力をあげる方法を取らざるをえなかった。また、距離を詰めれば主砲も対地攻撃に使用できるようになる。対艦ミサイルを撃ちつくして砲弾が尽きるまで戦えるのだ。

 

「第一戦車大隊、損耗70%!!」

「ゴジラの熱線が西部森林地帯に発射されました!!直撃を受けた第三特科隊の損耗は90%以上!!」

「ゴジラは進路を西に向けています!!」

 

 次々と飛び込んでくる地上部隊の苦境を知らせる報告に立花も沈痛そうな表情を浮かべる。だが、まだ手は出せない。現在彼らの手元にある対艦ミサイルハープーンの数は限られている。無駄撃ちするわけにはいかず、ひたすら司令部からの発射命令を待つしかなかった。

「このままでは、未遠川を越えてしまう!!深山町にまで進撃されたら被害はますます大きくなります!!」

 崎田は焦燥感から砲撃命令を出したい衝動に駆られる。だが、それを立花は察していた。

「艦長、まだだ。司令部はタイミングを見計らっている」

 対艦ミサイルを放つのであれば、砲撃が乱打されている中に突っ込ませない方が命中率が期待できる。おそらく司令部は――いや、黒木は砲撃に一瞬の隙間をつくり、その間に対艦ミサイルをゴジラに突っ込ませる算段を整えているはずだと立花は考えていた。

 そしてその考えはすぐに現実のものとなる。

「立花海将!!司令部からの通信です」

 立花はすぐにクルーから手渡された受話器を手に取った。

『立花海将、黒木です。5分後に砲撃を一時中断します。4分30秒後にハープーンを発射してください。時間差をつけて陸自のミサイル連隊の88式地対艦誘導弾(SSM-1)がゴジラを狙います』

「了解しました。しかし、ハープーン発射後は?」

『ハープーンを撃った後のことは任せます。司令部から一々指令を出していては間に合いませんし、立花海将の判断ならば問題ないでしょう。ああ、ただし、対艦ミサイルを使うときだけはこちらの判断に従ってください』

「了解しました」

 立花は受話器を静かに下ろし、CICで声を張り上げた。

「艦隊に告ぐ……ハープーン発射用意!!」

 復唱の後、すぐに艦隊の各艦から噴煙が立ち登り、文明の矛が南へと次々に飛び立った。

 

 

 

『第二戦車大隊に熱線が直撃!損耗率は80……いえ、90%以上』

『こちら第10特科大隊!砲側弾薬車がやられました!砲撃は後5分しか続けられません!!』

 ゴジラに降り注ぐ砲弾は、時間とともにその数を減らしつつある。ゴジラは攻撃を受けた方向を片っ端から熱線で薙いでいたからだ。

 そして、地上では自衛隊が劣勢に立ちつつある中、冬木の空に一機のF-4EJ改が姿を現した。

「見えたぞ、神田!!あれだ!!」

「ああ、見えてる……アイツがゴジラか」

 F-4EJ改のパイロット、神田はゴジラの姿を見て身震いする。街の全体像を見渡すことのできる上空にいるせいだろうか、二本の足で直立する60m近い巨大な蜥蜴が廃墟となった街を闊歩する姿はまるで映画でも見ているかのような非現実感があった。

 街の中央を流れる川を跨ぐ巨大な橋は根元から吹き飛んでおり、橋脚の残骸とそこから引きちぎられたかのように露出する鉄筋、張力を失った鋼鉄の綱、川べりに横たわる赤いアーチ。街はコンクリートの破片に覆われ、所々に紅蓮の炎が吹き上がっている。アメリカの映画で描かれるようなこの世の終わりの光景が眼下に広がっていた。

 しかし、これは紛れもない現実だ。あの炎の中では人の命が燃え尽き、あの瓦礫の中では誰にも看取られることなく息を引き取った人がいる。この地獄のような光景を造り上げたのも、神だとか悪魔ではなくこの黒い獣だ。

 黒い炎を象ったような3列の背びれ、図鑑で見たティラノサウルスやアロサウルスよりも遥かにガッシリとした堂々たる体躯。百里で見せられた写真に写っていた1954年のゴジラに比べてどこか逞しく巨大な印象を受ける。

