-艦これ- 超々々々弩級戦艦白石です! All the world's a stage   作:うかた

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この話から、現在建造中の艦のコーナーを始めます。


大演習 第六幕

ここまでは、航弐の思った通りに続いている。

朝になったら直ぐに攻撃隊を発艦させ、敵の主力を沈める、そう決めていた。

 

現在、艦隊を三つに分けている。

 

機動部隊二つに、水上打撃艦隊である。

 

航弐がいるのは、正規空母三隻、軽空母一隻、軽巡洋艦一隻、駆逐艦四隻。

 

とはいえ、夜栗は侮って良い相手ではない。

 

このまま、何も大きく動かず、固く守りながら削りきる。

付け入る隙を与えない。確実に、丁寧に、打ち消す。

 

航弐が方針を決めた瞬間、こう報告が入った。

 

「て、敵機を確認!味方空母の、ち、直上!」

 

「……あ?」

 

航弐は、ただこの一瞬のみ、呆けたような顔をした。

 

「急降下あぁぁ!!」

 

「な」

 

そして次の瞬間、左に並んでいた空母が爆発し、明々と燃え上がった。

 

 

 

この時、夜栗は初めて航弐を上回った。

 

 

 

「くそ、第二機動部隊に通達!戦闘機を八十機発艦させ、半分をこっちに送るように通達!」

 

これをいう間に、先程爆撃された艦に魚雷が命中、もうその艦を救えないことが確定した。

 

「この空母を風に立たせろ、囮にする!他の艦は北方に避難させろ!」

 

南に向かって吹いている風を受けて戦闘機を発艦させるために、艦そのものを南に向けさせる。

この間、この艦は南に向かって一直線に動くために、攻撃機にとっては良い的である。

その為、囮としては役に立つはずだ。

 

「しくじった、慢心か」

 

そして、

 

 

彼の乗った艦の艦橋が爆発した。

 

そして、

 

 

「……あ、ああ。そういえばそうだったな」

 

航弐は遥か北で目を覚ました。

 

今回の演習には、特別ルールがある。

指揮官が死んだ場合でも、事前に設定した二番、三番の艦が無事ならば、そこで指揮を取れるのだ。

それらが全て沈んでいた場合、敗北になる。

航弐は念のため、それらを別々に配置していた。

お陰で即座に敗北にはならなかったが、受けたダメージは大きい。

 

「第一艦隊の残存艦から、連絡が入りました」

「攻撃を受けているか、何隻残っているか。報告させろ」

 

 

夜栗サイド

 

「何とか、一矢報いたか」

 

航弐の艦隊を襲ったのは、精鋭の飛行士のみを集めた主力部隊である。全員で正規空母二隻分の精鋭を、夜間に発見される危険を犯して、光を焚き、発艦させたのだ。

 

この思いきりは完全に航弐の裏をかいたようで、空母三隻撃沈、一隻中破の戦果を上げている。

夜間であったために、正確な戦果を確認はできなかったが、上げた戦果は間違いなく大きかった。

 

「さて。ここからだ」

 

航弐サイド

 

「これは、酷いな」

 

第一機動部隊は、正規空母一隻を除いて全て失なわれていた。その空母ですらも中破しており、戦力として数えることはできない。

護衛艦は、駆逐艦一隻を大破させられたが、他は無事であったのは不幸中の幸いであると言えるだろうか。

 

「残存艦隊は同等、か」

 

こうして、お互いに戦力を削られながらも、1日目の夜が開けようとしていた。

 

 

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現在建造中の艦のコーナー

 

対潜巡洋艦 浅間

 

対潜巡洋艦として改装中の鹿島と同じく、海上護衛総隊所属の、対潜艦隊二つの内の一つの旗艦として建造中。

1942年6月15日現在二割建造中であり、完成すれば、同じく現在建造中の対潜艦三隻を率いて、潜水艦の侵入を食い止める予定である。

建造をやや急いだ為、鹿島の練習巡洋艦としての装備はあまり変わっておらず、水上戦闘艦としての役割をこなすのは無理である。

それは浅間も同じである為、あくまでも対潜水艦を基本とした艦となっている。

 

兵装

50口径14cm連装砲 2基4門

25mm連装機銃 2基4挺

93式爆雷投射機 6基

93式ソナー 2基

 

基準排水量 6.300トン

速力 18ノット




もし、何か失敗していることがありましたら、是非教えてください。
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