-艦これ- 超々々々弩級戦艦白石です! All the world's a stage 作:うかた
よっしゃ期末終わったーー!!
これで続き書けrーー英検ですかそうですか。
「其では、これから第一回大演習を開始いたします!」
司会者の声で、かなり広い部屋の中に、嵐のような拍手がこだます。
現在この部屋は、大日本帝国海軍によって貸しきられている。
更には周りの部屋も数十借りており、大演習の為に集まった百名近い、少尉から大佐までが、一度に演習を行えるようになっている。
大演習
大日本帝国の山本五十六連合艦隊総司令長官によって決行された、百戦程の演習大会である。
当時の海軍首脳部ほぼ全員が観戦をしており、上の目に留まるチャンスであることを理解した輩から、単に興味本意の者、自分の実力を知りたい者等々、多くの人員が参加した。
一対一の試合形式であり、互いに別の部屋から審判へ電話をして駒を動かして戦う盤上指揮ゲームである。
参加者は100点を配布され、その点数を使って艦隊を編成、海戦を一回行う。
因みに正規空母、大型戦艦が20点、駆逐艦や潜水艦が3点という微妙に上層部の思惑を反映させつつも
(大艦巨砲主義者なら戦艦をとり、航空主力主義なら正規空母をとるだろうという思惑)、
情報軽視の姿勢はあまり変わっていないようである。
なぜなら潜水艦は、
戦艦主体の水上打撃艦隊には必須の艦であるのに、3点で一隻では軽く見られ過ぎるからである。
更に、この点数制度は艦隊の編成であるだけでなく、今後の、実際に建造可能な範囲での戦いをしなければいけないという、巨大な国家アメリカとやりあう小規模国家という日本の、限られた戦力というものも反映されている。
因みに勝者には50点が与えられ、艦や艦載機や、魚雷、砲弾などの補給や、新造艦の建造に使えるという仕様である。
なので、今行うイベントとしては、これ以上無い程に適切であったと言えるだろう。
航弐は、景品としての一階級特進と、上層部とお近づきになれるという打算から参加した。
その為に、優勝という意気込みに大きな願いが有るわけではないが、ともかく参加したからには他の参加者全員をねじ伏せるという、侮っているのか?慢心か?と言いたくなるような目標を掲げていた。
で、一旦与えられた個室に移動した航弐の目の前には海図、そして100点を使って獲得した駒がある。
正規空母三隻、戦艦一隻、一等巡洋艦一隻(一隻10点)、軽巡洋艦二隻(一隻5点)という、海戦なめてんのかお前と言いたくなるような編成である。
駆逐艦の無い艦隊などまずもってあり得ないからだが、航弐は、相手がバリバリの大艦巨砲主義であることを知っていたために、(というか出会い頭に教えてくれた)取り敢えず空母で封殺することに決めたのであった。
因みにその時の会話がこれである。
「ああ、きみかこの前のミッドウェーで作戦を考えたのは。
一体上官達は何を考えてるんだろうねこんな平民の考えたような策を使うなんて。
空母など戦艦の主砲の前には無意味であることを思い知るといいよ。
僕の編成を教えておいてあげるよ戦艦三隻と一等巡洋艦、水雷戦隊だまあ君にはどうすることもできないさ。
どうせ空母を選んだんだろう?
有り難く点数を頂戴するよ」
勿論航弐の腸は全く煮えてなどおらず、むしろ(ああー。鴨が葱背負ってやって来たー)と考えていたのだが、さもありなんである。
取り敢えず、こんな感じで戦いはまだ続くのです。