 上空に飛来した自分たちの存在に気づいたのか、こちらを見上げるゴジラの瞳には敵意の光が見える。

「気づかれたか?」

「J79-IHI-17Aの馬鹿でかいエンジン音に気づかないはずがないだろう」

 獰猛な牙を口から覗かせるゴジラ。山脈のように連なった背びれに青い稲光が奔り、二列に重なった子供の背丈ほどにあろう鋭い牙の隙間に青白い光が漏れる。

「まずい!!狙われてるぞ!!」

「言われんでも分かっているって!!」

 神田は操縦桿を傾け、機体を横転させる。その直後、ゴジラの口から放たれた光の束がF-4EJ改の左翼のすぐ左を貫く。

「ひゃー!!危なかった~」

「おい!!左翼にあたるところだったぞ!!」

「当たってないからいいんだよ!!それよりも栗!!ミサイルの準備はいいのか!?」

「自動火器管制セットオン……システムオールグリーン!!準備は万端だ!!後は侵入位置(コース)に機体を乗せてくれればいい!!」

 F-4EJ改のナビゲーター、栗原は神田にそう言うと、ミサイルの操作スティックを握りなおす。眼下の巨獣は熱線を回避した虫に忌々しげな視線を向けている。

「次の熱線が発射された直後のタイミングで突っ込め。ミサイルの射点に着くまでは二射目はないはずだ」

「了解だ!」

 ミサイルは高速で飛ぶため、それほど大きく飛翔コースを変えることはできない。また、高速とはいえ、生物の予想のつかない動きに対応できるだけの速度はない。

 そのため、F-4EJ改が抱えている試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)を口の中に打ち込むには、出来る限りゴジラの口の正面から至近距離で発射する必要がある。さらに、F-4EJ改はナビゲーターがミサイルを手動指令照準線一致誘導方式(MCLOS)で誘導しやすくするためになるべく機体を動かさないで接近する必要があるのだ。

 また、ゴジラにはこちらを撃ち落せる熱線という武器がある。ゴジラの真正面から突っ込んだところで熱線の的にならない保障は無い。ミサイルの発射点にたどり着く前に熱線を撃たれないようにするには、一射目の熱線を回避した後にすぐにゴジラの正面から突入する他ない。

 神田と栗原を乗せたF-4EJ改は大きく旋回し、ゴジラを挑発するかのように飛び回る。案の定標的を神田たちに定めたゴジラは、再度熱線を発射しようと背びれを光らせた。

「神田、来るぞ!!」

 栗原が声をあげた直後、ゴジラの口から熱線が放たれた。神田は機体を大きく上昇、さらにそのまま横滑りさせる。熱線はF-4EJ改を貫くことなく白み始めた空のかなたへと消えていった。そして熱線が途切れたことを視認した神田は即座に機体を反転させ、機首をゴジラの正面に向ける侵入位置(コース)に入れる。

「栗、外すなよ!!1発で決めてやれ(オンリー・ワン・フィニッシュ)!!」

「お前こそ機体をフラフラさせるなよ!!これまでも、今度も、これからも俺はお前を信じてる!!」

 無頼の駆るF-4EJ改は、ゴジラと真正面から相対する。あっという間に近づいてくるゴジラの凶相、こちらを食い殺さんとする牙に流石の無頼コンビも恐怖を覚えずにはいられない。

 

 ――父さん、俺を守ってくれ。俺に、相棒とこの国に住む人々を守らせてくれ。

 神田は今は亡き父に祈り、ゴジラから目を逸らすことなく、ゴジラの顔に一直線で迫っていく。さらに、バルカン砲を発砲してゴジラの注意をギリギリまで引きつけようとする。

 彼はいつも、栗原と共に戦ってきた。彼とともにいくつもの試練を乗り越えてきた。今更ゴジラが相手だからという理由で揺らぐような信頼ではない。神田は、今度だって絶対に成功すると信じて疑わなかった。

 

 ――母さん、美保ちゃん。悪いがまだ俺はそっちにはいくわけにはいかないんだ。だから、手を貸してほしい。

 栗原は幼少のころに亡くした母と、初めて愛した女性を想う。神田は既に機体を文句のつけようのない安定した姿勢で侵入位置(コース)に入れている。後は、ミサイルを放つだけだ。栗原はミサイルの発射ボタンに指をかける。

 彼の相棒は自分がミサイルを当ててくれることを信じて最高のお膳立てを整えてくれた。ならば、後は相棒のお膳立てに全力で応えるだけのこと。

「やっちまえ、栗!!」

「おう!!」

 栗原の指が発射ボタンを押し、F-4EJ改の主翼から試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)が切り離された。尾部固体燃料ロケットを点火した試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)は炎を引っさげてゴジラ目掛けて一直線に飛んでいく。

 栗原の微妙な指の力加減で操作スティックが非常に細かく傾き、それに同調して試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)も右、上、左と僅かに軌道を変えていく。

 ミサイルの誘導は全てマニュアル制御だ。しかし、それにも関わらず試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)はゴジラの口を正確に目指していく。百里のコンピューターの異名を取る栗原だけにしかできない神業だ。

「当たれぇ!!」

 ゴジラが僅かに首を捻り、口の位置も当初の位置から離れる。しかし、そのゴジラの動きですら栗原の計算の範囲内。ゴジラが首を捻る仕草をしたときには、既に栗原の指はスティックを通じて試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)の軌道をゴジラの口の未来位置に誘導していた。

 そして、ゴジラの口の中に寸分違わず試製対怪獣誘導弾(XAGM-1)が飛び込み、炸裂した。ミサイルに搭載されたカドミウムはゴジラの喉を通ってさらに奥へと飲みこまれる。

 口内でのミサイルの炸裂が堪えたのか、ゴジラは喉を掻き毟り苦悶の表情を浮かべている。

 咽ているゴジラの様子をミラー越しに確認した神田はカラカラと笑う。

「お薬が苦かったのかね?分かるよ。俺も嫌いだもの」

「良薬は口に苦しってな……けどな、薬は注射よりも飲むのに限るぜ、ゴジラさん!!」

 しかし、ゴジラは喉に異物をぶちこまれたことに怒り狂い、背びれに青白い光を灯して熱線の発射態勢に入った。

「拙いぞ神田!!熱線が来る!!避けろ!!」

「背後から来る熱線なんて簡単に避けられるか!!」

「大丈夫!!ゴリラの野生の勘を信じろ!!野生の証明だ!!」

「このヤロウ!!命かかってるのになんて言い草だ!!」

 その時、熱線の発射態勢に入ったゴジラの後方からモスラがタックルを決めた。体勢が崩れたため、ゴジラの熱線は彼らの機体の遥か上空に消えていった。

 熱線を予期せぬアシストによって回避することに成功した無頼コンビは、モスラに向かって怒りを転化したゴジラに振り返ることなく尻に帆をかけたかのような速度で離脱した。流石の無頼コンビとて、先ほどの熱線は相当に肝を冷やしたようだ。

「あっぶねぇ。心臓がまだバクバクいってやがる……栗よ、もう二度とあんなことはやりたくねぇな」

「同感だ。まったく、ひやっとしたぜ。だが、これで任務完了だ。後は黒木にお任せだな」

「特佐殿、頼むからもっかいやれとか言わないでくれよ……」

「…………」

 任務を完璧にやり遂げたファントム無頼は、怒り狂うゴジラからトンズラして白み始めた空を悠々と飛んでいった。

 

 

 

 モスラはその身体をコンクリートの粉塵が舞う瓦礫の山に埋めていた。怨嗟咆哮・放射熱線(アトミック・ブレス)が直撃した右翼下部は焼け落ちており、激しい痛みがその身を貫く。これほどの怪我を負ったのは、白亜紀でのキングギドラとの戦い以来のことだ。

 ――勝てるだろうか。

 弱気な考えがモスラの脳裏を過ぎる。この怪獣は間違いなく強い。その強さは間違いなくかつての宿敵キングギドラよりも上。全宇宙で大量絶滅を幾度と無く繰り返してきた最強の宇宙怪獣をも上回る力を持った恐ろしい怪獣が人の手で生まれたことということは信じがたいことだが。

 遥か昔に滅んだエリアス族やムーの古代文明の民は現代の文明よりも遥かに進んだ科学技術を有していた。器を創造し、そこに地球の力を満たすことで地球の意志で動く守護者(ガメラ)を生み出すことだってできた。

 今この星で繁栄している霊長の種の科学技術では星の力を認知することすらできない。しかし、その程度の科学技術で彼らはこの大怪獣を生み出した。彼らは星の力を一片たりとも借りることなくこれほどの怪獣を、それも地球の力によって生み出されたモスラや地球の力を扱うガメラをも上回る大怪獣を偶然と狂気から造り上げたのだ。

 そして、モスラはセブンからエリアス三姉妹(ライダー)経由で伝えられた情報とこの短時間の戦闘を合わせてゴジラという生物の本質を大まかに把握することができた。

 モスラが把握したゴジラの本質――それを端的に表現するならば、蠱毒に近いものだった。

 人類が支配する世界という壷の中には、悪意という毒を有した人間という名の毒蟲たち。彼らは少なく見積もっても1万年以上もその壷の中で互いに憎みあい、殺し合い、喰らいあってきた。その過程の中で悪意は刀に、槍に、弓に、銃という形で毒蟲(悪意を抱く人間達)の牙や爪となる。

 10万年以上の殺し合いの末に生き残った毒蟲が手に入れた最強最悪の牙が核兵器である。生き残った毒蟲たちは喰らった毒蟲達の(悪意)をも血肉に変え、より強い(悪意)を手に入れていた。この共食いの末に濃縮された(悪意)を媒介に生まれた怪獣こそが、この怪獣――ゴジラだ。

 かつて、古代文明人が人工的に造った器の中に地球の力を注ぎこむことで地球の意志で動く新たな守護獣(ガメラ)を創造したように、人間たちは南洋の孤島にて生き残っていた太古の恐竜の生き残りという奇跡的に存在した天然の器に蠱毒の中で生き残った毒蟲の有する(悪意)を注いで怪獣王(ゴジラ)を生み出した。

 モスラは、古代文明でも再現できない災悪を生み出した人間に対しても恐れを抱かずにはいられなかった。ひょっとすると、本当の怪獣は目の前の怪物ではなく、この星に住まう人間の方ではないだろうか。

 だが、モスラは脳裏を過ぎった弱気な考えと共に人間に対する不信感も振り払う。

 ――今はそんなことを考えている時ではない。

 生前に自分が守ろうとした人間達も同じような過ちを犯していた。だが、人間が皆怪獣を生み出す悪魔というわけではない。デスギドラとの戦いの時も、ダガーラとの戦いの時も、キングギドラとの戦いの時も、モスラのために自分の危険を顧みず動いてくれた子供達がいた。

 今、自分とウルトラセブンがゴジラの追撃を受けないでいられるのも、人間達が文字通り命を張ってゴジラの注意を引き付けてくれているからだ。視界の中で立ち昇る噴煙と爆炎、絶えず聞こえてくる命の断末魔がそれを教えてくれている。

 この世界の人間たちだって、きっとまだやり直せるところにいる。モスラはそれを信じることにした。そして、モスラは力強く羽ばたいて離陸のための揚力を得ようとする。

 モスラはいつだってこの星を守るため、命を守るために戦う。その守るべき命の中には人間だけではなく生きとし生ける全ての命が含まれている。ならば、いつものように戦うだけだ。

 生前も、勝てるかどうかを考えながら戦ってきたわけではない。勝たなきゃいけないから戦ってきただけのこと。これまでも、そしてこれからもそれは変わらない。

 かつて母と共に挑んだデスギドラとの最初の戦いも、キングギドラに手も足もでなかった戦いも、そうして乗り越えてきた。今回も同じように戦い、命に代えても勝利を掴む。モスラは決死の覚悟を抱いて再び宙に舞った。

 ゴジラは眼前を飛びまわる人間のつくった鋼の翼に対してフラストレーションを溜めていたのか、モスラとセブンに対する注意は緩んでいる。熱線を喰らってダウンしていたセブンも再度立ち上がっていた。

 ただ、ゴジラが攻撃を受けた方向に片っ端から熱線を乱射していたためか、人間たちの攻撃の勢いも衰えている。彼らの力ももうじき限界だろう。今しかチャンスはないとモスラは判断した。

 その時、人間のつくった鋼の翼が引っさげてきた鋼の槍をゴジラの口内に撃ちこんだ。ゴジラの口から白煙が噴出し、ゴジラが咽る。何度か咳き込むような仕草を見せたゴジラは、咳が収まると空を見上げて自分の口に異物を撃ちこんだ鋼の翼を見上げて熱線を放とうとする。

 ゴジラの注意は上空に向いている隙をついてモスラは加速、無警戒となっていたゴジラの背後からタックルを決めてゴジラを押し倒した。さらに、そこに立ち上がったウルトラセブンも加わり、うつぶせになったゴジラの背中にアイスラッガー片手に斬りつけた。

 

 自衛隊の助成が加わったことで息を吹き返したモスラとウルトラセブン。今、聖杯戦争最終決戦第二ラウンドの幕が上がった。




後、5話か6話ほどで本編は完結する予定です。
年内に終わればいいなぁと考えていますがどうなることやら……。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。